JP2686192B2 - 断熱管の継手装置 - Google Patents

断熱管の継手装置

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JP2686192B2 JP20940591A JP20940591A JP2686192B2 JP 2686192 B2 JP2686192 B2 JP 2686192B2 JP 20940591 A JP20940591 A JP 20940591A JP 20940591 A JP20940591 A JP 20940591A JP 2686192 B2 JP2686192 B2 JP 2686192B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地盤の変動により管
路の継手部が伸縮、屈曲しても該継手部の水密性を保つ
ことができる断熱管の継手装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記のような断熱管で、内外二重になっ
ているものが地域冷暖房用の温冷水を輸送したり、ある
いは温泉の湯を輸送したりするために用いられている。
この断熱管は、例えば図7に示すように管本体103の外
周面が断熱材104と外管105で被覆され、一端部に断熱材
104と外管105が所定の長さにわたり切欠かれ管本体103
のみにより受口106が形成された一方の管101と、この管
と同様に管本体103の外周面が断熱材104と外管105で被
覆され、他端部に断熱材104と外管105が所定の長さにわ
たり切欠かれ管本体103のみにより挿口110が形成された
他方の管102とを具え、該両管101,102の受口106と挿口
110の外面が断熱材112で覆われ、さらにこの断熱材の外
周面がカバー体113で覆われている。カバー体113は断熱
材112が地下水等を吸水すると、性能が著しく低下する
ので、その止水のために設けられており、鋼製、樹脂
製、あるいは熱収縮チューブからなっている。また、受
口106、挿口110の形成のため断熱材104と外管105が切欠
かれているのは両管101,102を接続する作業の関係から
である。115は押輪である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
に接続された従来の継手装置においては、地盤の変動に
より継手部が伸縮、屈曲すると、カバー体113がその変
位に追随できずに損傷し、外管105の外部から水が浸入
してきて継手部の保温、断熱に不安がある。また、管路
の中で1個所でもカバー体113が損傷して水が浸入した
場合、管本体の断熱材にも浸透して管路全体に断熱材の
性能低下を及ぼすなどの問題点があった。
【0004】そこでこの発明は、前記のような従来の問
題点を解決し、何らかの原因により継手部が伸縮、屈曲
しても、該継手部の水密性を十分に保つことができる断
熱管の継手装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明に係る請求項1の継手装置は、管本体の外
周面が断熱材と外管で被覆され、一端部に受口が形成さ
れた一方の管と、この管と同様に管本体の外周面が断熱
材と外管で被覆され、他端部に断熱材と外管が所定の長
さにわたり切欠かれ管本体のみにより挿口が形成された
他方の管とを具えている。一方の管の受口に他方の管の
挿口が挿し込まれ、この挿し込まれた挿口の外面と受口
の内面の間に環状の第1シール部材が介装されている。
この第1シール部材を挿口端側へ押圧する押圧部を一端
部に有し、かつ他端部に他方の管の外管に嵌合する嵌合
部を有する押輪が、締付部材によって一方の管の受口に
固定されている。この押輪の嵌合部の内面と他方の管の
外管の外面との間に環状の第2シール部材が介装されて
いる。この第2シール部材と押輪の内面、第1シール部
材と挿口の外面で囲まれた空所に断熱材が充填されてい
る。
【0006】この場合に、押輪が第1シール部材を挿口
端側へ押圧する押圧部を一端部に有する第1押輪部と、
他方の管の外管に嵌合する嵌合部を一端部に有する第2
押輪部とに中間部で分割され、この分割された第1押輪
部の他端部側の外面と第2押輪部の他端部側の内面との
間に第3シール部材が介装されるようにしてもよい。
【0007】また、押輪の押圧部近傍の内面と他方の管
の挿口の外面との間に環状の第3シール部材が介装され
るようにしてもよい。
【0008】また、請求項4の継手装置は、管本体の外
