JP2706186B2 - 多関節型ロボットのアーム原点の較正方法 - Google Patents

多関節型ロボットのアーム原点の較正方法

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JP2706186B2 JP3153008A JP15300891A JP2706186B2 JP 2706186 B2 JP2706186 B2 JP 2706186B2 JP 3153008 A JP3153008 A JP 3153008A JP 15300891 A JP15300891 A JP 15300891A JP 2706186 B2 JP2706186 B2 JP 2706186B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多関節型ロボットアー
ムの原点較正方法に関し、特に、原点姿勢におけるアー
ムの角度偏差を較正する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、絶対精度を必要とする多関節ロボ
ットのアーム原点の較正方法の従来例として、特開昭6
3−101907,特開平1−193190,実開平1
−143377等が知られている。
【0003】特開昭63−101907は、既知の3点
に較正対象のアームを位置決めをすることにより得られ
たデータを演算し、この演算からロボットアームの角度
偏差を求めるものである。
【0004】また、特開平1−193190では、ある
1点をロボットに右手系,左手系で教示し、その一点に
位置決めさせ、そのときロボット内部のデータを演算し
て、アームの角度偏差を求めるものである。
【0005】一方、実開平1−143377はアーム原
点の機械的な較正方法として提案されたものである。即
ち、原点較正用の治具本体、センターシャフト、ゼロマ
スター及び、治具本体の距離検出器をアーム側に取り付
け、センターシャフトの位置にっいて2っの距離検出器
の出力で差の出なくなるように、アーム位置を調整して
行なうというものである。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来例、特に、特開昭63−101907や特開平1−1
93190のような方法は、それらが、較正用の所定位
置にロボットを位置決めさせるために、アーム先端に取
り付けられた所定形状のピンを所定の嵌合穴に挿入する
という作業を行なっている。そのため、この位置決め作
業にたいへんな手間がかかってしまうという問題点があ
る。さらに、位置決め精度がこの嵌合によって決まる為
に、アームの角度偏差を正確に求めようとすると、この
嵌合代をさらに少なくする必要があり、そのために、更
に位置決め作業が大変になるという問題がある。
【0007】又、較正用治具を用いる実開平1−143
377等の方法では、高精度な治具,シャフト,ゼロマ
スタ等が必要なうえ、これらをアームに精度よく固定す
るために、精度の良い嵌合穴が複数個必要になり、これ
がロボットのコストアップを招く問題がある。
【0008】そこで、本発明は、高精度な特別の測定装
置を必要としなくとも精度の高い原点較正を実現できる
多関節型ロボットのアーム原点の較正方法を提案するも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の構成は、複数のアームを有した多関節型ロボ
ットの前記複数のアームを一直線上に並べるようにする
原点の較正方法において、前記複数のアームのうちの、
互いに回動自在に連結された1組の第1,第2のアーム
であって、ロボット基台の取り付け軸により近い位置で
その一端において軸支された前記第1のアームと、この
第1のアームの他端で回動自在に軸支された前記第2の
アームについて、前記2つのアームの一方に設けられそ
のアームの回動軸方向に内周面が伸びた穴に、他方のア
ームに設けられそのアームの回動軸方向に伸びた細長い
治具を遊合する遊合工程と、前記第1のアームを位置固
定した上で、前記第2のアームを第1の回動方向で回動
して、前記治具を前記穴の内面に当接させた状態で、前
記第2のアームの第1の回転角を検出する第1の検出工
程と、前記第1のアームを位置固定した上で、前記第2
のアームを前記第1の回動方向と逆の第2の回動方向で
