JP2695566B2 - 罫線枠内の行頭禁則文字処理方法 - Google Patents

罫線枠内の行頭禁則文字処理方法

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JP2695566B2
JP2695566B2 JP4076555A JP7655592A JP2695566B2 JP 2695566 B2 JP2695566 B2 JP 2695566B2 JP 4076555 A JP4076555 A JP 4076555A JP 7655592 A JP7655592 A JP 7655592A JP 2695566 B2 JP2695566 B2 JP 2695566B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、罫線枠内の行頭禁則文
字の禁則処理を行う行頭禁則文字処理方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】日本語などの文書を作成する際に、通常
「。」や「、」「)」などが行頭に現れないようにする
行頭禁則処理を行っている。
【0003】従来の行頭禁則処理は、行頭禁則文字が文
章の行頭に現れたとき、前行の右端に“ぶらさげ処理”
を行うようにしている。しかし、罫線枠内では、文字が
罫線枠で挟まれた内部で折り返し、“ぶらさげ処理”を
行うことができず、例えば図10に示すように禁則処理
を行うことなく罫線内に文字列を配置して表示するよう
にしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、罫線
枠内に文書を入力して表示、印刷する場合、当該罫線の
位置で“ぶらさげ処理”を行うことができず、そのまま
禁則処理を行うことなく、表示、印刷していたため、罫
線枠内の文章がみずらいという問題があった。
【0005】本発明は、この問題を解決するため、罫線
枠内に入力された文字列のうち行頭禁則文字が行頭に位
置したときに当該行頭禁則文字を前行の末尾の罫線と一
緒にしたパターンに置き換えたり、制御コードを付加し
ておき出力時に当該行頭禁則文字を前行の末尾の罫線と
一緒にしたパターンに置き換えたりし、罫線枠内の禁則
処理を可能にすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、罫線枠内
行頭禁則検出部2は、罫線枠内に入力された文字が行頭
禁則文字であって、かつ行頭に位置すると検出したとき
に、行頭禁則文字と前行の末尾の罫線とを一緒にしたパ
ターンの文字コードで罫線を置き換えたり、前行の末尾
の罫線を禁則処理制御コード、当該行頭禁則文字コード
および罫線コードに置き換えたり、行頭禁則文字を禁則
処理制御コードおよび当該行頭禁則文字コードに置き換
えた文字列としたりするものである。
【0007】キャラクタジェネレータ5、8は、行頭禁
則文字と罫線とを一緒にしたパターンを予め格納するも
のである。
【0008】
【作用】本発明は、図1に示すように、罫線枠内行頭禁
則検出部2が罫線枠内に入力された文字について行頭禁
則文字であって、かつ行頭に位置すると検出したとき
に、行頭禁則文字と前行の末尾の罫線とを一緒にしたパ
ターンの文字コードに置き換え、出力時にキャラクタジ
ェネレータ5、8から一緒にしたパターンを取り出して
出力(表示、印刷など)するようにしている。
【0009】また、罫線枠内行頭禁則検出部2が罫線枠
内に入力された文字が行頭禁則文字であって、かつ行頭
に位置すると検出したときに、前行の末尾の罫線を禁則
処理制御コード、当該行頭禁則文字コードおよび罫線コ
ードに置き換え、出力時に禁則処理制御コードが現れた
ときに行頭禁則文字コードのパターンと罫線コードのパ
ターンとを合成し、この合成後のパターンを出力するよ
うにしている。
【0010】また、罫線枠内行頭禁則検出部2が罫線枠
内に入力された文字が行頭禁則文字であって、かつ行頭
に位置すると検出したときに、行頭禁則文字を禁則処理
