JPS58151185A - カラ−テレビジヨンカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、単周波数分離方式のカラーテレビジョンカメ
ラに関し、低照匿領域でのホワイトバランス全向上させ
るために輝度信号の低レベルで色信号を抑圧する回路の
抑圧範囲を任意に制御することのできるものを提供しよ
うとするものである。

従来よシ、単周波数分離方式のカラーテレビジョンカメ
ラに粋いては、色情報を得るために、撮像管のストライ
プフィルタで空間変調された入射光によシ得た高周波信
号から赤信号及び青信号を得、ストライプフィルタによ
る変調を受けていない低周波信号から輝度信号とを得て
、それぞれの周波数帯域を一致させた後にそれらを加算
して、色差信号を作成している。この撮像管から出方さ
れる信号の光電変換特性は、第１図に示す様な特性を有
している。

第１図において、Ｙはストライプフィルタによる変調を
受けていない低周波信号、Ｒ及びＢは、ストライプフィ
ルタによる変Ｅｋ受けている赤信号及び青信号であり、
一般に、低入射光量での出力信号は、撮像管での感度が
低い青信号が一番早くノイズレベルと同等になってしま
う。このため、カラーテレビジョンカメラの出力のホワ
イトバランスをとるために、輝度信号及び赤信号の低レ
ベル部分をクリップして青信号に一致させるようにして
いる。さらに、一定の輝度信号レベル（低入射四重）ま
では１、さらにホワイトバランスの安定度を向上させる
ために、輝度信号に２って、変調色信号の出力レベルを
抑圧する方法が使用されている。。

第２図に、このような信号処理を行なう従来の回路例を
示す。

撮像管からの出力信号は、プリアンプにより増幅されて
、クランプ回路１へ入力される。クランプ回路１では、
本来ならば光学的黒レベル（ＯＢレベル〕がクランプレ
ベルとなるのであるが、前述した様に赤及び青信号の低
入射光量領域で信号が出力されないために、第３図に示
す様に、ブランキングパルスあるいはＯＢ期間と一致し
たパルスを使用してパルスを加算することによシ、クラ
ンプレベルを青信号の零レベルと一致させる様にずらし
た後にクランプを行なっている。すなわち、色差信号を
作るための輝度信号Ｙｒ、　ｉｊ　、第３図Ａに示すレ
ベルをクリップしている。こうして、クランプされた信
号は、ＡＧＣ回路２等を経た後に、低域通過フィルタ（
ＬＰＦ）３．６及び帯域通過フィルタ（Ｂ　Ｐ　Ｆ）４
によって、それぞれ８髪な信号帯域を有した輝度信号及
び色信号として次段へ送られ、色信号は、１水平走査期
間遅延、１ｉ１３１（１ｆ（−Ｄ　Ｌ）５を便用してｂ
　７１Ｄ算回路７と減算回路８で２水平走査期間の信号
を刀■減算することにより赤信号及び青信号に分離する
。分離された赤信号及び青信号はそれぞれ検波回路９，
１ｏによって低域信号に変換した後に、加算回路１１．
１２によって同一の周波数帯域の輝度信号と加算するこ
とによって、２つの色差信号（）ｔ−Ｙ）と（Ｅｌ−Ｙ
）を作る。

２つの色差信号は変調器１３によって平衡変調されて、
＝Ｎ　Ｔ　Ｓ　Ｃ方式の変調色信号とされる。その後に
、抑圧回路１４によって輝度信号の低レベルでの変調色
信号レベルを小さくして、低入射光量時のホワイトバラ
ンスを向上させている。なおこの抑圧回路１４の制御信
号としては、ＡＧＣ回路２を遡らない輝度信号を低域通
過フィルタ（Ｌ　Ｐ　Ｆ）で取り出して使用しており、
前述のクランプレベルを基準の零レベルとして、抑圧レ
ベル全設定する構成となっている。その後、合成回路１
６で同期信号発生器１６からの同期信号等と合致されて
出力される。

この様に、光学的黒レベル（入射光量が零のレベル）を
輝度信号の零レベルとしないのは、前述の様に、青信号
が低入射光量時には出力されないので、無彩色の被写体
を撮像した時にホワイトバランスがずれるのを防ぐため
であり、実質的に色信号としては、クランプレベル以上
に相当する入射光量からしか使用できないことになる。

