JP2688762B2 - パチンコ機の制御装置 - Google Patents

パチンコ機の制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子部品の交換を容易に行うためのパチンコ
機の制御装置に関する。
(従来の技術) 近年、マイクロコンピュータの普及に伴って、複雑高
度な遊技手順を有する遊技機器が容易に製造できるよう
になっている。そして、遊技機器には遊技性の大きいも
のが望まれており、より変化に富んだものを提供する必
要性があるため、遊技機器を構成する電子部品の実装点
数は増大する傾向にある。すなわち、遊技機器はラン
プ、効果音用LSI、ドットマトリクスLEDなど、特に装飾
用電子部品の点数を増大させることによって、より変化
に富んだものを提供している。
そして、これらの電子部品はCPU(マイクロコンピュ
ータ)に制御されるので、各電子部品とCPUとの配線は
極めて複雑になっている。CPUと各電子部品との配線に
は、データを並列伝送をするためのパラレルラインで接
続するものと、データを直列伝送するためのシリアルラ
インで接続するものとがあり、データの処理速度は並列
伝送の方が直列伝送より早い。また、CPUの入出力ポー
トを独立に使用した場合、直列伝送の信号線数は被制御
部品点数に依存し、並列伝送信号線数は被制御部品点数
とCPUのデータ処理bit数とに依存する。たとえば、CPU
のデータ処理が8bitで行われているとき、直列伝送の場
合は被制御部品点数に一致する一方、並列伝送の場合は
被制御部品点数の8倍の信号線が必要になる。
ところで、遊技機器は上記のように遊技性の大きいも
のが望まれているため、一定サイクルで新規の遊技内容
を有するものに交換している。そして、遊技機器の交換
は経済的および製造上の理由から遊技機器の全てについ
て行われるものではなく、遊技機器を構成する一部分に
ついてのみ行っている。
たとえば、パチンコ機においては遊技操作を行うため
の基本的構成および遊技操作は変化しないので、機構部
においては打球装置、投入球の制御装置など各機種共通
に使用できるものがある。パチンコ機に使用している電
子部品においては、各機種共通に使用できるものとして
電源回路、CPU、RAM、打球ハンドル(打球開始スイッ
チ)および入賞検知センサなどCPUに制御信号を入力す
る入力装置の制御用電子部品、打球装置およびスピーカ
ドライバなどがある。
これに対し、各種パチンコ機に固有の遊技手順(ソフ
トウエア)を格納したROM、CPUがROMに基いて制御する
パチンコ機固有な遊技に応じた表示をする表示器の制御
回路、音声発生回路およびセンタ役物などは共通に使用
することが不可能なものである。このため、現在使用し
ているパチンコ機を他機種に入れ換えるときには、上記
共通に使用可能なものをそのまま使用し、共通に使用不
可能なもののみを交換することが経済的に望ましい。な
お、パチンコ機の遊技盤は意匠上の理由から全てを交換
している。
そこで、これらの電子部品はCPU、ROMおよびRAMを主
構成とする演算制御基板と、上記入力装置の制御用電子
部品を主構成とする入力装置制御基板と、上記出力装置
の制御用電子部品を主構成とする出力装置制御基板とに
分割され、これらの基板単位で上記パチンコ機の交換作
業を以下のように行っている。
まず、旧遊技盤をパチンコ機の設置場所から外し、旧
遊技盤の演算制御基板取外す。そして、この取外した演
算制御基板を予め入力装置制御基板と出力装置制御基板
とが装着された新遊技盤に装着し、この新遊技盤をこれ
らの基板とともに前記設置場所に再設置する。この再設
置後に機構部と電子部品との電子系の検査および機構部
と電子部品との整合を検査してパチンコ機の交換を終了
する。
上記演算制御基板および入力装置制御基板間と、上記
演算制御基板および出力装置制御基板間とはパラレルラ
インにより結合され、データは並列伝送されていた(第
