JP2716771B2 - 物品の走行監視方法 - Google Patents

物品の走行監視方法

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JP2716771B2 JP1008502A JP850289A JP2716771B2 JP 2716771 B2 JP2716771 B2 JP 2716771B2 JP 1008502 A JP1008502 A JP 1008502A JP 850289 A JP850289 A JP 850289A JP 2716771 B2 JP2716771 B2 JP 2716771B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一定の搬送路上における物品の走行を監視
する方法に関するもので、より具体的には、例えば、紙
幣等の紙葉類を搬送する装置などにおいて、前記紙葉類
の走行状態の監視に適した走行監視方法に関するもので
ある。
[従来の技術] 紙葉類を搬送する装置の具体例としては、金融機関な
どに設置される取引装置(例えば、自動支払機、自動預
金機、自動預金支払機)の内部で、紙幣の搬送を担う紙
幣搬送装置等を挙げることができる。
第2図は、前記紙幣搬送装置の構造を概略的に示した
ものである。
同図において、符号1は支払用紙幣カセット又は入金
紙幣投入口、2および3はベルトコンベアによって紙幣
を搬送する搬送路、4は紙幣が良券であるか不良券であ
るかを判別する紙幣認識部である。また、符号5は前記
紙幣認識部4によって良券と判断された紙幣を収容する
ための良券用受皿、6は前記紙幣認識部4によって不良
券と判断された紙幣を収容するための不良券用受皿、7
は搬送路3によって搬送されて来た紙幣を各受皿に振り
分けるための切替ブレードである。
以上の構造により、支払用紙幣カセット(又は入金紙
幣投入口)1にセットされた紙幣は、図示略の繰り出し
機構を介して一枚ずつ一定間隔で繰り出され、搬送路
2、紙幣認識部4、搬送路3を順に経て、切替ブレード
7によって各受皿に振り分けられる。
このような紙幣搬送装置では、搬送路上での紙幣の走
行不良による事故を早期に発見すること等から、紙幣の
走行を監視する。
第3図は、従来の紙幣の走行監視方法を示したもので
ある。同図は、搬送路上に設定された2位置A,Bと各紙
幣P1,P2,P3との位置関係を時間経過((I)〜(VI))
に対応させて示したものである。
この方法は、(1)通過枚数のチェックと、(2)走
行時間のチェックとを併用したもので、以下、各チェッ
ク方法について説明する。
(1) 通過枚数のチェックとは、複数枚の紙幣(第3
図の場合は3枚)が一定間隔で走行し得るだけの距離を
隔てた搬送路2(又は3)上の2位置A,Bにそれぞれ通
過数計数センサSA,SBを設置する。そして、それぞれの
位置を通過する紙幣の枚数を計数させて、両者の計数枚
数の比較から、走行状態の良否を判断するものである。
ここに、 CA;センサSAの計数した枚数、 CB;センサSBの計数した枚数、 n ;A,B間において同時期に走行可能な紙幣の最大枚数
(第3図の場合はn=3)、としたとき、 (i) 0≦CA−CB≦nならば正常走行であり、 (ii) 0>CA−CB、即ちCA<CBならば、紙幣が2区間
A,B間で破れた場合の異常走行、 (iii) また、CA−CB>nならば、紙幣が区間A,Bで詰
まった場合の異常走行である。
(2) 走行時間のチェックとは、区間ABを走破するの
に要する時間t1,t2,t3を各紙幣P1,P2,P3毎に個別にタイ
マTM1,TM2,TM3を使って監視し、予め設定しておいた標
準時間と比較して超過した場合には、紙幣が詰まった場
合の異常走行であると判断する。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前述した走行監視方法の場合は、各物品の
走行時間を監視するために、区間A,B間を同時期に走行
可能な紙幣の最大枚数nの数だけタイマを用意して置か
ねばらないといった問題があった。
また、第2図に示した搬送装置の場合、切替ブレード
