JP2664307B2 - 吸引装置 - Google Patents

吸引装置

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JP2664307B2
JP2664307B2 JP4014094A JP1409492A JP2664307B2 JP 2664307 B2 JP2664307 B2 JP 2664307B2 JP 4014094 A JP4014094 A JP 4014094A JP 1409492 A JP1409492 A JP 1409492A JP 2664307 B2 JP2664307 B2 JP 2664307B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コロナ放電を行うコ
ロナ放電器(転写器等)から生じるオゾンの吸引を行っ
たり、トナー転写後の用紙を搬送するときに用紙の浮き
上がりを防止するために用紙の吸引を行う吸引装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】複写機においては、転写器を用いて感光
体上のトナーを用紙に転写している。
【0003】トナーが転写された用紙はサクションベル
ト上を定着部へと搬送されてゆく。前記転写器には一般
にコロナ放電を行い感光体上のトナーを静電気的に用紙
に転写するものが用いられる。このコロナ放電ではオゾ
ンが発生するため、複写機にはオゾンを吸引する吸引装
置が備えられる。
【0004】またサクションベルトは、粉体のトナーを
乗せた状態のまま用紙の搬送を行うため、用紙の皺寄
り,振動等を防止するために用紙を吸引した状態で搬送
している。すなわちサクションベルトの搬送ベルト内に
は、吸い込み口が形成された吸引用のダクトを備え、こ
れによって用紙を吸引しながら前記搬送ベルトを回転さ
せることによって用紙を搬送ベルト上に吸着させて状態
で搬送している。一般に、コスト,スペースの点から、
オゾン吸引用の負圧と、用紙搬送用の負圧とは一つの負
圧発生器(通常、ファンが用いられる)で発生させてい
た。ファンに接続されるダクトは、サクションベルト側
に続く用紙吸引部と、用紙吸引部側から分岐され転写器
側に続くオゾン吸引部とで構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、用紙サイズ
が大きい場合には用紙がサクションベルト上にあると
き、その端部が少なくとも感光体または定着部のいずれ
か一方に位置しており、感光体や定着部によって用紙搬
送が補助されるから、サクションベルトによる用紙吸引
力(負圧)がそれほど大きくなくても十分に用紙を搬送
することができる。
【0006】しかし、用紙サイズが小さい場合にはサク
ションベルトによってのみ用紙の搬送が行われるから大
きな用紙吸引力(負圧)が必要である。このため、小さ
いサイズの用紙を搬送する場合の吸引力+オゾン吸引の
ための吸引力、を満足するだけの負圧を発生できる負圧
発生器(ファン)を備える構成が考えられるが、その構
成であると能力の大きいファンを備えなければならず、
コスト高,スペースの増大の問題がある。
【0007】そこで従来は、用紙吸引部とオゾン吸引部
との分岐位置に開閉弁を設け、この開閉弁をソレノイド
やリンク機構等の特別な弁開閉機構によって開閉動作さ
せることにより用紙搬送時にオゾン吸引部側の吸引力を
遮断してファンの大型化を防止していた。しかしこのよ
うな吸引装置では、特別に弁開閉機構が必要であるた
め、構成の簡易性,小型化を阻害し、また、機構部品数
が増えることによって動作の長期信頼性の問題もあっ
た。
【0008】この発明の目的は、非常に簡単な機構で用
紙検知と同時に開閉弁を直接動作させる吸引装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、ファン等の
負圧発生器に接続されたダクトを備え、前記ダクトを用
紙搬送用のサクションベルト位置に配管して用紙吸引部
を構成するとともに、該ダクトを分岐しコロナ放電器位
置に配管してオゾン吸引部を構成し、さらに、サクショ
ンベルト上を用紙が通過するときに押圧されるアクチュ
エータと、該アクチュエータが押圧されることにより回
動する回転軸と、該アクチュエータの動作により用紙検
知を行う検知部と、前記回動軸に設けられ前記分岐位置
に配置される開閉弁と、を備え、前記アクチュエータの
回動によって前記分岐位置の開閉弁を動作させ、かつ、