12図参照)。このパラレルラインによるデータの並列伝
送は、データ処理速度をシリアルラインの場合より高速
にして、遊技機器の遊技応答性を良好にするためのもの
である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、パチンコ機に使用される電子部品の実
装点数は上記のように増加する傾向があり、前記2種の
基板間はパラレルラインによって結合されているため、
前記2種の基板を結合する信号線の数は膨大なものにな
る。このため、前記交換作業時および交換作業後には遊
技機の機構、電子部品、および両者の整合に関する各種
検査を行わなければならず、この検査作業には多くの工
数を要する。
さらに、パチンコ機の交換作業時には前記信号線がじ
ゃまになり作業性が劣化するとともに、信号線および電
子部品を破損させ易く、不良品が発生する。したがっ
て、ランニングコストが増加し、製品信頼度が低下する
という問題があった。また、CPUがデータを並列伝送に
よって処理した場合と、同じく直列伝送によって処理し
た場合とのデータ処理速度の差は、パチンコ遊技におい
て無視しうる範囲のものである。
したがって、本発明は上記交換が容易なパチンコ機の
制御装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するために、遊技盤12に発
射されたパチンコ球の入賞状態が表わされた複数種の入
賞信号を発生する入力手段3を設け、 入力手段3の入力信号の発生に応じて前記入賞状態を
複数種の態様で表示する出力手段4を設け、 前記入賞信号の発生と予め格納された遊技手順とに基
いて出力手段4が制御される制御信号を発生する演算制
御手段5を設け、 前記入賞信号を並列伝送によって受信するとともに受
信した入賞信号を演算制御手段5に直列伝送によって送
信しかつ前記制御信号を直列伝送によって受信するとと
もに受信した制御信号を出力手段4に並列伝送によって
送信する機能が備えられた整合手段6を設け、少なくと
も前記整合手段6および演算制御手段5を互いに異なる
基板33,31上に構成したことを特徴とするものである。
(作用) 本発明はパチンコ機の制御装置1を上記のように構成
したので、少なくとも整合手段6および演算制御手段5
を異なる基板上に構成することにより、複数の基板によ
って制御基板を構成するため、パチンコ機の機種を交換
する場合には各種パチンコ機の固有部分を交換すること
が可能であり、さらに、整合手段6が演算制御手順5お
よび入力手段3間と、演算制御手順5および出力手段4
間とのデータ交換を直列伝送によって行うので、演算制
御手段5および入力手段3間と、演算制御手段5および
出力手段4間とに接続された信号線の数を並列伝送の場
合より減少させることができる。
(実施例) 以下に、本発明の一実施例を図面に基いて詳細に説明
する。
第1図は本発明に係るパチンコ機の制御装置1の主構
成を表わしている。本装置1は後述のパチンコ機2に設
けてあり、入力手段3と出力手段4と演算制御手段5と
整合手段6とを主構成としている。
入力手段3は第5図に示す遊技盤12に発射されたパチ
ンコ球の入賞状態が表わされた複数種の入賞信号を後述
の各センサ7,8,9から発生させ、この信号を整合手段6
を経て演算制御手段5に入力する。この入力手段3はパ
チンコ機2の機種によって構成が異る。入力手段3は後
述のセット板(第3図参照)41または遊技盤12に設けた
入賞検知センサ7、始動センサ8および大入賞検知セン
サ9を主構成とする(第4図参照)。これらの各センサ
7,8,9は近接センサからなり、後述の打球装置10が遊技
盤12に発射したパチンコ球(以下、『発射球』という)
の入賞を当該発射球の近接によって検知し、入賞検知を
表わす信号を発生させる。
入賞検知センサ7は発射球の通常入賞を表わす検知信
号を発生させ、始動センサ8は発射球の入賞に基いて、
後述のセンタ役物13を始動させる検知信号を発生させ
