JP2715960B2 - キーボード制御方式 - Google Patents

キーボード制御方式

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JP2715960B2
JP2715960B2 JP7047799A JP4779995A JP2715960B2 JP 2715960 B2 JP2715960 B2 JP 2715960B2 JP 7047799 A JP7047799 A JP 7047799A JP 4779995 A JP4779995 A JP 4779995A JP 2715960 B2 JP2715960 B2 JP 2715960B2
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悦大 越坂
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キーのリピート機能を
備えたキーボードの制御を行うキーボード制御方式に関
し、特に上下カーソルキー(上方向または下方向へのカ
ーソルの移動を指示するカーソルキー)の1つと左右カ
ーソルキー(左方向または右方向へのカーソルの移動を
指示するカーソルキー)の1つとが同時に押し続けられ
た場合(当該2つのカーソルキーの押下の重複が継続す
る場合)のリピート機能の制御を行うキーボード制御方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】キーボード制御方式における「キーのリ
ピート機能」は、情報処理システムにおける表示装置に
対する操作性の向上を図るために設けられている。特
に、「カーソルキーのリピート機能」は、表示装置の画
面上のカーソルを迅速に目的の位置に移動させるために
用いられている。
【0003】従来のこの種のキーボード制御方式(カー
ソルキーのリピート機能に関するキーボード制御方式)
の一例が、「特開昭61−80319号公報(キーボー
ド)」に記載されている。ちなみに、この公報に記載さ
れたキーボードに係るキーボード制御方式は、上下左右
の4方向に関するカーソルキーのうちの2つのカーソル
キーが同時に押下され続けた場合、一定時間間隔で2つ
のカーソルキーのキーコードを交互に送出し、斜め方向
を含む8方向へのカーソル移動を可能にしたものであ
る。ここで、キーコードの送出タイミングを規定する
「一定時間間隔」は、上下カーソルキーについても、左
右カーソルキーについても同一の値となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のキーボ
ード制御方式では、2つのカーソルキーが同時に押下さ
れ続けた際に一定時間間隔で2つのキーコードが交互に
情報処理装置に送出される場合に、この「一定時間間
隔」が上下カーソルキーについても左右カーソルキーに
ついても同一の値となっているので、情報処理装置によ
って制御される表示装置の画面上のカーソルの移動量
(1つのキーコードに対する移動量)が上下方向と左右
方向とで異なるとき(一般的には、上下方向の移動量が
左右方向の移動量の2倍になっている)、画面上で斜め
45度の方向にカーソルが移動しないという問題点があ
った(キーボードの操作者にとってはこのようなときに
カーソルが斜め45度に移動してほしいという要請が大
きいと考えられる)。より一般的にいうと、キーボード
の操作者等の要請するカーソル移動方向にかかわらず、
情報処理装置においてあらかじめ設定されている「カー
ソルの移動量」に依存して、カーソルが斜め方向に移動
する際の移動角度が決まってしまうという問題点があっ
た。
【0005】本発明の目的は、上述の点に鑑み、上下カ
ーソルキーの1つと左右カーソルキーの1つとが同時に
押下されて斜め方向にカーソルが移動する際に、斜め4
5度等の所望の角度の方向にカーソルが移動するように
し、カーソルを目的の場所に移動させるための操作性を
向上させることができるキーボード制御方式を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のキーボード制御
方式は、表示装置と、処理を行いその処理結果を前記表
