JP2677251B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP2677251B2
JP2677251B2 JP13285295A JP13285295A JP2677251B2 JP 2677251 B2 JP2677251 B2 JP 2677251B2 JP 13285295 A JP13285295 A JP 13285295A JP 13285295 A JP13285295 A JP 13285295A JP 2677251 B2 JP2677251 B2 JP 2677251B2
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JP
Japan
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guide member
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paper
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JP13285295A
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JPH08300641A (ja
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淳一 榎本
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NEC Corp
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NEC Corp
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
タに係り、特に印刷媒体の厚さや固さ如何に拘らずプリ
ントを可能とした媒体搬送機構を有するインクジェット
プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、インクジェットプリンタは、ノ
ズルから粒子化させたインクを記録媒体に対して噴射さ
せて印字を行うものであり、ワイヤドットプリンタや熱
転写プリンタのようにプラテンローラを用いる必要がな
いため媒体を略直線上の給紙経路内において印字させる
ことができる。
【0003】しかし、このようなインクジェットプリン
タでは印字部においてノズルと印刷媒体の隙間を常に一
定に保つ必要があるため印刷媒体はたるみを無くす必要
がある。すなわち、ノズルから噴射されたインクを印刷
媒体に好適に付着させるべく、印字部を通過する部分で
印刷媒体のたるみを無くし隙間を一定に保つように配慮
する必要がある。このために、従来ではノズルの上流側
と下流側とに一対の給紙ローラと排出ローラとを配置
し、これらローラ間にて張力を持たせて印刷媒体のたる
みを無くす努力が払われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
構成は印刷媒体を給紙ローラと排出ローラそれぞれのロ
ーラ間に挟み搬送するものが前提となっており、印刷媒
体は少なくとも各ローラ間に挟まる程度の厚さのものに
限られる(特開平4−341848号公報、実開平2−
82551号公報参照)。
【0005】かかる点、従来技術として通常の紙である
薄い印刷媒体のみならず、厚みのある印刷媒体の印字を
も可能とした種々の搬送機構が提案されているのである
が、いずれにしても給紙ローラ及び排出ローラそれぞれ
のローラ間に挟まる紙の厚さに限られる技術であること
には変りがない。
【0006】本発明は、上述の問題点に鑑み、紙等印刷
媒体の厚さに拘らず印字を可能とした媒体搬送機構を有
するインクジェットプリンタの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は、次の構成を特徴とする。
【0008】(1)ノズルから噴出されたインクを印刷
媒体に付着させて印字するインクジェットプリンタにお
いて、上記ノズルを中心とした側方にあって媒体搬送方
向の上流側に給紙ローラを備えると共に下流側に排出ロ
ーラを備え、上記ノズルの下方脇に上記印刷媒体のガイ
ド部材を配置し、このガイド部材の下方にあって上記媒
体搬送方向に沿って案内路を敷設し、この案内路上を移
動可能で印刷媒体を搭載すると共にこの印刷媒体を上記
ガイド部材に当接させるばねを有するキャリッジを備え
たことを特徴とする。
【0009】(2)ノズル真下に備えられた受けガイド
部材は、キャリッジの上記ノズル下方への移動に伴い媒
