JP2661643B2 - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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JP2661643B2 JP16315895A JP16315895A JP2661643B2 JP 2661643 B2 JP2661643 B2 JP 2661643B2 JP 16315895 A JP16315895 A JP 16315895A JP 16315895 A JP16315895 A JP 16315895A JP 2661643 B2 JP2661643 B2 JP 2661643B2
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pressure
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喜久男 舘
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容量性圧力変換器を有す
る圧力センサであって、電気回路と電気コネクタの接続
及び電気回路と圧力変換器の接続の組付性に好適な圧力
センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の圧力センサの断面図であっ
て、ハウジング1内に容量性圧力変換器2と、この圧力
変換器2を押える中空の支持部材5と、この支持部材5
に前記圧力変換器2との間に所定の間隔をとって支持さ
れる電気回路基板3を用いた電気回路4と、この電気回
路4に結合する複数のコネクタ端子6を有したカップ形
の電気コネクタ7とを備えている。
【0003】上記電気回路4は両面に電子部品を実装し
た電気回路基板3を有し、この回路基板3と電気コネク
タ7内に突出する複数のコネクタ端子6とを、回路基板
3のコネクタ8に挿入される嵌合脱去が可能な端子突出
部6aを介して電気的に結合している。
【0004】また、前記電気回路4(電気回路基板3)
と圧力変換器2は、該圧力変換器2の受圧一面と反対側
面2aに配置され該反対側面から垂直方向に突き出た金
属端子9,10によって電気的に結合されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術の圧力セ
ンサは、電気コネクタ7に設けられたコネクタ端子6と
前記電気回路4とを嵌合脱去が可能な端子突出部6aを
介して電気的に結合していたので、電気回路4と電気コ
ネクタ7とを独立した部品として取り扱うことが可能
で、生産する上で組付作業性が簡易化される利点を持っ
ていた。
【0006】ところが量産組立工程においては、外部へ
信号の受け渡しをするコネクタ端子6と一体の突出部6
aに曲がりや寸法的なバラツキがあった場合、この端子
突出部6aが前記コネクタ8に旨く嵌合しないことがあ
る等の欠点を有していた。
【0007】本発明は前記従来技術の欠点を解消するた
めに案出されたもので、その目的は圧力センサの構造を
改良することにより、安価に且つ確実に組付けることが
できる圧力センサを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は圧力導入口を有
するハウジングと、該ハウジング内に配置される容量性
圧力変換器と、前記ハウジング内に前記圧力変換器から
所定の間隔をとって固定される両面に電子部品を実装し
た電気回路基板を用いる電気回路と、この電気回路基板
を支持する中空の支持部材と、この支持部材と前記回路
基板を内包し前記ハウジングに結合されるカップ形の電
気コネクタとを具備する圧力センサにおいて、前記電気
コネクタが本体部を貫通し前記回路基板に電気的に結合
される複数のコネクタ端子と、前記回路基板及び支持部
材を内包するフランジ部分と、このフランジ部分の円周
上に回路基板の変換器端子接続位置まで切欠された凹部
とを備え、この凹部内に前記圧力変換器のクランク形状
に折曲された複数の金属端子を嵌合して上記電気回路と
電気的に結合させたことを特徴とする。
【0009】
【作用】圧力変換器から出る複数の金属端子は、クラン
ク形状に形成され、電気コネクタのフランジ部分の円周
上に切欠された凹部に嵌合して電気回路基板と結合され
るため、クランク形状に折れ曲がった金属端子が電気コ
