JP2666145B2 - 自動車用エンジン - Google Patents
自動車用エンジンInfo
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- JP2666145B2 JP2666145B2 JP13149288A JP13149288A JP2666145B2 JP 2666145 B2 JP2666145 B2 JP 2666145B2 JP 13149288 A JP13149288 A JP 13149288A JP 13149288 A JP13149288 A JP 13149288A JP 2666145 B2 JP2666145 B2 JP 2666145B2
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- Japan
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- engine
- crankshaft
- intake
- cylinder
- shaft
- Prior art date
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K13/00—Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units
- B60K13/04—Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units concerning exhaust
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K5/00—Arrangement or mounting of internal-combustion or jet-propulsion units
- B60K5/04—Arrangement or mounting of internal-combustion or jet-propulsion units with the engine main axis, e.g. crankshaft axis, transversely to the longitudinal centre line of the vehicle
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/20—Multi-cylinder engines with cylinders all in one line
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B2075/1804—Number of cylinders
- F02B2075/1824—Number of cylinders six
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/18—DOHC [Double overhead camshaft]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用エンジンに関するものである。
一般に自動車においてはエンジン騒音を小さくするこ
とが要請されており、従来、エンジンフードの裏面など
に吸音材を設けることなどによってエンジン騒音が車外
や車室内に伝わるのを阻止するようにしている。
とが要請されており、従来、エンジンフードの裏面など
に吸音材を設けることなどによってエンジン騒音が車外
や車室内に伝わるのを阻止するようにしている。
しかし、このような防音構造では、吸音材を厚くする
とその分だけエンジンフードなどの部材が厚くなってし
まうために、防音効果を高めるにも限界があった。一
方、近年の自動車においては、パワステアリング装置や
空気調和装置などが広く備えられるようになっており、
エンジン本体の騒音のみでなく、パワステアリング装置
のポンプや空気調和装置の圧縮機を駆動するベルト音、
あるいはこれら補機自体の風切り音も問題となるように
なってきた。音発明はこのような事情に鑑みなされたも
ので、車外や車室内に伝わるエンジン騒音を低減するこ
とができる自動車用エンジンを提供するものである。
とその分だけエンジンフードなどの部材が厚くなってし
まうために、防音効果を高めるにも限界があった。一
方、近年の自動車においては、パワステアリング装置や
空気調和装置などが広く備えられるようになっており、
エンジン本体の騒音のみでなく、パワステアリング装置
のポンプや空気調和装置の圧縮機を駆動するベルト音、
あるいはこれら補機自体の風切り音も問題となるように
