JP2681899B2 - 理容用梳き鋏 - Google Patents
理容用梳き鋏Info
- Publication number
- JP2681899B2 JP2681899B2 JP6341132A JP34113294A JP2681899B2 JP 2681899 B2 JP2681899 B2 JP 2681899B2 JP 6341132 A JP6341132 A JP 6341132A JP 34113294 A JP34113294 A JP 34113294A JP 2681899 B2 JP2681899 B2 JP 2681899B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scissors
- hair
- blade
- comb
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Scissors And Nippers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は理容用梳き鋏に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】理容用梳き鋏は、毛髪を間引くように切
断するためのもので、基本的には二本の鋏部材の一方の
切り刃体を櫛刃状に形成すると共に、各櫛刃の先端に刃
部を形成し、毛髪切断時に毛髪の一部が櫛刃間隙に逃
げ、一部の櫛刃状刃部と対向刃体で挟まれる毛髪が切断
されるものである。
断するためのもので、基本的には二本の鋏部材の一方の
切り刃体を櫛刃状に形成すると共に、各櫛刃の先端に刃
部を形成し、毛髪切断時に毛髪の一部が櫛刃間隙に逃
げ、一部の櫛刃状刃部と対向刃体で挟まれる毛髪が切断
されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従前の梳き鋏
の櫛刃体の先部は、V状としたり又はU状として(実開
平6−26767号)、刃先部で捕らえた毛髪を切断す
るようにしており、切断量は、前記の刃先の凹部に捕ら
えた量全体が一遍に切断されることになる。従って毛髪
の状態によっては切断量が変化する場合もあり、常に一
定の切断感覚で切断できるとは限らない。また櫛刃体の
先部を平刃に形成すると、切断圧力を受けると毛髪は鋏
先部方向に逃げてしまい、効率的な梳き刈りができな
い。そこで本発明は、切断時の毛髪の逃げと、捕らえと
がバランス良くなされる梳き鋏を提案したものである。
の櫛刃体の先部は、V状としたり又はU状として(実開
平6−26767号)、刃先部で捕らえた毛髪を切断す
るようにしており、切断量は、前記の刃先の凹部に捕ら
えた量全体が一遍に切断されることになる。従って毛髪
の状態によっては切断量が変化する場合もあり、常に一
定の切断感覚で切断できるとは限らない。また櫛刃体の
先部を平刃に形成すると、切断圧力を受けると毛髪は鋏
先部方向に逃げてしまい、効率的な梳き刈りができな
い。そこで本発明は、切断時の毛髪の逃げと、捕らえと
がバランス良くなされる梳き鋏を提案したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る理容用梳き
鋏は、一端側に指孔部を設け、他方側に切り刃体を設け
た二本の鋏部材の内、一方の切り刃体を櫛刃状に形成
し、二本の鋏部材を交叉させると共に交叉部を枢結した
理容用梳き鋏に於いて、櫛刃状切り刃体の各櫛刃体先部
の鋏先端側部分を対向切り刃体側に突出させてなること
を特徴とするものである。
鋏は、一端側に指孔部を設け、他方側に切り刃体を設け
た二本の鋏部材の内、一方の切り刃体を櫛刃状に形成
し、二本の鋏部材を交叉させると共に交叉部を枢結した
理容用梳き鋏に於いて、櫛刃状切り刃体の各櫛刃体先部
の鋏先端側部分を対向切り刃体側に突出させてなること
を特徴とするものである。
【0005】
【作用】指孔部に指を装着し、開閉動作を行うことで毛
髪の切断がなされるもので、特に櫛刃体の刃先部と対向
刃体とで挟まれた毛髪が切断される。前記切断時に毛髪
が挟持圧力を受けると、毛髪は主として鋏先部に逃げる
が、突出部によって逃げが阻止されて切断され、一方鋏
基部側は何ら突出部が存在しないので、その挟持圧力を
受けた毛髪の一部は、鋏基部側に逃げて櫛刃間隙に入り
込み切断されないものである。
髪の切断がなされるもので、特に櫛刃体の刃先部と対向
刃体とで挟まれた毛髪が切断される。前記切断時に毛髪
が挟持圧力を受けると、毛髪は主として鋏先部に逃げる
が、突出部によって逃げが阻止されて切断され、一方鋏
基部側は何ら突出部が存在しないので、その挟持圧力を
受けた毛髪の一部は、鋏基部側に逃げて櫛刃間隙に入り
込み切断されないものである。
【0006】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。理容
用梳き鋏は、通常の鋏と同様に二本の鋏部材A,Bで構
成され、両鋏部材を中央部分で交叉させ、交叉部を枢結
Cしたもので、特に一方の鋏部材Aは、一端側に指孔部
1を設けると共に、他方側に対向切り刃体2を設けてな
り、また他方の鋏部材Bは、同様に指孔部1aを設ける
と共に、他方を櫛刃状切り刃体3として、櫛刃体31と
櫛刃間隙32で構成され、また各櫛刃体31の各刃先部
分は、鋏本体の先部側に対向切り刃体2方向に突出せし
めた突出部33と、突出部33の鋏本体基部側に設けた
切り刃34とを形成したものである。
用梳き鋏は、通常の鋏と同様に二本の鋏部材A,Bで構
成され、両鋏部材を中央部分で交叉させ、交叉部を枢結
Cしたもので、特に一方の鋏部材Aは、一端側に指孔部
1を設けると共に、他方側に対向切り刃体2を設けてな
り、また他方の鋏部材Bは、同様に指孔部1aを設ける
と共に、他方を櫛刃状切り刃体3として、櫛刃体31と
