JP2718022B2 - 情報信号記録方法 - Google Patents

情報信号記録方法

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JP2718022B2
JP2718022B2 JP61007434A JP743486A JP2718022B2 JP 2718022 B2 JP2718022 B2 JP 2718022B2 JP 61007434 A JP61007434 A JP 61007434A JP 743486 A JP743486 A JP 743486A JP 2718022 B2 JP2718022 B2 JP 2718022B2
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。 A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 (第1図及び第2図) F 作用 G 実施例 G1 ビデオ信号及びPCMオーディオ信号の記録再生の説
明(第1図,第2図) G2 判別ワードデータの記録再生の説明 (第1図〜第6図) H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は8ミリビデオと称されるVTRに適用して好適
な情報信号記録方法に関する。 B 発明の概要 本発明は、回転ヘッドによってテープ上に傾斜トラッ
クを形成する如く情報信号を記録するようにした情報記
録方法において、傾斜トラックの延長上で、情報信号の
記録領域外の特定領域に、モードデータ及びそのモード
データの値に応じて表示内容に異にする表示データから
成り、モードデータの値の異なる複数の判別データを記
録するようにしたことにより、テープから表示内容を異
にする複数の判別データを、傾斜トラックを再生する毎
に一挙に得ることができるようにしたものである。 C 従来の技術 8ミリビデオと称されるVTRでは、オーディオ信号は
周波数変調して周波数的に分離できる状態でカラー映像
信号と混合して記録する外に、オプションとしてこのオ
ーディオ信号をPCM化してカラー映像信号とは領域的に
分離して両者により1本のトラックを形成して記録し得
るようになされている。 第7図は8ミリビデオの回転ヘッド装置の一例を示
し、第8図はそのテープフォーマットを示す。 第7図で、HA,HBは記録再生用回転磁気ヘッドで、こ
れらヘッドHA,HBはその作動ギャップのアジマスが互い
に異なるようにされるとともに、互いに180゜の角間隔
隔てられて取り付けられ、ドラム(1)の周面より若干
突出する状態でフレーム周波数(30Hz)で矢印(3H)の
方向に回転させられる。そして、磁気テープ(2)がド
ラム(1)の周面に対して221゜の角範囲にわたって巡
らされるとともに、矢印(3T)の方向に一定速度で走行
させられる。 したがって、テープ(2)上には第8図に示すように
回転ヘッドHA及びHBによって221゜分の長さのトラック
(4A)及び(4B)が交互に形成されて信号が記録される
が、トラック(4A)及び(4B)のうち回転ヘッドHA及び
HBが走査し始める時点から約36度の角範囲分(PCMオー
ディオ信号用のアフレコマージン及びガードバンド分を
含む)の領域APには映像信号の1フィールド分に関連す
るオーディオ信号がPCM化されるとともに時間軸圧縮さ
れた状態で記録され、その後の180度の角範囲分の領域A
Vには1フィールド分のカラー映像信号とFMオーディオ
信号、さらにはトラッキング用信号が記録される。残り
の5゜分はヘッドがテープから離間するときの余裕期間
とされる。 このように8ミリビデオではPCMオーディオ信号の記
録再生が可能であるので、特に、この点に着目してカラ
ー映像信号の記録領域AVをもPCMオーディオ信号記録用
として使用して、このVTRをPCMオーディオ専用の記録再
生機としても使用できるようにする技術が提案されてい
