JP2695019B2 - 整経機における糸分離のための方法および装置 - Google Patents

整経機における糸分離のための方法および装置

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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、整経機における糸分離のための方法および
装置に関する。このような方法ないしは装置は、個々の
群の織物経糸を整経ドラム上に巻取るのに利用される。
この場合糸分離はいわゆる糸交差を形成するのに利用可
能であり、糸交差はたとえば経糸の相互への結付けなど
の後に行われる後作業を容易にする。しかしながら糸分
離は経糸の糊付けの際に、経糸が十分な中間間隔を有し
ながら糊付け浴を通過されることが可能なようにするこ
とにもまた利用可能である。
従来技術とその問題点 個々の糸部分帯の間への分離部材の挿入は今日でもた
いていの場合なお手作業で行われる。しかしながらこの
工程の自動化のための方法および装置もまた既知であ
る。たとえばスイス特許明細書第A662368号によれば、
可撓性の扁平鋼ワイヤを用いて分離ひもが列をなして巻
付けられたドラム上の整経帯を貫通して挿入される。各
整経帯の巻付けが完了するごとに扁平鋼ワイヤとおよび
当然にそれに固定された分離ひもとが特殊装置を用いて
整経帯幅の分だけさらに引出される。この方法の欠点
は、分離ひもが整経ドラムのすべての整経帯を同時に貫
通挿入されるので、個々の帯の個々の境界形成が可能で
はないことにある。他の欠点は、巻付け容積の増大と共
に巻付けによる圧着圧力が増大し、したがって分離ひも
はさらに大きな力で引抜かれなければならず、これによ
り糸の損傷の危険が存在することにある。したがってこ
の方法は、比較的短かい経糸帯長さのもののみが巻付け
られる短尺経糸に対してのみ使用される。
他の自動化方法はたとえば日本特許明細書第B−62−
2055により周知である。これによれば2つの平行な管が
開口された糸帯の上を通過して挿入され、この場合管に
挿入位置においてその端部が固定配置された曲り管によ
って接続され、曲り管はその内側曲率半径において1つ
のスリットを備えている。続いて圧縮空気ないし真空を
用いて分離糸が一方の管を通して挿入されて曲り管にお
いて転向され次に他方の管を通して再び元に戻されるの
で糸の輪が形成可能であり、糸の輪は両方の管を通り抜
けて元に戻った後に自動的に結び付けられる。この方法
によれば確かに個々の整経糸は分割される。しかしなが
ら分離糸の180°の転向および輪の形成はきわめてトラ
ブルが発生しやすいので、この方法は操作がきわめてむ
ずかしい。
発明の要約 したがって、それの補助により糸分離がトラブルも少
なく十分に自動化可能なような冒頭記載の方法を提供す
ることが本発明の課題である。さらにこの方法はそれに
続く巻取工程に影響を与えてはならないしかつ個々の糸
ないしは整経糸の損傷が起きてはならない。糸分離の工
程は、古くから知られている手作業による方法に十分に
対応するものであってかつそれが欠陥源の可能性を提供
してはならない。その装置は容易に操作可能であってか
つ操作および監視にできるだけ労力を使わなくてもよい
ものでなければならない。この課題は本発明により、
「特許請求の範囲」の請求項1記載の特徴を備えた方法
により解決される。装置に関しては、この課題は「特許
請求の範囲」の請求項16記載の特徴を有する装置により
解決される。
別々の個別断片部材の平行挿入およびコンパクトな分
離部材に対し後で行う結合は、傷をつけやすい個々の分
離糸の通しおよび貫通よりは本質的に操作を容易にす
る。この場合個別断片部材は全く異る性質および形状と
することが可能であるので、たとえば帯状材料および/
または比較的硬い材料でも加工可能である。両方の個別
断片部材に対して異なる色を使用することにより、たと
えば整経巻における個々の整経帯のねじりがただちに検
知可能なように光学的効果も達成可能である。分離部材
は整経ドラムの相対位置に関してそれぞれの任意の位置
に挿入可能でありかつ分離部材の種々の組合せもまた考
えられる。したがってたとえば、2つの糸部分帯の交差
線の両側における糸交差の固定に対して、一方の部分帯
だけに分離部材を装着してもまたは両方の部分帯に装着
してもいずれでもよい。分離すべき糸部分帯を少しだけ
中に締付けることにより、個別断片部材の結合個所を糸
帯の通常の幅上にまたはそれより内部に設けることが可
能である。したがって、隣接する整経帯が結合個所によ
り損傷を受けることは確実に排除可能である。
装置は棒状の保持部材を用いて2つの個別断片部材は