制御コードおよび当該行頭禁則文字コードに置き換た文
字列とし、先頭から出力処理中に、禁則処理制御コード
が現れたときにこれに続く行頭禁則文字コードのパター
ンと行の末尾の罫線コードのパターンとを合成し、この
合成後のパターンを行の末尾の罫線の位置に出力するよ
うにしている。
【0011】従って、罫線枠内に入力された文字のうち
行頭禁則文字が行頭に位置したときに当該行頭禁則文字
を前行の末尾の罫線と一緒にしたパターンの文字コード
で罫線を置き換えたり、罫線に禁則処理制御コード、行
頭禁則文字コードを付加したり、行頭禁則文字を禁則処
理制御コードおよび行頭禁則文字コードに置き換えたり
し、出力時に行頭禁則文字を前行の末尾の罫線と一緒に
したパターンを出力することにより、罫線枠内に入力さ
れた文字列の行頭禁則処理を行うことが可能となる。
【0012】
【実施例】次に、図1から図9を用いて本発明の実施例
の構成および動作を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の1実施例構成図を示す。
図1において、キーボード1は、文字などを入力するも
のであって、ここでは、罫線の枠内に文字を入力するも
のである。
【0014】罫線枠内行頭禁則検出部2は、罫線枠内に
入力された文字が行頭禁則文字であって、かつ行頭に位
置すると検出したときに、行頭禁則文字と前行の末尾の
罫線とを一緒にしたパターンの文字コードで罫線を置き
換えたりなどするものである。
【0015】文書データ3は、罫線の枠内に入力された
文字列などからなる文書データである。ディスプレイ制
御部4は、文書データ3について、ディスプレイ用キャ
ラクタジェネレータ5を参照し、ディスプレイ6上に罫
線の枠内の文字を禁則処理して表示するものである。こ
こでは、文書データ3を順次読み込み、罫線枠内行頭禁
則検出部2によって罫線と置き換えられた、行頭禁則文
字と罫線を一緒にした文字コードのときに、ディスプレ
イ用キャラクタジェネレータ5から当該文字コードによ
って一緒にした文字パターン(ドットパターンあるいは
ベクトルフォント)を取り出し、この文字パターンをも
とに罫線枠内の行頭禁則処理した結果をディスプレイ6
上に表示するものである(例えば図9の「。」を行の末
尾に表示した例を参照)。
【0016】ディスプレイ用キャラクタジェネレータ5
は、文字コードに対応づけて文字パターン(ドットパタ
ーンあるいはベクトルフォント)を予め格納したもので
ある。ここで、通常の文字コードの文字パターンに加
え、更に行頭禁則文字と罫線を一緒にした文字パターン
も予め格納しておく。
【0017】ディスプレイ6は、文字などを表示するも
のであって、ここでは、罫線の枠内に文字列を行頭禁則
処理して表示するものである。プリンタ制御部7は、文
書データ3について、プリンタ用キャラクタジェネレー
タ8を参照し、プリンタ9によって罫線の枠内の文字を
禁則処理して用紙に印刷するものである。ここでは、文
書データ3を順次読み込み、罫線枠内行頭禁則検出部2
によって罫線と置き換えられた、行頭禁則文字と罫線を
一緒にした文字コードのときに、プリンタ用キャラクタ
ジェネレータ8から当該文字コードによって一緒にした
文字パターン(ドットパターンあるいはベクトルフォン
ト)を取り出し、この文字パターンをもとに罫線枠内の
行頭禁則処理した結果を、プリンタ9によって用紙に印
字するものである(例えば図9の「。」を行の末尾に印
字した例を参照)。
【0018】プリンタ用キャラクタジェネレータ8は、
文字コードに対応づけて文字パターン(ドットパターン
あるいはベクトルフォント)を予め格納したものであ
る。ここで、通常の文字コードの文字パターンに加え、
更に行頭禁則文字と罫線を一緒にした文字パターンも予
め格納しておく。
【0019】プリンタ9は、用紙に印字するものであっ
て、ここでは、罫線の枠内の文字列を行頭禁則処理して
印字するものである。図2は、本発明の禁則処理用パタ
ーン例を示す。これは、図1のディスプレイ用キャラク
タジェネレータ5やプリンタ用キャラクタジェネレータ
