JP2665259B2 - 車両用ウォッシャポンプ - Google Patents

車両用ウォッシャポンプ

Info

Publication number
JP2665259B2
JP2665259B2 JP1198518A JP19851889A JP2665259B2 JP 2665259 B2 JP2665259 B2 JP 2665259B2 JP 1198518 A JP1198518 A JP 1198518A JP 19851889 A JP19851889 A JP 19851889A JP 2665259 B2 JP2665259 B2 JP 2665259B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outlet
cleaning liquid
flow path
pump
impeller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1198518A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0364692A (ja
Inventor
真晃 木山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Denso Corp
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd, Denso Corp filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP1198518A priority Critical patent/JP2665259B2/ja
Priority to EP90114113A priority patent/EP0411431B1/en
Priority to DE69013788T priority patent/DE69013788T2/de
Priority to US07/558,294 priority patent/US5071315A/en
Publication of JPH0364692A publication Critical patent/JPH0364692A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2665259B2 publication Critical patent/JP2665259B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車両用ウォッシャポンプ、特に車両のウイン
ドガラスの洗浄液を2系統に供給する車両用ウォッシャ
ポンプに関する。
[従来の技術] 今日、フロント側とリア側の双方にワイパーを設けた
2ワイパー型の車両が広く用いられている。このタイプ
の車両では、風圧等の影響が異なるフロントガラスと、
リアガラスへの洗浄液の吐出圧力に差をつけることが好
ましく、特に正面からの風圧の影響を受けやすいフロン
トガラスには高い吐出圧力で洗浄液を供給し、風圧等の
影響が少ないリアガラスには小さな吐出圧力で洗浄液を
供給することが好ましい。
このため、従来の車両では、吐出圧力の異なる2台の
ウォッシャポンプを用意し、これら各ポンプを用い、フ
ロントガラスおよびリアガラスへの洗浄液の供給を異な
る吐出圧力で行っていた。
しかし、2系統への洗浄液の供給に異なる2台のポン
プを用いることはコストの上昇を招くばかりでなく、そ
の設置場所に苦労することが多い。
このため、従来より1個のウォッシャポンプを用いて
選択的にフロント側とリア側への洗浄液の供給を行う提
案がなされている(特開昭60−6096号公報)。
しかし、この従来技術では、2個のウォッシャポンプ
を用いる場合のようなコスト上の問題や設置場所の問題
はないが、フロント側とリア側への吐出圧力に差をつけ
ることができないという問題があった。
このため、ウォッシャポンプの吐出圧力を、フロント
ガラスに合せて高く設定すると、リアガラスへ供給され
る洗浄液の吐出圧力が高すぎ、液の飛散り等により効率
の悪さが発生する。これとは逆に、その吐出圧力をリア
ガラスに合せて低く設定すると、フロントガラスへ十分
な量の洗浄液を供給することができず、特に高速走行時
のように風圧が高い場合には、洗浄液の着水点が変化
し、フロントガラスの払拭性が悪くなってしまう。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、2系統への洗浄液の供給を、1
台のポンプでしかも異なる吐出圧力で行うことができる
