JP2712199B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP2712199B2
JP2712199B2 JP62273727A JP27372787A JP2712199B2 JP 2712199 B2 JP2712199 B2 JP 2712199B2 JP 62273727 A JP62273727 A JP 62273727A JP 27372787 A JP27372787 A JP 27372787A JP 2712199 B2 JP2712199 B2 JP 2712199B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子楽器に係り、特に外部からの入力楽音を
ディジタル楽音データに変換して、これをメモリに記憶
しておき、その後にこの記憶した楽音データを読み出す
ことにより楽音を発生するようにした電子楽器に関する
ものである。 従来の技術 近年、半導体特にメモリ技術が進歩し、多量のメモリ
を低価格で使用できるようになってきた。このような背
景の中で、一般にサンプリングキーボードあるいはサン
プラーと呼ばれる電子楽器が多くのメーカーから商品化
されている。このような電子楽器では、使用者が任意に
選んだ音を録音しておき、これを様々な音高の音として
再生するという使い方ができる。言い換えれば、いわゆ
る鍵盤楽器において、ピアノやギターなどの音色を指示
するように、使用者が自分で録音した音をその鍵盤楽器
の音色として演奏できるような電子楽器である。 このような技術を例えばコンピュータを使って開示し
たものとして、Mr.FREEDMANの文献がある。 ジャーナル オブ ジ オーディオ エンジニアリン
グ ソサイエティ(Journal of the Audio Engineering
Socity,Volume 15,Number 1 J.A.E.S.(January 1967
page 43〜50))がある。 また、鍵盤を用いたこのような電子楽器としては、フ
ェアライト社のフェアライトC.M.Iがある。(AUSTRALI
A,Fairlight Instruments Pty.Ltd.Fairlight C.M.I−R
eady Reference Guide)。 サンプリングキーボードの概説書としては、次のもの
がある。 「ハイテクノロジー楽器の分類」古山俊一著 ミュージットトレード誌 1985年 1月号 ページ38〜43 ミュージックトレード(株)出版 以下、図面を参照しながら上述の電子楽器について説
明する。 第6図は上述の電子楽器の構成を示すものである。 第6図において、101はアナログ信号をデジタル信号
に変換する(以下AD変換と呼ぶ)AD変換部、102はデジ
タル信号を記憶、出力する波形メモリ、103はデジタル
信号をアナログ信号に変換する(以下DA変換と呼ぶ)DA
変換部、104,105はクロックを発生する第1,第2のクロ
ック発生部、106は乗算器、107は入力制御部、108は出
力制御部、109はAD変換、即ち録音に関する指示を入力
する第1の入力部、110はDA変換、即ち再生に関する指
示を入力する第2の入力部である。 以上のように構成された電子楽器について、以下その
動作について説明する。 まず、第1の入力部109にAD変換、即ち録音を指示す
ると、第1の入力部109は入力制御部107へAD変換開始を
指示する信号を出力する。入力制御部107は第1のクロ
ック発生部104へAD変換の為のクロック発生開始信号を
出力すると共に波形メモリ102へメモリアドレス0番地
を示すアドレス信号を出力する。第1のクロック発生部
104は前記AD変換の為のクロック発生開始信号が入力さ
れた後に、AD変換部101と制御部107とへ一定周期のAD変
換クロック信号いわゆるサンプリングクロックを出力す
る。AD変換部101は入力されたアナログ信号をサンプリ
ングロック毎にデジタル信号へ変換するが、一般に、サ
ンプリング定理を満足する為の低域通過フィルタとサン
プルホールドとAD変換器とから作られる。AD変換部101
は前記AD変換クロック信号が入力される毎に、入力され
たアナログ信号をデジタル信号に変換し、これを波形メ
モリ102へ出力する。他方において、入力制御部107は前
記AD変換クロック信号が入力されると、波形メモリ102
へ書き込み信号を出力した後に前記メモリアドレスを1
だけ増加するアドレス信号を出力する。即ちメモリアド
レスは1番地となる。波形メモリ102は入力制御部107か
ら入力されるアドレス信号に対応するメモリアドレス
へ、AD変換部101から入力されるデジタル信号を前記書
き込み信号のタイミングに従って書き込む。結局、最初
にAD変換されたデジタル信号が波形メモリ102のメモリ
アドレス0番地へ記憶されることになる。入力制御部10
7は出力するアドレス信号の示すメモリアドレスが波形
メモリ102の記憶可能なメモリアドレスの最大値よりも
