JP2696710B2 - ロッグハウス及び木材の取付構造 - Google Patents

ロッグハウス及び木材の取付構造

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JP2696710B2
JP2696710B2 JP1015020A JP1502089A JP2696710B2 JP 2696710 B2 JP2696710 B2 JP 2696710B2 JP 1015020 A JP1015020 A JP 1015020A JP 1502089 A JP1502089 A JP 1502089A JP 2696710 B2 JP2696710 B2 JP 2696710B2
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郁夫 亀井
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郁夫 亀井
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は丸太材或いは半丸太材(以下単に木材とい
う)を組み合わせて主要壁面を構成したロッグハウス及
び木材の取付構造に関するものである。
<従来の技術> この種の木材を組み合わせて構成したロッグハウス或
いは木材の取付構造に関する技術としては実開昭62−19
4818号公報に示す如く、丸太材又は半丸太材相互の接着
面が水平面に対して僅少な角度をなして接着して、パネ
ルユニットとし、これにより壁面を構成する技術、実開
昭60−179717号公報に示す如く、各平坦面が重合される
ように積層された丸太材の相互間に継手材を埋め込んで
構成した技術、或いは実開昭61−26808号公報に示す如
く、各平坦面に突条或いはこの突条が嵌入し得る凹条を
設け、これ等を相互に組み合わせることによって丸太材
を順に積層する技術等が公知である。
<発明が解決しようとする課題> 然るに、前記第1技術は丸太材等の接着面を水平面に
対して僅少な角度をなして接着することによって、接着
面に雨水が侵入することを積極的に防止出来る効果はあ
るが、座りの悪い丸太材等を一定の傾斜角度を保って精
度良く相互に積層し、パネルユニットとすることは困難
であり、作業性が悪い等の問題点があった。又後者の前
記第2技術及び第3技術は夫々接合する丸太材の平坦面
間を完全に密閉することを目的としているが、完全に密
閉するには丸太材の加工及び組み立てが面倒でありコス
ト高になる等の問題があった。又、いずれの技術に於い
ても取付を含めた実用上の点では改良の余地があった。
本発明に係るロッグハウス及び木材の取付構造は従来
のこれ等の点に鑑み開発された全く新規な技術に関する
ものである。
<課題を解決するための手段> 本件第1の発明は上下面に平坦面を有しかつ軸方向両
端に両側面が傾斜角度を有する嵌入突部を突設してなる
複数個の木材の該嵌入突部を躯体の鋼材の溝内に嵌入
し、複数個の木材を順に傾斜させて躯体間に積層して主
要壁面を構成したことを特徴としたロッグハウスであ
る。
又本件第2の発明は軸方向両端に両側面が傾斜角度を
有する嵌入突部を突設した木材の該嵌入突部を垂直に起
立された鋼材の溝内に嵌入し、木材の平坦面を角度を保
って取り付けて構成したことを特徴とした木材の取付構
造である。
<作用> 第1の発明は上下面に平坦面を有しかつ軸方向両端に
両側面が傾斜角度を有する嵌入突部を突設してなる複数
個の木材の該嵌入突部を躯体の鋼材の溝内に嵌入し、複
数個の木材を順に傾斜させて躯体間に積層して、これに
より主要壁面を構成したので、各木材の接合面を容易に
外側に傾斜させることが出来、これによって雨水,風等
の侵入を防止することが出来る。
第2の発明は軸方向両端に両側面が傾斜角度を有する
嵌入突部を突設した木材の該嵌入突部を垂直に起立させ
た鋼材の溝内に嵌入することによって木材を水平面に対
して常に一定の傾斜角度を保って密着させながら積層出
来、木材による壁面を確実に構成することが出来る。
<実施例> 図により本発明に係るロッグハウス及び木材の取付構
造について、その一実施例を具体的に説明すると次の通
りである。
図により本発明のロッグハウスの壁面の構成及び木材
の取付構造について説明すると、第1図乃至第3図に於
いて、1は丸太材であって、その上下面には平坦面1a,1