車両用ウォッシャポンプを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本発明は、 外周に沿って流路が形成されたポンプ室と、 前記ポンプ室の流路の一端側および他端側にそれぞれ
連通される第1のアウトレツトおよび第2のアウトレッ
トと、 前記ポンプ室内に回動自在に収納されるインペラー
と、を備え、 前記インペラーの正転または逆転によって、洗浄液吸
入口から前記ポンプ室内に流入する洗浄液を前記第1の
アウトレットまたは前記第2のアウトレットから吐出さ
せる車両用ウォッシャポンプであって、 前記インペラーは、前記洗浄液吸入口から前記ポンプ
室に向かって設けられた挿通孔を介して挿入されるモー
タ回転軸に固定され、 前記ポンプ室の前記流路における中央部より前記第1
のアウトレットまたは前記第2のアウトレットのどちら
か一方側に近づいた位置から、前記挿通孔を介して、前
記流路を流れる洗浄液の一部を前記洗浄液吸入口へバイ
パスさせるバイパス流路が形成され、 前記第1のアウトレットおよび第2のアウトレットか
ら異なる圧力で洗浄液を吐出することを特徴とする。
[作 用] 本発明では、ポンプ室の外周に沿って設けられた流路
の所定位置に、流路を流れる洗浄液の一部をバイパスさ
せるバイパス流路を設け、インペラーが正転駆動される
場合と、逆転駆動される場合とでは、そのバイパス流量
が異なるよう形成したことを特徴とするものである。
これにより、インペラーを正転駆動した際、第2のア
ウトレットから吐出される洗浄液の圧力と、洗浄液を逆
転駆動した際、第1のアウトレットから吐出される洗浄
液の圧力を異なる値に設定することができる。
従って、本発明の車両用ウォッシャポンプを用いるこ
とにより、1台のポンプで、フロントガラスおよびリア
ガラスへ異なる吐出圧力で洗浄液を供給することがで
き、フロントガラスでは良好な払拭性を得ることがで
き、またリアガラスでは液の飛散り等による効率の悪さ
を解消することができる。
[実施例] 次に本発明の好適な実施例を図面に基づき詳細に説明
する。
第1実施例 第2図には、本発明が適用された車両用ウォッシャポ
ンプの外観全体図が示され、第3図にはそのIII−III断
面概略図が示されている。
実施例のウォッシャポンプは、ほほ円筒形状に形成さ
れたハウジング10の側部中央に、図示しない洗浄液タン
クと接続される吸入口12が開口形成され、またその側部
下端には、リアガラスに設けられたノズルと接続される
第1のアウトレット14と、フロントガラスに設けられた
ノズルと接続される第2のアウトレット16が設けられて
いる。
第3図に示すように、このハウジング10の上方にはモ
ータ18が収納されており、またその下方にはインペラー
22が収納されたポンプ室24が形成されている。そして、
インペラー22の中央部には、モータ18の回転軸20が取付
けられている。
そして、吸入口12を介してポンプに供給される洗浄液
は、モータ18を用いてインペラー22を正転駆動すること
により第1のアウトレット14からリアガラス側へ所定の
吐出圧力で供給され、またインペラー22を逆転駆動する
ことにより、第2のアウトレットからフロントガラス側
へ所定の吐出圧力で供給される。
第4図には、第3図に示すウォッシャポンプの下部、
特にポンプ室24の概略断面図が示されている。
実施例のポンプ室24は、ポンプ室の上半部を形成する
ハウジング10の底部に、インペラー22を収納した状態で
キャップ26を嵌込むことにより形成される。
第1図には、第4図に示すポンプ室部分の分解図が示
され、同図(A)はポンプ室24の上半部が形成されたハ
ウジング部分、同図(B)は同図(A)に示すポンプ室
24の天井面28の説明図、同図(C)はインペラーの断面
図、(D)はキャップ26の断面図である。
同図に示すよう、ポンプ室24内にはその外周に沿って
洗浄液の流れる流路が30が形成され、実施例の流路30
は、ポンプ室24の天井面外周に沿って設けられた凹溝32
と、この凹溝32と対向するようキャップ26上に設けられ
た凹溝34とから構成されている。
また、実施例インペラー22は、第6図に示すよう、円
板22aの中心にモータ回転軸との係合孔22cが開口形成さ
れ、またその外周に沿って一定間隔で溝22bが形成され
ている。そして、第4図に示すようインペラー22とポン
プ室両壁との間隔は非常に小さく設定されており、この
溝22bがポンプ室24の流路30に沿って回転駆動されるよ
うに形成されている。
ハウジング10の内部には、吸入口12とポンプ室24との
間に位置して第1のバルブ室36と第2のバルブ室38が設
けられている。
前記第1のバルブ室36は、その上部に吸入口12と連通
する連絡孔36aが設けられ、またその下部に第1のアウ
トレット14との連絡孔36bと、これより一段低く流路30