周面が断熱材と外管で被覆され、一端部に受口が形成さ
れた一方の管と、この管と同様に管本体の外周面が断熱
材と外管で被覆され、他端部に外管が所定の長さにわた
り切欠かれているとともに、さらに断熱材が外管より所
定長さにわたり切欠かれ管本体のみにより挿口が形成さ
れた他方の管とを具えている。一方の管の受口に他方の
管の挿口が挿し込まれ、この挿し込まれた挿口の外面と
受口の内面の間に環状の第1シール部材が介装されてい
る。この第1シール部材を挿口端側へ押圧する押圧部を
一端部に有し、かつ他端部に他方の管の外管より小径に
形成されてこれに嵌合する嵌合部を有する押輪が、締付
部材によって一方の管の受口に固定されている。この押
輪の嵌合部の外面と他方の管の外管の内面との間に環状
の第2シール部材が介装されている。この第2シール部
材と押輪の内面、第1シール部材と挿口の外面で囲まれ
た空所に断熱材が充填されている。
【0009】また、請求項5の継手装置は、管本体の外
周面が断熱材と外管で被覆され、一端部に断熱材と外管
が所定の長さにわたり切欠かれ管本体のみにより受口が
形成された一方の管と、この管と同様に管本体の外周面
が断熱材と外管で被覆され、他端部に断熱材と外管が所
定の長さにわたり切欠かれ管本体のみにより挿口が形成
された他方の管とを具えている。一方の管の受口に他方
の管の挿口が挿し込まれ、この挿し込まれた挿口の外面
と受口の内面の間に環状の第1シール部材が介装されて
いる。この第1シール部材を挿口端側へ押圧する押圧部
を一端部に有し、かつ他端部に他方の管の外管に嵌合す
る嵌合部を有する押輪が、締付部材によって一方の管の
受口に固定されている。この押輪の嵌合部の内面と他方
の管の外管の外面との間に環状の第2シール部材が介装
されている。またこの押輪と一方の管の受口の外周面が
断熱材とカバー体によって覆われている。このカバー体
の一端部と押輪の接続部が環状の第1止水カバーにより
覆われているとともに、カバー体の他端部と一方の管の
外管の接続部が環状の第2止水カバーにより覆われてい
る。
【0010】前記において、一方の管の管本体と外管の
受口側端部の接続部が環状の止水カバーにより覆われる
ようにしてもよい。また、一方の管の受口の内面に環状
の受口溝が形成され、この受口溝に円周方向1つ割り
で、径が拡縮可能となっており、他方の管の挿口の外面
に設けた突部に係止可能なロックリングが嵌合されるよ
うにしてもよい。
【0011】
【作用】前記のような継手装置によれば、地盤の変動に
より他方の管の挿口が一方の管の受口より多少抜け出る
ことがあっても、第1シール部材と第2シール部材はそ
のままで、他方の管の挿口と外管が一方の管から離れる
方向に移動し、または一方の管の受口が他方の管から離
れる方向に移動するだけであり、両シール部材による断
熱材に対する水密性は十分に保持される。
【0012】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の断熱管の継手装
置を示し、同図において1は断熱管の一方の管、2は同
他方の管である。両管1,2の管本体3の外周面は断熱
材4と外管5で被覆され、その一端部には受口6が形成
され、他端部には断熱材4と外管5が所定の長さにわた
り切欠かれ管本体3のみにより挿口10が形成されてい
る。一方の管1の受口6には他方の管2の挿口10が挿し
込まれている。そしてこの挿し込まれた挿口10の外面と
受口6の内面の間には水密ゴム輪11が介装されている。
【0013】13は押輪であり、中間仕切り壁14と該壁の
内外周縁から管軸方向に張出した大小2つの径部壁15,
16とから形成され、小径部壁15には端縁にゴム輪11を挿
口10側から押圧する押圧部17が形成されているととも
に、該押圧部と中間仕切り壁14間の外面にはフランジ18
が設けられている。大径部壁16は他方の管2の外管5に
嵌合可能な内径からなっていて、その内面には環状凹溝
20が形成され、ここには他方の管2の外管5の外面に圧
接する水密ゴム輪21が設けられている。
【0014】23は押輪13のフランジ18と一方の管1の受
口6間に設けられ、押輪13を受口6に締付固定するボル
トナットで、円周方向に所定間隔をおいて複数個設けら
れている。25は断熱材で、押輪13の大径部壁16に図示し
ない充填孔と空気抜き孔を設け、該充填孔からゴム輪21
と、押輪13の大小径部壁15,16および中間仕切り壁14の
内面と、ゴム輪11と、挿口10の外面で囲まれた空所に充
填される。空気抜き孔は充填後に閉塞する。また、26は
