JP2704358B2 - スレーキング抑制剤 - Google Patents

スレーキング抑制剤

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JP2704358B2
JP2704358B2 JP6072502A JP7250294A JP2704358B2 JP 2704358 B2 JP2704358 B2 JP 2704358B2 JP 6072502 A JP6072502 A JP 6072502A JP 7250294 A JP7250294 A JP 7250294A JP 2704358 B2 JP2704358 B2 JP 2704358B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塩基性骨材が持つ水和反
応を抑えることによりスレーキングを抑制し、マグネシ
ア等の塩基性骨材の不定形耐火物への適用を図ることを
目的とする。
【0002】
【従来の技術】現在鉄鋼、セメント、非鉄金属の精錬等
に用いられる耐火物においては、施工が容易で任意の形
状に成形でき、省力化できる等の利点から、不定形耐火
物が急速な伸びを示している。この不定形耐火物には、
キャスタブル、吹き付け材、ラミング材、スタンプ材、
コーティング材、スリンガー材等があるが、これに使用
されている骨材は、シリカ質、ジルコン質、アルミナ
質、黒鉛、炭化珪素等の中性、酸性骨材である。
【0003】しかし、転炉、取鍋、タンディシュ等の製
鋼容器やセメントキルンには、耐食性に優れたマグネシ
ア−アルミナスピネル、マグネシア、マグクロ、ドロマ
イト等の塩基性骨材が定形耐火物として使用されてい
る。この定形耐火物に代えて、施工が容易であるが水を
使用する不定形耐火物は、骨材と水との反応性が高いた
めに、施工体の乾燥加熱時に水和反応を起こし、それに
伴う体積膨張のために、施工体の内部組織が脆弱とな
り、結果として亀裂や剥離のようなスレーキング現象を
引き起こし、施工体の強度低下や耐食性の低下をもたら
すだけでなく、場合によっては崩壊に至り非常に危険で
ある。
【0004】このスレーキング現象を引き起こす水和を
抑制、改善するために多くの方法が試みられてきた。例
えばパラフィン、アスファルト、ピッチ、油類、樹脂を
使用する方法、オキシカルボン酸あるいはその塩を使用
する方法(特公昭60-58183号)ショ糖類を使用する方法、
難溶性リン酸塩を使用する方法(特開昭61-291465号)、
非晶質シリカ粉末を使用する方法(特開昭58-99177号)、
ホウ砂、ホウ酸を使用する方法(特開昭57-129881号)、C
aO及びAl2O3を特定量含有したマグネシア骨材を使用す
る方法(特開平5-70247号)である。
【0005】しかしながら、これらの方法はそれぞれ一
長一短があり、溶湯を汚染する、耐火物に低融点物質が
生成し、強度が低くなる、耐食性が低下する、容積安定
性が悪くなる等の問題点を内包し、更にまたスレーキン
グ抑制効果も不十分である。また、カルシウムサルホア
ルミネートクリンカーの水和反応を遅らせるためオキシ
カルボン酸類、例えばクエン酸ナトリウム、リンゴ酸、
酒石酸ナトリウムを使用する方法(特公昭60-58183号)も
提案されているがこのようなオキシカルボン酸類では十
分なスレーキング抑制はできない。このような問題点の
ために塩基性骨材を不定形耐火物に使用することは、特
殊な場合、例えばスレーキングが進行する前に水分が蒸
発する熱間吹付け等の場合を除き、極めて困難であっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は塩基性骨材を
耐火物に使用した場合、亀裂や剥離、崩壊、施工体の強
度低下を抑制する耐食性に優れた施工性の良いスレーキ
ング抑制剤を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本発明者らは鋭意研究
の結果、下記a)の組成を有する3価または4価の塩基
性有機酸多価金属塩粉末と有機酸粉末との混合比が下記
b)である3価または4価の塩基性有機酸多価金属塩粉
末と有機酸粉末との混合粉状物からなるスレーキング抑
制剤。a)3価または4価の塩基性有機酸多価金属塩の金属が
3価(M )である場合、M /有機酸の持つ
カルボキシル基=0.2〜2.0(モル比)であり、ま