示装置の画面に表示する情報処理装置と、上下左右の4
方向へのカーソルの移動を指示するカーソルキーを含む
各種キーを備えており前記情報処理装置に接続されてい
るキーボードとからなる情報処理システムにおいて、上
下カーソルキーおよび左右カーソルキーの各々のリピー
ト時間間隔を記録するリピート時間間隔レジスタと、上
下左右の4方向への移動を指示するカーソルキーを含む
各種キーの押下・押上の状態を示す情報を保持するキー
マトリクスと、第1リピートキーおよび第2リピートキ
ーに関する情報を記録するリピートキーレジスタと、前
記情報処理装置からカーソルキーのリピート時間間隔を
受信してそのリピート時間間隔を前記リピート時間間隔
レジスタにセットするリピート時間間隔受信部と、前記
リピート時間間隔レジスタ内の情報と前記キーマトリク
ス内の情報とに基づいて、第1リピートキーおよび第2
リピートキーに関する情報を前記リピートキーレジスタ
にセットするキー操作処理部と、カーソルキーの押下継
続時間を計測するタイマと、前記リピートキーレジスタ
内の情報と前記タイマによる計測とに基づいて、上下カ
ーソルキーのキーコードの送出タイミングおよび左右カ
ーソルキーのキーコードの送出タイミングをカーソルが
斜めに移動する際の所望の方向に適合するように調整す
るリピートキー処理部と、前記リピートキー処理部によ
って送出タイミングが調整されたカーソルキーのキーコ
ードを含む各種キーのキーコードを前記情報処理装置に
送信するキーコード送信部とを有する。
【0007】
【作用】本発明のキーボード制御方式では、表示装置,
処理を行いその処理結果を表示装置の画面に表示する情
報処理装置,および上下左右の4方向へのカーソルの移
動を指示するカーソルキーを含む各種キーを備えており
情報処理装置に接続されているキーボードからなる情報
処理システムにおいて、リピート時間間隔レジスタが上
下カーソルキーおよび左右カーソルキーの各々のリピー
ト時間間隔を記録し、キーマトリクスが上下左右の4方
向への移動を指示するカーソルキーを含む各種キーの押
下・押上の状態を示す情報を保持し、リピートキーレジ
スタが第1リピートキーおよび第2リピートキーに関す
る情報を記録し、リピート時間間隔受信部が情報処理装
置からカーソルキーのリピート時間間隔を受信してその
リピート時間間隔をリピート時間間隔レジスタにセット
し、キー操作処理部がリピート時間間隔レジスタ内の情
報とキーマトリクス内の情報とに基づいて第1リピート
キーおよび第2リピートキーに関する情報をリピートキ
ーレジスタにセットし、タイマがカーソルキーの押下継
続時間を計測し、リピートキー処理部がリピートキーレ
ジスタ内の情報とタイマによる計測とに基づいて上下カ
ーソルキーのキーコードの送出タイミングおよび左右カ
ーソルキーのキーコードの送出タイミングをカーソルが
斜めに移動する際の所望の方向に適合するように調整
し、キーコード送信部がリピートキー処理部によって送
出タイミングが調整されたカーソルキーのキーコードを
含む各種キーのキーコードを情報処理装置に送信する。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0009】図1は、本発明のキーボード制御方式の一
実施例の構成を示すブロック図である。
【0010】本実施例のキーボード制御方式は、キーボ
ード10と、情報処理装置20と、表示装置30とを含
んで構成されている。
【0011】キーボード10は、情報処理装置20から
カーソルキーのリピート時間間隔(リピート開始時間間
隔を含む)を受信するリピート時間間隔受信部11と、
そのリピート時間間隔を記録するリピート時間間隔レジ
スタ12と、リピート時間間隔レジスタ12内の情報と
キーマトリクス14内の情報とに基づいて第1リピート
キーおよび第2リピートキーに関する情報をリピートキ
ーレジスタ16にセットするキー操作処理部13と、各
種キー(カーソルキーを含む)の状態(そのキーの押下
・押上の状態、すなわちそのキーが押されているか押さ
れていないかに関する状態)を示す情報を保持するキー
マトリクス(キーテーブルともいう)14と、キーコー
ドを情報処理装置20に送信するキーコード送信部15
