JP2667496B2 - カラーテレビジョン送信輝度信号補正回路 - Google Patents

カラーテレビジョン送信輝度信号補正回路

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JP2667496B2
JP2667496B2 JP1075983A JP7598389A JP2667496B2 JP 2667496 B2 JP2667496 B2 JP 2667496B2 JP 1075983 A JP1075983 A JP 1075983A JP 7598389 A JP7598389 A JP 7598389A JP 2667496 B2 JP2667496 B2 JP 2667496B2
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秋廣 高橋
泰蔵 西野
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、NTSC方式におけるカラーテレビジョン送
信輝度信号補正回路の改良に関する。
(従来の技術) NTSCによるカラーテレビジョン放送方式においては、
送像側に設けたガンマ補正回路によって、受像側で忠実
な色再生が行われるように構成されている。
第5図は従来のカラーテレビジョン送信輝度信号補正
回路を示す回路構成図である。
即ち、被写体からの映像はカメラのレンズを介してダ
イクロイックミラー等による色分離回路1に供給され、
3原色R(赤),G(緑),B(青)に分離され各撮像素子
2R,2G,2Bにて電気信号に変換される。
各撮像素子2R,2G,2Bの出力はプロセス増幅器からなる
第1ガンマ補正回路3R,3G,3Bに供給され、例えばγ′
(=1/γ)=0.45のガンマ補正信号R′,G′,B′が導出
される。
これらガンマ補正された各信号は第1マトリックス回
路4に供給され、輝度信号Y′,I信号I′,Q信号Q′に
夫々変換導出される。さらに、これらガンマ補正後の各
信号の内、輝度信号Y′に分岐され加算回路5及び減算
回路6に供給されるとともに、I信号I′及びQ信号
Q′は夫々0〜1.5MHz及び0〜0.5MHzを通過帯域とする
LPF(低域通過フイルタ)7,8に供給される。LPF7,8を経
た信号I′及びQ′は副搬送波による変調を受けた後、
前記加算回路5を経た輝度信号Y′と合成されNTSC信号
として送信される。
上記NTSC信号では、ガンマ補正後のI信号I′及びQ
信号Q′は本来輝度成分Y′を含むものである。
しかも、これ等各信号は各LPF7,8を通ることにより、
I′,Q′に含む高周波領域での輝度成分が遮断されるこ
とから、テレビジョン信号としてはその遮断された分の
輝度成分を補償する補償回路が付加されている。
即ち、この補償回路として、ガンマ補正回路3R,3G,3B
からの出力信号が夫々各対応する逆ガンマ(γ=2.2)
補正回路9R,9G,9Bに供給され、もとの3原色色信号R,G,
Bが導出される。これら3原色色信号R,G,Bは第2マトリ
ックス回路10に供給され次式で示される線形輝度信号Y
が得られる。
Y=0.3R+0.59G+0.11B (1) この線形輝度信号Yは補正ガンマ回路11で受像管側の
γ=2.2に対応するγ′=0.45の補正(Y0.45)を受
け、減算回路6で前記第1マトリックス回路4からのガ
ンマ補正された輝度信号Y′と比較され減算される。こ
の減算による差信号(Y0.45−Y′)は、I′及びQ′
に含む輝度信号成分を表すものであるが、I′及びQ′
の信号に少なくとも共通して通過する領域(0〜0.5MH
z)を含むので、その通過領域を除いた周波数領域、即
ち、0.5MHz以上の信号成分を輝度信号に加算補正するも
のである。
従って、差信号(Y0.45−Y′)は0.5MHzを遮断周波
数とするHPF12及び増幅調整用としての高周波増幅器13
を順次介して加算回路5に供給され、輝度信号Y′での
不足する輝度信号成分が補正される。
しかしながら、このような従来のカラーテレビジョン
送信輝度信号補正回路では、HPF12において、減算回路
6からの信号の内、0.5MHz以上の帯域分を補正する構成
をなしているが、実はLPF7においては、0.5MHzを越え、
0.5〜1.5MHzの範囲の中間領域の輝度信号成分について
も何等遮断されずにそのままNTSC信号の中で伝送される
ことになるので、この0.5〜1.5MHzの範囲の輝度信号は
過度に補償されることとなり、忠実な色再生が妨げられ
ることとなった。このため、再生被写体像の輪郭や採度
の高い赤色等の文字が鮮明でなくなるという欠点が生じ
た。
また、これを避けるために、HPF12の遮断周波数を1.5
MHzとすると、逆に0.5〜1.5MHzの範囲は輝度信号の不足
となり同様に適正な色再現が得られなかった。
(発明が解決しようとする課題) 従来のカラーテレビジョン送信輝度信号補正回路で
は、ガンマ補正輝度信号に補正される信号成分が、ガン
マ補正のI,Q信号の周波数特性に必ずしも正確に対応す
るものではなかったので、受像画面上では広い周波数範
囲にわたっての適正な輝度信号とならず、再生色信号で
の歪みとなる欠点があった。
そこでこの発明は、ガンマ補正のI,Q各信号の周波数
特性により忠実な補正信号を形成することによって、良
好な再生画像を得ることができるカラーテレビジョン送
信輝度信号補正回路を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明によるカラーテレビジョン送信輝度信号補正
回路は、撮像素子からの各色信号をガンマ補正する第1
ガンマ補正回路と、このガンマ補正回路からのガンマ補
正された各色信号を輝度信号及びI,Q信号に変換し導出
する第1マトリックス回路と、この第1マトリックス回
路からのガンマ補正されたI信号及びQ信号が夫々導入
される複数の低域通過フイルタと、前記第1マトリック
ス回路からの輝度信号が分岐され夫々供給される減算回
路及び加算回路と、前記第1ガンマ補正回路からの各色
信号が導入され元の色信号に変換する逆ガンマ補正回路
と、この逆ガンマ補正回路からの信号を導入し線形輝度
信号を導出する第2マトリックス回路と、この第2マト
リックス回路からの線形輝度信号をガンマ補正し前記減
算回路に供給する第2ガンマ補正回路と、前記減算回路
からの前記輝度信号と線形輝度信号との差信号を夫々導
入し前記加算回路に供給する複数の高域通過フイルタと
を具備し、この複数の高域通過フイルタによって合成さ
れたフイルタ特性は略前記複数の低域通過フイルタによ
る各遮断領域を通過領域とした合成フイルタ特性を有す
ることを特徴とする。
(作 用) この発明によるカラーテレビジョン送信輝度信号補正
回路は、補正信号を得るのに、ガンマ補正されたI,Q各
信号の送信帯域を決定する低域通過フイルタの各遮断領
域を通過領域とした合成フイルタ特性を有する複数の高
域通過フイルタを設け、ガンマ補正信号と線形ガンマ補
正信号との差信号をこの複数構成による高域通過フイル
タを通したものである。
従って、複数構成の高域通過フイルタであるので、2
つのLPFに対応した補正用のフイルタ特性を構成でき、
例えば0.5MHz以上及び1.5MHz以上の複数のフイルタ特性
を持たせることができる。
このことから、2つの各LPFの周波数特性に対応した
高域通過フイルタにそのまま適合した構成となし得るの
で、LPFにおける遮断周波数特性での不足信号成分をそ
のまま忠実に補い得る補正輝度信号を導出することがで
きる。
(実施例) 以下この発明によるカラーテレビジョン送信輝度補正
回路の一実施例を図面を参照し詳細に説明する。なお、
第5図に示す構成と同一構成には同一符号を付し、詳細
な説明は省略する。
即ち、被写体からの映像はレンズを介して色分離回路
1に供給された後、各撮像素子2R,2G,2Bにて電気信号に
変換される。各撮像素子2R,2G,2Bの出力は第1ガンマ補
正回路3R,3G,3Bに供給され、γ′=0.45で補正後のガン
マ補正信号R′,G′,B′が導出される。
これらガンマ補正された各信号は第1マトリックス回
路4で輝度信号Y′,I信号I′,Q信号Q′に夫々変換導
出される。
輝度信号Y′は分岐され加算回路6及び減算回路7に
供給されるとともに、I信号I′及びQ信号Q′は夫々
0〜1.5MHz及び0〜0.5MHzを通過帯域とするLPF7,8に供
給され、副搬送波による変調を受けた後、前記輝度信号
と合成されNTSC信号として導出される。NTSC信号では、
I信号I′及びQ信号Q′は前述のように本来輝度成分
Y′を含むものであるが、各LPF7,8を通ることにより、
高周波領域での輝度成分が遮断される。そこで、これ等
の遮断される輝度成分を補うべく、まず、ガンマ補正回
路3R,3G,3Bからの出力信号が各対応する逆ガンマ補正回
路9R,9G,9Bに供給され、夫々γ(=2.2)のガンマ補正
を受け、もとの3原色色信号R,G,Bが導出される。これ
ら3原色色信号R,G,Bは第2マトリックス回路10に供給
され、前記(1)式で示される線形輝度信号Yが得られ
る。
ここで、補正ガンマ回路11で線形輝度信号Yに受像管
に対応したγ′=0.45の補正をかけ、減算回路6で前記
第1マトリックス回路4からのガンマ補正された輝度信
号Y′と合成減算される。この減算による差信号(Y
