JPH0532619Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0532619Y2 JPH0532619Y2 JP11261887U JP11261887U JPH0532619Y2 JP H0532619 Y2 JPH0532619 Y2 JP H0532619Y2 JP 11261887 U JP11261887 U JP 11261887U JP 11261887 U JP11261887 U JP 11261887U JP H0532619 Y2 JPH0532619 Y2 JP H0532619Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam surface
- door
- shaft
- fitting recess
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Hinges (AREA)
Description
本考案は、ドアの自重を利用して該ドアを所定
の静止位置に保持するためのグレビテイヒンジに
関するものである。
の静止位置に保持するためのグレビテイヒンジに
関するものである。
一般にグレビテイヒンジは、第５図に示すよう
に、ドアＡ側の軸受孔１に形成されたカム面２
と、ドアＡ開口の固定壁Ｂに固定される支持具３
側のカム面４とを摺接させることにより、ドＡの
自重を回転力に変えるようにしたものであり、支
持具３側のカム面４は、軸部５周縁に形成され
て、ドアＡ側の軸受孔１に挿入するように構成さ
れていた。
に、ドアＡ側の軸受孔１に形成されたカム面２
と、ドアＡ開口の固定壁Ｂに固定される支持具３
側のカム面４とを摺接させることにより、ドＡの
自重を回転力に変えるようにしたものであり、支
持具３側のカム面４は、軸部５周縁に形成され
て、ドアＡ側の軸受孔１に挿入するように構成さ
れていた。
しかしこのように支持具３側のカム面４を軸部
５の周縁に形成すると、ドアＡ下端部への挿入容
積が大きくなり、薄手のドアＡには適用すること
ができないという欠点を有するものであつた。 本考案はこのような欠点を解消すべくなされた
ものであつて、薄手のドアＡにも適用することの
できるグレビテイヒンジを提供することを目的と
する。
５の周縁に形成すると、ドアＡ下端部への挿入容
積が大きくなり、薄手のドアＡには適用すること
ができないという欠点を有するものであつた。 本考案はこのような欠点を解消すべくなされた
ものであつて、薄手のドアＡにも適用することの
できるグレビテイヒンジを提供することを目的と
する。
そして本考案によれば上記目的は、実施例に対
応する第１図および第２図に示すように、ドアＡ
開口の固定壁Ｂに固定される支持具３には水平方
向に突出し、上方に向けて嵌合凹部６を開設した
支持片７を設け、ドアＡ下端に形成される軸受孔
１のカム面２に合致するカム面４を軸部５上端に
有するとともに、上記嵌合凹部６に嵌合する保持
フランジ８を軸部５周縁に形成した軸体９をその
カム面４の向きを軸心まわりに適宜角度間欠的に
変更可能に装着してなるグレビテイヒンジを提供
することにより達成される。
応する第１図および第２図に示すように、ドアＡ
開口の固定壁Ｂに固定される支持具３には水平方
向に突出し、上方に向けて嵌合凹部６を開設した
支持片７を設け、ドアＡ下端に形成される軸受孔
１のカム面２に合致するカム面４を軸部５上端に
有するとともに、上記嵌合凹部６に嵌合する保持
フランジ８を軸部５周縁に形成した軸体９をその
カム面４の向きを軸心まわりに適宜角度間欠的に
変更可能に装着してなるグレビテイヒンジを提供
することにより達成される。
すなわち本考案は、固定軸側のカム面４を軸部
５の上端に形成することにより、回転軸への挿入
面積を可及的に小さくしたものである。
５の上端に形成することにより、回転軸への挿入
面積を可及的に小さくしたものである。
以下、本考案の望ましい実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。 第１図および第２図に示した実施例における支
持具３は、ドアＡ開口の固定壁Ｂに対応する固定
片１０と、この固定片１０の下端から水平に突設
される支持片７とを有して構成され、固定片１０
には固定ビス１１が挿通するビス挿通孔１２が穿
設されている。 支持片７に形成される嵌合凹部６は、軸体９の
保持フランジ８を保持し、該軸体９の軸部５を直
立させるために形成されるもので、この実施例に
おいては、平面視円形状に形成され、周縁壁部に
は、まわり止め用の凹凸１３，１３…が多数刻設
されている。 一方、軸体９は、軸部５を斜めに切断すること
により、ドアＡ下端に固定される軸受部材１４の
軸受孔１に形成されたカム面２に合致する形状の
カム面４を形成し、この軸部５周縁に形成された
保持フランジ８により支持具３に着脱可能に装着
されるもので、上記支持片７の嵌合凹部６に合致
する平面視形状を有する保持フランジ８の外周壁
に突起１５を突設することにより、この突起１５
を嵌合凹部６のまわり止め用の凹凸１３に係止さ
せ、軸体９が軸心まわりに任意角度回転した状
態、すなわち、上記カム面４が任意の方向を向い
た状態で保持されるようになつている。 この結果、カム面４を適宜方向に向けて軸体９
を装着すれば、ドアＡを、例えば閉位置で保持し
たり、あるいは開位置で保持するなど、適宜の位
置に静止させることができるのである。 なお、この保持フランジ８と嵌合凹部６との嵌
合深さ、あるいは直径、ドアＡが挿入された状態
において軸体９が転倒しないように設定される
が、この実施例に示すように、保持フランジ８の
裏面から保持軸１６を突設するとともに、支持片
７の底部に保持部１７を突設し、この保持部１７
に穿設した孔部１８に保持軸１６を挿入させて軸
体９の転倒を防ぐようにすると、嵌合凹部６を小
さくすることができ、全体を小型化することがで
きる。 また、軸体９の設置状態における空転を防止す
るためには、例えば、嵌合凹部６と保持フランジ
８とを正三角形状に形成し、三箇所の異なつた方
向にカム面４を向かせるようにすることも可能で
あるが、この実施例のように、カム面４を多方向
に適宜向かせることができるように形成しておく
と、第３図に示すように、固定壁Ｂにそり等があ
つても軸体９の保持位置を変更することによりこ
れを吸収してドアＡを正規の位置に保持させた
り、あるいは、ドアＡの保持位置を微調整するこ
とができて、便利であり、またまわり止め用の凹
凸１３を嵌合凹部６の底面に形成しておくことも
可能である。 さらに、この実施例においては、第１図および
第４図に示すように、支持片７の底部に突設した
保持部１７の外周に雄ねじ１９を刻設し、床面Ｃ
上に固定された受け部材２０との間に上記保持部
１７に螺合させた円筒状の調節スリーブ２１を介
在させることにより、ドアＡの荷重が支持片７に
負荷されないようにして、支持具３の補強が図ら
れている。 なお、第４図において２２は、受け部材２０を
床面Ｃに固定するためのアンカーボルト、第１図
において２３は、図示しない適当な杆状の操作具
を差し込み、調節スリーブ２１を回動させるため
の操作孔を示すものである。
づいて詳細に説明する。 第１図および第２図に示した実施例における支
持具３は、ドアＡ開口の固定壁Ｂに対応する固定
片１０と、この固定片１０の下端から水平に突設
される支持片７とを有して構成され、固定片１０
には固定ビス１１が挿通するビス挿通孔１２が穿
設されている。 支持片７に形成される嵌合凹部６は、軸体９の
保持フランジ８を保持し、該軸体９の軸部５を直
立させるために形成されるもので、この実施例に
おいては、平面視円形状に形成され、周縁壁部に
は、まわり止め用の凹凸１３，１３…が多数刻設
されている。 一方、軸体９は、軸部５を斜めに切断すること
により、ドアＡ下端に固定される軸受部材１４の
軸受孔１に形成されたカム面２に合致する形状の
カム面４を形成し、この軸部５周縁に形成された
保持フランジ８により支持具３に着脱可能に装着
されるもので、上記支持片７の嵌合凹部６に合致
する平面視形状を有する保持フランジ８の外周壁
に突起１５を突設することにより、この突起１５
を嵌合凹部６のまわり止め用の凹凸１３に係止さ
せ、軸体９が軸心まわりに任意角度回転した状
態、すなわち、上記カム面４が任意の方向を向い
た状態で保持されるようになつている。 この結果、カム面４を適宜方向に向けて軸体９
を装着すれば、ドアＡを、例えば閉位置で保持し
たり、あるいは開位置で保持するなど、適宜の位
置に静止させることができるのである。 なお、この保持フランジ８と嵌合凹部６との嵌
合深さ、あるいは直径、ドアＡが挿入された状態
において軸体９が転倒しないように設定される
が、この実施例に示すように、保持フランジ８の
裏面から保持軸１６を突設するとともに、支持片
７の底部に保持部１７を突設し、この保持部１７
に穿設した孔部１８に保持軸１６を挿入させて軸
体９の転倒を防ぐようにすると、嵌合凹部６を小
さくすることができ、全体を小型化することがで
きる。 また、軸体９の設置状態における空転を防止す
るためには、例えば、嵌合凹部６と保持フランジ
８とを正三角形状に形成し、三箇所の異なつた方
向にカム面４を向かせるようにすることも可能で
あるが、この実施例のように、カム面４を多方向
に適宜向かせることができるように形成しておく
と、第３図に示すように、固定壁Ｂにそり等があ
つても軸体９の保持位置を変更することによりこ
れを吸収してドアＡを正規の位置に保持させた
り、あるいは、ドアＡの保持位置を微調整するこ
とができて、便利であり、またまわり止め用の凹
凸１３を嵌合凹部６の底面に形成しておくことも
可能である。 さらに、この実施例においては、第１図および
