JP2664588B2 - 光ピックアップ用フレキシブル基板の固定方法 - Google Patents
光ピックアップ用フレキシブル基板の固定方法Info
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- JP2664588B2 JP2664588B2 JP8888892A JP8888892A JP2664588B2 JP 2664588 B2 JP2664588 B2 JP 2664588B2 JP 8888892 A JP8888892 A JP 8888892A JP 8888892 A JP8888892 A JP 8888892A JP 2664588 B2 JP2664588 B2 JP 2664588B2
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- optical pickup
- fixed
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクに記録されて
いる信号を光学的に読み取る光ピックアップと電気回路
基板とを接続するフレキシブル基板の固定方法に関す
る。
いる信号を光学的に読み取る光ピックアップと電気回路
基板とを接続するフレキシブル基板の固定方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】光ピックアップを用いて光学的にディス
クに記録されている信号の読み取りを行う光学式ディス
クプレーヤーが普及しているが、斯かる光ピックアップ
は、ディスクの径方向へ電動機の駆動力によって移動さ
れるように構成されている。
クに記録されている信号の読み取りを行う光学式ディス
クプレーヤーが普及しているが、斯かる光ピックアップ
は、ディスクの径方向へ電動機の駆動力によって移動さ
れるように構成されている。
【０００３】そして、斯かるディスクプレーヤーでは、
光ピックアップに組込まれているレーザーダイオードや
フォーカシングコイル等への給電動作や該光ピックアッ
プより得られる信号の出力動作を行うために該光ピック
アップと電気回路基板とを接続する手段としてフレキシ
ブル基板が用いられており、斯かる技術としては、例え
ば実開平２−１０１３６７号公報に記載されたものがあ
る。
光ピックアップに組込まれているレーザーダイオードや
フォーカシングコイル等への給電動作や該光ピックアッ
プより得られる信号の出力動作を行うために該光ピック
アップと電気回路基板とを接続する手段としてフレキシ
ブル基板が用いられており、斯かる技術としては、例え
ば実開平２−１０１３６７号公報に記載されたものがあ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】斯かる光ピックアップ
装置に使用されるフレキシブル基板は、可撓性を有する
合成樹脂薄板に導電材料にて電気配線をプリントされて
構成されている。そして、斯かるフレキシブル基板の端
部は、光ピックアップ装置に設けられている印刷配線基
板に半田にて固定され、他方の端部はディスクプレーヤ
ー本体に組込まれている電気回路基板に半田にて固定さ
れている。
装置に使用されるフレキシブル基板は、可撓性を有する
合成樹脂薄板に導電材料にて電気配線をプリントされて
構成されている。そして、斯かるフレキシブル基板の端
部は、光ピックアップ装置に設けられている印刷配線基
板に半田にて固定され、他方の端部はディスクプレーヤ
ー本体に組込まれている電気回路基板に半田にて固定さ
れている。
【０００５】斯かるディスクプレーヤーにおいて、光ピ
ックアップ装置はディスクに記録されている信号を読み
出すために該ディスクの径方向に移動する必要がある。
それ故、斯かる装置では、フレキシブル基板の中間部に
光ピックアップ装置の移動を許容する湾曲部が設けられ
ている。
ックアップ装置はディスクに記録されている信号を読み
出すために該ディスクの径方向に移動する必要がある。
それ故、斯かる装置では、フレキシブル基板の中間部に
光ピックアップ装置の移動を許容する湾曲部が設けられ
ている。
【０００６】また、斯かる装置において、フレキシブル
基板の端部を光ピックアップ装置に設けられている印刷
配線基板及びディスクプレーヤー本体に組込まれている
電気回路基板に半田付けする場合、フレキシブル基板の
パターン面を反転させる必要があり、一般には中間部で
一方のフレキシブル基板を折り返している。そして、フ
レキシブル基板の中間部は、固定基板に固定されるが、
従来では斯かる固定動作及び折り返し部の接着動作を両
面テープ付のクッション材を使用して行っていた。それ
故、クッション材という部品を必要とするだけでなく、
作業性が悪いという問題があった。本発明は、斯かる点
を改良したフレキシブル基板の固定方法を提供しようと
するものである。
基板の端部を光ピックアップ装置に設けられている印刷
配線基板及びディスクプレーヤー本体に組込まれている
電気回路基板に半田付けする場合、フレキシブル基板の
パターン面を反転させる必要があり、一般には中間部で
一方のフレキシブル基板を折り返している。そして、フ
レキシブル基板の中間部は、固定基板に固定されるが、
従来では斯かる固定動作及び折り返し部の接着動作を両
面テープ付のクッション材を使用して行っていた。それ
故、クッション材という部品を必要とするだけでなく、
