JP2663570B2 - ポット - Google Patents
ポットInfo
- Publication number
- JP2663570B2 JP2663570B2 JP27350288A JP27350288A JP2663570B2 JP 2663570 B2 JP2663570 B2 JP 2663570B2 JP 27350288 A JP27350288 A JP 27350288A JP 27350288 A JP27350288 A JP 27350288A JP 2663570 B2 JP2663570 B2 JP 2663570B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- turntable
- main body
- pot
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般の家庭で使用するポットに関するもので
ある。
ある。
従来の技術 従来のこの種のポットは、例えば実開昭61−45047号
公報に示されているように第５図のような構成となって
いた。
公報に示されているように第５図のような構成となって
いた。
すなわち、回転台101上に載置したボデー102を支える
基台103と回転台101との両者中央部を支持体104で回動
自在に挾持していた。
基台103と回転台101との両者中央部を支持体104で回動
自在に挾持していた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の構成では、基台103
と回転台101の回転は常時回転自在であるため、残り湯
を捨てようとして、万一、回転台101を持って本体を傾
斜させた場合、本体が不意に回動し、湯が飛散したり、
本体を落下させたりするおそれがあった。
と回転台101の回転は常時回転自在であるため、残り湯
を捨てようとして、万一、回転台101を持って本体を傾
斜させた場合、本体が不意に回動し、湯が飛散したり、
本体を落下させたりするおそれがあった。
本発明は、このような問題点を解決するもので、残り
湯を捨てる際の本体の傾きを利用して、回転台の回転規
制をし、安全性を向上させたポットを提供することを目
的とするものである。
湯を捨てる際の本体の傾きを利用して、回転台の回転規
制をし、安全性を向上させたポットを提供することを目
的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、ボデー内に収容
された容器と、この容器の上部に設けられた注口と、前
記ボデーの下端に設けられ、かつボデーを支える基台
と、この基台の下部に設けられ、かつ基台と回転自在に
結合した回転台とを有し、本体の傾斜時に基台と回転台
の回転規制を行なうようにしたものである。
された容器と、この容器の上部に設けられた注口と、前
記ボデーの下端に設けられ、かつボデーを支える基台
と、この基台の下部に設けられ、かつ基台と回転自在に
結合した回転台とを有し、本体の傾斜時に基台と回転台
の回転規制を行なうようにしたものである。
作用 上記構成によれば、容器内の残り湯を捨てようとし
て、万一、回転台を持たれて本体が傾斜したとしても、
本体が傾斜することにより基台と回転台の回転規制が行
なわれるため、安全に排湯が行なえるものである。
て、万一、回転台を持たれて本体が傾斜したとしても、
本体が傾斜することにより基台と回転台の回転規制が行
なわれるため、安全に排湯が行なえるものである。
実施例 以下、本発明の実施例を第１図〜第４図にもとづいて
説明する。
説明する。
図において、１は円筒状のボデーで、このボデー１の
上端には、同じく円筒状で嘴部を有する合成樹脂製の注
口２が装着されている。また前記ボデー１の上部には、
本体移動用の把手３が回動自在に設けられている。４は
ボデー１内に収容された容器で、この容器４は上端開口
部の外周に外方へ突出して設けたフランジ4aを注口２の
内側に設けた内フランジ2aに容器パッキン５を介して載
置している。
上端には、同じく円筒状で嘴部を有する合成樹脂製の注
口２が装着されている。また前記ボデー１の上部には、
本体移動用の把手３が回動自在に設けられている。４は
ボデー１内に収容された容器で、この容器４は上端開口
部の外周に外方へ突出して設けたフランジ4aを注口２の
内側に設けた内フランジ2aに容器パッキン５を介して載
置している。
６はボデー１の下端に固定された基台で、この基台６
の下面に設けた底板７側より、基台６を介して容器１に
取付けた取付金具８に締付ねじ９を螺合することにより
固定している。6aは基台６の中央に一体に設けられたボ
スで、このボス6aは基台６の下部に設けた回転台10を回
転自在に支持するとともに、座付きねじ11を螺合するこ
とにより保持している。また基台６と回転台10の回動を
スムーズにするため、基台６側に円周状のレール6bを設
け、かつ回転台10側に複数の摺動ピン10aを設けてい
る。さらに前記回転台10には回動規制レバー11を摺動自
在に支持する支持ボス10bに備えている。
の下面に設けた底板７側より、基台６を介して容器１に
取付けた取付金具８に締付ねじ９を螺合することにより
固定している。6aは基台６の中央に一体に設けられたボ
スで、このボス6aは基台６の下部に設けた回転台10を回
転自在に支持するとともに、座付きねじ11を螺合するこ
とにより保持している。また基台６と回転台10の回動を
スムーズにするため、基台６側に円周状のレール6bを設
け、かつ回転台10側に複数の摺動ピン10aを設けてい
る。さらに前記回転台10には回動規制レバー11を摺動自
在に支持する支持ボス10bに備えている。
前記回動規制レバー11は、基台６の裏面に設けた鋸歯
状の円周リブ6cと対応する係止リブ11aを上面に設けて
いる。
状の円周リブ6cと対応する係止リブ11aを上面に設けて
いる。
また前記回動規制レバー11は、本体が直立している時
は係止リブ11aと基台６の円周リブ6cとの間に寸法Ｘだ
けのギャップを有し、かつ本体に傾斜が発生すると、鋸
歯状の円周リブ6cと係止リブ11aを係合させるように付
勢力を有するバネ12により支持されている。
は係止リブ11aと基台６の円周リブ6cとの間に寸法Ｘだ
けのギャップを有し、かつ本体に傾斜が発生すると、鋸
歯状の円周リブ6cと係止リブ11aを係合させるように付