る。そして、大入賞検知センサ9はセンタ役物13の始動
に起因する大入賞口への入賞に応じ、センタ役物13を継
続作動するための検知信号を発生させる。45はアウト孔
である。
出力手段4は入力手段3の前記入力信号の発生に応じ
て前記入賞状態を複数種の態様で表示するもので、パチ
ンコ機2の機種によって構成は異る。出力手段4は遊技
盤12に設けたLED14、装飾ランプ15、およびセンタ役物1
3と、パチンコ機2の本体側すなわち、中枠46または外
枠48に配置したスピーカ16および、パチンコ機2の前面
側に設けた打球ハンドル67とを主構成とする。出力手段
4は整合手段6を経た演算制御手段5の出力信号に制御
され、遊技者の視覚と聴覚とに刺激を与えることによっ
て、パチンコ機2の遊技性を増加させるものである。な
お、打球ハンドル67の操作によって打球開始信号を発生
させる打球開始手段(図示省略)は打球制御回路11に内
蔵してあり、この打球開始手段は上記打球開始信号の発
生に基いて、図示を省略したパチンコ球発射用のモータ
を主構成とする打球装置10を制御する。
整合手段6はLSIを中心とする電子部品で構成した、
シリアルーパラレル変換回路19と、パラレルーシリアル
変換回路20と、出力インターフェイス21と、入力インタ
ーフェイス22と、表示器制御回路17と、機構制御回路23
とを主構成とする。そして、これらの電子部品17,19,2
0,21,22,23はI/O基板33に実装してあり、I/O基板33は第
6図に示すようにセンタ役物13に取付けてある。整合手
段6は第11図に示すように、入力手段3および演算制御
手段5間と、出力手段4および演算制御手段5間と配置
してあり、両手段5,6間の双方向に伝送される信号(デ
ータ)の整合を図るもので、パチンコ機2の機種によっ
て構成は異る。
18は信号線からなるシリアルラインで、整合手段6と
演算制御手段5とを接続して両手段5,6間に信号を直列
伝送させる。25は信号線からなるパラレルラインで、表
示器制御回路17および機構制御回路23と、出力インター
フェイス21とを接続して両者17,23および21間に信号を
並列伝送させるとともに、入力インターフェイス22と入
力手段3とを接続して、両者3,22間に信号を並列伝送さ
せる。
シリアルーパラレル変換回路19は演算制御手段5から
シリアルライン18によって直列伝送された入力信号を出
力インターフェイス21に並列伝送(入力)し、出力イン
ターフェイス21は並列伝送された上記入力信号を上記各
回路17,23に入力するために整合を図る。入力インター
フェイス22は入力手段3から並列伝送された入力信号を
パラレルーシリアル変換回路20に並列伝送するための整
合を図り、パラレルーシリアル変換回路20は整合が図ら
れた入力信号をシリアルライン18によって演算制御手段
5に直列伝送する。
表示器制御回路17はLEDおよびランプのドライバ回路
で、出力インターフェイス21からの入力信号に基いてLE
D14と装飾ランプ15との発光を制御する。機構制御回路2
3はセンタ役物13を出力インターフェイス21からの入力
信号に基いて制御する。
センタ役物13は遊技盤12の正面ほぼ中央に配置してあ
り、始動センサ8の入賞球検知に応じて作動する。セン
タ役物13は演算制御手段5からの制御信号に制御され、
機構制御回路23にドライブされるモータ38、ソレノイド
(図示省略)などが設けてあり、このソレノイドは開閉
翼39を開閉させる。なお、第5図は上記ソレノイドの作
動状態を表わし、開閉翼39が開放している状態を示す。
この開閉翼39の開放時には発射球が、63に示す切欠から
センタ役物13内に取り込まれ、取り込まれた発射球には
入賞処理が施される。これにより、センタ役物13の動作
中には入賞確率が上昇する。
40は発射球を遊技盤12内に誘導する誘導レールであ
る。60は、後述のセット板に係合する係合片59の先端に
形成した係合突部である。なお、第7図はI/O基板33を