と、キー操作処理部13によりセットされる第1リピー
トキーおよび第2リピートキーに関する情報を記録する
リピートキーレジスタ16と、リピートキーレジスタ1
6内の情報とタイマ18による計測とに基づいてカーソ
ルキーのリピート処理(上下カーソルキーのキーコード
の送出タイミングおよび左右カーソルキーのキーコード
の送出タイミングをカーソルが斜めに移動する際の所望
の方向に適合するように調整する処理)を行うリピート
キー処理部17と、リピートキー処理部17の必要とす
る時間(カーソルキーの押下継続時間)を計測するタイ
マ18とを含んで構成されている。
【0012】図2は、上下左右の4方向へのカーソルの
移動を指示するカーソルキーのキーボード10における
配置を示す図である。
【0013】図3は、図1中のリピート時間間隔レジス
タ12の記録内容を示す図である。
【0014】リピート時間間隔レジスタ12には、キー
操作時に表示装置30の画面上のカーソルが上下方向に
移動する際のカーソルの移動量に応じたリピート時間間
隔(上下カーソルキーが押され続けた際にキーコードが
繰り返して送信される場合のその繰返しの時間間隔)
と、当該カーソルが左右方向に移動する際のカーソルの
移動量に応じたリピート時間間隔(左右カーソルキーが
押され続けた際にキーコードが繰り返して送信される場
合のその繰返しの時間間隔)とが個別に記録されてい
る。
【0015】リピート時間間隔レジスタ12内の「上下
方向」のリピート時間間隔および「左右方向」のリピー
ト時間間隔としては、それぞれ、情報処理装置20が1
つのキーコード(上下カーソルキーおよび左右カーソル
キーのキーコードの1つ)を受け取った時に表示装置3
0の画面上のカーソルが上下方向または左右方向に移動
する移動量(このカーソルの移動量は当該情報処理シス
テムにおいてあらかじめ設定されている)に比例したリ
ピート時間間隔が、情報処理装置20から送信され設定
される。
【0016】図4は、図1中のリピートキーレジスタ1
6の記録内容を示す図である。
【0017】リピートキーレジスタ16には、キー操作
処理部13により、押下し続けられているカーソルキー
(第1リピートキーおよび第2リピートキー)に関し
て、当該カーソルキーのキーコードと当該カーソルキー
に対応するリピート時間間隔とが記録されている。な
お、リピート時間間隔を示す情報がなくても、リピート
時間間隔レジスタ12内の情報を利用することによって
本発明を実現することが可能である。
【0018】図5は、図1中のキー操作処理部13の処
理を示す流れ図である。この処理は、カーソルキー押下
/押上判定ステップ501と、第1リピートキー有無判
定ステップ502と、第1リピートキーキーコードセッ
トステップ503と、押下キー判定ステップ504と、
第1リピートキー上下方向リピート時間間隔セットステ
ップ505と、第1リピートキー左右方向リピート時間
間隔セットステップ506と、押下キーコード送出ステ
ップ507と、第2リピートキー有無判定ステップ50
8と、第2リピートキーキーコードセットステップ50
9と、押下キー判定ステップ510と、第2リピートキ
ー上下方向リピート時間間隔セットステップ511と、
第2リピートキー左右方向リピート時間間隔セットステ
ップ512と、押上キー判定ステップ513と、第1リ
ピートキー更新ステップ514と、第2リピートキーク
リアステップ515とからなる。
【0019】図6は、図1中のリピートキー処理部17
の処理を示す流れ図である。この処理は、第1リピート
キー有無判定ステップ601と、第1リピートキーリピ
ート中判定ステップ602と、リピート時間間隔到達判
定ステップ603と、リピート開始時間間隔到達判定ス
テップ604と、キーコード送出・タイマリセットステ
ップ605と、リピート中設定・キーコード送出・タイ
マリセットステップ606と、第2リピートキー有無判
定ステップ607と、第2リピートキーリピート中判定
ステップ608と、リピート時間間隔到達判定ステップ
609と、リピート開始時間間隔到達判定ステップ61
0と、キーコード送出・タイマリセットステップ611
と、リピート中設定・キーコード送出・タイマリセット
ステップ612とからなる。
