JP2702341B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2702341B2
JP2702341B2 JP31702691A JP31702691A JP2702341B2 JP 2702341 B2 JP2702341 B2 JP 2702341B2 JP 31702691 A JP31702691 A JP 31702691A JP 31702691 A JP31702691 A JP 31702691A JP 2702341 B2 JP2702341 B2 JP 2702341B2
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JP
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rom
channel mos
mos transistor
transistor
external terminal
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Inventor
初日出 五十嵐
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九州日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に利用さ
れ、特に、製品を区分するコードを識別する識別回路を
内蔵する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ROM(リードオンリーメモ
リ)、ゲートアレーおよびこれらを内蔵してマイクロコ
ンピュータは、同一製品のごく一部のパターン配列が異
なるのみのため、図3にその一例を示す識別回路を内蔵
し、これらユーザごとに異なるコードの区別をしてい
た。
【0003】回路構成は、区別すべきコード数に応じて
MOSトランジスタを並べる方式である。図3では、ド
レインがそれぞれ外部端子31、32および33に接続
されたエンハンスメント型のNチャネルMOSトランジ
スタM21およびM22、ならびにディプレッション型
のNチャネルMOSトランジスタM23を含み、各トラ
ンジスタのゲートは共通にゲート電源VG に接続され、
各トランジスタのソースは共通に接地される。そして、
ゲート電源VG はエンハンスメント型とディプレッショ
ン型とを区別するために接地とされ、外部端子31、3
2および33にはそれぞれアドレスTA2、TA1およ
びTA0の入力となる。
【0004】次に、表1を参照して本従来例の動作につ
いて説明する。これは測定する際外部端子31、32ま
たは33に電源を接続し電流が流れたかどうか判断する
もので、ここではNチャネルMOSトランジスタのゲー
ト電極が接地されているので、エンハンスメント型のN
チャネルMOSトランジスタM11およびM12では電
流が流れず、ディプレッション型のNチャネルMOSト
ランジスタM13では流れることになる。このとき電源
電流が流れない場合「0」、流れた場合「1」とする
と、表1に示した関係になる。さらに、これを3桁の2
進数として扱えば23 種類の製品の区別が簡単にでき
る。
【0005】
【表1】 この従来例はディプレッション型のMOSトランジスタ
を使用した場合を説明したが、製品を切り換える工程が
拡散層、コンタクトおよびアルミニューム配線の場合
は、トランジスタは不要で、「オン」と「オフ」は「シ
ョート」と「オープン」に置き換えて使えばよい。また
エンハンスメント型のMOSトランジスタの高いしきい
値電圧VTHを使う方式は、ゲートをこの高いしきい値電
圧VTHと通常のしきい値ャネル電圧VTNの間の電圧VM
にするか、ゲート・ドレイン間を短絡し電圧VM をかけ
ドレイン電流の有無を見ればよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来の識別回路で
は、識別回路専用の電極が必要となる欠点があった。こ
れはコードが「0」のときはハイ・インピーダンスなの
で何の問題も生じないが、「1」のときは接地に対し電
流が流れてしまう。このため、製品の外部端子との共用
はその外部端子がノンコネクションピンである場合など
の特殊な場合を除いて共用は無理だからである。
【0007】また、通常使用の外部端子と共用であれば
製品の検査工程での自動識別が可能であるが、専用端子
ではウェーハ段階でのチェック以外に調べる工程が設定
できない欠点があった。
【0008】本発明の目的は、前記の欠点を除去するこ
とにより、製品の識別を簡単に行うことができる識別回
路を有する半導体装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、製品を区分す
るコードを識別する識別回路を備えた半導体装置におい
て、前記識別回路は、複数のMOSトランジスタから構
成され、製品を区分するコードが書き込まれたROM
と、一方の電極が前記ROMの一端に接続され他方の電
極および基板が外部端子に接続されゲート電極が電源に
