JP2682712B2 - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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JP2682712B2 JP1311813A JP31181389A JP2682712B2 JP 2682712 B2 JP2682712 B2 JP 2682712B2 JP 1311813 A JP1311813 A JP 1311813A JP 31181389 A JP31181389 A JP 31181389A JP 2682712 B2 JP2682712 B2 JP 2682712B2
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芳樹 河岡
尚 江波戸
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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子スチルカメラに関する、詳しくはストロ
ボ同調機構を備えた電子スチルカメラに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
最近、銀塩フイルムの代わりにスチルビデオフロッピ
ィ(以下、ビデオフロッピィとする)に撮影画像を記録
する電子スチルカメラが提供されている。このような電
子スチルカメラは、固体撮像デバイス,例えばインター
ライン転送CCD(以下、CCDと略記する)を用いて画像信
号を取り込んでいる。この電子スチルカメラのシャッタ
には、主にフォーカルプレン方式等のメカニカルシャッ
タとCCDによる電子シャッタの2種類があり、従来の銀
塩フイルムを使用したカメラと同様に、いずれもストロ
ボを同調発光させるシンクロ信号を出力することができ
るように構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、例えば逆光で主要被写体にストロボ照明
し、背景との輝度バランスを調整して主要被写体と背景
の両方を適正露出で撮影する日中シンクロ撮影は、背景
輝度を基準に適正露出値を決定するため速いシャッタ速
度を必要とする。ところが、上述した前者のメカニカル
シャッタは、例えば1/500秒程度の高速シャッタ時に
は、その構成上シャッタ羽根が全開状態にならず、スト
ロボを同調発光させることができないという欠点があ
る。また、後者の電子シャッタは、システム全体を制御
するマイクロコンピュータによってトリガ信号を出力し
ており、トリガ信号の出力タイミングを精度よくコント
ロールすることが困難である。したがって、CCDの電荷
蓄積時間が短い高速シャッタ時には、ストロボ同調が不
安定になりやすいという問題があった。
〔発明の目的〕
本発明は上述のような課題を解決するためになされた
もので、高速シャッタにおいても確実に安定したストロ
ボ撮影を行えるようにした電子スチルカメラを提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、結像面に配置
され、光学画像を電気信号に変換して出力する固体撮像
デバイスと、この固体撮像デバイスを駆動させるデバイ
ス駆動回路とを備えた電子スチルカメラにおいて、前記
デバイス駆動回路より発生される駆動パルスにより固体
撮像デバイスの蓄積電荷を転送して零にしてから電荷蓄
積を開始するとともに、この電荷蓄積開始から水平同期
信号のパルス数をカウントし、前記固体撮像デバイスの
立ち上がり時間を考慮したパルス数分を遅延させた後、
ストロボ発光用のストロボトリガ信号を出力するもので
ある。
〔作用〕
上記の手段によれば、デバイス駆動回路にシャッタレ
リーズ信号が入力されると、デバイス駆動回路から固体
撮像デバイスに駆動パルスが出力される。これにより、
固体撮像デバイスは駆動を開始し、蓄積電荷を転送して
一旦零にしてから電荷蓄積を開始する。この電荷蓄積開
始から水平同期信号のパルス数がカウントされ、固体撮
像デバイスの立ち上がり時間を考慮したパルス数分が遅
延され、固体撮像デバイスの駆動が安定した後、ストロ
ボ発光用のストロボトリガ信号が出力される。
以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に
説明する。
〔実施例〕
本発明の実施例である電子スチルカメラ1の光学系及
び回路ブロックを示す第1図において、電子スチルカメ
ラ1の光学系は、撮影レンズ10,絞り11,ビームスプリッ
タ12,CCD14から構成されている。
前記絞り11には、システムコントローラ15によって制
御される絞りドライバ17が接続されている。前記ビーム
スプリッタ12の下方には、例えば複数のSPDからなるマ
ルチ測光用のエリアセンサ18が設けられ、このエリアセ
ンサ18には、ここから出力される輝度信号をシステムコ
ントローラ15に送出する測光回路20が接続されている。
前記CCD14には、システムコントローラ15によって制御
されるCCDドライバ22が接続されている。
また、CCD14には、読み出した画像信号を所定のサン
プリング周波数(例えば3.58MHz)でサンプルホールド
して増幅するプリアンプ24と、このプリアンプ24からの
信号を原色信号(RGB)に変換する色分離回路,RGBの各
色信号をガンマ補正するγ補正回路及びガンマ補正され
た各信号を輝度信号と色差信号に変換するマトリクス回
路等からなる映像信号処理回路25と、この映像信号処理
回路25によって処理された映像信号をビデオフロッピー
に書き込む磁気ヘッド,ビデオフロッピーを回転させる
駆動モータ等からなる記録装置26とが順に接続されてい
る。
前記システムコントローラ15,CCDドライバ22,プリア
ンプ24,映像信号処理回路25,記録装置26には、これらの
同期をとりながらこれらに各々駆動パルスを送出すると
ともに、ストロボ発光部27を発光させるトリガ信号をAN
D回路28に送出するシンクロシグナルジェネレータ(以
下SSGと略記)30が接続されている。また、前記ストロ
ボ発光部27とAND回路28との間には、内蔵したメインコ
ンデンサが常時充電されており、被写体から反射したス
トロボ光を受光して自動調光式にストロボ発光部27を制
御するストロボ制御回路31が接続されている。なお、ス
トロボ制御回路31はシステムコントローラ15から入力さ
れる絞り値データに基づいて調光レベルを調節する。