8に文字コードに対応づけて予め格納した文字パターン
(ドットパターンあるいはベクトルフォント)である。
例えば左上のの文字パターンは、行頭禁則文字“。”
と縦罫線“|”を一緒にしたパターンであって、固有の
文字コードを割り当てておく。同様に、図示のように罫
線と行頭禁則文字を一緒にした文字パターンを固有の文
字コードに対応づけてディスプレイ用キャラクタジェネ
レータ5やプリンタ用キャラクタジェネレータ8に格納
しておく。
【0020】次に、図3のフローチャートに示す順序に
従い、図1の構成の動作を詳細に説明する。図3におい
て、S1は、キーボードより文字を受け、解析する。こ
れは、オペレータがキーボード1より、罫線の枠内に文
字列をキー入力したことに対応して、この文字(文字コ
ード)を受け取り、罫線枠内行頭禁則検出部2が、行頭
禁則文字か、行の先頭かなどを解析する。
【0021】S2は、行頭禁則文字か判別する。これ
は、S1で罫線枠内行頭禁則検出部2が、罫線の枠内に
入力された文字について、行頭禁則文字か判別する。Y
ESの場合には、S3で更に、行の先頭か判別し、YE
SのときにS4に進み、NOのときにS5に進む。一
方、NOの場合には、行頭禁則文字でないので、S5に
進む。
【0022】S4は、S2のYES、S3のYESによ
って、罫線の枠内に入力された文字が、行頭禁則文字で
あって、かつ行の先頭に位置すると判別されたので、文
書データ中の前行の右端の縦罫線の文字コードを、その
縦罫線と当該禁則行頭文字を合成したパターンの文字コ
ードに置換する。これにより、例えば図9のに示すよ
うに、縦罫線“|”の文字コードを、図2のの縦罫線
“|”と行頭禁則文字“。”を合成したパターンの文字
コードに置き換える。
【0023】S5は、S2のNOによって行頭禁則文字
でない、あるいはS2のYES、S3のNOによって行
頭禁則文字であるが行頭に位置しないと判明したので、
文書データ3に入力された文字の文字コードを格納す
る。
【0024】以上によって、キーボード1から罫線の枠
内に入力された文字の文字コードについて、行頭禁則文
字かつ行頭のときに当該行頭禁則文字のパターンと縦罫
線とを合成したパターンの文字コードで罫線コードを置
き換えて文書データ3に格納し、一方、それ以外の文字
の文字コードのときにそのまま文書データ3に格納す
る。
【0025】次に、S6は、ディスプレイ制御部4が、
文書データ3から文字コードを順次取り出し、キャラク
タジェネレータ(ディスプレイ用)5を参照して文字パ
ターンにし、ディスプレイ6上に表示する。この際、S
4で行頭禁則文字と罫線のパターンを一緒にした文字コ
ードに置き換えてあったときは、この文字コードに対応
する行頭禁則文字と罫線を合成した後のパターンを取り
出し、ディスプレイ6上に表示する。一方、通常の文字
コード、罫線コードのときは、そのまま、通常の文字パ
ターンを取り出してディスプレイ6上に表示する。
【0026】以上によって、文書データ3をもとに、行
頭禁則文字と罫線とを合成した、図9ののように罫線
の枠内で行頭禁則処理した結果を表示することが可能と
なる。
【0027】同様に、S7は、プリンタ制御部7が、文
書データ3から文字コードを順次取り出し、キャラクタ
ジェネレータ(プリンタ用)8を参照して文字パターン
にし、プリンタ9によって用紙に印字する。この際、S
4で行頭禁則文字と罫線のパターンを一緒にした文字コ
ードに置き換えてあったときは、この文字コードに対応
する行頭禁則文字と罫線を合成した後のパターンを取り
出し、用紙に印字する。一方、通常の文字コード、罫線
コードのときは、そのまま、通常の文字パターンを取り
出して用紙に印字する。
【0028】以上によって、文書データ3をもとに、行
頭禁則文字と罫線とを合成した、図9ののように罫線
の枠内で行頭禁則処理した結果を印字することが可能と
なる。
【0029】次に、図4から図8を用い、本発明の他の
実施例構成および動作を詳細に説明する。図4は、本発
明の他の実施例構成図を示す。
【0030】図4において、キーボード11は、文字な