大きくなった時にAD変換終了の、即ちAD変換の為のクロ
ック発生停止信号を出力するが、アドレス信号の示すメ
モリアドレスが波形メモリ102の記憶可能なメモリアド
レスの最大値よりも大きくない時は、上述の動作をくり
返す。第1のクロック発生部104は、前記AD変換の為の
クロック発生停止信号が入力されると前記AD変換クロッ
クの出力を停止する。以上の動作によって、AD変換開始
後にAD変換部101へ入力されたアナログ信号は第1のク
ロック発生部104から出力されるAD変換クロック信号の
周期毎のデジタル信号として波形メモリ102のメモリア
ドレス0番地から順次に記憶可能なメモリアドレス全て
に記憶されることになる。 次に、第2の入力部110に出力楽音を指示すると、第
2の入力部110は出力制御部108へ指示された出力楽音の
音高と強弱(以下タッチと呼ぶ)に関する楽音情報信号
を出力する。出力制御部108は前記楽音情報信号が入力
されると、第2のクロック発生部105へ前記指示された
出力楽音の音高に比例した時間周期のクロック信号を発
生する為の時間周期信号とDA変換の為のクロック発生開
始信号を出力すると共に、波形メモリ102へメモリアド
レス0番地を示すアドレス信号を出力し、乗算器106へ
前記指示された出力楽音のタッチに対応した乗数値を出
力する。第2のクロック発生部105は前記DA変換の為の
クロック発生信号が入力された後に、前記時間周期信号
に従った時間周期のDA変換クロック信号いわゆるサンプ
リングクロックを出力制御部108とDA変換部103へ出力す
る。 出力制御部108は前記DA変換クロック信号が入力され
ると、波形メモリ102へ読み出し信号を出力した後に前
記メモリアドレスを1だけ増加するアドレス信号を出力
する。即ちメモリアドレスは1番地となる。波形メモリ
102は出力制御部108から入力されるアドレス信号に対応
するメモリアドレスにあるデジタル信号を前記読み出し
信号のタイミングに従って読み出し、これを出力する。
出力制御部108は、出力するアドレス信号の示すメモリ
アドレスが波形メモリ102の記憶可能なメモリアドレス
の最大値よりも大きくなった時に、DA変換終了の即ちDA
変換の為のクロック発生停止信号を出力するが、アドレ
ス信号の示すメモリアドレスが波形メモリ102の記憶可
能なメモリアドレスの最大値よりも大きくない時は、上
述の動作をくり返す。 一方、波形メモリ102から出力されたデジタル信号
は、乗算器106において前記指示された出力楽音のタッ
チに対応した乗算値と乗算された後にDA変換部103へ出
力される。乗算器106も前記DA変換クロック信号のタイ
ミング毎に動作するものとする。 DA変換部103は一般にデジタル信号を保持するラッチ
とDA変換器と折り返し周波数成分を除去する低域通過フ
ィルタとから作られており、サンプリングクロック毎に
更新されたデジタル信号がラッチで保持され、保持され
たデジタル信号はDA変換器でアナログ信号に変換された
後に、低域通過フィルタで折り返し周波数成分が除去さ
れる。 DA変換部103は乗算器106から出力されたデジタル信号
を前記DA変換クロック信号に従ったタイミングでアナロ
グ信号に変換して楽音信号として出力する。 第2のクロック発生部105は前記DA変換の為のクロッ
ク停止信号が入力されると前記DA変換クロックの出力を
停止する。以上の動作によって、DA変換開始後、波形メ
モリ102に記憶されたデジタル信号はメモリアドレス0
番地に記憶されたデジタル信号から順次に全て、第2の
クロック発生部105から出力されるDA変換クロック信号
の周期毎に出力された後に、乗算器106でタッチに応じ
た乗算を施されて、DA変換部103でアナログ信号即ち楽
音信号として出力されることになる。 以上のDA変換動作中において、第2の入力部110へ楽
音出力の停止が指示されると、第2の入力部110は楽音
出力停止信号を出力制御部108へ出力する。出力制御部1
08は前記楽音出力停止信号が入力されると、前記DA変換
の為のクロック発生停止信号を写力し、DA変換を終了す
る。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、波形メモリ102
にひとたび楽音データを書き込んでしまうと、入力時と
異なる音質の楽音として出力したい場合、波形メモリ10
2から出力されるデジタル信号を演算処理により加工す
る、あるいは、DA変換部103から出力されるアナログ信
号をフィルタリング処理するような構成としなければな
らないので、再生処理を時分割多重化して複音処理する
為に必要とされる高速処理性あるいは、複音化の為のチ
ャンネル数だけ処理部を増設しなければならないという
経済性の問題があった。 本発明は、上記問題点に鑑みて、簡単な制御で、入力
時と異なる音質の楽音を出力できる電子楽器を提供する
ものである。 問題点を解決するための手段 この目的を達成するため、本発明の電子楽器は、複数
