JP2702256B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2702256B2 JP2949190A JP2949190A JP2702256B2 JP 2702256 B2 JP2702256 B2 JP 2702256B2 JP 2949190 A JP2949190 A JP 2949190A JP 2949190 A JP2949190 A JP 2949190A JP 2702256 B2 JP2702256 B2 JP 2702256B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複写機、ファクシミリ、コンピュータ、ワ
ードプロセッサあるいはこれらの複合機器等としてのイ
ンクジェット記録装置に関する。
[従来の技術] インクを記録ヘッドから吐出させて、文字や画像等の
情報記録を行なうインクジェット記録装置が広く知られ
ている。
この種の装置では、被記録材としては主に普通紙やプ
ラスチックシートなどが使用可能であり、特に他の記録
方式に比べて動作騒音が小さく、基本的な機械的構造が
簡単かつ廉価で済む利点があり、コンピュータ、ワード
プロセッサなどの記録出力装置として各方面で採用され
てきた。
しかし、この種の装置ではインクを記録ヘッドの吐出
口から直接吐出させて記録を行なう構成をとるものが多
く、このような構成をとるものにあっては、インクをつ
ねに吐出可能な状態に保つために各種の構成を付加する
場合があった。
加えて、複数の吐出口が形成された記録ヘッドを搭載
して記録を行なうインクジェット装置では吐出口により
使用頻度に差があり、このため特定の吐出口における吐
出インターバルが非常に長くなる場合があった。このよ
うに、吐出回数が少ない、ないしは吐出間隔が長い吐出
口近傍に存在するインクは、湿度や温度などの周囲環境
の条件によって、乾燥による粘度上昇が生じる場合があ
り、吐出口からのインク吐出が不安定になったり、また
吐出不能になったりすることがあった。
そこで、従来、インクジェット記録装置では、所定の
インターバルで記録に寄与しないインク吐出、いわゆる
空吐出が行なわれていた。
また、記録ヘッドの吐出口面をキャップ手段によって
覆った状態で、加圧あるいは吸引力を加えて吐出口から
インクを排出させる回復動作等も行なわれていた。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来のインクジェット記録装置では、通常、
被記録材と記録ヘッドのオリフィス面との距離は0.5mm
〜1.0mm程度であり、キャッピングを行なうには記録ヘ
ッドまたは被記録材搬送手段を移動させて、キャッピン
グ手段と当接させねばならず、装置が複雑になり、かつ
大型化するとともに、記録ヘッドの位置精度を確保する
ためにコストがかさむという不具合があった。
また、記録の終了とともに記録ヘッドまたは被記録材
搬送手段を移動させキャッピングを行ない、再度の記録
の開始とともに再度記録ヘッドまたは被記録材搬送手段
を移動させ記録可能状態にせしめる必要があるので、記
録開始から記録終了までの時間、いわゆるファーストプ
リントタイムが大きくなる、つまりは記録速度が遅くな
るという不具合があった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであ
り、その目的は、コンパクトかつ低コストで、しかも記
録速度が早いインクジェット記録装置を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明者等は、前述の目的を達成するために検討を重
ねた結果、被記録材の搬送手段を利用してキャッピング
手段を構成できるとの知見を得た。
本発明は、この知見に基づいてなされたものであっ
て、 記録ヘッドと対向して配置された被記録材搬送手段に
より前記記録ヘッドに沿って移動する被記録材に、前記
記録ヘッドよりインクを吐出させて記録を行なうインク
ジェット記録装置において、 該インクジェット記録装置は、前記記録ヘッドの側面
を囲むように装着された筒状部材を備えており、 該筒状部材と前記被記録材搬送手段とを相対移動させ
て当接させる駆動手段とを備えたことを特徴とする。
前記記録ヘッドは、前記被記録材の記録幅の全幅にわ
たって、複数のインク吐出口を備えているフルラインタ
イプの記録ヘッドであることが可能である。
前記被記録材搬送部材はベルト状部材であり、該ベル
ト状部材と前記筒状部材と前記記録ヘッドとによって閉
空間が構成されるものとすることができる。
また、前記被記録材搬送部材はドラム状部材であり、
該ドラム状部材と前記筒状部材と前記記録ヘッドとによ
って閉空間が構成されるものとすることもできる。
さらに、前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用して
吐出口からインクを吐出させるもので、熱エネルギーを
発生させる手段として電気熱変換体を有しているものが
好ましい。
[作用] 筒状部材と被記録材搬送手段とを相対的に移動させ当
接すると、これら筒状部材と被記録材搬送手段により略
閉空間が形成される。記録ヘッドは、そのノズルが、こ
の略閉空間によりキャッピングされるので、インク中の
水分の蒸発が防止される。すなわち、筒状部材と被記録
材搬送手段によりキャッピング手段が構成される。
また、筒状部材を被記録材搬送手段から退避させるだ
けで、記録ヘッドまたは被記録材搬送手段を移動させる
ことなく記録を行なうことができるので、そのためのふ
くざいな装置が不要となり、小型化が可能となる。
[実施例] 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す。
ここで、1a,1b,1c,1dは4本のフルラインタイプの記