第４図に示すように、支持片７の底部に突設した
保持部１７の外周に雄ねじ１９を刻設し、床面Ｃ
上に固定された受け部材２０との間に上記保持部
１７に螺合させた円筒状の調節スリーブ２１を介
在させることにより、ドアＡの荷重が支持片７に
負荷されないようにして、支持具３の補強が図ら
れている。 なお、第４図において２２は、受け部材２０を
床面Ｃに固定するためのアンカーボルト、第１図
において２３は、図示しない適当な杆状の操作具
を差し込み、調節スリーブ２１を回動させるため
の操作孔を示すものである。
以上の説明から明らかなように、本考案による
グレビテイヒンジによれば、カム面を軸体の軸部
上端に形成し、ドア側の軸受孔を大きく開口する
必要をなくしたので、薄手のドアにも装着するこ
とができる。 また、軸体は、軸心まわりに適宜角度間欠的に
変更可能に装着されているので、ドアの静止位置
を容易に変更することができる。
グレビテイヒンジによれば、カム面を軸体の軸部
上端に形成し、ドア側の軸受孔を大きく開口する
必要をなくしたので、薄手のドアにも装着するこ
とができる。 また、軸体は、軸心まわりに適宜角度間欠的に
変更可能に装着されているので、ドアの静止位置
を容易に変更することができる。
第１図は本考案のグレビテイヒンジを示す分解
斜視説明図、第２図はその装着状態を示す斜視説
明図、第３図は固定壁への固定状態を示す断面
図、第４図は床面への固定状態を示す断面図、第
５図は従来例を示す一部切欠正面図である。 １……軸受、２，４……カム面、３……支持
具、５……軸部、６……嵌合凹部、７……支持
片、８……保持フランジ、９……軸体、Ａ……ド
ア、Ｂ……固定壁。
斜視説明図、第２図はその装着状態を示す斜視説
明図、第３図は固定壁への固定状態を示す断面
図、第４図は床面への固定状態を示す断面図、第
５図は従来例を示す一部切欠正面図である。 １……軸受、２，４……カム面、３……支持
具、５……軸部、６……嵌合凹部、７……支持
片、８……保持フランジ、９……軸体、Ａ……ド
ア、Ｂ……固定壁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ドア開口の固定壁に固定される支持具には水平
方向に突出し、上方に向けて嵌合凹部を開設した
支持片を設け、 ドア下端に形成される軸受孔のカム面に合致す
るカム面を軸部上端に有するとともに、上記嵌合
凹部に嵌合する保持フランジを軸部周縁に形成し
た軸体を、そのカム面の向きを軸心まわりに適宜
角度間欠的に変更可能に装着してなるグレビテイ
ヒンジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11261887U JPH0532619Y2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11261887U JPH0532619Y2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6418278U JPS6418278U (ja) | 1989-01-30 |
| JPH0532619Y2 true JPH0532619Y2 (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=31351718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11261887U Expired - Lifetime JPH0532619Y2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0532619Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020143531A (ja) * | 2019-03-07 | 2020-09-10 | 株式会社ベスト | 変形防止具 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0647109Y2 (ja) * | 1989-10-26 | 1994-11-30 | 株式会社桂 | 蝶 番 |
-
1987
- 1987-07-24 JP JP11261887U patent/JPH0532619Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020143531A (ja) * | 2019-03-07 | 2020-09-10 | 株式会社ベスト | 変形防止具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6418278U (ja) | 1989-01-30 |
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