JP2656222B2 - 紙製包装箱 - Google Patents

紙製包装箱

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JP2656222B2
JP2656222B2 JP10125695A JP10125695A JP2656222B2 JP 2656222 B2 JP2656222 B2 JP 2656222B2 JP 10125695 A JP10125695 A JP 10125695A JP 10125695 A JP10125695 A JP 10125695A JP 2656222 B2 JP2656222 B2 JP 2656222B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、紙製の包装箱に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の紙製包装箱、特に底板の四方縁の
側板及び端板を二重にした包装箱は、図17に示すよう
に、箱本体60とその箱本体60の開口端を閉じる蓋6
8より成る。
【0003】上記箱本体60の底板61の四方縁には、
図16に示すように、それぞれの縁から外側に折り目を
介して側部及び端部の外板62、65と上板64、67
と内板63、66が連設されている。これらの外板6
2、65と上板64、67と内板63、66を底板61
上面に折り返して、図18に示すように、その底板61
の四方縁に二重の側板及び端板が形成されている。
【0004】一方、上記蓋68の蓋板69が底板61よ
り若干大きい形状に形成され、その蓋板69の四方縁に
は、底板61の四方縁と同様に、それぞれの縁から外側
に折り目を介して側部及び端部の外板70、72と内板
71、73が連設されており、それらの外板70、72
と内板71、73を蓋板69上面に折り返してその蓋板
69の四方縁に二重の側板及び端板が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、箱本体
の底板の四方縁の側板及び端板を二重に形成すると、箱
本体の形が崩れ難くなるので、箱本体内に収納する物品
を保護することができる。これにより、箱本体内に物品
を収納したままその箱を運搬したり又は積み重ねたりす
るのに便利である。
【0006】しかし、このような箱本体を一旦組み立て
ると、その箱本体の底板の四方縁に二重の側板及び端板
が形成されるので、再び折り畳むことが容易でない。従
って、物品を収納する前の空の箱だけを運搬する際に
は、組み立てた箱を積み重ねるとその箱が嵩張るので、
運搬コストが増大する問題があった。
【0007】また、箱本体と蓋を別個に形成する必要が
あり、またその箱本体の底板及び蓋の四方縁から外側に
折り目を介して外板と内板が設けられいるので、原紙か
ら箱本体及び蓋の型を切り取る際に切り捨てられる部分
が多くなリ、紙を無駄にしていた。
【0008】そこで、この発明の課題は、箱を運搬等す
る際に、箱本体を折り畳み、箱を使用する際には、折り
畳んだ状態から簡単に箱を完成できることにより、運搬
等の手間を省くことである。
【0009】また、箱を完成させた状態において、箱本
体の形を崩れ難くくすることである。
【0010】さらに、原紙から箱本体及び蓋の型を切り
取る際に、紙の無駄を省くことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、この発明は、四角形状の底板の四方縁に各
一対の側板及び端板を設けた箱本体とその箱本体の開口
端を閉じる蓋より成る紙製包装箱において、上記一方の
側板の側縁に上記底板と同形状の端板形成板を設け、そ
の端板形成板の両端縁から内側に一対の端板連結枠を設
け、上記端板形成板の側縁に補助側板を設け、上記端板
連結枠を、上記端板形成板の両端縁から内側に折り目を
介して一対に連設した上部端板と内側端板と下部端板と
外側端板と貼着部により構成し、その内側端板及び外側
端板の両側縁間の幅を上記側板の両側縁間の幅と同じ幅
に設定し、かつ、上記上部端板と下部端板の両側縁間の
幅をそれぞれ同じ幅に設定し、上記一対の内側端板の両
端縁の外側にそれぞれ一対の支持片を設け、上記端板形
成板の両端縁に上記端板連結枠の貼着部をそれぞれ折り
返してその貼着部を上部端板に貼着し、上記端板形成板
を上記底板の上面に折り返してその補助側板を上記他方