接続されたMOSトランジスタとを含み、前記ROMの
複数のMOSトランジスタのゲート電極はそれぞれの外
部端子に接続され、前記ROMの他端は接地電位に接続
されたことを特徴とする。
【0010】
【作用】ROMには識別コードが書き込まれ、それぞれ
のゲートが接続されたアドレス端子となる外部端子に所
定のアドレス電圧を与えることで読み出される。そし
て、この読み出しは、ROMに直列に接続されたMOS
トランジスタのゲートが接続された外部端子に電圧を印
加し「オン」状態とし、電流が流れるか、あるいは流れ
ないかによって行われる。
【0011】従って、MOSトランジスタを「オン」状
態としない通常使用時には、ROMは切り離され、全く
動作しないので、装置の動作には全く影響しない、すな
わち、外部端子に与える電圧を制御することで識別コー
ドを読み出すことができ、簡単に製品の識別を行うこと
が可能となる。なお、ROMのコード識別には、外部端
子に通常の動作時には起こらない電圧の組み合わせを設
定することで行う。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1は本発明の第一実施例を示す回路図で
ある。
【0014】本第一実施例は、基板とソースが接続され
さらに入出力回路(I/O)1が接続された外部端子2
1と接続され、ゲートが入出力回路1が使用する電源V
DD接続されたPチャネルMOSトランジスタM1と、
このPチャネルMOSトランジスタM1のドレインに接
続され識別コードが書き込まれたROM10とを含んで
いる。
【0015】そして、このROM10は、NチャネルM
OSトランジスタで構成されたナンド型のROMで、正
負のアドレスが入力されており必ず一方がディプレッシ
ョントランジスタになっている。ここではNチャネルM
OSトランジスタM3、M5およびM6がディプレッシ
ョン型である。NチャネルMOSトランジスタM2とM
3が対で、負のアドレスTA21および正のアドレスT
A20のアドレスをもち、それぞれ入出力回路(I/
O)2および(I/O)3と接続され外部端子22およ
び23に接続されている。以下同様に、NチャネルMO
SトランジスタM4およびM5は負のアドレスTA11
および正のアドレスTA10、ならびに、NチャネルM
OSトランジスタM6およびM7は負のアドレスTA0
1および正のアドレスTA00となり、それぞれ入出力
回路I/O4、I/O5、I/O6およびI/O7に接
続され、それぞれ外部端子24、25、26および27
に接続され、NチャネルMOSトランジスタM2のドレ
インはPチャネルMOSトランジスタM1のドレインに
接続され、NチャネルMOSトランジスタM7のソース
は接地される。
【0016】本発明の特徴は、図1において、識別回路
として、製品を区分するコードが書き込まれたROM1
0と、ROM10に直列接続されたPチャネルMOSト
ランジスタM1とを含むことにある。
【0017】次に、本第一実施例の動作について説明す
る。ここで、アドレスTA21はMSB(最上位ビッ
ト)、TA00はLSB(最下位ビット)とし、「00
1」というデータを入出力回路2〜7に接続されている
外部端子22〜27から入力すると表2に示す状態にな
る。つまり、この「001」というデータを入れたとき
のみこのROM10は「オン」状態になることがわか
る。このとき外部端子21に測定電源を接続し、入出力
回路1〜7が接続されている電源VDDも接地するとP
チャネルMOSトランジスタM1も「オン」状態とな
り、この接続した測定電源から電流が流れ出しこれを検
出することでコードの識別ができる。
【0018】
【表2】 このとき、注意しなければならないのがこのPチャネル
MOSトランジスタM1のゲート電位で、これを電源V
DDに接続することで、通常の使用時つまり電源VDD
が「ハイ」レベルのときは「オフ」状態とし外部端子2
1からROM10を経由して接地へつながる経路を切る
ことができる。次に、外部端子21に与える電圧VI/O1
よりPチャネルMOSトランジスタM1のしきい値電圧
TP以上VDDを下げると動作状態が確保できる。この
条件を式(1)に示す。
【0019】 VI/O1−|VTP|>VDD …(1) ところで、他の外部端子22〜27の電圧VI/O は、も
しこの端子がNチャネルMOSトランジスタにのみ接続
される構成で、 VI/O >VDD になっても電流が流れない場合を除いて、通常Pチャネ
ルMOSトランジスタM1が接続されているため、ドレ
インと基板間のダイオード順方向電圧0.5Vを考え、 VDD+0.5>VI/O …(2) で使う必要がある。当然NチャネルMOSトランジスタ
M2〜M7を「オン」状態とするので、VTNをNチャネ
ルMOSトランジスタのしきい値電圧として、 VI/O >VTN …(3) の条件も満足する必要がある。このため、通常の外部端
子では、式(2)の制約があり、VTP以上の差をつける
という式(1)がなり立たない。従って、この外部端子
21のみは式(2)の制限が無い端子つまりNチャネル
MOSトランジスタのみで構成される外部端子に設定す
