JP2687417B2 - ファクシミリ装置における自動線密度切換方式 - Google Patents

ファクシミリ装置における自動線密度切換方式

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JP2687417B2 JP63100944A JP10094488A JP2687417B2 JP 2687417 B2 JP2687417 B2 JP 2687417B2 JP 63100944 A JP63100944 A JP 63100944A JP 10094488 A JP10094488 A JP 10094488A JP 2687417 B2 JP2687417 B2 JP 2687417B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ファクシミリ装置における線密度切換え方
式に関し、特に、副走査方向の自動線密度切換え方式に
関する。
従来の技術 従来、この種の副走査方向の線密度切換え方式では、
各ラインの2値画データの0、1もしくは1、0のデー
タ変化点をライン単位で計数し、変化点の個数が任意の
定数以上であれば次ライン画データは削除し、任意の定
数以下であれば次ライン画データを削除することなく、
送信を実行する方式をとっていた。
発明が解決しようとする課題 上述した従来の方式では、各ラインごとの画データの
変化数を検出する。つまり、ライン単位の画データ時系
列における自己相関係数を隣接画データと演算して求め
る。この自己相関係数が任意の値以上であれば次ライン
とのエントロピーが高いものと仮定して、次ラインを削
除し、送信画データの圧縮を実行しているが、この方式
では、副走査線密度の制御を行うので、ライン間の相互
相関を考慮していないために、正確な情報圧縮が施され
ない。例えば、副走査方向に相関が高く、主走査方向に
相関が低いようなパターンについては、極端に無駄な制
御となる。また、間引かれたラインについて、受信側フ
ァクシミリ装置で、特別な処理をせずに間引かれたライ
ンを前ライン置換することで記録されるために、間引か
れたラインと次ラインにおけるつながりが悪くなるとい
う欠点を有している。
本発明は従来の上記実情に鑑みてなされたものであ
り、従って本発明の目的は、従来の技術に内在する上記
諸欠点を解消することを可能とした新規な自動線密度切
換え方式を提供することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成する為に、本発明に係るファクシミリ
装置における自動線密度切換え方式は、ファクシミリ装
置により読取られて2値化された画データをライン単位
に自己相関係数を計算し、かつ前ラインとの垂直方向隣
接画データと相互相関係数をも計算し、垂直方向及び水
平方向のエントロピーを考慮した副走査方向のライン間
引きを実行し、さらに間引かれたラインについては受信
側ファクシミリ装置において間引かれたラインの前後ラ
インより予測した補間スムージング処理を施して視覚的
にも良好な画質を得られるよう考慮されている。
実施例 次に、本発明をその代表的な一実施例について図面等
を参照して具体的に説明する。
第1図は本発明に係るファクシミリ装置における自動
線密度切換え方式の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
第1図を参照するに、画データは画データA/D変換及
び2値化部1で処理され、副走査ライン制御部2におい
て、相関係数演算部及び副走査ライン制御信号発生部3
からの情報によって副走査ラインの間引きが行われる。
処理を施された画データは、符号化部4でMHもしくはMR
符号化されて、変調部5より回線へと送出される。
第2図は相関係数演算及び副走査線密度切換え制御部
のシステムブロック構成図である。
第2図において、入力されるxi、jは2値画データ
を表わす。xi、jは1画データ遅延素子6に入力さ
れ、自己相関係数発生部9から演算結果が出力される。
また、ワーキングメモリ7には、1ライン前の画データ
が蓄積され、相互相関係数演算部8により処理されたデ
ータが相互相関係数発生部10に入力されて、その演算結
果が出力される。
いま、第3図に示される第i行、第j列2値画データ
に注目して、自己相関係数H、及び相互相関係数Vの考
え方を示す。
ここで、ιは1ライン分の画素数 演算 ab=+1(a=b) =−1(a≠b) xi、jは±1の2値データ とする。演算された結果である相関係数H、Vは、副走
査ライン制御信号発生部11に入力され、例えば、以下の
ような条件により、副走査ライン制御部12に制御信号が
渡されて、副走査ラインの間引きが実行される。
H≧αかつV≧βならばライン間引き ……(3) H<α又はV<βならばライン間引きなし ……(4) 但し、α、βは任意の定数とする。
また、受信側ファクシミリ装置においては、第3図の
第iラインが間引かれて送信されてきたと仮定すると、
上記(3)、(4)式から示されるように、間引かれた
ラインは、周囲画データとの相関が高いと仮定されるた
めに、周囲画データからの補間が容易である。第iライ
ンの補間の一例として、次のようなものが想定される。
x i、j=x i−1、j(x i−1、j=x i+1、jの
時) または x i−1、j−1(x i−1、j−1=x i+1、j+1
の時) または x i−1、j+1(x i−1、j+1=x i+1、j−1
の時) ……(5) 上記(5)式で示される論理演算を受信側のファクシ
ミリ装置において実行すると、縦ライン及び右斜め、左
斜めのラインが強化され、視覚的に良好な画質が得られ
る。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、ファクシミリ
装置送信側において、画データのラインごとに自己相関
係数及び相互相関係数の演算を実行し、その係数によっ
て判断し、副走査ラインを間引く自動線密度切換え機能
を有することにより、適切なデータ圧縮が行われ、ま
た、ファクシミリ装置受信側においては、間引かれた隣
接画データと相関の高い画データを補間によって再現す
ることにより、視覚的にも良好な画質が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動線密度切換え方式の一実施例
を示すブロック構成図、第2図は相関係数演算部及び副
走査線密度切換え制御部の具体例を示すブロック構成
図、第3図は読取られた画データの配置図である。 1……画データA/D変換及び2値化部、2……副走査ラ
イン制御部、3……相関係数演算及び副走査ライン制御
信号発生部、4……符号化部、5……変調部、6……1
画データ遅延素子、7……相互相関係数ワーキングメモ
リ、8……相互相関係数演算部、9……自己相関係数発
生部、10……相互相関係数発生部、11……副走査ライン
制御信号発生部、12……副走査ライン制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファクシミリ装置での送信データの低減及
    び画質劣化防止の手段として、読取部より入力された画
    データについて、その2値画データの行単位に自己相関
    係数を計算し、かつ前1ライン分の画データを蓄積して
    現ラインとの相互相関係数を計算し、これら2つの相関
    係数をリアルタイム処理で演算し、相関係数の値を条件
    として現ラインの送信可否の判断を行い、副走査方向の
    線密度を自動的に切換え、ラインが間引かれた個所につ
    いては受信側で間引かれた前後ラインより画素補間スム
    ージング処理を施す機能を含むことを特徴とするファク
    シミリ装置における自動線密度切換方式。
JP63100944A 1988-04-22 1988-04-22 ファクシミリ装置における自動線密度切換方式 Expired - Lifetime JP2687417B2 (ja)

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