JP2714949B2 - 自動ミシン - Google Patents

自動ミシン

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JP2714949B2
JP2714949B2 JP63063798A JP6379888A JP2714949B2 JP 2714949 B2 JP2714949 B2 JP 2714949B2 JP 63063798 A JP63063798 A JP 63063798A JP 6379888 A JP6379888 A JP 6379888A JP 2714949 B2 JP2714949 B2 JP 2714949B2
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ヨツヘン・フイツシエル
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コツホス・アドラー・アクチエンゲゼルシヤフト
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B35/00Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for
    • D05B35/02Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for for facilitating seaming; Hem-turning elements; Hemmers
    • D05B35/04Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for for facilitating seaming; Hem-turning elements; Hemmers with movable tools
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B33/00Devices incorporated in sewing machines for supplying or removing the work

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、腕及びこれに対して上昇及び下降運動可能
な針を持つミシン頭部と、重ねて設けられて縫い合わさ
れる第1及び第2縫成物部分用の供給装置とを有し、第
2の縫成物部分が、ほぼU字状の縫い目線により第1の
縫成物部分に縫い合わされるポケツト裁断片であり、供
給装置が縫成物保持器を持ち、この縫成物保持器が、形
成すべき縫い目線の経過に合わされて互いにほぼ平行な
2つの縦スリツトとこれらの縦スリツトを一端で結合す
る横スリツトとから成るU字状スリツトを持ち、しかも
この縫成物保持器が、ミシン頭部から離れた所にある引
受け位置からミシン頭部の所にある縫成位置へ、縦スリ
ツトの方向に対して直角に延びる供給方向に、両方の縫
成物部分を移送するように構成され、縫成位置において
ミシン頭部と縫成物保持器が、針に対して直角に延びる
縫成面で、縫い目線の所定の経過に応じて相対運動可能
であり、引受け位置の前に第2の縫成物部分を折り畳む
折り畳み装置が設けられて、縦スリツトの方向に運動可
能な剣状板を持ち、折り畳み装置と供給装置とミシン頭
部とが共通な架台上に設けられている、自動ミシンに関
する。
〔従来の技術〕
ネツキ(Necchi)社のカタログ“IMB 1985"からネツ
キUAN2531/Aなる名称の前述したような自動ミシンが公
知である。この場合第1の縫成物部分がその縦方向を供
給方向に対して直角に設けられ、ポケツト裁断片を縫い
付けるためのU字状縫い目線の両脚辺も同様に供給方向
に対して直角に延びている。それにより第1の大きい縫
成物部分の主縦方向に対して直角に両方の縫成物部分を
位置ぎめした後、これらの縫成物部分を引受け位置から
縫成位置へもたらすことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の基礎になつている課題は、サイクル時間を少
なくできるように、このような自動ミシンを改善するこ
とである。
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決するため本発明によれば、折り畳み装
置が架台にあるミシン頭部に対して供給方向へ、架台に
固定した棒上に移動可能に、かつ軸線方向止め装置によ
り固定可能に構成されている。
〔発明の効果〕
本発明による手段によつて、折り畳み装置と針との間
隔の調節が可能になり、それにより引受け位置から縫成
位置へのそのつど最小の移送行程が得られる。幅の広い
第1の縫成物部分を使用する場合、折り畳み装置を縫成
位置から大きく離れた所へもたらし、幅の狭い第1の縫
成物部分を使用する場合、折り畳み装置を針へ近付ける
ことができる。それにより遊び行程も同様に減少され
る。
請求項2による手段によつて、架台に固定した折り畳
み装置用の案内棒の1つは二重の機能を持ち、即ち一方
では外枠担体及び剣状板担体用の揺動軸として役立ち、