の一端側との連絡孔36cが設けられている。
同様に、第2のバルブ室38にも、その上側に吸入口12
との連絡孔38aが設けられ、その下側に、第2のアウト
レットとの連絡孔38bと、これより一段低く流路30の他
端側と連通された連絡孔38cが設けられている。
そして、これらバルブ室36,38内には、スプリングに
より常時下方に付勢され第1,第2のアウトレット14,16
への連絡孔36b,38bを閉塞するバルブ40,42が設けられて
いる。この状態では、流路30の両端は、これら第1およ
び第2のバルブ室36,38を介し吸入口12と連通された状
態となる。そして、スプリングの付勢力に抗しバルブ4
0,42を上方に移動させ連絡孔36a,38aを閉塞すると、流
路30の両端はこれら第1および第2のバルブ室36,38を
介し第1のアウトレット14および第2のアウトレット16
と連通する。
また本実施例では、吸入口12からポンプ室24の中央部
に向け、モータ回転軸20より幅広に回転軸挿通孔44が開
口形成され、回転軸20の先端がインペラー22に取付け固
定されるよう構成されている。
このような構成とすることにより、インペラー22を正
転または逆転駆動すると、洗浄液は吸入口12から第1ま
たは第2のバルブ室36,38のいずれか一方を介して流路3
0の端部に流入し、インペラー22の回転によりその圧力
が高められた後、流路30の他端側と連通するいずれか一
方のバルブ室36,38を介し第1または第2のアウトレッ
ト14,16から選択的に噴出される。
例えば、インペラー22を第7図の矢印で示す方向に回
転駆動すると、洗浄液は吸入口12から第2のバルブ室38
を介して流路30の一端側に流入する。そして、インペラ
ー22の外周に設けられたウエスコ溝22bにより次第に圧
力が高められながら流露30内を流れていき、第1のバル
ブ室36内に流入する。このとき、洗浄液の吐出圧力は十
分高められているため、バルブ40を連絡孔36aを塞ぐよ
う上方に押し上げ、この状態で第1のアウトレット14か
ら高圧力で噴射される。このとき、他方のバルブ室38
は、バルブ42により連絡孔38bが閉塞されているため、
第2のアウトレット16から洗浄液が吐出されることはな
い。
これとは逆に、インペラー22を逆転駆動することによ
り、吸入口12の洗浄液は、第1のバルブ室36,流路30,第
2のバルブ室38を介し第2のアウトレット16から十分吐
出圧力が高められた状態で噴出される。
本発明の特徴は、ポンプ室24の流路30を流れる洗浄液
の一部をバイパスさせるバイパス流路50を設け、インペ
ラー22を正転駆動した場合と、逆転駆動した場合とでは
そのバイパス流量が異なるよう形成することにより、第
1のアウトレット14から噴出される洗浄液の吐出圧力
と、第2のアウトレット16から噴出される洗浄液の吐出
圧力とを異なる値に設定することにある。
これにより、1台のウォッシャポンプで、例えばフロ
ントガラスとリアガラスとに異なる吐出圧力で洗浄液を
供給することが可能となる。
前記バイパス流路50は、必要に応じて各種構造のもの
を採用することができる。本実施例では第1図に示すよ
うに、ポンプ室24の天井面28に、流路30と回転軸挿通孔
44とを結ぶ凹溝を設け、これをバイパス流路50としてい
る。
従って、流路30を流れる洗浄液がこのバイパス流路50
に分流すると、分流したバイパス流はその後回転軸挿通
孔44を介し吸入口12へ環流することになる。第5図に
は、第7図に示すバイパス流路部分の断面概略図が示さ
れている。
本発明では、このバイパス流路50を、流路30のどの部
分に設けるかにより第1のアウトレット14と第2のアウ
トレット16の吐出圧力の値を任意に設定することができ
る。
第8図には、実際の車両に実施例のウォッシャポンプ
を装着し、第1のアウトレット14をリア側へ接続し、第
2のアウトレット16をフロント側へ接続した場合の実測
データが示されている。この実測データは、流路30の中
央部をθ=0とし、バイパス流路50を設ける位置を連絡
孔36c側へしだいに近づけると(θを大きくする)両吐
出圧力はどのように変化するかを示している。
同図に示すよう、前記バイパス流路50を第1のアウト
レット側の連絡孔36c側へ近ずけるにしたがい、第1の
アウトレット14の吐出圧力が低下し、第2のアウトレッ
ト16の吐出圧力が増加することが理解されよう。
すなわち、インペラー22を一方的に回転駆動し、第1
のアウトレット14から洗浄液を噴出する場合を想定する
と、流路30内の洗浄液の圧力は出口である連絡孔36に近
ずくにしたがって高まる。従って、バイパス流路50を、
連絡孔36cに近い側、すなわちθを大きくするように設
定すれば、そのバイパス流量も大きくなるため、第1の
