JP2657241B2 - 染毛剤組成物 - Google Patents
染毛剤組成物Info
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- JP2657241B2 JP2657241B2 JP63189324A JP18932488A JP2657241B2 JP 2657241 B2 JP2657241 B2 JP 2657241B2 JP 63189324 A JP63189324 A JP 63189324A JP 18932488 A JP18932488 A JP 18932488A JP 2657241 B2 JP2657241 B2 JP 2657241B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は染毛剤組成物に関し、更に詳しくは毛髪を傷
めず、日常のヘアケア行動の中で徐々に白髪の染毛が可
能な染毛剤組成物に関する。
めず、日常のヘアケア行動の中で徐々に白髪の染毛が可
能な染毛剤組成物に関する。
従来、染毛剤としてはパラフェレンジアミン系の酸化
型染料を主成分とした二液型タイプのものが一般的に使
用されているが、一部特異体質の人々の間に皮膚かぶれ
やアレルギー症状等を起こしたり、またその変異原性に
関し、疑いがもたれるなど、安全性の面で問題があるこ
とが指摘されている。
型染料を主成分とした二液型タイプのものが一般的に使
用されているが、一部特異体質の人々の間に皮膚かぶれ
やアレルギー症状等を起こしたり、またその変異原性に
関し、疑いがもたれるなど、安全性の面で問題があるこ
とが指摘されている。
この点を解消するため、染毛剤の成分として多価金属
塩とイオウ又はポリフェノール化合物を組み合わせたも
の(特開昭53−52633号、特開昭55−154912号、特開昭4
9−36838号公報など)、植物抽出エキスを用いたもの
(米国特許第4,183,366号明細書、特開昭61−225259号
公報)あるいはキノン系化合物を使用したもの(特開昭
63−33320号公報)などの数多くの提案がされている
が、毛髪を傷める、櫛通り性が悪くなる、爪や皮膚に染
色する、染毛性が充分でない、またポリフェノール類は
感作性があり安全性上好ましくないといった難点を少な
からず有し、使用者の要求を必ずしも満足させるもので
はなかった。
塩とイオウ又はポリフェノール化合物を組み合わせたも
の(特開昭53−52633号、特開昭55−154912号、特開昭4
9−36838号公報など)、植物抽出エキスを用いたもの
(米国特許第4,183,366号明細書、特開昭61−225259号
公報)あるいはキノン系化合物を使用したもの(特開昭
63−33320号公報)などの数多くの提案がされている
が、毛髪を傷める、櫛通り性が悪くなる、爪や皮膚に染
色する、染毛性が充分でない、またポリフェノール類は
感作性があり安全性上好ましくないといった難点を少な
からず有し、使用者の要求を必ずしも満足させるもので
はなかった。
〔目的〕 本発明は上記従来技術の実情に鑑みてなされたもので
あって、その目的は安全性に優れ毛髪を傷めず日常のヘ
アケア行動の中で徐々に毛髪を染色することができ、し
かも櫛通り性に優れた染毛剤組成物を提供することにあ
る。
あって、その目的は安全性に優れ毛髪を傷めず日常のヘ
アケア行動の中で徐々に毛髪を染色することができ、し
かも櫛通り性に優れた染毛剤組成物を提供することにあ
る。
本発明によれば、 (A)多価金属塩および (B)アスコルビン酸類、アンスロン配糖体、ゴシポー
ル類及びコウジ酸類類から選ばれる1個以上の化合物 とからなる染毛剤組成物が提供される。
ル類及びコウジ酸類類から選ばれる1個以上の化合物 とからなる染毛剤組成物が提供される。
本発明で用いる(A)成分は多価金属塩であり、この
ような多価金属塩としては、たとえば硫酸第一鉄、硫酸
第二鉄、塩化第一鉄、塩化第二鉄、酢酸第一鉄、酢酸第
