JP2677828B2 - 曲げ金型の自動決定方法 - Google Patents

曲げ金型の自動決定方法

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JP2677828B2 JP63165992A JP16599288A JP2677828B2 JP 2677828 B2 JP2677828 B2 JP 2677828B2 JP 63165992 A JP63165992 A JP 63165992A JP 16599288 A JP16599288 A JP 16599288A JP 2677828 B2 JP2677828 B2 JP 2677828B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、曲げ金型の自動決定方法に関する。
(従来の技術) 従来より、曲げ機械に所定の金型を装着した状態で一
製品を曲げ加工するシミュレーションを行うことによ
り、曲げ工程中、製品と機械或いは製品と金型が干渉す
ることがないことを条件として当該金型を実際曲げ加工
に使用できることを判定する金型チェック方法が提案さ
れている。
又、この干渉チェックの方法を展開させ、ユーザが使
用する金型を干渉チェックにより順次検討し、曲げ加工
可能の金型を自動的に決定する試みも為されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の試みによる金型の自動決定
方法では、全金型を対象として干渉チェックのみで合否
判定を行うので、決定に多くの時間を要するのみなら
ず、決定された金型が後になって機械に装着できなかっ
たり、耐圧度が低くて実際には使用できないという事態
が発生するという問題点があった。
そこで、本発明は、曲げ金型を迅速かつ確実に自動決
定することができる曲げ金型の自動決定方法を提供する
ことを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、板材の
曲げ加工を行う曲げ金型の自動決定方法において、曲げ
加工に使用するパンチ,ダイの金型ハイト,金型長さ,
溝幅,パンチ先端アール,パンチ先端角およびダイ先端
角などの金型特性データを予め登録する(a)工程、前
記板材の曲げ工程のうちの最大荷重を求め、この最大荷
重に耐え得る曲げ金型のみを選択する(b)工程、上記
(b)工程で選択された曲げ金型を機械に装着した場合
の機械の最大ストローク量が曲げ工程に必要とされる所
要ストローク量より大となる金型のみを選択する(c)
工程、上記(c)工程で選択された金型から、前記板材
の曲げ最大長より長い又は長く組める金型のみを選択す
る(d)工程、上記(d)工程で選択された金型から、
溝幅Vを板厚Tで除した値V/Tが板材の材質に応じて設
定される所定値以上のダイのみを選択する(e)工程、
上記(e)工程で選択されたダイから、前記板材をV字
形に折曲げるときの最小フランジ長さの曲げを実行し得
る溝幅のダイのみを選択する(f)工程、前記(d)工
程で選択された金型から、製品の曲げ内アールより小さ
い先端アールのパンチのみを選択する(g)工程、前記
(f)工程および(g)工程で選択されたダイ、パンチ
から、製品の最小曲げ角より鋭角の曲げを実行可能の金
型(パンチ,ダイ)のみを選択する(h)工程、上記
(h)工程で選択された金型から、金型を機械に装着し
たことを想定し、各工程毎に曲げのシミュレーションを
行うことにより干渉チェックを行って使用可能の金型を
決定する(i)工程、よりなる曲げ金型の自動決定方法
である。
(実施例) 第1図に示すように、本発明の実施例に係る曲げ金型
の自動決定は、ステップ101で金型特性データをファイ
ル上に予め登録しておくことから開始される。
金型特性データの登録は、耐圧度,第2図に示すパン
チ1及びダイ3の金型ハイト(パンチハイトBとダイハ
イトC),金型長さ,溝幅V,パンチ先端アールR,パンチ
先端角α,ダイ先端角βなどである。
次に、これから曲げ加工を開始する機械及び製品に関
し、機械のラムストローク量、製品となる板材の厚みT,
製品の最小フランジ長さ,曲げ内アール,曲げ角度θな
ど所要データを入力して後、ステップ102〜108の利用可
能性のチェックに移行する。なお、これらの機械及び製
品についての所要データは、ステップ110で示す干渉チ
ェックについても必須のデータであるので、実際には、
干渉チェックのためのデータを入力しこれを一部利用す
る態様になる。
ステップ102では、耐圧チェックを行い金型を絞り込
む。即ち、ここでは、曲げ工程のうち最大トン数を求
め、このトン数より大なる耐圧度の金型のみを選択す
る。
ステップ103では、金型ハイトB,Cより、該金型を機械
に装着した場合の機械の最大ストローク量を演算し、こ
のストローク量が曲げ工程中必要とされる所要ストロー
ク量より大となる金型のみを選択する。
ステップ104では、金型長さをチェックする。即ち、
曲げ最大長さより長い、又は長く組める金型のみを選択
する。
ステップ105では、板厚T及び材質により最小溝幅V
が限定されねばならないので、溝幅Vを板厚Tで除した
値V/Tを演算し、この値V/Tが材質に応じて設定される所
定値以上となるもののみを選択する。
ステップ106では、最小フランジ長さをチェックす
る。即ち、最小フランジ長さの曲げを実行するには、こ
のフランジ長さを曲げ可能でなければならないので、所
定の溝幅Vより小さい溝幅の金型のみを選択する。
ステップ107では製品の曲げ内アールを検討する。即
ち、この曲げ内アールを曲げ加工するためにはこのアー
ルより小さいアールのパンチ先端アールRが必要である
ので、曲げ内アールより小さい先端アールRのパンチの
みを選択する。
ステップ108では、曲げ角度θを検討する。即ち、製
品の最小曲げ角θを求め、この角θを曲げ可能とすべ
く、この角θより鋭角の曲げを実行可能の金型のみを選
択する。
以上のステップ102〜108の選択により、一般には数百
種以上存在する金型は、機械及び製品に利用可能の金型
として数個ないし十数個に絞られ、ステップ109で当該
製品を曲げることができる金型の候補としてステップ11
0に引き渡される。
ステップ110では、候補に挙げられた金型を機械に装
着した状態を想定し、各工程毎に曲げのシミュレーショ
ンを行うことにより干渉チェックを行って実際に使用可
能の金型を決定する。
以上により、本例の曲げ金型の自動決定では、干渉チ
ェックの数を減らすことができるので、最適金型を迅速
に自動決定できる。又、ステップ102〜108で機械及び製
品に対し利用可能であることがチェックされているので
決定後の金型が機械に装着できなかったり、耐圧度が不
足するようなことがない。
上記実施例では、ステップ101以下の処理をユーザが
所有する全金型を対象として行ったが、特殊金型と一般
金型,耳付金型,分割金型など所定区分の金型のみを対
象とすることも可能である。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、適
宜の設計的変更を行うことにより、この他適宜の態様で
実施し得るものである。
〔発明の効果〕
以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、板材の曲げ加工を行う曲げ金型の自動
決定方法において、曲げ加工に使用するパンチ,ダイの
金型ハイト,金型長さ,溝幅,パンチ先端アール,パン
チ先端角およびダイ先端角などの金型特性データを予め
登録する(a)工程、前記板材の曲げ工程のうちの最大
荷重を求め、この最大荷重に耐え得る曲げ金型のみを選
択する(b)工程、上記(b)工程で選択された曲げ金
型を機械に装着した場合の機械の最大ストローク量が曲
げ工程に必要とされる所要ストローク量より大となる金
型のみを選択する(c)工程、上記(c)工程で選択さ
れた金型から、前記板材の曲げ最大長より長い又は長く
組める金型のみを選択する(d)工程、上記(d)工程
で選択された金型から、溝幅Vを板厚Tで除した値V/T
が板材の材質に応じて設定される所定値以上のダイのみ
を選択する(e)工程、上記(e)工程で選択されたダ
イから、前記板材をV字形に折曲げたときの最小フラン
ジ長さの曲げを実行し得る溝幅のダイのみを選択する
(f)工程、前記(d)工程で選択された金型から、製
品の曲げ内アールより小さい先端アールのパンチのみを
選択する(g)工程、前記(f)工程および(g)工程
で選択されたダイ、パンチから、製品の最小曲げ角より
鋭角の曲げを実行可能の金型(パンチ,ダイ)のみを選
択する(h)工程、上記(h)工程で選択された金型か
ら、金型を機械に装着したことを想定し、各工程毎に曲
げのシミュレーションを行うことにより干渉チェックを
行って使用可能の金型を決定する(i)工程、よりなる
曲げ金型の自動決定方法である。
すなわち本発明においては、曲げ加工に使用する全て
の曲げ金型の金型特性データを予め登録しておき、板材
の曲げ加工を行うときの最大荷重、機械に金型を装着し
た場合のストローク量、板材の曲げ最大長さに対する金
型長さ、溝幅を板厚で除した値、板材を折曲げたときの
最小フランジ長さ、パンチの先端アールおよび製品の最
小曲げ角より鋭角の曲げ加工の可能性を考慮して金型を
順次選択し、金型数を次第に少なくして最終的に干渉チ
ェックを行って金型を決定するものである。
したがって、本発明によれば、最終的な干渉チェック
に選択された金型数は極めて少なくなっており、干渉チ
ェックに要する時間が少なくなって使用可能の金の自動
決定で迅速に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る金型自動決定方式のフ
ローチャート、第2図は金型(パンチ及びダイ)の説明
図である。 1……パンチ、3……ダイ B……パンチハイト、C……ダイハイト V……溝幅、α……パンチの先端角 β……ダイの先端角 R……パンチの先端アール