た金属が4価(MO )である場合、MO /有機酸の
持つカルボキシル基=0.3〜2.0(モル比) b)3価または4価の塩基性有機酸多価金属塩の金属が
3価(M )である場合、M /有機酸粉末の
持つカルボキシル基=0.1〜1.5(モル比)であ
り、また金属が4価(MO )である場合、MO /有
機酸粉末の持つカルボキシル基=0.2〜2.0(モル
比) が、マグネシア等の塩基性骨材と水との水和反応を
抑制し、スレーキング抑制できることを見いだし本発明
を完成させるに至った。
【0008】
【作用】本発明で使用する塩基性有機酸多価金属塩粉末
としては、本出願人の発明(特公昭61-16745号)である、
Al2O3/乳酸(モル比)=0.2〜2.0からなる塩基性乳酸アル
ミニウム粉末をはじめとして、塩基性ギ酸アルミニウム
粉末、塩基性酢酸アルミニウム粉末、塩基性酒石酸アル
ミニウム粉末、塩基性グリコール酸アルミニウム粉末等
のアルミニウム塩が挙げられる。
【0009】塩基性有機酸多価金属塩粉末の製造に使用
する有機酸は、モノカルボン酸、ジカルボン酸、オキシ
カルボン酸などである。モノカルボン酸としては、ギ
酸、酢酸、プロピオン酸、n-酪酸、吉草酸などが挙げら
れ、ジカルボン酸としては、シュウ酸、コハク酸、マレ
イン酸、マロン酸、フマル酸、グルタル酸などが挙げら
れ、オキシカルボン酸としてはグリコール酸、乳酸、酒
石酸、リンゴ酸、クエン酸などが挙げられる。
【0010】そして、上記の塩基性有機酸アルミニウム
塩粉末だけでなく、塩基性有機酸鉄塩粉末、塩基性有機
酸ジルコニウム塩粉末、塩基性有機酸クロム塩粉末、塩
基性有機酸チタン塩粉末が使用できる。
【0011】これらの塩基性有機酸多価金属塩粉末の製
造方法は、塩化多価金属塩、硫酸多価金属塩、硝酸多価
金属塩、あるいはこれらの塩基性塩化多価金属塩等の水
溶性多価金属塩とアルカリ金属あるいはアンモニウムの
炭酸塩、重炭酸塩を反応させ生成沈澱する多価金属水和
物を先述の有機酸に溶解し、乾燥することにより製造す
ることができ、その塩基度は多価金属水和物と有機酸の
使用割合を変えることにより容易に調整できる。その範
囲は多価金属酸化物に対し有機酸の持つカルボキシル基
のモル比で、アルミニウム、鉄、クロムなどの3価の金
属の場合、概ね3価金属酸化物(M2O3:Mは多価金属)/有
機酸の持つカルボキシル基=0.2〜2.0(モル比)の範囲の
ものであり、ジルコニウム、チタンなどの4価金属の場
合、概ね4価金属酸化物(MO2)/有機酸の持つカルボキシ
ル基=0.3〜2.0(モル比)の範囲のものである。すなわ
ち、モル比が上記範囲を逸脱すると安定性が低下し製造
が極めて困難となる。この場合、有機酸の持つカルボキ
シル基のモル数とは〔有機酸のモル数×有機酸一分子当
たりのカルボキシル基数〕とする。
【0012】また、塩基性有機酸多価金属塩粉末と混合
する有機酸粉末としては、モノカルボン酸、ジカルボン
酸、オキシカルボン酸が使用できる。モノカルボン酸と
しては、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、n-酪酸、吉草酸な
どが挙げられ、ジカルボン酸としては、シュウ酸、コハ
ク酸、マレイン酸、マロン酸、フマル酸、グルタル酸な
どが挙げられ、オキシカルボン酸としてはグリコール
酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸などが挙げられ
る。これらの中で、液状有機酸は不活性アルミナ粒子等
に担持させて粉末化したものを使用すれば良い。より好
ましくは、作業環境の点から臭いの無いジカルボン酸、
オキシカルボン酸の使用が好ましい。塩基性有機酸多価
金属塩粉末と有機酸粉末の混合粉状物からなるスレーキ
ング抑制剤の製造方法は、塩基性有機酸粉末と有機酸粉
末をブレンダーなどで十分に混合させれば良い。
【0013】次に両者の混合割合について言えば塩基性
骨材等の種類、使用目的、塩基性有機酸多価金属塩粉
末、あるいは有機酸粉末の種類により異なり、一概に規
制することはできないが、塩基性有機酸多価金属塩粉末
の金属が3価の場合、M2O3/有機酸粉末の持つカルボキ
シル基(モル比)=0.1〜1.5の範囲、また金属が4価の場
合、MO2/有機酸粉末の持つカルボキシル基(モル比)=0.2
〜2.0の範囲が良い。
【0014】本発明における水和抑制のメカニズムの解