回動して、前記治具を前記穴の内面に当接させた状態
で、前記第2のアームの第2の回転角を検出する第2の
検出工程と、検出された第1,第2の回転角に基づい
て、前記第1のアームに対する第2のアームのオフセッ
ト角度を演算する演算工程とを具備することを特徴とす
る。
【0010】
【作用】上記治具及び穴は、遊合することを前提として
いるので、その工作精度は高精度のものを必要としな
い。そして、高精度の治具及び穴を設けなくとも、前記
第1の回転角及び第2の回転角に基づいたオフセット角
の演算が精度の粗さを保証する。
【0011】
【実施例】以下添付図面を参照しながら本発明の好適な
実施例を説明する。
【0012】この実施例の多関節型ロボットは、第n番
目のアームと、その第n番目のアームを固定した状態
で、この第n番目のアームに固定された第n+1モータ
の回転を受けて、回転面内に回転する第n+1アームと
を備え、モータの回転はパルスエンコーダにより検出さ
れるように構成されている。この多関節ロボットの第n
+1アームには、同アームの直線上に位置する所に丸棒
(治具シャフト)が着脱自在に、密接に嵌合出来る穴を
設け、第nアームには、同アームの一直線上に位置する
所に治具シャフトと遊嵌出来る穴を設けるよう構成され
ている。
【0013】この多関節ロボットは、次の順序で第n+
1アームの角度偏差を算出し、記憶するように構成され
ている。原点較正信号を受けて、モータ原点出しを行
ない、エンコーダパルスの検出値を零とし、治具シャフ
トが第nアームと遊嵌出来る位置へ第n+1アームを回
動し、治具シャフトを第n+1アームに挿入する。第
n+1パルスエンコーダの 検出値が正の値となるよう
第n+1アームを所定の力で押し、その時の位置検出パ
ルス数を記憶する。第n+1パルスエンコーダの検出
値が負の値となるように第n+1アーム所定の力で押
し、その時の位置検出パルス数を記憶する。上記2っ
の位置検出パルス数から、第n+1アームの延長線と第
n+1アームのなとす角を算出し、第n+1アームの角
度偏差として記憶する。
【0014】従って、第n+1アームの角度偏差を求め
る際に、高精度な穴加工を多数する必要もなく、また、
算出そのものも簡単で計算誤差もなく、且つ、角度偏差
を導く位置検出パルス検出する時も嵌合誤差を生ぜず、
正確なアームの角度偏差を求めることが出来るというも
のである。
【0015】図1は、本発明を適用する対象の多関節型
ロボット(3軸)の例である水平多関節型ロボットであ
る。
【0016】図1に示すロボットに対して、回転角度を
記憶し、その角度位置に回転するというPTP(ポイン
トからポイントへの移動)動作しか行わないような場合
には、較正上の問題は起こらない。図1のようなロボッ
トが特に関節系から直交座標への座標変換を行うことを
必要とする場合に、移動位置に“歪み”が発生してしま
う理由を先ず説明する。
【0017】直交座標でアームを移動しなければならな
いパレタイズ作業や、視覚からの指示で組立を行なう作
業では、ロボット自体が関節系から直交座標への座標変
換を行う必要がある場合がある。図2は上記歪みが発生
してしまう理由を説明する。図1の水平多関節型ロボッ
トが原点位置にあるとみなされている姿勢において、第
1アーム(2)と第2アーム(3)が一直線上にならず
に角度偏差を持っていると、図2に示すように、直交座
標上で、指令位置10が11のようにゆがんでしまい、
大きな位置ずれが発生する。そのため、上述のパレタイ
ズ作業や、視覚からの指示で組立を行なう作業に支障を
きたしてしまう。
【0018】図3は、本発明の1つの実施例を示すもの
で、図1のロボット装置に対して適用したものである。
図3において、1は第2アーム(3)の角度偏差の較正
時のみに使用するための治具シャフトである。第1のア
ームフレーム2は、そのアームセンタ軸上にシャフト1
と遊合する穴を有し、モータにより回転する。第2のア
ームフレーム3は、そのアームセンタ軸上にシャフト1
と密に嵌合する穴を有し、モータにより回動する。ま
た、4はアーム2を駆動するモータであり、6はこのモ
ータ4の位置を検出するパルスエンコーダであり、5は
アーム3を駆動するモータであり、7はモータ5の位置
を検出するパルスエンコーダである。
【0019】図4は図3の断面AA´を上方から見た断
面図であり、治具シャフト1とアームフレーム2に設け