より大きな整経帯深さの範囲までも苦労なしに挿入可能
である。挿入は糸帯と接触することなく行われるので、
接着テープまたは粘着テープもまた使用可能である。個
々にまたは同期して行われる送り運動ないしは戻し運動
の制御は圧力媒体シリンダを介してとくに簡単に実施さ
れる。各保持部材における十分な量の貯蔵マガジンは、
できるだけ多数の分離工程が自動でかつ監視の労力を必
要とすることなしに実施可能なように配慮されている。
その他の利点および個別特徴は以下の説明および図面
から明らかである。
実施例 第1図に示すように、整経装置1は実質的に整経機2
とボビンクリール3とからなる。ボビンクリール3上に
は多数のボビン4が差込まれ、その糸5はそれぞれ所定
の糸張力を発生する糸張力装置6を通過する。続いて各
糸5は糸監視装置7を通過し、ここで糸の存在検査が行
われる。
糸は自由張力が与えられながらボビンクリール3から
直接交差オサ(クロスリード)8に到達し、この中で糸
5は特定の位置および列順序を保持する。次に糸は整経
オサ9によって案内され、この中で糸は所定の整経幅に
されて一緒に案内され、このようにして糸帯10となって
転向ローラ11を経由してそれ自身周知の方法で整経ドラ
ム12上に巻取られる。
第2図から、整経ドラム12は円筒部分13と円錐部分14
とからなることがわかる。したがって個々の帯15a,15b
などは相互に垂直方向に重なるのではなく水平方向にず
れて巻取られる。これによって糸の整経ドラム12上での
たるみは防止される、帯15aないし15n全体の整経ドラム
12上への巻取り後、これらは共通して整経ドラム12かワ
ープビーム16に巻付けられ、すなわち織機ロールに巻取
られる。
織物経糸の構成の際に交差オサ8によってあらかじめ
定められた糸の位置が保持されなければならないことは
明らかである。この目的のために、織物経糸の始端と終
端とにまたは場合によってはその中間に糸5の個別化の
ために糸交差が形成され、それらの位置は第1図および
第2図に位置30,31および32によって示されている。こ
の場合、整経ドラムに近接する30は始端糸交差、31は終
端糸交差および32は中間糸交差である。第5図、第7図
および第8図から明らかなように、個々の糸交差33は分
離部材23および29によって固定され、分離部材23および
29はそれそれ糸交差33の前および後で少なくとも1つの
糸部分帯を保持する。
第8図からわかるように、個々の分離部材23または29
は2つの別々の個別断片部材38および39からなり、個別
断片部材38および39は糸部分帯の両側の結合個所63にお
いて相互に結合されている。しかしながら、整経帯の中
に差込まれるこのような分離部材を用いて糸交差を固定
可能であるだけではない。むしろ、個々の糸部分帯を糊
付け分離の形成のために数倍に分割することも可能であ
り、これにより分割された個々の部分帯の分割された糸
の間の距離は増大する。糸交差の形成は後に第3図およ
び第4図ならびに第6a図ないし第6n図によりさらに詳細
に説明する。
個々の分離部材の個別断片部材38.39の挿入はたとえ
ば分離装置35を用いて行われ、分離装置35は整経テーブ
ル34上に移動可能に設けられている。第6a図ないし第6n
図によると、その装置は、平行に配置されかつ糸帯10に
対して面平行に移動可能な2つの棒状保持部材44および
45からなる。保持部材はたとえば空気式行程シリンダ4
8,49を用いて押出させることが可能であり、この場合保
持部材は時間的にずれを設けた運動経過だけでなく同期
した運動経過もまた可能である。各保持部材にはローラ
36ないし37が設けられ、ローラ36,37上には個別断片部
材38および39の形成のための帯材料のかなり大きな予備
量が巻付けられている。各保持装置44,45には挾付装置4
2,43が設けられ、挾付装置42,43には個別断片部材を固
定保持することが可能である。このようにして個別断片
部材は、後にも説明するように、張られながら広げられ
た糸帯内に比較的容易に挿入され、相互に結合されかつ
切断される。個別断片部材の挿入および結合は他の方法
でも達成可能であることは明らかであろう。したがって
個別断片部材は、たとえば保持部材の補助を利用するこ
となく挿入されうるし、または個別断片部材は直線運動
の代りに横方向にも揺動されうるであろう。挾付装置の
代りに個別断面部材はたとえば真空によりまたは他の方
法で固定保持されることもまた可能であろう。
ここでたとえばこのような装置において糸交差が形成
されるべきときは、次のような過程が行われる: 出発位置が第1図に示され、この場合糸5は糸監視装
置7から扇状に転向ローラ11まで導入される。糸帯10は