作業性が悪いという問題があった。本発明は、斯かる点
を改良したフレキシブル基板の固定方法を提供しようと
するものである。
【０００７】
【作用】本発明は、光ピックアップと電気回路基板とを
接続するフレキシブル基板の折り返し面を接着剤にて接
着するとともに食み出した折り返し面に塗布された接着
剤により該フレキシブル基板を固定基板に固定するよう
にしたものである。
接続するフレキシブル基板の折り返し面を接着剤にて接
着するとともに食み出した折り返し面に塗布された接着
剤により該フレキシブル基板を固定基板に固定するよう
にしたものである。
【０００８】
【実施例】図面は何れも本発明に関し、図１はフレキシ
ブル基板を固定基板に固定した状態を示す図、図２はフ
レキシブル基板に接着剤を塗布した状態を示す図、第３
図は、フレキシブル基板の折り返し部を接着した状態を
示す図である。
ブル基板を固定基板に固定した状態を示す図、図２はフ
レキシブル基板に接着剤を塗布した状態を示す図、第３
図は、フレキシブル基板の折り返し部を接着した状態を
示す図である。
【０００９】図において、１はフレキシブル基板であ
り、図２において裏面にパターン２が配線されている。
３は前記フレキシブル基板１の端部に設けられている接
続用パターンであり、ディスクプレーヤーの本体に組込
まれている電気回路基板（図示せず）に半田にて取付固
定されるものである。
り、図２において裏面にパターン２が配線されている。
３は前記フレキシブル基板１の端部に設けられている接
続用パターンであり、ディスクプレーヤーの本体に組込
まれている電気回路基板（図示せず）に半田にて取付固
定されるものである。
【００１０】４及び５は前記フレキシブル基板１を構成
する接続パターン部であり、その各端部が光ピックアッ
プ装置に設けられている印刷配線基板（図示せず）に接
続されるとともに該光ピックアップ装置との間で該光ピ
ックアップ装置の移動を許容するべく湾曲される。
する接続パターン部であり、その各端部が光ピックアッ
プ装置に設けられている印刷配線基板（図示せず）に接
続されるとともに該光ピックアップ装置との間で該光ピ
ックアップ装置の移動を許容するべく湾曲される。
【００１１】６及び７は、前記フレキシブル基板１に形
成されている透孔、８及び９は、前記フレキシブル基板
１の折り返し線Ａ上に形成されている半円状の切欠きで
あり、該フレキシブル基板１の折り返し動作を容易に行
うために設けられている。また、図２において、斜線を
付した部分Ｂは、接着剤が塗布される部分である。
成されている透孔、８及び９は、前記フレキシブル基板
１の折り返し線Ａ上に形成されている半円状の切欠きで
あり、該フレキシブル基板１の折り返し動作を容易に行
うために設けられている。また、図２において、斜線を
付した部分Ｂは、接着剤が塗布される部分である。
【００１２】図１において、１０はディスクを回転駆動
させるターンテーブルや光ピックアップ装置を移動させ
る駆動機構等が組込まれている固定基板であり、前記フ
レキシブル基板１の中間部を固定する固定部１１が形成
されている。
させるターンテーブルや光ピックアップ装置を移動させ
る駆動機構等が組込まれている固定基板であり、前記フ
レキシブル基板１の中間部を固定する固定部１１が形成
されている。
【００１３】以上の如く本発明に係る光ピックアップ用
フレキシブル基板は構成されているが、次に該フレキシ
ブル基板の固定方法について説明する。
フレキシブル基板は構成されているが、次に該フレキシ
ブル基板の固定方法について説明する。
【００１４】まず、前記フレキシブル基板１を構成する
接続パターン部４及び５の端部は、光ピックアップ装置
に設けられている印刷配線基板に接続固定されている。
そして、該光ピックアップ装置は、前記固定基板１０に
組込まれているガイドシャフト（図示せず）によりディ
スクの径方向への移動を可能に取付けられている。
接続パターン部４及び５の端部は、光ピックアップ装置
に設けられている印刷配線基板に接続固定されている。
そして、該光ピックアップ装置は、前記固定基板１０に
組込まれているガイドシャフト（図示せず）によりディ
スクの径方向への移動を可能に取付けられている。
【００１５】斯かる状態において、プリント配線基板１
を構成する中間部の折り返し部、即ち図２において斜線
Ｂで示す部分に接着剤を塗布する。前記折り返し部に接
着剤を塗布した後、折り返し線Ａを中心として該折り返
し部を谷折りすると図３に示した状態になる。
を構成する中間部の折り返し部、即ち図２において斜線
Ｂで示す部分に接着剤を塗布する。前記折り返し部に接
着剤を塗布した後、折り返し線Ａを中心として該折り返
し部を谷折りすると図３に示した状態になる。
【００１６】前記折り返し部を谷折りすると図３に示し
た状態になるが、斯かる状態にあるときフレキシブル基
板１の非折り返し部を構成する面の前記接着剤が塗布さ
れている部分Ｂと対向する面は、互いに接着されること
になる。そして、前記接着剤が塗布されている部分の面
積が前記非折り返し部を構成する部分の中の接着される
部分の面積より広いため、図３において、破線の斜線Ｃ
で示す部分が食み出すことになる。
た状態になるが、斯かる状態にあるときフレキシブル基
板１の非折り返し部を構成する面の前記接着剤が塗布さ
れている部分Ｂと対向する面は、互いに接着されること
になる。そして、前記接着剤が塗布されている部分の面
積が前記非折り返し部を構成する部分の中の接着される
