JP2720402B2 - シート体表面被覆装置 - Google Patents

シート体表面被覆装置

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JP2720402B2
JP2720402B2 JP1052031A JP5203189A JP2720402B2 JP 2720402 B2 JP2720402 B2 JP 2720402B2 JP 1052031 A JP1052031 A JP 1052031A JP 5203189 A JP5203189 A JP 5203189A JP 2720402 B2 JP2720402 B2 JP 2720402B2
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sheet
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治郎 池尾
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Ushio Denki KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カード、札等のシート体の表面を、当該シ
ート体に対応した大きさのプラスチックフィルムにより
被覆するシート体表面被覆装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に「名刺」、「身分証明書」、「定期乗車券」そ
の他のカード、札等のシート体においては、包装の一態
様ともいうべき表面被覆を設けて当該シート体に耐久
性、耐水性を付与しあるいはそれらを向上せしめるこ
と、あるいはさらに当該シート体における表示事項の改
竄を防止することが有益であり、また必要とされる場合
も少なくない。
しかして、従来においては、一対のローラにより加熱
圧着ローラを構成して、この加熱圧着ローラにより、シ
ート体の表面にプラスチックフィルムが重ねられた複合
シート体を加熱押圧して表面被覆を達成している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来の表面被覆手段においては、被覆される
べきシート体の表面に当該シート体に対応した大きさの
プラスチックフィルムが重ねられてなる独立の複合シー
ト体を処理して表面被覆体を形成する場合には、以下の
問題がある。
(1)シワ等が発生しやすく、表面被覆の仕上がり状態
がいまだ劣る問題がある。
(2)表面被覆処理を連続して行う場合には、被覆処理
後の複合シート体が高温となりやすいため、その後の自
然冷却等により反り等の変形が生ずる問題がある。
このような事情から本発明者が鋭意研究を重ねたとこ
ろ、加熱圧着ローラにより搬送される複合シート体に引
張力を作用させた状態で当該複合シート体を強制的に冷
却しながら排出することにより、シワのない平滑性の優
れた表面被覆を達成することができることを見出し、本
発明を完成したものである。
すなわち、本発明の目的は、シート体の表面に当該シ
ート体に対応した大きさのプラスチックフィルムが重ね
られてなる独立した複合シート体を処理して、シワのな
い平滑性の優れた表面被覆を達成することができるシー
ト体表面被覆装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明のシート体表面被覆
装置は、シート体の表面に当該シート体に対応した大き
さのプラスチックフィルムが重ねられてなる独立の複合
シート体が供給される、当該複合シート体を加熱圧着し
ながら搬送する加熱圧着ローラと、この加熱圧着ローラ
の排出側に設けた、当該加熱圧着ローラよりも大きな周
速度で回転駆動されて当該加熱圧着ローラからの複合シ
ート体を引張りながら排出する排出ローラと、少なくと
も前記加熱圧着ローラと前記排出ローラとの間において
複合シート体を強制冷却する冷却手段とを備えてなるこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本発明のシート体表面被覆装置によれば、加熱圧着ロ
ーラからの複合シート体は、排出ローラにより引張力を
受けながら冷却手段により強制的に冷却されるので、加
熱圧着ローラに供給されるものが独立した複合シート体
であっても、シワのない平滑性の優れたきれいな仕上が
りで、曲がりのない平坦な表面被覆体を得ることができ
る。
以下、図面を参照しながら本発明を実施例に基づいて
具体的に説明する。
本発明の一実施例に係るシート体表面被覆装置におい
ては、第1図に示すように、基本的には、シート体の表
面にプラスチックフィルムが重ねられた複合シート体10
を加熱圧着しながら搬送する加熱圧着ローラ20と、この
加熱圧着ローラ20の排出側に設けた、当該加熱圧着ロー
ラ20よりも大きな周速度で回転駆動されて当該加熱圧着
ローラ20からの複合シート体を引張りながら排出する排
出ローラ30と、少なくとも加熱圧着ローラ20と排出ロー
ラ30との間において複合シート体を強制冷却する冷却手
段とを備えてなる。50は内枠、60は外枠である。
複合シート体10は、第2図に示すように、シート体11
と、シート体11の表面に重ねられた、当該シート体11の
表面に対応してこれより若干大きい形状のプラスチック
フィルム12とにより構成された独立のものであって、プ
ラスチックフィルム12は内面に低融点の接着層を有して