アウトレット14からの吐出圧力もしだいに低下するもの
と考えられる。
これとは逆に、θを大きく設定した状態で、インペラ
ー22を反対側に回転駆動すると、連絡孔36cから流入し
た洗浄液は圧力が低いうちにバイパス流路50へ分流する
ため、そのバイパス流量は相対的に小さくなり、第2の
アウトレット16からの吐出圧力は相対的に増加するもの
と考えられる。
このように、本発明によれば、バイパス流路50の設定
位置により第1および第2のアウトレット14,16からの
吐出圧力に任意の圧力差を与えることができ、フロント
ガラスには十分な吐出圧力で洗浄液を供給し、リアガラ
スへはより低い適切な吐出圧力で洗浄液を供給可能であ
ることが理解されよう。
また、本発明のように、ポンプ室24内にバイパス流路
50を設けることにより、配管内部の残圧の圧力抜きを行
うことができるという効果もある。
すなわち、実施例のようなウォッシャポンプに、バイ
パス流路50が設けられていない場合を想定する。このと
きに、第1のアウトレット14からリアガラスへの洗浄液
供給中に、例えばノズルの詰まり、配管の詰まり等何等
かの原因で締切り状態になった場合に、ポンプの作動を
停止すると、配管中の残圧によりその中の洗浄液が、第
1のアウトレット14から第1のバルブ室36内に流れ込
み、その圧力でバルブ40を押し上げポンプ室24の流路30
内に流れ込む。そして、この洗浄液が流路30から第2の
バルブ室38に流れ込み、この圧力でバルブ40を押し上げ
第2のアウトレット16からフロントガラスへ向け噴出し
てしまうという問題が生ずる。
これに対し、本発明のように流路30にバイパス流路50
を設けることにより、流路30内に流れ込んだ水がバイパ
ス流路50,回転軸挿通孔44を介し吸入口12内へ流れ込む
バイパス路が形成され、第2のアウトレット16からフロ
ントガラスへ洗浄液が噴出することを防止できるという
効果がある。
同様に、第2のアウトレット16側の流路が何等かの原
因で締切状態になった場合でも、第1のアウトレット14
側からの洗浄液の噴出しを防止できる。
なお、本実施例では、バイパス流路50を直線に形成し
た場合を例にとり説明したが、本発明はこれに限らず例
えば第9図に示すように曲線形状に形成してもよい。こ
れにより、流路30内に流れるバイパス流の流れの方向に
より、そのバイパス流量差をより大きくすることができ
る。
すなわち、同図に示すようなバイパス流路50を用いる
ことにより、洗浄液が第1のアウトレット14に向って流
れる場合にはそのバイパス流量が大きく、その吐出圧力
を十分に下げることができる。またこれとは逆に、洗浄
液が第2のアウトレット16へ向け流れる場合には、バイ
パス流路50へ液が流れにくくなるため、そのバイパス流
量が大幅に減少する。
これにより、第1のアウトレット14からは、吐出圧力
を十分低下させた状態で洗浄液を噴出させることがで
き、また第2のアウトレット16からは、ポンプ自体が本
来もっている吐出圧力で洗浄液を噴出させることがで
き、ポンプ自体の有する性能をより効果的に活用するこ
とができる。
第2実施例 第10図〜第12図には、本発明にかかるウォッシャポン
プの好適な第2実施例が示されている。
本実施例の特徴は、第11図および第12図に示すよう、
インペラー22の表面中央部に複数の補助羽根22dを設
け、バイパス流路50を介して流入してくるバイパス流を
挿通孔44を介し吸入口12側へ効果的に排出するよう構成
したことにある。
本実施例では、4個の補助羽根22dを回転中心に対し
対称に設けているが、この補助羽根22dは任意に形状と
することもでき、またその個数も必要に応じて増減して
もよい。
尚、本発明は前記各実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲で各種の変形実施が可能であ
る。
例えば前記各実施例では、ウォッシャポンプをウエス
コタイプのものとして形成した場合を例にとり説明した
が、本発明はこれに以外のポンプ、例えばベルトンポン
プ,ギヤーポンプ型のウォッシャポンプに対しても適用
可能であることはいうまでもない。
また、前記実施例においては、ウォッシャポンプを用
いて、フロントガラスとリアガラスとへ洗浄液を供給す
る場合を例にとり説明したが、必要に応じてこれ以外の
箇所に対して洗浄液を供給する場合にも適用可能である
ことは言うまでもない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、2アウトレッ
ト型のウォッシャポンプにおいて、ポンプ室の流路に洗
浄液の一部をバイパスせさるバイパス流路を設けるとい
う新規な構成を採用することにより、1台の車両用ウォ
ッシャポンプを用い、その2つのアウトレットから異な