【0020】図7〜図9は、本実施例のキーボード制御
方式の具体的な動作を説明するための図である。
【0021】次に、このように構成された本実施例のキ
ーボード制御方式の動作について説明する。
【0022】第1に、図5を用いて、キー操作処理部1
3の動作について説明する。
【0023】何もカーソルキーが押されていない際に、
カーソルキーが押下された場合には、キー操作処理部1
3は次のような処理を行う(ステップ501〜507参
照)。
【0024】ステップ501で「カーソルキーの押下」
を認識し(キーマトリクス14の参照に基づいて認識す
る)、ステップ502で「第1リピートキーが存在しな
いこと(その時点で押下されているカーソルキーが存在
しないこと)」を認識すると、押下されたカーソルキー
のキーコードをリピートキーレジスタ16内の第1リピ
ートキーのキーコードとしてセットする(ステップ50
3)。
【0025】次に、押下されたカーソルキーが上下カー
ソルキーであるか上下カーソルキー以外のカーソルキー
(左右カーソルキー)であるかを判定する(ステップ5
04)。
【0026】ステップ504で「押下されたカーソルキ
ーが上下カーソルキーである」と判定した場合には、
「上下方向」のリピート時間間隔をリピート時間間隔レ
ジスタ12から取り出し、そのリピート時間間隔をリピ
ートキーレジスタ16内の第1リピートキーのリピート
時間間隔としてセットする(ステップ505)。
【0027】ステップ504で「押下されたカーソルキ
ーが上下カーソルキー以外のカーソルキーである」と判
定した場合には、「左右方向」のリピート時間間隔をリ
ピート時間間隔レジスタ12から取り出し、そのリピー
ト時間間隔をリピートキーレジスタ16内の第1リピー
トキーのリピート時間間隔としてセットする(ステップ
506)。
【0028】ステップ505または506の処理が終了
すると、押下されたカーソルキーのキーコード(押下キ
ーコード)をキーコード送信部15に送出する(キーコ
ード送信部15は、その押下キーコードを情報処理装置
20に送信する)(ステップ507)。
【0029】また、1つのカーソルキーが押下されてい
る状態で、別のカーソルキーが押下された場合には、キ
ー操作処理部13は次のような処理を行う(ステップ5
01,502,および507〜512参照)。
【0030】ステップ501で「カーソルキーの押下」
を認識し(キーマトリクス14の参照に基づいて認識す
る)、ステップ502および503で「第1リピートキ
ーが存在し、第2リピートキーが存在しないこと(その
時点で押下されているカーソルキーが1つ存在するこ
と)」を認識すると、後から押されたカーソルキーのキ
ーコードをリピートキーレジスタ16内の第2リピート
キーのキーコードとしてセットする(ステップ50
9)。
【0031】次に、押下されたカーソルキー(後から押
下されたカーソルキー)が上下カーソルキーであるか上
下カーソルキー以外のカーソルキー(左右カーソルキ
ー)であるかを判定する(ステップ510)。
【0032】ステップ510で「押下されたカーソルキ
ーが上下カーソルキーである」と判定した場合には、
「上下方向」のリピート時間間隔をリピート時間間隔レ
ジスタ12から取り出し、そのリピート時間間隔をリピ
ートキーレジスタ16内の第2リピートキーのリピート
時間間隔としてセットする(ステップ511)。
【0033】ステップ510で「押下されたカーソルキ
ーが左右カーソルキーである」と判定した場合には、
「左右方向」のリピート時間間隔をリピート時間間隔レ
ジスタ12から取り出し、そのリピート時間間隔をリピ
ートキーレジスタ16内の第2リピートキーのリピート
時間間隔としてセットする(ステップ512)。
【0034】ステップ511または512の処理が終了
すると、押下されたカーソルキーのキーコード(押下キ
ーコード)をキーコード送信部15に送出する(キーコ
ード送信部15は、その押下キーコードを情報処理装置
20に送信する)(ステップ507)。
【0035】さらに、また、カーソルキーが押上された
場合には、キー操作処理部13は次のような処理を行う
(ステップ501,および513〜515参照)。
【0036】ステップ501で「カーソルキーの押上」