他方では架台に対する移動の際の案内に役立つ。
請求項3による手段によつて、架台上を移動可能な揺
動駆動装置用支持体が形成され、揺動駆動装置は揺動軸
上のほかに架台に固定した第2の軸上にも支持される。
請求項4による手段によつて、駆動装置担体の移動の
際折り畳み装置全体が、また折り畳み装置の移動の際駆
動装置担体もそれぞれ連行される。
請求項5による構成によつて、圧縮固定等を受けては
ならない揺動軸上で締付け固定が行なわれないようにす
ることができる。
請求項6による手段によつて、折り畳み装置の移動又
は位置従つて加工すべき縫成物部分の大きさに計算機制
御機能を自動的に合わせることが可能となる。これによ
り移動区間の自動対応が行なわれ、それにより操作誤差
が回避される。折り畳み装置はミシン頭部に対するその
位置を無段階に従つて連続的に変えることができる。
請求項7による手段によつて、一層簡単なレベルで自
動化が行なわれる。
〔実施例〕
本発明の評題は、図面に基く実施例の以下の説明から
明らかになる。
供給装置を持つ自動ミシンの構造 第1図ないし第4図に示す自動ミシンは架台1を持
ち、この架台上にミシン頭部2が設けられている。ミシ
ン頭部2は、第3図及び第4図に詳細に示す往復台3上
にy方向に移動可能に設けられている。x方向として、
ミシン頭部2の縦方向に水平に延びる方向が規定されて
いる。y方向として、これに対して直角に同様に水平に
延びる方向が規定されている。ミシン頭部往復台3は、
適当な保持片6により架台1の上面7に支持される2つ
の案内棒4,5上を移動可能である。互いに平行な案内棒
4,5上でミシン頭部往復台3を駆動するため、伝動装置1
0とパルス発生器11とを持つ電動機9を含む往復台駆動
装置8が設けられ、このパルス発生器は電動機9の図示
しない軸に連結されて、回転角に関係するパルスを発生
する。例えば電動機軸の1゜の回転角毎にパルスを発生
し、このパルスが中央計算機12へ供給され、この計算機
12から電動機9の制御が行なわれる。電動機9により伝
動装置10を介して歯付きベルト車13が駆動され、この歯
付きベルト車が転向車15に掛けられる無端歯付きベルト
14を駆動する。歯付きベルト車13と転向車15は架台1の
適当な軸受16に支持されている。歯付きベルト14は案内
棒4,5に対して平行に延びている。歯付きベルトの上辺
は取付け装置17によりミシン頭部往復台3の下面に取付
けられている。
ミシン頭部2は通常のように基板18と直立柱19と腕20
から成る。第1図及び第5図からわかるように、直立柱
19は腕20と共にy方向に延びる水平な揺動軸21の周りに
揺動可能である。このため空気圧を受けるピストン−シ
リンダ装置により形成される揺動駆動装置22が、一方で
は基板18に結合される支持体23に、他方では直立柱19か
ら突出する作用腕24に結合されている。この揺動駆動装
置22へ適当な圧力を加えると、直立柱19はミシン頭部2
の腕20と共に、第5図に実線で示す動作位置から鎖線で
示す位置へ上方揺動する。
ミシン頭部2の腕20内には通常のように上軸25が支持
されて、縫成駆動電動機26により歯付きベルト伝動装置
27を介して駆動可能である。上腕25の外端にはハンドル
車28が回転可能に設けられている。更に電動機26にもパ
ルス発生器29が設けられて、パルス発生器29と同様に例
えば1゜の回転角毎に1つのパルスを計算機12へ与え
る。上軸25から通常のように、針31を持つ針棒30の駆動
と基板18にある縫い目形成工具の駆動とが行なわれる。
針31を持つ持つ針棒30の運動方向は、x方向及びy方向
を通る面に対して直角である。
架台1の上面7より上でこの架台に載置板32が水平面
従つてx−y面に設けられ、その上面が縫成面33を規定
している。この載置板32は、基板18の運動範囲外で支持
板34上に支持され、この支持板は支柱35を介して架台1
上に支持されている。載置板32は、ミシン頭部2が針31
と共に移動できるy方向の区間にわたつてスリツト36を
持ち、架台1に対するミシン頭部2の各移動位置におい
て、針31がこのスリツトを通つて、基板18にある縫い目
形成工具へ達するのが可能である。
載置板32より上には、縫い合わされる縫成物部分37,3
8用の2つの供給装置39,40が設けられている。第1の供
給装置39は第1図に示すミシン頭部2の下側で架台1に
設けられ、第2の供給装置40は第1図に示す他の側即ち
上側で架台1に設けられている。両方の供給装置39,40
は原理的には互いに面対称に構成されかつ配置されてい
るので、第1の供給装置39の部分は符号を付けられ、第
1の供給装置に対応する第2の供給装置40の対応する部
分は同じ符号にダツシユを付けられている。
両方の供給装置は互いに平行にx方向へ延びるそれぞ
れ2つの垂直な保持壁41,42及び41′,42′を持つてい
る。ミシン頭部2に隣接するそれぞれ内側の保持壁41,4
1′には、互いに平行にx方向に延びる2つの案内棒43,
43′が設けられ、これらの案内棒上にそれぞれ往復台4
4,44′がx方向に移動可能に支持されている。これらの
往復台44,44′は、それぞれ電動機45,45′により伝動装
置46,46′、歯付きベルト車47,47′及び無端歯付きベル