る吐出圧力で洗浄液を選択的に供給することができると
いう効果がある。
特に、本発明によれば、車両のフロントガラスとリア
ガラスとへそれぞれ最適な吐出圧力で洗浄液を供給する
ことができ、各ガラスの払拭性を良好に保ちつつ、使用
する洗浄液を節約することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は、本発明に係る車両用ウォッシャポン
プの好適な1実施例の説明図であり、 第1図はその分解説明図であり、同図(A)はポンプハ
ウジングの下端部分の概略断面図、同図(B)は同図
(A)を矢印B方向から見た説明図、同図(C)はポン
プ室内に収納されるインペラーの概略断面図、同図
(D)はポンプ室の一部を形成するキャップの断面説明
図、 第2図は本実施例の車両用ウォッシャポンプの外観説明
図、 第3図は第2図のIII−III断面説明図、 第4図は第1図を組み立てた状態の断面説明図、 第5図は第4図に示すポンプ室のバイパス流路付近の一
部断面説明図、 第6図は本実施例に用いられるインペラーの平面説明
図、 第7図はウォッシャポンプ内における洗浄液の流れの説
明図、 第8図はポンプ室内に設ける流路の位置と各アウトレッ
トの吐出圧力との関係を示すデータ測定図、 第9図は本実施例に用いられるバイパス流路の変形例の
説明図、 第10図〜第12図は本発明に係る車両用ウォッシャポンプ
の第2実施例の説明図であり、 第10図はこのポンプ室付近の断面説明図、 第11図はインペラーの断面説明図、 第12図はインペラーの平面説明図である。 14……第1のアウトレット、 16……第2のアウトレット、 22……インペラー、22d……補助羽根、 24……ポンプ室、44……挿通孔、 50……バイパス流路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周に沿って流路が形成されたポンプ室
    と、 前記ポンプ室の流路の一端側および他端側にそれぞれ連
    通される第1のアウトレツトおよび第2のアウトレット
    と、 前記ポンプ室内に回動自在に収納されるインペラーと、
    を備え、 前記インペラーの正転または逆転によって、洗浄液吸入
    口から前記ポンプ室内に流入する洗浄液を前記第1のア
    ウトレットまたは前記第2のアウトレットから吐出させ
    る車両用ウォッシャポンプであって、 前記インペラーは、前記洗浄液吸入口から前記ポンプ室
    に向かって設けられた挿通孔を介して挿入されるモータ
    回転軸に固定され、 前記ポンプ室の前記流路における中央部より前記第1の
    アウトレットまたは前記第2のアウトレットのどちらか
    一方側に近づいた位置から、前記挿通孔を介して、前記
    流路を流れる洗浄液の一部を前記洗浄液吸入口へバイパ
    スさせるバイパス流路が形成され、 前記第1のアウトレットおよび第2のアウトレットから
    異なる圧力で洗浄液を吐出することを特徴とする車両用
    ウォッシャポンプ。
  2. 【請求項2】請求項(1)おいて、 前記インペラーの中央には補助羽根が設けられ、前記バ
    イパス流路に流入してくる洗浄液を、前記補助羽根の回
    転によって、前記洗浄液吸入口へ環流させるよう構成さ
    れたことを特徴とする車両用ウォッシャポンプ。
JP1198518A 1989-07-31 1989-07-31 車両用ウォッシャポンプ Expired - Fee Related JP2665259B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1198518A JP2665259B2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 車両用ウォッシャポンプ
EP90114113A EP0411431B1 (en) 1989-07-31 1990-07-24 Windscreen washer pump for vehicle
DE69013788T DE69013788T2 (de) 1989-07-31 1990-07-24 Windschutzscheiben-Waschanlagenpumpe für Fahrzeuge.
US07/558,294 US5071315A (en) 1989-07-31 1990-07-26 Windscreen washer pump for vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1198518A JP2665259B2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 車両用ウォッシャポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0364692A JPH0364692A (ja) 1991-03-20
