JP2695486B2 - データ面サーボ制御方式のディスク装置 - Google Patents

データ面サーボ制御方式のディスク装置

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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] サーボ面を使用しないで、データ面にサーボ情報を書
き込むデータ面サーボ制御方式のディスク装置に関し、 位置情報の誤差を補正することで、シーク動作を安定
させるようにしたデータ面サーボ制御方式のディスク装
置を提供することを目的とし、 少なくとも二面のデータ面を構成する少なくとも一枚
のディスクと、データ面に対応した複数のヘッドを備
え、各データ面の円周方向に離散的に記録されたサーボ
情報により前記ヘッドを所望のシリンダに位置決めする
データ面サーボ制御方式のディスク装置において、 所定の一つのヘッドを基準ヘッドとし、前記基準ヘッ
ドとその他のヘッドのサーボ情報により前記基準ヘッド
とその他のヘッドの間の相対位置誤差を求める相対位置
誤差測定手段と、 位置決めすべき目的シリンダ及び目的ヘッドの情報が
与えられた時、前記基準ヘッドからのサーボ情報により
前記基準ヘッドを前記目的シリンダに移動すると共に、
前記目的ヘッドとの相対位置誤差を加減算して前記基準
ヘッドを位置決めした後、前記基準ヘッドから前記目的
ヘッドに切り換えるシーク制御手段と、により構成し
た。
[産業上の利用分野] 本発明は、サーボ面を使用しないで、データ面にサー
ボ情報を書き込むデータ面サーボ制御方式のディスク装
置に関する。
近年、ディスク装置に対して大容量化が要求されてい
る。この大容量化を実現するために、専用のサーボ面を
使用しないで、データ面にサーボ情報を書き込んだ、い
わゆるエンベデッドサーボ制御方式(データ面サーボ制
御方式)が提案されている。
このデータ面サーボ制御方式では、ディスクの各セク
タ毎に位相をずらして位置情報が書き込まれており、目
的のシリンダへアクセスするシーク動作の場合には、ヘ
ッドを切り換えながら、位置情報をリードすることで、
高速にアクセスすることができる。
しかしながら、温度の影響によりヘッドが相対的な位
置ずれを起こすことがあり、この相対的な位置ずれによ
りシーク動作が不安定となることがある。したがって、
相対的な位置ずれを検出して補正することがシーク動作
の安定化のために必要である。
[従来の技術] 従来のデータ面サーボ制御方式としては、例えば第8
図〜第10図に示すようなものがある。
第8図において、1〜3は回転軸4に取り付けられた
複数のディスク、5〜8はディスク1〜3の記録面、9
〜12はアクチュエータ13に固定された支持アーム14に取
り付けられたヘッドである。
ディスク1〜3の記録面5〜8上には、第9図に示す
ように、位置情報領域15〜18がトラックの円周方向に対
して間欠的に配置され、さらに、位置情報領域15〜18は
互いに円周方向にずらして配置されている。
したがって、第10図に示すように、ヘッド9〜12から
の位置情報は、制御回路19からの各記録面5〜8の位置
情報領域15〜18に同期した切換タイミング信号で、切換
回路20により順次選択して読み出されて、復調回路21に
送られ、復調回路21で復調される。
こうして各記録面5〜8に離散的に配置された位置情
報から連続的な位置情報が合成され、これに基づいて位
置決め動作を行なうことにより記録の大容量化を図って
いた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のサーボ面サーボ制御
方式にあっては、ヘッドは支持アームにボルト締めされ
ており、温度の上昇により金属の膨張係数が異なること
から、各ヘッド間で相対的な位置ずれが生じる。このた
め、第11図に示すように、ヘッド間で位置情報に誤差
(ΔX)が生じる。ここで、シーク制御として速度制御
を行なう場合、速度としては次のような演算を行なう。
Velocity=Xi−Xi-1 (Xは位置情報) このとき、Xiとしてヘッド#0の位置情報を得たとす
ると、Xi-1はヘッド#1の位置情報を得たことになる。
したがって、 Velocity=Xi−(Xi-1+ΔX) となり、シーク制御が不安定になるという問題点があっ
