JP2661075B2 - ビデオ編集装置 - Google Patents

ビデオ編集装置

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JP2661075B2
JP2661075B2 JP62298604A JP29860487A JP2661075B2 JP 2661075 B2 JP2661075 B2 JP 2661075B2 JP 62298604 A JP62298604 A JP 62298604A JP 29860487 A JP29860487 A JP 29860487A JP 2661075 B2 JP2661075 B2 JP 2661075B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明ビデオ編集装置を以下の項目に従って説明す
る。 A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.背景技術[第5図] D.発明が解決しようとする問題点[第5図] E.問題点を解決するための手段 F.実施例[第1図乃至第4図] a.外観[第2図、第3図] a−1.本体及びテープカセット等[第2図] a−2.キーボード[第2図、第3図] b.ビデオテーププレーヤ、ビデオテープレコーダ[第1
図] c.回路[第1図] c−1.指令スイッチ c−2.本体側の回路 c−2−a.システムコントローラ、プレーヤ制御回路等 c−2−b.記録回路、再生回路、編集回路 c−2−c.表示画像出力部 c−2−d.画像切換スイッチ c−2−e.静止画像編集回路 c−2−f.外部出力端子 d.動作[第1図乃至第4図] d−1.マニュアル編集 d−2.プログラム編集 d−3.テープのプリロール[第4図] d−3−a.A区 d−3−b.B区 d−3−c.C区 d−3−d.D区 d−3−e.E区 G.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規なビデオ編集装置に関する。詳しくは、
画像や音声が記録されたテープの記録内容を任意に編集
して他のテープに転写する転写機能を有すると共にこれ
らテープから再生された画像等を画像モニター等の画像
表示手段に出力する表示画像出力部を備えたビデオ編集
装置に関するものであり、上記表示画像出力部を改良す
ることによって、編集される記録内容を有する方のテー
プ(以下、「原版側テープ」と言う。)から再生された
画像、即ち、原版側画像と編集内容が転写される方のテ
ープ(以下、「編集側テープ」と言う。)から再生され
た画像、即ち、編集側画像を1台の画像表示手段の画面
に同時に表示せしめることができると共にこれら各画像
が原版側の画像か編集側の画像かを容易に区別すること
ができるようにした新規なビデオ編集装置を提供しよう
とするものである。 (B.発明の概要) 本発明ビデオ編集装置は、原版側テープの記録内容を
任意に編集して編集側テープに転写する転写機能を有す
ると共に、原版側テープから再生された原版側画像信号
と編集側テープから再生され編集側画像信号を画像表示
手段へ出力する表示画像出力部を備えたビデオ編集装置
であって、上記原版側画像及び編集側画像の一方を縮小
して他方に嵌め込むと共にその嵌め込まれる方の画像が
原版側画像であるか編集側画像であるかの違いに応じて
他方の画像中の固有の位置に表示されるように原版側画
像信号と編集側画像信号を画像表示手段へ出力すること
ができるようにし、それによって、これら2種類の画像
を1台の画像表示手段に同時に表示せしめることができ
ると共にその各画像が原版側の画像か編集側の画像かを
容易に区別することができるようにしたものである。 (C.背景技術)[第5図] ビデオテープに記録された記録内容、特に、ビデオカ
メラにより撮影した画像、音声、もしくは放送番組を記
録したテープの記録内容等については、その記録内容の
一部を選んであるいは記録順序を組み替えて他のビデオ
テープに転写する所謂編集が為されることがある。 そして、このような編集を簡単に、かつ、能率良く行
なうための装置としてビデオ編集装置があり、このビデ
オ編集装置は、基本的に、編集される側の記録内容を有
するテープ、即ち、原版側テープの記録内容のうち編集
指定されたものの再生信号を他のテープ、即ち、編集側
テープに対する記録を行なう記録回路へ転送する機能を
備えている。 また、このような編集は、一般に、編集すべき内容を
探し出すために、原版側テープから再生される画像を画
像モニターなどの画像表示手段の画面に表示させると共
に、編集側テープのうち編集内容を記録すべき位置を探
したりあるいは転写された編集内容を確認したりするた
めに編集側テープの記録画像も画像表示手段に表示させ
ながら行なわれる。 第5図はビデオ編集装置を使用してビデオ編集を行な
う場合に用いられる関連機器の一般的な例を概念的に示
すものである。 同図において、aは編集回路bや制御回路cを備えた
ビデオ編集装置、dは多数の操作ボタンを有するキーボ
ード、eは静止画像のコマ送りを行なうための所謂ジョ
グダイアルであり、これらキーボードd及びジョグダイ
アルeはビデオ編集装置aと接続されている。 fは原版側テープの再生を行なうビデオテーププレー
ヤ(以下、単に「プレーヤ」と言う。)、gは編集側テ
ープに対する記録及び再生を行なうビデオテープレコー
ダ(以下、単に「レコーダ」と言う。)であり、これら
プレーヤf及びレコーダgは互いに接続され、かつビデ