個の波形メモリと、入力された単一のデジタル楽音信号
に所望の周波数帯域を強調あるいは抑制する信号加工を
複数通り施し、かつ前記複数個の波形メモリにそれぞれ
格納する信号加工処理部と、前記複数個の波形メモリに
出力を指示し、各々の出力の音量レベルの制御を行う制
御部とを備えた構成のものである。 作用 この構成によって、入力された単一のデジタル楽音信
号は、信号加工処理部において、所望の周波数帯域を強
調あるいは抑制する信号加工を複数通り施した後、複数
個の波形メモリにそれぞれ出力され、記憶される。 制御部は、複数個の波形メモリに出力を指示するとと
もに、各々の波形メモリから出力される信号に対し、そ
れぞれ、別々の音量レベル制御を行う。この音量レベル
を個々に変化させることにより、所望の音質を得ること
ができる。 実 施 例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照にしな
がら説明する。 第1図は本発明の一実施例における電子楽器の構成を
示すものである。第1図において、10はAD変換部101か
ら出力された信号を加工する信号加工処理部、11,12は
信号加工処理部10で加工された信号を記憶する第1,第2
の波形メモリ、13,14は第1,第2の波形メモリから読み
出されたそれぞれの信号と出力制御部108からの制御信
号を乗算する乗算器、15は乗算器13,14の信号を加算す
る加算器である。 なお、101はAD変換部、103はDA変換部、104,105は、
第1,第2のクロック発生部、107は入力制御部、108は出
力制御部、109,110は第1,第2の入力部であり、これら
は従来例の構成と同じものである。 以上のように構成された一実施例について、以下にそ
の動作について説明する。 まず、第1の入力部109へ、信号加工処理部10におけ
る2種類の所望の入出力特性を得るための入力を行う。
入力形態としては様々な形態が考えられるが、本実施例
においては、強調あるいは抑制する周波数帯域を数値入
力することで所望の入出力特性を得るものとする。また
このような入力部としては、例えばキーボード(端末)
を用いることができる。 例えば、AD変換時に第1のクロック発生部104からAD
変換部101に供給されるAD変換クロックを(Hz)す
ると、信号処理加工部10に入力されるデジタル信号は、
サンプリング定理によってS/2(Hz)までの周波数帯
域が保証される。ここでMを予じめ定められた定数(整
数値)として という関係式を定めると、nにθからMまでの任意の整
数値を代入することにより、xは、θHzから、S/2Hz
まで均等間隔で所望の周波数値を得ることができる。即
ち、第1の入力部109へ、0からMまでの整数値のうち
強調あるいは抑制したい周波数に対応するnの値を次々
入力することにより、所望の強調あるいは抑制する帯域
の設定ができる。 このような入力によるフィルタは、例えば、(M−
1)/2個の共振器と1次のフィードバック回路の並列接
続したものとのくし形フィルタとの縦続接続に実現でき
るものとして次に示す文献に紹介されている。 (「信号・画像のディジタル処理」有本卓 著、ペー
ジ.160〜165.産業図書) 一例として、第1の入力部109にnの値として、0,1,
2,3,α,β,β+1,M−2,M−1,Mの10データを入力し、
入力されたデータに基いて、強調された各周波数帯域を
強調及び抑制した時の入出力特性をそれぞれ、第2図及
び第3図に示す。ここで横軸はnの値であるが、これ
は、周波数軸とも考えられる(M→S/2)。また、縦
軸は出力レベルを表している。 このような入力を行うことにより、たとえば楽音にお
ける高調波成分のみを取り除いた音、あるいはそれ以外
の非高調波成分のみを取り除いた音を得ることもでき
る。ピアノの音を例に取れば、ピアノの弦をハンマーが
たたく、ハンマー音や、本体の鳴る音、ちがった弦の共
鳴する音などを抽出したり取り除いたりできる。 第1の入力部109は、上記のように入力された整数値
nを入力制御部107へ出力するとその入力値によって決
定される2種類の入出力特性を信号加工処理部10へ出力
する。信号加工処理部10は入力制御部107から示される
入出力特性に従って、入力されるデジタル信号に対し、
遂次、演算処理を行うが、そのような信号変換処理動作
は、第1のクロック発生部104から供給されるAD変換ク
ロックタイミングに従って実施するものとする。 以上のように動作する信号加工処理部10に対して、従
来例と同じ構成と動作によってAD変換され、AD変換部10
1から出力されたデジタル楽音信号は、信号加工処理部1
0で、2種類の信号加工処理を施された後に、第1の波
形メモリ11及び第2の波形メモリ12へそれぞれ記憶され
ることとなる。 次に第2の入力部110に出力楽音を指示すると、第2
の入力部110は出力制御部108へ指示された出力楽音の音
高及びタッチに関する楽音情報信号を出力する。出力制