る(特開昭58−222402号参照)。 すなわち、映像信号等が記録される180゜分の角範囲
の領域AVは、36゜分の角範囲のPCM領域APの5倍の長さ
があるので、領域AVを5等分して、第9図に示すよに、
1本のトラック(4A),(4B)当り、で示すもともと
のPCMオーディオ信号のトラック領域AP1の他に〜で
示す5つの分割トラック領域AP2〜AP6を設ける。そし
て、この6つの分割トラック領域AP1〜AP6のそれぞれに
1チャンネル分ずつのPCMオーディオ信号、すなわち1
フィールド期間分のオーディオ信号をPCM化するととも
に、時間軸圧縮した信号を記録し、再生するようにする
ものである。 したがって、この場合には、1つ1つの領域単位で1
チャンネル分のオーディオ信号の記録、再生ができるこ
とになるから6チャンネル分のオーディオ信号の記録、
再生ができ、従来の6倍の記録時間(容量)が得られる
(以下、この技術をマルチPCMと称する)。 そして、このマルチPCMの場合のPCM信号の処理回路
は、各分割トラック領域単位毎に記録再生することを考
えれば、従来の8ミリビデオと称されるVTRの有する1
チャンネル分の処理回路でよい。 ところで、上述の8ミリビデオと称されるVTRのトラ
ックフォーマットをより詳細に説明すると第10図のよう
になる。すなわち、同図において、回転ヘッドがテープ
(2)に対接し始める右側から、まず先端部へのヘッド
の回転角で5度分は突入部(11)とされ、この突入部
(11)の後半の2.06度〔ビデオ信号の3H(Hは水平期
間)分に相当〕の期間は後続するPCMデータに同期する
クロックランインの部分となるプリアンブル部(12)と
される。このプリアンブル部(12)に続いて時間軸圧縮
された音声信号のPCMデータの記録エリア(13)が26.32
度にわたって設けられる。このPCMデータの記録エリア
(13)に続く2.06度(3H)の期間はアフターレコーディ
ング時の記録位置ずれ等に対するバックマージンとなる
ポストアンブル部(14)とされ、その後の2.62度はビデ
オ信号部とPCMデータ部とのガード部(15)とされる。
そしてこのガード部(15)に続いて1フィールド分のビ
デオ信号の記録エリア(16)が180度にわたって設けら
れる。さらにその後の5度分は離間部(17)とされてい
る。 また、第11図はマルチPCMの場合のトラックフォーマ
ットを示し、1つのPCMオーディオ信号用分割トラック
領域についてみれば、第10図の通常の8ミリビデオのト
ラックフォーマットのPCMオーディオエリアと全く同様
で、突入部(21)、プリアンブル部(22)、PCMデータ
部(23)、ポストアンブル部(24)、ガード部(25)と
されており、これが各分割トラック領域AP1〜AP6のそれ
ぞれについて割り当てられるようになっている。 なお、PCMデータは「1」,「0」のデータが変調さ
れてテープ上に記録されるが、8ミリビデオと称される
VTRでは例えば「1」のデータは5.8MHz、「0」のデー
タは2.9MHzの信号として変調されて記録される。そし
て、プリアンブル部(12)又は(22)及びポストアンブ
ル部(14)又は(24)には、従来、すべて「1」のデー
タ、つまり5.8MHzの信号が記録される。 次に、第12図を参照して、8ミリビデオと称されるVT
Rのディジタルオーディオ信号(映像信号共存時及びマ
ルチPCM時)のデータ構成(特開昭58−199409号公報参
照)を説明する。この第12図はディジタルオーディオ信
号の1フィールド分のデータ構成を示すもので、1ブロ
ックが8ワードから成るブロックが132個あり、計1056
ワードから成っている。尚、1ワードは8ビットであ
る。サンプリング周波数を2fh(但し、fhは水平周波
数)としたときのNTSC方式の1フィールド分のPCMオー
ディオデータは、1050ワードであり、これに6ワードの
判別データID0,ID1・・・ID5が付加されて、計1056ワー