オ編集装置aと接続されている。 h及びiは画像モニターであり、これら画像モニター
h及びiは上記プレーヤf及びレコーダgと各別に接続
されており、プレーヤfにより再生された画像、即ち、
原版側テープに記録されている画像が一方の画像モニタ
ーhに表示され、また、レコーダgにより再生された画
像、即ち、編集側テープに記録されている画像が他方の
画像モニターiに表示されるようになっている。 そこで、キーボードdに設けられている操作ボタンや
ジョグダイアルeを操作して、原版側テープに記録され
ている画像を画像モニターhに表示させながら編集すべ
き内容の頭の画像を探し出してプレーヤfを一時停止の
状態とすると共に、必要に応じて、編集側テープに記録
されている画像を画像モニターiに表示させながら編集
内容を記録すべき位置を探し出してレコーダgを一時停
止の状態とし、その状態から転写動作を開始するための
操作ボタンを押すことによって原版側テープの画像が編
集側テープに転写されて行き、また、編集側テープに編
集すべき内容の最後の画像が画像モニターhに表示され
たところで編集終了ボタンを押せば上記転写動作が停止
するようになっている。 尚、ビデオ編集装置の中には、プレーヤ及び/又はレ
コーダが一体的に組み込まれたものや、編集すべき内容
を予めプログラムすることによって複数の編集内容が自
動的に編集側テープへ転写される所謂プログラム編集機
能を備えたものがある。 (D.発明が解決しようとする問題点)[第5図] このように、ビデオ編集装置を使用すればプレーヤf
とレコーダgを手元で集中操作することができるため、
編集を簡単にかつ能率良く行なうことができる。 ところが、ビデオ編集をこのように行なう場合は画像
モニターを2台必要とするため、費用がかさむと共に、
諸機器の配置にかなり広いスペースが必要になるという
問題がある。 ところで、近時の映像機器の中には、1つの画面内に
複数の画像を同時に表示することができるものがある。 そこで、ビデオ編集においても、1台の画像モニター
の画面に原版側テープから再生される画像、即ち、原版
側画像と編集側テープから再生される画像、即ち編集側
画像の両方を、その一方をメイン画像とし他方を縮小さ
れたサブ画像として上記メイン画像の一部に嵌め込んで
表示させるようにすることが考えられるが、このように
すれば、画像モニターが1台で済むことになる。 ところが、原版側画像と編集側画像をこのようにして
1つの画面に表示させるようにすると、これら2つの画
像の一方が常に見難くなったり、あるいは2つの画像の
種類、即ち、原版側画像であるのか編集側画像であるの
かを識別し難くなるという別の問題が生じることにな
る。即ち、原版側画像と編集側画像のいずれか一方を常
にメイン画像とし他方をサブ画像として表示するように
した場合は画像の大きさの違いによりその種類を容易に
識別することはできるがサブ画像として表示される他方
の画像が常に見難くなり、また、原版側画像と編集側画
像のいずれをメイン画像としいずれをサブ画像とするか
任意に切り換えることができるようにした場合は必要に
応じていずれか一方の画像を大きな画面で見ることがで
きるという利点はあるが現在表示されているメイン及び
サブの各画像が原版側の画像か編集側の画像かを区別す
ることが困難となるため、編集間違いをしたりあるいは
操作に手間取るという問題が生じて来る。 (E.問題点を解決するための手段) そこで、本発明ビデオ編集装置は、上記した問題点を
解決するために、原版側テープの記録内容を編集して編
集側テープに転写するビデオ編集装置において、原版側
テープの記録信号のうち編集指定されたものを編集側テ
ープに対する記録を行なう記録回路へ出力する編集回路
と、原版側テープから再生された原版側画像及び編集側
テープから再生された編集側画像はその一方がメイン画
像とされ他方が縮小されかつメイン画像の一部に嵌め込
まれるサブ画像とされるとともに、サブ画像は原版側画
像であるか編集側画像であるかの違いに応じてメイン画
像中の固有の位置に表示されるように原版側画像信号と
編集側画像信号を画像表示手段へ出力する表示画像出力
部と、サブ画像を原版側画像又は編集側画像のいずれか
に切り換えるための切換手段とを備えたものである。 従って、本発明ビデオ編集装置によれば、原版側画像
及び編集側画像という2種類の画像をその一方をメイン
画像とし他方を縮小されかつメイン画像の一部に嵌め込
まれた状態で画像表示手段の画面に表示せしめることが
できるので、1台の画像表示手段により原版側画像及び
編集側画像の両方を見ながら編集を行なうことができる
と共に、必要に応じてメイン画像とサブ画像を切り換え
ることができるので一方の画像が常に見難くなるという
ことも無く、しかも、サブ画像はその種類、即ち、原版
側画像であるか編集側画像であるかの違いに応じて画像
表示手段の画面における固有の位置に表示されるため上
記位置の違いによって当該サブ画像の種別を容易に認識
することができ、これにより、1つの画面に同時に表示
された各画像が原版側の画像か編集側の画像かを容易に
区別することができる。 (F.実施例)[第1図乃至第4図] 以下に、本発明ビデオ編集装置の詳細を図示した実施
例1に従って説明する。 (a.外観)[第2図、第3図] ビデオ編集装置1は本体2とキーボード3から成る。 (a−1.本体及びテープカセット等)[第2図] 4は本体2の外筐であり、その前面4aの左右両端寄り
の位置にビデオテープカセット5及び6の挿入及び取出
を行なうためのカセット着脱口7、7′が設けられると
共に、テープカセット5、6の取出を行なうためのイジ
