JP2717142B2 - 吊構造物の構築方法 - Google Patents

吊構造物の構築方法

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JP2717142B2 JP63116486A JP11648688A JP2717142B2 JP 2717142 B2 JP2717142 B2 JP 2717142B2 JP 63116486 A JP63116486 A JP 63116486A JP 11648688 A JP11648688 A JP 11648688A JP 2717142 B2 JP2717142 B2 JP 2717142B2
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、ラーメン構造物の梁体から各階を構成す
る床板が吊持された吊構造物を構築する方法に係わり、
特に、構築場所を選ばずに早期構築が可能な吊構造物の
構築方法に関するものである。
「従来の技術およびその課題」 従来の建築物は、その床あるいは天井が柱等の建築物
の躯体に剛に接合されているため、上載荷重を含めた各
階の重量は建築物の水平方向への振動に直接的に寄与す
る。そして、上階における建築物の振動は階下の建築物
における振動の累積となるから、上階に行くに従って各
階における振動の振幅は大なるものとなる。よって、敷
地面積及び建築物の構造により建築物の全高は必然的に
定まり、より高層の建築物とするためには、建築物の躯
体を高強度なものとする必要があり、大変不経済であっ
た。
この発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、各
階の重量が建築物の水平方向への振動に寄与する割合を
なくすことでより高層な建築物の構築を可能とすると共
に、構築場所を選ばずに早期構築が可能な吊構造物の構
築方法の提供を目的としている。
「課題を解決するための手段」 そこでこの発明は、複数の柱体間に梁体が架設されて
構成されるラーメン構造物の前記梁体から各階を構成す
る床板を水平方向に変位可能に吊持してなる吊構造物を
構築する方法を、以下に示す工程を具備したものとした
ことを特徴とする。
i)前記柱体をその底部から構築しつつこれら柱体近
傍において所定枚数の前記床板を積層した状態で成形す
る工程、 ii)これら柱体間に梁体を架設するとともに、前記各
床板にロッド等を連結する工程、 iii)梁体架設後、前記ロッド等を用いて前記床板を
所定位置に吊り上げるとともに該ロッド等の上端部を前
記梁体に固定することで、前記各床板をそのまま前記ロ
ッド等により前記梁体から吊持する工程。
「実施例」 以下、この発明の実施例について図面を参照して説明
する。
第1図ないし第2図は、この発明の吊構造物の構築方
法を一般の事務所ビルに適用した実施例を示す図であ
る。これら図において、符号1全体で示すものは事務所
ビル(吊構造物)であり、このビル1は、その躯体が、
奥行きがビル1の奥行きと略同一に形成された中空角筒
状の1対の柱2、2、と、これら柱2、2上端間に架設
された複数本の梁3、3、…(図中では1本のみ図示し
てある)とから構成されている。これら柱2及び梁3は
いずれもコンクリート製であり、また、梁3はプレキャ
ストコンクリート梁とされ、その長手方向に沿ってPC鋼
棒4が配設されてその両端部(図中では一端部のみ図示
してある)がそれぞれナット5を介して梁3の両端面に
定着されることで、長手方向に圧縮力(プレストレス)
が導入されている。
また、これら梁3からは、ロッド6、6、…を介して
ビル1の各階を構成するプレキャストコンクリート製の
床板7、7、…が所定枚数(図示例では4枚)だけ吊持
されている。ロッド6、6、…は、第2図に示すよう
に、床板7、7、…の両端部にそれぞれ固定されてい
る。このロッド6は、長期間に亙って床板7を吊持する
ものであるから、防錆性、耐久性に優れたステンレス製
のロッドが好ましく、また、必要に応じて表面に防火被
覆等の処理が為される。さらに、前記床板7、7、…の
両端部は、ダンパ(図示略)を介して水平方向への移動
が拘束されない状態で柱2、2側面に連結されている。
なお、符号8は前記柱2内に設置されたエレベータであ
る。
次に、第3図ないし第5図を参照して、以上の構成を
有する事務所ビル1の構築方法について説明する。
(i)基礎構築 第3図(a)に示すように、ビル1を構築すべき地盤
G中に基礎梁Bを構築する。この基礎梁Bの構築方法は
任意であり、周知の方法からその施工条件に応じて適宜
選択されれば良い。更には、基礎梁Bのみならず、地中
連続壁、場所打ち杭等で基礎を構築しても良いことは勿
論である。