ネクタや電気回路基板との組付の際に生ずる寸法的なバ
ラツキを吸収して容易に嵌合されるので、組付に係る嵌
合ミスが回避される。
【0010】
【実施例】以下、本発明を一実施例を図1乃至図5に従
って説明する。本発明の圧力センサ11の平面図を図1
に、外観正面図を図2に示し、該センサの断面図が図3
に示されている。
【0011】ハウジング12内には圧力導入口13を通
じて受圧する平坦な円盤形状をなした容量性圧力変換器
14のダイヤフラム15がガスケット16等で気密にシ
ールされ、この圧力変換器14のダイヤフラム15と反
対側面には電気コネクタ18のフランジ部18bに内包
された電気回路22を有する回路基板23と、この回路
基板23を支持する中空の支持部材17とが前記圧力変
換器14と重なるように配置され、前記ハウジング12
の開口縁部12aをカシメ等することにより固着してい
る。
【0012】前記圧力変換器14はアルミナ等のセラミ
ック材料で形成されたダイヤフラム15を有し、このダ
イヤフラム15はガラスシール材等によりセラミック基
部19に対して所定の間隔を設けて対向配置される。こ
のダイヤフラム15とセラミック基部19の対向面に
は、加えられる圧力によって変化する静電容量を有した
コンデンサが金属被覆で形成されている。
【0013】前記電気コネクタ18は本体部を貫通し前
記回路基板23に電気的に結合される複数のコネクタ端
子24,25,26と、前記回路基板23及び支持部材
17を内包するフランジ部分18bと、このフランジ部
分18bの円周上に回路基板23の変換器端子接続位置
まで切欠された図4に示すような凹部18cとを有す
る。
【0014】本発明による前記圧力変換器14と電気回
路22との電気的な結合は、半田付により行われる。図
3に示す実施例では、圧力変換器14の出力がセラミッ
ク基部19を通って反対側面19aから金属端子20、
21を介して引き出される。前記金属端子20,21
は、図4及び図5に示すようなクランク形状に折れ曲っ
て圧力変換器14の外周側に突出し、前記フランジ部分
18bの円周上凹部18cに嵌合されて回路基板23と
結合されるように構成されている。また、前記金属端子
20,21と電気回路基板23との結合は、前記切欠部
18cの一側面から光ビームやヒータなどの半田付装置
を用いて半田付で確実に固着される。
【0015】前記回路基板23はポリブチレンテレフタ
レート等の電気絶縁材料で中空円筒状に整形された支持
部材17によって圧力変換器14と所定の間隔を保持し
て位置が定まるようにしてあり、また該回路基板23は
容量性圧力変換器14に加えられる圧力に相当した電気
信号を出力するような電気回路22を備えている。
【0016】この電気回路22は例えば特開平2−78
912号公報で開示されているため詳細な説明は省略す
るが、集積回路ユニット、抵抗器、コンデンサ等の回路
構成要素を有することを付記しておく。本実施例では、
前記電気回路22は耐熱、耐湿度の特性が良好なセラミ
ック材料の両面スルーホールの電気回路基板23を有し
ている。
【0017】前記電気コネクタ18はガラスで補強され
たポリブチレンテレフタレートのような電気絶縁材で形
成され、支持部材17を内包して重なる関係に配置され
る。この電気コネクタ18はカップ形をなすものであっ
て、外部へ信号の受け渡しをする複数本のコネクタ端子
24,25,26と、このコネクタ端子24〜26を被
うコネクタ嵌合・着脱のためのガイド筒部18aと、こ
のガイド筒部18aと結合されるコネクタの抜け防止の
ための凸部18dと、該凸部18dに係合し前記ガイド
筒部18aの内側に嵌合した内筒27と、前記支持部材
17と電気回路22とを内包し圧力変換器14の反対側
面19aに重なるところまで一体成形で延びるフランジ
部18bとを有する。そして、前記コネクタ18の回路
基板23で区画される内部空室28,29に電気回路2
2の電気部品が実装されるようになっている。
【0018】前記コネクタ端子24,25,26は、電
気コネクタ18の本体部を貫通して回路基板23の一面
23aまで延出し、前記フランジ部18bの中に安定的
に固着された回路基板23と半田付等により電気的に結
合される。また、前記コネクタ18のフランジ部分18
bの外周には環状溝を設け、この環状溝にOリング30
を図3の如く挿入することにより、ハウジング縁部12