録ヘッドで、図示しないがそれぞれ下面に16ドット/mm
の間隔で3456個のノズルが設けてあり、ヘッドドライバ
ー20の制御により、それぞれ216mm幅の記録を順次ライ
ンごとに行なう。また各記録ヘッド1a,1b,1c,1dはそれ
ぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色のイ
ンクに対応し、ノズルの被記録材搬送方向(矢印×方
向)の間隔が一定になるように2本のホルダー2にて固
定保持されている。各記録ヘッド1a,1b,1c,1dは、熱エ
ネルギーを利用して図示しない吐出口からインクを吐出
させるもので、それぞれ熱エネルギーを発生させる手段
として図示しない電気熱変換体を有している。
3a,3b,3c,3dは非記録時に、各記録ヘッド1a,1b,1c,1d
の図示しないノズルからのインク中の水分の蒸発を防止
するための筒状部材であるキャップであり、各ホルダー
2にそれぞ内蔵された駆動手段であるキャップ移動手段
25により、後述するベルト6の面に対して垂直方向すな
わち上下方向へ同時に移動可能となっている。
4a,4b,4c,4dは各記録ヘッド1a,1b,1c,1dに対応したイ
ンクタンクで、インクは4本のインク供給チューブ5a,5
b,5c,5dを経て各記録ヘッド1a,1b,1c,1dにそれぞれ導か
れる。インクの供給は、各記録ヘッド1a,1b,1c,1dの図
示しないノズルの毛細管現象を利用しており、各インク
タンク4a,4b,4c,4dの水頭は、それぞれノズル面より一
定距離低く設定されている。6は被記録材27を搬送する
ための被記録材搬送手段であるシームレスのベルトで、
表面に50μm程度の厚さの高低抗層(1014Ωcm程度)を
有し、内面は該ベルト6を引き回すための複数のアイド
ルローラー9a,9bによりアースされており、一方の帯電
器12aにより表面が1500V程度に帯電させられている。被
記録材27は他方の帯電器12bによりマイナス電荷を注入
されベルト6表面に静電吸着することにより搬送され
る。各帯電器12a,12bは帯電器ドライバー22によりそれ
ぞれ駆動される。ベルト6は、ベルト駆動ローラー7に
接続されたモータードライバー21に駆動されるベルトモ
ーター8bにより、被記録材27を矢印X方向へ移動させる
方向に回転させられる。10はベルト6に一定のテンショ
ンを付与するテンションローラーである。11aおよび11b
は被記録材27をベルト6側の帯電器12bの前後でそれぞ
れベルト6に圧接し、吸着を強めるピンチローラーで、
ベルト6で給紙された被記録材27を受け止めガイド13内
でループさせ、被記録材27先端の矢印X方向との直交性
を向上させるレジストローラー相当部(以下、「レジス
ト部」という。)としての機能をも持っている。被記録
材27は、カセット26より、モータードライバー23に駆動
される給紙モーター8aに接続された給紙ローラー16によ
り1枚ずつ送り出され、搬送ローラー14およびピンチロ
ーラー15に狭まれて、前述のレジストへ導かれる。17は
クリーニングユニットで、ベルト6上の紙粉および空吐
出されたインク等を除去する。18は記録済みの被記録材
27を積載する排紙トレイである。制御回路19は、ヘッド
ドライバー20、モータードライバー21、23、帯電器ドラ
イバー22およびキャッピング移動手段を制御する制御手
段である。
第2図は各記録ヘッド1a,1b,1c,1dと各キャップ3a,3
b,3c,3dの部分の拡大図であって(A)は記録動作中の
状態を示し、各キャップ3a,3b,3c,3dベルト6からそれ
ぞれ退避した状態であり、(B)は非記録時(キャッピ
ング時)の状態を示す。各キャップ3a,3b,3c,3dがベル
トにそれぞれ当接し、図示しないノズル口からのインク
中の水分の蒸発は各キャップ3a,3b,3c,3dとベルト6と
各記録ヘッド1a,1b,1c,1dとによりそれぞれ形成された
略閉空間により防止される。
次に、第1図および第2図に示すインクジェット記録
装置の動作について述べる。
第3図は本実施例の記録動作を示すフローチャートで
ある。
第2図(B)の状態から電源がオンされると(ステッ
プ31)、まず各キャップ3a,3b,3c,3dがホルダー2に内
蔵されたキャップ移動手段25により1mm程度持ち上げら
れる(ステップ32)。
次に空吐出信号がある場合は、全ノズルより所定の回
数空吐出が行なわれる(ステップ33)。空吐出は通常、
電源投入時および連続給紙の紙間で行なうが、記録むら
等が発生した場合にはユーザーがボタン操作にて信号の
入力を行なえるよう構成されている。空吐出を行なうと
きにはベルト6が移動しベルト6上に吐出が行なわれ
る。ベルト6上へ空吐出されたインクはクリーニングユ
ニット17で拭き取られる。
次に給紙モーター8aがオンし(ステップ34)、カセッ
ト26の中の被記録材27が1枚、給紙ローラー16にてピッ
クされ、ガイド13に導かれ、搬送ローラー14およびピン
チローラー15に狭まれる。被記録材27先端はレジスト部
直前の図示しないフォトセンサーにより、その通過を検
知され、先端がレジスト部達したレジスト終了後、所定
の時間後に給紙モーター8aがオフする(ステップ35)。
このとき余分に送られた被記録材27は、山形のガイド13
の空間内でループを作り、被記録材27の腰により先端が
レジスト部にならい、搬送方向との直交性が確保され
る。
次に、ベルトモーター8bおよび各帯電器12a,12bがオ
ンし(ステップ36)、被記録材27はピンチローラー11a
によりベルト6に圧接されながら、各帯電器12a,12bの
間に導かれる。ベルト6は一方の帯電器12aにより表面
が1500V程度に帯電されており、被記録材27には他方の
帯電器12bによりマイナス電荷が注入され、ベルト6表