JP2665259B2 true JP2665259B2 (ja) 1997-10-22

Family

ID=16392473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1198518A Expired - Fee Related JP2665259B2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 車両用ウォッシャポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2665259B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0749037Y2 (ja) * 1989-07-31 1995-11-13 アスモ株式会社 車両用ウォッシャポンプ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0765591B2 (ja) * 1987-10-28 1995-07-19 丸子警報器株式会社 選択型送出ポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0364692A (ja) 1991-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5984644A (en) Dual output window washer pump for an automotive vehicle
US6951223B2 (en) Cleaning liquid supply system having pumps connected to tank
US5071315A (en) Windscreen washer pump for vehicle
KR100416311B1 (ko) 유체 펌프
US20030041900A1 (en) Automotive washer system with a purge apparatus and a method therefore
US5344293A (en) Double diaphragm leakproof sealing device for electric windscreen washer pumps
EP0411428B1 (en) Windscreen washer pump for vehicle
JP2665259B2 (ja) 車両用ウォッシャポンプ
WO2003081045A8 (en) Valveless micropump
EP0336112A3 (en) Reversible pump assembly
JPH0749037Y2 (ja) 車両用ウォッシャポンプ
US5580213A (en) Electric fuel pump for motor vehicle
JPH086647Y2 (ja) ウオツシヤ液供給装置
KR20210036034A (ko) 차량용 워셔펌프
JPH0765591B2 (ja) 選択型送出ポンプ
US6461121B1 (en) Monodirectional double outlet pump, and a system and method for washing automobile surfaces
JPS6243341A (ja) ウオツシヤ液噴出装置
JPS62195488A (ja) 車両用燃料供給装置
EP0900938B1 (en) Oil pump with bypass valve
US6877961B2 (en) Vane pump with a bypass valve and passage arrangement for equalizing excess fluid flow through dual suction passages
JP3477891B2 (ja) 産業車輛の散水装置
JP2004314792A (ja) 車両用ウォッシャ装置
JPH01121596A (ja) 円周流型ポンプ
KR19990062345A (ko) 자동차 와셔액분사펌프어셈블리
JPH0636317Y2 (ja) 自動車用ウオッシャポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080620

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees