JP2668148B2 - シミュレータ - Google Patents

シミュレータ

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JP2668148B2
JP2668148B2 JP10886190A JP10886190A JP2668148B2 JP 2668148 B2 JP2668148 B2 JP 2668148B2 JP 10886190 A JP10886190 A JP 10886190A JP 10886190 A JP10886190 A JP 10886190A JP 2668148 B2 JP2668148 B2 JP 2668148B2
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axis
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恭生 石黒
誠 藤内
公人 西川
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Toyota Motor Corp
Toyota Motor East Japan Inc
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Toyota Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はロボットの運動状態をシミュレーションして
提示するシミュレータに関する。
〔従来の技術〕
ロボットの運動状態をシミュレーションして提示する
シミュレータにおいて、例えば6軸ロボットの各軸の速
度を計算し、この各軸の速度をディスプレー上に表示す
るようにしたシミュレータがが公知である(ファクトリ
・オートメーション89年11月号62ページ)。このシミュ
レータにおいては各軸の動きを把握することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこのシミュレータにおいては、ロボット
の運動部分の先端の速度が計算されないために、先端の
速度と各軸の速度とを比較することができないという問
題がある。この結果、先端の速度に対する各軸の速度の
寄与度を把握することができず、例えばロボットの1工
程に要する時間(以下「サイクルタイム」という)の短
縮を行なう場合に、どの軸速度をどの程度変更すればよ
いか容易に把握することができない。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための本発明によれば第1図の
発明の構成図に示されるように、ロボットの運動状態を
シミュレーションして提示するシミュレータにおいて、
ロボットの各軸の速度を計算する軸速度計算手段100
と、ロボットの運動部分の先端の速度を計算する先端速
度計算手段102と、各軸の速度および先端の速度を表示
する表示手段104とを備えている。
〔作用〕
ロボットの各軸の速度およびロボットの運動部分の先
端の速度が計算され、各軸の速度および先端の速度は表
示手段によって表示される。
〔実施例〕
第2図にはシミュレータ1の全体図を示す。シミュレ
ータ1は3次元グラフィックディスプレー2と、コンピ
ュータ3と、キーボード4とを具備し、これらは互いに
接続されている。
第3図および第4図にはロボットの一例の略図を示
す。このロボットは2軸から成り、いずれの軸も回転で
ある場合を示す。第1図10は第1ピン11の周りに回転可
能であり、第2軸12は第2ピン13の周りに回転可能であ
る。ロボットの運動部分の先端すなわち第2軸12の先端
14をTCP(Tool Center Point)と称する。ロボットはt1
時点において実線で示す位置にありΔt後のt2時点にお
いて二点鎖線で示される位置に変位したとする。このと
きの各軸の速度、すなわちこの場合は回転であるから角
速度は次式により示される。
ΔVθ1:第1軸10の各速度 ΔVθ2:第2軸12の各速度 Δθ1:Δtにおける第1軸10の角度変位 Δθ2:Δtにおける第2軸12の角度変位 TCP14の速度VTCPは次式より求められる。
Δl:ΔtにおけるTCPの変位距離 Δlは次式により求められる。
x1,y1,z1:t1時点のTCP14の位置 x2,y2,z2:t2時点のTCP14の位置 第5図にはロボットの各軸の速度およびTCPの速度を
計算してディスプレー上に表示する手順を示す。第5図
を参照すると、まずステップ50において第n番目の軸が
回転軸か否か判定される。第n番目の軸が回転軸でなく
スライド軸の場合、ステップ52に進む。TCPの速度を計
算する場合、スライド軸の場合と同様にして計算される
ため、TCPの場合もステップ52に進む。ステップ52では
時刻tにおける第n軸上の予め定められた点の位置xn
yn,znが読み出される。このような位置xn,yn,znは、
シミュレータ上でロボットを運動させるために例えばΔ
t時間毎の位置が予めメモリ内に格納されており、ステ
ップ52ではメモリ内に格納されているxn,yn,znを読み
出すのである。ステップ54では前回読み出されたxnb,y
nb,znbと今回読み出されたxn,yn,znとからΔtの間
における変位距離Δlが次式に基づいて計算される。
次いでステップ56では次式からスライド軸またはTCPの
速度ΔVが計算される。
ステップ58ではxn,yn,znがxnb,ynb,znbに格納さ
れ、次回の処理サイクルにおいてxnb,ynb,znbとして
使用される。
一方、ステップ50において回転軸と判定された場合、
ステップ60に進み時刻tにおける第n軸の角度位置θn
が読み出される。この角度位置θnはシミュレータ上で
ロボットを運動させるために例えばΔt時間毎の回転角
が予めメモリ内に格納されており、ステップ60ではメモ
リ内に格納されているθnを読み出すのである。ステッ
プ62では前回読み出された角度位置θnbと今回読み出さ
れた角度位置θnとからΔtの間における角速度ΔVθ
が次式に基づいて計算される。
ステップ64ではθnがθnbに格納され、このθnbが次回
の処理サイクルにおいて使用される。ステップ66では計
算されたΔVまたはΔVθが時間に対応してメモリ内に
格納される。ステップ68では全軸についてステップ66ま
での処理が終了したか否か判定される。例えば第1軸か
ら第6軸とTCPとがある場合、第1軸からTCPまでについ
てステップ66までの処理が終了していない場合、ステッ
プ50に戻り、ステップ50からステップ66までの処理が実
行される。一方、第1軸からTCPまでについてステップ6
6までの処理が終了した場合、ステップ70に進み、ロボ
ットの1工程に要する時間すなわちサイクルタイムにつ
いてステップ68までの処理が実行されたか否か判定され
る。否定判定された場合ステップ72に進み時間tをΔt
だけ進めた後ステップ50に戻る。一方、サイクルタイム
についてステップ68までの処理が終了した場合、ステッ
プ74に進みディスプレー上に各軸およびTCPの速度グラ
フィック表示する。
第6図にはこのようにして計算された各軸の速度およ
びTCPの速度の表示例を示す。第6図は3次元表示され
ており、横軸には時間、縦軸には速度、Z軸には例えば
1軸から6軸およびTCPを表示している。また、各軸に
対して定格速度および最大速度が表示される。TCPの速
度と各軸の速度とを比較することによって各軸の稼動状
態を把握するこができ、またTCPの速度に対する各軸の
速度の寄与度を把握することができる。このため、例え
ばサイクルタイムの短縮を行なう場合に、どの軸速度を
どの程度変更すればよいか容易に把握することができ
る。
ところで、例えば回転軸の場合、軸に角速度ΔVθ
その軸を駆動するためのモータの電流Iとの間には次の
ような関係がある。
I=a∫ΔVθdt a:定数 従って回転軸の角速度ΔVθに基づきモータの電流値を
計算することができる。例えば第7図のような速度パタ
ーンから第8図のようなモータ電流パターンが得られ
る。これによって適正なモータを容易に選定することが
できる。同様のことはスライド軸についても行なうこと
ができる。
〔発明の効果〕
各軸の速度および先端の速度を比較することによって
ロボットの各軸の稼動状態を把握することができ、各軸
の動きを定量的に把握することができると共にロボット
の運動部分の先端の速度に対する各軸の速度の寄与度を
把握することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は発明の構成図、第2図はシミュレータの全体
図、第3図はロボットの正面図、第4図はロボットの平
面図、第5図は各軸の速度およびTCPの速度を計算する
ためのフローチャート、第6図は各軸の速度およびTCP
の速度の表示例、第7図は軸の速度の変化パターンを示
す線図、第8図は第7図の軸の速度変化に対応するモー
タ電流の変化パターンを示す線図である。 1…シミュレータ、10…第1軸、12…第2軸、14…TC
P。
フロントページの続き (72)発明者 西川 公人 神奈川県横須賀市田浦港町無番地 関東 自動車工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−279409(JP,A) 特開 平1−292502(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボットの運動状態をシミュレーションし
    て提示するシミュレータにおいて、ロボットの各軸の速
    度を計算する軸速度計算手段と、ロボットの運動部分の
    先端の速度を計算する先端速度計算手段と、前記各軸の
    速度および前記先端の速度を表示する表示手段とを備え
    たシミュレータ。
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