JP2665315B2 - 熱交換器の偏平多穴管の製造方法 - Google Patents
熱交換器の偏平多穴管の製造方法Info
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- JP2665315B2 JP2665315B2 JP6167190A JP16719094A JP2665315B2 JP 2665315 B2 JP2665315 B2 JP 2665315B2 JP 6167190 A JP6167190 A JP 6167190A JP 16719094 A JP16719094 A JP 16719094A JP 2665315 B2 JP2665315 B2 JP 2665315B2
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- Japan
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- flat multi
- hole tube
- cut
- heat exchanger
- hole
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/02—Tubular elements of cross-section which is non-circular
- F28F1/022—Tubular elements of cross-section which is non-circular with multiple channels
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カークーラー用凝縮器
及び蒸発器等の熱交換器に多用されている偏平多穴管の
製造方法に関する。
及び蒸発器等の熱交換器に多用されている偏平多穴管の
製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】カークーラー用凝縮器は、図１のよう
に、偏平多穴管１１を蛇行状に屈曲させ、その平行部に
放熱用コルゲートフィン１２を配するとともにこの偏平
多穴管１１の両端部にユニオン１３を設けたものが主流
となっている。
に、偏平多穴管１１を蛇行状に屈曲させ、その平行部に
放熱用コルゲートフィン１２を配するとともにこの偏平
多穴管１１の両端部にユニオン１３を設けたものが主流
となっている。
【０００３】これに対して最近では、図２のように、所
定長さの複数の偏平多穴管２１の間に放熱用コルゲート
フィン１２を配し、これらの偏平多穴管２１の両端にヘ
ッダーパイプ２２を共通に接続した凝縮器も使われてい
る。
定長さの複数の偏平多穴管２１の間に放熱用コルゲート
フィン１２を配し、これらの偏平多穴管２１の両端にヘ
ッダーパイプ２２を共通に接続した凝縮器も使われてい
る。
【０００４】図１及び図２に示す両凝縮器共に偏平多穴
管を用いている。これらの偏平多穴管を得るには、所定
長さに切断する切断工程を要する。その切断工程では、
メタルソーにより切断するのが一般的である。場合によ
っては、プレスによるシャー切断も用いらている。
管を用いている。これらの偏平多穴管を得るには、所定
長さに切断する切断工程を要する。その切断工程では、
メタルソーにより切断するのが一般的である。場合によ
っては、プレスによるシャー切断も用いらている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらメタルソ
ーによる切断では、切断時に多量のバリ及び切粉が発生
するため、得られた偏平多穴管を用いて凝縮器と成した
場合に冷凍回路の目づまり等の不都合を生ずるおそれが
ある。通常は、バリ取り及び切粉の洗浄を行うが、第１
図に示す凝縮器に用いる偏平多穴管は長さとして１０ｍ
程度あり、また第２図に示す凝縮器の偏平多穴管は数量
が多いため、切断時のバリ，切粉を完全に取り除く事は
難しく、又、多大の工数と経費を要する。
ーによる切断では、切断時に多量のバリ及び切粉が発生
するため、得られた偏平多穴管を用いて凝縮器と成した
場合に冷凍回路の目づまり等の不都合を生ずるおそれが
ある。通常は、バリ取り及び切粉の洗浄を行うが、第１
図に示す凝縮器に用いる偏平多穴管は長さとして１０ｍ
程度あり、また第２図に示す凝縮器の偏平多穴管は数量
が多いため、切断時のバリ，切粉を完全に取り除く事は
難しく、又、多大の工数と経費を要する。
【０００６】一方。プレスによるシャー切断は、切粉の
発生はないが、若干のバリが発生する。さらに、切り口
のつぶれが発生する為、偏平多穴管の穴数が少い場合
（支柱間距離が長い場合）は、よりつぶれ量が多くな
る。したがってこのシャー切断を採用することはできな
い。
発生はないが、若干のバリが発生する。さらに、切り口
のつぶれが発生する為、偏平多穴管の穴数が少い場合
（支柱間距離が長い場合）は、よりつぶれ量が多くな
る。したがってこのシャー切断を採用することはできな
い。
【０００７】それ故に、本発明の技術課題は、バリ、切
粉が発生せず、支柱強度が弱い場合でも変形を起こさな
い偏平多穴管の製造方法を提供することにある。
粉が発生せず、支柱強度が弱い場合でも変形を起こさな
い偏平多穴管の製造方法を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、厚み方