なってきた。音発明はこのような事情に鑑みなされたも
ので、車外や車室内に伝わるエンジン騒音を低減するこ
とができる自動車用エンジンを提供するものである。
本発明に係る自動車用エンジンは、エンジンシリンダ
の前側にシリンダから車体前方へ延びる吸気通路を形成
する吸気装置を接続し、かつ前記シリンダより車体前方
に、クランク軸が駆動する補機駆動用軸をクランク軸と
平行に配設し、この補機駆動用軸と同一軸線上であって
シリンダのクランク軸方向の幅内に設けた伝動用回転体
を介してクランク軸の回転が補機駆動用軸からカム軸駆
動用チェーンと、シリンダの前方に配設した補機とに伝
達される構造とし、前記カム軸駆動用チェーンの下部
と、補機と、補機用伝達機構の上方に前記吸気装置を延
在させたものである。ここで、補機とは、オルタネータ
や空気調和機用の圧縮機などエンジン出力によって駆動
される自動車装備品をいう。
の前側にシリンダから車体前方へ延びる吸気通路を形成
する吸気装置を接続し、かつ前記シリンダより車体前方
に、クランク軸が駆動する補機駆動用軸をクランク軸と
平行に配設し、この補機駆動用軸と同一軸線上であって
シリンダのクランク軸方向の幅内に設けた伝動用回転体
を介してクランク軸の回転が補機駆動用軸からカム軸駆
動用チェーンと、シリンダの前方に配設した補機とに伝
達される構造とし、前記カム軸駆動用チェーンの下部
と、補機と、補機用伝達機構の上方に前記吸気装置を延
在させたものである。ここで、補機とは、オルタネータ
や空気調和機用の圧縮機などエンジン出力によって駆動
される自動車装備品をいう。
本発明においては、カム軸駆動用チェーンの下部と、
補機と、補機用伝動機構は上方を吸気装置で覆われるよ
うになり、補機による騒音は吸気装置で減衰されるよう
になる。
補機と、補機用伝動機構は上方を吸気装置で覆われるよ
うになり、補機による騒音は吸気装置で減衰されるよう
になる。
以下、本発明の一実施例を図により詳細に説明する。
第1図は本発明に係る自動車用エンジンを一部を破断し
て示す側面図、第2図は同じく平面図、第3図は同じく
吸気装置を取外した状態を示す平面図、第4図は自動車
のエンジン室を示す側面図、第5図は同じく平面図であ
る。第4図および第5図において符号1で示すものは自
動車の車体前部に配置されたエンジン室を示し、このエ
ンジン室1内には前輪2を駆動するための横置形のエン
ジンユニット3がクランク軸の軸線が車幅方向に延在す
るように搭載されている。4はエンジン室1の上方を覆
うエンジンフードである。
第1図は本発明に係る自動車用エンジンを一部を破断し
て示す側面図、第2図は同じく平面図、第3図は同じく
吸気装置を取外した状態を示す平面図、第4図は自動車
のエンジン室を示す側面図、第5図は同じく平面図であ
る。第4図および第5図において符号1で示すものは自
動車の車体前部に配置されたエンジン室を示し、このエ
ンジン室1内には前輪2を駆動するための横置形のエン
ジンユニット3がクランク軸の軸線が車幅方向に延在す
るように搭載されている。4はエンジン室1の上方を覆
うエンジンフードである。
前記エンジンユニット3はエンジン5および変速機6
と後方の前車軸7上に設けた差動歯車装置8とを一体的
に結合したものであり、エンジン5の後方に差動歯車装
置8が配置されている。変速機6はエンジン5の側方に
配置されていて、エンジン5と差動歯車装置8との間を
連結している。9はエンジン5と変速機6との間に介装
されたクラッチである。
と後方の前車軸7上に設けた差動歯車装置8とを一体的
に結合したものであり、エンジン5の後方に差動歯車装
置8が配置されている。変速機6はエンジン5の側方に
配置されていて、エンジン5と差動歯車装置8との間を
連結している。9はエンジン5と変速機6との間に介装
されたクラッチである。
エンジン5は6気筒直列形エンジンであり、前上がり
に傾斜した合い面5aで上下に分割されたクランクケース
5bと、上下のクランクケース5b間に車幅方向に軸支され
たクランク軸5cと、前記クランクケース5bから後方へ傾
斜するように延出されクランク軸5cに連結されたピスト
ンを保持する各シリンダを有するシリンダブロック5d
と、この上方を閉塞しピストンおよびシリンダブロック
5dと共に燃焼室を形成するシリンダヘッド5eなどから構
成されている。シリンダヘッド5eは空気を前後方向に流
すクロスフロー型のものであり、前側に吸気弁11で開閉
される吸気ポートが設けられ、後側に排気弁12で開閉さ
れる排気ポートが設けられている。
に傾斜した合い面5aで上下に分割されたクランクケース
5bと、上下のクランクケース5b間に車幅方向に軸支され
たクランク軸5cと、前記クランクケース5bから後方へ傾