明は未だ十分でないが、次のように考えられる。すなわ
ち、混合した有機酸粉末や有機酸多価金属塩粉末の有機
酸、特に有機酸粉末の有機酸が先ず、マグネシアなどの
表面にある活性部位に水以上の結合力で結合し漸次多価
金属塩粉末の有機酸が活性部位と結合し、有機酸を奪わ
れた多価金属がゲル化し、このゲルがマグネシア骨材な
どの表面をコーティングするために水和反応が抑制され
ると考えられる。
【0015】塩基性有機酸多価金属塩粉末単独では、含
有する有機酸が多価金属と強く結合しているため水和反
応抑制効果は不十分であり、スレーキング抑制効果が十
分に発現しない。一方、有機酸粉末単独では短時間で流
動性が無くなり、作業時間の確保が困難となる。
【0016】また特公昭60-58183号に見られるクエン酸
ナトリウム等の有機酸アルカリ金属塩は、アルカリ金属
自身が強塩基性であり、活性度が非常に高い。このため
に、有機酸がマグネシア骨材などの活性部位と結合しに
くいため水和抑制効果は大きく劣る。その結果、本発明
の目的とするスレーキング抑制効果も劣り不適切なもの
である。有機酸アルカリ土類金属塩もアルカリ土類金属
塩が、塩基性骨材の活性部位と同程度の活性を持つため
に、有機酸が塩基性骨材の活性部位に優先的に結合する
ことはなく、効果的でないと考えられる。
【0017】さて、本発明のスレーキング抑制剤を使用
してその効果が得られる物質、すなわち対象物質として
は、電融マグネシア、海水マグネシア、天然マグネシア
やアルミナ−マグネシアスピネル、マグネシアクロム
(又はクロムマグネシア)、ドロマイト、カルシアなどの
物質(骨材)が挙げられるが、水と反応性のある塩基性
物質であれば良い。また、効果を更に高めるために、こ
れらの物質にパラフィン、油類等のコーティングを行っ
た物質や表面に炭酸処理を行った物質であっても良い。
本発明のスレーキング抑制剤の使用割合は塩基性物質の
種類、利用目的等により異なるが概ね0.1〜10重量部で
ある。本発明スレーキング抑制剤は塩基性骨材を用いた
不定形耐火物に使用して特にその効果を良く発現する。
以下本発明の実施例を挙げて更に説明する。
【0018】
【実施例】実施例において%は特に断らない限り重量%
を示す。
【0019】(実施例1)骨材としてマグネシア骨材
(宇部ク゛リーン:粒子径3mm以上 25.7%、1〜3mm 28.6%、
0.088〜1mm 17.1%、0.088mm以下 28.6%)を100重量
部、硬化材としてハイアルミナセメント(電気化学製)5.
0重量部を用い、本発明スレーキング抑制剤として、塩
基性乳酸アルミニウム粉末(Al2O3/乳酸のカルボキシル
基=0.63(モル比)、Al2O3=34.5%)とグリコール酸粉末と
の混合粉末(塩基性乳酸アルミニウム粉末のAl2O3/グリ
コール酸粉末の持つカルボキシル基=0.26(モル比))を用
い、分散剤としてリグニンスルホン酸系の分散剤0.1重
量部を用いた場合の実施例および比較例を表1に示す。
上記配合物に水を加えた後、十分に混練し、2×2×8cm
の金型へ振動成形機にて流し込み成形を行ない、20℃で
24時間養生後脱型した。スレーキング試験はこの試料を
152℃の飽和水蒸気下(5kgf/cm2)で5時間放置することよ
り行った。また強度測定はスレーキング試験を行った試
料と、スレーキング試験を行っていない試料のそれぞれ
を110℃で24時間熱処理し、室温まで冷却した後、万能
強度試験機(丸菱科学機器製作所製)にて冷間曲げ強度を
測定した。その結果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】*印:単位は重量部 スレーキング試験評価値基準 0 : 崩壊 1 : 亀裂が僅かにある 2 : 殆ど亀裂などが無い状態 3 : 亀裂等が全く無い状態
【0022】本発明スレーキング抑制剤を添加しなかっ
た試料は、崩壊したためにスレーキング試験後の強度測
定はできなかった。このように塩基性乳酸アルミニウム
粉末とグリコール酸の混合粉状物からなるスレーキング
抑制剤の添加効果は明かであり、しかもスレーキング抑
制剤を添加した試料のスレーキング試験後の強度は、試
験をしなかった試料と比べて上がる結果となった。尚、
本発明例No.1の場合、スレーキング抑制剤の添加量が少
なく望ましくない。
【0023】(実施例2)骨材としてアルミナ骨材(3mm