二鉄、硝酸第一鉄、硝酸第二鉄、クエン酸塩アンモニウ
ム、水酸化第一鉄、水酸化第二鉄、リン酸第一鉄、リン
酸第二鉄、フェロシアン化カリウム、フェリシアン化カ
リウム等の鉄塩、塩化硝鉛、硝酸亜鉛、硫酸亜鉛、水酸
化亜鉛、酢酸亜鉛等の亜鉛塩、酢酸鉛、硫酸鉛、硝酸
鉛、塩化鉛等の鉛塩及び硫酸銅、水酸化銅、塩化銅等の
銅塩等が挙げられるが、効果の発現性からみて鉄塩特に
塩化第一鉄、塩化第2鉄、硫酸第一鉄、硫酸第二鉄等を
用いることが好ましい。
ような多価金属塩としては、たとえば硫酸第一鉄、硫酸
第二鉄、塩化第一鉄、塩化第二鉄、酢酸第一鉄、酢酸第
二鉄、硝酸第一鉄、硝酸第二鉄、クエン酸塩アンモニウ
ム、水酸化第一鉄、水酸化第二鉄、リン酸第一鉄、リン
酸第二鉄、フェロシアン化カリウム、フェリシアン化カ
リウム等の鉄塩、塩化硝鉛、硝酸亜鉛、硫酸亜鉛、水酸
化亜鉛、酢酸亜鉛等の亜鉛塩、酢酸鉛、硫酸鉛、硝酸
鉛、塩化鉛等の鉛塩及び硫酸銅、水酸化銅、塩化銅等の
銅塩等が挙げられるが、効果の発現性からみて鉄塩特に
塩化第一鉄、塩化第2鉄、硫酸第一鉄、硫酸第二鉄等を
用いることが好ましい。
(A)成分の配合割合は0.001〜10重量%、好ましくは
0.1〜7.0重量%である。
0.1〜7.0重量%である。
(A)成分の配合割合が0.001重量%未満であると染毛
効果が充分に発揮されず、また10重量%を越えると染毛
剤組成物の安定性が悪くなり、分解や沈殿が生じるので
望ましくない。
効果が充分に発揮されず、また10重量%を越えると染毛
剤組成物の安定性が悪くなり、分解や沈殿が生じるので
望ましくない。
本発明においては、上記(A)成分と共に(B)成分
として、アスコルビン酸類、アンスロン配糖体、ゴジポ
ール類及びコウジ酸類から選ばれる1種以上の化合物を
用いる。
として、アスコルビン酸類、アンスロン配糖体、ゴジポ
ール類及びコウジ酸類から選ばれる1種以上の化合物を
用いる。
(B)成分の配合割合は0.001〜10重量%、好ましくは
0.05〜6重量%である。
0.05〜6重量%である。
(B)成分の配合割合が0.001重量%未満であると染毛
性が充分でなく、また10重量%を越えると染毛剤組成物
の安定性が悪くなるので好ましくない。
性が充分でなく、また10重量%を越えると染毛剤組成物
の安定性が悪くなるので好ましくない。
以下、(B)成分として用いる化合物を説明する。ア
スコルビン酸類としては、アスコルビン酸、L−アスコ
ルビン酸、L−デヒドロアスコルビン酸あるいはこれら
の塩が包含される。塩の例としてはたとえばアスコルビ
ン酸リン酸マグネシウム、アスコルビン酸硫酸マグネシ
ウム等のアスコルビン酸の金属塩、L−アスコルビン酸
ナトリウム、L−アスコルビン酸カリウム、L−アスコ
ルビン酸カルシウム等のL−アスコルビン酸の金属塩、
L−デヒドロアスコルビン酸ナトリウム、L−デヒドロ
アスコルビン酸カリウム、L−デヒドロアスコルビン酸
カルシウム等のL−デヒドロアスコルビン酸の金属塩が
挙げられる。
スコルビン酸類としては、アスコルビン酸、L−アスコ
ルビン酸、L−デヒドロアスコルビン酸あるいはこれら
の塩が包含される。塩の例としてはたとえばアスコルビ
ン酸リン酸マグネシウム、アスコルビン酸硫酸マグネシ
ウム等のアスコルビン酸の金属塩、L−アスコルビン酸
ナトリウム、L−アスコルビン酸カリウム、L−アスコ
ルビン酸カルシウム等のL−アスコルビン酸の金属塩、
L−デヒドロアスコルビン酸ナトリウム、L−デヒドロ
アスコルビン酸カリウム、L−デヒドロアスコルビン酸
カルシウム等のL−デヒドロアスコルビン酸の金属塩が
挙げられる。
アンスロン配糖体としては、エモジン(レウムエモジ
ン)、エモジンモノメチルエーテル、エモジン−アント
ロン、エモジン−8−β−D−グルコシド(アントラグ
リコシドB)、エモジン−グルコシド、エモジン−6−
モノグルコシド等のエモジン類、モリンジン、センノシ