センタ役物13から取外した状態を表わしている。第2図
に示す66はカバーで、センタ役物13の後端部を保護する
ためのものである。
演算制御手段5は前記入賞信号の発生と、予め後述の
ROM27に格納された遊技手順とに基いて出力手段4を制
御する制御信号を発生させる。この演算制御手段5はパ
チンコ機2を制御するためにLSIを中心とする電子部品
で構成してあり、これらの電子部品はCPU26、ROM27、RA
M28および電力供給回路29を主構成とし、これらの電子
部品26,27,28,29は制御基板(第2図破線部参照)31に
実装してある。この制御基板31はパチンコ機2裏側の制
御基板ボックス32に設けてあり、制御基板ボックス32は
遊技盤12に取付けた第8図に示すセット板41の裏側に配
置してある。
CPU26は入力手段3からの入力信号と、予めROM27に格
納された各機種のパチンコ機2に固有な遊技手順(ソフ
トウエア)および各種データとに基いて、出力手段4を
制御する信号を発生させる。上記入力手段3からの入力
信号は、パラレルーシリアル変換回路20を経てCPU26の
シリアル入力ポートに入力され、CPU26は出力手段4を
制御する上記信号をシリアル出力ポートからシリアルー
パラレル変換回路19に出力する。また、ROM27には音声
発生回路24を制御するためのソフトウエアが格納してあ
り、CPU26はこのソフトウエア(ROM27)に基いて、音声
発生回路24に備えられた音源回路用のLSIを操作して効
果音を作成する。
電力供給回路29は本装置1に電力を供給するもので、
制御基板31に電力を供給するとともに、電源ライン34を
介してI/O基板33に電力を供給する。また、電力供給回
路29はCPU26の電源端子とパワーオンリセット回路30と
に電力を供給し、パワーオンリセット回路30は電力投入
時にCPU26のリセット端子にリセット信号を入力して本
装置1を初期化する。35はCPU26の電源電圧が所定値で
あるか否かを監視する電源監視回路で、電源監視回路35
はCPU26の電源電圧が所定値でないときにCPU26のリセッ
ト端子にリセット信号を入力する。
36はCPU26の基本クロックを発生させる発振回路、37
はCPU26に割り込みを実行させるための割込信号発生回
路である。また、打球制御回路11は打球ハンドル67の操
作により発生する信号に応じ打球装置10を直接制御す
る。音声発生回路24はCPU26からの制御信号に基いてス
ピーカ16を直接ドライブすることによって効果音を発生
させる。
なお、音声発生回路24は本実施例において、ソフトウ
エアによって効果音を作成しているが、ハードウエアに
よって効果音を発生させてもよい。いいかえれば、音声
発生回路24に備えられた音源回路用のLSIには、たとえ
ば複数種の音色、音程などが内蔵してあり、CPU26はROM
27に格納された前記ソフトウエアに基いて上記音源を組
み合せ、パチンコ機2に固有の効果音を作成している。
すなわち、効果音の発生には効果音に使用する音色、音
程、発生時間などの制御プログラムが必要であり、前記
ソフトウエアは極めて複雑なものになる。そこで、予め
上記固有の効果音を複数種格納したLSIすなわちハード
ウエアを設け、効果音の発生開始、効果音の選択および
効果音の停止をするための信号によって上記LSIを制御
すれば、効果音を作成する上記制御プログラムが不要に
なり、効果音発生に関するソフトウエアを簡易化させる
ことができる。この場合、前記効果音を複数種格納した
LSIは整合手段21および演算制御手段5のいずれに実装
してもよい。
制御基板31に実装してある電子部品において、ROM27
を除いたもの11,24,26,28,29,30,35,36,37は、遊技内容
または仕様が異る複数種のパチンコ機にそれぞれ共通使
用可能である。他方、I/O基板33に実装された各電子部
品17,19,20,21,22,23は各種パチンコ機2にそれぞれ固