ェクトボタン8、8と電源スイッチボタン9及びその他
の図示しない操作部材が配置されており、また、その一
側面4bにキーボード接続用端子10が設けられ、更に、そ
の背面に後述する所定の接続端子が設けられている。 尚、2つのカセット着脱口7、7′のうち左側のもの
7は原版側テープ11(第1図参照)、即ち、編集される
内容が記録されているテープが収納されている方のテー
プカセット5、即ち、原版側テープカセットの後述する
ビデオテーププレーヤに対する装着及び取出を行なうた
めのカセット着脱口であり、右側のカセット着脱口7′
は編集側テープ12(第1図参照)、即ち、原版側テープ
11の内容のうち編集指定された画像等を転写されるテー
プが収納されている方のテープカセット6、即ち、編集
側テープカセットの後述するビデオテープレコーダに対
する装着及び取出しを行なうためのものである。 13は本体2と接続された画像モニター、13aはその画
面である。 (a−2.キーボード)[第2図、第3図] 14はキーボード3の外筐であり、その上面14aに液晶
表示装置15(第1図参照)の表示面15aが配置されると
共に次のような各種の操作部材が設けられている。 即ち、16、17、18、19及び20は後述するビデオテープ
プレーヤ及びビデオテープレコーダの動作モードを選択
するための操作ボタンであり、16はテープに対する記録
又は再生を行なわせるためのプレイボタン、17は記録又
は再生動作を停止させるためのストップボタン、18は記
録又は再生の動作を一時停止させるためのポーズボタ
ン、19及び20はテープを高速でフォワード方向又はリバ
ース方向へ走行させる状態で再生を行なわせる、即ち、
高速サーチを行なわせるための高速サーチボタンであ
る。 21、22及び23は後述するビデオテーププレーヤ及びビ
デオテープレコーダのうち上記操作ボタン16、17、18、
19及び20等により為される動作モードの選択が後述する
ビデオテーププレーヤ及びビデオテープレコーダのいず
れか一方あるいは両方に有効となるかの選択を行なうた
めの操作ボタンであり、21は上記選択をビデオテーププ
レーヤについてのみ有効とさせるとき操作するプレーヤ
ボタン、22はビデオテープレコーダについてのみ有効と
させるとき操作するレコーダボタン、23はビデオテープ
プレーヤとビデオテープレコーダの両方について有効と
させるとき操作するプレーヤ・レコーダボタンである。 24は原版側テープ11の記録内容のうち任意に選んだ編
集部分の頭の位置(以下、「開始点」と言う。)と終り
の位置(以下、「終了点」と言う。)を予めメモリに記
憶させるための位置指定ボタン、25は直前にプログラム
された編集部分を消去するためのクリアボタン、26はプ
ログラムされた複数の編集部分の全てを消去するための
オールクリアボタン、27U、27Dは上記プログラムされた
編集部分の編集順位を指定するための順位指定ボタン、
28は順位指定ボタン27U、27Dによって指定された順位を
プログラムとしてメモリに入力するためのプログラム入
力ボタンである。 29は編集ボタンであり、編集部分の開始点を探し出し
た都度その開始点以降の記録内容を編集側テープに転写
して行くとき操作する操作ボタンである。 30は自動編集ボタンであり、前記プログラムボタン24
によりプログラムした編集部分を指定されたプログラム
ナンバーの順序に従って自動的に編集側テープ12へ転写
して行くとき操作する操作ボタンである。 31は静止画像の編集を行なうとき操作するフリーズボ
タン、32は原版側テープ11の再生を行ないながら希望す
る画像が出たところでその画像以降の画像を編集側テー
プ12に転写して行くとき操作するランニングエディット
ボタンである。 33はプログラムした編集部分の合計時間を液晶表示装
置15の表示面15aに表示させるとき操作するラップボタ
ン、34は液晶表示装置15の表示面15aに表示されるカウ
ンター数字をイニシャライズするとき操作するカウンタ
ーリセットボタンである。 35及び36は前記画像モニター13の画面13aに表示する
画像を、原版側画像をメイン画像とし編集側画像をサブ
画像としてメイン画像の一部に嵌め込まれた状態の画像
とするか、あるいは編集側画像をメイン画像として原版
側画像をサブ画像としてメイン画像の一部に嵌め込まれ
た状態の画像とするかの選択を行なうための操作ボタン
であり、左側の画像切換ボタン35を押すと原版側画像が
メイン画像となり、右側の画像切換ボタン36を押すと編
集側画像がメイン画像となる。 37はジョグダイアルであり、再生される画像を静止画
でコマ送りするための操作部材である。 (b.ビデオテーププレーヤ、ビデオテープレコーダ)
[第1図] 38はビデオテーププレーヤ(以下、単に「プレーヤ」
と言う。)、39はビデオテープレコーダ(以下、単に
「「レコーダ」と言う。)であり、これらプレーヤ38及
びレコーダ39は本体2の外筐4内部のうち前記カセット
着脱口7、7′と各別に対応した位置に配置されてい
る。 これらプレーヤ38及びレコーダ39は、複数の回転磁気
ヘッド40、40、・・・、40′、40′、・・・を備えたヘ
ッドドラム41、41′、キャプスタン42、42、′ピンチロ
ーラ43、43′、テープローディングポスト44、44、4
4′、44′及び図示しないリール台、テープガイドポス
ト、ドラムモータ、キャプスタンモータ、リール台モー
タ等テープに対する走行や記録又は再生を行なうのに必
要な所定の部材や機構を備えている。 そして、前記テープカセット5、6がプレーヤ38、レ