体搬送方向に沿って上流側又は下流側へ逃げるリンク構
造としたことを特徴とする。
【0010】
【作用】上述の本発明においては、例えば厚紙にはじま
り冊子や木板に至る厚みのある印刷媒体はキャリッジに
搭載して搬送され、結果として印刷媒体の厚さに拘らず
印字が可能とする。
【0011】
【実施例】ここで、図1、図2を参照して本発明の実施
例を説明する。
【0012】図1(A)において、インクジェットプリ
ンタは、ノズル1の下端中央に設けられた微小径の噴射
口からインクカートリッジ2内に貯留されたインクを噴
射させるものである。
【0013】そして、通常のローラ間にて挟まれる紙類
(紙Pとする)は、給紙方向(媒体搬送方向)Fに沿っ
て給紙されることになり、この紙Pがノズル1の下方す
なわち印字部3に到達した時噴射口からのインクの噴射
にて紙の所定位置に文字等を印字するようになってい
る。
【0014】以上がインクジェットプリンタの概要であ
るが、本実施例では次の様な構成を有する。すなわち、
ノズル1の媒体搬送方向に沿う上流側でノズル1の側方
には一対の給紙ローラ4が配置されており、他方ノズル
1の媒体搬送方向に沿う下流側でノズル1の側方に一対
の排出ローラ5が配置されている。
【0015】また、ノズル1の下方脇にあって上記給紙
ローラ4から印字部3にかけてガイド部材6aが給紙ロ
ーラ4から斜め下方に向って配置され、他方、ノズル1
の下方脇にあって印字部3から排出ローラ5にかけてガ
イド部材6bが印字部3から斜め上方に向って配置され
ている。
【0016】更に、ガイド部材6a、6bの下方にあっ
てガイド部材6a、6b、及び印字部3全体にわたって
受けガイド部材7が配置される。この受けガイド部材7
はガイド部材6a、6bと共に紙Pの進行方向を規制す
るガイドであり、給紙ローラ4からの紙Pがガイド部材
6aに沿って進み、印字部3に到り、印字部3からの紙
Pがガイド部材6bに沿って進み、排出ローラ5に到る
搬送方向の規制をしている。
【0017】また、給紙ローラ5はレジストローラとし
て機能し、そのニップ付近では給紙経路上を印字部3へ
向って給紙される紙Pによってアクチュエータ8が揺動
され、この揺動にて紙Pの通過を検知するセンサ9によ
り紙Pの給紙タイミングと印字する画像のタイミングと
を合わせている。
【0018】以上の如き図1(A)の構造によって、通
常の厚さの紙Pの場合、給紙部(図示省略)より一枚ず
つ送られてくる紙Pは、給紙ローラ4と排出ローラ5と
の間で周速差に応じた張力の作用により、紙Pの弛みが
取り除かれガイド部材6aと6bとの間すなわち印字部
3にて張られることになる。これは給紙ローラ4と排出
ローラ5との周速を変え、予め排出ローラ5の周速を給
紙ローラ4の周速よりわずかに速く設定してあることに
よる。なお、給紙ローラ4には、ワンウェイクラッチが
支持軸との間に装着されており、このため紙Pが排出ロ
ーラ5の周速にて媒体搬送方向に移動して、紙Pが排出
ローラ5によってスムーズに搬送される。こうして、印
字部3にてローラ4、5間に紙Pが張られた状態で、ノ
ズル1からインクが噴射され所定の印字が行なわれる。
【0019】図1(A)はローラ間に印刷媒体が挟み込
める場合の状態を示しているが、図1(B)はローラ間
に印刷媒体が挟み込めない冊子や木板などの厚い又は固
い印刷媒体に印字する構成を示している。すなわち、ノ
ズル1やガイド部材6a、6b、受けガイド部材7の下
方には、媒体搬送方向に沿って直線ガイド10が敷設さ
れ、この直線ガイド10上を移動できるように案内輪1
1を備えたキャリッジ12が配置される。このキャリッ
ジ12は、受け台13上に厚い印刷媒体Bが搭載され、
受け台13はばね14によって上方に持ち上がるように
なっている。この結果、冊子や木板等の印刷媒体Bの上
面は、ばね14の力によってガイド部材6a、6bの最
下端に当接することになる。
【0020】このとき、受けガイド部材7はノズル1の
下流側や上流側(図1(B)では下流側)に逃げる構造
となっている。この構造は図2に示すようになってい
る。つまり、受けガイド部材7の媒体搬送方向の両端
は、それぞれ支点71a、71bにて回動し得るリンク
72a、72bに連結されている。このうち、リンク7
2bは折れ曲った形状となっており、この先端に別のリ
ンク73の一端が連結され、この別のリンク73の他端
にはローラ74が回転自在に取付けられている。そし
て、このローラ74はキャリッジ12の側面板12aに
より持ち上げられる。
【0021】したがって、キャリッジ12が直線ガイド
10上を移動して印字部3に近づくと、キャリッジ12
の側面板12aがローラ74を持ち上げ、リンク73が
