JP2654541B2 - 可動栓式液体クロマトグラフィー用カラム - Google Patents

可動栓式液体クロマトグラフィー用カラム

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JP2654541B2
JP2654541B2 JP19268394A JP19268394A JP2654541B2 JP 2654541 B2 JP2654541 B2 JP 2654541B2 JP 19268394 A JP19268394 A JP 19268394A JP 19268394 A JP19268394 A JP 19268394A JP 2654541 B2 JP2654541 B2 JP 2654541B2
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裕司 沼田
容一 中村
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/60Construction of the column
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    • G01N30/6021Adjustable pistons

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可動栓式液体クロマト
グラフィー用カラム、さらに詳しくは充填剤の充填が完
了次第、加圧装置からカラムを分離することができる可
動栓式液体クロマトグラフィー用カラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の工業用高速液体クロマトグラフィ
ー用カラムは、シェルの両端にフランジを設けたものが
用いられ、分離剤の充填は、乾式またはスラリー溜を接
続したシェルにスラリーを投入したのち、溶剤を送液し
て加圧することにより行っていた。また、分離剤は、シ
ェル両端すりきり一杯に充填され、フィルターを有する
フランジ式蓋で固定されていた。
【0003】従って、この2つの充填方法では、小粒径
の分離剤の充填が不可能であるか、分離剤性能を充分に
発揮できなかった。
【0004】一方、大口径(内径50ミリメートル以
上)の工業用高速液体クロマトグラフィー用カラムに小
粒径の分離剤の充填を可能にするため、軸可動式カラム
が開発されているが、高耐圧(100バール/平方セン
チメートル)の軸可動式カラムでは、その加圧装置と一
体であり、充填カラムの取り外しが不可能であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の課題を背景になされたもので、充填剤の充填が完
了次第、加圧装置から充填カラムの取り外しが可能であ
る可動栓式液体クロマトグラフィー用カラムを提供する
ことを目的とするものである。
【0006】本発明の他の目的は、可動栓を一定位置で
固定する機構が極めてシンプルであり、その操作も容易
である可動栓式液体クロマトグラフィー用カラムを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一端に開閉自
在な流路を持つ充填剤充填用のシェル内に、開閉自在な
流路を有する可動栓を摺動自在に挿入させた可動栓式液
体クロマトグラフィー用カラムにおいて、前記可動栓の
背面に接続させたボルト状のピストンロッドにナット状
のハブを螺合させるとともに、前記ハブをロック手段に
よって前記シェルのフランジに固定させることを特徴と
する可動栓式液体クロマトグラフィー用カラムを提供す
るものである。
【0008】上記ロック手段としては、相互に接触して
いる状態のハブおよびシェルのフランジに嵌合するに足
る内溝を内側面に持っている複数のクランプと、各々の
クランプの両端部に設けたクランプ連結用ラグとから形
成させたものが、使用上、好ましい。
【0009】
【作用】可動栓による押圧が設定荷重重量になるまでシ
ェル内に充填した充填剤を押圧したのち、可動栓の背面
に接続させたボルト状のピストンロッドに螺合している
ナット状のハブを回してシェルのフランジに接合させ
る。そして、このハブをロック手段によってシェルのフ
ランジに固定させると、可動栓がバックしないので、加
圧装置からシェル、換言すれば、カラムを取り外すこと
ができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。なお、この実施例では、ロック手段と
して半割り型のクランプを用いる場合を例に取る。
【0011】図1において、10は可動栓式液体クロマ
トグラフィー用カラムであり、カラム10の本体、すな
わち筒状のシェル11は、その一端にカバー取付け用の
下部フランジ12を有するとともに、他の一端に盲ハブ
固定用の上部フランジ13およびシェル11を充填装置
のカラムセットステージ1に装着するためのセット用フ
ランジ14を有する。
【0012】上記の下部フランジ12には、後述する下
部ロック手段R1によって集液板22、下部フィルター
23、ポリテトラフロロエチレン(PTFE) 製のスリ
ーブ24をセットしたカバー21を着脱自在に取り付け
る。
【0013】その際、シェル下部の外周溝15には、P
TFE製のシールリング25を組み込む。また、カバー
21の中心部に設けた流路孔(流路)26には、栓27
を取り付ける。一方、図1および図2に示すように、シ
ェル11内に挿入させる可動栓31には、分散板32お
よび上部フィルター33をPTFE製のスリーブ34と
一緒に押し込んで固定する。さらに、可動栓31の外周
溝35には、液漏れ防止のため、PTFE製のシールリ
ング36を取り付ける。
【0014】この可動栓31の背面にボルト止めされた
ボルト状のピストンロッド37の頭部外周溝38には、
可動栓31の摺動を円滑化するため、PTFE製のスラ
イドリング39を取り付ける。
【0015】さらに、ボルト状のピストンロッド37に
は、ナット状の盲ハブ40、ロックナット41および接
続盤42を、この順次に、ねじ込んで取り付ける。この
とき、接続盤42の面とピストンロッド37の上端は、
同一面に合わせる。
【0016】このピストンロッド37の軸心部に設けた
管路43内に通した管(流路)44は、管用ネジ45に
よって可動栓31に取り付ける。この管44には、図示
しない開閉バルブを取り付ける。
【0017】図2のように、盲ハブ40をシェル11の
上部フランジ13に固定する場合は、上部ロック手段R
2を使用する。上部ロック手段R2は、図3および図4
に示すように、円弧状の二つのクランプ51,53およ
びその両端部に、それぞれ固定させた連結用ラグ52,
54から構成されている。
【0018】クランプ52に取り付けたラグ54は、上
下2段になっており、図5のように、クランプ51のラ
グ52を上下から挟むようになっている。また、クラン
プ51は、図5から分かるように、内側面に溝55を持
っており、その高さ(厚み)は、盲ハブ40と上部フラ
ンジ13の合計の厚みとほぼ同じか、それよりも僅かに
高くなっている。また、クランプ53もクランプ51と
同様の形状に形成されている。
【0019】なお、下部ロック手段R1も上部ロック手
段R2と同構造であるから詳細な説明は省略する。た
だ、下部ロック手段R1の場合、溝55の高さ(厚み)
は、下部フランジ12とカバー21のフランジ28の合
計の厚みとほぼ同じか、それよりも僅かに高くなってい
る。
【0020】次に、上記カラムの組み付けおよび作用に
ついて説明する。シェル11の下部に集液板22、下部
フィルター23およびスリーブ24をセットしたカバー
21を取り付けたら、図6のように、充填装置のカラム
セットステージ1にセットする。
【0021】また、図6のように、可動栓31を取り付
けたピストンロッド37を接続盤42を介して加圧装置
2の接続板3にボルトで締結する。次いで、シェル11
内に充填剤を溶媒に分散させたスラリー液を注ぐ(図示
せず)。
【0022】次いで、加圧装置であるオイルジャッキ2
により加圧軸4を下げ、可動栓31をシェル11内に挿
入し、可動栓31に取り付けた管44より溶媒が排出し
始めたら、加圧軸4の移動を停止し、管44のバルブを
閉じる。
【0023】次いで、カバー21の栓27を外し、加圧
軸4を下方に下げる。カバー21の流路孔26よりスラ
リー溶媒の排出が終了したら、加圧圧力を任意圧力まで
上げ、その圧力で停止する。そして、カバー21の流路
孔26に栓27をする。
【0024】次いで、図7のように、盲ハブ40をシェ
ル11に接するまで、ねじ込んだのち、一対のクランプ
51,53で盲ハブ40と上部フランジ13を挟み、ラ
グ52,54どうしをボルト60,60で締結し固定す
る。さらに、ロックナット41で締めつける。
【0025】次いで、図8のように、加圧装置の接続板
3と可動栓31の接続盤42を締結していたボルトを外
し加圧軸4を上げ、シェル11を充填装置のカラムセッ
トステージ1から取り外す。
【0026】上記のように、本発明は、可動栓31を任
意位置で固定する機構が極めてシンプルであり、その操
作も容易である。さらに、本発明は、初期設定の押圧お
よび位置で、常に可動栓31が固定されるため、試料の
分離効果が最適に維持される。さらに、本発明は、加圧
装置2からシェル11(カラム本体)を取り外せるか
ら、シェル11のみ移動できる。
【0027】以上で本発明の実施例を説明したが、具体
的な構成はこれらの実施例に限るものではなく、本発明
の要旨を変更しない範囲での設計変更などがあっても本
発明に含まれる。すなわち、ロック手段には、締結ボル
トを使用してもよい。ただ、その時は、盲ハブに設ける
ボルト孔を盲ハブの周方向に倣った円弧状の孔にする必
要があるとともに、締めつけむらが生ずることもある。
【0028】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、可動栓
を任意位置で固定する機構が極めてシンプルであり、そ
の操作も容易である。また、本発明は、初期設定の押圧
および位置で、常に可動栓が固定されるため、試料の分
離効果が最適に維持される。さらに、本発明は、加圧装
置からシェル(カラム本体)を取り外せるから、シェル
のみ、適宜、移動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る可動栓式液体クロマトグラフィー
用カラムの一部断面を含む側面図である。
【図2】本発明に係る可動栓式液体クロマトグラフィー
用カラムの要部断面図である。
【図3】二分割した一方のクランプの平面図である。
【図4】二分割した他の一方のクランプの平面図であ
る。
【図5】図3のV−V矢視正面図である。
【図6】充填装置のカラムセットステージにシェルを取
り付けるとともに、加圧装置の接続板に可動栓を取り付
けた様子を示す説明図である。
【図7】クランプによって盲ハブをシェルに固定した様
子を示す説明図である。
【図8】加圧装置の接続板から可動栓を取り外した様子
を示す説明図である。
【符号の説明】
10 カラム 11 シェル 13 上部フランジ 26 流路孔(流路) 31 可動栓 37 ピストンロッド 40 ハブ 44 管(流路) R2 ロック手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に開閉自在な流路を持つ充填剤充填
    用のシェル内に、開閉自在な流路を有する可動栓を摺動
    自在に挿入させた可動栓式液体クロマトグラフィー用カ
    ラムにおいて、前記可動栓の背面に接続させたボルト状
    のピストンロッドにナット状のハブを螺合させるととも
    に、前記ハブをロック手段によって前記シェルのフラン
    ジに固定させることを特徴とする可動栓式液体クロマト
    グラフィー用カラム。
  2. 【請求項2】 ロック手段を、相互に接触している状態
    のハブおよびシェルのフランジに嵌合するに足る内溝を
    内側面に持っている複数のクランプと、各々のクランプ
    の両端部に設けたクランプ連結用ラグとから形成させた
    請求項1記載の可動栓式液体クロマトグラフィー用カラ
    ム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011215008A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Kurita Water Ind Ltd クロマトグラフィ装置、クロマトグラフィカラムの作製方法及びクロマトグラフィカラム
JP2014112103A (ja) * 2014-02-21 2014-06-19 Kurita Water Ind Ltd クロマトグラフィ装置及びクロマトグラフィカラムの作製方法

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JP2011215008A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Kurita Water Ind Ltd クロマトグラフィ装置、クロマトグラフィカラムの作製方法及びクロマトグラフィカラム
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