7の切替動作による紙詰まり等の発生を防止することか
ら、搬送される紙幣相互間に所定の離間距離が保持され
ているか否かを監視することが望まれているが、前述し
た監視方法の場合は、それができないという問題もあっ
た。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、搬送路
上の2位置間を走行する複数の物品の走行状態を監視す
る場合に、前記2位置間を同時期に走行する物品の数に
拘らず、単一のタイマによって各物品の走行時間を監視
することができ、しかも、走行する物品相互の離間距離
までも監視することのできる物品の走行監視方法を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る物品の走行監視方法では、複数の物品が
一定間隔で走行し得るだけの距離を隔てた搬送路上の2
位置にそれぞれ通過数計数センサを設置して、それぞれ
の位置を通過する物品の数を計数する。
そして、前記2位置に設置された通過数計数センサの
内、搬送路の上流側に位置した通過数計数センサが物品
の通過を検出した時、各通過数計数センサの計数値の比
較によって前記2位置間に他の物品が存在しないと判断
される場合には、前記2位置間を走破する時間によって
物品の走行状態の良否を判断する。
また、前記2位置に設置された通過数計数センサの
内、搬送路の下流側に位置した通過数計数センサが物品
の通過を検出した時、各通過数計数センサの計数値の比
較によって前記2位置間に他の物品が存在すると判断さ
れる場合には、次の物品が下流側に位置した通過数計数
センサによって検出されるまでの時間によって物品の走
行状態の良否を判断する。
[作用] 本発明に係る物品の走行監視方法では、ほぼ一定の間
隔で搬送路を走行する複数の物品を監視する場合に、先
頭の物品に対しては搬送路上に設定した2位置間の走破
に要する時間を監視して、走行状態の判断に利用する。
しかし、それに続いて走行する2番目以降の物品に対
しては、先の物品が下流側の通過数計数センサを通過し
てから次の物品が同じく下流側の通過数計数センサを通
過するまでの時間、即ち、下流側の通過数計数センサの
位置を基準にして、ここを通過する物品相互の時間差を
監視して、走行状態の判断に利用する。
従って、続いて搬送される複数の物品を監視する場合
に、タイマとして監視する時間帯は、走行する物品相互
で重複することがなく、一連の時系列となり、例えば、
タイマにセットする時間を2種類用意しておいて、下流
側の通過数計数センサによる検出を合図にしてタイマに
セットする時間を切り替えるなどの手法によって、単一
のタイマを先頭の物品の走行時間監視と2番目以降の物
品の走行時間監視とに共用することができ、前記2位置
間を同時期に走行する物品の数に拘らず、単一のタイマ
によって各物品の走行時間を監視することができる。
また、2番目以降の物品の時間監視は、物品相互の時
間差によって行うが、この場合には、標準時間に対して
タイムオーバの発生は、物品相互の間隔が異常に大きく
なったこと、即ち、物品の滞留による走行異常の発生を
意味し、また、時間差が標準時間よりも小さくなる現象
の発生は、物品相互の間隔が異常に小さくなったことを
意味する。
したがって、物品相互の時間差によって走行を監視す
ると、単に物品の詰まり等の不都合を検知し得るだけで
なく、走行する物品相互の離間距離が適性であるか否か
の監視も可能になる。
[実施例] 以下、本発明に係る物品の走行監視方法の一実施例
を、第1図および第4図に基づいて説明する。
この一実施例の走行監視方法は、第2図に示した紙幣
搬送装置の搬送路2や搬送路3などにおいて、紙幣の走
行を監視する場合に当て嵌めたものである。
以下、内容の把握を容易にするために、「物品」を
「紙幣」に置き換えて、一実施例を説明する。
まず、一実施例の走行監視方法の基本的な内容につい
て説明する。
この一実施例の方法は、紙幣の通過を検出する二つの
通過数計数センサSA,SBと、走行時間を測るための一つ
のタイマTMとを使って、紙幣の走行を監視するものであ
る。
二つの通過数計数センサSA,SBは、第4図に示すよう
に、紙幣の搬送路上で、紙幣の走行方向に沿って一定の
距離を隔てた2位置A,Bに設置する。ここに、2位置A,B
間の距離は、複数枚の紙幣が一定間隔で走行し得るもの
であり、各センサSA,SBによって、それぞれの位置A,Bを
通過する紙幣の枚数の検出を行う。
また、この場合に、センサSAの計数した枚数はCA、セ
ンサSBの計数した枚数はCBとし、2位置A,B間において
同時期に走行可能な紙幣の最大枚数はn(第4図の例で
はn=3)とする。
前記タイマTMは、標準時間のセットやカウントの停止
等の動作の制御を図示略のタイマ制御装置によって行
う。
このタイマTMにセットする標準時間としては、T1,T2
の2種類用意しておいて、2位置A,B間における紙幣の
走行枚数に応じて、使い分ける。
ここに、標準時間T1は、2位置A,B間を走破するのに
必要な時間である。また、標準時間T2は、センサSBの設
置位置Bを基準にして、先の紙幣が通過してから次の紙
幣が通過するまでの時間、即ち、紙幣相互の適性な離間
距離を想定して設定された時間である。
いずれの標準時間も許容誤差を加味して設定する。
なお、第4図は、搬送路上に設定された2位置A,Bと
各紙幣P1,P2,P3との位置関係を時間経過((I)〜(V
I))に対応させて示したものである。
具体的にタイマTMの使い方を説明すると、次の如くで
ある。
前述の各センサSA,SBの内、搬送路の上流側に位置し
たセンサSAが経過の通過を検出した時、各センサSA,SB
の計数値CA,CBの比較によって前記2位置A,B間に他の紙
幣が存在しないと判断される場合には、前述の標準時間
T1をタイマTMにセットする。
そして、この標準時間T1のカウントダウンが終了する
までに、位置Aを通過した紙幣が位置Bを通過するか否
かによって、位置Aを通過した紙幣の走行状態の良否を
判断する。
また、前述の各センサSA,SBの内、搬送路の下流側に
位置したセンサSBが紙幣の通過を検出した時、各センサ
SA,SBの計数値CA,CBの比較によって前記2位置A,B間に
他の紙幣が存在すると判断される場合には、前述の標準
時間T2をタイマTMにセットする。
そして、次の紙幣が位置Bを通過するタイミングが、
セットした標準時間T2のカウントダウンが終了する以前
か以後かによって、次に位置Bを通過する紙幣の走行状
態の良否を判断する。
以下、第1図の流れ図に基づいて、一実施例における
具体的な処理手順を説明する。
走行監視が始まる時間には、まず、各センサSA,SB
計数値をイニシャライズする(ステップ101)。
次いで、搬送路に入った全紙幣が位置Bを通過したか
否かの判断がなされる(ステップ102)。この判断は、
走行監視を終了させて良いか否かを判断するためのもの
である。具体的には、例えば、第2図に示した紙幣搬送
装置等において、支払用紙幣カセット1から一枚ずつ紙
幣を繰り出す繰り出し機構等によって計数された数量
と、位置Bを通過した数量との比較によって全紙幣の通
過を判断する。
全紙幣が通過した場合には、走行が正常に完了したと
して監視作業は終了し、また、全紙幣の通過が終了して
いない場合には、次のステップ103に進む。
ステップ103は、センサSA,SBの計数値CA,CBの比較か
ら位置A,B間に異常があるか否かを判断する。0≦CA−C
B≦nが成立しない場合には、位置A,B間において走行に
異常が発生しているとして、監視作業を終了する。一
方、0≦CA−CB≦nが成立する場合には、次のステップ
104に進む。
ステップ104は、タイマTMにセットされた標準時間T1
(又はT2)に対して、タイムオーバが発生しているか否
かを判断する。タイムオーバは、位置A,B間における紙
幣の滞留を意味し、走行に異常が発生しているとして、
監視作業を終了する。タイムオーバが発生していない場
合には、次のステップ105に進む。
ステップ105は、センサSAが紙幣の通過を検出したか
否かを判断する。センサSAが紙幣の通過を検出していな
い場合には、引き続き、ステップ106に進み、センサSB
が紙幣の通過を検出したか否かを判断する。
前記ステップ105において、センサSAが紙幣の通過を
検出した場合には、計数値CAに1を加算し(ステップ10
7)、センサSA,SB間を他の紙幣が走行していないかチェ
ックする(ステップ108)。
他の紙幣が走行していない場合、即ち、CA−CB=1の
場合(例えば、第4図において、時間経過(I)におけ
る紙幣P1の場合)には、唯一のタイマTMに前述の標準時
間T1をセットし(ステップ109)、ステップ102以降の処
理を繰り返す。
センサSAが紙幣の通過を検出しても、その時に、セン
サSA,SB間に他の紙幣が走行している場合(例えば、第
4図において、時間経過(II),(III)の場合)に
は、ステップ109を飛ばして、ステップ102以降の処理を
繰り返す。
第4図の時間経過(I)の状態に至ってから、時間経
過(IV)の状態に至るまでに、ステップ109でセットし
た標準時間T1のカウントダウンが終了した場合(即ち、
実際に位置AB間の走破に要する時間t1と標準時間T1との
関係がt1>T1となる場合)は、いわゆるタイムオーバが
発生し、ステップ104により監視作業が終了する。
タイムオーバが発生せずに(即ち、t1<T1)、例え
ば、第4図の時間経過(IV)の状態になり、センサSB
紙幣P1の通過を検出すると(ステップ106)、稼働中の
タイマTMを停止させ(ステップ110)、そして、計数値C
Bに1を加算して(ステップ111)、センサSA,SB間に他
の紙幣が走行していないかチェックする(ステップ11
2)。
この場合に、センサSA,SB間に他の紙幣が走行してい
る場合(例えば、第4図の時間経過(IV),(V)の場
合)には、唯一のタイマTMに前述の標準時間T2をセット
し(ステップ113)、ステップ102以降の処理を繰り返
す。また、センサSA,SB間に他の紙幣が走行していない
場合(例えば、第4図の時間経過(IV)の場合)には、
ステップ112から直ちにステップ102に戻って、以降の処
理を繰り返す。
第4図の時間経過(IV)の状態に至ってから、時間経
過(V)の状態に至るまでに、ステップ113でセットし
た標準時間T2のカウントダウンが終了した場合(即ち、
実際に要する時間t2と標準時間T2との関係がt2>T2とな
る場合)は、いわゆるタイムオーバが発生し、ステップ
104により監視作業が終了する。
タイムオーバが発生せずに、例えば、第4図の時間経
過(V)の状態になったような場合には、ステップ110
以降の処理が繰り返される。
なお、第4図において、時間t3は、紙幣P2が位置Bに
到達してから次の紙幣P3が位置Bに到達するまでの実際
に要する時間で、前記t2の場合と同様に、標準時間T2
の比較で走行状態の判断がなされる。
標準時間T2は、走行している紙幣相互の時間差である
ため、t2,t3がこの標準時間T2に対してタイムオーバと
なる場合は、紙幣相互の間隔が異常に大きくなったこ
と、即ち、紙幣の滞留による走行異常の発生を意味し、
また、時間差t2,t3が標準時間T2よりも小さくなる現象
の発生は、紙幣相互の間隔が異常に小さくなったことを
意味する。したがって、標準時間T2は幅を持った値とし
ておいて、前述のt2,t3がこのT2よりも小さくなる場合
は、走行異常として、監視作業を終了させれば、第2図
に示した紙幣搬送装置における切替えブレードの付近で
の紙詰まり等の事故を防止することもできる。
以上の説明から明らかなように、一実施例の走行監視
方法によれば、搬送路上の2位置間を走行する複数枚の
紙幣の走行状態を監視する場合に、前記2位置間を同時
期に走行する紙幣の数に拘らず、単一のタイマによって
各紙幣の走行時間を監視することができ、しかも、走行
する紙幣相互の離間距離までも監視することができる。
なお、前述の実施例では、紙幣の走行を監視する場合
について説明した。しかし、本発明に係る走行監視方法
は、紙幣に限るものではない。
例えば、商品券、取引伝票等の紙葉類であっても良
く、また、これら以外の一般的な物品の場合にも適用す
ることができる。
[発明の効果] 本発明に係る物品の走行監視方法では、ほぼ一定の間
隔で搬送路を走行する複数の物品を監視する場合に、先
頭の物品に対しては搬送路上に設定した2位置間の走破
に要する時間を監視して、走行状態の判断に利用する。
しかし、それに続いて走行する2番目以降の物品に対
しては、先の物品が下流側の通過数計数センサを通過し
てから次の物品が同じく下流側の通過数計数センサを通
過するまでの時間、即ち、下流側の通過数計数センサの
位置を基準にして、ここを通過する物品相互の時間差を
監視して、走行状態の判断に利用する。
従って、続いて搬送される複数の物品を監視する場合
に、タイマとして監視する時間帯は、走行する物品相互
で重複することがなく、一連の時系列となり、例えば、
タイマにセットする時間を2種類用意しておいて、下流
側の通過数計数センサによる検出を合図してタイマにセ
ットする時間を切り替えるなどの手法によって、単一の
タイマを先頭の物品の走行時間監視と2番目以降の物品
の走行時間監視とに共用することができ、前記2位置間
を同時期に走行する物品の数に拘らず、単一のタイマに
よって各物品の走行時間を監視することができる。
また、2番目以降の物品の時間監視は、物品相互の時
間差によって行うが、この場合には、標準時間に対して
タイムオーバの発生は、物品相互の間隔が異常に大きく
なったこと、即ち、物品の滞留による走行異常の発生を
意味し、また、時間差が標準時間よりも小さくなる現象
の発生は、物品相互の間隔が異常に小さくなったことを
意味する。
したがって、物品相互の時間差によって走行を監視す
ると、単に物品の詰まり等の不都合を検知し得るだけで
なく、走行する物品相互の離間距離が適性であるか否の
監視も可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の処理手順を示す流れ図、第
2図は紙幣搬送装置の概略構成図、第3図は従来の物品
の走行監視方法の説明図、第4図は本発明の一実施例に
よって紙幣の走行を監視した場合の具体的な説明図であ
る。 2,3……搬送路、A,B……通過検出位置、SA,SB……通過
数計数センサ、CA,CB……計数値、TM1,TM2,TM3,TM……
タイマ、P1,P2,P3……紙幣。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−272735(JP,A) 特開 昭59−230913(JP,A) 特開 昭59−118639(JP,A) 特開 昭58−95052(JP,A) 特開 昭63−189312(JP,A) 特開 平2−95613(JP,A) 特開 昭59−53343(JP,A) 特開 昭62−49366(JP,A) 特開 昭62−4123(JP,A) 実公 昭55−31556(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の物品が一定間隔で走行し得るだけの
    距離を隔てた搬送路上の2位置にそれぞれ通過数計数セ
    ンサを設置して、それぞれの位置を通過する物品の数を
    計数し、 前記2位置に設置された通過数計数センサの内、搬送路
    の上流側に位置した通過数計数センサが物品の通過を検
    出した時、各通過数計数センサの計数値の比較によって
    前記2位置間に他の物品が存在しないと判断される場合
    には、前記2位置間を走破する時間によってその物品の
    走行状態の良否を判断し、 また、前記2位置に設置された通過数計数センサの内、
    搬送路の下流側に位置した通過数計数センサが物品の通
    過を検出した時、各通過数センサの計数値の比較によっ
    て前記2位置間に他の物品が存在すると判断される場合
    には、次の物品が下流に位置した通過数計数センサによ
    って検出されるまでの時間によって次の物品の走行状態
    の良否を判断し、 一連の物品の全てが上流または下流の前記通過計数セン
    サを通過する毎に、前記通過計数センサ間において同時
    期に走行可能な物品の最大数と前記通過計数センサに対
    応した二つの計数値とを比較し、物品の分離又は異常接
    近かジャム発生かを判断することを特徴とした物品の走
    行監視方法。
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