ドA、センノシドB、センノシドC、ウスチラギノイジ
ンA等のモリンジン類などが挙げられる。
ン)、エモジンモノメチルエーテル、エモジン−アント
ロン、エモジン−8−β−D−グルコシド(アントラグ
リコシドB)、エモジン−グルコシド、エモジン−6−
モノグルコシド等のエモジン類、モリンジン、センノシ
ドA、センノシドB、センノシドC、ウスチラギノイジ
ンA等のモリンジン類などが挙げられる。
ゴシポール類としては、ゴシポール、ヘメロカリン、
6,6′−ジメトキシ−ゴシポール、ヘミゴシポール、3,
3′−ビブルンバギン、ネオジオスピリン等が挙げられ
る。
6,6′−ジメトキシ−ゴシポール、ヘミゴシポール、3,
3′−ビブルンバギン、ネオジオスピリン等が挙げられ
る。
コウジ酸類としては、下記一般式 (R:水素、C1〜22の脂肪酸のアシル基 R2:2−ピロリドン−5−イル基、ピリジル基) で示される化合物の他、2−アルキルカルボニルオキシ
メチル−5−ヒドロキシ−4H−ピラン−4−オン、2−
ベンゾイルオキシ−5−ヒドロキシ−4H−ピラン−4−
オン、2−シンナモイルオキシメチル−5−ヒドロキシ
−4H−ピラン−4−オン、2−フェノキシメチル−5−
ヒドロキシ−4H−ピラン−4−オン、コウジ酸モノブチ
レート、コウジ酸モノカプリレート等が挙げられる。
メチル−5−ヒドロキシ−4H−ピラン−4−オン、2−
ベンゾイルオキシ−5−ヒドロキシ−4H−ピラン−4−
オン、2−シンナモイルオキシメチル−5−ヒドロキシ
−4H−ピラン−4−オン、2−フェノキシメチル−5−
ヒドロキシ−4H−ピラン−4−オン、コウジ酸モノブチ
レート、コウジ酸モノカプリレート等が挙げられる。
以上の具体的化合物の詳細は「ハンドブック;化粧品
製剤原料、p558〜559、改訂版;日光ケミカルズ(株)
発行」に記載されている。
製剤原料、p558〜559、改訂版;日光ケミカルズ(株)
発行」に記載されている。
本発明は前記(A)成分及び(B)成分を必須成分と
するものであるが、必要に応じてこの種染毛剤組成物に
慣用される補助成分を添加することもできる。
するものであるが、必要に応じてこの種染毛剤組成物に
慣用される補助成分を添加することもできる。
このような補助成分としては、流動パラフィン、ワセ
リン、ステアリン酸、セトステアリルアルコール、イソ
プロピルパルミテート、オクチルドデカノール、スクワ
ラン、植物油、イソステアリン酸、芳香族一価アルコー
ル(ベンジルアルコール等)、ラノリンアルコール、コ
レステロール等の油分、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油、ポリオキシエチレンステアリルエーテル等の非イオ
ン界面活性剤、塩化ステアリントリメチルアンモニウ
ム、塩化ジオレイルジメチルアンモニウム、ポリオキシ
エチレン塩化ステアリルトリメチルアンモニウム等のカ
チオン界面活性剤、アルキル硫酸ナトリウム等のアニオ
ン界面活性剤、アルキルベタイン等の両性界面活性剤、
プロピレングリコール、グリセリン、マーピット、ポリ
エチレングリコール、1,3−ブチルグリコール等の保湿
剤、アニオン、ノニオン及びカチオン性樹脂、亜硫酸ナ
トリウム、L−システイン誘導体等の還元剤、クエン
酸、リンゴ酸等の有機酸又はその塩、l−メントール、
カンファー等の清涼感付与剤、エタノール等の有機溶
剤、イソプロピルメチルフェノール等の殺菌剤、エチレ
ンカーボネート、N−メチル−2−ピロリドン等のラッ
カイン酸、リボフラボン、β−カロチン等の色素、クマ
リン等の香料が挙げられる。
リン、ステアリン酸、セトステアリルアルコール、イソ
プロピルパルミテート、オクチルドデカノール、スクワ
ラン、植物油、イソステアリン酸、芳香族一価アルコー
ル(ベンジルアルコール等)、ラノリンアルコール、コ
レステロール等の油分、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油、ポリオキシエチレンステアリルエーテル等の非イオ
