JP2695101B2 - 電気接続箱と電子回路ユニットの結合構造 - Google Patents
電気接続箱と電子回路ユニットの結合構造Info
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- JP2695101B2 JP2695101B2 JP4229689A JP22968992A JP2695101B2 JP 2695101 B2 JP2695101 B2 JP 2695101B2 JP 4229689 A JP4229689 A JP 4229689A JP 22968992 A JP22968992 A JP 22968992A JP 2695101 B2 JP2695101 B2 JP 2695101B2
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- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
ーカバーの間にブスバー配線板を収容してなる電気接続
箱と、機能回路を内蔵した電子回路ユニットの結合構造
に関する。
と、分岐機能を主体としたブスバー回路を内蔵した電気
接続箱とを結合して1個の自動車用配線装置を構成する
ことは、実開昭64−16117号公報などで公知であ
る。
合に当たって、電気的にはコネクタで互いの回路を接続
するが、機械的には、例えばタッピンねじを用いて両者
を結合している。
は、電気接続箱1と電子回路ユニット2の結合構造の分
解図、図6は両者を結合した状態を示している。
ーカバー4との間に、ブスバー5aと絶縁板5b(図5
参照)とからなる複数のブスバー配線板5を積層して収
容した構造のものである。メインカバー3とアンダーカ
バー4は、図5に示すように、係合部6で互いに係合さ
れ一体化されている。
(寸法のばらつき)を考慮して、係合部6からブスバー
配線板5の上端までの寸法aと、係合部6からメインカ
バー3の内面までの寸法bとの関係は、a≦bに設定さ
れている。
ネクタハウジング7が突設されており、このコネクタハ
ウジング7内にブスバー5aの端部が雄端子8として突
出し、これにより一方のコネクタ9が構成されている。
路ユニット2との結合のため、複数のネジ締め付け用ボ
ス10が突設されている。このネジ締め付け用ボス10
の端面には、タッピンねじ11をねじ込むための下穴1
0aが明けられている。
ケース12とユニット上ケース13との間に機能素子等
を搭載したプリント配線板14を挟んだ構造のもので、
タッピンねじ11を電気接続箱1側に締め込んだ際に、
該タッピンねじ11により前記両ケース12、13とプ
リント配線板14とが共締めされるようになっている。
この際、プリント配線板14は、その端部が、ユニット
下ケース12とユニット上ケース13との縁部間にも挟
持されるようになっている。
タ端子15が下向きに固定され、電子回路ユニット2と
電気接続箱1とを機械的に結合した際に、両コネクタ
9、15同士が、ユニット下ケース13の開口16を通
して互いに嵌合するようになっている。
3の下面には、前記ネジ締め付け用ボス10を収容する
凹部17が形成されている。また、ユニット上ケース1
2の上面には、タッピンねじ11の頭部を収容する凹部
18が形成されている。
つまりメインカバー3の外面からネジ締め付け用ボス1
0の頂点までの寸法cと,ネジ締め付け用ボス10を収
容するための凹部17の高さ、つまりユニット下ケース
12の下面から凹部17の頂壁19までの寸法dとの関
係がc≦dに設定されている。
回路ユニット2は、図6に示すように結合されている。
即ち、電気接続箱1側のネジ締め付け用ボス10が、電
子回路ユニット2側の凹部17内に挿入され、この凹部
17内に上方から凹部17の頂壁19を貫通して挿入さ
れたタッピンねじ11の先端が、同凹部17内に挿入さ
れたネジ締め付け用ボス10の下穴10aにねじ込ま
れ、これにより電子回路ユニット2が電気接続箱1のメ
インカバー3に対して強く締結され、一体的な配線装置
が組み立てられている。
電気接続箱1と電子回路ユニット2をタッピンねじ11
で結合した場合、上記の寸法関係からブスバー配線板5
の上端とメインカバー3の内面との間に隙間H1ができ
てしまい、又、ネジ締め付け用ボス10の上端と電子回
路ユニット2側の凹部17の頂壁19の間に隙間H2が
できてしまう。その結果、自動車の振動等によってブス
バー配線板5ががたつきを発生し、コネクタ9、15の
端子間に振動による摩耗が生じて、端子間に流れる電流
の作用と相俟って端子接触部に腐食を発生するという問
題があった。
は、例えば実開昭62−62478号公報に記載のよう
に、熱溶着等の方法で防止することができるが、作業が
面倒である上、別部品である電気接続箱と電子回路ユニ
ットの結合構造に適用するには不適当であった。
内のブスバー配線板のがたつきを防止し、それによる障
害の発生を未然に防ぐことのできる電気接続箱と電子回
路ユニットの結合構造を提供することを目的とする。
とアンダーカバーの間にブスバー配線板を収容してなる
電気接続箱と、機能回路を内蔵した電子回路ユニットの
結合構造において、前記アンダーカバーの内面にネジ締
め付け用ボスを突設し、該ネジ締め付け用ボスを、前記
ブスバー配線板及びメインカバーに形成した各貫通孔に
貫通させてメインカバーの外面より突出させ、該ネジ締
め付け用ボスの端面に、結合側と反対の側からユニット
上ケースを貫通して挿通されたネジを締め込むことによ
り、前記電子回路ユニットの結合側の面を前記メインカ
バーの外面に圧接させたことを特徴としている。
締結により電子回路ユニットの結合側の面をメインカバ
ーに圧接するので、メインカバーが押されて、メインカ
バーとアンダーカバー間の間隔が狭まる。よって、この