勢力を有するバネ12により支持されている。
以上のような構成とすることにより、容器４内の残り
湯を捨てるために、本体を傾けると、バネ12の付勢力が
回動規制レバー11の自重より大きくなるため、回動規制
レバー11は上昇して鋸歯状の円周リブ6aに係止リブ11a
が係合するもので、これにより、基台６と回転台10の回
転規制が行なわれるものである。
湯を捨てるために、本体を傾けると、バネ12の付勢力が
回動規制レバー11の自重より大きくなるため、回動規制
レバー11は上昇して鋸歯状の円周リブ6aに係止リブ11a
が係合するもので、これにより、基台６と回転台10の回
転規制が行なわれるものである。
第４図は本発明の他の実施例を示したもので、この実
施例においては、回転台10に角度αの傾斜リブ10cを十
文字状に設け、そしてこのリブ10c上に、内側に同じ傾
斜αを持ち、かつ十文字状の肉ぬすみ部13aを有する摺
動片13を載置している。また摺動片13の上面には鋸歯状
の円周リブ6cと対応する係止リブ13bを有しており、本
体の傾斜がα以上になると両者が係合し、回転規制が行
なわれるものである。
施例においては、回転台10に角度αの傾斜リブ10cを十
文字状に設け、そしてこのリブ10c上に、内側に同じ傾
斜αを持ち、かつ十文字状の肉ぬすみ部13aを有する摺
動片13を載置している。また摺動片13の上面には鋸歯状
の円周リブ6cと対応する係止リブ13bを有しており、本
体の傾斜がα以上になると両者が係合し、回転規制が行
なわれるものである。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように、本発明のポッ
トは、残り湯を捨てる際の本体の傾きを利用して回転台
の回転規制をしているため、排湯動作が万一、回転台を
持って行なわれても不意に回転台が回転し、湯が飛散し
たり、本体を落下させたりするというおそれはない。ま
た残り湯を捨てる際は、必ず本体が傾斜するため、毎回
確実な回転規制が行なえる等、安全性の優れたものを提
供できるものである。
トは、残り湯を捨てる際の本体の傾きを利用して回転台
の回転規制をしているため、排湯動作が万一、回転台を
持って行なわれても不意に回転台が回転し、湯が飛散し
たり、本体を落下させたりするというおそれはない。ま
た残り湯を捨てる際は、必ず本体が傾斜するため、毎回
確実な回転規制が行なえる等、安全性の優れたものを提
供できるものである。
第１図は本発明の一実施例を示すポットの一部欠截縦断
面図、第２図は同要部の斜視図、第３図は同ポットの傾
斜時の一部欠截縦断面図、第４図は本発明の他の実施例
を示すポットの要部の拡大断面図、第５図は従来のポッ
トの縦断面図である。 １……ボデー、２……注口、４……容器、６……基台、
6c……鋸歯状の円周リブ、10……回転台、11……回動規
制レバー、11a……係止リブ、13……摺動片、13b……係
止リブ。
面図、第２図は同要部の斜視図、第３図は同ポットの傾
斜時の一部欠截縦断面図、第４図は本発明の他の実施例
を示すポットの要部の拡大断面図、第５図は従来のポッ
トの縦断面図である。 １……ボデー、２……注口、４……容器、６……基台、
6c……鋸歯状の円周リブ、10……回転台、11……回動規
制レバー、11a……係止リブ、13……摺動片、13b……係
止リブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−119827（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−37021（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−117430（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】ボデー内に収容された容器と、この容器の
上部に設けられた注口と、前記ボデーの下端に設けら
れ、かつボデーを支える基台と、この基台の下部に設け
られ、かつ基台と回転自在に結合した回転台とを有し、
本体の傾斜時に基台と回転台の回転規制を行なうことを
特徴とするポット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27350288A JP2663570B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | ポット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27350288A JP2663570B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | ポット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02119826A JPH02119826A (ja) | 1990-05-07 |
| JP2663570B2 true JP2663570B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=17528789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27350288A Expired - Lifetime JP2663570B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | ポット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2663570B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4716091B2 (ja) * | 2005-03-28 | 2011-07-06 | コクヨ株式会社 | 収納装置 |
-
1988
- 1988-10-28 JP JP27350288A patent/JP2663570B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02119826A (ja) | 1990-05-07 |
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