ン界面活性剤、塩化ステアリントリメチルアンモニウ
ム、塩化ジオレイルジメチルアンモニウム、ポリオキシ
エチレン塩化ステアリルトリメチルアンモニウム等のカ
チオン界面活性剤、アルキル硫酸ナトリウム等のアニオ
ン界面活性剤、アルキルベタイン等の両性界面活性剤、
プロピレングリコール、グリセリン、マーピット、ポリ
エチレングリコール、1,3−ブチルグリコール等の保湿
剤、アニオン、ノニオン及びカチオン性樹脂、亜硫酸ナ
トリウム、L−システイン誘導体等の還元剤、クエン
酸、リンゴ酸等の有機酸又はその塩、l−メントール、
カンファー等の清涼感付与剤、エタノール等の有機溶
剤、イソプロピルメチルフェノール等の殺菌剤、エチレ
ンカーボネート、N−メチル−2−ピロリドン等のラッ
カイン酸、リボフラボン、β−カロチン等の色素、クマ
リン等の香料が挙げられる。
本発明の染毛剤組成物は常法に従って種々の剤型とす
ることができるが、好ましくは前記(A)成分を主体と
する第1液と前記(B)成分を主体とする第2液からな
るいわゆる二液タイプとして調製することが好ましい。
ることができるが、好ましくは前記(A)成分を主体と
する第1液と前記(B)成分を主体とする第2液からな
るいわゆる二液タイプとして調製することが好ましい。
具体的には第1液は(A)成分である多価金属塩に必
要に応じて前記補助成分を適宜添加した液状、クリーム
状、泡状、スプレー状等のシャンプー、リンス、トニッ
ク、ヘアクリーム、ヘアカラー等から構成され、一方第
2液は(B)成分であるアスコルビン酸、アンスロン酸
糖体、ゴジポール類及びコウジ酸類から選ばれる1種以
上の化合物に必要に応じて前記補助成分を適宜添加した
液状、クリーム状、泡状、スプレー状等のシャンプー、
リンス、トニック、ヘアクリーム、ヘアカラー等から構
成される。
要に応じて前記補助成分を適宜添加した液状、クリーム
状、泡状、スプレー状等のシャンプー、リンス、トニッ
ク、ヘアクリーム、ヘアカラー等から構成され、一方第
2液は(B)成分であるアスコルビン酸、アンスロン酸
糖体、ゴジポール類及びコウジ酸類から選ばれる1種以
上の化合物に必要に応じて前記補助成分を適宜添加した
液状、クリーム状、泡状、スプレー状等のシャンプー、
リンス、トニック、ヘアクリーム、ヘアカラー等から構
成される。
第1液と第2液の剤型は同一でも異っていてもよい
が、使用性の点からみて第1液は泡状又は液剤とし、第
2液は液剤、泡状又はクリーム状とするのが適当であ
る。
が、使用性の点からみて第1液は泡状又は液剤とし、第
2液は液剤、泡状又はクリーム状とするのが適当であ
る。
本発明の染毛剤組成物を用いて毛髪を染毛するには、
(A)成分と(B)成分を実質的に染毛過程で接触させ
る方法のいずれもが使用でき、たとえば(A)成分を含
む第1液をシャンプー、リンス等としてまず毛髪に塗布
して10分〜30分間放置し軽く洗浄する。ついで(B)成
分を含有する第2液をリキッド、泡状整髪剤等として毛
髪に塗布し5〜30分間放置し、第1液と第2液を接触さ
せた後、すすぎ洗いし場合によっては乾燥させる工程を
毎日繰返り返し実施すればよい。
(A)成分と(B)成分を実質的に染毛過程で接触させ
る方法のいずれもが使用でき、たとえば(A)成分を含
む第1液をシャンプー、リンス等としてまず毛髪に塗布
して10分〜30分間放置し軽く洗浄する。ついで(B)成
分を含有する第2液をリキッド、泡状整髪剤等として毛
髪に塗布し5〜30分間放置し、第1液と第2液を接触さ
せた後、すすぎ洗いし場合によっては乾燥させる工程を
毎日繰返り返し実施すればよい。
本発明の染毛剤組成物は日常のヘアケア行動の中で極
く自然に白髪を染色することができ、しかも繰り返し使
用しても毛髪が傷んだり、パサ付くことがなく、櫛通り
性に優れたしなやかな仕上り感を与える。
く自然に白髪を染色することができ、しかも繰り返し使