間に収容されたブスバー配線板がメインカバーとアンダ
ーカバーとの間に挟まれるようになり、がたつきが発生
しなくなる。
いて説明する。なお、これらの図において、図4〜図6
に示した電気接続箱及び電子回路ユニットと同一構成に
は同符号を用いて説明する。
バー3にネジ締め付け用ボスを設けるのではなく、アン
ダーカバー4の内面(上面)にネジ締め付け用ボス20
を一体に突設している。そして、このネジ締め付け用ボ
ス20を、ブスバー配線板5及びメインカバー3にそれ
ぞれ形成した貫通孔21、22に貫通させて、メインカ
バー3の上面から突出させている。
来例と同様である。但し、ここではa、b、c、dの各
寸法の関係が、(b−a)=(d−c)となる(図2参
照)よう設定されている。
子回路ユニット2は、図3に示すように、電気接続箱1
´側のネジ締め付け用ボス20が、電子回路ユニット2
側の凹部17内に挿入され、この凹部17内に上方から
凹部17の頂壁19を貫通して挿入されたタッピンねじ
11の先端が、同凹部17内に挿入されたネジ締め付け
用ボス20の下穴10aにねじ込まれている。これによ
り電子回路ユニット2の下面がメインカバー3の上面に
圧接され、一体的な配線装置が組み立てられている。
下面で、電気接続箱1´のメインカバー3を下方向に押
し下げるので、メインカバー3の内面がブスバー配線板
5の上端に接触する。よって、ねじ締結によりブスバー
配線板5の上端とメインカバー3内面との間の間隙がな
くなる。同時に、ネジ締め付け用ボス20の上端と電子
回路ユニット2側の凹部17の頂壁19間の間隙もなく
なる。このため、ブスバー配線板5のがたつきが防止さ
れると共に、タッピンねじ11の緩みも防止される。
によれば、電気接続箱内のブスバー配線板のがたつきが
なくなり、コネクタ結合部に対する摺動による摩耗が回
避される。
ユニットを示す分解斜視図である。
分解斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 メインカバーとアンダーカバーの間にブ
スバー配線板を収容してなる電気接続箱と、機能回路を
内蔵した電子回路ユニットの結合構造において、 前記アンダーカバーの内面にネジ締め付け用ボスを突設
し、該ネジ締め付け用ボスを、前記ブスバー配線板及び
メインカバーに形成した各貫通孔に貫通させてメインカ
バーの外面より突出させ、該ネジ締め付け用ボスの端面
に、結合側と反対側からユニット上ケースを貫通して挿
通されたネジを締め込むことにより、前記電子回路ユニ
ットの結合側の面を前記メインカバーの外面に圧接させ
たことを特徴とする電気接続箱と電子回路ユニットの結
合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4229689A JP2695101B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 電気接続箱と電子回路ユニットの結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4229689A JP2695101B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 電気接続箱と電子回路ユニットの結合構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0677674A JPH0677674A (ja) | 1994-03-18 |
JP2695101B2 true JP2695101B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=16896162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4229689A Expired - Lifetime JP2695101B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 電気接続箱と電子回路ユニットの結合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2695101B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69620730T2 (de) * | 1995-12-14 | 2002-11-28 | Sumitomo Wiring Systems | Elektrisches Verbindungsgehäuse, Verbindungskonstruktion, Fixiervorrichtung für Sammelschienen und Anschlussklemme |
JP3042407B2 (ja) * | 1996-06-27 | 2000-05-15 | 住友電装株式会社 | 電気接続箱 |
JP3587084B2 (ja) * | 1999-06-03 | 2004-11-10 | 住友電装株式会社 | 配電ボックス |
JP5700725B1 (ja) * | 2013-10-31 | 2015-04-15 | 株式会社フジクラ | 電子制御ユニット搭載型電気接続箱及び電気接続箱 |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP4229689A patent/JP2695101B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0677674A (ja) | 1994-03-18 |
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