どを入力するものであって、ここでは、罫線の枠内に文
字を入力するものである。罫線枠内行頭禁則検出部12
は、罫線枠内に入力された文字が行頭禁則文字であっ
て、かつ行頭に位置すると検出したときに、この行頭禁
則文字の文字コードを、禁則処理制御コード、行頭禁則
文字コード、および罫線コードの3つのコードに置き換
えたりなどするものである。
【0031】文書データ13は、罫線の枠内に入力した
文字列などからなる文書データである。ディスプレイ制
御部14は、文書データ13から文字コードを順次読み
込んで解析し、文字コードのときは当該文字コードをデ
ィスプレイ用キャラクタジェネレータ15に入力し、文
字パターン(ドットパターン、フォントパターン)を合
成部17を介してVRAM18上に格納(展開)する。
一方、禁則処理制御コードのときは次の文字コードをデ
ィスプレイ用キャラクタジェネレータ15に入力して読
み出した文字パターンを禁則文字パターン一時記憶部1
6に取り込ませるように一時記憶指示信号を送出すると
共に、次の文字コードをディスプレイ用キャラクタジェ
ネレータ15に入力して読み出した文字パターンを合成
部17に入力し、合成指示信号を送出して合成部17に
合成させたりするものである。
【0032】ディスプレイ用キャラクタジェネレータ1
5は、文字コードを入力とし、文字パターンを出力する
ものである。禁則文字パターン一時記憶部16は、ディ
スプレイ制御部14からの一時記憶指示信号に対応し
て、ディスプレイ用キャラクタジェネレータ15から読
み出した文字パターンを一時的に記憶するものである。
【0033】合成部17は、禁則文字パターン一時記憶
部16から読み出した文字パターンと、ディスプレイ用
キャラクタジェネレータ15から読み出した文字パター
ンとを合成するものである。例えば行頭禁則文字のパタ
ーン「。」と罫線のパターン「|」とを合成し、図2の
のパターンを生成するものである。
【0034】VRAM18は、ビデオRAMであって、
合成部17によって合成した後のパターンを展開し、シ
リアルな映像信号としてディスプレイ19に出力し、文
字などを表示するものである。
【0035】ディスプレイ19は、文字などを表示する
ものであって、例えば図9に示すように罫線の枠内に禁
則処理した後のパターンを表示するものである。次に、
図5のフローチャートに示す順序に従い、図4の構成の
動作を詳細に説明する。
【0036】図5において、S11は、キーボードより
文字を受け、解析する。これは、オペレータがキーボー
ド11より、罫線の枠内に文字をキー入力したことに対
応して、この文字(文字コード)を受け取り、罫線枠内
行頭禁則検出部12が、行頭禁則文字か、行の先頭かな
どを解析する。
【0037】S12は、行頭禁則文字か判別する。これ
は、S11で罫線枠内行頭禁則検出部12が、罫線の枠
内に入力された文字列について、行頭禁則文字か判別す
る。YESの場合には、S13で更に、行の先頭か判別
し、YESのときにS14に進み、NOのときにS15
に進む。一方、NOの場合には、行頭禁則文字でないの
で、S15に進む。
【0038】S14は、S12のYES、S13のYE
Sによって、罫線の枠内に入力された文字が、行頭禁則
文字であって、かつ行の先頭に位置すると判別されたの
で、文書データ中の前行の右端の縦罫線の文字コード
を、禁則処理制御コード、行頭禁則文字コード、縦罫線
コードに置換する。これにより、縦罫コード→禁則処理
制御コード+行頭禁則文字コード+縦罫線コードの3つ
で置き換え、文書データ13に格納する。
【0039】S15は、S12のNOによって行頭禁則
文字でない、あるいはS12のYES、S13のNOに
よって行頭禁則文字であるが行頭に位置しないと判明し
たので、文書データ3に入力された文字の文字コードを
格納する。
【0040】以上によって、キーボード11から罫線の
枠内に入力された文字の文字コードについて、行頭禁則
文字かつ行頭のときに当該行頭禁則文字を、禁則処理制
御コード、禁則文字コード、縦罫線コードで置き換えて