転向ローラ11に向けての集合点の後で始めて本来的な整
経帯に形成される。第3図に示すように、糸5はまず交
差オサ8の前で2つの棒17を用いて一平面に寄せ集めら
れる。次に交差オサ8が矢印19の方向へ下向きに移動さ
れ、この場合1つ置きの歯21に設けられたはんだ付け個
所20が1つ置きの糸へ平面18から下方に移動し、これに
より糸部分帯22が形成される。このようにして、張られ
ながら広げられた糸の間にひ口(糸の隙間)24が形成さ
れる。
ひ口24を拡大しかつこれにより分離部材23の挿入を容
易にするために、同時に整経オサ9を作業位置から交差
オサ8に向けて矢印25の方向に引き戻すことが目的に適
っている。前に記載の装置35は第6a図に示す中立位置か
ら第6b図による矢印51の方向に作業位置へ移動される。
この場合装置は、棒状の両方の保持部材の間の中心軸53
が下方に移動された糸部分帯22とほぼ同じ平面上にくる
まで矢印52の方向に下げられる。
この作業位置に到達すると第6c図に示すように両方の
圧縮媒体シリンダ48および49が駆動され、これによりボ
ルト46および47に固定されている棒状の保持部材44およ
び45は下側糸部分帯上を移動される。この場合上部保持
部材44は妨害されることなくひ口24内へ侵入可能であ
る。両方の保持部材が外方へ移動する際に個別断片部材
38および39が両方のローラ36,37から繰り出される。個
別断片部材は前方で挾付装置42および43に固定保持され
る。
第6d図および第6e図には分離部材の装着を容易にする
ところの中間工程が示されている。下側から2本のボル
ト55および56が上ってきて下部糸部分帯22の側部に当接
され、矢印53および54の方向に移動される。この場合糸
部分帯の端縁領域57は寄せ集められ、これにより糸部分
帯22の幅は正常の帯幅より狭くなる。
帯幅が狭くされた後に第6e図に示すように両側にそれ
ぞれ結合・切断ペンチ58および59が上部個別断片部材上
に導入される。同じ高さ位置でしかも下部個別断片部材
39の下側にそれぞれ結合・切断テーブル60が詳細には示
されてない手段を用いて導入される。これらの結合・切
断工具は、整経帯幅に対するそれらの相対位置に関して
は、下部糸部分帯22を寄せ集めることによって形成され
た整経帯幅内の空間内に存在する。
それに続いて結合・切断ペンチ57および58が駆動さ
れ、これにより第6f図に示すように両方の個別断片部材
38,39は下部糸部分帯22の両側で相互に結合される。こ
の場合たとえば結合は結合刃61を用いて行うことが可能
であるが、ここでそれに隣接する切断刃62が同時に個別
断片部材を側部で所定長さに切断する。下部糸部分帯22
がこのように固定された後に2本のボルト55および56が
詳細に示されてない手段によって再び駆動されてそれら
から引離されることが可能である。分離装置35は第6g図
に示すように再び矢印50の方向に基本位置へ戻すことが
可能である。切断された個別断片部材の残り分は詳細に
示されてない手段によって引離されかつ挾付装置42およ
び43内に再び上部および下部個別断片部材の新たな始端
40および41が引掛けられる。ここで分離装置35は第2の
分離部材29の製作のための準備が完了する。
第2の分離部材29の挿入を第4図に示す。そのために
はまず整経装置1は緩速度で数センチメートルだけさら
に糸送りがなさなければならず、その後に整経装置1は
停止する。続いて交差オサ8が矢印26の方向へ上方に移
動され、この場合に糸部分帯22は下部はんだ付け個所27
にって上方に移動されこれにより再びひ口24が形成され
る。第2の糸部分帯28は両方の棒17によって保持された
まま前と同様に平面18内に維持されている。
第6h図に示すようにここで分離装置35は矢印64の方向
に移動し、これにより中心軸53は上方に移動された糸部
分帯22のほぼ平面上にくる。わかりやすくするために、
整経ドラム12に向かう糸送り方向にすでに搬送された第
1の分離部材23が図示されている。実際には、分離部材
23によってまとめて保持された糸部分帯22の糸は第2の
糸部分帯28と交差して上方に移り第6h図に示した平面内
に到達している。
ここで第2の分離部材29は詳細に示されてない手順で
第1の分離部材23と同様な方法で挿入されかつ固定さ
れ、これにより第6n図に示すように両方の分離部材23お
よび29は他の糸部分帯28ないしは平面18の下側とおよび
上側とにくる。糸交差の領域内に両方の糸部分帯22およ
び28は直接相互に隣接して存在し、これにより実際に第
6n図に示した図が得られる。上記のようにして形成され
た糸交差33が第5a図に略図で示されている。