有なもので、異機種の各パチンコ機2間における共通使
用はできない。なお、本実施例は制御基板31に打球制御
回路11を設けた場合を説明したが、これに限定されるも
のではなく、打球制御回路11は独立基板に実装してもよ
い。
そこで、制御基板31は演算制御手段5を構成する各電
子部品のうち、ROM27を除いたものを実装するととも
に、ROMソケット(図示省略)を取付けることによっ
て、異機種間のパチンコ機2に共通使用することを可能
にしている。すなわち、パチンコ機2の組立時に各機種
にそれぞれ固有(非共通)なROM27を上記ROMソケットに
装着することによって、各仕様に応じたパチンコ機2の
演算制御手段5(制御基板31)が製造されることにな
る。
セット板41には主にパチンコ球の流路42が設けてあ
り、44は装飾ランプ15を取付けるランプ基板、43は装飾
ランプ15のランプカバーである。セット板41には遊技盤
12を取付けるとともに、取付時に位置決めの基準となる
ボス56が設けてある。他方、遊技盤12にはボス56に対応
した基準孔58が設けてある。また、セット板41に穿設し
た固定孔57はセンタ役物13の係合片59に係合するもの
で、センタ役物13に嵌合する遊技盤12に穿設した嵌合孔
64を貫通させ、セット板41とセンタ役物13とを固定する
ことができる。
65は役物孔で、セット板41とセンタ役物13とを固定し
たときに、センタ役物13の突部を収容するためのもので
ある。61は入賞具で、入賞具61はセット板41に設けた装
着部材62に係合する。なお、本実施例におけるパチンコ
機2は入賞具61、センタ役物13、ランプカバー43などを
セット板41に係合させ両者を取付けているが、この係合
の代りに従来同様に木ねじ等で取付けてもよい。
パチンコ機2は本体である中枠46と、中枠46にヒンジ
47によって開閉可能な外枠48と、中枠46に設けた遊技盤
12収納枠50とを主構成としている。この遊技盤12収納枠
50には遊技盤12がロック部材51によって着脱可能に設け
てある。さらに、52は上皿、53下皿、54はガラス枠、55
は遊技盤12に設けたセンタ役物13の突部を収容する収容
穴、49は遊技盤12に係合収容する収容凹部である。
つぎに、上記構成に係る装置1が設けられたパチンコ
機2を、当該パチンコ機2と異る遊技手順(遊技内容)
のパチンコ機2に交換する場合を以下に説明する。な
お、以下、交換前に設置箇所に設置されているパチンコ
機2を旧パチンコ機2といい、交換後に設置箇所に設置
されているパチンコ機2を新パチンコ機2という。
まず、旧パチンコ機2の電力供給回路29の機能を機能
解除したのちに、制御基板31とI/O基板33とを接続して
いるシリアルライン18の接続を解除して、制御基板ボッ
クス32から制御基板31を取外す。そして、パラレルライ
ン25などの信号線を適宜処理しながら、ロック部材51を
操作することにより解除状態にして、遊技盤12を中枠46
から取外す。
つぎに、取外した制御基板31のROM27を前記ROMソケッ
トから引き抜き、当該ROM27の代りに新パチンコ機2のR
OM27、すなわち、新パチンコ機2仕様のROM27を前記ROM
ソケットに挿入し、当該制御基板31を新パチンコ機2の
制御基板ボックス32に装着する。制御基板ボックス32に
装着した当該制御基板31と、新パチンコ機2に予め取付
けてあるI/O基板33とをシリアルライン18により接続す
るとともに、当該接続とI/O基板33および制御基板31の
電子的な整合との検査をしたのちに、パチンコ機2の交
換作業は終了する。
上記交換時には、演算制御手段5と入力手段3とをシ
リアルライン18によって結合し、かつ演算制御手段5と
出力手段4とをシリアルライン18によって接続している
ので、信号線の数は上記接続をパラレルラインで結合し
ている場合より少く、制御基板31の取外し作業のじゃま
になることがない。また、信号線の絶対数が減少してい
るので、上記接続のための作業時間は短縮する。このた