環状の止水カバーで、一方の管1の管本体3と外管5の
受口6側端部の接続部を覆って溶接されている。
【0015】前記のような継手装置においては、所要数
の管1,2と押輪13等を現場へ搬入し、まず押輪13の大
径部壁16の環状凹溝20に預けたゴム輪21が他方の管2の
外管5に圧接するように、押輪13の大径部壁16を外管5
に嵌合する。次に、他方の管2の挿口10の外面にゴム輪
11を預け、一方の管1の受口6に他方の管2の挿口10を
挿し込み、挿し込んだ挿口10の外面と受口6の内面にゴ
ム輪11を介装した後、ゴム輪11に押輪13の押圧部17を当
てボルトナット23で締め付けて固定する。次に、押輪13
の大径部壁16に設けた充填孔から断熱材25を充填する。
この断熱材25が固化すると、図1のように接続された状
態となる。この接続作業において押輪13の他方の管2の
外管5への嵌合、断熱材25の充填は必ずしも現場で行な
わなくともよく、工場で行なってもよい。また断熱材25
は予め成形したものを装填してもよい。
【0016】接続された継手装置において、地盤の変動
により例えば他方の管2の挿口10が一方の管1の受口6
より多少抜け出ることがあっても、押輪13の押圧部17で
押圧されたゴム輪11と押輪13の環状凹溝20内に預けられ
たゴム輪21はそのままで、他方の管2の挿口10と外管5
は一方の管1に対して離れる方向に移動するだけであ
り、両ゴム輪11,21による水密性は保持される。したが
って、断熱材25は漏水とか浸水とかから保護され、その
性能低下が防止される。
【0017】図2は別の実施例を示し、この実施例は押
輪27が中間部で大小2つの径部壁に分割された第1押輪
部28と第2押輪部29に分割されている。第1押輪部28は
一端部にゴム輪11を押圧する押圧部30を有し、フランジ
31を介してボルトナット32で一方の管1の受口6に締付
固定されている。第1押輪部28の他端側の外面は平坦な
面となっており、他端に第2押輪部29の他端部と係止し
て抜け出しを防止するストッパリング33がボルト34によ
って取付けられている。一方、第2押輪部29はゴム輪21
のある側と反対側の、他端部側が下向きに屈曲し、該屈
曲した下向き端面に環状凹溝35が形成され、ここには第
1押輪部28の他端部側外面に圧接する水密ゴム輪36が設
けられている。また、一方の管1の受口6の内面に環状
の受口溝38が形成され、ここには円周方向1つ割りで、
径が拡縮可能となっており、他方の管2の挿口10の先端
外面に溶接された環状突部39に係止可能なロックリング
40が嵌合されている。41は円周方向1つ割りのスペーサ
で、ロックリング40とゴム輪11の間の挿口10の外面に挿
入配置されるようになっていて、ゴム輪11の先端位置決
め等の役割りをする。そのほかの部分は形状等において
多少相違するが、図1の実施例と概ね同様な構成である
ので、同様な部分には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0018】図3はさらに別の実施例を示し、この実施
例は押輪43の小径部壁44と反対側にこれとほぼ同径の小
径部壁45が設けられている。小径部壁45の内面には環状
凹溝46が形成され、ここには挿口10の外面に圧接する水
密ゴム輪47が設けられている。
【0019】また、48は押輪43を受口6に締付固定する
ボルトナットで、図4に拡大して詳示したようにボルト
49の一端部に半球状の頭部50、中間部に固定ナット51を
有し、頭部50が押輪43の中間仕切り壁52に形成された凹
部53に嵌まったうえ抜け止め防止板54で抜け止めされ、
ナット51が防止板54よりボルト49のねじ側になるように
組み付けられている。55は防止板54を中間仕切り板52に
固定するボルトである。尚、頭部50の外径をa、防止板
54の孔径をb、ナット51の外径をcとすると、これらの
関係はa>b>cとなっている。そのほかの部分は形状
等において多少相違するが、図1又は図2の実施例と概
ね同様な構成であるので、同様な部分には同一符号を付
して説明を省略する。
【0020】この実施例の継手装置においては、環状突
部39の溶接の前に押輪43、ゴム輪11、スペーサ41および
ロックリング40を予め挿口10に挿入しておく。また、ボ
ルトナット48は頭部50を凹部53に入れた後に防止板54を
ボルト55で止め、ナット51をスパナ等で回わしてボルト
49をねじ込み、押輪43を受口6に固定する。ゴム輪47は
予め環状凹溝46に嵌めておいてほうが好ましい。その他
の現場での作業は前記実施例とほぼ同じである。