斜するように延出されクランク軸5cに連結されたピスト
ンを保持する各シリンダを有するシリンダブロック5d
と、この上方を閉塞しピストンおよびシリンダブロック
5dと共に燃焼室を形成するシリンダヘッド5eなどから構
成されている。シリンダヘッド5eは空気を前後方向に流
すクロスフロー型のものであり、前側に吸気弁11で開閉
される吸気ポートが設けられ、後側に排気弁12で開閉さ
れる排気ポートが設けられている。
13はシリンダヘッド5eの前側に配設された吸気装置、
14はシリンダヘッド5eの後側に配設された排気装置であ
る。15はシリンダヘッド5eの前側に接続された吸気マニ
ホルドで、複数本の吸気管15a・・を一体化したもので
あり、本実施例においては第6図に示すように各吸気管
15a,15a間にこれらを連結する薄肉部15bが設けられてい
る。この吸気マニホルド15は、吸気通路がシリンダヘッ
ド5eから前上がりに延出された後に車体前方へ緩やかに
前下がりに延びるように形成され、シリンダヘッド5eに
近接している部位には燃料噴射弁16が装着されている。
また、吸気マニホルド15の前側にはスロットル装置17が
接続されている。スロットル装置17は各吸気管15aに接
続されたボディー17aを車幅方向に貫通するスロットル
軸17bにスロットル弁17cを固定してなり、スロットル軸
17bに前方へ突出するように設けられたアーム17dをアク
セルワイヤ17eで回動させることによって吸気流量を制
御する。18はスロットル装置17の前側にジョイント19を
介して接続されたサージタンクである。このサージタク
18は各吸気通路を互いに連通させるために車幅方向に延
在し、かつ大きな内容積を有している。サージタンク18
の空気入口は左側に設けられ、エンジン5の左側方に配
設されたエアクリーナ20に接続されている。ここで、サ
ージタンク18は吸気装置13の最前部を形成しており、エ
ンジン本体や後述する補機などよりも前方へ突出されて
いる。前記排気装置14はシリンダヘッド5eの後側の接続
された排気マニホルド21と、この下流側に接続される排
気管22となどからなり、排気を車体後部から大気中に放
出する。
14はシリンダヘッド5eの後側に配設された排気装置であ
る。15はシリンダヘッド5eの前側に接続された吸気マニ
ホルドで、複数本の吸気管15a・・を一体化したもので
あり、本実施例においては第6図に示すように各吸気管
15a,15a間にこれらを連結する薄肉部15bが設けられてい
る。この吸気マニホルド15は、吸気通路がシリンダヘッ
ド5eから前上がりに延出された後に車体前方へ緩やかに
前下がりに延びるように形成され、シリンダヘッド5eに
近接している部位には燃料噴射弁16が装着されている。
また、吸気マニホルド15の前側にはスロットル装置17が
接続されている。スロットル装置17は各吸気管15aに接
続されたボディー17aを車幅方向に貫通するスロットル
軸17bにスロットル弁17cを固定してなり、スロットル軸
17bに前方へ突出するように設けられたアーム17dをアク
セルワイヤ17eで回動させることによって吸気流量を制
御する。18はスロットル装置17の前側にジョイント19を
介して接続されたサージタンクである。このサージタク
18は各吸気通路を互いに連通させるために車幅方向に延
在し、かつ大きな内容積を有している。サージタンク18
の空気入口は左側に設けられ、エンジン5の左側方に配
設されたエアクリーナ20に接続されている。ここで、サ
ージタンク18は吸気装置13の最前部を形成しており、エ
ンジン本体や後述する補機などよりも前方へ突出されて
いる。前記排気装置14はシリンダヘッド5eの後側の接続
された排気マニホルド21と、この下流側に接続される排
気管22となどからなり、排気を車体後部から大気中に放
出する。
25はクランク軸5cの出力を取出す出力取出軸である。
この出力取出軸25はクランク軸5cの側方に位置してクラ
ンク軸5cと平行に前記合い面5aと軸線が一致するように
軸支されている。この出力取出軸25が本発明に係る補機
駆動用軸を構成している。この出力取出軸25上には、ク
ランク軸5c上の出力歯車26に噛合する歯車27が設けられ
ている。28は出力取出軸25上に設けられた調時歯車で、
吸排気弁を駆動するカム軸29とは第1チェーン30および
第2チェーン31を介して連結されている。前記第1チェ
ーン30と第2チェーン31とによって本発明に係るカム軸
駆動用チェーンが構成されている。なお、本発明におい
てカム軸駆動用チェーンの下部とは、前記第1チェーン
30のことをいう。前記クラッチ9は乾式単板形の摩擦ク
ラッチであり、出力取出軸25の車体に対して左側端部に