の側板に貼着し、上記底板の上面に上記一対の側板を起
立させて上記一対の端板連結枠の内側端板を上記底板の
上面に折り返すことにより、その端板連結枠の下部端板
を底板の上面に密着させるとともに、上記支持片が上記
側板の内面に接触して上記内側端板及び外側端板が底板
の上面の両端縁で直立状態をとり筒状の端板連結枠を形
成した構成を採用したのである。
【0012】また、上記端板連結枠を、上記端板形成板
の両端縁の外側に両端縁から折り目を介して一対に設け
た貼着部とその端板形成板の両端縁から内側に折り目を
介して一対に連設した上部端板と内側端板と下部端板と
外側端板により構成し、上記内側端板及び外側端板の両
側縁間の幅を上記側板の両側縁間の幅と同じ幅に設定
し、かつ、上記上部端板と下部端板の両側縁間の幅をそ
れぞれ同じ幅に設定し、上記一対の内側端板の両端縁の
外側にそれぞれ一対の支持片を設け、上記端板形成板の
両端縁に貼着部をそれぞれ折り返し、その貼着部に上記
外側端板を折り返してその外側端板を貼着することによ
り形成した構成を採ることができる。
【0013】また、上記端板連結枠を、上記端板形成板
の両側縁から外側に折り目を介して一対に連設した外側
端板と貼着部と上記端板形成板の両端縁から内側に折り
目を介して一対に連設した上部端板と内側端板と下部端
板により構成し、その内側端板及び外側端板の両側縁間
の幅を上記側板の両側縁間の幅と同じ幅に設定し、か
つ、上記上部端板と下部端板の両側縁間の幅をそれぞれ
同じ幅に設定し、上記一対の内側端板の両端縁の外側に
それぞれ一対の支持片を設け、上記端板形成板の両端縁
に上記外側端板と貼着部をそれぞれ折り返し、その貼着
部を下部端板に貼着することにより形成した構成を採る
ことができる。
【0014】
【作用】以上のような箱を運搬等する際に、上記底板上
面の両端縁の上記端板連結枠の外側端板を内側に押して
その端板連結枠を折り畳み、更に前部側板と後部側板を
蓋板側に折り畳むことにより、箱本体を折り畳むことが
できる。
【0015】また、折り畳んだ状態から箱本体を完成さ
せる際には、上記底板上面に前部側板と後部側板を起立
させ、更に端板連結枠の内側端板を下向きに押してその
端板連結枠をそれぞれ折り返すことにより、端板連結枠
の下部端板を底板の上面の両端縁に密着させる。これに
より、上記端板連結枠の内側端板及び外側端板が底板の
両端縁で直立状態をとり筒状の端板連結枠が形成される
ので、折り畳んだ状態から簡単に箱本体を完成すること
ができる。
【0016】また、上記底板の両端縁に形成された筒状
の端板連結枠により端板を二重に形成したので、箱本体
の形が崩れ難くなる。
【0017】さらに、上記端板形成板と蓋板を底板に連
設したので、原紙から箱本体及び蓋の型を切り取る際
に、紙の無駄を省くことができる。
【0018】
【実施例】以下、この発明の第1実施例を図1乃至図9
に基づいて説明する。
【0019】図1は、包装箱の展開図である。図示のよ
うに、四角形状の底板2の両側縁にそれぞれ折り目7を
介して一方側板6と他方側板5が設けられ、その他方の
側板5の側縁に折り目7を介して底板2と同形状の蓋板
3が設けられている。前記一方の側板6の側縁に底板2
と同形状の端板形成板10が設けられている。この端板
形成板10の他方の側縁に補助側板4が設けられてい
る。
【0020】上記端板形成板10には、図1に示すよう
に、その両端縁から内側に、一対の端板連結枠16が設
けられている。この端板連結枠16は、端板形成板10
の両端縁から内側に折り目7を介して連接した上部端板
13と内側端板11と下部端板14と外側端板12と貼
着部15により構成されている。
【0021】上記内側端板11及び外側端板12の両側
縁間の幅は、側板5、6の両側縁間の幅と同じ幅に設定
されており、上部端板13及び下部端板14の両側縁間
の幅は、それぞれ同じ幅に設定されている。
【0022】上記上部端板13と内側端板11の端縁が
一方の側板6の側縁に接する部分には、図1に示すよう
に、折り目8が入れられており、一対の下部端板14と
外側端板12と貼着部15の端縁に対応する一方の側板
6の側縁には、切欠部6bが設けられている。
【0023】上記前部端板6が内側端板11の端縁に接
する部分には、図1に示すように、一対の支持片11
a、11aが設けられている。この支持片11aには切
欠部6bの端から切り目11cが入れられており、その
切り目11cの端から折り目8上の上部端板13と内側