面のプラス電荷との静電気力により、被記録材27はベル
ト6に吸着される。また、各帯電器12a,12b通過後のピ
ンチローラー11aの圧接により吸着はより確実になる。
ベルトモーター8bの起動と同期して、被記録材27の送り
はカウントされ、被記録材27先端がそれぞれの記録ヘッ
ド1a,1b,1c,1dに達した時点で、各色の記録が行なわれ
る(ステップ37)。
記録の終了した被記録材27は、ベルトモーター8bの部
位にてベルト6から曲率分離され、排紙トレイ18に排出
される。排紙が終了した後ベルトモーター8bはオフし、
各帯電器12a,12bもオフする(ステップ38)。
ここで、次の記録が行なわれない場合は、各キャップ
3a,3b,3c,3dが下がり(ステップ39)、各キャップ3a,3
b,3c,3dとベルト6とで閉じた小空間が形成され、電源
がオフされる(ステップ40)。
また、次のページの記録が行なわれる場合は、空吐出
信号の有無を検出し、信号有りの場合は紙間でベルト6
上への空吐出をしたのちに、また、信号無しの場合には
すぐに、給紙モーター8aがオンし、1枚目同様の記録シ
ーケンスが繰り返される。ベルト6上へ空吐出されたイ
ンクはクリーニングユニット17で拭き取られる。この場
合1枚ごとに空吐出が行なわれるわけで、1回の空吐出
は数パルス行なえばよく充分紙間のスペースで行なうこ
とが可能であり、連続給紙におけるスループット、すな
わち記録速度を損なわない。
本実施例においては、被記録材の搬送手段としてベル
トによる静電吸着を用いたが、これはベルトによるエア
ー吸着、ドラムを用いた方式など、他の方式を用いる場
合にも同様の効果が得られる。
また、空吐出を毎回行なったが、空吐出を行なう必要
があるのは1〜2分記録が行なわれなかった場合であ
り、装置の記録スピードに応じて数枚〜数十枚おきに行
なってもよい。
キャップは、記録ヘッドことに設けたが、全記録ヘッ
ドで構成されるヘッドユニットに対し設けても同様の効
果が得られる。
さらに、本発明は、フルラインタイプの記録ヘッドの
みならず、シリアルタイプの記録ヘッドでも応用可能で
ある。
本発明は、特にインクジェット記録方式の中でもバブ
ルジェット方式の記録ヘッド、記録装置に於いて、優れ
た効果をもたらすものである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特
許第4723129号明細書、同第4740796号明細書に開示され
ている基本的な原理を用いて行なうものが好ましい。こ
の方式は所謂オンデマンド型、コンティニュアス型のい
ずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の場
合には、液体(インク)が保持されているシートや液路
に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報に
対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少
なくとも一つの駆動信号を印加することによって、電気
熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱
作用面に膜沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一
対応し液体(インク)内の気泡を形成出来るので有効で
ある。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して
液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形
成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切
に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性に優れ
た液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。こ
のパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359
号明細書、同第4345262号明細書に記載されているよう
なものが適している。尚、上記熱作用面の温度上昇率に
関する発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、更に優れた記録を行なうことが
できる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示さ
れているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わ
せ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱作用部
が屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特
許第4558333号明細書、米国特許第4459600号明細書に記
載のものでもよい。加えて、複数の電気熱変換体に対し
て、共通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構
成を開示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応せる構成を開示
する特開昭59年第138461号公報に基づいた構成としても
本発明は有効である。
更に、記録装置が記録できる最大記録媒体の幅に対応
した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドとして
は、上述した明細書に開示されているような複数記録ヘ
ッドの組み合わせによって、その長さを満たす構成や一
