JP2659003B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JP2659003B2 JP2659003B2 JP6965196A JP6965196A JP2659003B2 JP 2659003 B2 JP2659003 B2 JP 2659003B2 JP 6965196 A JP6965196 A JP 6965196A JP 6965196 A JP6965196 A JP 6965196A JP 2659003 B2 JP2659003 B2 JP 2659003B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- line
- field
- display device
- scanning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ビデオディス
プレイ装置の駆動方式に関する。
プレイ装置の駆動方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の液晶ビデオディスプレイ装置の回
路図を図１に示す。１０１はソース側ドライバー、１０
２は液晶ビデオディスプレイパネル、１０３はゲート側
ドライバー、１０４はシフトレジスタ、１０５はソース
側クロック入力端子、１０６はソース側データ入力端
子、１０７はビデオ信号入力端子、１０８はアナログス
イッチ、１０９は画素、１１０はシフ卜レジスタ、１１
１はゲート側デー夕入力端子、１１２はゲート側クロッ
ク入力端子、１１３はアナログスイッチ、１１４はコン
デンサ、１１５は液晶、１１６は共通電極である。従来
の液晶ビデオディスプレイ装置では、水平方向の解像度
（画素数）はソース側ドライバーのクロック周波数を上
昇させることである程度変更が可能であった。しかし、
垂直方向の解像度（画素数）はテレビジョン信号の方式
によって制約を受けていた。さらに従来の液晶ビデオデ
ィスプレイ装置では飛越走査を正式に行なっていない。
すなわち１フィールド目の信号を画素に書き込み、２フ
ィールド目では同一の画素に重ねて書き込む方式になっ
ている。すなわち、垂直方向の解像度が半分となってい
る。以上のように従来の液晶ビデオディスプレイ装置で
は垂直方向の解像度が良くないという欠点があった。
路図を図１に示す。１０１はソース側ドライバー、１０
２は液晶ビデオディスプレイパネル、１０３はゲート側
ドライバー、１０４はシフトレジスタ、１０５はソース
側クロック入力端子、１０６はソース側データ入力端
子、１０７はビデオ信号入力端子、１０８はアナログス
イッチ、１０９は画素、１１０はシフ卜レジスタ、１１
１はゲート側デー夕入力端子、１１２はゲート側クロッ
ク入力端子、１１３はアナログスイッチ、１１４はコン
デンサ、１１５は液晶、１１６は共通電極である。従来
の液晶ビデオディスプレイ装置では、水平方向の解像度
（画素数）はソース側ドライバーのクロック周波数を上
昇させることである程度変更が可能であった。しかし、
垂直方向の解像度（画素数）はテレビジョン信号の方式
によって制約を受けていた。さらに従来の液晶ビデオデ
ィスプレイ装置では飛越走査を正式に行なっていない。
すなわち１フィールド目の信号を画素に書き込み、２フ
ィールド目では同一の画素に重ねて書き込む方式になっ
ている。すなわち、垂直方向の解像度が半分となってい
る。以上のように従来の液晶ビデオディスプレイ装置で
は垂直方向の解像度が良くないという欠点があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる欠点を
除去したもので、その目的は垂直方向の解像度を改良
し、大画面でも充分な表示品質を得ることにある。
除去したもので、その目的は垂直方向の解像度を改良
し、大画面でも充分な表示品質を得ることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、奇数フィールドのラインに相当する走査線と偶数フ
ィールドのラインに相当する走査線とが交互に配列さ
れ、該走査線とマトリクスを構成するように信号線が配
列され、該走査線の選択によって選択され、該信号線か
ら映像信号が印加される画素を有してなる液晶表示装置
において、奇数フィールドでは、奇数フィールドのライ
ンに相当する走査線と、該奇数フィールドのラインに相
当する走査線に隣接する偶数フィールドのラインに相当
する走査線とを対にして該走査線を選択し、該対となっ
た走査線により選択された画素に奇数フィールドの映像
信号を印加すると共に、偶数フィールドでは、偶数フィ
ールドのラインに相当する走査線と、該偶数フィールド
のラインに相当する走査線に隣接する奇数フィールドの