(ii)柱、床板構築 第3図(b)に示すように、前記基礎梁Bから上方に
向って柱2、2をその底部から構築すると共に、これら
柱2、2間で所定枚数の床板7、7、…を積層した状態
で成形する。ここで、柱2の構築方法は任意であるが、
この実施例では、工期短縮の目的で、柱2に対応する形
状の型枠内にコンクリートを打設しつつこの型枠を上方
に引き上げることで連続的に柱2を構築する、スライデ
ィングフォーム工法と呼ばれる工法が採用される。以
下、第4図ないし第5図を参照して、スライディングフ
ォーム工法について説明する。
第4図ないし第5図は、スライディングフォーム工法
に用いられるコンクリート打設装置を示す図である。第
4図において、符号11はリングフレーム、符号12はこの
リングフレーム11に放射状に取り付けられた水平基準梁
と呼ばれる多数の水平梁、符号13はこの水平梁12の所定
箇所に摺動自在に嵌合された継ぎ梁である。この継ぎ梁
13の中央には主ジャッキ14が固定されており、この主ジ
ャッキ14の中央にはロッド15が貫通されている。このロ
ッド15はその上端部が主ジャッキ14に保持され、かつ、
その下端部が地盤Gにより支持されている。
1本の継ぎ梁13には、第5図に示すように、この継ぎ
梁13を上から覆うように1対にヨーク16が摺動自在に嵌
合されている。このヨーク16は、その上端部において継
ぎ梁13を嵌合する上部ヨーク16aと、この上部ヨーク16a
の下端にピン16bを介して回動自在に取り付けられた下
部ヨーク16cとから構成されている。この下部ヨーク16c
には、腹起し17を介して型枠18が取り付けられている。
この型枠18は、多数の型枠板が腹起し17によって角筒状
に連結されたものである。また、符号21はコンクリート
バケット、符号22はコンクリートホッパーである。
以上のような構成の装置を用いて柱2を構築するに
は、前記主ジャッキ14によりロッド15を把持しつつこれ
を伸長させることで、地盤Gに反力を取って型枠18を上
方に引き上げつつ、この型枠18上端からコンクリートを
打設して、柱2をその底部から上方に向って構築すれば
良い。
また、符号19は、一端が前記継ぎ梁13の端部に、他端
が水平梁12の所定箇所に連結された径調整ジャッキ、符
号20は、一端が継ぎ梁13の端部に、他端が上部ヨーク16
aに連結された壁厚調製ジャッキであり、これらジャッ
キ19、20を適宜伸縮させることで、柱2の径及び壁厚を
任意に設定しつつ前述の如く柱2を構築することができ
る。
一方、床板7の成形方法も任意であり、1枚分の型枠
(図示略)を用いてコンクリート打設、脱型を繰り返し
て所定枚数の床板7、7、…を成形しても良く、あるい
はこれら所定枚数の床板7、7、…のコンクリートを一
度に打設しても良いことは言うまでもない。
そして、柱2、2を所定高さまで構築し、かつ、所定
枚数の床板7、7、…を成形した段階で、(第3図
(c)参照)、これらの構築・成形作業をそれぞれ終了
する。ただし、これら柱2構築作業及び床板7成形作業
を同時に終了させる必要はなく、いずれが先に終了して
も工程全体に大きな影響を及ぼすことはない。
(iii)梁架設 柱2、2間の距離に対応する長さの梁3、3、…を工
場あるいは現場において事前に製作しておき、柱2構築
作業終了までにこれら梁3、3、…を柱2、2近くにま
で搬入する。なお、この梁3、3、…を製作する際に
は、PC鋼棒4が後に挿通されるシース(図示略)を予め
梁3内の長手方向に沿って埋設しておく。そして、梁
3、3、…を搬入する段階あるいはそれ以前において、
その内部に埋設されたシース内にPC鋼棒4を挿通してそ
の両端をナット5で梁3両端面に定着することで、この
梁3の長手方向に圧縮力(プレストレス)を予め導入し
ておく。
柱2構築作業終了後、これら柱2、2上端にウインチ
等の巻上機9、9を設置し、これら巻上機9、9により
ワイヤ9a、9aを介して前記梁3を吊り上げ(第3図
(d)参照)、その両端部をそれぞれ柱2、2上端に載
置することで、この梁3を柱2、2間に架設する(第3
図(e)参照)。このようにして、第3図(f)に示す
ように、所定本数の梁3、3、…(図示例では3本)を
柱2、2間に架設する。
(iv)床板固定 梁3、3、…を全て柱2、2間に架設し終わったら、
これら梁3、3、…上端にそれぞれウインチ等の巻上機
9、9を設置するとともに、その巻上機9,9により引き
上げられるロッド6,6の下端部を上記各床板7,7…に連結
し、この巻上機9、9によりロッド6、6を介して床板
7、7、…を吊り上げ(第3図(g)参照)、これら床
板7、7、…が所定位置にまで吊り上げられた状態でこ
のロッド6,6の上端部を梁3、3、…下端に固定するこ
とで、ビル1の躯体を構築する(第3図(h)参照)。