を認識すると、押上されたカーソルキー(押上キー)が
第1リピートキーであるか第2リピートキーであるかリ
ピートキー(第1リピートキーおよび第2リピートキ
ー)以外であるかを判定する(ステップ513)。
【0037】ステップ513で「押上キーが第1リピー
トキーである」と判定した場合には、リピートキーレジ
スタ16内の第2リピートキーの情報を第1リピートキ
ーの情報としてセットし(ステップ514)、第2リピ
ートキーの情報をクリアする(ステップ515)。
【0038】ステップ513で「押上キーが第2リピー
トキーである」と判定した場合には、リピートキーレジ
スタ16内の第2リピートキーの情報をクリアする(ス
テップ515)。
【0039】以上のようにして、押上キーの情報をリピ
ートキーレジスタ16からクリアすることができる。
【0040】なお、ステップ513で「押上キーが第1
リピートキーでも第2リピートキーでもない」と判定し
た場合には、何も行うことなく処理を終了する。
【0041】このようなキー操作処理部13の処理によ
り、押下され続けているカーソルキーの2つまでについ
て、当該カーソルキーのキーコードとリピート時間間隔
とがリピートキーレジスタ16に記録されることにな
る。
【0042】第2に、図6を用いて、リピートキー処理
部17の動作について説明する。
【0043】リピートキー処理部17は、リピートキー
レジスタ16に情報が記録されている第1リピートキー
および第2リピートキーについて、以下のような処理を
行う。
【0044】まず、ステップ601または607で第n
リピートキー(nは1または2)の存在を認識すると、
その第nリピートキーがリピート中であるか否か(「リ
ピート中」の設定に関してはステップ606および61
2を参照)をチェック(判定)する(ステップ602ま
たは608)。
【0045】ステップ602または608で「第nリピ
ートキーがリピート中でない」と判定した場合には、第
nリピートキーの押下継続時間がリピート開始時間間隔
に達したか否かを判定する(ステップ604または61
0)。なお、第nリピートキーの押下継続時間は、タイ
マ18によって計測される。
【0046】ステップ604または610で「第nリピ
ートキーの押下継続時間がリピート開始時間間隔に達し
た」と判定した場合には、第nリピートキーを「リピー
ト中」に設定し、第nリピートキーのキーコードをキー
コード送信部15に送出し(キーコード送信部15はそ
のキーコードを情報処理装置20に送信する)、タイマ
18によって計測されている第nリピートキーの押下継
続時間をリセットする(ステップ606または61
2)。
【0047】ステップ602またはステップ607で
「第nリピートキーがリピート中である」と判定した場
合には、第nリピートキーの押下継続時間がリピート時
間間隔に達したか否かを判定する(ステップ603また
は609)。
【0048】ステップ603または609で「第nリピ
ートキーの押下継続時間がリピート時間間隔に達した」
と判定した場合には、第nリピートキーのキーコードを
キーコード送信部15に送出し(キーコード送信部15
はそのキーコードを情報処理装置20に送信する)、タ
イマ18によって計測されている第nリピートキーの押
下継続時間をリセットする(ステップ605または61
1)。
【0049】このようにして、リピート中の第nリピー
トキーの押下継続時間がリピート時間間隔に達する度
に、第nリピートキーのキーコードが情報処理装置20
に送信される。
【0050】以上のように、2つのリピートキーについ
て、リピート時間間隔レジスタ12に記録されているリ
ピート時間間隔に達する度に、そのキーコードを情報処
理装置20に送信することにより、カーソルが斜めに移
動する際の移動方向を所望の角度(45度等)の方向に
適合させることができるようになる。
【0051】第3に、図7〜図9を用いて、本実施例の
キーボード制御方式の具体的な動作について説明する。
なお、ここでは、上下カーソルキーの1つと左右カーソ
ルキーの1つとの2つのカーソルキーの押下により、斜
め45度の方向にカーソルを移動させることが目標とさ
れるものとする。
【0052】一般的な情報処理装置20は、1つのカー