ドになる。すなわち、(L0,R0,L1,R1,L2,R2・・・L522,
R522,L523,R523)と連続する1フィールド分のディジタ
ルオーディオ信号の先頭に、上述の6ワードの判別ワー
ドID0〜ID5が付加される。 6ワードの判別データID0〜ID5を含む1056ワードのデ
ータは、2ワード毎に、横方向に44ブロックずつの間隔
をあけて配置される。ハードウェアでは、RAMのアドレ
ス制御によって44ブロックずつ離れたアドレスに書き込
まれる。コントロールデータ又はパリティデータを別に
すると、(Li,Ri)の2ワードが横方向に並ぶことにな
る。このように、横方向を3分割してディジタルオーデ
ィオデータをインターリーブするのは、補正例えば平均
値補間可能なバーストエラー長を長くするためである。
特に、(Li,Ri)と横方向に配置することにより、これ
を縦方向に配するのと比べて、補正長をより長くするこ
とができる。 この1フィールド分のディジタルオーディオデータと
判別データに対して、2つのパリティ例えば偶数パリテ
ィが付加される。上述のマトリックス構成の各列のオー
ディオデータ系列を第13図に示すように、W0,W1,・・・
W7とすると、14ブロック又は15ブロックずつの横方向の
距離を隔てた各データ系列に属する8ワードから第1の
パリティ系列Pが形成される。 また、オーディオデータ系列W0〜W7とパリティ系列P
との計9個の系列の夫々から、12ブロックずつの距離を
隔てて取り出した9ワードから第2のパリティ系列Qが
形成される。この第1のパリティ系列Pは、1ブロック
内の中央に配され、第2のパリティ系列Qは、1ブロッ
ク内の端部に配されている。つまり、1ブロック内の中
央部の位置のデータは、エラー訂正不能と成る確率が高
いので、オーディオデータに比して重要度が低いパリテ
ィ系列Pを配すると共に、このパリティ系列Pを生成す
る2ワード間の距離を最大とするためにパリティ系列Q
を1ブロックの端部に配するようにしている。 132ブロックの各ブロックには、8ワードのディジタ
ルオーディオデータと2ワードのパリティデータとが含
まれ、この各ブロックのデータに対してエラー検出用の
例えば16ビットのCRCコードが付加され、また、3ビッ
トのブロック同期信号SYNC、及び8ビットのブロックア
ドレスADRS信号が付加されて磁気テープに記録される。 次に、上述の6ワードの判別ワードデータID0〜ID5
ついて、第14図を参照して説明する。これら判別ワード
データID0〜ID5は夫々8ビットのビットデータB0〜B7
ら構成される。ID0〜ID4は、ユーティリティワードデー
タで、そのうちID0はモードコードワードデータ、ID1
ID4はデータコードワードデータ(表示コードワードデ
ータ)である。そして、データID0の値の如何に応じ
て、データID1〜ID4によって、テープカウンタ;プログ
ラム番号I;記録時の年,月,日,曜日;記録時の時,
分,秒,フレーム;プログラム番号II;目次;マルチPCM
用判別コード等が表されるようになされている。 ID5はコントロールワードデータで、各ビットデータ
の値によって、各種コントロールデータが表される。先
ず、ビットデータB7は、これが1のときは、ダイビング
保護(ディジタル信号のまゝのダビングの保護)を示
す。ビットデータB5,B6は、これの値に応じて、記録開
始及び終了点並びに記録期間が表される。ビットデータ
B3,B4は、これの値によって、夫々チャンネル1(CH
1)、チャンネル2(CH2)のオーディオかその他の情報
かの別が表される。ビットデータB1,B2は、これの値に
よって、モノーラル、ステレオ、2ヵ国語及びその他の
別が表される。ビットデータB0は、1,0に応じて、他の
ビットデータB1〜B7の有効及び無効が表される。 D 発明が解決しようとする問題点 ところで、従来の8ミリビデオと称されるVTRのディ
ジタルオーディオ信号の判別ワードデータID0〜ID5のう