ラインに相当する走査線のうち、奇数フィールドのとき
対とならなかったもう一方の走査線とを対にして該走査
線を選択し、該対となった走査線により選択された画素
に偶数フィールドの映像信号を印加してなり、奇数フィ
ールドと偶数フィールドとでは、前記画素に印加する映
像信号の位相を反転してなることを特徴とする。また、
前記対となった走査線を選択する選択手段をドライバー
内に有することを特徴とする。また、前記対となった走
査線を選択する選択手段を液晶パネル内に有することを
特徴とする。
は、奇数フィールドのラインに相当する走査線と偶数フ
ィールドのラインに相当する走査線とが交互に配列さ
れ、該走査線とマトリクスを構成するように信号線が配
列され、該走査線の選択によって選択され、該信号線か
ら映像信号が印加される画素を有してなる液晶表示装置
において、奇数フィールドでは、奇数フィールドのライ
ンに相当する走査線と、該奇数フィールドのラインに相
当する走査線に隣接する偶数フィールドのラインに相当
する走査線とを対にして該走査線を選択し、該対となっ
た走査線により選択された画素に奇数フィールドの映像
信号を印加すると共に、偶数フィールドでは、偶数フィ
ールドのラインに相当する走査線と、該偶数フィールド
のラインに相当する走査線に隣接する奇数フィールドの
ラインに相当する走査線のうち、奇数フィールドのとき
対とならなかったもう一方の走査線とを対にして該走査
線を選択し、該対となった走査線により選択された画素
に偶数フィールドの映像信号を印加してなり、奇数フィ
ールドと偶数フィールドとでは、前記画素に印加する映
像信号の位相を反転してなることを特徴とする。また、
前記対となった走査線を選択する選択手段をドライバー
内に有することを特徴とする。また、前記対となった走
査線を選択する選択手段を液晶パネル内に有することを
特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】図２は本発明の液晶ビデオディス
プレイ装置駆動方式図である。本発明の液晶ビデオディ
スプレイ装置では飛越走査に対応した４００〜５００本
程度のタイミングラインを有している。液晶ビデオディ
スプレイ装置では、飛越走査によって１本おきにライン
を選択するということができない。液晶には３０Ｈｚ程
度の交流波形で電圧を印加する必要があるからである。
そこで本発明では図２に示すように奇数フィールドで各
画素に対して，，，・・・・と２本ずつタイミ
ングライン選択して書き込み、偶数フィールドでは共通
電極電位に対して反転した信号を，，，・・・
・と、奇数フィールドに対して１ラインずらした２本ず
つタイミングライン選択して書き込む。従来はとの
平均値、との平均値のいう表示であったが、本発明
ではと，と，と，との平均値という表
示になるので従来よりは垂直方向の解像度が改良され
る。各画素では従来と同様に奇数フィールドと偶数フィ
ールドの平均値という表示となってしまうが、タイミン
グライン数が倍になったということで、家庭用としては
充分であり、またフレームメモリをもたずに液晶を交流
駆動できるので周辺回路も簡易である。
プレイ装置駆動方式図である。本発明の液晶ビデオディ
スプレイ装置では飛越走査に対応した４００〜５００本
程度のタイミングラインを有している。液晶ビデオディ
スプレイ装置では、飛越走査によって１本おきにライン
を選択するということができない。液晶には３０Ｈｚ程
度の交流波形で電圧を印加する必要があるからである。
そこで本発明では図２に示すように奇数フィールドで各
画素に対して，，，・・・・と２本ずつタイミ
ングライン選択して書き込み、偶数フィールドでは共通
電極電位に対して反転した信号を，，，・・・
・と、奇数フィールドに対して１ラインずらした２本ず
つタイミングライン選択して書き込む。従来はとの
平均値、との平均値のいう表示であったが、本発明
ではと，と，と，との平均値という表
示になるので従来よりは垂直方向の解像度が改良され
る。各画素では従来と同様に奇数フィールドと偶数フィ
ールドの平均値という表示となってしまうが、タイミン
グライン数が倍になったということで、家庭用としては
充分であり、またフレームメモリをもたずに液晶を交流
駆動できるので周辺回路も簡易である。
【０００６】図３は本発明の液晶ビデオディスプレイ装
置の回路図である。３０１は偶奇フィールド信号入力端
子、３０２はアナログスイッチ（偶奇切換スイッチとす
る。）である。３０２のアナログスイッチは奇数フィー
ルドのときは下側、偶数フィールドのときは上側にオン
するように３０１の偶奇フィールド信号入力によって制
御される。偶奇フィールド信号と同期してソース側ドラ
イバーには、偶数フィールドには偶数フィールドの正極