第7図に示す糸交差の平面図から分離部材23および29
の側部位置が明らかである。個別断片部材の間の結合個
所63は整経帯幅の内側に存在しかつ分離部材の全体幅は
ほぼ整経帯幅に対応する。したがって、第2図から明ら
かなように、整経ドラム12上で相互に隣接して存在する
整経帯15aないし15nにおいて個々の分離部材は決して巻
取構造を乱すことはない。分離部材は糸交差形成の際に
個々の帯において、その角位置の点だけでなくその直径
位置においても常に同一平面上に存在する。もちろん、
糊付け分離の形成の際に、1つの整経帯に多数の分離部
材を相互にずらせて配置することが可能である。
第5b図か明らかなように、糸交差の形成はまた、糸交
差の両側において両方の糸部分帯22および28のそれぞれ
に1つずつ分離部材が装着されるように行うことが可能
である。この場合分離装置35は、それが相互に重なり合
う2つの分離部材を同時に挿入しかつ装着可能なように
構成されることが可能であろう。
分離部材の形成のための個別断片部材は、プラスチッ
ク、繊維製品、金属箔などの全く異なる材料から形成可
能である。したがって両方の個別断片部材の結合の仕方
においても多種類の方向が考えられる。特定の例とし
て、分離部材が糸部分帯において移動可能に配置される
ことはとくに意義のあることであろう。しかしながら他
の例では、たとえば粘着テープを用いて考えうるような
両方の個別断片部材が糸部分帯の個々の糸を固定するこ
ともまた望ましいことであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図はきわめて簡略化した整経装置の略側面図; 第2図は挿入された分離部材を有した整経ドラム上の整
経帯巻取構造図; 第3図は第1の分離部材の挿入のためのひ口形成のため
の糸領域の運動図; 第4図は後続の第2の分離部材の挿入のためのひ口形成
のための糸領域の運動図; 第5a図は両側にそれぞれ1個の分離部材を有する糸交差
の側面図; 第5b図は両側にそれぞれ2個の分離部材を有する糸交差
の側面図; 第6a図ないし第6i図は第5a図に示す糸交差を形成するた
めの運動過程図; 第7図は第5a図に示す糸帯における糸交差の平面図;お
よび 第8図は糸部分帯における分離部材の斜視図である。 2……整経機、5……糸、8……交差オサ、9……ひ
口、10……糸帯、22,28……糸部分帯、23,29……分離部
材、30,31,32……糸交差位置、33……糸交差、35……糸
分離装置、35,36……ローラ、38,39……個別断片部材、
42,43……挾付装置、44,45……保持部材、55,56……締
付部材、58,59,60,61……結合装置、63……結合個所。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヤコブ・イテン スイス国 9242 オーバーウーツヴィ ル,オーシュトラーセ 50 (72)発明者 ゲーアハルト・コスロースキ スイス国 9240 ウーツヴィル,アーホ ルンシュトラーセ 6アー (72)発明者 ヴィリー・プロブスト スイス国 9202 ゴッサウ,ノイヒレン シュトラーセ 32 (72)発明者 エトヴィーン・ヴィルディ スイス国 9244 ニーダーウーツヴィ ル,ノイーエアゲテン 11 (56)参考文献 特公 昭62−2055(JP,B2)

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ひ口形成のために張られながら広げられた
    糸帯の糸の間に糸部分帯の境界を形成するための可撓性
    分離部材が挿入されるところの整経機における糸分離の
    ための方法において; 2つの平行な個別断片部材(38,39)の形状の分離部材
    (23,29)が部分帯の上を通って張られながら広げられ
    た糸帯内に挿入されることと;および 続いて2つの断片部材が糸部分帯の両側で相互に結合さ
    れることと; を特徴とする整経機における糸分離のための方法。
  2. 【請求項2】糸交差の形成のために糸交差の前と後とに
    相前後して分離部材(23,29)が設けられ、分離部材(2
    3,29)がそれぞれ糸部分帯に固定されかつ糸部分帯の交
    差端部とおよび固定されてない糸部分帯とからは分離し
    ていること(第5a図)を特徴とする請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】糸交差の形成のために糸交差の前と後とに
    相前後して各糸部分帯のそれぞれに別々に分離部材が設