る必要がある。また、動作電圧が高いと波形のオーバー
シュート、アンダーシュートが激しくなり、この状態で
はVI/O1とVDDの間に(VTP)以上の差があれば、外
部端子21に電流が流れる可能性があるので、これを防
ぐため、PチャネルMOSトランジスタM1のVTPを高
くしたり、外部端子21とPチャネルMOSトランジス
タM1のソース間に電圧降下素子を挿入する等の手段を
取る場合もある。
【0020】図2は本発明の第二実施例を示す回路図で
ある。
【0021】本第二実施例は、本発明の特徴とするとこ
ろの、図1の第一実施例のROM10をノア型のROM
10aに代えたもので、それ以外は図1と同じ構成であ
る。ナンド型では「オフ」してはまずいトランジスタを
ディプレッショントランジスタにしたが、このノア型で
は「オン」しては不都合なトランジスタをPチャネルM
OSトランジスタM1のドレインから切り離す。すなわ
ち、ゲートがそれぞれアドレスTA21、TA11およ
ひTA00に接続されたNチャネルMOSトランジスタ
M12、M14およびM17は、ROM10aの一方の
端から切り離し、ゲートがそれぞれアドレスTA20、
TA10およびTA01に接続されたNチャネルMOS
トランジスタM13、M15およびM16のドレインは
このROM10aの一方の端に接続され、PチャネルM
OSトランジスタM1のドレインと接続される。また、
これらNチャネルMOSトランジスタM12〜M17の
ソースは接地される。
【0022】
【表3】 動作は表3に示すように、選択されたトランジスタがす
べて「オフ」状態でこの回路に電流が流れなくなる状態
を検出することでコードの識別を行う。このときの各外
部端子22〜27の電圧VI/O と電源VDDの電位関係
は図1の場合と同じである。
【0023】なお、以上の実施例では、NチャネルMO
Sトランジスタで構成されるROMとそれに接続された
PチャネルMOSトランジスタの場合について説明した
が、PチャネルMOSトランジスタで構成されるROM
と、それに接続されたNチャネルMOSトランジスタの
場合も相補の関係にあり同様に実現できる。
【0024】また、外部端子としては入出力回路用の端
子としたが、単純な入力端子、出力端子およびノンコネ
クション端子と接続しても同様である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、製品の
識別コードを検出する識別回路を製品の例えば入出力回
路用の外部端子と共用したので、製品をパッケージに組
み込んだ状態でも簡単に判別できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す回路図。
【図2】本発明の第二実施例を示す回路図。
【図3】従来例を示す回路図。
【符号の説明】
1〜7 入出力回路(I/O) 10、10a ROM 21〜27、31〜33 外部端子 M1 PチャネルMOSトランジスタ M2、M4、M7、M12〜M17、M21、M22
NチャネルMOSトランジスタ(エンハンスメント
型) M3、M5、M6、M23 NチャネルMOSトラン
ジスタ(ディプレッション型) TA0、TA1、TA2、TA00、TA01、TA1
0、TA11、TA20、TA21 アドレス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品を区分するコードを識別する識別回
    路を備えた半導体装置において、 前記識別回路は、複数のMOSトランジスタから構成さ
    れ、製品を区分するコードが書き込まれたROMと、一
    方の電極が前記ROMの一端に接続され他方の電極およ
    び基板が外部端子に接続されゲート電極が電源に接続さ
    れたMOSトランジスタとを含み、 前記ROMの複数のMOSトランジスタのゲート電極は
    それぞれの外部端子に接続され、前記ROMの他端は接
    地電位に接続されたことを特徴とする半導体装置。
JP31702691A 1991-11-29 1991-11-29 半導体装置 Expired - Lifetime JP2702341B2 (ja)

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JP31702691A JP2702341B2 (ja) 1991-11-29 1991-11-29 半導体装置

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JP31702691A JP2702341B2 (ja) 1991-11-29 1991-11-29 半導体装置

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JPH05152178A JPH05152178A (ja) 1993-06-18
JP2702341B2 true JP2702341B2 (ja) 1998-01-21

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