ト48,48′を介して駆動される。歯付きベルト48,48′は
転向車49,49′に掛けられている。歯付きベルト車47.4
7′及び転向車49,49′は両方の保持壁41,41′と42,42′
との間に支持されている。各往復台44,44′は取付け装
置50,50′により対応する歯付きベルト48,48′のそれぞ
れ下辺に取付けられている。各電動機45,45′にはパル
ス発生器51,51′が付属して、上述したパルス発生器11
又は29と同じように構成されかつ動作する。
往復台44,44′には第1の縫成物保持器52及び第2の
縫成物保持器53が設けられている。これらの縫成物保持
器52,53は、y方向に延びる揺動軸54,54′の周りに揺動
可能にそれぞれの往復台44,44′に設けられている。こ
のため縫成物保持器は揺動軸54,54′の周りに揺動可能
な角形レバー55,55′の一端に取付けられ、角形レバー
の他端には上昇兼押圧駆動装置56,56′が作用してい
る。これらの駆動装置56,56′として、それぞれの往復
台44,44′に設けられて空気圧を受けるピストン−シリ
ンダ装置が用いられる。
両方の縫成物保持器52,53は、形成すべき縫い目線の
経過に相当するスリツト57,57′をそれぞれ持つてい
る。両方の縫成物部分37,38として、例えばズボン裁断
片(第1の縫成物部分37)とポケツト裁断片(第2の縫
成物部分38)とがあげられる。これらの縫成物部分は引
受け位置58において載置板32上に設けられている。縫成
物部分がどのようにこの位置へ来るかについては後述す
る。例えばポケツト裁断片により形成される第2の縫成
物部分38は折り畳まれかつ位置ぎめされて第1の縫成物
部分37上に載つている。引受け位置58における両方の縫
成物部分37,38のこの位置は、第1図において第2の縫
成物保持器53について鎖線で示すように、両方の縫成物
保持器52,53の最外側位置に相当している。
供給装置の作用 第2の供給装置40の第2の縫成物保持器53は上方揺動
位置にあり、即ち上昇兼押圧装置56′により上方揺動位
置へもたらされている。第1の供給装置39の第1の縫成
物保持器52は既に引受け位置58で縫成物部分37,38上へ
下降せしめられて、これらを特に滑らかな載置板32へ押
付けている。縫成物保持器52,53はその下面に通常のよ
うに摩擦被覆を持ち、これにより両方の縫成物部分は互
いに滑らず、縫成物保持器52,53に対しても、一緒に滑
らない。計算機12により電動機45を駆動制御することに
より、今や往復台44が縫成物保持器25及び縫成物部分3
7,38と共に載置板32上をx方向従つて供給方向へ、引受
け位置58からミシン頭部2の下にある縫成位置59へ移動
せしめられる。スリツト57の経過に一致する縫い目線60
の形成が、ミシン頭部2のy方向への移動と第1の縫成
物保持器52のx方向への移動とにより行なわれる。従つ
て第1の供給装置39は、一方では引受け位置58から縫成
位置59への縫成物部分37,38の供給に、同時に縫成過程
中これら縫成物部分37,38の案内に使用される。この縫
成過程中に第2の縫成物保持器53は、上昇位置で、引受
け位置58に既に新たに位置ぎめされた縫成物部分37,38
の上方へ、第2図に鎖線で示すように移動せしめられ
る。駆動装置56′へ空気圧を加えることにより、縫成物
保持器53は縫成物部分37,38へ下降せしめられて、これ
らを互いにしかも載置板32へ押付ける。続いて電動機4
5′が計算機12により駆動制御されて、往復台44′を中
間位置へ移動させ、縫成物保持器53が第1図にのみ示す
待機位置61にあるようにする。引受け位置58の範囲の場
所は既に再び自由に使えるので、新しい縫成物部分37,3
8を準備して位置ぎめすることができる。
縫成位置59で第1の縫成物保持器52の下にある縫成物
部分37,38の縫成過程が終了すると、駆動装置56の空気
圧印加によりこの第1の縫成物保持器52が上昇せしめら
れるので、縫い合わされた縫成物部分37,38を、y方向
に相当する取出し方向62へ自動ミシンから取出すことが
できる。それにすぐ続いて、待機位置61にある第2の縫
成物保持器53を、新しい縫成物部分37,38と共に縫成位
置59へ移動させることができる。それから新しい縫成サ
イクルを同じように開始することができる。第2の縫成
物保持器53より上にある第1の縫成物保持器52は、今や
この上昇せしめられた位置で第2の縫成物保持器53を越
えて引受け位置58の上方まで移動することができる。縫
成物部分37,38の引受けと待機位置61への移動は、既に
述べたように行なわれる。すべての電動機9,26,45,45′
の駆動制御は計算機12により行なわれる。第5図はこの
動作経過が第1の縫成物保持器52について例示的にのみ
示され、この縫成物保持器は縫成位置59における下降位
置で実線により示され、縫成位置59より上の上昇位置で
は鎖線により示されている。待機位置61の上方でこの縫
成物保持器は破線で示されている。引受け位置58より上
の上昇位置では、この縫成物保持器は再び鎖線で示され
ている。縫成物部分37,38を引受ける下降位置で縫成物
保持器は再び実線で示されている。引受け位置58から待
機位置61を経て縫成位置59への運動は、従つて縫成面33
の範囲で行なわれる。戻り運動はその上にある限り移動
面63において行なわれる。これら両面33と63との垂直間
隔aは、いずれにせよ縫成物保持器52,53の厚さbより
少し大きい。この間隔a又は厚さbをできるだけ小さく
するため、角形レバー55,55′は、それぞれの縫成物保
持器52,53のx方向に対して平行な端面55a,55a′での
み、対応する縫成物保持器52,53に作用している。これ
ら両方の端面55a及び55a′は、第1図に示すように対向
している。それらの相互間隔は、両方の縫成物保持器5
2,53が重なつて動かされる時、縫成物保持器52又は53の
角形レバー55又は55′が縫成物保持器53又は52に接触し
よいように、選ばれている。縫成物保持器52,53を縫成
面33から戻り移動面63へ上昇させることができるように
するため、針31を縫成物保持器52,53の範囲から出さね
ばならない。このためミシン頭部2の腕20は、揺動駆動
装置22への空気圧印加により、第5図に鎖線で示す位置
へ上方揺動せしめられる。この揺動駆動装置22の駆動制
御も同様に計算機12から行なわれる。縦成過程を支障な
く観察することができるようにするため、供給装置39,4
0は載置板32より充分高い所に設けられている。
折り畳み装置の構造 縫成物部分の引受け位置58の前に折り畳み装置64が設
けられ、この折り畳み装置において第2の縫成物部分38
が折り畳まれ、正しい位置で第1の縫成物部分37と共に
案内される。この折り畳み装置64は載置板32より上に設
けられる蓋状担体65を持ち、この載置板から一部架台1
の裏側66の方へ突出している。裏側66とは、操作側67と
は反対の側を意味する。担体65はその裏側端部に下方へ
突出するレバー腕68を持つている。担体65は、レバー腕
68へ移行する範囲で、x方向に延びる揺動軸69の周りに
揺動可能に支持され、この揺動軸を保持する2つの支持
腕70は架台1の裏側に設けられて、これから裏側66の方
へ上方へ突出している。レバー腕68の下端には、空気圧
を受ける3位置ピストン−シリンダ装置である外枠揺動
駆動装置71が作用して、2つの終端位置のほかに中間位
置もとることができ、それにより担体65従つてこれに保
持される外枠72が3つの異なる揺動位置をとることがで
きる。揺動駆動装置71は、架台1の裏側66に対して後述
するように支持されている。
担体65には、x方向に対して直角に互いに平行に延び
る2つの案内棒73が設けられ、これらの案内棒上に外枠
72がそれぞれ移動支持体74により移動可能に案内されて
いる。担体65の第6図に示す上方戻り揺動位置におい
て、案内棒73は載置板32に対してほぼ平行にy方向に延
びている。案内棒73より上でその間において、移動支持
体74に作用する外枠移動駆動装置75が設けられている。
この移動駆動装置75は従つて直線駆動装置で、例えばオ
リガ(ORIGA)なる名称で市販されているピストン棒な
しの空気圧シリンダを用いることができる。この移動駆
動装置75により外枠73を、第6図からわかるように担体
65から完全に操作側67の方へ繰出された位置と、第7図
に示すように大幅に担体65内へ引込まれた位置とへ、も
たらすことができる。
同様に揺動軸69上に剣状板担体76が揺動可能に支持さ
れて、外枠担体65のほぼ下、特に案内棒73の下に設けら
れている。この剣状板担体の後端には下方へ延びる腕77
が形成されて、ほぼレバー腕68内に設けられている。こ
の腕77の下端には剣状板揺動駆動装置78が作用し、この
駆動装置により剣状板担体76が揺動軸69の周りに揺動可
能である。剣状板担体76には、第8図及び第2図からわ
かるように、互いに平行でほぼy方向に延びる2つの案
内棒79が設けられ、これらの案内棒上に剣状板80が移動
支持体81により移動可能に設けられている。剣状板80の
移動は、剣状板担体76に設けられている剣状板移動駆動
装置82を介して行なわれ、この剣状板移動駆動装置は外
枠移動駆動装置75と同じに構成することができる。この
移動は2つの終端位置の間で行なわれる。
剣状板80は、通常のように折り畳むべき縫成物部分38
の形状に一致する輪郭線を持つている。この例ではその
形状は、第1図の左に示すように第1の縫成物部分37へ
縫い合わされるポケツトに一致している。剣状板80は非
常に薄く、例えばばね鋼から構成されている。
剣状板80より上に設けられる外枠72は剣状板80の外側
輪郭に合わされている。この外枠の外周は、第2の縫成
物部分38例えばポケツト裁断片を剣状板80の外縁の周り
に折り畳む範囲に、標準化されて空気圧で操作可能な装
置であるいわゆるバツグモジユール(Bugg−Module)83
を持ち、これにより縫成物部分を剣状板の縁の周りに折
り畳む。このような剣状板80及びバツクモジユール83付
き外枠72は、ミシン自動化において普通である。
例えば第8図及び第10図からわかるように、剣状板80
の下降位置従つて剣状板揺動駆動装置78の繰出し位置
で、剣状板80は第1の縫成物部分上に載置板32に対して
平行になつている。この位置から剣状板担体76を揺動軸
69の周りに例えば5゜の角rだけ上方揺動させることに