ちの、ユーティリティワードデータID0〜ID4は、モード
コードワードデータID0の値の如何によって、データコ
ードワードデータID1〜ID4の表示内容が異なるようにさ
れて、複数の表示内容を表わすようにしている。この場
合、データID0はフィールド毎(傾斜トラック毎)にし
か変化しないので、複数の表示内容の全てを知るには、
それに応じた数の傾斜トラックを再生しなければなら
ず、テープの高精度の電子編集、それに記録されている
情報信号の迅速なアクセス等の場合には不便である。 かかる点に鑑み、本発明はテープから表示内容を異に
する複数の判別データを傾斜トラックを再生する毎に一
挙に得ることのできる情報信号記録方法を提案しようと
するものである。 E 問題点を解決するための手段 本発明による情報信号記録方法は、モードデータ及び
そのモードデータの値に応じて表示内容を異にする表示
データからなり、モードデータの値の異なる複数の判別
データと、情報信号とを所定のタイミングで切り換えて
回転磁気ヘッドに供給して、テープ上に傾斜トラックを
形成し、その傾斜トラックの2分割された2つのエリア
の内の一方のエリアに情報信号を記録すると共に、他方
のエリアに、モードデータの値が異なる複数の判別デー
タを記録したものである。 F 作用 上述せる本発明によれば、モードデータ及びそのモー
ドデータの値に応じて表示内容を異にする表示データか
らなり、モードデータの値の異なる複数の判別データ
と、情報信号とを所定のタイミングで切り換えて回転磁
気ヘッドに供給する。そして、テープ上に傾斜トラック
を形成し、その傾斜トラックの2分割された2つのエリ
アの内の一方のエリアに、情報信号を記録すると共に、
他方のエリアに、モードデータの値が異なる複数の判別
データを記録したものである。 G 実施例 G1 ビデオ信号及びPCMオーディオ信号の記録再生の説
明 第1図は本発明を適用した8ミリビデオと称されるVT
Rの一例を示し、以下これについて説明する。第1図に
おいて、(31A)及び(31B)は記録再生切換スイッチ回
路で、これら回路に端子(41)よりの記録再生切換信号
SMがオアゲート(42)を通じて供給され、記録時はREC
側、再生時はPB側に切り換えられる。 (32)及び(33)はヘッド切換スイッチ回路で、切換
信号RFSWにより図の状態と、その逆の状態とに1/2回転
期間毎に交互に切り換えられる。 (34)はノーマル時と、マルチPCM時とで切換信号RFS
Wを切り換えるためのスイッチである。すなわち、パル
ス発生器(43)よりの回転ヘッドHA及びHBの絶対回転位
相を示す30HzのパルスPGが切換信号形成回路(44)に供
給されてデューティ50%の矩形波信号SCがこれより得ら
れる。そして、ノーマル時はスイッチ(34)がN側に切
り換えられ、この矩形波信号SCが切換信号RFSWとしてス
イッチ(34)が通じてスイッチ回路(32)及び(33)に
供給される。 また、マルチPCM時はこのスイッチ(34)はM側に切
り換えられる。そして、このときは切換信号形成回路
(44)からの矩形波信号SCが位相シフト回路(45)に供
給され、これより指定された分割トラック領域に応じて
矩形波信号SCが36゜×(n−1)(nは分割トラック領
域の番号に応じた整数で、AP1のときn=1、AP2のとき
n=2、‥‥AP6のときn=6である)だけ位相シフト
され、そのシフトされた信号がスイッチ(34)を通じて
切換信号RFSWとしてスイッチ回路(32),(33)に供給
される。なお、この切換信号RFSWはPCMオーディオ信号
系(60)に供給されて、これにおいて指定された分割ト
ラック領域を示すPCMエリア信号が形成され、このPCMオ
ーディオ信号系(60)では、このPCMエリア信号によっ
て指定された期間でRAMよりのデータの読み出し及び書
き込みがなされる。 先ず、記録時について説明する。 すなわち、入力端子(51)を通じた入力ビデオ信号は
ビデオ信号系(50)に供給されて処理され、その出力が