体的に形成された一個の記録ヘッドとしての構成のいず
れでも良いが、本発明は、上述した効果を一層有効に発
揮することができる。
加えて、装置本体に装着されることで、装置本体との
電気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能にな
る交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録
ヘッド自体に一体的に設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
又、本発明の記録装置の構成として設けられる、記録
ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加
することは本発明の効果を一層安定できるので好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対しての、キャピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別
の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定した
記録を行なうために有効である。
更に、記録装置の記録モードとしては黒色等の主流色
のみの記録モードだけではなく、記録ヘッドを一体的に
構成するか複数個の組み合わせによってでもよいが、異
なる色の複色カラー又は、混色によるフルカラーの少な
くとも一つを備えた装置にも本発明は極めて有効であ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、筒状部材と被記録材
搬送手段を用いてキャッピング手段を構成するので、装
置がコンパクトになり、コストが下がり、また、記録の
開始とともに再度記録ヘッド自体を移動させ記録可能状
態にせしめる必要が無いので、記録開始から記録終了ま
での時間、いわゆるファーストプリントタイムが小さく
なる、つまりは記録速度を早くすることができる効果が
あるインクジェット記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のインクジェット記録装置を
示す要部斜視図、第2図は記録ヘッドとキャップの部分
の拡大図であって、(A)は記録動作中の状態を示す部
分断面図、(B)は非記録時(キャッピング時)の状態
を示す部分断面図、第3図は本実施例の記録動作を示す
フローチャートである。 1a,1b,1c,1d……記録ヘッド、 2……ホルダー、 3a,3b,3c,3d……キャップ、 4a,4b,4c,4d……インクタンク、 5a,5b,5c,5d……インク供給チューブ 6……ベルト、 7……ベルト駆動ローラー、 8a……給紙モーター、 8b……ベルトモーター、 9a,9b……アイドルローラー、 10……テンションローラー、 11a,11b……ピンチローラー、 12a,12b……帯電器、 13……ガイド、 14……搬送ローラー、 15……ピンチローラー、 16……給紙ローラー、 17……クリーニングユニット、 18……排紙トレイ、 19……制御回路、 20……ヘッドドライバー、 21……モータードライバー、 22……帯電器ドライバー、 23……モータードライバー、 25……キャップ移動手段、 26……カセット、 27……記録紙。
フロントページの続き (72)発明者 門脇 秀次郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 土井 健 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 谷中 俊之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 綿谷 雅文 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録ヘッドと対向して配置された被記録材
    搬送手段により前記記録ヘッドに沿って移動する被記録
    材に、前記記録ヘッドよりインクを吐出させて記録を行
    なうインクジェット記録装置において、 該インクジェット記録装置は、前記記録ヘッドの側面を
    囲むように装着された筒状部材を備えており、 該筒状部材と前記被記録材搬送手段とを相対移動させて
    当接させる駆動手段とを備えたことを特徴とするインク
    ジェット記録装置。
  2. 【請求項2】前記記録ヘッドは、前記被記録材の記録幅
    の全幅にわたって、複数のインク吐出口を備えているフ
    ルラインタイプの記録ヘッドであることを特徴とする請
    求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】前記被記録材搬送部材はベルト状部材であ
    り、該ベルト状部材と前記筒状部材と前記記録ヘッドと
    によって閉空間が構成されることを特徴とする請求項1
    また2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】前記被記録材搬送部材はドラム状部材であ
    り、該ドラム状部材と前記筒状部材と前記記録ヘッドと
    によって閉空間が構成されることを特徴とする請求項1
    また2に記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用し
    て吐出口からインクを吐出させるもので、熱エネルギー
    を発生させる手段として電気熱変換体を有していること
    を特徴とする請求項1、2、3または4に記載のインク
    ジェット記録装置。
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