端板11の接点の間には、折り目11bが斜めに入れら
れている。
【0024】上記上部端板13と内側端板11の端縁が
補助側板4の側縁に接する部分には、図1に示すよう
に、折り目8が入れられており、一対の下部端板14と
外側端板12と貼着部15の端縁が補助側板4の側縁と
接する部分には、切り目8aが入れられている。
【0025】上記補助側板4が内側端板11の端縁に接
する部分には、前部端板6に設けられている上記支持片
11aと対称となるように支持片11eがそれぞれ一対
に設けられている。この支持片11eの周りには、上記
支持片11aと同様に折り目11bと切り目11cが入
れられ、切欠部6bの端縁に対応する位置に切り目11
dが入れられている。
【0026】上記一対の貼着用部15の縁が相互に接す
る部分には、図1に示すように、切り目9が入れられて
いる。
【0027】上記蓋板3の外端部には、折り目7を介し
て折り曲げ片3aが設けられており、その折り曲げ片3
aの中央には、係止片3bが設けられている。この係止
片3bを係止するための切り目6aが一方の側板6に設
けられている。
【0028】上記一対の端板連結枠16の下部端板14
と外側端板12と貼着部15が、その端板形成板10の
両端縁にそれぞれ折り返され、図2に示すように、その
折り返えされた貼着部15の下面が上部端板13の上面
に貼着されている。
【0029】上記補助側板4が、図3に示すように、端
板形成板10の上面に折り返されるとともに、図4に示
すように、その端板形成板10が底板2の上面に折り返
され、補助側板4の下面が後部側板5の上面に貼着され
ている。この端板形成板10の上面に蓋板3が折り返さ
れ、図5及び図6に示すように、折り畳んだ状態の箱が
形成される。
【0030】以上のような折り畳んだ状態から箱本体1
を完成させるには、側板5、6を同時に底板2の上面に
起立させ、図7に示すように、端板形成板10の両端縁
の端板連結枠16の内側端板11を底板2の上面にそれ
ぞれ折り返して、その端板連結枠16の下部端板14を
底板2の上面に密着させる。
【0031】これにより、内側端板11及び外側端板1
2が底板2の上面の両端縁でそれぞれ直立状態をとるの
で、箱本体1が完成する。この場合、支持片11a、1
1eが側板5,6の内面に接触することにより、端板連
結枠16が底板2の上面の両端縁で筒状に保持される。
【0032】また、箱本体1を折り畳む場合には、端板
連結枠16の外側端板11を内側に折り畳み、更に側板
5,6を折り畳むことにより、図5に示す状態に戻すこ
とができる。
【0033】次に、この発明の第2実施例を図10至図
12に基づいて説明する。
【0034】図10は、この実施例の包装箱の展開図で
ある。図示のように、四角形状の底板22の両側縁にそ
れぞれ折り目27を介して一方側板26と他方側板25
が設けられ、他方の側板25の側縁に折り目27を介し
て底板22と同形状の蓋板23が設けられている。前記
一方の側板26の側縁に底板22と同形状の端板形成板
30が設けられている。この端板形成板30の他方の側
縁に補助側板24が設けられている。
【0035】上記端板形成板30には、図10に示すよ
うに、その両端縁に一対の端板連結枠36が設けられて
いる。この端板連結枠36は、端板形成板30の両端縁
の外側に折り目27を介して設けた貼着部35及び端板
形成板30の両端縁から内側に折り目27を介して連設
した上部端板33と内側端板31と下部端板34と外側
端板32により構成されている。
【0036】上記内側端板31及び外側端板32の両側
縁間の幅は、側板25、26の両側縁間の幅と同じ幅に
設定されており、上部端板33と下部端板34の両側縁
間の幅は、それぞれ同じ幅に設定されている。この場
合、内側端板31及び外側端板32の両側縁間の幅は、
第1実施例の内側端板11及び外側端板12の両側縁間
の幅よりも大きく設定されているので、箱本体21の高
さが箱本体1の高さより高くなる。
【0037】上記上部端板33と内側端板31の端縁が
一方の側板26の側縁に接する部分には、第1実施例と
同様に、折り目28が入れられており、一対の下部端板
34と外側端板32の端縁に対応する一方の側板26の
側縁には、切欠部26bが設けられている。
【0038】上記前部端板26が内側端板31の端縁に
接する部分には、第1実施例と同様に、一対の支持片3
1a、31aが設けられている。この支持片31aには