た。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
ものであって、位置情報の誤差を補正することでシーク
動作を安定させるようにしたデータ面サーボ制御方式の
ディスク装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
少なくとも二面のデータ面を構成する少なくとも一枚
のディスクと、データ面に対応した複数のヘッドを備
え、各データ面の円周方向に離散的に記録されたサーボ
情報により前記ヘッドを所望のシリンダに位置決めする
データ面サーボ制御方式のディスク装置において、 所定の一つのヘッドを基準ヘッドとし、前記基準ヘッ
ドとその他のヘッドのサーボ情報により前記基準ヘッド
とその他のヘッドの間の相対位置誤差を求める相対位置
誤差測定手段と、 位置決めすべき目的シリンダ及び目的ヘッドの情報が
与えられた時、前記基準ヘッドからのサーボ情報により
前記基準ヘッドを前記目的シリンダに移動すると共に、
前記目的ヘッドとの相対位置誤差を加減算して前記基準
ヘッドを位置決めした後、前記基準ヘッドから前記目的
ヘッドに切り換えるシーク制御手段と、を備える。
[作用] 本発明においては、1つのヘッドを基準ヘッドとし
て、オントラックさせたときの位置情報と他の切り換え
を行なうヘッドの位置情報との相対位置誤差を、相対位
置誤差測定手段で求め、この相対位置誤差を記憶手段に
予め格納しておく。
シーク時には基準ヘッドの位置信号はそのままシーク
制御に使用し、切り換えを行なうヘッドの位置信号は、
記録手段内に格納した相対的位置誤差により補正して、
補正した位置信号をシーク制御に使用する。
このように温度の影響によるヘッド間の相対的位置誤
差を補償することができるので、シーク動作を安定させ
ることができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図〜第7図は本発明の一実施例を示す図である。
第3図において、31は複数のヘッドであり、ヘッド31
はヘッドIC32により駆動される。すなわち、ヘッドIC32
にはヘッド選択信号が入力し、ヘッド選択信号により、
ヘッド31が選択されて駆動される。ヘッド31の駆動によ
り、ディスク33からデータが読み出され、またはデータ
が書き込まれる。
ディスク33のデータ面には、位置情報が書き込まれ、
この位置情報により目的のシリンダに高速でアクセスす
るシーク動作を行なう。第4図および第5図に示すよう
に、位置情報34は、ディスク33の各セクタの定められた
位置に書き込まれ、ヘッド31ごとに位相がずらして書き
込まれる。
ヘッドIC32には復調回路35が接続され、ヘッドIC31か
らのリードデータは復調回路35で復調される。
復調回路35は、例えば、第3図に示すように、利得を
制御するAGC回路36と、高周波ノイズを除去するフィル
タ37と、ピークを検出するピーク検出回路38と、ピーク
をホールドするピークホールド回路39と、パルス整形を
行なうパルス整形回路40から構成されている。
次に、第2図に示すように、復調回路35からのアナロ
グ位置信号は、A/D変換器41でデジタル信号に変換され
た後に、カウンタ42で計数され、MPU43で位置信号を得
る。
MPU43は相対位置誤差測定手段43Aとしての機能を有
し、1つのヘッドを基準ヘッドとしてその基準ヘッドの
位置情報と、シーク時にヘッドの切り換えを行なうすべ
てのヘッドの位置情報との位置ずれをそれぞれ求めてそ
の平均位置ずれを演算する。44は記憶手段としてのメモ
リ部であり、メモリ部44にはMPU43で測定した位置誤差
情報が格納される。
また、MPU43はカウンタ42で計数した位置信号と目標
指令値とから速度偏差を求めて、PID制御を行ない、位
置信号を出力するが、ここではカウンタ42からの位置信
号に前記位置誤差を加算、または減算して新たな位置信
号を出力する。
MPU43の位置信号は、D/A変換器45でアナログ信号に変
換され、ローパスフィルタ46で不必要な成分を除去した
後に、パワーアンプドライバー47に入る。パワーアンプ
ドライバー47により、パワーアンプ48が駆動され、ボイ
スコイルモータ49が駆動される。こうして、ヘッド31の
位置決め制御が行なわれる。
次に、動作を説明する。
第6図は、位置誤差の測定を説明するフローチャート
である。
第6図において、まず、ステップS1でセクター数を設