    けられること(第5b図)を特徴とする請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】個別断片部材が補助部材を用いて側部から
    糸帯内に挿入されかつ必要な長さに切断されることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】補助部材が同時にまたは時間的にずれを設
    けて糸帯内に挿入されることを特徴とする請求項4記載
    の方法。
  6. 【請求項6】分離部材により捕捉された糸部分帯が個別
    断片部材の結合の前に幅の内部に寄せ集められること
    と;および 個別断片部材の結合個所(63)の外側端部が糸帯の標準
    幅上にまたはその内部にくるようにされることと; を特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の方
    法。
  7. 【請求項7】個別断片部材がローラ(36,37)の各々か
    ら繰出されることを特徴とする請求項1ないし6のいず
    れかに記載の方法。
  8. 【請求項8】分離部材の形成のためにプラスチックテー
    プが使用されることを特徴とする請求項1ないし7のい
    ずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】分離部材の形成のために接着テープが使用
    されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに
    記載の方法。
  10. 【請求項10】分離部材の形成のために粘着テープが使
    用されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか
    に記載の方法。
  11. 【請求項11】分離部材の形成のために異なる色の個別
    断片部材が使用されることを特徴とする請求項1ないし
    10のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】個別断片部材が相互に溶着されることを
    特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の方法。
  13. 【請求項13】個別断片部材が相互に接着されることを
    特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】個別断片部材が相互に縫着され、クラン
    プされまたは圧着されることを特徴とする請求項1ない
    し7記載の方法。
  15. 【請求項15】2つの糸部分帯の間にひ口を形成するた
    めに交差オサがほぼ垂直方向に移動されることと; 整経オサが交差オサの方向に移動されることと; および 個別断片部材が整経オサと整経ドラムとの間に挿入され
    ることと; を特徴とする請求項1ないし14記載の方法。
  16. 【請求項16】ひ口形成のために張られながら広げられ
    た糸部分帯の糸の間に可撓性分離部材を挿入するための
    少なくとも1つの補助部材を備えたとくに請求項1に記
    載の方法を実行するための整経機における糸分離のため
    の装置において; 装置(35)が相互に間隔をなしかつ平行に移動可能な棒
    状保持部材を備え、その端部において分離部材の個別断
    片部材が挾付装置を用いて挾付けられて捕捉可能なこと
    と;および 相互に間隔をなす支持部材の送り軸内に2つの個別断片
    部材を結合するための結合装置が設けられていること
    と; を特徴とする整経機における糸分離のための装置。
  17. 【請求項17】保持部材が空気式、油圧式または電気式
    で駆動可能であることを特徴とする請求項16記載の装
    置。
  18. 【請求項18】各保持部材に個々のまたは関連をなす個
    別断片部材を受入れるための貯蔵マガジンが付属されて
    いることを特徴とする請求項16または17記載の装置。
  19. 【請求項19】糸帯の両側にそれぞれ締付部材が設けら
    れ、この場合2つの締付部材は分離部材を取付けた糸部
    分帯に当接可能でありかつ糸部分帯の締付のために相互
    に向かい合う方向に移動可能であることを特徴とする請
    求項16ないし18のいずれかに記載の装置。
  20. 【請求項20】装置(35)が糸帯に対し相対的に移動可
    能に設けられていることを特徴とする請求項16ないし19
    のいずれかに記載の装置。
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