いる。この複合シート体10は、独立したものであるの
で、被覆処理後には切断する必要がなく、それ自体の全
体がカード状の表面被覆体となる。
加熱圧着ローラ20は、その内部に熱輻射ランプ23,24
を有してなる一対のローラ21、22により構成されてい
る。
複合シート体10がローラ21,22のニップ部間に挿入さ
れると、当該複合シート体10は、当該ローラ21,22によ
り加熱圧着されながら排出側に搬送される。
排出ローラ30は、一対のローラ31,32により構成され
ている。排出ローラ30の周速度V30は、加熱圧着ローラ2
0の周速度V20よりも2〜10%程度大きくなっている。
排出ローラ30を構成する一対のローラ31,32の外周面
には、シリコーンゴムよりなる表面層(図示省略)が設
けられている。
冷却手段は、排出ローラ30の上方に配置した送風ファ
ン40により構成され、上方の送風ファン40より供給され
た冷却風は、排出ローラ30の直前領域Aおよび排出ロー
ラ30の外周領域を矢印の方向へ通過して下方に排気され
る。従って、加熱圧着ローラ20からの複合シート体は、
排出ローラ30により引張力を受けながら、排出ローラ30
の直前領域Aにおいて強制的に冷却されることとなる。
また、排出ローラ30自体も強制的に冷却されるため、排
出ローラ30による冷却効果も得られる。
この実施例の装置によれば、シート体11の表面にプラ
スチックフィルム12が重ねられた複合シート体10が加熱
圧着ローラ20のニップ部間に挿入されると、当該複合シ
ート体10は、加熱圧着ローラ20により加熱圧着されなが
ら排出方向に搬送され、その複合シート体の先端が排出
ローラ30のニップ部間に進入すると当該排出ローラ30の
回転駆動力により当該複合シート体に引張力が作用し、
この状態で当該複合シート体が送風ファン40により強制
的に冷却されながら排出される。
このように加熱圧着ローラ20により加熱圧着された複
合シート体は、排出ローラ30により引張力を受けた状態
で冷却手段により強制的に冷却されながら排出されるの
で、処理されるものが独立の複合シート体であっても、
シート体12の表面を、これに対応する大きさのプラスチ
ックフィルム11により、シワのない平滑性の優れたきれ
いな仕上がりで被覆することができ、しかも、排出され
たときには冷却されている結果上記仕上がり状態がその
まま安定に維持され、その後の変形が生ぜず、平坦で適
正な姿勢の被覆体を得ることができる。そして、このよ
うな効果は、表面被覆処理を連続的に行う場合において
も、確実に得られる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明
においては下記の態様を採用してもよい。
(1)熱輻射ランプを加熱圧着ローラの内部に配置する
代わりに、加熱圧着ローラの外表面に対向配置して、当
該加熱圧着ローラを外表面から加熱するようにしてもよ
い。
(2)必要に応じて、排出ローラの下方にも排気ファン
を配置して、冷却手段を構成してもよい。
(3)冷却風の代わりに、冷却水等の冷却媒体を用いて
もよい。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明のシート体表面被
覆装置によれば、加熱圧着ローラに供給されるものが独
立の複合シート体であっても、加熱圧着ローラから排出
される複合シート体は、排出ローラにより引張力を受け
ながら冷却手段により強制的に冷却されるので、シート
体の表面にはシワのない平滑性の優れたきれいな仕上が
りでプラスチックフィルムが被覆される。そして、引張
力を受けた状態で強制的に冷却される結果、表面被覆処
理後のシート体の姿勢が平坦で曲がりのないものとな
り、当該姿勢がその後も安定に維持され、その後の変形
を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置の一実施例を示す説明図、第
2図は複合シート体の構成の一例を示す説明用断面図で
ある。 10……複合シート体、20……加熱圧着ローラ 23,24……熱輻射ランプ、30……排出ローラ 40……送風ファン、50……内枠 60……外枠

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート体の表面に当該シート体に対応した
    大きさのプラスチックフィルムが重ねられてなる独立の
    複合シート体が供給される、当該複合シート体を加熱圧
    着しながら搬送する加熱圧着ローラと、この加熱圧着ロ
    ーラの排出側に設けた、当該加熱圧着ローラよりも大き
    な周速度で回転駆動されて当該加熱圧着ローラからの複
    合シート体を引張りながら排出する排出ローラと、少な
    くとも前記加熱圧着ローラと前記排出ローラとの間にお
    いて複合シート体を強制冷却する冷却手段とを備えてな
    ることを特徴とするシート体表面被覆装置。
JP1052031A 1989-03-06 1989-03-06 シート体表面被覆装置 Expired - Lifetime JP2720402B2 (ja)

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JPH02231126A JPH02231126A (ja) 1990-09-13
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