ソルキーのキーコードを受け取り、そのキーコードに基
づくカーソルの表示を行う場合に、左右カーソルキーの
押下に基づく左右方向のカーソルの移動については8ド
ット分カーソルを移動させ、上下カーソルキーの押下に
基づく上下方向のカーソルの移動については16ドット
分カーソルを移動させる。これに対応して、本実施例の
キーボード制御方式では、リピート時間間隔レジスタ1
2に、画面上のカーソルが左右方向に移動する際のリピ
ート時間間隔として8msが記録され、当該カーソルが
上下方向に移動する際のリピート時間間隔として16m
sが記録されるものとする(図7参照)。
【0053】なお、カーソルキーのリピート開始時間間
隔は、500msであるものとする。
【0054】まず、何もカーソルキーが押下されていな
い際に、右カーソルキーが押下された場合のキー操作処
理部13の処理を考える。
【0055】この場合には、右カーソルキーに対応する
リピート時間間隔が「左右方向」のリピート時間間隔で
ある8msであるので(図7参照)、リピートキーレジ
スタ16内の第1リピートキーに対するエントリ中のキ
ーコードに「右カーソルキー」(右カーソルキーのキー
コード)が記録(セット)され、当該エントリ中のリピ
ート時間間隔に「8ms」が記録される。さらに、その
キーコードがキーコード送信部15に送出される。
【0056】次に、右カーソルキーが押下されたままの
状態で、下カーソルキーが押下された場合のキー操作処
理部13の処理を考える。
【0057】この場合には、下カーソルキーに対応する
リピート時間間隔が「上下方向」のリピート時間間隔で
ある16msであるので(図7参照)、リピートキーレ
ジスタ16内の第1リピートキーに対するエントリ中の
キーコードに「下カーソルキー」(下カーソルキーのキ
ーコード)が記録され、当該エントリ中のリピート時間
間隔に「16ms」が記録される。さらに、そのキーコ
ードがキーコード送信部15に送出される。
【0058】その結果、リピートキーレジスタ16に
は、図8に示すような情報が記録されることになる。
【0059】さらに、以上のような右カーソルキーおよ
び下カーソルキーの押下が継続された場合のリピートキ
ー処理部17の処理を考える。
【0060】この場合には、リピートキー処理部17
は、リピートキーレジスタ16に記録された情報に基づ
き、右カーソルキーに関する処理としては、右カーソル
キーの押下の開始から500msの経過後に右カーソル
キーのキーコードを送出し、以後押下継続時間が8ms
経過する毎に当該キーコードを送出する。また、下カー
ソルキーに関する処理としては、下カーソルキーの押下
の開始から500msの経過後に下カーソルキーのキー
コードを送出し、以後押下継続時間が16ms経過する
毎に当該キーコードを送出する。これらのキーコード
は、キーコード送信部15を介して情報処理装置20に
送信される。
【0061】図9は、上記のようなキー操作時(右カー
ソルキーと下カーソルキーとが押下され続ける操作が行
われる際)のリピートキーレジスタ16の内容と情報処
理装置20に送信されるキーコード(送出キーコード)
の内容および送信時間間隔(リピートキー処理部17か
らキーコード送信部15への送出タイミング)とを示す
図である。
【0062】図9に示すように、上述のキー操作によっ
て、右カーソルキーのキーコードは8msに1回の送出
タイミングで、下カーソルキーのキーコードは16ms
に1回の送出タイミングで、キーコードの送出が行われ
る。したがって、表示装置30の画面上のカーソルは、
右方向には8ms毎に8ドット移動し、下方向には16
ms毎に16ドット移動することとなる。これによっ
て、表示装置30の画面において、右下45度の角度で
斜め方向にカーソルが移動することになる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、上下カー
ソルキーおよび左右カーソルキーの各々に対して個別に
リピート時間間隔を設定できるため、上下カーソルキー
の1つと左右カーソルキーの1つとが同時に継続して押
下された際において斜め方向にカーソルが移動する場合
に、所望の角度(最も、要請が高いのは斜め45度の角