よつて、剣状板80が上方揺動せしめられる。
折り畳み装置64の外枠72は、載置板32上に載つている
下の位置から約10ないし20゜なるべく約15゜の角sだ
け、その上に位置(第7図)へ図示したように揺動せし
められる。角sはできるだけ小さい。この角は、操作員
が外枠72と剣状板80との間に手を挟まれることなく、こ
の外枠が剣状板上を移動できるような大きさにされる。
前述した中間位置で外枠72は剣状板80上の位置にある
(第9図)。更に第8図ないし第10図からわかるよう
に、剣状板80はその案内棒79に対して平行に設けられ、
外枠72はその案内棒73に対して10ないし20゜なるべく15
゜の傾斜角tをなしている。その結果外枠72の上の位置
で、案内棒73は載置板32に対してほぼ平行に延びてい
る。
折り畳み装置の作用 初期位置で外枠担体65は上方揺動しており、即ち揺動
駆動装置71は完全に引込まれている。外枠72は担体65内
へ引込まれている。剣状板80は引込み位置へ移動するこ
とができるが、その必要はない。完全に露出して支障な
くのぞき込み可能な載置板32上へ第1の縫成物部分37が
載置されて、これに位置合わせされる。剣状板80がその
引込み位置にある場合、剣状板移動駆動装置82の操作に
よりこの剣状板が繰出され、いかなる場合にも上方揺動
位置で第1の縫成物部分37より上にある剣状板80上へ第
2の縫成物部分38が載置される。第2の縫成物部分38が
締付け保持体84により剣状板80上に締付けて保持され
る。続いて剣状板80が剣状板揺動駆動装置78の操作によ
り下の位置へ下降され、それにより第1の縫成物部分37
上へ載る。今や第1の縫成物部分37は第2の縫成物部分
38に対して位置合わせされる。剣状板揺動駆動装置78の
逆操作により、剣状板80が再び上の位置へ上方揺動さ
れ、即ち第1の縫成物部分37から離される。同時に外枠
移動駆動装置75の操作により、まだ上方揺動位置にある
担体65から外枠72が繰出される。続いて外枠揺動駆動装
置71の操作により、担体65が外枠72と共に剣状板80上の
中間位置へ第9図に示すように下降される。それからバ
ツグモジユール83が空気圧を受け、それにより第2の縫
成物部分38が剣状板80の周りに折り畳まれる。続いて両
方の揺動駆動装置71及び78が空気圧を受けるので、外枠
担体75と剣状板担体76は一緒に下方へ第1の縫成物部分
37のある載置板32上へ下降せしめられる。それからバツ
グモジユール83が釈放され、外枠揺動駆動装置71が空気
圧を受けることにより、外枠72が角sだけ上方へ揺動せ
しめられる。同時に外枠移動駆動装置75が空気圧を受け
るので、外枠72が裏側66の方へ担体65へ入り込む、剣状
板80はまだ第2の縫成物部分38と共に第1の縫成物部分
37上にあつて、これをそこに固定する。この動作位置が
第10図に示されている。今や縫成物保持器52,53の1つ
が両方の縫成物部分37,38の上方へ移動せしめられ、既
に述べたように縫成物部分上へ下降せしめられる。続い
て移動駆動装置82の操作により、剣状板80が両方の縫成
物部分37,38の間の位置から裏側66へ引出される。この
引出し後剣状板揺動駆動装置78は、剣状板担体76が上方
揺動位置へ来るように空気圧を受ける。その時折り畳み
装置は再び第7図に示す初期位置にある。種々の駆動装
置71,75,78,82の駆動制御は、図示しない足踏み開閉器
又は手動開閉器により操作員によつて行なわれる。外枠
72が上方へ戻されている時、縫成物保持器52又は53が引
受け位置58にあるか又はここで扱われる縫成物部分37,3
8の上方へ始めて移動できる限り、計算機12から制御さ
れる供給装置39,40の駆動装置との論理結合が行なわれ
る。剣状板80が引出されている時、それぞれの縫成物保
持器52又は53は引受け位置58から始めて縫成位置59へ移
動することができる。作用の前述した説明からわかるよ
うに、縫成物部分37,38が位置を合わされる全動作時間
中、外枠72は担体65へ引込められた位置にあるので、操
作員は縫成物部分37,38を支障なく特によく見ながら操
作することができる。特に第1図からわかるように、外
枠72が引込められていると、引受け位置58の範囲にある
全動作区域へ自由に接近でき、縫成物保持器52,53も外
枠72に衝突することがない。なぜならば、縫成物保持器
53の角形レバー55′の対応する部分が外枠72に接触しな
いように、外枠を引込めることができるからである。
折り畳み装置の移動可能性 一般に縫成物部分37,38用準備場所である折り畳み装
置64を、最適即ち縫成位置59にできるだけ近い位置へも
たらすことができるようにするため、折り畳み装置は揺
動軸69上をx方向へ移動可能である。更に折り畳み装置
は架台1に対してもちろん固定可能である。大きい縫成
物部分及びそれに応じて大きい縫成物保持器52,53で
は、縫成位置59に対する引受け位置58の間隔従つて待機
位置61の間隔は特定の寸法を持ち、最大間隔Lmaxは自動
ミシンで取扱い可能な最大の縫成物部分によつて規定さ
れる。この位置で折り畳み装置64は、例えば第1図に示
すように、ミシン頭部2から遠い方にある支持腕70にほ
ぼ接している。折り畳み装置64とミシン頭部2の針31と