配設されている。このクラッチ9の左側には前記変速機
6が配設されている。
この出力取出軸25はクランク軸5cの側方に位置してクラ
ンク軸5cと平行に前記合い面5aと軸線が一致するように
軸支されている。この出力取出軸25が本発明に係る補機
駆動用軸を構成している。この出力取出軸25上には、ク
ランク軸5c上の出力歯車26に噛合する歯車27が設けられ
ている。28は出力取出軸25上に設けられた調時歯車で、
吸排気弁を駆動するカム軸29とは第1チェーン30および
第2チェーン31を介して連結されている。前記第1チェ
ーン30と第2チェーン31とによって本発明に係るカム軸
駆動用チェーンが構成されている。なお、本発明におい
てカム軸駆動用チェーンの下部とは、前記第1チェーン
30のことをいう。前記クラッチ9は乾式単板形の摩擦ク
ラッチであり、出力取出軸25の車体に対して左側端部に
配設されている。このクラッチ9の左側には前記変速機
6が配設されている。
一方、出力取出軸25の車体右側には水ポンプ32が同軸
状に連結されている。33は水ポンプ32の回転軸の突出端
に軸装された一対のベルト溝を有する補機駆動用プーリ
である。34は補機駆動用プーリ33の内側の溝に添接され
た第1ベルトで、オルタネータ35およびアイドルプーリ
36に掛け渡されている。37は補機駆動用プーリ33の外側
の溝に添接された第2ベルトで、空気調和機用の圧縮機
38およびパワステアリング用ポンプ39に掛け渡されてい
る。ここで、オルタネータ35、圧縮機38およびポンプ39
などの補機は、吸気装置13の下方に形成された空間に配
設されている。詳述すれば、オルタネータ35は吸気マニ
ホルド15の下方であってシリンダブロック5dの上方に配
設され、圧縮機38およびポンプ39はサージタンク18の下
方に配設されている。すなわち、このエンジン5は、前
記出力取出軸25と同一軸線上であってシリンダブロック
5dにおけるクランク軸の軸線方向の幅内に設けた伝動用
回転体(調時歯車28、水ポンプ32の回転軸、プーリ33)
を介してクランク軸5cの回転が出力取出軸25からカム駆
動用の第1チェーン30と、水ポンプ32、オルタネータ3
5、圧縮機38およびポンプ39などの補機とに伝達される
構造を採っている。なお、41はエンジン5の前方に配設
されたラジエータである。
状に連結されている。33は水ポンプ32の回転軸の突出端
に軸装された一対のベルト溝を有する補機駆動用プーリ
である。34は補機駆動用プーリ33の内側の溝に添接され
た第1ベルトで、オルタネータ35およびアイドルプーリ
36に掛け渡されている。37は補機駆動用プーリ33の外側
の溝に添接された第2ベルトで、空気調和機用の圧縮機
38およびパワステアリング用ポンプ39に掛け渡されてい
る。ここで、オルタネータ35、圧縮機38およびポンプ39
などの補機は、吸気装置13の下方に形成された空間に配
設されている。詳述すれば、オルタネータ35は吸気マニ
ホルド15の下方であってシリンダブロック5dの上方に配
設され、圧縮機38およびポンプ39はサージタンク18の下
方に配設されている。すなわち、このエンジン5は、前
記出力取出軸25と同一軸線上であってシリンダブロック
5dにおけるクランク軸の軸線方向の幅内に設けた伝動用
回転体(調時歯車28、水ポンプ32の回転軸、プーリ33)
を介してクランク軸5cの回転が出力取出軸25からカム駆
動用の第1チェーン30と、水ポンプ32、オルタネータ3
5、圧縮機38およびポンプ39などの補機とに伝達される
構造を採っている。なお、41はエンジン5の前方に配設
されたラジエータである。
このように構成された自動車用エンジンにおいては、
クランク軸5cの回転は出力取出軸25へと伝達され、クラ
ッチ9を介して変速機6へ入力されて変速された後に差
動歯車装置8を経て前車軸7へ伝達される。一方、クラ
ンク軸5cの回転を第1ベルト34、第2ベルト37を介して
オルタネータ35や圧縮機38へ伝達し、これら補機を駆動
することができる。
クランク軸5cの回転は出力取出軸25へと伝達され、クラ
ッチ9を介して変速機6へ入力されて変速された後に差
動歯車装置8を経て前車軸7へ伝達される。一方、クラ
ンク軸5cの回転を第1ベルト34、第2ベルト37を介して
オルタネータ35や圧縮機38へ伝達し、これら補機を駆動
することができる。
また、カム軸駆動用第1チェーン30、オルタネータ35
や圧縮機38、およびこれらを駆動する第1ベルト34、第
2ベルト37の上方を、吸気装置13によって覆うことがで
きる。そのため、第1チェーン30と、オルタネータ35等
の補機の機械音、補機を駆動するベルトが摺動する摩擦
音、あるいは補機自体が風を切ることによって生ずる風