向での両壁部間を結合した支柱により内部空間を複数の
穴に分割したアルミニウム製の長い偏平多穴管部材を切
断して熱交換器の偏平多穴管を製造する方法において、
前記偏平多穴管部材の厚み方向での両壁部にのみ切断予
定箇所に予め傷を付けること、及び前記切断予定箇所に
前記傷を開く方向の張力を与えて前記切断予定箇所で切
り離すことを含むことを特徴とする熱交換器の偏平多穴
管の製造方法が得られる。
向での両壁部間を結合した支柱により内部空間を複数の
穴に分割したアルミニウム製の長い偏平多穴管部材を切
断して熱交換器の偏平多穴管を製造する方法において、
前記偏平多穴管部材の厚み方向での両壁部にのみ切断予
定箇所に予め傷を付けること、及び前記切断予定箇所に
前記傷を開く方向の張力を与えて前記切断予定箇所で切
り離すことを含むことを特徴とする熱交換器の偏平多穴
管の製造方法が得られる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の実施例による熱交換器の偏平多
穴管の製造方法を説明する。
穴管の製造方法を説明する。
【００１０】先ず、図３及び図４に示すように、偏平多
穴管部材３１の切断を所望する箇所（切断予定箇所）の
周囲表面に傷３２を付ける。この傷３２の深さは、冷媒
通路となる穴３３に達する寸前に止める。
穴管部材３１の切断を所望する箇所（切断予定箇所）の
周囲表面に傷３２を付ける。この傷３２の深さは、冷媒
通路となる穴３３に達する寸前に止める。
【００１１】傷３２は、図５に示すように、円盤状のロ
ーラー３４の周面の尖ったエッジ部分を偏平多穴管部材
３１の両面に押し当て、この状態でローラー３４を偏平
多穴管部材３１上で矢印３５とは反対向きに転動させる
ことにより付けられる。ローラー３４は周面にぎざぎざ
を有したものでもよい。
ーラー３４の周面の尖ったエッジ部分を偏平多穴管部材
３１の両面に押し当て、この状態でローラー３４を偏平
多穴管部材３１上で矢印３５とは反対向きに転動させる
ことにより付けられる。ローラー３４は周面にぎざぎざ
を有したものでもよい。
【００１２】図６に示すように、バイト３６の尖った端
部３７を偏平多穴管部材３１の周面に押し付けつつ移動
させることによっても、同様な傷３２を付けることがで
きる。
部３７を偏平多穴管部材３１の周面に押し付けつつ移動
させることによっても、同様な傷３２を付けることがで
きる。
【００１３】次に、図７に示すように、傷３２の両側で
偏平多穴管部材３１をそれぞれ第１及び第２のクランプ
４１，４２にて挟持し、例えば、第１のクランプ４１を
偏平多穴管部材３１の厚み方向４３や幅方向４４や長手
方向４５において振動即ち往復運動させる。この結果、
傷３２に対し垂直方向の引張力が間欠的に加わる。即
ち、切断予定箇所には傷３２を開く方向の張力が与えら
れることになる。
偏平多穴管部材３１をそれぞれ第１及び第２のクランプ
４１，４２にて挟持し、例えば、第１のクランプ４１を
偏平多穴管部材３１の厚み方向４３や幅方向４４や長手
方向４５において振動即ち往復運動させる。この結果、
傷３２に対し垂直方向の引張力が間欠的に加わる。即
ち、切断予定箇所には傷３２を開く方向の張力が与えら
れることになる。
【００１４】こうして偏平多穴管部材３１に傷３２を中
心として振動を加えると、その際に切断予定箇所に加わ
る張力は傷３２に集中するため、偏平多穴管部材３１は
切断予定箇所で破壊切断される。即ち、偏平多穴管部材
３１は切断予定箇所で２つに切り離される。
心として振動を加えると、その際に切断予定箇所に加わ
る張力は傷３２に集中するため、偏平多穴管部材３１は
切断予定箇所で破壊切断される。即ち、偏平多穴管部材
３１は切断予定箇所で２つに切り離される。
【００１５】これによると支柱４７の強度が弱い場合で
も偏平多穴管部材３１を変形させることなく切断して、
所望長さの偏平多穴管を得ることができる。さらにこの
ような破壊による切断においては、バリや切粉等の異物
の発生はない。したがってこの偏平多穴管を用いて図１
や図２に示す凝縮器を製造した場合、冷凍回路の目づま
り等の不都合を生じるおそれはない。
も偏平多穴管部材３１を変形させることなく切断して、
所望長さの偏平多穴管を得ることができる。さらにこの
ような破壊による切断においては、バリや切粉等の異物
の発生はない。したがってこの偏平多穴管を用いて図１
や図２に示す凝縮器を製造した場合、冷凍回路の目づま
り等の不都合を生じるおそれはない。
【００１６】また振動を加える代わりに、傷３２を中心
とした折り曲げ力を加えることによっても偏平多穴管部
材３１は切断予定箇所で破壊切断される。なおこの時、
折り曲げの向きを交互に切換えることは好ましい。この
場合にも、切断予定箇所には傷３２を開く方向の張力が
与えられることになる。
とした折り曲げ力を加えることによっても偏平多穴管部
材３１は切断予定箇所で破壊切断される。なおこの時、
折り曲げの向きを交互に切換えることは好ましい。この
場合にも、切断予定箇所には傷３２を開く方向の張力が
与えられることになる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
長い偏平多穴管部材から、バリや切粉の発生がなく、し
かも支柱の強度が弱い場合でも冷媒通路を潰すことなく
所望の偏平多穴管を製造できる。また偏平多穴管部材の
厚み方向での両壁部が平坦でかつ全周の大部分を占めて
いる点に着目し、その両壁部にのみ傷を付けるものであ
るため、スムーズにかつ単純な作業で精度よく偏平多穴
管部材の全周の大部分に傷をつけることができ、したが
って高精度の扁平多穴管を素早くかつ連続的に製造する
ことが可能になる。
長い偏平多穴管部材から、バリや切粉の発生がなく、し
かも支柱の強度が弱い場合でも冷媒通路を潰すことなく
所望の偏平多穴管を製造できる。また偏平多穴管部材の
厚み方向での両壁部が平坦でかつ全周の大部分を占めて
いる点に着目し、その両壁部にのみ傷を付けるものであ
るため、スムーズにかつ単純な作業で精度よく偏平多穴
管部材の全周の大部分に傷をつけることができ、したが
って高精度の扁平多穴管を素早くかつ連続的に製造する
ことが可能になる。
【図１】本発明によって得られる偏平多穴管を用いて作
られる凝縮器の一例の斜視図。
られる凝縮器の一例の斜視図。
【図２】本発明によって得られる偏平多穴管を用いて作
られる凝縮器の他例の斜視図。
られる凝縮器の他例の斜視図。
【図３】本発明の一実施例において傷を付けられた偏平
多穴管の要部の斜視図。
多穴管の要部の斜視図。
【図４】図３のIV−IV線に沿った断面図。
【図５】偏平多穴管に傷を付ける工程の一例を示す説明
図。
図。
【図６】偏平多穴管に傷を付ける工程の他例を示す説明
図。
図。
【図７】偏平多穴管の切断工程を示す説明図。
１１，２１，３１ 偏平多穴管 １２ コルゲートフィン ３２ 傷 ３４ ローラー ３６ バイト ４１，４２ クランプ
Claims (3)
- 【請求項１】 厚み方向での両壁部間を結合した支柱に
より内部空間を複数の穴に分割したアルミニウム製の長
い偏平多穴管部材を切断して熱交換器の偏平多穴管を製
造する方法において、前記偏平多穴管部材の厚み方向で
の両壁部にのみ切断予定箇所に予め傷を付けること、及
び前記切断予定箇所に前記傷を開く方向の張力を与えて
前記切断予定箇所で切り離すことを含むことを特徴とす
る熱交換器の偏平多穴管の製造方法。 - 【請求項２】 前記張力は前記傷の一側部分に対し他側
部分を前記偏平多穴管部材の長手方向で振動させること
により与えられる請求項１記載の熱交換器の偏平多穴管
の製造方法。 - 【請求項３】 前記張力は前記傷の両側部分に前記傷を
中心とした折り曲げ力を加えることによって与えられる
請求項１記載の熱交換器の偏平多穴管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6167190A JP2665315B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 熱交換器の偏平多穴管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6167190A JP2665315B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 熱交換器の偏平多穴管の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1017480A Division JPH074797B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 熱交換器の偏平管の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07148608A JPH07148608A (ja) | 1995-06-13 |
| JP2665315B2 true JP2665315B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=15845104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6167190A Expired - Lifetime JP2665315B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 熱交換器の偏平多穴管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2665315B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54132883A (en) * | 1978-04-05 | 1979-10-16 | Usui Kokusai Sangyo Kk | Cutting method of small diametral metal pipe |
| JPS6228111A (ja) * | 1985-07-26 | 1987-02-06 | Nippon Steel Metal Prod Co Ltd | 電縫管製造設備における管切断方法 |
-
1994
- 1994-07-19 JP JP6167190A patent/JP2665315B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07148608A (ja) | 1995-06-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970520 |
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