スイッチ回路(32)に供給される。 このスイッチ回路(32)は切換信号RFSW(第3図C)
により回転ヘッドの1/2回転ごとに切り換えられるが、
回転ヘッドHA及びHBにはパルスPGを基準位相としてドラ
ム位相サーボがかけられて、前述した第8図の領域AVを
ヘッドHAが走査するとき、記録アンプ(46A)を通じ、
スイッチ回路(31A)を通じて記録ビデオ信号がこのヘ
ッドHAに供給されてトラック(4A)のこの領域AVに記録
される。同様にして、ヘッドHBが領域AV上を走査すると
き記録アンプ(46B)を通じ、スイッチ回路(31B)を通
じて記録ビデオ信号がこのヘッドHBに供給されて、トラ
ック(4B)の領域AVに記録される(第3図A及びB参
照)。 また、入力端子(61L)及び(61R)を通じて左及び右
チャンネルの音声信号がPCMオーディオ信号系(60)のP
CMオーディオ信号処理回路(62)に供給され、これにお
いてPCMデータにされる。 すなわち、音声信号はディジタル化され、そのディジ
タル信号の1フィールド分毎に第12図及び第13図に示す
ように、判別ワードデータID0〜ID5を含めて132ブロッ
クに分割され、誤り訂正符号であるPパリティ及びQパ
リティが生成されるとともに各ブロックについてCRCコ
ードが生成される。そして、1フィールド分のデータが
約1/5に時間軸圧縮されるとともに各ブロックについて
ブロック同期信号SYNC及びブロックアドレス信号ADRSが
付加され、切換信号RFSWに基づいて形成されたPCMエリ
ア信号SA(第3図D)の期間で読み出される。1ブロッ
クは3ビットのブロック同期信号SYNCと、8ビットのブ
ロックアドレスワードADRSと、誤り訂正用のパリティワ
ードP及びQと、8ワードのオーディオデータワードW0
〜W7と誤り検出用の16ビットのCRCコードとからなって
いる。CRCコードはアドレスワードADRSからデータワー
ドW7までに対して生成されている。 そして、この読み出されたPCMデータのデータ「1」
は5.8MHzの信号に、データ「0」は2.9MHzの信号に、そ
れぞれ変調される。この変調された信号は後述するスイ
ッチ回路(35)を介してスイッチ回路(32)に供給さ
れ、切換信号RFSWによる切換により、ヘッドHAによって
第8図においてトラック(4A)の領域APに、ヘッドHBに
よってトラック(4B)の領域APに、それぞれ記録され
る。 次にマルチPCMの場合には、スイッチ(34)がM側に
切り換えられ、位相シフト回路(45)よりのPCMエリア
の指定に応じて36゜の整数倍だけシフトされた信号がヘ
ッド切換信号RFSWとして得られ、これからPCMエリア信
号が形成されて、第9図の分割トラック領域AP1〜AP6
うち、指定された1つにPCMオーディオ信号が記録され
る。 次に再生時について説明するに、この再生時において
も、信号PGを基準にしたドラム位相サーボがかけられて
いる。 8ミリビデオの場合、図示しなかったが、いわゆる4
周波のパイロット信号がトラック(4A)(4B)に対して
循環的に記録されているので、この4周波のパイロット
信号が用いられて、この再生時においてはトラッキング
サーボが掛けられている。 この再生時においてはヘッドHA及びHBよりの再生信号
出力がそれぞれ再生アンプ(47A)及び(47B)を介して
スイッチ回路(33)に供給され、このスイッチ回路(3
3)が切換信号RFSWにより切り換えられることによっ
て、領域AVよりのビデオ信号はビデオ信号系(50)に、
領域APのPCMデータはPCM信号系(60)に、それぞれ供給
される。 そして、ビデオ信号系(50)ではビデオ信号が復調さ
れて出力端子(52)に導出される。 一方、PCM信号系では、再生信号は再生イコライザ回
路(63)及びリミッタ(64)を通じてビット同期回路
(65)に供給される。このビット同期回路(65)はDフ
リップフロップ回路(66)とPLL回路(67)とからな