持ち上がり、支点71bを中心としてリンク72bが回
動し、受けガイド部材7を斜め上方に逃がすことにな
る。したがって、図1(B)に示すようにキャリッジ1
2が印字部3に到達した状態では、受けガイド部材7が
下流側へ逃げてキャリッジ12の移動をスムーズにす
る。
【0022】また、この時キャリッジ12に搭載された
印刷媒体Bは、ばね14によってその上面がガイド部材
6a、6bと当接し、ノズル1の噴射口に対する印刷媒
体Bの高さ位置が一定に保たれる。
【0023】キャリッジ12による印刷媒体Bの搬送の
際には、図1(A)と同様アクチュエータ15の揺動と
それを検出するセンサ16によって印刷媒体Bの通過が
検知され、印刷媒体Bの移動タイミングと印字する画像
のタイミングとが合わせられる。なお、アクチュエータ
8、センサ9とアクチュエータ15、センサ16とは位
置的に別体となるが、紙Pの印字の場合(図1(A))
と、印刷媒体Bの印字の場合(図1(B))とで、同一
アクチュエータや同一センサをスライドさせる構造も考
えられる。
【0024】キャリッジ12の直線ガイド10上の移動
は、ジョイント17を介して駆動源(図示省略)からの
動力にて行なわれるが、駆動源としてはモータ駆動によ
るワイヤの送給やベルト懸架に伴う動力伝達が考えられ
る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による搬送
機構を有するインクジェットプリンタでは、冊子や木板
のような厚みがあり固い媒体に対する搬送手段を提供す
るため、使用可能な印刷媒体の種類が大幅に増加し、多
種多様な物の上に印刷が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にあって動作状態をも示した
概略構成図。
【図2】受けガイド部材の逃げ機構の説明図。
【符号の説明】
1 ノズル 2 インクカートリッジ 3 印字部 4 給紙ローラ 5 排出ローラ 6a、6b ガイド部材 7 受けガイド部材 8、15 アクチュエータ 9、16 センサ 10 直線ガイド 11 案内輪 12 キャリッジ 12a 側面板 13 受け台 14 ばね 71a、71b 支点 72a、72b、73 リンク 74 ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 5/04 B65H 5/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルから噴出されたインクを印刷媒体
    に付着させて印字するインクジェットプリンタにおい
    て、上記ノズルを中心とした側方にあって媒体搬送方向
    の上流側に給紙ローラを備えると共に下流側に排出ロー
    ラを備え、上記ノズルの下方脇に上記印刷媒体のガイド
    部材を配置し、このガイド部材の下方にあって上記媒体
    搬送方向に沿って案内路を敷設し、この案内路上を移動
    可能で印刷媒体を搭載すると共にこの媒体を上記ガイド
    部材に当接させるばねを有するキャリッジを備えたこと
    を特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 ノズル真下に搬送中の印刷媒体を規制す
    る受けガイド部材を設け、この受けガイド部材は、キャ
    リッジの上記ノズル下方への移動に伴い媒体搬送方向に
    沿って上流側又は下流側へ逃げるリンク構造としたこと
    を特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 ノズルから噴出されたインクを印刷媒体
    に付着させて印字するインクジェットプリンタにおい
    て、上記ノズルの下方脇に上記印刷媒体のガイド部材を
    配置し、このガイド部材の下方に案内路を敷設し、この
    案内路上を移動可能で印刷媒体を搭載すると共にこの印
    刷媒体を上記ガイド部材に当接させるばねを有するキャ
    リッジを備えたことを特徴とするインクジェットプリン
    タ。
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JP2007008120A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Nashiki Kogyo Kk テープ印字装置
JP4577777B2 (ja) * 2005-07-04 2010-11-10 梨木工業有限会社 テープ印字装置

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