コーダ39にそれぞれ装着されると、そのテープリールが
リール台に係合され、かつ、テープ11、12がヘッドドラ
ム41、41′、テープローディングポスト44、44、44′、
44′及び図示しないテープガイドポスト等に巻き付けら
れるようにローディングされると共に、記録又は再生を
行なう指令が為されると、テープ11、12がキャプスタン
42、42′とピンチローラ43、43′とにより挾まれて定速
で走行されかつヘッドドラム41、41′の回転部が回転磁
気ヘッド40、40、・・・、40′、40′、・・・一体的に
回転し、それによって、走行するテープ11、12の記録面
を回転磁気ヘッド40、40、・・・、40′、40、′・・・
が走査してテープ11、12に対する信号の記録又は再生が
行なわれるようになっており、また、高速サーチを行な
う指令が為されるとテープ11、12が高速で走行する状態
での再生が行なわれるようになっている。 (c.回路)[第1図] (c−1.指令スイッチ) 16a乃至37aはキーボード3の外筐14内に設けられた指
令スイッチであり、これら指令スイッチ16a乃至37aは前
記した操作ボタン16乃至36及びジョグダイアル37のうち
これら指令スイッチに付した符号の主たる符号である数
字と共通の符号を付したものが操作されることによって
当該操作ボタン等が有する操作機能と対応した指令信号
を後述するシステムコントローラへ出力するようになっ
ており、これら指令スイッチ16a乃至37a及び液晶表示装
置15は入出力端子45及び本体2に設けられているキーボ
ード接続用端子10を介して後述するシステムコントロー
ラと接続される。 (c−2.本体側の回路) (c−2−a.システムコントローラ、プレーヤ制御回路
等) 46はシステムコントローラ、即ち、ビデオ編集装置1
のシステム全体を制御する回路である。 47はプレーヤ38の動作を制御するプレーヤ制御回路、
48はレコーダ39の動作を制御するレコーダ制御回路であ
り、プレーヤ38、レコーダ39によるテープ11、12に対す
る走行及び停止、走行方向、走行速度等の制御は前記プ
レイボタン16、ストップボタン17、ポーズボタン18、高
速サーチボタン19、20や編集ボタン29、自動編集ボタン
30あるいはジョグダイアル37等の操作に応じてシステム
コントローラ46から出力される制御指令に従って、これ
ら制御回路47、48により為される。 (c−2−b.記録回路、再生回路、編集回路) 49はプレーヤ38の回転磁気ヘッド40、40、・・・と接
続された再生回路、50及び51はレコーダ39側の回転磁気
ヘッド40′、40′、・・・と接続された記録回路及び再
生回路であり、プレーヤ38の再生回路49の出力端子は編
集回路52の入力端子と接続され、また、レコーダ39の記
録回路50の入力端子は編集回路52の出力端子と接続され
ている。 上記編集回路52はプレーヤ38の再生回路49により原版
側テープ11から再生された信号のうち前記編集ボタン29
により随時編集指定されたものあるいはプログラムボタ
ン24により予め編集指定されたものをシステムコントロ
ーラ46からの指令に従ってレコーダ39の記録回路50へ出
力する回路である。 尚、テープに対する画像や音声の記録が為されると
き、画像信号や音声信号の他に各トラックの所定の位置
に当該トラック固有のタイムコードが記録されるように
なっており、原版側テープ11の編集部分の開始点及び終
了点や編集側テープ12の上記編集部分の記録を開始する
位置(以下、「開始点」と言う。)の指定もしくは検出
は上記タイムコードにより行なわれるようになってい
る。 (c−2−c.表示画像出力部) 53は混合回路である。該混合回路53は、原版側テープ
11から再生された画像信号、即ち、原版側画像信号と編
集側テープ12から再生された画像信号、即ち、編集側画
像信号が後述する画像切換スイッチ及びサブ画像等処理
回路を介して入力されると共に、これら2種類の画像信
号の一方をメイン画像とし他方を縮小されたサブ画像と
してメイン画像の所定の位置に嵌め込んで画像モニター
13の画面に表示するための画像信号(以下、「表示画像
信号」と言う。)を作成して表示画像出力端子54へ出力
する混合部と静止画のみにより表示画像を作成する非混
合部を有しており、これら混合部と非混合部はシステム
コントローラ46からの指令によりいずれか一方のみが働
くように制御され、また、原版側画像及び編集側画像の
いずれをメイン画像としいずれをサブ画像とするかは前
記画像切換ボタン35、36に対して為された操作あるいは
その他の操作に応じてシステムコントローラ46から出力
される制御指令により規定されるようになっている。 55はサブ画像等処理回路である。該サブ画像等処理回
路55は上記したサブ画像となる画像を縮小しかつ原版側
画像か編集側画像かの違いに応じてメイン画像における
嵌込位置を指定すると共に静止画像の信号を一時的に記
憶する回路であり、互いに直列に接続されたA/D変換回
路56とメモリ57とD/A変換回路58とメモリ57に接続され
たアドレスコントローラ59等から成り、D/A変換回路58
が後述する静止画スイッチを介して前記混合回路53等と
接続されている。 そして、A/D変換回路56に入力された画像信号はここ
でデジタル信号に変調されてメモリ57に記憶されると共
に、メイン画像における嵌込位置がアドレスコントロー
ラ59により指定され、かつ、それによって、例えば、メ
イン画像の16分の1の大きさに縮小されてD/A変換回路5
8へ出力され、ここでアナログ信号に復調されるように