られたアームセンタ軸上の穴14との遊合状態を表わし
ている。
【0020】シャフト1は、上述したように、主に較正
操作を行なうときに必要となるもののであるから、通
常、ロボットにロボット動作を行なわせるときは不要で
あるので外しておく。即ち、シャフト1は、較正操作を
行なうときにのみアーム3の穴13に装着される。
【0021】図5,図6は、夫々、アーム3及びアーム
2に設けられた治具シャフト1を取り付けるための穴1
3を、また、治具シャフト1と遊合する穴14を示す図
である。図5で、取り付け穴13は、アーム3の長手方
向の直線15上において高精度に設けられ、即ち、取り
付け穴13の中心は直線15上に高精度に乗るように、
穴13が作成加工される。一方、穴13を回転軸心17
からどの程度離れて作成するかは低精度でよい。図6に
おいて、遊合穴14も取り付け穴13と同様に、アーム
2の直線14の直線上において高精度に加工作成されて
いるが、アーム3の回転軸心18からの距離と穴径は低
精度で加工されている。
【0022】以下、この実施例に係る較正方法の概略を
図7乃至図13を参照しながら説明する。
【0023】まず、アーム3の角度偏差を較正するため
の準備作業として、水平多関節型ロボットのモータの原
点出しを行ない、パルスエンコーダ7の検出値を零クリ
アする。この位置が“仮原点”である。図7はこの時の
状態を示す。同図に示すように、2つのアームが仮原点
位置にある場合には、両アームは互いにオフセットして
いる。そして、図7において、アーム3の角度と理論上
の原点姿勢(アーム2とアーム3が直線上にある)との
差が、求めるアーム3の角度偏差θ2OFFSET である。
【0024】この実施例の較正方法の順序を説明する。
【0025】この較正方法においては、上記オフセット
角度を求めるために操作者がマニュアルでアーム3を移
動する操作を必要とするため、アーム3のサーボを解除
する。そこで、較正の対象であるアーム3の駆動用モー
タ5の動力のみを切断し、パルスエンコーダ7の検出は
続行する。ただし、アーム2のモータ制御は続行(サー
ボロック状態の維持)してアーム2を固定しておく。次
に図3のように、治具シャフト1を、シャフト1が、ア
ーム2とは遊合し、アーム3とは嵌合するように取り付
ける。
【0026】較正作業として、図10に示すように、ア
ーム3の先端をプッシユプル・ゲージ等を用いて、所定
の力(アーム3の回転の摺動抵抗力より大なる力)で同
図のA方向から押す。
【0027】図12,図13は図1におけるBB´断面
を示す。図12は、A方向(図10)から力をアーム3
に加えたときの、治具シャフト1と較正用穴14との位
置関係を表している。また、図10の状態でのアーム3
の姿勢は図8に示した通りである。従って、仮原点から
のアーム3の角度はパルスエンコーダ7の検出値θ2Rと
して測定される。
【0028】同様にして、図11に示すように、アーム
3の先端をプッシユプル・ゲージ等で所定の力で先の測
定とは異なる方向Bから押す。図13は、この時の治具
シャフト1とアーム3の較正穴14との位置関係を表し
ている。この状態でのアーム3の姿勢は図9に示した通
りであり、このときの仮原点からのアーム3の角度はパ
ルスエンコーダの検出値θ2Lとして測定される。
【0029】上記測定値θ2R,θ2Lから、アーム3の角
度偏差θ2OFFSET は、 θ2OFFSET =(θ2L−θ2R)/2 として求めることができる。
【0030】図14は、図1の水平多関節型ロボットの
制御装置のブロック図である。
【0031】31,32は夫々、人が操作するためのデ
ータ入力手段としての、CRT及びキーボードである。
この制御装置は、ロボット全体のシーケンス制御部23
と、関節角から直交座標への変換及び、その逆の座標変
換を行う座標変換部22を含むロボットの位置制御部2
1と、各アームの速度制御を行なう速度制御部24等を
含む。位置制御部21は、全体シーケンス制御部23か
らのロボット移動指令の値に基き、速度制御部24に各
軸の速度指令値を指令する。25,26,27は、各軸
のモータの回転駆動させるアンプであり、速度制御部2
4からの指令(トルク)に基き、モータを制御する。2
8,29,30は、各軸のパルスエンコーダの値を記憶
する位置カウンタであり、上位制御部24,22より参