御部108は、前記楽音情報信号が入力されると、第2の
クロック発生部105へ前記指示された出力楽音の音高に
比例した時間周期のクロック信号を発生する為の時間周
期信号とDA変換の為のクロック発生開始信号を出力する
と共に、第1の波形メモリ11及び第2の波形メモリ12へ
それぞれメモリアドレス0番地を示すアドレス信号を出
力し、乗算器13,14へ、前記指示された出力楽音のタッ
チに応じた乗数値をそれぞれ出力する。なお乗算器13,1
4に出力する乗数値は、様々な決定方法が考えられる
が、一例としては、第4図や第5図に示す所の、タッチ
と乗数値の対応関係を示す曲線を第2の入力部110によ
り選択的に指示し、指示された曲線に応じた乗数値を出
力制御部108が乗算器13,14にそれぞれ独立に出力する方
法がある。ただし、第4図及び第5図において横軸はタ
ッチ強度(タッチのベロシティ)を、縦軸は乗数値を表
すものとする。 第2のクロック発生部105は前記DA変換の為のクロッ
ク発生信号が入力された後に、前記時間周期信号に従っ
た時間周期のDA変換クロック信号を出力制御部108とDA
変換部103へ出力する。以下、出力制御部108は前記DA変
換クロック信号が入力されると、従来例と同様の動作に
よって、第1,第2の波形メモリ11,12に読み出し信号を
出力し、そのタイミングに従って、第1,第2の波形メモ
リ、11,12はそれぞれデジタル信号を出力する。出力さ
れたデジタル信号は、それぞれ、前述のように、出力楽
音のタッチに応じた乗数値を乗算器13,14で乗算された
後に、加算器15で信号加算され、DA変換部103へ出力さ
れる。 以下、従来例と同様の動作により、DA変換部103でア
ナログ信号即ち楽音信号として出力されることとなる。 なお、本実施例においては、2通りの信号加工処理を
行った後、2つの波形メモリに格納し、合成、出力する
形をとっているが、2種類以上の信号加工処理を施し、
2つ以上の波形エモリに格納し、合成、出力できること
は言うまでもない。 また、本実施例においては、AD変換からDA変換までを
ひとつの電子楽器として考えているが、信号加工処理部
10において、かなり複雑な信号処理を必要とする場合、
その演算量、速度、能力の点で、リアルタイム処理の不
適切な場合等考えられる。そういう点で、第1図におけ
る破線部200を、大型のコンピュータで処理し、波形を
読み出し専用メモリに記憶した後、同様の処理を行うこ
とも考えられる。 以上のように本実施例によれば、AD変換部101から出
力されるデジタル信号に対し、所望の周波数帯域を強調
あるいは抑制する2通りの信号加工を行い、2つの波形
メモリ11,12に記憶した後、再生時に、それぞれの波形
の出力レベルを個々に制御できるようにしたので、2つ
の出力レベルを別々に変化させるだけで、再生時の音質
変化を従来通りの処理速度で簡単に得ることができ、か
つ、複音化時にも再生処理を従来通りに実施できるよう
になる。さらに、2つの波形メモリ、11,12から出力さ
れる信号に乗算する乗数値をタッチと対応させておくこ
とによって、タッチによる音質変化も、簡単に実現でき
る。 発明の効果 本発明は、単一のデジタル楽音信号に所望の周波数帯
域を強調あるいは抑制する複数通りの信号加工を施し、
複数個の波形メモリに記憶しておいた後、再生時に、そ
れぞれの波形の出力レベルを個々に制御するようにした
ので、各々の出力レベルを別々に変化させるだけで、簡
単に、再生時の音質変化を得ることができる。このた
め、再生時の複音化の為のコストアップを無くすことが
でき、さらにタッチのデータと各々の出力レベルを対応
させておくことで、タッチによる自然な音質変化を得る
こともできる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例における電子楽器のブロック
図、第2図,第3図は本実施例における信号加工処理部
の例示的入出力特性図、第4図,第5図は本実施例にお
ける乗算器に出力されるタッチ強度に対する乗算値の特
性曲線図、第6図は従来技術における電子楽器のブロッ
ク図である。 11……第1の波形メモリ、12……第2の波形メモリ、10
……信号加工処理部、13,14……乗算器、15……加算
器、108……出力制御部。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.入力された単一の楽音信号に対し、所望の高調波倍
    音成分を強調あるいは抑制する信号加工を複数通り施
    し、複数ある出力口からそれぞれ出力する信号加工処理
    部と、前記信号加工処理部から出力された複数の楽音信
    号をそれぞれ格納する複数個の波形メモリと、前記複数
    個の波形メモリに出力を指示し、かつ各々の出力レベル
    の制御を行う出力制御部とを備えてなる電子楽器。
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