なっている。 尚、60a及び60bは混合回路53から出力される表示画像
信号の内容を概念的に示すものであり、これら2種類の
表示画像信号の一方60a(以下、「第1の表示画像信
号」と言う。)はメイン画像として原版側画像61が指定
されたときの表示画像信号、他方60b(以下、「第2の
表示画像信号」と言う。)はメイン画像として編集側画
像62が指定されたときの表示画像信号である。即ち、メ
イン画像として原版側画像61が指定されたときは編集側
画像62が縮小されて原版側画像61の中の右上の隅角部に
嵌め込まれ、また、メイン画像として編集側画像62が指
定されたときは原版側画像61が縮小されて編集側画像62
の中の左上の隅角部に嵌め込まれるようになっており、
前記アドレスコントローラ59によるサブ画像のアドレス
指定はこのように為される。 尚、前記したジョグダイアル37による画像のコマ送り
は、常に、前記メイン画像についてのみ機能するように
なっており、従って、第1の表示画像信号60aによる画
像が表示されているときはジョグダイアル37を操作する
と原版側画像のコマ送りが行なわれ、第2の表示画像信
号60bによる画像が表示されているときはジョグダイア
ル37を操作すると編集側画像のコマ送りが行なわれるこ
とになる。 (c−2−d.画像切換スイッチ) 63は画像切換スイッチであり、混合回路53と接続され
た第1の固定接点64a及びA/D変換回路56と接続された第
2の固定接点64bと、前記プレーヤ38の再生回路49と接
続された第1の共通接点65a及びレコーダ39の再生回路5
1と接続された第2の共通接点65bと、該2つの共通接点
65a及び65bと各別に接続されかつ互いに連動して動く第
1、第2、2つの切換子66a及び66bとを有している。 そして、表示画像として前記第1の表示画像信号60a
によるものが指定されたときは、実線で示すように、第
1の共通接点65aと接続された第1の切換子66aが第1の
固定接点65aに接続され、また、第2の共通接点65bに接
続された第2の切換子66bが第2の固定接点64bに接続さ
れ、また、表示画像として前記第2の表示画像信号60b
によるものが指定されたときは、2点鎖線で示すよう
に、第1の切換子66aが第2の固定接点64bに第2の切換
子66bが第1の固定接点64aにそれぞれ接続されるように
なっている。 従って、表示画像が第1の表示画像信号60aによるも
のに指定されたときはプレーヤ38の再生回路49により原
版側テープ11から再生された原版側画像61の信号が第1
の共通接点65a、第1の切換子66a及び第1の固定接点64
aを経て混合回路53に入力されると共にレコーダ39の再
生回路51により編集側テープ12から再生された編集側画
像62の信号が第2の共通接点65b、第2の切換子66b及び
第2の固定接点64bを経てサブ画像等処理回路55に入力
されることになるので、混合回路53においては原版側画
像61をメイン画像とし編集側画像62をサブ画像とする第
1の表示画像信号60aが作成されることになる。また、
表示画像が第2の表示画像信号60bによるものに指定さ
れたときは再生回路51により再生された編集側画像62の
信号が第2の共通接点65b、第2の切換子66b及び第1の
固定接点64aを経て混合回路53に入力されると共に再生
回路49により再生された原版側画像61の信号が第1の共
通接点65a、第1の切換子66a及び第2の固定接点64bを
経てサブ画像等処理回路55に入力されることになるの
で、混合回路53においては編集側画像62をメイン画像と
し原版側画像61をサブ画像とする第2の表示画像信号60
bが作成されることになる。 尚、画像切換スイッチ63の切換子66a、66bの上記した
切換はプレーヤ38やレコーダ39の動作内容に応じてある
いは前記画像切換ボタン35、36に対する操作に応じてシ
ステムコントローラ46から出力される指令に従って行な
われる。 また、表示画像信号60a、60bはサブ画像を常に伴なう
とは限らず、動作内容に応じてメイン画像のみが表示さ
れる場合もある。 (c−2−e.静止画像編集回路) 静止画像編集回路は、プレーヤ38の再生回路49、画像
切換スイッチ63、サブ画像等処理回路55、レコーダ39の
記録回路50から構成されており、前述した表示画像信号
の作成に用いられるメモリ57を静止画像の記憶に用いる
ことによって、メモリの有効的な利用を図るようにした
ものである。 即ち、キーボード3におけるフリーズスイッチ31aに
よって規定される静止画像編集モード時において、シス
テムコントローラ46からの信号に応じてアドレスコント
ローラ59が制御され、プレーヤ38からの再生画像信号が
1画面分だけメモリ57に記憶される。 そして、システムコントローラ46からの読み出し信号
により、メモリ57に記憶された信号はD/A変換回路58を
介して混合回路53に送出されると共に、その手前で分岐
された信号ライン67を介して編集回路52に入力されるこ
とになる。 尚、信号ライン67の一端は編集回路52内の図示しない
切換スイッチの一方の固定接点に接続されており、静止
画像編集モードにおいては該固定接点がレコーダ39の記
録回路50の入力端子と接続された共通端子と接続される
ため、メモリ57から読み出された静止画像信号がレコー
ダ39によって編集側テープ12に記録される。尚、該切換
スイッチの他方の固定接点はプレーヤ38の再生回路49の
出力端子に接続されていて、通常画の編集モード時には
この他方の固定接点が上記共通接点と接続される。従っ