切音など補機による騒音を、吸気装置13によって減衰さ
せることができる。すなわち、騒音が上方へ伝播するの
を吸気装置13で阻止することができる。換言すれば、吸
気装置13は一種の防音壁を形成している。したがって、
その分だけ補機によって発生し、エンジンフード4を透
過してエンジン室1外に洩れる騒音を小さくすることが
できる。また、オルタネータ35を吸気装置13の真下に形
成されるデッドスペースに収容できるばかりか、このオ
ルタネータ35を含む補機をシリンダブロック5dより車体
の前後方向の一方に集めて配設することができるので、
エンジンユニット3がコンパクトになる。
や圧縮機38、およびこれらを駆動する第1ベルト34、第
2ベルト37の上方を、吸気装置13によって覆うことがで
きる。そのため、第1チェーン30と、オルタネータ35等
の補機の機械音、補機を駆動するベルトが摺動する摩擦
音、あるいは補機自体が風を切ることによって生ずる風
切音など補機による騒音を、吸気装置13によって減衰さ
せることができる。すなわち、騒音が上方へ伝播するの
を吸気装置13で阻止することができる。換言すれば、吸
気装置13は一種の防音壁を形成している。したがって、
その分だけ補機によって発生し、エンジンフード4を透
過してエンジン室1外に洩れる騒音を小さくすることが
できる。また、オルタネータ35を吸気装置13の真下に形
成されるデッドスペースに収容できるばかりか、このオ
ルタネータ35を含む補機をシリンダブロック5dより車体
の前後方向の一方に集めて配設することができるので、
エンジンユニット3がコンパクトになる。
なお、上記実施例においては、吸気マニホルド15に薄
肉部15bを設けた例について説明したが、薄肉部15bは必
ずしも設ける必要はなく、各吸気管間に孔を設けるよう
にしてもよい。この場合は、騒音を吸気管間の孔で絞る
ことによって減衰させることができる。
肉部15bを設けた例について説明したが、薄肉部15bは必
ずしも設ける必要はなく、各吸気管間に孔を設けるよう
にしてもよい。この場合は、騒音を吸気管間の孔で絞る
ことによって減衰させることができる。
以上説明したように本発明によれば、エンジンシリン
ダの前側にシリンダから車体前方へ延びる吸気通路を形
成する吸気装置を接続し、かつ前記シリンダより車体前
方に、クランク軸が駆動する補機駆動用軸をクランク軸
と平行に配設し、この補機駆動軸と同一軸線上であって
シリンダのクランク軸方向の幅内に設けた伝動用回転体
を介してクランク軸の回転が補機駆動用軸からカム軸駆
動用チェーンと、シリンダの前方に配設した補機とに伝
達される構造とし、前記カム軸駆動用チェーンの下部
と、補機と、補機用伝動機構の上方に前記吸気装置を延
在させたため、前記チェーンの下部および補機を補機駆
動用軸と連結点を含めて全て上方から吸気装置で覆うこ
とができる。
ダの前側にシリンダから車体前方へ延びる吸気通路を形
成する吸気装置を接続し、かつ前記シリンダより車体前
方に、クランク軸が駆動する補機駆動用軸をクランク軸
と平行に配設し、この補機駆動軸と同一軸線上であって
シリンダのクランク軸方向の幅内に設けた伝動用回転体
を介してクランク軸の回転が補機駆動用軸からカム軸駆
動用チェーンと、シリンダの前方に配設した補機とに伝
達される構造とし、前記カム軸駆動用チェーンの下部
と、補機と、補機用伝動機構の上方に前記吸気装置を延
在させたため、前記チェーンの下部および補機を補機駆
動用軸と連結点を含めて全て上方から吸気装置で覆うこ
とができる。
したがって、補機による騒音を吸気装置で減衰させる
ことができるから、その分だけ補機によって発生しエン
ジンフードを透過してエンジン室外に洩れる騒音を小さ
くし、エンジン騒音を低減することができる。また、補
機を吸気装置の真下に形成されるデットスペースに収容
できるばかり、シリンダより車体の前後方向の一方に集
めて配設することができるので、コンパクトなエンジン
を提供することができるという効果もある。
ことができるから、その分だけ補機によって発生しエン
ジンフードを透過してエンジン室外に洩れる騒音を小さ
くし、エンジン騒音を低減することができる。また、補
機を吸気装置の真下に形成されるデットスペースに収容
できるばかり、シリンダより車体の前後方向の一方に集
めて配設することができるので、コンパクトなエンジン
を提供することができるという効果もある。
第1図は本発明に係る自動車用エンジンを一部を破断し
て示す側面図、第2図は同じく平面図、第3図は同じく
吸気装置を取外した状態を示す平面図、第4図は自動車
のエンジン室を示す側面図、第5図は同じく平面図、第