文書データ13に格納し、一方、それ以外の文字の文字
コードのときにそのまま文書データ13に格納する。
【0041】次に、S16は、ディスプレイ制御部14
が、文書データ13から文字コードを順次取り出し、禁
則処理制御コードのときに、次の禁則文字コードについ
てキャラクタジェネレータ(ディスプレイ用)15から
取り出した文字パターンを禁則文字パターン一時記憶部
16に記憶させ、更に次の縦罫線コードについてキャラ
クタジェネレータ(ディスプレイ用)15から取り出し
た文字パターンを合成部17に入力すると共に禁則文字
パターン一時記憶部16から読み出した文字パターンを
合成部17に入力し、合成部17が合成した後のパター
ンをVRAM18に格納(展開)する。そして、VRA
M18から読み出した映像信号をディスプレイ19に入
力し、罫線の枠内の禁則処理した結果を表示する。
【0042】以上によって、文書データ13をもとに、
行頭禁則文字と罫線とを合成した、図9ののように罫
線の枠内で行頭禁則処理した結果を表示することが可能
となる。
【0043】図6は、本発明の合成部の機能説明図を示
す。これは、図4の合成部17による合成の様子を示し
たものである。合成部17は、例えばキャラクタジェネ
レータ15の出力文字パターン“|”と、禁則文字パタ
ーン一時記憶部16の出力文字パターン“。”とを入力
として、両者を合成し、図示のようなパターンにする。
これにより、図9のと示した位置に表示すると、行頭
禁則文字パターン“。”について、前行の末尾の縦罫線
“|”の位置に禁則処理した結果を表示、印刷すること
が可能となる。
【0044】図7は、本発明の文書データの構造例(そ
の1)を示す。これは、禁則文字が現れたら、前行の右
端の縦罫線の属性データに「重ね合わせ表示属性」を設
定し、拡張領域に当該禁則文字のコードを収め、属性デ
ータからこの拡張領域にリンクを張る。これにより、禁
則文字を右端の縦罫線と禁則処理する旨の情報を設定す
ることとなる。
【0045】次に、出力時に、ディスプレイ制御部14
が「重ね合わせ表示属性」を検出すると、リンクされて
いる拡張領域にある文字コードに対応する文字パターン
をキャラクタジェネレータ15から読み出し、禁則文字
パターン一時記憶部16に取り込むように一時記憶指示
信号を出す。続いて、罫線の文字パターンをキャラクタ
ジェネレータ15から読み出し、合成部17に入力する
と共に、禁則文字パターン一時記憶部16から読み出し
た文字パターンを入力して合成するように指示を出す。
そして、合成部17は、これら両者の文字パターンを合
成する。
【0046】図8は、本発明の文書データの構造例(そ
の2)を示す。これは、行頭禁則文字が行頭に現れた
ら、禁則処理制御コード、行頭禁則文字コードの2つを
文字データとして収める。
【0047】次に、出力時に、ディスプレイ制御部14
が禁則処理制御コードを検出すると、文字データ中の次
の文字コードに対応する文字パターンをキャラクタジェ
ネレータ15から読み出し、禁則文字パターン一時記憶
部16に取り込むように一時記憶指示信号を出す。続い
て、同じ表示位置にある罫線の文字パターンをキャラク
タジェネレータ15から読み出し、合成部17に入力す
ると共に、禁則文字パターン一時記憶部16から読み出
した文字パターンを入力して合成するように指示を出
す。そして、合成部17は、これら両者の文字パターン
を合成する。
【0048】図9は、本発明の表示例を示す。ここで、
太線が罫線枠を表し、細線が1文字を表示/印字する境
界を表す。これら細線のマス目は、図7、図8の1つの
文字データに対応する。尚、文字データは、一次元の文
字データ列であって、その中に本発明に係わる禁則処理
制御コードを埋め込むため、先頭からこれら禁則処理制
御コードなどを除いた文字コードがこの細線のマス目に
対応することとなる。
【0049】図9のは、本発明の罫線枠内の禁則処理
を施した結果を示す。ここでは、縦罫線“|”と、行頭
禁則文字“。”を一緒にして合成し、縦罫線の位置に表