用紙検知を行うことを特徴とする。
【0010】
【作用】この発明においては、アクチュエータの回動動
作によって分岐位置に設けられている開閉弁が回動して
分岐位置の開閉動作を直接行う。開閉弁が開状態にある
とき、負圧発生器で発生された負圧は用紙吸引部,オゾ
ン吸引部の両方に供給され、用紙の吸引,オゾンの吸引
の両方を行うことができる。また開閉弁が閉状態にある
とき、オゾン吸引部側への負圧の供給が行われなくな
り、負圧発生器で発生された負圧は全て用紙吸引部に供
給されて用紙の吸引が行われる。
【0011】開閉弁はサクションベルト上を用紙が通過
するときに、アクチュエータが通過中の用紙によって押
圧されて回動しそれによって閉状態になるから、サクシ
ョンベルト上を用紙が通過するときには負圧発生器で生
じる負圧のほとんどが用紙吸引部側に送られる。前記ア
クチュエータの回動動作により検知部は用紙の通過を検
知し、それによって他の処理動作、例えばジャム検知等
が行われる。
【0012】
【実施例】図1はこの発明の実施例である複写機の要部
構成を示した図である。
【0013】感光体ドラム1の周囲には帯電チャージャ
11、ブランクランプ12、現像槽13、レジストロー
ラ14、転写・剥離チャージャ15、リムーバテープ1
6、剥離爪17、クリーニング装置18、除電ランプ1
9が以上の順に配置されている。感光体ドラム1は帯電
チャージャ11によって帯電され、図外の原稿台にセッ
トされた原稿の反射光によって露光されて静電潜像を形
成させる。また、画像領域外はブランクランプ12によ
って露光されて除電される。現像槽13は前記静電潜像
にトナーを付着させて顕像化する。複写画像を形成すべ
き用紙はレジストローラ14により給紙され、転写・剥
離チャージャ15の転写チャージャ部によってその用紙
にトナー像が転写される。その後用紙はリムーバテープ
16、転写・剥離チャージャ15の剥離チャージャ部お
よび剥離爪17によって感光体ドラム1から剥離され
る。クリーニング装置18は感光体ドラム1上に残留し
たトナーを回収し、除電ランプ19は感光体上の残留電
荷を除電する。
【0014】転写・剥離チャージャ15の下流側(用紙
搬送方向において)にはサクションベルト2が配置さ
れ、さらにその下流側には定着装置3が配置されてい
る。リムーバテープ16および剥離爪17によって感光
体ドラム1から剥離された用紙はサクションベルト2に
よって定着装置3へと搬送され定着装置3で定着処理さ
れる。
【0015】転写・剥離チャージャ15部およびサクシ
ョンベルト2部に吸引装置が配置されている。図2は吸
引装置の外観を示した図である。吸引装置はオゾン吸引
部4、用紙吸引部5、軸流ファン6および開閉弁駆動部
7を備えている。
【0016】オゾン吸引部4は転写・剥離チャージャ1
5の後方側に配置されており、直方体形状に構成された
ダクト部4aの表面側に吸気用の孔部4bが複数個形成
されている。軸流ファン6が動作して負圧が生じると、
転写・剥離チャージャ15周囲において発生したオゾン
が孔部4bから吸入されてゆく。なお、オゾン吸引部4
内には図示しないオゾンフィルタが配置されており、オ
ゾンを吸着する。
【0017】用紙吸引部5は直方体形状に構成されたダ
クト部5aの表面に複数の孔部5bを形成している。ダ
クト部5aの周囲に、サクションベルト2のベルト2a
が設けられている。サクションベルト2は回転可能なロ
ーラ2b,2c間に搬送ベルト2aを張架したものであ
る。搬送ベルト2aは複数の帯状に構成されており、搬
送ベルト2aの両端部から吸引用の孔部5bが覗いてい
る。これにより、搬送ベルト2a上を通過する用紙は孔
部5b側、すなわち、ベルト2aに引き寄せられ、その
状態で搬送ベルト2aが回転することによって用紙は定
着装置3方向へ搬送される。
【0018】用紙吸引部5のダクト部5aは軸流ファン
6に直接接続されており、このダクト部5aからオゾン
吸引部4のダクト部4aが分岐している。この分岐位置
に開閉弁が配置されている。
【0019】図3は開閉弁駆動部7の断面構成を示し、
図3(A)は分岐位置の開閉弁が開けられた状態、図3
(B)は開閉弁が閉じられた状態を示している。開閉弁
駆動部7は回転可能に支持された回転軸7aを備えてい
る。回転軸7aには用紙検知用のアクチュエータ7b、
検知片7cおよび開閉弁7dが設けられている。回転軸
7aには矢印A方向、すなわちアクチュエータ7bが持
ち上がる方向への回転力が付勢されている。この付勢力