6図は第2図のVI−VI線断面図である。 4……エンジンフード、5……エンジン、5e……シリン
ダヘッド、13……吸気装置、15……吸気マニホルド、35
……オルタネータ、38……圧縮機。
て示す側面図、第2図は同じく平面図、第3図は同じく
吸気装置を取外した状態を示す平面図、第4図は自動車
のエンジン室を示す側面図、第5図は同じく平面図、第
6図は第2図のVI−VI線断面図である。 4……エンジンフード、5……エンジン、5e……シリン
ダヘッド、13……吸気装置、15……吸気マニホルド、35
……オルタネータ、38……圧縮機。
Claims (1)
- 【請求項1】車体前部のエンジン室内に直列形エンジン
をクランク軸の軸線が車幅方向に延在するように配設し
た自動車用エンジンにおいて、シリンダの前側にシリン
ダから車体前方へ延びる吸気通路を形成する吸気装置を
接続し、かつ前記シリンダより車体前方に、クランク軸
が駆動する補機駆動用軸をクランク軸と平行に配設し、
この補機駆動用軸と同一軸線上であってシリンダのクラ
ンク軸方向の幅内に設けた伝動用回転体を介してクラン
ク軸の回転が補機駆動用軸からカム軸駆動用チェーン
と、シリンダの前方に配設した補機とに伝達される構造
とし、前記カム軸駆動用チェーンの下部と、補機と、補
機用伝動機構の上方に前記吸気装置を延在させたことを
特徴とする自動車用エンジン。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13149288A JP2666145B2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 自動車用エンジン |
US07/346,545 US5050701A (en) | 1988-05-31 | 1989-05-02 | Engine manifolding and orientation for the engine compartment of a motor vehicle |
ES89109715T ES2061790T3 (es) | 1988-05-31 | 1989-05-30 | Motor de vehiculo automovil. |
EP89109715A EP0344706B1 (en) | 1988-05-31 | 1989-05-30 | Motor Vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13149288A JP2666145B2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 自動車用エンジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01301921A JPH01301921A (ja) | 1989-12-06 |
JP2666145B2 true JP2666145B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=15059261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13149288A Expired - Lifetime JP2666145B2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 自動車用エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2666145B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6273047B1 (en) * | 1999-09-24 | 2001-08-14 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Four-stroke engine |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5976730U (ja) * | 1982-11-16 | 1984-05-24 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の補機装置 |
-
1988
- 1988-05-31 JP JP13149288A patent/JP2666145B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01301921A (ja) | 1989-12-06 |
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