示/印字したものである。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
罫線枠内に入力された文字のうち行頭禁則文字が行頭に
位置したときに当該行頭禁則文字を前行の末尾の罫線と
一緒にしたパターンの文字コードで罫線を置き換えた
り、罫線に禁則処理制御コード、行頭禁則文字コードを
付加したり、行頭禁則文字コードを禁則処理制御コー
ド、行頭禁則文字コードに置き換えたりし、出力時に行
頭禁則文字を前行の末尾の罫線と一緒にしたパターンを
出力する構成を採用しているため、罫線枠内に入力され
た文字列の行頭禁則処理を行うことができる。これによ
り、文書処理装置において、罫線枠内の行頭禁則文字処
理を行うことができ、品質の高い文書(ディスプレイ表
示、プリント出力)を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の禁則処理用パターン例である。
【図3】本発明の動作説明フローチャートである。
【図4】本発明の他の実施例構成図である。
【図5】本発明の他の動作説明フローチャートである。
【図6】本発明の合成部の機能説明図である。
【図7】本発明の文書データの構造例(その1)であ
る。
【図8】本発明の文書データの構造例(その2)であ
る。
【図9】本発明の表示例である。
【図10】従来の表示例である。
【符号の説明】
1、11:キーボード 2、12:罫線枠内行頭禁則検出部 3、13:文書データ 4、14:ディスプレイ制御部 5、15:ディスプレイ用キャラクタジェネレータ 6、19:ディスプレイ 7:プリンタ制御部 8:プリンタ用キャラクタジェネレータ 9:プリンタ 16:禁則文字パターン一時記憶部 17:合成部 18:VRAM

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】罫線枠内の行頭禁則文字の禁則処理を行う
    行頭禁則文字処理方法において、 行頭禁則文字と罫線とを一緒にしたパターンを予め格納
    するキャラクタジェネレータと、 罫線枠内に入力された文字が行頭禁則文字であって、か
    つ行頭に位置すると検出したときに、当該行頭禁則文字
    と前行の末尾の罫線とを一緒にしたパターンを表す文字
    コードで末尾の罫線を置き換える罫線枠内行頭禁則検出
    部(2)とを備え、 この罫線枠内行頭禁則検出部(2)が置き換えた文字コ
    ードをもとに、出力時に上記キャラクタジェネレータか
    ら取り出した行頭禁則文字と罫線を一緒にしたパターン
    を出力するように構成したことを特徴とする罫線枠内の
    行頭禁則文字処理方法。
  2. 【請求項2】罫線枠内の行頭禁則文字の禁則処理を行う
    行頭禁則文字処理方法において、 罫線枠内に入力された文字が行頭禁則文字であって、か
    つ行頭に位置すると検出したときに前行の末尾の罫線
    を、禁則処理制御コード、行頭禁則文字コードおよび罫
    線コードに置き換え、 出力時に、禁則処理制御コードが現れたときに行頭禁則
    文字コードのパターンと罫線コードのパターンとを合成
    し、この合成後のパターンを出力するように構成したこ
    とを特徴とする罫線枠内の行頭禁則文字処理方法。
  3. 【請求項3】罫線枠内の行頭禁則文字の禁則処理を行う
    行頭禁則文字処理方法において、 罫線枠内に入力された文字が行頭禁則文字であって、か
    つ行頭に位置すると検出したときに当該行頭禁則文字
    を、禁則処理制御コードおよび当該行頭禁則文字コード
    に置き換えた文字列とし、 出力時に、文字列の先頭から出力処理中に、禁則処理制
    御コードが現れたときにこれに続く行頭禁則文字コード
    のパターンと行の末尾の該当する罫線コードのパターン
    とを合成し、この合成後のパターンを行の末尾の罫線の
    位置に出力するように構成したことを特徴とする罫線枠
    内の行頭禁則文字処理方法。
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