照される。
【0032】図1において、アーム2を第1軸、アーム
3を第2軸、ハンドシャフト11を第3軸と呼ぶと、S
W41は、アーム3(第2軸)のサーボを解除するため
のスイツチである。即ち、このSW41を開くことによ
り、図10,図11のような操作が可能となる。シーケ
ンス制御部23は、予め、較正用の制御手順を記述した
プログラムを内蔵する。操作者がキーボード32から、
その較正プログラムを起動する操作を行なうと、制御部
23は、較正動作モードとなって、スイツチ41を開
き、CRT31上に、アーム3のサーボが解除された旨
を表示して、操作者に、図10,図11の操作を促す。
操作者は、図12または図13に示された位置にアーム
3を移動した度に、所定のキー(キーボード32の)を
押下する。シーケンス制御部23は、図12の状態にア
ーム3が置かれた状態で上記キーが押されると、位置制
御部21がエンコーダ7から読み取った値をθ2Rとし、
図13の状態にアーム3が置かれた状態でキーが押され
ると、エンコーダ出力をθ2Lとする。そして、較正プロ
グラムは、演算された角度偏差θ2FFSETを、位置制御部
21内の座標変換部22に記憶させる。
【0033】これで、較正動作は終了であり、操作者が
シャフト1を取り除けば、第1図のロボットは、θ2FFS
ETを座標変換時に使用する。これにより、水平多関節型
ロボットを直交座標系で正確に移動位置決めすることを
可能とした。他の実施例 本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能
である。例えば、 (1)前記実施例では、アーム3に治具シャフト、アー
ム2に遊合穴を設けていたが、アーム2に治具シャフ
ト,アーム3に遊合穴を設けても、まったく同じ効果が
得られる。 (2)また、前記実施例においては、図5において、治
具シャフト1の取付穴13及び図6の遊合穴14は、直
線上の精度を保証するように、高精度の加工がなされて
いた。しかし、低精度で加工し後に、測定しても同じ効
果が得られる。 (3)前記実施例は、図1の3自由度のロボットに適用
したものであったが、本発明は4自由度以上の水平多関
節型ロボットにも適用可能である。
【0034】図15は、本発明を、4自由度の水平多関
節型ロボットの第2アーム(43)と、先端シャフト1
1の回転軸ベース19との間で、適用した例である。図
3の実施例の第1アーム2を図15のアーム43に、図
3の第2アーム(3)を図4の先端回転軸ベース19と
読み換えることにより、この変形例を容易に理解でき
る。 (4)図16は、水平多関節型ロボットの第1アーム
(52)の長手方向の所定の直線と、ロボット基台の所
定の直線との角度偏差を検出する例である。同図におい
て、アーム52には、所定の位置に治具シャフト53が
取り付けられており、また、基台には、上記シャフト5
3が遊合するための穴54を設けられた治具55が設け
られている。 (5)上記実施例では、図10,図11に示したよう
に、第2アームの移動を操作者がマニュアルで行なって
いたが、この操作を自動化してもよい。但し、この場合
は、較正対象の第2アームのサーボを維持しておく必要
があり、また、この第2アームを移動して、シャフト1
が遊合穴14に当接したことを検知するための検知手段
が必要である。かかる検知手段は、サーボモータにかか
る負荷を検知することにより簡単に行なえる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高精度な加工(又は、測定)を必要としないで、簡単で
角度偏差の計算誤差の少ない精度の高い原点検出が行な
え、最終的には、精度良く直交座標系で移動位置決め出
来る多関節ロボットを提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の較正方法を適用した多関節型ロボッ
トの斜視図。
【図2】 図1のロボットで、原点出しを正確に行なわ
ないと位置決め精度が低下する理由を説明する図。
【図3】 本発明の較正方法の1実施例に係る較正装置
の部分断面図。
【図4】 図3の装置の治具と穴との位置関係を説明す
る図。
【図5】,
【図6】 上記治具,穴と、第1アーム,第2アームと
の位置関係を説明する図。
【図7】,
【図8】,
【図9】 実施例の原点較正方法の実行過程で、各アー