り、Dフリップフロップ回路(66)より前述のように変
調されている「1」「0」のデータが得られ、これがPC
Mオーディオ信号処理回路(62)に供給されて、誤り検
出、誤り訂正等がなされた後、左、右チャンネルのアナ
ログ音声信号に戻され、これが出力端子(68L)及び(6
8R)に導出される。 G2 判別ワードデータの記録、再生の説明 記録時、又は装置を再生状態にして再生しながら判別
ワードデータをポストアンブル部(14)又は(24)〔ガ
ード部(15)または(25)も可〕に打ち込むとき、ある
いは判別ワードデータを消去するとき、次のようにして
その判別ワードエリア指定信号が形成される。この判別
ワードデータエリア指定信号は、また、再生時、判別ワ
ードデータ信号を抽出する場合にも用いられる。 この例においては切換信号SFSWからエリア信号を形成
するもので、スイッチ回路(34)よりの切換信号RFSW
(第3図C)は変化点検出回路(71)に供給されて、そ
の立ち上がり及び立ち下がりが検出される。そして、そ
の検出パルスSD(同図E)により単安定マルチバイブレ
ータ(72)がトリガされて、これよりヘッド切換時点か
らポストアンブル部(14)又は(24)の始めの位置より
も若干手前の時点までに相当する時間遅れたパルスM
1(同図F)が得られる。そして、このパルスM1によっ
て単安定マルチバイブレータ(73)がトリガされ、これ
よりエリア信号M2(同図G)が得られる。 こうして得られたエリア信号M2は、ゲート回路(74)
を介してスイッチ回路(35)に供給され、判別ワードデ
ータエリアの期間でこのスイッチ回路(35)がPGMオー
ディオ信号処理回路(62)側からオアゲート(87)側に
切り換えられる。これと同時にゲート回路(74)を通じ
たエリア信号M2はオアゲート(42)を介して記録再生切
換スイッチ回路(31A)及び(31B)に供給されて、判別
ワードデータエリア期間でこれらスイッチ回路(31A)
及び(31B)は記録側端子RECに切り換えられる。 したがって、記録時又は再生しながら判別ワードデー
タを打ち込み又は消去するときは、オアゲート(87)よ
りの信号がエリア信号M2で指定されたポストアンブルの
区間においてトラック上に書き込まれる。 ゲート回路(74)はゲート信号形成回路(75)よりの
ゲート信号GTにより、記録時は常に開、打ち込み時及び
消去時に定められた時間、例えば3〜10秒間、開の状態
とされる。つまり、このゲート回路(74)は判別ワード
データの書き込み及び消去時間を制御する回路である。 オアゲート(87)からは判別ワードデータ又は消去信
号が得られる。すなわち、(81A)はテーブルRAMで、こ
れには第14図について述べた如き判別ワードデータID0
〜ID5,同期信号SYNC,CRCコードCRCが書込まれており、
これらがタイミング制御回路(81C)の制御の下に読出
されてバッファRAM(81B)に書込まれると共にそれが読
出されてアンド回路(84)に供給される。バッファRAM
(81B)から読出されてアンド回路(84)に供給される
信号は、第2図に示すように、同期信号SYNCと、それに
続くn(例えば9)個の判別ワードデータ(CRCブロッ
ク)D1,D2,・・・Dnから成っており、これら判別データ
は同じ内容のコントロールワードデータID5(これは省
略可)と、異なる表示内容のユーティリティワードデー
タID0〜ID4とから構成される。各判別ワードデータD1,D
2,・・・,Dnの各データID0〜ID4は、そのモードコード
ワードデータID0の値が互いに異ならしめられて、デー
タコードワードデータ(表示コードワードデータ)ID1
〜ID4によって、上述したように、テープカウンタ;プ
ログラム番号I;記録時の年,月,日,曜日;記録時の
時,分,秒,フレーム;プログラム番号II;目次;マル
チPCM用判別コード等が表されるようになされている。 そして、ポストアンプル(14)に記録するn個の判別