て、この切換スイッチの動作によってプレーヤ38からレ
コーダ39への通常画の編集動作と静止画像の編集動作と
の切換が行なわれることになる。 (c−2−f.外部出力端子) 68及び69は外部出力端子であり、これらのうちの一方
68はプレーヤ38の再生回路49により再生された原版側画
像信号を外部機器へ出力するための出力端子、また、他
方69はレコーダ39の再生回路51により再生された編集側
画像信号を外部機器へ出力するための出力端子である。 (d.動作)[第1図乃至第4図] そこで、上記したように構成されたビデオ編集装置1
による編集や該編集のための諸動作に伴なって自動的に
あるいは任意に切り換えられる表示画像の表示は、例え
ば、次のように行なわれる。 (d−1.マニュアル編集) マニュアル編集、即ち、編集すべき記録内容を探し出
した都度その記録内容を編集側テープ12へ転写して行く
編集は、例えば、次のように行なわれる。 先ず、レコーダボタン22を押してレコーダ39が動作す
る状態とし、プレイボタン16又は高速サーチボタン19も
しくは20等を操作して編集側テープ12の再生を行なう。 そして、レコーダボタン22を押すことによって画像切
換スイッチ63の第1の切換子66aが第2の固定接点64bと
接続され、第2の切換子66bが第1の固定接点64aと接続
されるようになっており、従って、画像モニター13の画
面13aには編集側テープ12から再生された編集側画像62
をメイン画像とする画像が表示されることになる。 尚、この場合、プレーヤ38による再生動作が為されて
いないので、サブ画像等処理回路55には信号は入力され
ず、従って、表示画像信号60bによる画像のうちサブ画
像が表示される領域は空白になる。 また、この状態において、表示画像のコマ送りはジョ
グダイアル37により行なうことができる。 しかして、画像モニター13の画面13aに表示される画
像を見ながら編集画像を転写する開始点を探し出し、ポ
ーズボタン18を押してレコーダ39を一時停止の状態とす
る。尚、この時点で画像切換スイッチ63は、その第1の
切換子66aが第2の固定接点64bと、第2の切換子66bが
第1の固定接点64aとそれぞれ接続され、これによっ
て、前記編集側テープ12の開始点の画像信号が画像モニ
ター13の画面13aにメイン画像として表示されることに
なる。 次に、画像切換ボタン35を押して画像切換スイッチ63
を切換え、第1の切換子66aが第1の固定接点64aと、第
2の切換子66bが第2の固定接点64bとそれぞれ接続され
るようにし、これによって、原版側テープ11の画像がメ
イン画像として、また、編集側テープ12の画像がサブ画
像として画像モニター13の画面13aに表示されるように
なる。そこで、プレーヤボタン21を押してプレーヤ38が
動作する状態とし、プレイボタン16又は高速サーチボタ
ン19もしくは20あるいはジョグダイアル37を操作して原
版側テープ11の再生を行なう。 この状態においてジョグダイアル37はメイン画像であ
る原版側画像についてのコマ送りを行なう機能を有する
ことになる。 そこで、画像モニター13の画面13aに表示されるメイ
ン画像を見ながら編集すべき画像の開始点を探し出し、
それが見つかったところでポーズボタン18を押してプレ
ーヤ38を一時停止の状態とする。 尚、この状態において画像切換ボタン35又は36を押す
と表示画像のメイン画像とサブ画像とが入れ替わること
になり、従って、必要に応じて開始点の画像をメイン画
像として表示させながら確認したり、ジョグダイアル37
で修正することができる。 それから、前記編集ボタン29を押す。 すると、プレーヤ38が再生動作を開始し、かつ、レコ
ーダ39が記録動作を開始し、それによって、プレーヤ38
の再生回路49により再生された原版側画像信号が編集回
路52を介してレコーダ39の記録回路50に入力され、編集
側テープ12に転写されて行くことになる。 そして、編集すべき画像の終了点の画像が出たところ
でストップボタン17を押せばプレーヤ38及びレコーダ39
の動作が停止し、それによって、転写が終了することに
なる。以上のような操作及び動作を繰り返して編集を行
なって行く。 (d−2.プログラム編集) プログラム編集、即ち、編集内容を予めプログラムし
ておきそのプログラムされた内容に従って自動的に編集
側テープ12へ転写して行く編集は、例えば、次のように
行なわれる。 先ず、編集側テープ12の開始点を前記したように探し
出してレコーダ39を一時停止の状態とする。 次に、原版側テープ11のうち編集すべき部分の開始点
を探し出してプレーヤ38を一時停止の状態とすると共に
位置指定ボタン24を押す。 これにより編集部分の開始点が編集回路52の図示しな
いメモリに記憶されると共に液晶表示装置15の表示面15
aにタイムコードにより表示される。 次に、ポーズボタン18を押してプレーヤ38の再生動作
を再開させ、編集すべき部分の終了点を探し出してプレ
ーヤ38を再び一時停止の状態として位置指定ボタン24を
押す。 これにより、終了点が編集回路52にメモリに記憶され
ると共に液晶表示装置15の表示面15aに表示される。 次に、順位指定ボタン27U又は27Dを操作して、上記指
定した編集部分を編集すべき順位を指定する。すると、
これが液晶表示装置15の表示面15aに表示される。この
ように編集順位を指定されたところでプログラム入力ボ
タン28を押してプログラムする。 このような操作をくり返しながら複数の編集部分をプ
