JP2694855B2 - 潅水装置 - Google Patents

潅水装置

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JP2694855B2
JP2694855B2 JP1285741A JP28574189A JP2694855B2 JP 2694855 B2 JP2694855 B2 JP 2694855B2 JP 1285741 A JP1285741 A JP 1285741A JP 28574189 A JP28574189 A JP 28574189A JP 2694855 B2 JP2694855 B2 JP 2694855B2
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  • Sowing (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、育苗ハウス内において、上下複数段に育
苗箱を積み込んだ台車を複数台配置し、その複数台配置
された台車内の各育苗箱に散水する潅水装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、特開昭62−143615号公報に開示されているよう
な潅水装置があった。即ち、上下複数段に育苗箱を積み
込んだ台車を育苗ハウス内に複数台前後に整列配置し、
該整列配置された台車の少なくとも左右両側から台車内
の各段の育苗箱に散水する散水ノズルを備え、該散水ノ
ズルが整列配置された台車の左右両側を前後列方向に移
動して各台車内の育苗箱に散水する潅水装置が従来あっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
育苗箱に播種した後、段積み状態で出芽させ、そして
台車内の棚に上下に複数段、所定の間隔をあけて育苗箱
を積み込んで緑化する育苗施設があるが、緑化段階で台
車内の各段の育苗箱に潅水する際、前記従来装置を使用
すれば能率的に潅水が行なえる。
しかし、上記のような育苗施設で前記従来装置を実際
に使用して潅水を行なった結果、以下のような成育上の
問題が生じていることが明らかになった。
即ち、台車内に上下複数段、育苗箱を積み込んで育苗
ハウス内に育苗すると、台車内の最上段の育苗箱と、最
上段より下側の各段の育苗箱とでは、日射や通気の面で
相違する状態にあり、そのため、最上段の育苗箱での水
分蒸散量が、その下側の育苗箱での水分蒸散量に比べて
多くなり、よって、最上段の育苗箱はその下側の育苗箱
に比べて乾きやすくなっていた。また、育苗箱は台車内
に上下に複数段積み込まれているため、潅水装置が散水
を終了した後において、上側に置かれた育苗箱から水が
滴り落ちて下側の育苗箱にかかるので、この点からも、
最上段の育苗箱は、その下側の育苗箱に比べて乾きやす
くなっていた。
そのため、最上段の育苗箱において潅水が必要な状態
まで乾いたとき、下側の育苗箱では未だ潅水が必要な状
態まで乾いていない状態にあって、このときに潅水を行
なうと、下側の育苗箱での苗は根が伸長しにくくなって
根張りの悪い苗になっしまう。また、下側の育苗箱にお
いて潅水が必要な状態に乾くまで潅水を行なわないと、
最上段の育苗箱では乾き過ぎてしまって苗が枯れてしま
う。従って、従来の潅水装置では、最上段の育苗箱とそ
の下側の育苗箱とで、ともに苗が良好に成育するよう潅
水を施すことはできなかった。
〔課題を解決するための手段〕
上述の課題を解決するために、この発明は、上下複数
段に育苗箱を積み込んだ台車を育苗ハウス内に複数台前
後に整列配置し、該整列配置された台車の少なくとも左
右両側から台車内の各段の育苗箱に散水する散水ノズル
を備え、該散水ノズルが整列配置された台車の左右両側
を前後列方向に移動して各台車内の育苗箱に散水する潅
水装置において、台車内最上段の育苗箱への散水量が、
その最上段の育苗箱より下側の各段の育苗箱への散水量
に対して多く散水する構成としたことを特徴とする潅水
装置とした。
〔発明の効果〕
この発明の潅水装置は、上下複数段に育苗箱を積み込
んだ台車を育苗ハウス内に複数台前後に整列配置し、該
整列配置された台車の少なくとも左右両側から台車内の
各段の育苗箱に散水する散水ノズルを備え、該散水ノズ
ルが整列配置された台車の左右両側を前後列方向に移動
して各台車内の育苗箱に散水する潅水装置としているか
ら、多数の育苗箱に能率良く潅水できる。
しかも、台車内最上段の育苗箱への散水量が、その最
上段の育苗箱より下側の各段の育苗箱への散水量に対し
て多く散水する潅水装置としたから、上記のように能率
良く潅水できるものとしつつ、最上段の育苗箱とその下
側の育苗箱とで、ともに苗が良好に成育するよう潅水を
施すことができ、良好な苗を多数、効率良く成育するこ
とができる。
[実施例] この発明の一実施例を図面に基いて詳細に説明する。
Aは移送コンベアで、コンベアレール1、1間に遊転
ローラー2…が一定間隔で配設されていて、第1図、第
3図に示されるように、床面から高い位置、例えば2階
収納庫Bに納められていた育苗箱Cを床面に設置された
播種装置まで平面視で折り返すようにしてなだらかな傾
斜で移送し、そして、播種装置の各装置間を移送するよ
うに構成されている。また、播種装置は直線状に配列さ
れているので、それを作業者が横切る事ができやすいよ
うに、床面まで降りてきた移送コンベアAの一部に、通
路用の開閉デートa′を設けている。
以下、移送コンベアAの移送方向に従って従に配設さ
れている播種装置の各種装置を説明する。
Dは床土供給装置で、上側に床土タンク3が支持フレ
ーム4…で支持されて設けられ、その下側に床土繰出し
部6へタンク3内の床土を落し込む床土ホッパー5が配
設され、繰出し部6内の水平方向に回転する床土繰出ベ
ルト7によって、前記移送コンベアAで移送されてきた
育苗箱C内に床土を適量づつ供給するように構成されて