部分の面積より広いため、図３において、破線の斜線Ｃ
で示す部分が食み出すことになる。
【００１７】図３に示した状態のままで前記折り返し部
を前記固定基板１０に形成されている固定部１１に押圧
する。斯かる押圧動作を行うと図３の斜線Ｃで示す部分
に接着剤が塗布されているため、その接着力によってフ
レキシブル基板１の中間部が前記固定部１１に接着固定
されることになる。
を前記固定基板１０に形成されている固定部１１に押圧
する。斯かる押圧動作を行うと図３の斜線Ｃで示す部分
に接着剤が塗布されているため、その接着力によってフ
レキシブル基板１の中間部が前記固定部１１に接着固定
されることになる。
【００１８】このようにして、フレキシブル基板１の中
間部が固定基板１０の固定部１１に接着固定されるが、
該フレキシブル基板１の端部に設けられている接続用パ
ターン３を電気回路基板に半田付けすることによって光
ピックアップ装置と電気回路基板とを電気的に接続する
ことができる。
間部が固定基板１０の固定部１１に接着固定されるが、
該フレキシブル基板１の端部に設けられている接続用パ
ターン３を電気回路基板に半田付けすることによって光
ピックアップ装置と電気回路基板とを電気的に接続する
ことができる。
【００１９】
【発明の効果】本発明は、光ピックアップと電気回路基
板とを接続するフレキシブル基板の折り返し面を接着剤
にて接着するとともに食み出した折り返し面に塗布され
た接着剤により該フレキシブル基板を固定基板に固定す
るようにしたので従来に比較して取付け作業を容易に行
うことができ、特に小型化が要求されるポータブル型の
ディスクプレーヤーに実施した場合に非常に大きな効果
を奏するものである。
板とを接続するフレキシブル基板の折り返し面を接着剤
にて接着するとともに食み出した折り返し面に塗布され
た接着剤により該フレキシブル基板を固定基板に固定す
るようにしたので従来に比較して取付け作業を容易に行
うことができ、特に小型化が要求されるポータブル型の
ディスクプレーヤーに実施した場合に非常に大きな効果
を奏するものである。
【図１】本発明の固定方法によってフレキシブル基板を
固定基板に固定した状態を示す図である。
固定基板に固定した状態を示す図である。
【図２】フレキシブル基板に接着剤を塗布した状態を示
す図である。
す図である。
【図３】フレキシブル基板の折り返し部を接着した状態
を示す図である。
を示す図である。
１ フレキシブル基板 ２ パターン １０ 固定基板 １１ 固定部
Claims (1)
- 【請求項１】 ディスクの径方向に移動するとともにデ
ィスクに記録されている信号を光学的に読み取る光ピッ
クアップを備えているとともに該光ピックアップと電気
回路基板とを接続するフレキシブル基板を備えたディス
クプレーヤーにおいて、前記フレキシブル基板のパター
ン面を反転させるべく光ピックアップと電気回路基板と
の間で該フレキシブル基板を折り返し、該折り返し面を
接着剤にて接着するとともに食み出した折り返し面に塗
布された接着剤により該フレキシブル基板を固定基板に
接着固定するようにしたことを特徴とする光ピックアッ
プ用フレキシブル基板の固定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8888892A JP2664588B2 (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 光ピックアップ用フレキシブル基板の固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8888892A JP2664588B2 (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 光ピックアップ用フレキシブル基板の固定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05290562A JPH05290562A (ja) | 1993-11-05 |
| JP2664588B2 true JP2664588B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=13955514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8888892A Expired - Fee Related JP2664588B2 (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 光ピックアップ用フレキシブル基板の固定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2664588B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-09 JP JP8888892A patent/JP2664588B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05290562A (ja) | 1993-11-05 |
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Legal Events
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