ログラムする。 尚、直前にプログラムした内容を消去するときはクリ
アボタン25を押し、プログラムした内容の全てを消去す
るときはオールクリアボタン26を押す。 しかして、編集内容がこのようにプログラムされた後
自動編集ボタン30を押すと、プレーヤ38がプログラムさ
れた編集内容をその編集順位に従って探し出しかつ再生
すると共に、その再生された内容が編集側テープ12へ転
写されて行くことになる。 (d−3.テープのプリロール)[第4図] 次に、このようにして編集が為されるときの原版側テ
ープ11及び編集側テープ12に対して為される走行の制御
を、第4図に示すタイムチャートの一例に従って説明す
る。 尚、第4図に示すタイムチャートは図面における上下
方向を時間軸とし、左右方向をテープの走行量として示
してある。また、編集は動画と静止画を連続してプログ
ラム編集するものを例としてある。即ち、同図において
原版側テープ11に示した70が動画編集部分の開始点、71
がその終了点、72が静止画編集部分の開始点及び終了点
であり、また、編集側テープ12に示した73が開始点であ
る。 (d−3−a.A区) 自動編集ボタン30が押されると、先ず、編集側テープ
12がその開始点73のタイムコードが検出されるところま
で走行される。この場合、キャプスタン42′を回転させ
るモータの慣性等によってテープ12は所定のタイムコー
ドが検出された位置から多少オーバーランして走行が停
止する。そこで、レコーダ制御回路48により、例えば、
キャプスタン42′の回転速度を順次落として逆転−正転
をくり返すことにより、所定のタイムコードの検出と同
時にテープの走行が停止するようにする。 しかして、回転磁気ヘッド40′、40′、・・・の所定
のものがテープ12のうち開始点73に対応する所定のトラ
ックの始端と接触した状態でレコーダ39の動作が停止す
る。尚、この間、プレーヤ38の動作は停止している。 ここまでが同図に示すA区の動作である。 (d−3−b.B区) 次に、原版側テープ11がその開始点70のタイムコード
が検出されるところまで走行され、この場合もキャプス
タン42の回転速度や回転方向を変えることによって回転
磁気ヘッド40、40、・・・の所定のものがテープ11の開
始点70に対応する所定のトラックの始端と接触するのと
同時にテープ11の走行が停止するように制御される。 これが同図に示すB区の動作である。 (d−3−c.C区) そして、この状態から所定のタイミングでプレーヤ38
とレコーダ39が同時に動作を開始し、先ず、テープ11及
び12がリバース方向へ所定量戻され、次いで、フォワー
ド方向へ走行されて行く。このリバース方向への戻し量
はテープ11、12の走行速度を安定させるのに充分な量に
設定されている。 従って、フォワード方向へ走行されるテープ11及び12
の走行速度は上記戻し量の分を走行する間に安定し、ま
た、この間に原版側テープ11の開始点70と編集側テープ
12の開始点73とが同時に検出されるように両テープ11、
12の開始点70、73の検出位相が同期される。 即ち、テープ11、12は、一旦、リバース方向へ戻され
た後フォワード方向へ走行されることによってそれぞれ
の開始点が検出される迄助走(プリロール)せしめられ
ることになり、従って、テープ11、12の開始点70、73の
検出はテープ11、12の走行速度が安定した状態で行なわ
れることになる。 しかして、テープ11、12の開始点70、73が同期して検
出され、この検出が為された時点から原版側テープ11か
ら再生された信号が編集側テープ12に転写されて行くと
共に、原版側テープ11の終了点71が検出されたところ
で、上記転写が停止する。 これが同図に示すC区の動作である。 (d−3−d.D区) そして、原版側テープ11の開始点70から終了点71まで
の間の記録内容の編集が終了すると、プレーヤ38が停止
すると共に、レコーダ39においては、編集側テープ12の
編集終了点74から数トラック分戻った位置、即ち、次の
編集が為される開始点75の検出が前記した制御と同様に
して行なわれ、また、この検出が為された後プレーヤ38
により、原版側テープ11のうち静止画とする部分の開始
点72の検出が行なわれる。 (d−3−e.E区) そこで、このようにして編集側テープ12の開始点75と
原版側テープ11の開始点72の検出が為された後、所定の
タイミングで前記した戻し及び助走と同様の戻し及び助
走が為されると共に、上記開始点75、72が検出された時
点で、原版側テープ11の開始点72のトラックの画像が前
記メモリ57に記憶され、かつ、該記憶された画像の信号
が編集回路52からレコーダ39の記録回路50へ出力されて
編集側テープ12に転写されて行くことになる。 尚、同図に示した表示画像60、60、・・・は以上A区
からE区について述べた各動作と対応して出力される表
示画像の一例を示すものである。 (G.発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明ビ
デオ編集装置は、原版側テープの記録内容を編集して編
集側テープに転写するビデオ編集装置であって、原版側
テープの記録信号のうち編集指定されたものを編集側テ
ープに対する記録を行なう記録回路へ出力する編集回路
と、原版側テープから再生された原版側画像及び編集画
テープから再生された編集側画像はその一方がメイン画
像とされ他方が縮小されかつメイン画像の一部に嵌め込
まれるサブ画像とされるとともに、サブ画像は原版側画
像であるか編集側画像であるかの違いに応じてメイン画