0.45−Y′)の中にはそのまま輝度信号として伝送され
る領域(0〜0.5MHz)及び(0〜1.5MHz)を夫々含むも
のであるので、各領域での削減輝度信号を補正加算すべ
く、夫々対応した複数のHPF14,15及びこれ等に夫々縦続
接続された高周波増幅器16,17を順次介して補正加算回
路16に供給される。
HPF14,15は夫々第2図及び第3図に示すように、夫々
LPF7,8のフイルタ周波数特性に対応してこれ等LPF7,8に
よって不足する輝度周波数帯域を補完するフイルタ特性
をもつものである。この結果、補正加算回路18では、こ
れ等のフイルタ出力が合成されるので、第4図に示すよ
うな合成フイルタ特性が得られる。
また、高周波増幅器15,17は、第2図及び第3図に示
す補正フイルタ特性の通過信号に対し、各通過信号の増
幅を調整して、LPF7,8の遮断周波数における振幅特性を
合致させ、最適な輝度信号成分Y′となし得るものであ
る。
以上のように、この発明によるカラーテレビジョン送
信輝度信号補正回路は、NTSC信号の狭帯域I′及びQ′
信号により不足する輝度信号成分を、そのまま適正に補
完するものであるから、受像側では、鮮明で忠実な色再
生された良好な画像を得ることができる。
[発明の効果] この発明によるカラーテレビジョン送信輝度信号補正
回路は、I′及びQ′信号フイルタ特性によって不足す
る輝度信号成分を、複数のHPFを構成することによっ
て、これ等の不足分を適正に補完できたものであり、こ
の結果送像側で捕えた被写体像の色調をそのまま、受像
側に伝送できるものであり、特にNTSC方式に採用してそ
の効果大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるカラーテレビジョン送信輝度信
号補正回路の一実施例を示す回路図、第2図ないし第3
図は夫々第1図に示す回路のHPFの特性を示す周波数特
性図、第4図は同じく第1図に示す回路のHPFの合成周
波数特性図、第5図は従来のカラーテレビジョン送信輝
度信号補正回路を示す回路図である。 1……色分離回路 2R,2G,2B……撮像素子 3R,3G,3B……第1ガンマ補正回路 4……第1マトリックス回路 5……加算回路 6……減算回路 7,8……LPF 9R,9G,9B……逆ガンマ補正回路 10……第2マトリックス回路 11……第2ガンマ補正回路 14,16……HPF 18……補正加算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西野 泰蔵 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式 会社東芝小向工場内 (72)発明者 島田 正孝 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式 会社東芝小向工場内 (72)発明者 山中 純一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式 会社東芝小向工場内 (56)参考文献 特開 昭57−99089(JP,A) 特開 昭63−67889(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像素子からの各色信号をガンマ補正する
    第1ガンマ補正回路と、このガンマ補正回路からのガン
    マ補正された各色信号を輝度信号及びI,Q信号に変換し
    導出する第1マトリックス回路と、この第1マトリック
    ス回路からのガンマ補正されたI信号及びQ信号が夫々
    導入される複数の低域通過フイルタと、前記第1マトリ
    ックス回路からの輝度信号が分岐され夫々供給される減
    算回路及び加算回路と、前記第1ガンマ補正回路からの
    各色信号が導入され元の色信号に変換する逆ガンマ補正
    回路と、この逆ガンマ補正回路からの信号を導入し線形
    輝度信号を導出する第2マトリックス回路と、この第2
    マトリックス回路からの線形輝度信号をガンマ補正し前
    記減算回路に供給する第2ガンマ補正回路と、前記減算
    回路からの前記輝度信号と線形輝度信号との差信号を夫
    々導入し前記加算回路に供給する複数の高域通過フイル
    タとを具備し、この複数の高域通過フイルタによって合
    成されたフイルタ特性は略前記複数の低域通過フイルタ
    による各遮断領域を通過領域とした合成フイルタ特性を
    有することを特徴とするカラーテレビジョン送信輝度信
    号補正回路。
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