度と考えられる)でカーソルを移動させることができ、
カーソルを目的の場所に移動させるための操作性を向上
させることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキーボード制御方式の一実施例の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1中のキーボードにおけるカーソルキーの配
置を示す図である。
【図3】図1中のリピート時間間隔レジスタの記録内容
を示す図である。
【図4】図1中のリピートキーレジスタの記録内容を示
す図である。
【図5】図1中のキー操作処理部の処理を示す流れ図で
ある。
【図6】図1中のリピートキー処理部の処理を示す流れ
図である。
【図7】図1に示すキーボード制御方式の具体的な動作
を説明するための図である。
【図8】図1に示すキーボード制御方式の具体的な動作
を説明するための図である。
【図9】図1に示すキーボード制御方式の具体的な動作
を説明するための図である。
【符号の説明】
10 キーボード 11 リピート時間間隔受信部 12 リピート時間間隔レジスタ 13 キー操作処理部 14 キーマトリクス 15 キーコード送信部 16 リピートキーレジスタ 17 リピートキー処理部 18 タイマ 20 情報処理装置 30 表示装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置と、処理を行いその処理結果を
    前記表示装置の画面に表示する情報処理装置と、上下左
    右の4方向へのカーソルの移動を指示するカーソルキー
    を含む各種キーを備えており前記情報処理装置に接続さ
    れているキーボードとからなる情報処理システムにおい
    て、 上下カーソルキーおよび左右カーソルキーの各々のリピ
    ート時間間隔を記録するリピート時間間隔レジスタと、 上下左右の4方向への移動を指示するカーソルキーを含
    む各種キーの押下・押上の状態を示す情報を保持するキ
    ーマトリクスと、 第1リピートキーおよび第2リピートキーに関する情報
    を記録するリピートキーレジスタと、 前記情報処理装置からカーソルキーのリピート時間間隔
    を受信してそのリピート時間間隔を前記リピート時間間
    隔レジスタにセットするリピート時間間隔受信部と、 前記リピート時間間隔レジスタ内の情報と前記キーマト
    リクス内の情報とに基づいて、第1リピートキーおよび
    第2リピートキーに関する情報を前記リピートキーレジ
    スタにセットするキー操作処理部と、 カーソルキーの押下継続時間を計測するタイマと、 前記リピートキーレジスタ内の情報と前記タイマによる
    計測とに基づいて、上下カーソルキーのキーコードの送
    出タイミングおよび左右カーソルキーのキーコードの送
    出タイミングをカーソルが斜めに移動する際の所望の方
    向に適合するように調整するリピートキー処理部と、 前記リピートキー処理部によって送出タイミングが調整
    されたカーソルキーのキーコードを含む各種キーのキー
    コードを前記情報処理装置に送信するキーコード送信部
    とを有することを特徴とするキーボード制御方式。
  2. 【請求項2】 リピートキーレジスタが第1リピートキ
    ーおよび第2リピートキーに関してキーコードおよびリ
    ピート時間間隔を記録することを特徴とする請求項1記
    載のキーボード制御方式。
  3. 【請求項3】 カーソルが斜めに移動する際の所望の方
    向が斜め45度の方向であることを特徴とする請求項1
    または請求項2記載のキーボード制御方式。
  4. 【請求項4】 リピート時間間隔レジスタ,キーマトリ
    クス,リピートキーレジスタ,リピート時間間隔受信
    部,キー操作処理部,タイマ,リピートキー処理部,お
    よびキーコード送信部がキーボード内に実現されること
    を特徴とする請求項1,請求項2または請求項3記載の
    キーボード制御方式。
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