用しても毛髪が傷んだり、パサ付くことがなく、櫛通り
性に優れたしなやかな仕上り感を与える。
以下、実施例及び比較例により本発明を更に詳細に説
明する。
明する。
実施例1〜10、比較例1〜7 表−1に示される成分組成を有する第1液(ヘアリン
ス剤)と第2液(ヘアリキッド剤)とからなる染毛剤組
成物を調製し、その染毛性の効果を判定すると共に染毛
後の毛髪の櫛通り性を判定した。その結果を表−1に示
す。なお、染毛性及び櫛通り性の試験は以下のようにし
て行なった。
ス剤)と第2液(ヘアリキッド剤)とからなる染毛剤組
成物を調製し、その染毛性の効果を判定すると共に染毛
後の毛髪の櫛通り性を判定した。その結果を表−1に示
す。なお、染毛性及び櫛通り性の試験は以下のようにし
て行なった。
シャンプーした毛束3g(白髪率15〜20%、長さ15cm)
に第1液のリンス剤0.3gを塗布し、40℃、30分間放置し
た後、浴比25倍の水で2回すすぐ。ついでリンス処理後
の毛束に第2液のヘアリキッドを塗布し40℃で10分間放
置する。以上の染毛工程を10回繰返した後の毛束のL,a,
bを色差計(101D型、日本電色工業社製)で測定し、未
処理毛束との色差ΔEを算出し、この値を染毛性の評価
基準とした。
に第1液のリンス剤0.3gを塗布し、40℃、30分間放置し
た後、浴比25倍の水で2回すすぐ。ついでリンス処理後
の毛束に第2液のヘアリキッドを塗布し40℃で10分間放
置する。以上の染毛工程を10回繰返した後の毛束のL,a,
bを色差計(101D型、日本電色工業社製)で測定し、未
処理毛束との色差ΔEを算出し、この値を染毛性の評価
基準とした。
なお、肉眼で染毛していると認知できるΔEの最低レ
ベル値は2.0である。
ベル値は2.0である。
上記染料性試験に供した毛束を25℃、湿度65%の条件
下で24時間放置した後、パネラー20人による官能試験に
供し、その毛髪の櫛通り性を判定した。
下で24時間放置した後、パネラー20人による官能試験に
供し、その毛髪の櫛通り性を判定した。
◎良好:80%以上のパネラーが櫛通り性が良好でパサツ
キが全くないとしたもの ○やや良好:60%〜80%以上のパネラーが櫛通り性が良
好でパサツキが全くないとしたもの △やや悪い:40%〜60%のパネラーが櫛通り性が良好で
パサツキが全くないとしたもの ×悪い:40%以下のパネラーが櫛通り性が良好でパサツ
キが全くないとしたもの 実施例11 下記に示される第1液を育毛剤、第2液を泡状整髪剤
とした以外は実施例1と同様な処理を行なったところΔ
Eは4.7、毛髪の櫛通り性は良好(◎)であった。
キが全くないとしたもの ○やや良好:60%〜80%以上のパネラーが櫛通り性が良
好でパサツキが全くないとしたもの △やや悪い:40%〜60%のパネラーが櫛通り性が良好で
パサツキが全くないとしたもの ×悪い:40%以下のパネラーが櫛通り性が良好でパサツ
キが全くないとしたもの 実施例11 下記に示される第1液を育毛剤、第2液を泡状整髪剤
とした以外は実施例1と同様な処理を行なったところΔ
Eは4.7、毛髪の櫛通り性は良好(◎)であった。
〔第1液〕 (重量%) ビタミンEアセテート 0.2 センブリ抽出液 0.1 塩化第2鉄 0.05 硫酸亜鉛 0.1 塩化銅 0.1 l−メントール 0.2 イソプロピルメチルフェノール 0.1 香料 0.2 エタノール 50.0 水 バランス 〔第2液〕 (重量%) カチオン化セルロース 0.5 ポリメタクリル酸エステル 3.0 ポリオキシエチレン(15)オレイルエーテル 1.0 エモジン 0.01 アメントフラボン 0.1 ソルビホリン 0.1 ラッカインサン 0.001 香料 0.3 エタノール 15.0 水 バランス *上記原液と噴射剤(LPG)を重量比で94:6に混合した
泡状整髪剤
泡状整髪剤
Claims (1)
- 【請求項1】(A)多価金属塩および (B)アスコルビン酸類、アンスロン配糖体、ゴシポー