像中の固有の位置に表示されるように原版側画像信号と
編集側画像信号を画像表示手段へ出力する表示画像出力
部と、サブ画像を原版側画像又は編集側画像のいずれか
に切り換えるための切換手段とを備えたことを特徴とす
る。 従って、本発明によれば、原版側画像及び編集側画像
という2種類の画像をその一方をメイン画像とし他方を
縮小されかつメイン画像の一部に嵌め込まれた状態で画
像表示手段の画面に表示せしめることができるので、1
台の画像表示手段により原版側画像及び編集側画像の両
方を見ながら編集を行なうことがきる。 また、必要に応じてメイン画像とサブ画像を切り換え
ることができるので一方の画像が常に見難くなるという
ことも無い。 そして、上記サブ画像はその種類、即ち、原版側画像
であるか編集側画像であるかの違いに応じて画像表示手
段の画面における固有の位置に表示されるため上記位置
の違いによって当該サブ画像の種別を容易に認識するこ
とができる。従って、1つの画面に同時に表示された各
画像が原版側の画像か編集側の画像かを画像表示手段の
画面を見るだけで容易に認識することができる。 しかして、本発明ビデオ編集装置によれば、1台の画
像表示手段によって原版側画像及び編集側画像の2つの
画像を同時に見ながら編集を行なうことができるので編
集を行なうのに必要な機器を配置するスペースが小さく
て済み、かつ、少ない費用で編集を行なうことができる
と共に、1つの画面に同時に表示される2つの画像の種
別を当該画面を見るだけで容易に認識することができる
ため操作を誤ること無く編集作業を行なうことができ
る。なお、2つの画像のための信号は混合された状態で
画像表示手段へ出力されるため画像表示手段として通常
のもの、即ち、メイン画像とサブ画像を混合する回路等
を有しないものを使用することができる。 尚、前記実施例においては、静止画の表示又は記録を
行なうとき当該静止画像の信号を一時的に記憶するメモ
リを設けると共に、サブ画像の信号をこのメモリに一旦
記憶させた状態でメイン画像における固有の位置の指定
を行なうようにしたが、このようにすることにより、シ
ャープな静止画を表示あるいは記録することができると
共に、サブ画像についての処理回路を簡素なものとする
ことができる。 もっとも、本発明を実施するに際して、必ずしもこの
ようなメモリを用いる必要は無い。 また、前記実施例においては原版側画像及び編集側画
像のメイン画像における固有の位置を水平方向に離間し
た位置としたが、これら固有の位置は画面の垂直方向あ
るいは対角線方向に離間した位置であっても良い。 更に、前記実施例においては、画像のコマ送りを行な
うためのコマ送り手段によってメイン画像のコマ送りを
行なうことができるようにしたが、場合によっては2つ
のコマ送り手段によりメイン画像とサブ画像の両方につ
いて各別にコマ送りすることができるようにすることも
考えられる。 そして、前記実施例においては、編集回路や表示画像
出力部等の回路と原版側テープの再生を行なうビデオテ
ーププレーヤ及び編集側テープに対する記録及び再生を
行なうビデオテープレコーダが1つの筐体内に一体的に
組み込まれると共に操作部が上記筐体とは別体である形
態のものを示したが、本発明ビデオ編集装置は前記編集
回路や表示画像出力部等のみを備えプレーヤやレコーダ
を随時接続する形態、あるいは、上記操作部や画像表示
手段等が一体的に組み込まれた形態のものとしても良
い。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第4図は本発明ビデオ編集装置の実施の一例
を示すものであり、第1図はブロック回路図、第2図は
ビデオ編集装置及び画像モニターの斜視図、第3図はキ
ーボードの拡大平面図、第4図は編集動作の一例を示す
タイムチャート図、第5図はビデオ編集に使用される関
連機器の一般的な例を概略的に示す図である。 符号の説明 1……ビデオ編集装置、 11……原版側テープ、 12……編集側テープ、13……画像表示手段、50……記録
回路、52……編集回路、 53、55……表示画像出力部、61……原版側画像、62……
編集側画像、63……切換手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 眞也 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−172491(JP,A) 実開 昭61−111084(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.原版側テープの記録内容を編集して編集側テープに
    転写するビデオ編集装置であって、 原版側テープの記録信号のうち編集指定されたものを編
    集側テープに対する記録を行なう記録回路へ出力する編
    集回路と、 原版側テープから再生された原版側画像及び編集側テー
    プから再生された編集側画像はその一方がメイン画像と
    され他方が縮小されかつメイン画像の一部に嵌め込まれ
    るサブ画像とされるとともに、サブ画像は原版側画像で
    あるか編集側画像であるかの違いに応じてメイン画像中
    の固有の位置に表示されるように原版側画像信号と編集
    側画像信号を画像表示手段へ出力する表示画像出力部
    と、 前記サブ画像を原版側画像又は編集側画像のいずれかに
    切り換えるための切換手段とを備えた ことを特徴とするビデオ編集装置
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