aのカシメ部より水分や有害な塵埃が侵入することを防
ぐことができるようにしている。
【0019】なお、本発明の圧力センサは上記実施例に
限定されるものではなく、例えば図6に示すような圧力
変換器14を適用するものであってもよい。この圧力変
換器14はセラミック基部19の外周壁面19bに軸方
向の切欠部19cを設け、この切欠部19cにクランク
形状に折曲された金属端子20,21をダイヤフラム1
5と反対側面19aに突出するように固着し、この金属
端子20,21の突出部を電気回路基板23と接続させ
るように構成したもので、これにより上記実施例と同様
の効果が得られる。
【0020】本発明による圧力センサは容量性のもので
あるため、圧力変換器14に対する電気回路22の調整
は、外部電界や浮遊容量の影響を避けるためハウジング
12へ装着後に行う必要がある。このため図1及び図3
に示すように、電気コネクタ18にガイド筒部18aの
内底面18eからこの反対面18fまで貫通する複数の
調整孔31,32を設け、この調整孔31,32を通し
て外部から挿入される回転ドライバー等を用いて、電気
回路22のトリマコンデンサ33を調整し得るように構
成している。
【0021】前記トリマコンデンサ33の調整が終了し
たら前記調整孔31,32には、外部からの水分侵入を
防ぐため蛇腹状のパッキンと一体成形されたゴム栓34
が各調整孔31,32の開口部を密封するように挿入さ
れる。
【0022】
【発明の効果】本発明の圧力センサは、特許請求の範囲
に記載の構成を要旨とするものであるから、特に大量生
産の組立工程において、従来技術の欠点にみられたよう
な電気回路と圧力変換器の嵌合ミスがなく、自動組立装
置で容易に且つ確実に組立てることができ、品質面での
向上が得られる等の優れた発明上の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による圧力センサの平面図。
【図2】前記圧力センサの外観正面図。
【図3】図1のA−A´線に沿う縦断面図。
【図4】前記圧力センサの要部展開斜視図。
【図5】図4に示す圧力変換器を別の角度から見た斜視
図。
【図6】前記圧力変換器の変形例を示す外観斜視図。
【図7】従来の圧力センサを示す縦断面図。
【符号の説明】
12…ハウジング、13…圧力導入口、14…容量性圧
力変換器、15…ダイヤフラム、18…電気コネクタ、
18c…凹部、20,21…金属端子、22…電気回
路、23…電気回路基板、24,25,26…コネクタ
端子。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力導入口を有するハウジングと、該ハ
    ウジング内に配置される容量性圧力変換器と、前記ハウ
    ジング内に前記圧力変換器から所定の間隔をとって固定
    される両面に電子部品を実装した電気回路基板を用いる
    電気回路と、この電気回路基板を支持する中空の支持部
    材と、この支持部材と前記回路基板を内包し前記ハウジ
    ングに結合されるカップ形の電気コネクタとを具備する
    圧力センサにおいて、前記電気コネクタが本体部を貫通
    し前記回路基板に電気的に結合される複数のコネクタ端
    子と、前記回路基板及び支持部材を内包するフランジ部
    分と、このフランジ部分の円周上に回路基板の変換器端
    子接続位置まで切欠された凹部とを備え、この凹部内に
    前記圧力変換器のクランク形状に折曲された複数の金属
    端子を嵌合して上記電気回路と電気的に結合させたこと
    を特徴とする圧力センサ。
  2. 【請求項2】 前記圧力変換器が外周壁面の軸方向に向
    かう切欠部を有し、この切欠部にクランク形状に折曲さ
    れた金属端子をダイヤフラムと反対側面に突出するよう
    に固着し、この金属端子の突出部を前記回路基板と接続
    させるように構成されていることを特徴とする請求項1
    記載の圧力センサ。
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JP4014653B2 (ja) * 1997-12-09 2007-11-28 北陸電気工業株式会社 静電容量型圧力センサユニット

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