性ビデオ信号、奇数フィールドには負極性ビデオ信号
（共通電極電位に対して）が供給される。
置の回路図である。３０１は偶奇フィールド信号入力端
子、３０２はアナログスイッチ（偶奇切換スイッチとす
る。）である。３０２のアナログスイッチは奇数フィー
ルドのときは下側、偶数フィールドのときは上側にオン
するように３０１の偶奇フィールド信号入力によって制
御される。偶奇フィールド信号と同期してソース側ドラ
イバーには、偶数フィールドには偶数フィールドの正極
性ビデオ信号、奇数フィールドには負極性ビデオ信号
（共通電極電位に対して）が供給される。
【０００７】図４は本発明の他の実施例である。本実施
例では、アナログスイッチ３０２を液晶ビデオディスプ
レイパネル１０２側に内蔵することによって液晶ビデオ
ディスプレイパネル１０２とゲート側ドライバー１０３
の接続本数を従来と同じ本数におさえることができる。
例では、アナログスイッチ３０２を液晶ビデオディスプ
レイパネル１０２側に内蔵することによって液晶ビデオ
ディスプレイパネル１０２とゲート側ドライバー１０３
の接続本数を従来と同じ本数におさえることができる。
【０００８】
【発明の効果】そして、本発明は、このような構成とし
たことにより、１フィールドの走査線の数より多い（例
えば４００〜５００本）走査線を有する液晶表示装置に
おいて、非常に簡単な構成により画質の劣化を抑えて飛
越走査方式の映像信号の走査を行うことができるので、
飛越走査方式の映像信号を高画質で表示する液晶表示装
置を提供することが可能となる。特に液晶表示装置で飛
越走査に対応する場合、一定周波数以上で画素に映像信
号を印加しないとフリッカが発生し非常に画質が悪くな
るが、本発明では、走査線を２本ずつペアで選択して、
かつ奇数フィールドと偶数フィールドで２本のペアをず
らすことで、全ての走査線を選択し各画素にフィールド
毎に映像信号が印加され、全走査線を使用して奇数フィ
ールドと偶数フィールドの平均値を表示するため、フリ
ッカの発生を抑えることができるものである。また、各
画素にフィールド毎に印加される映像信号の位相（共通
電極電位に対する極性）は、フィールド毎に反転される
ので、画素の液晶は交流駆動され、液晶は長寿命化でき
る。
たことにより、１フィールドの走査線の数より多い（例
えば４００〜５００本）走査線を有する液晶表示装置に
おいて、非常に簡単な構成により画質の劣化を抑えて飛
越走査方式の映像信号の走査を行うことができるので、
飛越走査方式の映像信号を高画質で表示する液晶表示装
置を提供することが可能となる。特に液晶表示装置で飛
越走査に対応する場合、一定周波数以上で画素に映像信
号を印加しないとフリッカが発生し非常に画質が悪くな
るが、本発明では、走査線を２本ずつペアで選択して、
かつ奇数フィールドと偶数フィールドで２本のペアをず
らすことで、全ての走査線を選択し各画素にフィールド
毎に映像信号が印加され、全走査線を使用して奇数フィ
ールドと偶数フィールドの平均値を表示するため、フリ
ッカの発生を抑えることができるものである。また、各
画素にフィールド毎に印加される映像信号の位相（共通
電極電位に対する極性）は、フィールド毎に反転される
ので、画素の液晶は交流駆動され、液晶は長寿命化でき
る。
【０００９】表示が平均値化することで若干の画質低下
はあるが、従来の様なフィールドメモリ等を必要とせず
に、例えば単に走査線を２本同時に選択するようなスイ
ッチ素子を付加するだけで走査線を２倍にすることがで
き、飛躍的に高画質化を計ることができる効果は大き
い。時に、一般家庭等での使用を考えた場合、走査線が
２倍になる効果は非常に大きく、平均値表示することに
よる画質劣化はまず問題とならない。むしろ、高画質の
液晶表示装置を安価に供給できる効果の方が格段に大き
い。
はあるが、従来の様なフィールドメモリ等を必要とせず
に、例えば単に走査線を２本同時に選択するようなスイ
ッチ素子を付加するだけで走査線を２倍にすることがで
き、飛躍的に高画質化を計ることができる効果は大き
い。時に、一般家庭等での使用を考えた場合、走査線が
２倍になる効果は非常に大きく、平均値表示することに
よる画質劣化はまず問題とならない。むしろ、高画質の
液晶表示装置を安価に供給できる効果の方が格段に大き
い。
【００１０】また、本願の応用として、水平方向の解像
度を従来の方法で増やして（例えば、水平画素数を増や
し、クロック周波数を上げる。）水平解像度も高くすれ
ば、より大型の高面質の表示装置も容易に達成できる。
度を従来の方法で増やして（例えば、水平画素数を増や
し、クロック周波数を上げる。）水平解像度も高くすれ
ば、より大型の高面質の表示装置も容易に達成できる。
【００１１】また本発明の駆動方式は、アクティブマト
リクスパネルでない、時分割駆動の液晶ビデオディスプ