の間の可能な最小間隔は、折り畳み装置64がミシン頭部
2に隣接する支持腕70にほぼ接する時に与えられる。こ
の位置は図面には示してない。
この構成の詳細が第6図、第11図及び第12図からわか
る。架台1の上面7には棒85が支持体86中に固定的に保
持されている。この棒85上には駆動装置担体87が軸線方
向止め装置としての締付け装置88により保持され、締付
けねじ89による締付けを行なうか又は釈放することがで
きる。この駆動装置担体87は爪支持体90により揺動軸69
上にも案内されているので、駆動装置担体87は棒85及び
揺動軸69に対して直角に揺動できず、棒85及び揺動軸69
上をその長さ方向にのみ移動することができる。駆動装
置担体87には外枠揺動駆動装置71及び剣状板揺動駆動装
置78が枢着されている。この外枠揺動駆動装置71は架台
1の上面7及び裏側66にある切欠き91内へ突出してい
る。特に第11図からわかるように、駆動装置担体87の爪
支持体90は、揺動軸69上にある剣状板担体76の2つの支
持環92の間へはまつている。これらの支持環92には外枠
担体65の支持環92′が接している。従つて折り畳み装置
64即ちその外枠担体65、剣状板担体76及び駆動装置担体
87は、一緒に棒85及び揺動軸69上を移動する。棒85及び
揺動軸69のみが架台1に固定している。もちろん棒85上
の自由な移動行程は揺動軸69上の前述した自由移動行程
に一致している。第1図からわかるように、第1の縫成
物部分37は通常長く延びる縫成物部分例えばズボン裁断
片で、載置板32上に設けられて、その主要長さ区間がy
方向に、従つて供給方向に一致するx方向に対して直角
に延びている。第2の縫成物部分38はポケツト裁断片な
ので、これら両方の縫成物部分37,38の縫い合わせに必
要な縫い目線60はほぼU字状に延びている。その結果そ
れぞれの縫成物保持器52又は53に形成されているスリツ
ト57は、互いに平行でx方向に対して直角に延びる2つ
の縦スリツト57a,57bと、これら両方の縦スリツト57a,5
7bを端部で結合する横スリツト57cとにより、形成され
ている。縦スリツト57a及び57bは第1の縫成物部分37の
主要区間の方向に延びている。その結果両方の縫成物部
分37,38は、第1の縫成物部分及び縦スリツト57a,57bに
対して直角に、引受け位置58から縫成位置59へ移送され
る。折り畳み装置64しかもなるべくその外枠担体65にセ
ンサ84aを設けて、縫成物保持器52又は53が引受け位置5
8へ入る時、信号を計算機12へ与えることができる。こ
れによりミシン頭部2に対するそれぞれの位置で、折り
畳み装置64に対するそれぞれの縫成物保持器52又は53の
精確な位置ぎめが行なわれる。センサ84aの前述した配
置により、ミシン頭部2に対する折り畳み装置64の位置
の常時自動検出が安価に行なわれ、即ち折り畳み装置64
のそのつどの位置への縫成物保持器移動区間の整合が、
自動的に確実に行なわれる。もつと簡単な構成では、移
動行程の両終端点例えば支持腕17にマイクロリミツトス
イツチ84b及び84cが設けられて、折り畳み装置64の可能
な両方の終端位置で適当な信号を計算機12へ与える。そ
の時計算機12は、供給装置39,40の移動行程を折り畳み
装置64のこの位置に合わせる。
縫成物部分の真空固定装置の構造 第1の縫成物部分37が載置板32上に位置合わせされた
際、この合わされた位置を維持するため、この縫成物部
分37が位置合わせされる引受け位置58の範囲に、第14図
及び第15図からわかるように真空固定装置93が設けられ
ている。この場合指示板34には、真空導管94に接続され
る切欠き95が設けられている。これに対応して載置板32
に真空開口96が形成されているので、切欠き95へ真空が
印加されると、第1の縫成物部分37が載置板32上の手に
より位置合わせされる位置に保持される。
第6図ないし第10図及び第14図、第15図からわかるよ
うに、剣状板80が弾性板特にばね鋼から非常に薄く構成
されている。自動ミシンの使用者がその希望に応じてこ
のような剣状板80を自分で作つてこれと交換できるよう
にするため、移動支持体81に結合される剣状板保持体98
に、剣状板80がねじ97により交換可能に取付けられてい
る。剣状板80の縁の周りに折り畳まれる第2の縫成物部
分38が過度の余分な幅をとらないようにするため、剣状
板80自体を非常に薄くする。他方剣状板80が薄い板から
成つていると、外枠72を載せる際下方へ撓む。これを防
止するため、第13図ないし第15図からわかるように、外
枠72に剣状板80用真空保持装置99が設けられている。
外枠72の上面にはねじ101により担板100が取付けら
れ、この担板に吸引板102が吊られている。このため吸
引板102は、担板100の穴104を通つて上方へ突出する複
数なるべく3つのボルト103を持つている。吸引板102と
担板100との間でボルト103上に、予荷重をかけられた圧
縮ばね105が設けられている。調節素子として役立つロ
ーレツト付きナツト106が上からボルト103へねじはめら
れている。このナツト106により吸引板102と担板100と
の間の最小間隔が調節される。こうして剣状板80に対す