定し、ステップS2で基準ヘッドの位置情報を読み込み、
この位置情報をAとする。次に、ステップS3でポジショ
ニング御を行ない、ステップS4で切り換えを行なう他の
ヘッド、すなわちモニタヘッドに切り換えて、ステップ
S5でモニタヘッドの位置情報を読み込む。この位置情報
をBとする。
ステップS6ではステップS2で求めた基準ヘッドの位置
情報AとステップS5で求めたモニタヘッドの位置情報B
の差、すなわち位置ずれを求め、ステップS7でセクター
数が終了したか否かを判別する。すなわち、基準ヘッド
以外のすべてのモニタヘッドについて、位置ずれを求め
る。そして、ステップS8で位置ずれの平均値を求め、ス
テップS9で求めた平均値をメモリ部44に格納しておく。
次に、位置信号の補正を第7図に基づいて説明する。
第7図において、ステップS11でシーク時には目的ヘ
ッドをセレクトするが、目的ヘッドが基準ヘッドである
ときは、ステップS12でその基準ヘッドの位置信号を変
えないで、そのままシーク制御に使用する。
次に、切り換えを行なうヘッドの場合には、ステップ
S13で、位置誤差情報をメモリ部44より取り出して、ス
テップS14で位置信号に位置誤差情報を加算または減算
して、位置信号を新たに求めて、この位置信号をシーク
制御に用いる。
このように、ヘッド間の温度による位置ずれを予め測
定しておいて、測定した位置ずれ情報をメモリ部44に格
納しておき、シーク時には、求めておいた位置ずれ情報
により位置信号を補正するようにしたため、シーク動作
を安定させることができる。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明によれば、基準ヘッ
ドと切り換えヘッドとの間の位置ずれを測定して、位置
誤差情報として予め記憶しておき、シーク時には基準ヘ
ッドの位置信号はそのままシーク制御に使用し、切り換
えヘッドの位置信号としては前記位置誤差情報により補
正した位置信号をシーク制御に用いるようにしたため、
シーク動作を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の一実施例を示す図、 第3図は復調回路の説明図、 第4図はディスクの説明図、 第5図は位置情報の説明図、 第6図は位置誤差測定のフローチャート、 第7図は位置信号補正のフローチャート、 第8図は従来の磁気ディスクの概略図、 第9図は従来の位置情報の説明図、 第10図は位置情報を処理する回路を示す図、 第11図は位置誤差の説明図である。 図中、 31……ヘッド、 32……ヘッドIC、 33……ディスク、 34……位置情報、 35……復調回路、 36……AGC回路、 37……フィルタ、 38……ピーク検出回路、 39……ピークホールド回路、 40……パルス整形回路、 41……A/D変換器、 42……カウンタ、 43……MPU、 43A……相対位置誤差測定手段、 44……メモリ部(記憶手段)、 45……D/A変換器、 46……ローパスフィルタ、 47……パワーアンプドライバ、 48……パワーアンプ、 49……ボイスコイルモータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも二面のデータ面を構成する少な
    くとも一枚のディスクと、データ面に対応した複数のヘ
    ッドを備え、各データ面の円周方向に離散的に記録され
    たサーボ情報により前記ヘッドを所望のシリンダに位置
    決めするデータ面サーボ制御方式のディスク装置におい
    て、 所定の一つのヘッドを基準ヘッドとし、前記基準ヘッド
    とその他のヘッドのサーボ情報により前記基準ヘッドと
    その他のヘッドの間の相対位置誤差を求める相対位置誤
    差測定手段と、 位置決めすべき目的シリンダ及び目的ヘッドの情報が与
    えられた時、前記基準ヘッドからのサーボ情報により前
    記基準ヘッドを前記目的シリンダに移動すると共に、前
    記目的ヘッドとの相対位置誤差を加減算して前記基準ヘ
    ッドを位置決めした後、前記基準ヘッドから前記目的ヘ
    ッドに切り換えるシーク制御手段と、 を備えたことを特徴とするデータ面サーボ制御方式のデ
    ィスク装置。
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