データD1〜Dnは、傾斜トラック毎で同じ表示内容のもの
とし、一部の傾斜トラックへの記録を省略することもで
きる。 また、(82)は相対位置データとしてオール「0」の
データを意味する2.9MHzの信号を発生する発振器、(8
3)は5.8MHzの消去信号、すなわちポストアンブル信号
を発生する発振器である。 バッファRAM(81B)よりの判別ワードデータはアンド
ゲート(84)の一方の入力端に、発振器(82)及び(8
3)よりの2.9MHz及び5.8MHzの信号はアンドゲート(8
5)及び(86)の一方の入力端に、それぞれ供給され
る。 そして、これらアンドゲート(84)(85)(86)の他
方の入力端にはゲート信号形成回路(75)よりのゲート
信号G1,G2,G3がそれぞれ供給される。このゲート信号形
成回路(75)には単安定マルチバイブレータ(73)より
のエリア信号M2が供給されるとともに、端子(76)を通
じて記録/再生モード信号が、端子(77)を通じてイン
デックス信号記録/消去の選択信号が、供給される。 そして、記録時においてはゲート回路(74)を常に開
にするゲート信号GTが得られるとともに、判別ワードデ
ータ記録モード時は、エリア信号M2(第4図A)の前縁
から判別ワードデータエリア期間τの前半の期間だけゲ
ート信号G1(同図B)が「1」になってアンドゲート
(84)が開となり、期間τの後半はゲート信号G2(同図
C)が「1」になってアンドゲート(85)が開になる。
したがって、このときは判別ワードデータエリアの前半
部に判別コードワードデータが記録され、後半部に2.9M
Hzの信号が記録される。 再生しながら、判別ワードデータ打ち込みスイッチを
オンにした場合は、ゲート信号GTが3〜10秒間「1」に
なってその間だけゲート回路(74)を開にすることが異
なるだけで、記録時と全く同様にしてゲート信号G1及び
G2が判別ワードデータエリア区間の前半と後半でそれぞ
れ「1」となり、判別ワードデータと2.9MHzの信号が判
別ワードデータエリアに半分の領域ずつ記録される。 このときの判別ワードデータエリア付近のトラックパ
ターンを第5図に示す。 次に、記録時であって判別ワードデータの消去モード
であるときは、ゲート回路(74)は常に開であるととも
に、判別ワードデータエリア期間τでゲート信号G3(第
4図D)のみが「1」になってアンドゲート(86)がこ
の期間τで開になり、5.8MHzの信号が判別ワードデータ
エリアにポストアンブル信号として記録される。再生し
ながら、所定個所の判別ワードデータを消去するとき
は、ゲート回路(74)がその指定された位置のところで
3〜10秒間開になることが異なるだけで、上記と同様に
してその期間だけ5.8MHzの信号が判別ワードデータエリ
アに書き込まれて、判別ワードデータは消去される。 以上のようにして記録された判別ワードデータは次の
ようにして高速サーチ時再生される。 すなわち、PCMオーディオ信号系(60)のフリップフ
ロップ回路(66)よりの信号がゲート回路(91)を通じ
てデコーダ(92)に供給される。 一方、判別ワードデータ信号M2がゲート信号形成回路
(93)に供給されるとともに高速サーチ時の速度情報VS
がこのゲート信号形成回路(93)に供給される。そし
て、この形成回路(93)よりは高速サーチ時の速度に応
じて、回転ヘッドHA,HBが判別ワードデータエリア部分
を走査する期間より若干広い期間でゲート回路(91)を
開にするゲート信号が得られ、このゲート信号がゲート
回路(91)に供給されて、このゲート回路(91)が判別
ワードデータエリア期間で開とされる。したがって、高
速サーチ時、このゲート回路(91)を通じて回転ヘッド
HA及びHBによって拾われた再生判別ワードデータが得ら
れ、これがデコーダ(92)に供給されて復号化される。 もちろん、2.9MHzのシングルトーンの相対位置データ
を検知することもできる。 以上の例では、判別ワードデータと2.9MHzのシングル