いる。
Eは播種装置で、上側に種子ホッパー8が配設され、
その下側に種子繰出し部9が設けえられ、ホッパー8に
収納された種子が繰出し部9で前記床土供給装置で床土
が詰められた育苗箱C内に適当な粒数づつムラなく播種
されるように構成されている。
Fは覆土供給装置で、床土供給装置Dと同様な構成
で、上側に覆土タンク10が支持フレーム11…で支持され
て設けられ、その下側に覆土繰出し部13へタンク10内の
覆土を落し込む覆土ホッパー12が配設され、繰出し部13
内の水平方向に回転する覆土繰出ベルト14によって、前
記播種装置Eで播種された種子上に少量づつ覆土を供給
するように構成されている。
Gは床土補給装置で、床土補給ホッパー15と床土搬送
エレベーター16と土ふるい機17と床土補給コンベア18と
から構成されていて、床土供給装置Dと覆土供給装置F
に土を補給する。
床土補給ホッパー15は、土を補給しやすいようにホッ
パー上端位置を床面位置に合わせて設置している。この
ホッパー15には、床土供給装置Dの下側に設けられた床
土リターン具19により床土供給時にこぼれ落ちた床土を
再び床土補給用として返送するようになっている。床土
リターン具19のリターンホッパー19aには、床土を補給
ホッパー15に返送させないで抜き取るためのシャッター
19bが設けられている。
床土搬送エレベーター16は、床土をすくい上げるバッ
ケットが多数、回転駆動するベルトに取り付けられてい
て、前記床土補給ホッパー15の下側から補給すべき床土
を上方へ揚上搬送させるように構成されている。
土ふるい機17は、前記エレベーター16の上端付近に設
けられていて、ふるい網17aが揺動、振動するように構
成されている。そのエレベータ16によって搬送されてき
た土は、ここで所定の粒径までふるいかけるようになっ
ている。
床土補給コンベア18は、正逆転する駆動ローラー20a
と従動ローラー20bに無端のコンベアベルト21を掛け、
そのベルト21の下側にベルト21を上方へ押し上げるよう
に接当するローラー22…を配設して構成されている。そ
して、該ローラー22…の下側に床土供給装置Dの床土タ
ンク3側、或は覆土供給装置Fの覆土タンク10側に土が
自然に滑り落ちるように傾斜させた案内板23、23が設け
られている。駆動ローラー20aが正転したときコンベア
ベルト21で土ふるい機17でふるい落とされた土が床土供
給装置Dの床上タンク3側に補給され、逆転したときに
覆土供給装置Fの覆土タンク10側に補給される。このと
き、土に含まれる水分によってコンベアベルト21に土が
付着し、駆動ローラー20a、或は従動ローラー20bでベル
トが折り返しても、そのベルト21上の土が落下しない。
そのベルト21に付着した土は、そのベルト21の下側に配
設されてそのベルト21を上方へ押し上げるように接当し
たローラー22…により剥ぎ落とされる。従来は、そこで
剥ぎ落とされた土がコンベアカバー24内に堆積して、ベ
ルト21の作動を妨げたり、接当するローラー22…に土が
付着してベルト21を蛇行させたりすることがあった。ま
た、コンベアカバー24内に土が堆積し過ぎないように、
掃除を怠ることはできなかった。しかし、ローラー22…
の下側に、床土供給装置Dの床土タンク3側、或は覆土
供給装置Fの覆土タンク10側に土が自然に滑り落ちるよ
うに傾斜させた案内板23、23を設けたので、ローラー22
…で剥ぎ落とされた土がコンベアカバー24内に堆積する
ことがなくなり、また、ローラー22…に土が付着しにく
くなり、ベルト21が常に円滑に作動するようになる。更
に、コンベアカバー24のメンテナンスも頻繁に行う必要
もなくなる。
この播種機で播種された育苗箱Cは、第4図に示され
るように、緑化台車25に段積みされ、育苗ハウスH内に
敷設された台車レール26…上で搬送されて所定の配列に
並べられる。ここで、操作盤に27で操作されて適当な温
度管理がなされ、また適宜潅水される。潅水は、クレー
ンサドル28によりレール上を往復移動する散水ホース29
により横一列同時に散水しながら効率的になされる。30
はホースリール、31はストップバルブ、32は散水ポンプ
である。散水ホース29は、第5図に示されるように、各
緑化台車25…の左右側面と上面から散水されるように散
水ノズル33…が設けられている。また、緑化台車25の最
上段に載せられている育苗箱Cは、その下側のものより
乾燥しやすいため、第6図に示されるように、上面の散
水ノズル33a…は散水量が側面のものより多いように噴
出孔が多く設けられている。また、ノズル自体を側面の
方より上面の方を多く設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示す。 第1図:播種装置を示す側面図 第2図:播種装置を示す断面正面図 第3図:移送コンベアを示す平面図 第4図:潅水装置の全体構成を示す正面図 第5図:潅水装置の要部の構成を示す正面図 第6図:散水ノズルの別の構成を示す斜視図 図中の符号を簡単に説明する。 25:緑化台車 33…:散水ノズル 33a…:最上段への散水ノズル C:育苗箱

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下複数段に育苗箱を積み込んだ台車を育
    苗ハウス内に複数台前後に整列配置し、該整列配置され
    た台車の少なくとも左右両側から台車内の各段の育苗箱
    に散水する散水ノズルを備え、該散水ノズルが整列配置
    された台車の左右両側を前後列方向に移動して各台車内
    の育苗箱に散水する潅水装置において、台車内最上段の
    育苗箱への散水量が、その最上段の育苗箱より下側の各
    段の育苗箱への散水量に対して多く散水する構成とした
    ことを特徴とする潅水装置。
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