以上説明した様に、従来の回路では、クランプレベルを
基準として低輝度レベルでの変調色信号を抑圧するので
あるが、このようにすると、本来変調色信号があっても
抑圧の為に彩度が低下して低照度時に色がつかないとい
う欠点が生じるし、逆に低輝度レベルでの変調色信号全
抑圧しないと低照度時でのカラーノイズが目立つこと、
及びホワイトバランスの安定性が劣化するという欠点が
ある。

そこで、本発明はかかる従来の欠点を全て解消したカラ
ーテレビジョンカメラを提供することを目的とするもの
である。

以下、本発明の一実施例について、図面を参照して説明
する。

本発明の一実施例による低輝度レベルでの変調色信号抑
圧手段を備えたカラーテレビジョンカメラの信号処理回
路部分を第４図に示す。第２図の従来例のものと同一作
用をなす部分については同一符号を付して説明を省略す
る。

クランプ回路１によって、光学的黒レベルを補正してク
ランプレベルを青信号の零レベルに一致させた輝度信号
は、低域通過フィルタ（Ｌ　Ｐ　Ｆ）１６によって他の
経路の信号と周波数帯域及び遅延時間を合致させている
。そして、ＬＰＦ１５からの輝度信号出力に加算回路１
７によって同期信号発生器１ｅから出力されるブランキ
ングパルスあるいは光学的黒レベル信号期間を含むパル
ス幅を持ったパルスを加算することにより、輝度信号の
基準レベルをクランプ回路１でのクランプレベルと異な
ったレベルにするようにしている。

このようにしてクランプレベルを補正した輝度信号の補
正レベルを基準として、従来と同様に−定輝度信号レベ
ルまでの低入射光量時の変調色信号全抑圧回路１４によ
って抑圧し、その後に加算回路１６によって輝度信号、
同期信号及びバースト信号とを加算し、ＮＴＳＣ信号と
して出力するように構成している。

次に、第５図の信号波形図を用いて、この回路における
低輝度レベルでの変調色信号抑圧動作について説明する
。

まず光学的黒レベル（ＯＢレベル）を補正して、青信号
の零レベルとクランプレベルを一致させた輝度信号ＹＬ
に、ＯＢ期間を含むパルス幅を持ったパルス信号（ＷＨ
Ｄ）をレベルＢに相当するだけ加算し、低輝度変調色信
号の抑圧回路１４における制睡信号の基準レベルとして
おり、この基準レベルから一定の輝度レベルに相当する
変調色信号を抑圧している。

この制御信号の基準レベルは、実験によれば前述のＯＢ
レベルまで低くしてしまうと、低入射光量時のカラーノ
イズが目立って画質を劣化させてしまい、輝度信号のク
ランプレベルと同一にしてノイズは目立たないが低輝度
の有彩色被写体が無彩色になシネ自然な画面になる。Ｏ
Ｂレベルとクランプレベルの中間点に設定すれば、カラ
ーノイズの抑圧比も取れて、画面の不自然さが防止でき
ることが確認できた。

このように、本発明によれば、低入射光量時（低輝度レ
ベル）での、カラーノイズの抑圧ができるとともに、抑
圧回路による有彩色被写体への影響を無くすることがで
き、しかも、低入射光量時の′ホワイトバランスを向上
することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は撮像管の光電変換特性例を示す特性図、第２図
は従来の一例のカラーテレビジョンカメラのブロック図
、第３図はその各部の信号波形図、第４図は本発明の一
実施例におけるカラーテレビジョンカメラの構成例を示
すブロック図、第６図はその各部の信号波形図である。 １・・・・・・プリアンプ、２・・・・・・ＡＧＣ，ガ
ンマ補正クリップ回路、３・・・・・・低域通過フィル
タ、４・・・・・・帯域通過フィルタ、６・・・・・・
１水平期間遅延線、６・・・・・・低域通過フィルタ、
７・・・・・・加算回路、８・・・・・・減算回路、９
．１０・・・・・・検波回路、１１．１２・・・・−・
加算回路、１３・・・・・・変調器、１４・・・・・・
抑圧回路、１６・・・・・・合成回路、１６・・・・・
・同期信号発生回路、１７・・・・・・加算回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第３
図 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 撮像管からの出力信号からフィルタにより輝度信号と変
   調色信号を分離し、上記輝度信号を制御信号として用い
   て低輝度部分での変調色信号を抑圧するようにするとと
   もに、上記制御信号用の輝度信号の黒レベルを、光学的
   な黒レベルと青信号の零レベルとの中間に設定して制御
   信号とするようにしたことを特徴とするカラーテレビジ
   ョンカメラ。