前記システムコントローラ15には、各種のストロボ発
光方式を選択するストロボモード設定部33が接続されて
いる。このストロボモード設定部33には、スライド操作
することにより、ストロボ発光部27を低輝度自動発光及
び逆光時自動発光させるオートモード,強制発光させる
マニュアルモード,発光させないOFFモードの3種類の
ストロボモードを選択するモード選択スイッチ34が設け
られている。
つぎに、以上のように構成された本発明の電子スチル
カメラ1の作用を説明する。先ず、電子スチルカメラ1
にビデオフロッピィを装填して電源を投入すると、装填
されたビデオフロッピィが回転を始め、約30msで毎秒60
回転の定常回転数に達する。また、ストロボ制御回路31
内のメインコンデンサの充電が開始される。
撮影者は、モード選択スイッチ34を操作して例えばオ
ートモードを選択する。そして、撮影レンズ10を被写体
に向けてシャッタボタンを半押しする。システムコント
ローラ15は内蔵されたプログラムシーケンスに従い、CC
Dドライバ22に指令信号を送出してCCD14の電極に電圧を
印加する,いわゆる立ち上げを行う。撮影レンズ10を通
過した被写体光は、絞り11及びビームスプリッタ12を介
してエリアセンサ18に入射される。
このエリアセンサ18によって撮影領域内の被写体輝度
が複数の測光領域ごとに分割測光され、その各測光エリ
アの輝度信号が測光回路20を介してシステムコントロー
ラ15に送出される。システムコントローラ15では、各測
光エリアから得られた輝度データを膨大な量のパターン
と比較評価して順光,逆光,低輝度等のシーン判別を行
うとともに、その適正露出値を算出する。そして、シス
テムコントローラ15は、この適正露出値に基づいて絞り
ドライバ17を介して絞り11を駆動して適正絞り値にセッ
トするとともに、逆光,低輝度時にはAND回路28の一方
の入力端子にストロボON信号を送出する。
つぎに、シャッタボタンをさらに押圧すると、シャッ
タレリーズ信号がシステムコントローラ15に入力され
る。これを受けたシステムコントローラ15はシャッタが
ONされたことを示すとともに、前記適正露出値に基づい
たシャッタ速度データを有するEXSTをSSG30に送出す
る。以下、第2図に示すタイムチャートを従って説明す
る。SSG30は、EXSTが入力されると、この直後の垂直同
期信号によってCCDドライバ22を介し、CCD14を駆動させ
る。これによって、CCD14の蓄積電荷が転送されて零に
なると同時に光電変換及び電荷の蓄積が開始される。
このとき、例えば撮影シーンが低輝度であり、AND回
路28にストロボON信号が送出されていると、SSG30はCCD
14の電荷蓄積開始と同時にカウンタを駆動させ、水平同
期信号の2パルス目,即ち、1水平周期を1Hとすると、
第2図に示すように、2Hで示す時間が経過した直後にス
トロボトリガ信号をAND回路28の入力端子に送出する。
これによって、ストロボ制御回路31は、予めシステムコ
ントローラ15から入力されていた絞り値データに基づい
てストロボ発光部27を発光させる。
前記シャッタ速度データに対応する電荷蓄積時間が経
過した直後の垂直同期信号の出力時に、CCD14の光電変
換部に蓄積された電荷は掃き出しパルスによって読み出
され、プリアンプ24へ送出される。プリアンプ24に入力
された信号は、映像信号処理回路25によって色分離,γ
補正等の処理が施された後、記録装置26に送出される。
この記録部26でCCD14から読み出された画像信号が瞬時
にビデオフロッピィに記録される。
なお、ストロボトリガ信号の出力タイミングを水平同
期信号の2パルス目としたのは、CCD14の立ち上がりに
要する時間を考慮してCCD駆動の安定化を図るととも
に、可能な限り早期にストロボを発光させて高速シャッ
タ時にも同調できるようにするために設定したものであ
る。また、本発明の実施例におけるストロボトリガ信号
の出力タイミングが水平同期信号の2パルス目に限定さ
れないのはもちろんである。
以上説明したように、ストロボトリガ信号をCCDを駆
動する駆動パルスによって出力するようにしたので、シ
ャッタ速度が高速である場合にもストロボを常に安定し
て同調発光させることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の電子スチルカメラによ
れば、デバイス駆動回路より発生される駆動パルスによ
り固体撮像デバイスの蓄積電荷を転送して零にしてから
電荷蓄積を開始するとともに、この電荷蓄積開始から水
平同期信号のパルス数をカウントし、固体撮像デバイス
の立ち上がり時間を考慮したパルス数分を遅延させた
後、ストロボ発光用のストロボトリガ信号を出力するよ
うにしたので、固体撮像デバイスの駆動が常に安定した
状態で、かつ高速シャッタ時にも完全に同調してストロ
ボ撮影を行うことができる。したがって、日中シンクロ
撮影等が有利に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の構造を示す概略図である。 第2図は、第1図に示した実施例のタイムチャートの概
略図である。 1……電子スチルカメラ 14……CCD 15……システムコントローラ 27……ストロボ発光部 30……SSG。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小西 正弘 東京都港区西麻布2―26―30 富士写真 フイルム株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−16182(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】結像面に配置され、光学画像を電気信号に
    変換して出力する固体撮像デバイスと、この固体撮像デ
    バイスを駆動させるデバイス駆動回路とを備えた電子ス
    チルカメラにおいて、 前記デバイス駆動回路より発生される駆動パルスにより
    固体撮像デバイスの蓄積電荷を転送して零にしてから電
    荷蓄積を開始するとともに、この電荷蓄積開始から水平
    同期信号のパルス数をカウントし、前記固体撮像デバイ
    スの立ち上がり時間を考慮したパルス数分を遅延させた
    後、ストロボ発光用のストロボトリガ信号を出力するこ
    とを特徴とする電子スチルカメラ。
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