る吸引板102の調節を行なうことができる。吸引板102の
下面には、剣状板80へ向かつて下方へ開く吸引空間107
が形成されて、吸引導管108に接続されている。
外枠72従つて剣状板80の中心縦軸線109上には、空気
圧を受けるピストン−シリンダ装置により形成される昇
降駆動装置110が設けられている。この昇降駆動装置110
のピストン棒111の自由端上には吸引板102の片持ち腕11
2が載つている。昇降駆動装置110の空気圧印加によるピ
ストン棒111の繰出しによつて、吸引板102を圧縮ばね10
5の力に抗して上方へ小さい行程区間cだけ揺動させる
ことができる。
第13図からわかるように、バツグモジユール83は既に
述べたように空気圧を受ける駆動装置を持ち、そのピス
トン棒113に折り畳み板114が設けられて、第2の縫成物
部分38の縁115を剣状板80の対応する縁116の周りに折り
返して剣状板の下面117へ当てることによつて、第2の
縫成物部分の縁115を剣状板の縁116の周りに折り畳む。
真空固定装置の作用 第1の縫成物部分37が載置板32上へ載置され、剣状板
80がその上で第1の縫成物部分37に対して位置合わせさ
れる第2の縫成物部分38と共に再び中間位置へ上方揺動
され、第9図に示すように外枠72も同様にこの中間位置
へ下降されていると、吸引空間107が吸引導管108を介し
て部分真空を受け、それにより剣状板80がその上に載る
縫成物部分38と共に吸引板102へ引付けられ、そこに固
定される。剣状板80上への外枠72又は吸引板102の下降
により、薄い剣状板80は第14図に示すように撓む。続い
て昇降駆動装置110が空気圧を受け、それにより吸引板1
02は縫成物部分38を載せた剣状板80と共に行程区間cだ
け第15図の位置へ上方揺動されるので、前記の撓みが解
消され、続いてバツグ過程を開始することができる。こ
のためバツグモジユール83が空気圧を受けるので、折り
畳み板114が前述したように縫成物部分38の縁115を剣状
板80の縁116の周りにその下面へ押付ける。
それに続いて外枠72が、剣状板80と共に上述したよう
に第10図に示す位置へ第1の縫成物部分状へ下降され、
同時に昇降駆動装置110が空気圧を除かれるので、吸引
板102は剣状板80と共に圧縮ばね105により下方へ押付け
られる。バツグモジユール83への空気圧印加によりその
ピストン棒113が、折り畳まれた縁115の下にある折り畳
み板114と共に引出される。縁115は今や圧縮ばね105に
より剣状板80を介して下の第1の縫成物部分37へ固定的
に押付けられる。それから吸引空間107内の部分真空が
解消される。その後外枠72が既に延べたように上昇され
て引込められる。
両方の縫成物部分37,38上へ両方の縫成物保持器52,53
の1つを下降させた後、真空室として役立つ切欠き95へ
の通気により部分真空が解消される。それから折り畳ま
れた第2の縫成物部分38から剣状板80が引出される。そ
の後縫成物部分37,38から成る縫成物を移動させること
ができる。
第16図からわかるように、操作員が人間工学的に適切
な位置で自動ミシンの前に立つ程度だけ、すべての重要
な部分を傾斜させることができる。傾斜により僅かに変
るすべての重要な部分は、前述の説明において使用した
符号にダツシユをつけて示してある。載置板32′は水平
面に対して10ないし15゜の角uだけ傾斜している。折り
畳み装置64′もそれに応じて傾斜している。従つて上述
した角sはもちろん傾斜した載置板32′に対して測られ
る。第6図と同様に第16図からわかるように、載置板32
又は32′と架台1の支持腕70又は70′との間には自由空
間118又は118′があり、下の第1の縫成物部分37がこの
範囲で載置板32又は32′から張出す場合、この自由空間
内へこの縫成物部分を収容することができる。従つて大
きい縫成物部分を加工することができる。更にこの構成
により、自動送り装置を使用し、その腕を自由空間118
又は118′と操作側67とへ入れることができる。このよ
うな大きい縫成物部分37をミシン頭部2の下へも移動さ
せることができるようにするため、第2図及び第3図か
らわかるように、載置板32より上に離れて供給装置39,4
0が設けられている。これに関して第1図及び第6図か
らもわかるように、操作側67から遠い方にある載置板32
の縁は、自由空間118からx方向へ直線状に延びてい
る。従つて自由空間118へ入り込む大きい第1の縫成物
部分37は、後で移送する際もその縁が下方へ垂れてい
る。従つて架台1は逆U字状に構成され、即ち特に操作
側67から遠い方の側では、第2の供給装置40を収容する
のに必要である以上に広くない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動ミシンの平面図、第2図は第
1図の矢印IIの方向に見た自動ミシンの一部を切欠いた
側面図、第3図は第2図のIII−III線による自動ミシン
の垂直部分断面図、第4図は第3図のIV−IV線による水
平部分断面図、第5図は自動ミシンの供給装置の運動経
過を示す正面図、第6図は第2図のVI−VI線による自動
ミシンの部分断面図、第7図は動作初期位置における折