は例えばスプリング等を用いて与えられる。アクチュエ
ータ7bは搬送ベルト2a,2a間から上方に突出して
設けられている。搬送ベルト2a上を用紙が通過してい
ない状態では回転軸7aに付勢力が加えられているか
ら、図3(A)に示したようにアクチュエータ7bの上
端が持ち上がり、上端部が搬送ベルト2aの上側に覗い
ている。ところが、搬送ベルト2a上を用紙が通過する
と、その用紙によってアクチュエータ7bの上端が回転
軸7aの付勢力に抗して押し下げられる。回転軸7aに
は上記したように検知片7c,開閉弁7dが設けられて
いる。アクチュエータ7bが用紙により押し下げられて
回転軸7aが回動すると、検知片7cおよび開閉弁7d
も同時に回転する。検知片7cには透過型の光センサ7
eが対向配置されており、通常状態では検知片7cが光
センサ7eの光を遮断している。しかし、アクチュエー
タ7bが用紙によって押し下げられると、検知片7cが
上がって光センサ7eの光を遮断しなくなり、これによ
って用紙の通過を検知できる。開閉弁7dもアクチュエ
ータ7bの回動によって開閉動作を行う。開閉弁7dは
オゾン吸引部4のダクト部4aと、用紙吸引部5のダク
ト部5aとの分岐部に備えられている。用紙が通過して
いない状態では開閉弁7dは図3(A)に示したように
開かれている。しかしアクチュエータ7bが用紙に押し
下げられて回動すると、開閉弁7dが回動してオゾン吸
引部4のダクト部4aを閉じる。これによってオゾン吸
引部4の吸引力が減少する。
【0020】上記したようにアクチュエータ7bは用紙
が通過するときに回動して光センサ7eをオンする(光
の遮断がなくなる)とともに、開閉弁7dを閉状態にす
る。
【0021】すなわち、用紙が転写・剥離チャージャ1
5を通過後にサクションベルト2に達すると、この用紙
がアクチュエータ7bを回動させて光センサ7eをオン
させるとともに、開閉弁7dを閉状態にさせる。これに
よってオゾン吸引部4側に負圧が形成されることがなく
なり、用紙吸引部5においては小さなサイズの用紙でも
十分に吸着できるだけの吸引力を得ることができる。
【0022】
【発明の効果】この発明においては、用紙吸引部とオゾ
ン吸引部との分岐位置に設けられた開閉弁が、用紙検知
用のアクチュエータの動作によって動作し、開閉弁を動
作させるためにソレノイドやそのソレノイドと開閉弁を
連結する特別の動作機構を設ける必要がない。すなわ
ち、前記アクチュエータは本来ジャム検知等のために用
紙の通過を検知するために設けられたものであって、そ
れを兼用して開閉弁を直接動作させることができる。こ
れにより高信頼性,コストダウン、省スペース化が可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】吸引装置を備え複写機の要部構成を示した図
【図2】吸引装置部分の外観図
【図3】同吸引装置のアクチュエータおよび開閉弁の動
作を示した図
【符号の説明】
2 サクションベルト 2a ベルト 2b,2c ローラ 4 オゾン吸引部 4a ダクト部 4b (吸引用)孔部 5 用紙吸引部 5a ダクト部 5b (吸引用)孔部 6 軸流ファン 7 弁駆動部 7a 回転軸 7b アクチュエータ 7c 検知片 7d 開閉弁 7e 光センサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファン等の負圧発生器に接続されたダクト
    を備え、 前記ダクトを用紙搬送用のサクションベルト位置に配管
    して用紙吸引部を構成するとともに、該ダクトを分岐し
    コロナ放電器位置に配管してオゾン吸引部を構成し、 さらに、サクションベルト上を用紙が通過するときに押
    圧されるアクチュエータと、該アクチュエータが押圧さ
    れることにより回動する回転軸と、該アクチュエータの
    動作により用紙検知を行う検知部と、前記回動軸に設け
    られ前記分岐位置に配置される開閉弁と、を備え、 前記アクチュエータの回動によって前記分岐位置の開閉
    弁を動作させ、かつ、用紙検知を行うことを特徴とする
    吸引装置。
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JP4717745B2 (ja) * 2006-08-03 2011-07-06 キヤノン株式会社 シート搬送装置及び画像形成装置
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