JP2716148B2 - 弁装置 - Google Patents

弁装置

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JP2716148B2
JP2716148B2 JP63170879A JP17087988A JP2716148B2 JP 2716148 B2 JP2716148 B2 JP 2716148B2 JP 63170879 A JP63170879 A JP 63170879A JP 17087988 A JP17087988 A JP 17087988A JP 2716148 B2 JP2716148 B2 JP 2716148B2
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valve
slow
valve device
present
plunger
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JP63170879A
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Inventor
桂一郎 中務
孝夫 松本
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日本ランコ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエアコン等の冷暖房切り換えの様な冷房若し
くは暖房の状態を保持する際に適切な切換弁装置の改良
に関するものであり,更には弁の作動時の衝撃音を小さ
くするように切換弁装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来に於ては例えば第4図に示す様に弁装置は通常電
磁石を駆動源とするものであって係る電磁切換装置は一
般的には磁界を発生する電磁コイル40とその磁界により
駆動される可動体,即ちプランジャー41及び磁界が消失
した場合に該プランジャー41を元の位置に復帰させるた
めのスプリング43とから構成されている。
処で,かかる構造の電磁切換弁装置を四方切り換え弁
のパイロットバルブに使用した場合における作動の一例
を第5図に従って説明する。
即ち,第5図は上述した電磁切換弁装置と四方切り換
え弁装置とを一体化した構造であり,初期の状態に於い
てはパイロットバルブ部では、プランジャー41が左側に
寄っていて弁部31はポート25を閉鎖しているがポート23
と低圧側ポート24とは導通している。従って,四方切り
換え弁51に於いては右側の弁室52が高圧となり弁体54は
隔壁55と56と共に左端に移動してパイプ58とパイプ59と
を導通している。
尚,該四方切り換え弁にはパイプ61から高圧の流体が
流入しており該流体は隔壁55と56の一部に設けた開口弁
57を介して左右の弁室52と53とに導入されるものであ
る。
次に該コイルに通電することによりプランジャー41が
矢印の方向にスプリング43に抗して吸引されると,弁部
28がポート23を閉鎖しポート25と低圧側ポート24とを導
通する。すると,四方切り換え弁51の右側の弁室52の高
圧流体は低圧側ポート24から流出し低圧となり一方ポー
ト23が閉鎖されるので弁体内の高圧流体は隔壁56の一部
に設けた開口弁57を通って弁室53内に流入して高圧部を
形成するので弁体54は隔壁55と56と共に右端に移動して
パイプ60とパイプ59とを導通することになる。尚,パイ
プ59は低圧となっている。
処で,係る従来の技術にあっては,プランジャー41に
は少なくともスプリング43を圧縮する力と弁31,28を移
動させる力との合力に等しい大きな力が加えられる必要
があり,動作が速動なると共に,その為にプランジャー
が作動してエンドキャップ38に衝突する時には,相当の
速度を持ったプランジャーが該エンドキャップに衝突す
る為,かなり大きな衝撃音が生じていた。
又,このような状態ではプランジャー及びエンドキャ
ップの機械的損傷は激しく短期間で当該部品を交換しな
ければならず,従って作業効率が低下するばかりでなく
生産コストの増大にも繋がるものであった。
更に係る従来の技術にあっては,電磁弁を用いている
ため,ストローク及び作動力を出すために大型の装置を
採用せざるをえずこれに加え作動中は常に電磁弁に通電
しておく必要があるため経済的にも不利であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は上記した従来技術の欠点を改良し作動
時における弁の動作を緩動作にするとともに衝撃音を小
さくし,それによって切換弁装置の機能の向上と寿命の
向上を図るとともに,作業効率を改善し生産コストを低
減化しうる切換弁装置を提供するものである。
〔課題を解決するため手段〕
本発明は上記目的を達成する為の手段として次のよう
な技術的構成を有するものである。
即ち、本体1内部の弁室2内に設けた弁部4と、該弁
部4の両側にそれぞれ一端を当接した2本の作動軸5,
5′と、該作動軸5,5′の各々を一方向にのみ押圧駆動す
る2個の緩動作素子6,6′と、該緩動作素子6,6′に当接
する2個の定温度発熱体7,7′とから成り、弁部4を作
動させる間のみ何れか一方の緩動作素子が作動せしめら
れるように構成された弁装置である。
〔実施例〕 本発明の好ましい態様を一実施例の形として第1図に
より説明する。
第1図に於いて弁装置1は流体の流入パイプ8と流出
パイプ9とを有する本体1内部の弁室2内に弁部4が設
けられており又該本体の両側には緩動作素子6,6′が取
りつけられている。
更に該緩動作素子6,6′の作動軸5,5′は該本体の両側
から弁室内部に突出されておりその先端は該弁部4の左
右の端面に当接している。
一方,該緩動作素子の外側端面には定温度発熱体7,
7′が接合されている。
該定温度発熱体は適宜の加熱手段により発熱し前記緩
動作素子を加熱して作動軸を変位させるものである。
本発明に於いて使用される該緩動作素子としてはワッ
クスタイプサーモエレメント,通称ワックスサーモと言
われるものが使用出来る。又,該緩動作素子として形状
記憶合金を使用する事も可能である。
又該定温度発熱体としては特に限定されるものは無い
が適宜の手段によって一定の温度に設定される物,例え
ばヒーター等,であればいかなる物で有ってもよい。
第1図においては,流出パイプ9と接続している弁3
は弁部4に依って閉じられている。そこで,左側の設定
温度発熱体7に通電して設定温度発熱体の温度を上昇せ
しめるとワックスサーモからなる緩動作素子6が発熱さ
れると該緩動作素子の作動軸5が徐々に右側に延び弁部
4を右方向に押し戻しながら緩動作にて弁3を開いてい
く。
この際反対側の緩動作素子における作動軸は徐々に右
側の緩動作素子6′の中に押し込められて行く。
該定温度発熱体は定温度を保つ為,該緩動作素子の作
動軸は或る位置にて止まることになる。この状態で,該
定温度発熱体に対する通電を止めても弁3は開放状態を
保持することが可能である。これとは反対に弁3を閉鎖
する場合にはこれと反対の操作が行われる。
つまり、本発明にあっては,弁部を何れかの方向に移
動させる都度,何れかの定温度発熱体を作動させてそれ
と対応する緩動作素子の作動軸を変位せしめればよいも
のである。
尚,本発明にあって,弁部の過剰な動きを防止する為
にストッパー部10を弁部に設けてもよく更には本発明の
弁室としては第2図に示す様な構造をとるものであって
も良い。
又本発明にあって,弁部の過剰な動きを防止し弁部の
構造を保護する為に第3図に示す様な本体部に設けた溝
とこれに嵌合するスプリングで付勢された球状体とで構
成されたロック機構11或はワックスサーモのオーバー荷
重等による破壊を防ぐ為にセーフティスプリング機構1
2,12′を設けても良い。尚,第3図は本発明に係る弁を
四方切り換え弁に直接応用したものである。
本発明に係る弁装置は構造が簡単であって取扱が容易
であるので広範囲の分野で使用しうるものある。
従って前記で説明した第4図の四方切り換え弁のパイ
ロットバルブとして使用しても充分その機能を果たす事
が出来るものである。
更に本発明にあっては,緩動作素子を用いて弁を緩動
作させるものであるから衝撃音を減少させる事ができる
ばかりでなく,該緩動作素子を弁の両側に取りつけてそ
の片方ずつに通電させ弁の作動後は通電を停止したまま
で弁の位置を保持しうるものであるから電力消費料も少
なく省エネに貢献しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る弁装置の一例を示す拡大断面図で
ある。 第2図は本発明における弁装置の他の例を示す拡大断面
図である。 第3図は本発明に係る弁装置の別の例を示す拡大断面図
である。 第4図は従来の例を示す断面図である。 第5図は従来の電磁弁装置を使用した四方切換弁装置の
一例を示す断面図である。 1……本体、 2……弁室、 3……弁、 4……弁部、 5,5′……作動軸、 6,6′……緩動作素子、 7,7′……定温度発熱体、 8……流入パイプ、 9……流出パイプ、 11……ロック機構、 12……セイフテイスプリング、 40……電磁コイル、 41……プランジャー、 42……弁、 43……スプリング。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体内部の弁室内に設けた弁部と、該弁部
    の両側にそれぞれ一端を当接した2本の作動軸と、該作
    動軸の各々を一方向にのみ押圧駆動する2個の緩動作素
    子と、該緩動作素子に当接する2個の定温度発熱体とか
    ら成り、弁部を作動させる間のみ何れか一方の該緩動作
    素子が作動せしめられる事を特徴とする弁装置。
  2. 【請求項2】前記弁部と前記弁室壁部との間に弁部を位
    置決めするためのロック機構を設けたことを特徴とする
    請求項1の弁装置。
JP63170879A 1988-07-11 1988-07-11 弁装置 Expired - Lifetime JP2716148B2 (ja)

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JPH0221169A JPH0221169A (ja) 1990-01-24
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