切欠部26bの端から切り目31cが入れられており、
その切り目31cの端から折り目28上の上部端板33
と内側端板31の接点の間には、折り目31bが斜めに
入れられている。
【0039】上記上部端板33と内側端板31の端縁が
補助側板24の側縁に接する部分には、第1実施例と同
様に、折り目28が入れられており、一対の下部端板3
4と外側端板32の端縁が補助側板24の側縁と接する
部分には、切り目28aが入れられている。
【0040】上記補助側板24が内側端板31の端に接
する部分には、第1実施例と同様に、前部端板26に設
けられている上記支持片31aと対称となるように支持
片31eがそれぞれ一対に設けられている。この支持片
31eの周りには、上記支持片31aと同様に折り目3
1bと切り目31cが入れられ、切欠部26bの端縁に
対応する位置に切り目31dが入れられている。
【0041】上記一対の外側端板32の縁が相互に接す
る部分には、図10に示すように、切り目29が入れら
れている。
【0042】上記一対の端板連結枠36の貼着部35
が、上部端板33の上面に折り返されるとともに、下部
端板34と外側端板32が端板形成板30の両端縁にそ
れぞれ折り返され、その貼着部35の上面に外側端板3
2の下面が貼着されている。
【0043】上記端板形成板30が底板22の上面に折
り返され、補助側板24の下面が側板25の上面に貼着
されている。この端板形成板30の上面に蓋板23が折
り返され、第1実施例と同様に、折り畳んだ状態の紙製
箱が形成される。
【0044】以上のような折り畳んだ状態から箱本体2
1を完成させるには、第1実施例と同様に、側板25、
26を同時に底板22の上面に起立させ、端板形成板3
0の両端縁の端板連結枠36の内側端板31を底板22
の上面にそれぞれ折り返して、その端板連結枠36の下
部端板34を底板22の上面に密着させる。
【0045】これにより、図11及び図12に示すよう
に、内側端板31及び外側端板32が底板22の上面の
両端縁でそれぞれ直立状態をとるので、箱本体21が完
成する。この場合、支持片31a,31eが側板25、
26の内面に接触することにより、端板連結枠36が底
板22の上面の両端縁で筒状に保持される。
【0046】次に、この発明の第3実施例を図13乃至
図15に基づいて説明する。
【0047】図13は、この実施例の包装箱の展開図で
ある。図示のように、四角形状の底板42の両側縁に一
方側板46と他方側板45が設けられ、他方側板45の
側縁に底板42と同形状の蓋板43が設けられている。
前記一方側板46の側縁に底板42と同形状の端板形成
板50が設けられ、その端板形成板50の他方の側縁に
補助側板44が設けられている。
【0048】上記端板形成板50には、図13に示すよ
うに、その両端縁に一対の端板連結枠56が設けられて
いる。この端板連結枠56は、端板形成板50の両端縁
の外側に一対に連設した外側端板52と貼着部55及び
端板連結板50の両端縁の内側に一対に連設した上部端
板53と内側端板51と下部端板54により構成されて
いる。
【0049】その内側端板51及び外側端板52の両側
縁間の幅は、側板45、46の両側縁間の幅と同じ幅に
設定されており、上部端板53と下部端板54の両側縁
間の幅は、それぞれ同じ幅に設定されている。この場
合、内側端板51及び外側端板52の両側縁間の幅は、
第2実施例の内側端板31及び外側端板32の両側縁間
の幅よりも大きく設定されているので、箱本体41の高
さが箱本体21の高さより高くなる。
【0050】上記上部端板53と内側端板51の端縁が
一方の側板46の側縁に接する部分には、第1実施例と
同様に、折り目48が入れられており、一対の下部端板
54の端縁に対応する一方の側板46の側縁には、切欠
部46bが設けられている。
【0051】上記上部端板53が内側端板51の端縁と
接する部分には、第1実施例と同様に、一対の支持片5
1a、51aが設けられている。この支持片51a、5
1aには切欠部46bの端から切り目51cが入れられ
ており、その切り目51cの端から折り目48上の上部
端板53と内側端板51の接点の間には、折り目51b
が斜めに入れられている。
【0052】上記上部端板53と内側端板51の端縁が
補助側板44の側縁に接する部分には、上記の一方側板
46の側縁と同様に、折り目48が入れられており、一
対の下部端板54の端縁に対応する補助側板44の側縁
には、切欠部46bが設けられている。