ル類及びコウジ酸類から選ばれる1種以上の化合物 とからなる染毛剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63189324A JP2657241B2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 染毛剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63189324A JP2657241B2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 染毛剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0240317A JPH0240317A (ja) | 1990-02-09 |
JP2657241B2 true JP2657241B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=16239450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63189324A Expired - Fee Related JP2657241B2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 染毛剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2657241B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4485020B2 (ja) * | 2000-06-08 | 2010-06-16 | 花王株式会社 | 毛髪化粧料 |
JP3893292B2 (ja) * | 2002-01-17 | 2007-03-14 | ホーユー株式会社 | 毛髪化粧料組成物 |
FR2951374B1 (fr) | 2009-10-16 | 2012-04-13 | Oreal | Composition comprenant au moins un derive d'anthrones, procede de coloration des fibres keratiniques a partir de la composition |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4302199A (en) * | 1980-12-29 | 1981-11-24 | The Procter & Gamble Company | Hair dyeing method |
JPS59184117A (ja) * | 1983-04-01 | 1984-10-19 | アルバン,ミユラ−,インタ−ナシヨナル,エス・エイ・ア−ル・エル・ | 染髪用組成物および染髪方法 |
-
1988
- 1988-07-27 JP JP63189324A patent/JP2657241B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4302199A (en) * | 1980-12-29 | 1981-11-24 | The Procter & Gamble Company | Hair dyeing method |
JPS59184117A (ja) * | 1983-04-01 | 1984-10-19 | アルバン,ミユラ−,インタ−ナシヨナル,エス・エイ・ア−ル・エル・ | 染髪用組成物および染髪方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0240317A (ja) | 1990-02-09 |
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