ロッド6と床板7との連結方法は任意であるが、一例
として、床板7、7、…の両端部の共通位置に貫通孔
(図示略)をそれぞれ形成して、これら共通位置にある
貫通孔毎にそれぞれロッド6を挿通し、このロッド6を
各階分の間隔をおいて床板7に固定するような方法が挙
げられる。あるいは、2〜3階分程度の階高分の長さに
切断したロッド6、6、…を多数用意すると共に、これ
らロッド6、6、…の太さを階段的に異ならせておき、
下階から上階に向かうに従って漸次ロッド6、6、…の
太さが太くなるように床板7、7、…をロッド6、6、
…に固定するような方法も挙げられる。このように、ロ
ッド6、6、…を短く切断しておくことで、吊構造物構
築後に床板7、7、…をこのロッド6、6、…の長さの
単位で容易に着脱することができ、大変好都合である。
そして、躯体構築後は、壁等他の構造部材構築や付帯
設備設置等を行って、ビル1を完成させる。
以上説明した方法によりビル1を構築することができ
る。ここで、このビル1は、その各階を構成する床板
7、7、…が全てビル1最上階に位置する梁3に吊持さ
れているので、上載荷重を含めた各階の重量はビル1の
水平方向への振動に殆ど寄与しない。従って、このビル
1は、その躯体、すなわち柱2、2及び梁3、3、…の
みにおいて耐震性が確保されれば良いため、これら柱
2、2及び梁3、3、…を十分剛な構造とすることによ
って、従来の建築物に比較してより高層の建築物とする
ことができる。
しかも、このビル1を構築する際には、柱2構築作業
と床板7成形作業を同時に行っているため、ビル1全体
の早期構築が可能となる。しかも、床板7、…を柱2、
2間において積層した状態で成形しているので、床板7
の運搬作業が簡略化されて、前述したビル1の早期構築
に大きく寄与することができる。
「発明の変形実施例」 この発明の吊構造物の構築方法は、その細部、あるい
はこれにより構築される吊構造物が前記実施例に限定さ
れず、種々の変形例が可能である。以下、第6図ないし
第10図を参照して、この発明の変形実施例について説明
する。
(i)高層建築物への適用 第6図は、この発明の吊構造物の構築方法を高層建築
物へ適用した例を示す図である。この図において、この
実施例の高層建築物31は、その躯体が前記実施例のビル
1の躯体を高さ方向に多数積層した構成となっている。
このような高層建築物31においても、前述の如き作用効
果を得ることができる。特に、この発明の吊構造物の構
築方法によれば、梁3架設時においても柱2は別個に構
築可能であり、前述した工期短縮により貢献することが
できる。
(ii)既設構造物への適用 第7図は、この発明の吊構造物の構築方法により駅32
上方にビル1を構築した例を示す図である。同様に、第
8図は、同構築方法により道路33上方に高層構築物31を
構築した例を示す図である。この場合、この発明の吊構
造物の構築方法によれば、柱2、2を構築した後にこれ
ら柱2、2間に梁3、3、…を架設しているので、柱2
構築に必要な作業空間のみ最低確保できれば吊構造物の
構築が可能であるので、前記駅32、道路33が跨ぐように
吊構造物を構築すれば、これら駅32、道路33における交
通を邪魔することなく吊構造物を構築することができ
る。すなわち、既設構造物上方の余剰空間の活用が可能
となると共に、この既設構造物に何等影響を与えること
なく吊構造物を構築することが可能となる。
(iii)柱の変形例 前記実施例では、柱2の奥行きをビル1の奥行きと略
同一に形成して2本の柱2、2で吊構造物を構築してい
たが、一般の建築物と同様に、建築物の四隅にそれぞれ
柱を立設してこれら柱間に格子状に梁を架設することで
吊構造物を構成しても良いことは言うまでもない。第9
図ないし第10図は、この発明の吊構造物の構築方法によ
り柱2、2、…を平面視市松状に配置して構成した吊構
造物の例を示す図である。この実施例の吊構造物34で
は、第6図に示した高層建築物31と同様に、梁3が多層
化された構成となっているが、第6図の実施例と異な
り、柱2は最下階から最上階に至るまでの継目が無い、
すなわち1本の柱として構成されている。この柱2、
2、…間には、その一方向(第9図中上下方向)につな
ぎ梁35、35、…が架設されると共に、これらつなぎ梁3
5、35間に梁3、3、…が架設されている。柱2の側面
には、第10図に示すように、つなぎ梁35が架設される位
置にブラケット36、36が設けられ、つなぎ梁35はこのブ
ラケット36上に載置されることで、柱2、2間に架設さ
れている。そして、前記梁3、3、…は、第10図に示す
ように、つなぎ梁35、35上に載置されることでこれらつ
なぎ梁35、35間に架設されている。従って、このような
構成の吊構造物34では、平面計画の自由度が非常に増加