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板材の曲げ加工を行う曲げ金型の自動決定
    方法において、曲げ加工に使用するパンチ,ダイの金型
    ハイト,金型長さ,溝幅,パンチ先端アール,パンチ先
    端角およびダイ先端角などの金型特性データを予め登録
    する(a)工程、前記板材の曲げ工程のうちの最大荷重
    を求め、この最大荷重に耐え得る曲げ金型のみを選択す
    る(b)工程、上記(b)工程で選択された曲げ金型を
    機械に装着した場合の機械の最大ストローク量が曲げ工
    程に必要とされる所要ストローク量より大となる金型の
    みを選択する(c)工程、上記(c)工程で選択された
    金型から、前記板材の曲げ最大長より長い又は長く組め
    る金型のみを選択する(d)工程、上記(d)工程で選
    択された金型から、溝幅Vを板厚Tで除した値V/Tが板
    材の材質に応じて設定される所定値以上のダイのみを選
    択する(e)工程、上記(e)工程で選択されたダイか
    ら、前記板材をV字形に折曲げたときの最小フランジ長
    さの曲げを実行し得る溝幅のダイのみを選択する(f)
    工程、前記(d)工程で選択された金型から、製品の曲
    げ内アールより小さい先端アールのパンチのみを選択す
    る(g)工程、前記(f)工程および(g)工程で選択
    されたダイ,パンチから、製品の最小曲げ角より鋭角の
    曲げを実行可能の金型(パンチ,ダイ)のみを選択する
    (h)工程、上記(h)工程で選択された金型から、金
    型を機械に装着したことを想定し、各工程毎に曲げのシ
    ミュレーションを行うことにより干渉チェックを行って
    使用可能の金型を決定する(i)工程、よりなる曲げ金
    型の自動決定方法。
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