【0053】上記補助側板44が内側端板51の端縁に
接する部分には、上記の一方側板46の側縁と同様に、
一対の支持片51e,51eが設けられている。この支
持片51e,51eの周りには、上記支持片51a,5
1aと同様に折り目51bと切り目51cが入れられて
いる。
【0054】上記一対の下部端板54の縁が相互に接す
る部分には、図13に示すように、切り目49が入れら
れている。
【0055】上記一対の端板連結枠56の外側端板52
と貼着部55が、上部端板53と内側端板51の上面に
折り返され、下部端板54の上面に折り返された貼着部
55の下面が貼着されている。
【0056】上記端板形成板50が底板42の上面に折
り返され、第1実施例と同様に、補助側板44の下面が
側板45の上面に貼着されている。この端板形成板50
の上面に蓋板43が折り返され、第1実施例と同様に、
折り畳んだ状態の紙製箱が形成される。
【0057】以上のような折り畳んだ状態から箱本体4
1を完成させるには、第1実施例と同様に、側板45、
46を同時に底板42の上面に起立させ、端板形成板5
0の両端縁の端板連結枠56の内側端板51を底板42
の上面にそれぞれ折り返して、その端板連結枠56の下
部端板54を底板42の上面に密着させる。
【0058】これにより、図14及び図15に示すよう
に、内側端板51及び外側端板52が底板42の上面の
両端縁でそれぞれ直立状態をとるので、箱本体41が完
成する。
【0059】
【効果】以上のように、この発明によれば、上記端板連
結枠の内側端板を上記底板の上面の両側縁にそれぞれ折
り返してその端板連結枠の下部端板を底板の上面に密着
させることにより、上記端板連結枠の内側端板及び外側
端板が底板の上面の両端縁で直立状態をとり端板連結枠
が筒状に形成されるので、折り畳んだ状態から簡単に箱
を完成することができる。即ち、物品を収納する前の空
の箱だけを運搬する際には、箱を折り畳んだ状態で運搬
できるので運搬の費用を減少させることができ、かつ、
物品を箱に収納する際には、一挙動で箱を完成できるの
で箱折りの費用、時間を減少させることができる。また
完成された箱の端板連結枠の外側端板を内側に折り返す
ことにより、箱を再び折り畳むことができるので、空箱
の収納場所に困らない。
【0060】また、上記底板の両端縁に形成された筒状
の端板連結枠により端板を二重に形成することができる
ので、完成した状態において箱の形が崩れ難くなる。こ
れにより、箱に物品を収納したままその箱を運搬したり
又は積み重ねたりするのに便利であるさらに、上記端板
形成板と蓋板を上記底板に連設したので、原紙から箱の
型を切り取る際に、紙の無駄を省くことができる。これ
により、コストダウンを図ると同時に、森林資源の保護
と使用後のゴミの減少をも図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】紙製包装箱の第1実施例を示す展開図
【図2】端板連結枠を折り返して貼着した状態を示す一
部省略斜視図
【図3】補助側板を折り返して貼着した状態を示す一部
省略斜視図
【図4】端板形成板を折り返して貼着した状態を示す一
部省略斜視図
【図5】蓋板を折り返した状態を示す一部省略斜視図
【図6】同上の縦断面図
【図7】(a)側板を起立させた状態を示す一部省略斜
視図 (b)端板連結枠を底板上面に折り返す状態を示す一部
省略斜視図 (c)端板連結枠を筒状に形成した状態を示す一部省略
斜視図
【図8】同上の組み立てられた箱を示す斜視図
【図9】同上の縦断面図
【図10】紙製包装箱の第2実施例を示す展開図
【図11】同上の組み立てられた箱を示す斜視図
【図12】同上の縦断面図
【図13】紙製包装箱の第3実施例を示す展開図
【図14】同上の組み立てられた箱を示す斜視図
【図15】同上の縦断面図
【図16】従来の紙製包装箱の箱本体を示す展開図
【図17】従来の紙製包装箱の分解斜視図
【図18】従来の紙製包装箱の縦断面図
【符号の説明】
1 箱本体 2 底板 3 蓋板 3a 折り曲げ片 3b 係止片 4 補助側板 5 側板 6 側板 6a 切り目 6b 切欠部 7 折り目 8 折り目 8a 切り目 9 切り目 10 端板形成板 11 内側端板 11a 支持片 11b 折り目 11c 切り目 11d 切り目 11e 支持片 12 外側端板 13 上部端板 14 下部端板 15 貼着部 16 端板連結枠 21 箱本体 22 底板 23 蓋板 23a 折り曲げ片 23b 係止片 24 補助側板 25 側板 26 側板 26a 切り目 26b 切欠部 27 折り目 28 折り目 28a 切り目 29 切り目 30 端板形成板 31 内側端板 31a 支持片 31b 折り目 31c 切り目 31d 切り目 31e 支持片 32 外側端板 33 上部端板 34 下部端板 35 貼着部 36 端板連結枠 41 箱本体 42 底板 43 蓋板 43a 折り曲げ片 43b 係止片 44 補助側板 45 側板 46 側板 46a 切り目 46b 切欠部 47 折り目 48 折り目 48a 切り目 49 切り目 50 端板形成板 51 内側端板 51a 支持片 51b 折り目 51c 折り目 51d 折り目 51e 支持片 52 外側端板 53 上部端板 54 下部端板 55 貼着部 56 端板連結枠 60 箱本体 61 底板 62 側部外板 63 側部内板 64 側部上板 65 端部外板 66 端部内板 67 端部上板 68 蓋 69 蓋板 70 側部外板 71 側部内板 72 端部外板 73 端部内板

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角形状の底板の四方縁に各一対の側板
    及び端板を設けた箱本体とその箱本体の開口端を閉じる
    蓋より成る紙製包装箱において、上記一方の側板の側縁
    に上記底板と同形状の端板形成板を設け、その端板形成
    板の両端縁から内側に一対の端板連結枠を設け、上記端
    板形成板の側縁に補助側板を設け、上記端板連結枠を、
    上記端板形成板の両端縁から内側に折り目を介して一対
    に連設した上部端板と内側端板と下部端板と外側端板と
    貼着部により構成し、その内側端板及び外側端板の両側
    縁間の幅を上記側板の両側縁間の幅と同じ幅に設定し、
    かつ、上記上部端板と下部端板の両側縁間の幅をそれぞ
    れ同じ幅に設定し、上記一対の内側端板の両端縁の外側
    にそれぞれ一対の支持片を設け、上記端板形成板の両端
    縁に上記端板連結枠の貼着部をそれぞれ折り返してその
    貼着部を上部端板に貼着し、上記端板形成板を上記底板
    の上面に折り返してその補助側板を上記他方の側板に貼
    着し、上記底板の上面に上記一対の側板を起立させて上
    記一対の端板連結枠の内側端板を上記底板の上面に折り
    返すことにより、その端板連結枠の下部端板を底板の上
    面に密着させるとともに、上記支持片が上記側板の内面
    に接触して上記内側端板及び外側端板が底板の上面の両
    端縁で直立状態をとり筒状の端板連結枠を形成したこと
    を特徴とする紙製包装箱。
  2. 【請求項2】 上記端板連結枠を、上記端板形成板の両
    端縁の外側に両端縁から折り目を介して一対に設けた貼
    着部とその端板形成板の両端縁から内側に折り目を介し
    て一対に連設した上部端板と内側端板と下部端板と外側
    端板により構成し、上記内側端板及び外側端板の両側縁
    間の幅を上記側板の両側縁間の幅と同じ幅に設定し、か
    つ、上記上部端板と下部端板の両側縁間の幅をそれぞれ
    同じ幅に設定し、上記一対の内側端板の両端縁の外側に
    それぞれ一対の支持片を設け、上記端板形成板の両端縁
    に貼着部をそれぞれ折り返し、その貼着部に上記外側端
    板を折り返してその外側端板を貼着することにより形成
    した請求項1に記載の紙製包装箱。
  3. 【請求項3】 上記端板連結枠を、上記端板形成板の両
    側縁から外側に折り目を介して一対に連設した外側端板
    と貼着部と上記端板形成板の両端縁から内側に折り目を
    介して一対に連設した上部端板と内側端板と下部端板に
    より構成し、その内側端板及び外側端板の両側縁間の幅
    を上記側板の両側縁間の幅と同じ幅に設定し、かつ、上
    記上部端板と下部端板の両側縁間の幅をそれぞれ同じ幅
    に設定し、上記一対の内側端板の両端縁の外側にそれぞ
    れ一対の支持片を設け、上記端板形成板の両端縁に上記
    外側端板と貼着部をそれぞれ折り返し、その貼着部を下
    部端板に貼着することにより形成した請求項1に記載の
    紙製包装箱。
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