【0021】この実施例においても前記実施例と同様な
作用を奏する。しかもこの実施例においてはさらに他方
の管2の抜け出しに際し、環状突部39がロックリング40
に係止して一方の管1からの離脱防止を図ることができ
る。
【0022】図5はさらに別の実施例を示し、この実施
例は両管1,2の他端部側の断熱材4が外管5よりさら
に所定長さにわたり切欠かれている。また、押輪57の大
径部壁58の外径が外管5より小径に形成され、該大径部
壁の外面に環状凹溝59が形成され、ここには外管5の内
面に圧接する水密ゴム輪60が配設されている。そのほか
の部分は形状等において多少相違するが、図3の実施例
と概ね同様な構成であるので、同様な部分には同一符号
を付して説明を省略する。
【0023】この実施例においても前記実施例と同様な
作用を奏する。しかもこの実施例においてはさらに押輪
57の外径が両管1,2の外径とほぼ同径となっているの
で、配管や配管時の芯出し等が容易となる。
【0024】図6はさらに別の実施例を示し、この実施
例は両管1,2の一端部側の断熱材4と外管5が所定の
長さにわたり切欠かれ、管本体3のみにより受口6が形
成されている。62は押輪で、ボルトナット63で受口6に
締付固定されている。この押輪62と一方の管1の受口6
の外周面は断熱材64とカバー体65によって覆われてい
る。カバー体65の一端部と押輪62の接続部は環状の止水
カバー66により覆われ、カバー体65の他端部と一方の管
1の外管5の接続部は環状の止水カバー67により覆われ
ている。そのほかの部分は形状等において多少相違する
が、図1又は図2の実施例と概ね同様な構成であるの
で、同様な部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0025】この実施例においても前記実施例と同様な
作用を奏する。しかもこの実施例においてはさらに断熱
材64が受口6および押輪62と、カバー体65との間に配設
されているので、他方の管2が抜け出しても断熱材64の
充填が弛むようなことがなく、断熱性能がより確実なも
のとなる。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明は前記のような構成から
なるので、断熱管路において何らかの原因により継手部
が伸縮、屈曲しても、該継手部の水密性を十分に保つこ
とができ、断熱材の吸水による性能低下を来すことがな
く、管路内流体の保温に優れ、冷温水用の長距離管路を
形成することができる。請求項2の発明はさらに押輪が
2つに分割されているので、押輪自体に屈曲性が付与さ
れて、より高い曲げ性能を得ることができるとともに、
第3シール部材により分割部分の水密性も確保できる。
請求項3の発明は第3シール部材によりさらに継手部の
水密性がよくなる。請求項4の発明は、押輪と両管とが
ほぼ同径となっているので、配管や配管時の芯出し等が
さらに容易となる。請求項5の発明は他方の管が抜け出
しても継手部に配設した断熱材の充填が弛むようなこと
がなく、断熱性能がより確実なものとなるとともに、現
場での施工も容易となる。請求項6の発明は止水カバー
によって管本体と外管との間の水密性がさらによくな
る。請求項7の発明はロックリングによって管の抜け出
しが確実に防止でき、水密性の効果がさらに高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す継手装置の縦断正面
図である。
【図2】別の実施例の継手装置の縦断正面図である。
【図3】さらに別の実施例の継手装置の縦断正面図であ
る。
【図4】図3のA部拡大縦断正面図である。
【図5】さらに別の実施例の継手装置の縦断正面図であ
る。
【図6】さらに別の実施例の継手装置の縦断正面図であ
る。
【図7】従来の継手装置の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 一方の管 2 他方の管 3 管本体 4 断熱材 5 外管 6 受口 10 挿口 11,21,47,60 水密ゴム輪 13,27,43,57,62 押輪 17,30 押圧部 23,32,48,63 ボルトナット 25,64 断熱材 26 止水カバー 39 環状突部 40 ロックリング

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管本体の外周面が断熱材と外管で被覆さ
    れ、一端部に受口が形成された一方の管と、この管と同