ムの動きを説明する図。
【図10】,
【図11】 実施例の原点較正方法の実行過程で、第2
アームの動きを説明する図。
【図12】,
【図13】 実施例の原点較正方法の実行過程で、治具
と穴の位置関係の変化を説明する図。
【図14】 実施例に係る装置の制御部分の較正を説明
する図。
【図15】,
【図16】 本発明のその他の実施例の構造を説明する
図。
【符号の説明】
1…治具、2…第1アーム、3…第2アーム、6,7…
エンコーダ、13…治具取り付け穴、14…遊合穴。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−55179(JP,A) 特開 平1−193190(JP,A) 特開 昭63−101907(JP,A) 実開 平1−143377(JP,U) 実開 昭62−29286(JP,U)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアームを有した多関節型ロボット
    の前記複数のアームを一直線上に並べるようにする原点
    の較正方法において、前記複数のアームのうちの、互い
    に回動自在に連結された1組の第1,第2のアームであ
    って、ロボット基台の取り付け軸により近い位置でその
    一端において軸支された前記第1のアームと、この第1
    のアームの他端で回動自在に軸支された前記第2のアー
    ムについて、第2アームの粗い原点出しを行った後に、
    前記2つのアームの一方に設けられそのアームの回動軸
    方向に内周面が伸びた穴に、他方のアームに設けられそ
    のアームの回動軸方向に伸びた細長い治具を遊合する遊
    合工程と、前記第1のアームを位置固定した上で、前記
    第2のアームを第1の回動方向で回動して、前記治具を
    前記穴の内面に当接させた状態で、前記第2のアームの
    第1の回転角を検出する第1の検出工程と、前記第1の
    アームを位置固定した上で、前記第2のアームを前記第
    1の回動方向と逆の第2の回動方向で回動して、前記治
    具を前記穴の内面に当接させた状態で、前記第2のアー
    ムの第2の回転角を検出する第2の検出工程と、検出さ
    れた第1,第2の回転角に基づいて、前記第1のアーム
    に対する第2のアームのオフセット角度を演算する演算
    工程とを具備することを特徴とする多関節型ロボットの
    アーム原点の較正方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の多関節型ロボットのアーム原
    点の較正方法において、前記治具は丸棒であって、前記
    2つのアームのいずれか一方のアームの2つの回動中心
    を結ぶ線上に設けられ、前記穴は丸穴であって、他方の
    アームの2つの回動中心を結ぶ線上に設けられている。
  3. 【請求項3】 請求項1の多関節型ロボットのアーム原
    点の較正方法において、前記多関節型ロボットは水平多
    関節型ロボットである。
  4. 【請求項4】 請求項1の多関節型ロボットのアーム原
    点の較正方法において、前記第1,第2の検出工程の各
    々は、前記第2のアームのサーボを解除する工程と、そ
    の第2のアームをマニュアルで回動する工程とを含む。
  5. 【請求項5】 請求項2の多関節型ロボットのアーム原
    点の較正方法において、前記丸棒の取付穴と前記丸穴
    は、ロボットアームの製作加工時に、あらかじめ高精度
    にアーム内の所定一直線の位置に加工されている。事を
    特徴とする請求項第1項に記載の関節型ロボットのアー
    ム原点の較正方法。
  6. 【請求項6】 請求項2の多関節型ロボットのアーム原
    点の較正方法において、前記丸棒と前記丸穴は、ロボッ
    トアーム製作加工後、あらかじめアーム内の一直線上の
    位置として測定されている。
  7. 【請求項7】 請求項2の多関節型ロボットのアーム原
    点の較正方法において、前記第1のアームは、前記ロボ
    ット基台とこのロボット基台を固定部として回転するア
    ーム。
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