bが夫々設けられている。又この丸太材1の長軸方向両
端にはC型チャンネル材2bの溝22に嵌入し得る該溝22の
内径とほぼ等しい巾を持った矩形状の嵌入突部3が溝22
の深さとほぼ等しい長さを持って突設されている。この
嵌入突部3の両側起立面3a,3bは前記丸太材1の平坦面1
a,1bに直交する垂直面に対して10〜40度の傾斜角度αを
持った面より構成されている。又丸太材1の平坦面1a,1
bには長軸方向に溝条4が夫々穿設され、この溝条4に
は継手材5が嵌入し得るように構成されている。
本発明に係るロッグハウスの壁面の組立構成及び木材
の取付構造については、第1図乃至第3図に示す如く、
角柱2aに取り付けられたチャンネル材2bとH型鋼2cとを
夫々所定の間隔を保って垂直に起立し、丸太材1の嵌入
突部3をチャンネル材2b或いはH型鋼2cの溝22に嵌入し
て各丸太材1の平坦面1a,1bを密着させながら積層する
ことによって、各丸太材1の平坦面1a,1bが夫々水平面
に対して常に前記所定の角度で外側に傾斜する如く、丸
太材1を順に自動的に積層して壁面を作り、第6図及び
第7図に示す如きロッグハウスの主要壁面を組立構成す
ることが出来る。
又各丸太材1の相互間には必要に応じて図に示す如く
溝条4を利用して継手材5を取り付けることが可能であ
る。
更に各丸太材1は中央部を第4図に示す如く、基礎梁
6より垂直に起立された鉄筋7によって串ざしし、これ
をナット8等によって固定することも可能である。又第
5図に示す如く、H型鋼2cの側面にボルト9によってカ
マボコ状装飾材10を取り付けてこの部分を装飾すること
も可能である。
上記実施例に於ける丸太材1の平坦面1a,1bの水平面
に対する傾斜角度は、前記10乃至40度、特に20乃至30度
が雨水の侵入等に対して効率が良い。
<発明の効果> 本発明に係るロッグハウス及び木材の取付構造は上述
の如く、木材の軸方向両端に鋼材例えばH型鋼又はチャ
ンネル材の溝に嵌入し得る突出部を設けたので、各木材
の突出部を該溝に嵌入することによって多数の木材を順
に積層してロッグハウスの主要壁面を形成することが出
来、これによって施工作業を著しく簡単にすることが出
来、かつ前記突出部の両側起立面を垂直面に対して所定
の角度で傾斜せしめたので、突出部を該溝に嵌入させて
各木材を積層した場合には各木材の平坦面を一定の角度
で常に精度良く自動的に傾斜せしめ、これによって各木
材の密着面からの雨水,風等の侵入を積極的に防止せし
めることが出来、しかも全体の構成が簡単であるので安
価に大量生産することが出来る等の特徴を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の要部を示す傾斜説明図、第2図
(A),(B)は木材の説明図、第3図はその一部の縦
断面図、第4図及び第5図は夫々他例の説明図、第6図
及び第7図はロッグハウスの説明図である。 1は丸太材、1a,1bは平坦面、2aは角柱、2bはチャンネ
ル材、2cはH型鋼、22は溝、3は嵌入突部、3a,3bは起
立面、4は溝条、5は継手材、6は梁、7は鉄筋、9は
ボルト、10は装飾材である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下面に平坦面を有しかつ軸方向両端に両
    側面が傾斜角度を有する嵌入突部を突設してなる複数個
    の木材の該嵌入突部を躯体の鋼材の溝内に嵌入し、複数
    個の木材を順に傾斜させて躯体間に積層して主要壁面を
    構成したことを特徴としたロッグハウス。
  2. 【請求項2】軸方向両端に両側面が傾斜角度を有する嵌
    入突部を突設した木材の該嵌入突部を垂直に起立された
    鋼材の溝内に嵌入し、木材の平坦面を角度を保って取り
    付けて構成したことを特徴とした木材の取付構造。
JP1015020A 1989-01-26 1989-01-26 ロッグハウス及び木材の取付構造 Expired - Lifetime JP2696710B2 (ja)

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JP2587701Y2 (ja) * 1993-02-23 1998-12-24 数寄清計画研究所株式会社 建 物
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