以上 25.7重量%、1〜3mm 28.6重量%、0.088〜1.0mm 2
7.1重量%、0.088mm以下 18.6重量%)を100重量部にマ
グネシア超微粉(平均粒子径10μm以下)を10重量部配合
したものに、表2に示す塩基性有機酸多価金属塩粉末と
有機酸粉末の混合粉状物からなる本発明スレーキング抑
制剤と水7.0重量部を添加し、十分に混練後、2×2×8cm
の金型へ振動成形機にて流し込み成形を行なった。これ
を20℃で24時間養生した後、脱型し実施例1と同様のス
レーキング試験を行った。また、同時に作業性も調べ
た。尚、乳酸粉末、プロピオン酸粉末についてはアルミ
ナ微粉に担持させたものを使用した。いずれも50%含量
であった。その結果を表2に示す。
【0024】
【表2】
【0025】a:〔塩基性有機酸多価金属塩粉末のM2O3
又はMO2/有機酸多価金属塩粉末の持つカルボキシル基〕
モル比 b:塩基性有機酸多価金属塩粉末のM2O3又はMO2の濃度 c:〔塩基性有機酸多価金属塩粉末のM2O3又はMO2/有機
酸粉末の持つカルボキシル基〕モル比 A:流動性悪く10分以内で固化した B:流動性良く40〜60分の作業時間が確保できた C:流動性非常に良く60分以上作業時間が確保できた
【0026】 このように塩基性有機酸多価金属塩粉末
と有機酸粉末の混合粉状物からなる本発明スレーキング
抑制剤を添加すれば、良好なスレーキング抑制効果と作
業性が得られるのに対し、添加しないものはスレーキン
グ試験で崩壊する。そして、塩基性有機酸多価金属塩粉
末だけでは、作業性は良いがスレーキング抑制が不十分
となる。また、有機酸粉末だけではスレーキング抑制効
果は得られるが、作業性が悪くなる結果となった。
【0027】(実施例3)骨材として炭酸処理を施し、
水和反応をある程度抑制したドロマイト骨材(新日本化
学工業(株)製、商品名:CM−45、粒子径3mm以上
58.0%、1〜3mm 42.0%)30重量部とアルミナ骨材(粒子
径0〜3mm)70重量部を配合し、この骨材100重量部にシリ
カ超微粉(平均粒子径10μm以下)2.0重量部、難溶性リン
酸塩0.5重量部、硬化材としてハイアルミナセメント(電
気化学工業(株)製、スーパー)2.0重量部を加えた。さ
らに表3に示すように塩基性有機酸多価金属塩粉末と有
機酸粉末の混合粉状物からなる本発明スレーキング抑制
剤5.0重量部と水8.0重量部を混合した。酢酸粉末につい
てはアルミナ微粉に担持させたもの(酢酸50%含有)を使
用した。但し、添加量はアルミナを除き本発明例スレー
キング抑制剤単味で5.0重量部相当量となるように加え
た。これを2×2×8cmの金型へ、振動成形機にて流し込
み成形を行なった。20℃で24時間養生後、脱型し130℃
の飽和水蒸気下(3kgf/cm2)で3時間のスレーキング試験
を行った。その結果を表3に示す。
【0028】
【表3】
【0029】
【発明の効果】本発明は塩基性有機酸多価金属塩粉末と
有機酸粉末との混合粉状物を用い、特に塩基性骨材を耐
火物に使用した場合、従来からの問題であった亀裂や剥
離、崩壊、施工体の強度低下に代表されるスレーキング
現象を抑制し、耐食性に優れた耐火物を提供するもので
ある。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記a)の組成を有する3価または4価
    塩基性有機酸多価金属塩粉末と有機酸粉末との混合比
    が下記b)である3価または4価の塩基性有機酸多価金
    属塩粉末と有機酸粉末との混合粉状物からなるスレーキ
    ング抑制剤。a)3価または4価の塩基性有機酸多価金属塩の金属が
    3価(M )である場合、M /有機酸の持つ
    カルボキシル基=0.2〜2.0(モル比)であり、ま
    た金属が4価(MO )である場合、MO /有機酸の
    持つカルボキシル基=0.3〜2.0(モル比) b)3価または4価の塩基性有機酸多価金属塩の金属が
    3価(M )である場合、M /有機酸粉末の
    持つカルボキシル基=0.1〜1.5(モル比)であ
    り、また金属が4価(MO )である場合、MO /有
    機酸粉末の持つカルボキシル基=0.2〜2.0(モル
    比)
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