め、上記制御基板31の取外し作業を容易迅速に実施する
ことができる。
また、上記2種のデータ伝送方式の違いに起因するCP
Uのデータ処理速度差は、遊技者がパチンコ遊技時にお
いて無視しうる範囲のものである。
なお、本実施例はI/O基板33をセンタ役物13に取付け
た場合を説明したが、これに限定されるものではなく、
第9図に示すものはI/O基板33をセット板41にねじ止め
した例を表わし、第10図はセット板41にプリント配線を
施して直接I/O基板33を形成し、上記各電子部品を実装
した例を表わしている。セット板41にI/O基板33を形成
する場合、セット板41を半田層の熱に耐えうる材料によ
って形成することは明白である。
(発明の効果) 本発明は以上のように構成したものなので、遊技機器
を他機種に交換する作業を容易迅速に実施することがで
き、かつCPUを中心に実装した基板を遊技機器の各機種
に共通使用することができる。また、上記シリアルライ
ンの結合による信号線の数、すなわち接続箇所の数は入
力手段を構成する電子部品点数に依存しないため常時一
定数に保たれる。
このため、第1に交換作業および交換作業後の各種検
査に要する工数が短縮するため作業能率が向上する。
第2に、演算制御手段と入力手段とをシリアルライン
によって結合し、かつ演算制御手段と出力手段とをシリ
アルラインによって接続しているので、信号線の数すな
わち接続箇所はパラレルラインで結合している場合より
少なくなり、遊技時における振動などに起因する接触不
良発生および、この接触不良発生に起因した不良品発生
の可能性が小さくなる。したがって、生産時にはランニ
ングコストが低減し、遊技機器の遊技(作動)時には遊
技機器の故障発生率が低減して製品信頼度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の構成を表したブロック
図、 第2図は、第1図のものを収容したパチンコ機裏側を表
した背面図、 第3図は、第2図のI/O基板の取付け状態を表わした背
面図、 第4図は、第3図の遊技盤12の着脱状態を表した斜視
図、 第5図は、第3図の遊技盤12とセンタ役物とを表した正
面図、 第6図は、第2図のI/O基板の取付け状態を表わした斜
視図、 第7図は、第6図のI/O基板をセンタ役物から取外した
状態を表わした斜視図、 第8図は、セット板と遊技盤12との取付けを表わした斜
視図、 第9図は、第6図と異る従来例を示した斜視図、 第10図は、第9図と異る従来例を示した斜視図、 第11図は、第1図の概略構成を表わしたブロック図、 第12図は、従来例を示したを表わしたブロック図であ
る。 1……パチンコ機の制御装置 2……パチンコ機、3……入力手段 4……出力手段、5……演算制御手段 6……整合手段、12……遊技盤 18……シリアルライン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤に発射されたパチンコ球の入賞状態
    が表された複数種の入賞信号を発生する入力手段を設
    け、 該入力手段の入力信号の発生に応じて前記入賞状態を複
    数種の態様で表示する出力手段を設け、 前記入賞信号の発生と予め格納された遊技手順とに基づ
    いて前記出力手段が制御される制御信号を発生する演算
    制御手段を設け、 前記入賞信号を並列伝送によって受信するとともに受信
    した入賞信号を前記演算制御手段に直列伝送によって送
    信し、かつ前記制御信号を直列伝送によって受信すると
    ともに受信した制御信号を前記出力手段に並列伝送によ
    って送信する機能が備えられた整合手段を設け、 少なくとも前記整合手段および演算制御手段を互いに異
    なる基板上に構成したことを特徴とするパチンコ機の制
    御装置。
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