り畳み装置の垂直断面図、第8図ないし第10図は異なる
動作位置における折り畳み装置の垂直断面図、第11図は
第6図の矢印XIの方向に見た折り畳み装置の背面図、第
12図は第11図のXII−XII線による折り畳み装置の垂直部
分断面図、第13図は折り畳み装置の外枠の特別に構成さ
れた実施例の平面図、第14図は第13図のXIV−XIV線によ
る外枠、剣状板及び載置板の対応範囲の縫成物部分折り
畳み前における垂直断面図、第15図は外枠、剣状板及び
載置板の対応範囲の縫成物部分折り畳み後における垂直
断面図、第16図はすべての重要な部分を操作員に対して
傾斜させた自動ミシンの側面図である。 1……架台、2……ミシン頭部、20……腕、31……針、
37,38……縫成物部分、39,40……供給装置、52,53……
縫成物保持器、57,57a,57b,57c……スリツト、58……引
受け位置、59……縫成位置、60……縫い目線、64……折
り畳み装置、80……剣状板、85……棒、88……軸線方向
止め装置

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】腕(20)及びこれに対して上昇及び下降運
    動可能な針(31)を持つミシン頭部(2)と、重ねて設
    けられて縫い合わされる第1及び第2縫成物部分(37,3
    8)用の供給装置(39,40)とを有し、第2の縫成物部分
    (38)が、ほぼU字状の縫い目線(60)により第1の縫
    成物部分(37)に縫い合わされるポケット裁断片であ
    り、供給装置(39,40)が縫成物保持器(52,53)を持
    ち、この縫成物保持器が、形成すべき縫い目線(60)の
    経過に合わされて互いにほぼ平行な2つの縦スリツト
    (57a,57b)とこれらの縦スリツトを一端で結合する横
    スリツト(57c)とから成るU字状スリツト(57)を持
    ち、しかもこの縫成物保持器が、ミシン頭部(2)から
    離れた所にある引受け位置(58)からミシン頭部(2)
    の所にある縫成位置(59)へ、縦スリツト(57a,57b)
    の方向(y)に対して直角に延びる供給方向(x)に、
    両方の縫成物部分(37,38)を移送するように構成さ
    れ、縫成位置(59)においてミシン頭部(2)と縫成物
    保持器(52,53)が、針(31)に対して直角に延びる縫
    成面(x−y)で、縫い目線(60)の所定の経過に応じ
    て相対運動可能であり、引受け位置(58)の前に第2の
    縫成物部分(38)を折り畳む折り畳み装置(64)が設け
    られて、縦スリツト(57a,57b)の方向(y)に運動可
    能な剣状板(80)を持ち、折り畳み装置(64)と供給装
    置(39,40)とミシン頭部(2)とが共通な架台(1)
    上に設けられているものにおいて、折り畳み装置(64)
    が、架台(1)にあるミシン頭部(2)に対して供給方
    向(x)へ、架台(1)に固定した棒(85)上に移動可
    能に、かつ軸線方向止め装置(88)により固定可能に構
    成されていることを特徴とする、自動ミシン。
  2. 【請求項2】折り畳み装置(64)が外枠担体(65)と剣
    状板担体(76)とを持ち、これら両方の担体が架台
    (1)に固定した共通な揺動軸(69)上に移動可能にか
    つ揺動可能に支持されて、軸線方向止め装置(88)によ
    り供給方向(x)に関して固定可能であることを特徴と
    する、請求項1に記載の自動ミシン。
  3. 【請求項3】両方の担体(65,76)用の揺動駆動装置(7
    1,78)が、これら両方の担体と駆動装置担体(87)との
    間に設けられ、この駆動装置担体(87)が揺動軸(69)
    上及び架台(1)に固定した棒(85)上に移動可能に設
    けられていることを特徴とする、請求項2に記載の自動
    ミシン。
  4. 【請求項4】外枠担体(65)と剣状板担体(76)が揺動
    軸(69)の方向(x)に駆動装置担体(87)へ当つてい
    ることを特徴とする、請求項3に記載の自動ミシン。
  5. 【請求項5】駆動装置担体(87)が軸線方向止め装置
    (88)により、架台(1)に固定した棒(85)上に締付
    け固定可能であることを特徴とする、請求項3に記載の
    自動ミシン。
  6. 【請求項6】折り畳み装置(64)が少なくとも1つの縫
    成物保持器(52,53)に応動するセンサ(84a)を備えて
    いることを特徴とする、請求項1に記載の計算機(12)
    付き自動ミシン。
  7. 【請求項7】折り畳み装置(64)が2つの終端位置(84
    b,84c)の間で移動可能であり、これらの終端位置に属
    するマイクロリミツトスイツチ(84b,84c)が、折り畳
    み装置(64)のこれらの位置に対応する信号を計算機
    (12)へ与えることを特徴とする、請求項1に記載の計
    算機付き自動ミシン。
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