し、例えばこの吊構造物34の最下階部分にカーブを描く
道路33を通すことも可能となり、逆に言えば、このよう
な複雑な既設構造物上にも吊構造物34を構築することが
可能となる。しかも、柱2にブラケット36、36を設ける
ことでつなぎ梁35、35、…をその側面で接合しているの
で、この柱2をその最下階から最上階に至るまで継目無
しの1本の柱として構築することができ、前述の工期短
縮に非常に貢献することができる。
さらに、前記各実施例では、相対向して立設された柱
体間に梁体が架設されて吊構造物の躯体が構成されてい
たが、例えば梁体の両端をそれぞれ水平方向外方に延出
させてはね出し部分を形成し、このはね出し部分からも
床板を吊持するような構成であっても良いことは勿論で
ある。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、この発明によれば、複数
の柱体間に梁体が架設されて構成されるラーメン構造物
の前記梁体から各階を構成する床板が水平方向に変位可
能に吊持された吊構造物を構築する際に、柱体をその底
部から構築しつつこれら柱体近傍において所定枚数の床
板を積層した状態で成形し、柱体間に梁体を架設すると
ともに各床板にロッド等を連結し、該ロッド等を用いて
床板を所定位置に吊り上げるとともに該ロッド等の上端
部を梁体に固定することで、そのロッド等によりそのま
ま各床板を吊持するようにし、特に柱構築作業と床板成
形作業を同時に行っているため、吊構造物全体の早期構
築が可能となる。また、柱を構築した後にこれら柱間に
梁を架設しているので、柱構築に必要な作業空間のみ最
低確保できれば吊構造物の構築が可能であるので、既設
構造物を跨ぐように吊構造物を構築することでこの既設
構造物上方の余剰空間の活用が可能となると共に、既設
構造物に何等影響を与えることなく吊構造物を構築する
ことが可能となる。
しかも、このようにして構築された吊構造物は、その
各階を構成する床板が全て梁に吊持されているので、上
載荷重を含めた各階の重量は吊構造物の水平方向への振
動に殆ど寄与せず、従って、従来の建築物に比較してよ
り高層の建築物とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第2図は、この発明の一実施例である吊構
造物の構築方法により構築された吊構造物を示す図であ
って、第1図は要部を切欠した正面図、第2図は第1図
のII−II′線に沿う矢視断面図、第3図は同吊構造物の
構築方法を説明するための工程図、第4図ないし第5図
は柱構築の際に用いられるスライディングフォーム工法
に適用される型枠装置を示す図であって、第4図は断面
図、第5図は第4図中IV円内を拡大視して示した断面
図、第6図はこの発明の他の実施例である吊構造物の構
築方法により構築された高層建築物を示す概略正面図、
第7図はまた他の実施例である構築方法により構築され
た吊構造物を示す概略正面図、第8図はさらに他の実施
例である構築方法により構築された吊構造物を示す概略
正面図、第9図なしい第10図はまたさらに他の実施例で
ある構築方法により構築された吊構造物を示す図であっ
て、第9図は断面図、第10図は要部のみを示した側面図
である。 1……事務所ビル(吊構造物)、2……柱(柱体)、3
……梁(梁体)、7……床板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の柱体間に梁体が架設されて構成され
    るラーメン構造物の前記梁体から各階を構成する床板を
    水平方向に変位可能に吊持してなる吊構造物を構築する
    方法であって、 前記柱体をその底部から構築しつつこれら柱体近傍にお
    いて所定枚数の前記床板を積層した状態で成形し、さら
    にこれら柱体間に梁体を架設するとともに、前記各床板
    にロッド等を連結し、該ロッド等を用いて前記床板を所
    定位置に吊り上げるとともに該ロッド等の上端部を前記
    梁体に固定することで、前記各床板をそのまま前記ロッ
    ド等により前記梁体から吊持することを特徴とする吊構
    造物の構築方法。
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JPS5411965A (en) * 1977-06-30 1979-01-29 Sumitomo Chem Co Ltd Production of contact lens
JPS5858509B2 (ja) * 1979-06-28 1983-12-26 鹿島建設株式会社 超高層建物における屋上タワ−の施工法

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