    様に管本体の外周面が断熱材と外管で被覆され、他端部
    に断熱材と外管が所定の長さにわたり切欠かれ管本体の
    みにより挿口が形成された他方の管とを具え、一方の管
    の受口に他方の管の挿口が挿し込まれ、この挿し込まれ
    た挿口の外面と受口の内面の間に環状の第1シール部材
    が介装され、この第1シール部材を挿口端側へ押圧する
    押圧部を一端部に有し、かつ他端部に他方の管の外管に
    嵌合する嵌合部を有する押輪が、締付部材によって一方
    の管の受口に固定され、この押輪の嵌合部の内面と他方
    の管の外管の外面との間に環状の第2シール部材が介装
    され、この第2シール部材と押輪の内面、第1シール部
    材と挿口の外面で囲まれた空所に断熱材が充填されてい
    ることを特徴とする断熱管の継手装置。
  2. 【請求項2】 押輪が第1シール部材を挿口端側へ押圧
    する押圧部を一端部に有する第1押輪部と、他方の管の
    外管に嵌合する嵌合部を一端部に有する第2押輪部とに
    中間部で分割されており、この分割された第1押輪部の
    他端部側の外面と第2押輪部の他端部側の内面との間に
    第3シール部材が介装されている請求項1記載の断熱管
    の継手装置。
  3. 【請求項3】 押輪の押圧部近傍の内面と他方の管の挿
    口の外面との間に環状の第3シール部材が介装されてい
    る請求項1記載の断熱管の継手装置。
  4. 【請求項4】 管本体の外周面が断熱材と外管で被覆さ
    れ、一端部に受口が形成された一方の管と、この管と同
    様に管本体の外周面が断熱材と外管で被覆され、他端部
    に外管が所定の長さにわたり切欠かれているとともに、
    さらに断熱材が外管より所定長さにわたり切欠かれ管本
    体のみにより挿口が形成された他方の管とを具え、一方
    の管の受口に他方の管の挿口が挿し込まれ、この挿し込
    まれた挿口の外面と受口の内面の間に環状の第1シール
    部材が介装され、この第1シール部材を挿口端側へ押圧
    する押圧部を一端部に有し、かつ他端部に他方の管の外
    管より小径に形成されてこれに嵌合する嵌合部を有する
    押輪が、締付部材によって一方の管の受口に固定され、
    この押輪の嵌合部の外面と他方の管の外管の内面との間
    に環状の第2シール部材が介装され、この第2シール部
    材と押輪の内面、第1シール部材と挿口の外面で囲まれ
    た空所に断熱材が充填されていることを特徴とする断熱
    管の継手装置。
  5. 【請求項5】 管本体の外周面が断熱材と外管で被覆さ
    れ、一端部に断熱材と外管が所定の長さにわたり切欠か
    れ管本体のみにより受口が形成された一方の管と、この
    管と同様に管本体の外周面が断熱材と外管で被覆され、
    他端部に断熱材と外管が所定の長さにわたり切欠かれ管
    本体のみにより挿口が形成された他方の管とを具え、一
    方の管の受口に他方の管の挿口が挿し込まれ、この挿し
    込まれた挿口の外面と受口の内面の間に環状の第1シー
    ル部材が介装され、この第1シール部材を挿口端側へ押
    圧する押圧部を一端部に有し、かつ他端部に他方の管の
    外管に嵌合する嵌合部を有する押輪が、締付部材によっ
    て一方の管の受口に固定され、この押輪の嵌合部の内面
    と他方の管の外管の外面との間に環状の第2シール部材
    が介装され、またこの押輪と一方の管の受口の外周面が
    断熱材とカバー体によって覆われ、このカバー体の一端
    部と押輪の接続部が環状の第1止水カバーにより覆われ
    ているとともに、カバー体の他端部と一方の管の外管の
    接続部が環状の第2止水カバーにより覆われていること
    を特徴とする断熱管の継手装置。
  6. 【請求項6】 一方の管の管本体と外管の受口側端部の
    接続部が環状の止水カバーにより覆われている請求項1
    ないし4のいずれか1項に記載の断熱管の継手装置。
  7. 【請求項7】 一方の管の受口の内面に環状の受口溝が
    形成され、この受口溝に円周方向1つ割りで、径が拡縮
    可能となっており、他方の管の挿口の外面に設けた突部
    に係止可能なロックリングが嵌合されている請求項1な
    いし6のいずれか1項に記載の断熱管の継手装置。
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