レイ装置においても有効である。
リクスパネルでない、時分割駆動の液晶ビデオディスプ
レイ装置においても有効である。
【図１】従来の液晶ビデオディスプレイ装置の回路図。
【図２】本発明の液晶ビデオディスプレイ装置の駆動方
式図。
式図。
【図３】本発明の液晶ビデオディスプレイ装置の回路
図。
図。
【図４】本発明の他の実施例である液晶ビデオディスプ
レイ装置の回路図。
レイ装置の回路図。
１０１・・・ソース側ドライバー １０２・・・液晶ビデオディスプレイパネル １０３・・・ゲート側ドライバー １０４・・・シフトレジスタ １０５・・・ソース側クロック入力端子 １０６・・・ソース側データ入力端子 １０７・・・ビデオ信号入力端子 １０８・・・アナログスイッチ １０９・・・画素 １１０・・・シフトレジス夕 １１１・・・ゲート側デー夕入力端子 １１２・・・ゲート側クロック入力端子 １１３・・・アナログスイッチ １１４・・・コンデンサ １１５・・・液晶 １１６・・・共通電極 ３０１・・・偶奇フィールド信号入力端子 ３０２・・・アナログスイッチ
Claims (3)
- 【請求項１】 奇数フィールドのラインに相当する走査
線と偶数フィールドのラインに相当する走査線とが交互
に配列され、該走査線とマトリクスを構成するように信
号線が配列され、該走査線の選択によって選択され、該
信号線から映像信号が印加される画素を有してなる液晶
表示装置において、 奇数フィールドでは、奇数フィールドのラインに相当す
る走査線と、該奇数フィールドのラインに相当する走査
線に隣接する偶数フィールドのラインに相当する走査線
とを対にして該走査線を選択し、該対となった走査線に
より選択された画素に奇数フィールドの映像信号を印加
すると共に、 偶数フィールドでは、偶数フィールドのラインに相当す
る走査線と、該偶数フィールドのラインに相当する走査
線に隣接する奇数フィールドのラインに相当する走査線
のうち、奇数フィールドのとき対とならなかったもう一
方の走査線とを対にして該走査線を選択し、該対となっ
た走査線により選択された画素に偶数フィールドの映像
信号を印加してなり、 奇数フィールドと偶数フィールドとでは、前記画素に印
加する映像信号の位相を反転してなることを特徴とする
液晶表示装置。 - 【請求項２】 前記対となった走査線を選択する選択手
段をドライバー内に有することを特徴とする請求項１記
載の液晶表示装置。 - 【請求項３】 前記対となった走査線を選択する選択手
段を液晶パネル内に有することを特徴とする請求項１記
載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6965196A JP2659003B2 (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6965196A JP2659003B2 (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 液晶表示装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58106084A Division JPH0732473B2 (ja) | 1983-06-14 | 1983-06-14 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08334744A JPH08334744A (ja) | 1996-12-17 |
| JP2659003B2 true JP2659003B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13408969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6965196A Expired - Lifetime JP2659003B2 (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2659003B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4665291B2 (ja) * | 2000-04-24 | 2011-04-06 | ソニー株式会社 | アクティブマトリクス表示装置 |
-
1996
- 1996-03-26 JP JP6965196A patent/JP2659003B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08334744A (ja) | 1996-12-17 |
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