櫛刃間隙32で構成され、また各櫛刃体31の各刃先部
分は、鋏本体の先部側に対向切り刃体2方向に突出せし
めた突出部33と、突出部33の鋏本体基部側に設けた
切り刃34とを形成したものである。
【0007】而して一般の理容用鋏と同様に使用する
と、櫛刃体31の幅に対応する毛髪aは各櫛刃体3と対
向切り刃体2とで挟持切断され、櫛刃間隙32に入り込
んだ毛髪bは切断されないが、特に毛髪aに切断圧力が
加わると、毛髪aは鋏本体の先部方向に逃げるが、突出
部33によってその逃げが阻止され、一方毛髪aの一部
が鋏の根元方向に逃げると、何ら障害はないので、櫛刃
間隙32に逃げ込む。
と、櫛刃体31の幅に対応する毛髪aは各櫛刃体3と対
向切り刃体2とで挟持切断され、櫛刃間隙32に入り込
んだ毛髪bは切断されないが、特に毛髪aに切断圧力が
加わると、毛髪aは鋏本体の先部方向に逃げるが、突出
部33によってその逃げが阻止され、一方毛髪aの一部
が鋏の根元方向に逃げると、何ら障害はないので、櫛刃
間隙32に逃げ込む。
【0008】従って毛髪切断に際して、櫛刃体31と対
向切り刃体2とで挟持して切断しようとすると、毛髪a
の鋏先部への逃げを抑えて確実に切断を行い、また切断
毛髪量が多い場合には、毛髪の一部は鋏基部方向にも逃
げるので、この基部方向の毛髪の逃げはそのまま放置し
て櫛刃間隙32に逃がし、毛髪切断量を常に適度なもの
とするものである。
向切り刃体2とで挟持して切断しようとすると、毛髪a
の鋏先部への逃げを抑えて確実に切断を行い、また切断
毛髪量が多い場合には、毛髪の一部は鋏基部方向にも逃
げるので、この基部方向の毛髪の逃げはそのまま放置し
て櫛刃間隙32に逃がし、毛髪切断量を常に適度なもの
とするものである。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明は理容用梳き鋏に於
いて、櫛刃体の先端の鋏先部側に突出部を設けたもの
で、切断の毛髪の鋏先部側への逃げを阻止してしっかり
と切断すると共に、切断時の櫛刃体と対向切り刃体との
挟持切断毛髪量が多い場合には、簡単に鋏基部側に毛髪
の一部を逃がすことで、毛髪切断量を常に適度の量とし
て、切断感覚が常に一定して使い易くしたものである。
いて、櫛刃体の先端の鋏先部側に突出部を設けたもの
で、切断の毛髪の鋏先部側への逃げを阻止してしっかり
と切断すると共に、切断時の櫛刃体と対向切り刃体との
挟持切断毛髪量が多い場合には、簡単に鋏基部側に毛髪
の一部を逃がすことで、毛髪切断量を常に適度の量とし
て、切断感覚が常に一定して使い易くしたものである。
【図1】本発明の実施例を示す鋏全体の正面図。
【図2】同要部拡大図
A,B 鋏本体 1,1a 指孔部 2 対向切り刃体 3 櫛刃状切り刃体 31 櫛刃体 32 櫛刃間隙 33 突出部 34 切り刃
Claims (1)
- 【請求項1】 一端側に指孔部を設け、他方側に切り刃
体を設けた二本の鋏部材の内、一方の切り刃体を櫛刃状
に形成し、二本の鋏部材を交叉させると共に交叉部を枢
結した理容用梳き鋏に於いて、櫛刃状切り刃体の各櫛刃
の刃先を、刃体先部側が対向切り刃体方向に突出せしめ
た突出部と、突出部の鋏本体基部側に設けた切り刃とで
形成したことを特徴とする理容用梳き鋏。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6341132A JP2681899B2 (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 理容用梳き鋏 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6341132A JP2681899B2 (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 理容用梳き鋏 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08117456A JPH08117456A (ja) | 1996-05-14 |
JP2681899B2 true JP2681899B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=18343556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6341132A Expired - Fee Related JP2681899B2 (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 理容用梳き鋏 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2681899B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4505029B2 (ja) * | 2008-07-17 | 2010-07-14 | 伸彦 神山 | 梳き鋏 |
JP6711970B1 (ja) * | 2018-11-15 | 2020-06-17 | 株式会社シザーストリート | 毛髪調整器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2572233Y2 (ja) * | 1992-12-17 | 1998-05-20 | 八朗 平川 | 梳 鋏 |
-
1994
- 1994-10-24 JP JP6341132A patent/JP2681899B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08117456A (ja) | 1996-05-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |