JP2674114B2 - 光ディスクのシーク装置 - Google Patents

光ディスクのシーク装置

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JP2674114B2 JP18554488A JP18554488A JP2674114B2 JP 2674114 B2 JP2674114 B2 JP 2674114B2 JP 18554488 A JP18554488 A JP 18554488A JP 18554488 A JP18554488 A JP 18554488A JP 2674114 B2 JP2674114 B2 JP 2674114B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、再生,又は記録中の光ディスクの目標の
トラックをシークするための装置にかかわり、特に、高
速で数トラックのジャンプを行わせるときに有用な光デ
ィスクのシーク装置に関するものである。
〔発明の概要〕
本発明の光ディスクのシーク装置は、特に、渦巻状の
トラックで形成されているデータ領域が、M個のセクタ
に分割されているような光ディスクに対して、数トラッ
クのジャンプによって目標アドレスをシークする際に、
現在のトラックナンバと,目標トラックナンバの差トラ
ック数Nに時間係数T(T=1トラックジャンプ時間/1
セクタの通過時間)を乗算し、M−N・Tが現在のセク
タ番号SCより大きいか否かを判別するような演算手段を
備え、この演算手段によって目標のトラックにもっとも
短い時間でシークすることができるトラックジャンプ数
を設定するようにしたものである。
〔従来の技術〕
光ディスクの記録面に渦巻状のデータが記録され、
又、この記録データを読み出すことができるようになさ
れている光ディスク記録再生装置の場合は、データの読
み出し,又は書き込みを行う際に、所望のデータ記録ト
ラックに高速でレーザビームを移動するシーク動作が頻
繁に行われる。
このようなシーク動作は、通常は光ディスクにレーザ
ビームを照射する光学ヘッドを、光ディスクの半径方向
に移動することによって行われているが、目標のトラッ
クが現在のトラックより大きく離れているときは光学ヘ
ッド全体を移動するシーク動作が行われ、数100トラッ
クの場合は光学ヘッドの微トラックアクチュエータのジ
ャンプ動作(マルチトラックジャンプ)によって行われ
ている。
しかしながら、現在のトラックと目標のトラックの差
トラック数が数本(1〜10)程度の場合は、いわゆる1
トラックジャンプ動作が1回,又は数回起動され、目標
のトラックを正確にシークするようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この1トラックジャンプは、トラッキングアクチュエ
ータのコイルに、1トラックだけレーザビームが移動す
るようなジャンプパルスを1回,又はN回供給すること
によって比較的簡単に隣接するトラックからN本目まで
のトラックをシークすることができるが、現在、照射さ
れるレーザビームの位置とジャンプに要する時間を考慮
すると、ジャンプ先のトラックを行き過ぎたり、又は、
目標のトラックより1トラック前をシークすることがあ
り、シーク時間が長くなるという問題があった。
すなわち、第4図に示すように渦巻状のトラックN−
1,N,N+1,N+2‥‥‥が形成されている光ディスクが、
矢印A方向に回転しているときを想定し、今、トラック
アドレスN(実線)のセクタ#35にレーザビームPが照
射されているときに、1トラックジャンプによってトラ
ックアドレスN+1(一点鎖線)をアクセスさせようと
すると、レーザビームは軌跡rをたどってP′点に移
り、トラックアドレスN+2(二点鎖線)の領域に入る
ため、この時点で、もう一度、トラックジャンプを内周
側に向けて行う必要が生じる。
又、セクタ#35のP点から1トラックジャンプを行
い、トラックナンバN−1(点線領域)にアクセスする
場合には、同様にレーザビームは軌跡r′をたどって
P″点に移り、トラックナンバNの領域に入るため、こ
の点でもう一度内周側に1トラックジャンプを行い、ト
ラックナンバN−1をシークする必要が生じる。
このような問題点は、1トラックジャンプを繰り返す
Nトラックジャンプの場合にも引き起され、シーク動作
を長くすることになる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のシーク装置は、かかる問題点にかんがみてな
されたもので、比較的ジャンプ距離が短い1トラックジ
ャンプ,又はNトラックジャンプを行わせるときは、目
標のトラックNaと,ジャンプ指令が出力された時点のト
ラックナンバN0と,このトラックN0のセクタナンバ(ア
ドレス)SCを演算回路に取り込み、目標トラックNaまで
のジャンプトラック数Nを演算すると共に、現在のトラ
ックセクタアドレスSCと、ディスクの回転スピード、及
び1トラックジャンプの所要時間等をパラメータとし
て、実際にもっとも的確にシークできるジャンプトラッ
ク数を設定するようにしている。
〔作用〕
トラックジャンプ動作を行わせるときに、現在、レー
ザビームが照射されているトラックのセクタナンバ(ア
ドレス)を演算回路に入力し、このセクタナンバと,デ
ィスク回転スピード,及びジャンプ時間を考慮して、目
標のトラックにもっとも早くアクセスできるトラックジ
ャンプ数を設定しているため、従来のトラックナンバの
みによってジャンプするシーク装置よりシーク時間を短
縮することが可能になる。
〔実施例〕
第1図は本発明の光ディスクのシーク装置の主要部を
示したもので、ジャンプ制御部CPUの中には、現在のト
ラックアドレスN0と目標のトラックアドレスNaが入力さ
れている比較回路1、現在のトラックのセクタアドレス
SCと前記比較回路1の出力N0−Na=Nが入力されている
演算回路2,及びトラックジャンプ数を設定するジャンプ
数設定回路3が設けられている。
4は密トラッキングアクチュエータに対して1トラッ
クジャンプ動作を行わせるために必要とされているジャ
ンプパルスを形成するジャンプパルス生成回路、5はト
ラッキングエラー信号etとジャンプパネルの切り換えを
行うスイッチング回路、6は出力アンプ、7はレーザビ
ームを光ディスクの半径方向に移動させることができる
トラッキングアクチュエータの駆動コイルを示す。
なお、演算回路2には1トラックジャンプに要する時
間Tjと、レーザビームがトラックの1セクタを通過する
に要する時間Ts(光ディスクの回転スピードの関数)が
パラメータとして入力されている。
そして、この演算回路2は、後述するように光ディス
クの記録領域がM個のセクタ(S1,S2,S3‥‥‥SM)に分
割されているときは、 を演算し、さらに、セクタアドレスSCと演算結果Bの大
小を比較して SC<Bであれば“0"レベル ……(2) SC>Bであれば“1"レベル ……(3) の信号Cを出力している。
さらに、ジャンプ数設定回路3は前記演算回路2の出
力Cが“0"レベルのときは、比較回路1から出力される
トラックジャンプ数Nがジャンプパルス生成回路4に供
給され、演算回路の出力Cが“1"のときは比較回路1か
ら出力されるトラックジャンプ方向を示し信号Dによっ
てN+1,又はN−1をジャンプパルス生成回路4に供給
するようにしている。
第2図は上記第(1)式に基づいて所望のトラックジ
ャンプが行われることを示す説明図である。
この例では、光ディスクは1〜36のセクタに分割され
ているトラックT0上にレーザスポットPが照射されてい
るときに、トラックジャンプを行わせると、レーザビー
ムの軌跡はそのジャンプ方向によって回転している光デ
ィスク上を矢印Q又はQ′の方向に移動する。そして、
1トラック分をレーザビームが横切るときに要する時間
をTjとすると、N本のトラックを横切る時間はN・Tj
なる。
一方、セクタアドレスSC(34)のP点にあるレーザビ
ームがディスクの回転によって次のトラックT1の領域
(セクタ1)に入る時間は、レーザビームが1セクタを
通過する時間をTsとすると、ほぼ(M−SC)Tsである。
(但し、Mは36とされている) したがって、Nトラックのジャンプを行うときにこの
(M−SC)Tsが、N回のトラックジャンプに要する時間
N・Tjより小さいとき、すなわち、前記第(2)式が成
立するときは、トラックジャンプ数をそのままN回で行
うと、所定のトラックTNにアクセスすることができる。
すなわち、第2図の場合N≦4のときはトラックT1
T4にアクセスすることができる。
又、(M−SC)TsがN回のトラックをジャンプするに
要する時間N・Tjより大きいときは、前記第(3)式が
成立する。
そして、このときはNトラックジャンプによってTN+1
のトラックをアクセスすることになるから、トラックジ
ャンプをN−1とすることにより、TNのトラックにアク
セスすることができる。
すなわち、第2図の場合は、N>5のときは、ジャン
プ後にセクタアドレスが次のトラックの領域となり、1
トラックだけ先に進んだことになるから、最初からN−
1にジャンプすればよい。
又、前記第(3)式が成り立つときにNトラックジャ
ンプが内周方向(Q′)に行われるときは、T-(N-1)
トラックをシークすることになるから、トラックジャッ
プ数をN+1回とすることによってT-Nトラックにアド
レスすることができる。第3図は上述したようなトラッ
クジャンプの作用をフローチャートにしたものであっ
て、トラックジャンプを行う際は、まず現在のセクタア
ドレスScと、現在のトラックから目標のトラックまでの
ジャンプトラック数Nを読み込む。
そして、前記(1)式によってB値を演算し、このB
値が現在のセクタアドレスScと比較される。Sc>Bであ
れば従来のトラックジャンプ数Nでよいが、Sc<Bとな
ったときはトラックジャンプの方向に従って、N+1ト
ラックジャンプ、またはN−1トラックジャンプが選ば
れる。
この場合トラックジャンプ数は、ディスクの回転数や
1トラックジャンプに要する時間、ディスクの回転方
向、トラックアドレスの付け方等によって演算され、前
記実施例のディスクの場合はトラックジャンプが内周側
であるときはN+1トラックジャンプ数が出力され、外
周側のトラックジャンプの場合はN−1トラックジャン
プが出力される。
第1図の制御回路2,及びジャンプ数設定回路3は上述
したような判断を行うために設けられているものである
から、ジャンプ数設定回路3からもっとも早く目標のト
ラックNaをアドレスするためのトラックジャンプ数が出
力されると、この出力値に応じてジャンプパルス生成回
路4から1トラックジャンプパルスPjがジャンプ数だけ
スイッチ回路5に供給され、出力アンプ6を介して、駆
動コイル7に供給されて所望のトラックジャンプを行う
ものである。
なお、本発明の場合はトラックジャンプ動作に先立っ
て光ディスクのセクタアドレスSCを読み出すことが必要
とされるが、一般的に、追記型の光ディスクや置き換え
型の光ディスク装置は、その動作中にセクタアドレスを
常に読み出しているから、この読み出しデータを使用す
ることによって特別な回路を追加する必要がないもので
ある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の光ディスクのシーク装
置は、特に正確なトラックジャンプが必要とされる1ト
ラックジャンプ,又はNトラックジャンプに際して、現
在のトラックアドレスと共にセクタアドレスを参照し
て、1トラックジャンプの回数を設定できるようにして
いるから、シーク動作がより高速、かつ、正確に行われ
るようになり、特に、小さなトラックジャンプが頻繁に
行われるようなコンピュータの外部記憶メモリとしての
光ディスク装置に採用したときに顕著な効果を発揮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光ディスクのシーク装置の一実施例を
示すブロック図、第2図は本発明の実施例に適応される
トラックジャンプの説明図、第3図は第1図の動作を示
すフローチャート、第4図はトラックジャンプの説明図
である。 図中、1は比較回路、2は演算回路、3はジャンプ数設
定回路を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1周トラックがM個のセクタ数に分割され
    ている光ディスクのシーク装置において、 目標トラックアドレスと現在のトラックアドレスの差ト
    ラック数Nを検出する比較手段と、 1トラックジャンプに要する時間(Tj)、およびレーザ
    ビームがトラックの1セクタを横切る時間(Ts)から、
    Nトラックジャンプを行う際のジャンプ時間(N・Tj)
    と、ディスクに照射されているレーザビームが現在のセ
    クタアドレス(Sc)から次のトラックの先頭セクタ領域
    に至るまでのディスクの回転時間{(M−Sc)Ts}を演
    算する演算手段と、 前記ジャンプ時間と前記回転時間の比較結果、並びにト
    ラックのジャンプ方向に基づいてトラックジャンプ数N
    を増減するジャンプ数設定手段と、 上記ジャンプ数設定手段で設定されたトラックジャンプ
    数だけ上記レーザビームを前記光ディスクの半径方向に
    ジャンプさせる駆動手段とを備えていることを特徴とす
    る光ディスクのシーク装置。
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