トーンの相対位置データとを1つの判別ワードデータエ
リアを2分割して、その前半に一方をその後半に他方
を、記録するようにしたが、両者の記録方法はこれに限
られるものではない。 例えば両信号を1トラック毎の判別ワードデータエリ
アに交互に記録するようにしてもよい。この場合には、
第1図の例においてゲート信号G1及びG2としてインデッ
クスエリア信号M2と同じパルス幅τを有するものを形成
し、この2つのゲート信号G1とG2とを例えばヘッド切換
信号RFSWによって1フィールド期間毎に交互にアンドゲ
ート(84)と(85)とに供給するようにすればよい。 このときの判別ワードデータエリア付近のトラックパ
ターンを第6図に示す。 マルチPCMの場合においてはスイッチ(34)を切り換
えるだけで全く同様にして判別ワードデータの記録、消
去、打ち込みができる。 なお、以上の例で、相対位置情報としてはシングルト
ーンの信号ではなく、PCMデータやビデオデータと区別
できるパターン信号でもよい。 また、再生しながら判別ワードデータを打ち込む場
合、判別ワードデータエリア信号は切換信号RFSWから形
成するのではなく、例えば再生PCMオーディオデータ中
のブロックアドレスに基づいて形成するようにすること
もできる。 さらに、本発明は8ミリビデオと称されるVTRの場合
に限らず、種々の回転ヘッド式記録再生装置に適用でき
る。 H 発明の効果 上述せる本発明によれば、モードデータ及びそのモー
ドデータの値に応じて表示内容を異にする表示データか
らなり、モードデータの値の異なる複数の判別データ
と、情報信号とを所定のタイミングで切り換えて回転磁
気ヘッドに供給して、テープ上に傾斜トラックを形成
し、その傾斜トラックの2分割された2つのエリアの内
の一方のエリアに情報信号を記録すると共に、他方のエ
リアに、モードデータの値が異なる複数の判別データを
記録したので、再生時に、テープから表示内容を異にす
る複数の判別データを、傾斜トラックを再生する毎に一
挙に、しかも、容易に得ることができ、又、これによっ
て、テープの高精度な電子編集、所望の情報信号への迅
速なアクセスが可能となると共に、変速再生時に、ある
傾斜トラックの複数の判別データを再生できなくても、
他の傾斜トラックからその同じ複数の判別データを再生
することができるので、判別データを確実に得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明を適用したVTRの一例のブロック図、第
2図はPCMデータの構造を説明するための図、第3図及
び第4図はVTRの一例の説明のためのタイミングチャー
ト、第5図は判別ワードデータエリアの記録状態の一例
を示す図、第6図は判別ワードデータエリアの記録状態
の他の例を示す図、第7図はVTRの一例の回転ヘッド装
置を示す図、第8図及び第9図はその記録トラックパタ
ーンを示す図、第10図及び第11図はその具体的トラック
フォーマットを説明するための図、第12図及び第13図は
PCMオーディオデータのデータ構成の説明図、第14図は
その判別ワードデータの説明図である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.モードデータ及び該モードデータの値に応じて表示
    内容を異にする表示データからなり、上記モードデータ
    の値の異なる複数の判別データと、情報信号とを所定の
    タイミングで切り換えて回転磁気ヘッドに供給して、テ
    ープ上に傾斜トラックを形成し、該傾斜トラックの2分
    割された2つのエリアの内の一方のエリアに上記情報信
    号を記録すると共に、他方のエリアに、上記モードデー
    タの値が異なる複数の判別データを記録したことを特徴
    とする情報信号記録方法。
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