JP2654411B2 - スライド操作型電気部品のカバーシート貼付け方法 - Google Patents

スライド操作型電気部品のカバーシート貼付け方法

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JP2654411B2
JP2654411B2 JP41061990A JP41061990A JP2654411B2 JP 2654411 B2 JP2654411 B2 JP 2654411B2 JP 41061990 A JP41061990 A JP 41061990A JP 41061990 A JP41061990 A JP 41061990A JP 2654411 B2 JP2654411 B2 JP 2654411B2
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transparent film
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強 相沢
健一 林
好勝 吉岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防塵用や目隠し用など
としてスライド操作型電気部品の長孔を覆う位置に付設
されるカバーシートの貼付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スライド操作型可変抵抗器は、図4,5
の平面図および側面図に示すように、本体ケース1の天
面に開設した長孔2から操作子3が突出させてあつて、
この操作子3を長孔2に沿つて往復移動させることによ
り設定抵抗値が変更できるようになつている。すなわ
ち、図示はしていないが本体ケース1の内部において、
操作子3と一体の摺動子が絶縁基板4上の抵抗体に弾接
させてあるので、操作子3を往復移動させると該摺動子
が該抵抗体上を摺動し、それに伴つて抵抗値が変わるよ
うになつている。そして、長孔2が外部に露出している
と、ごみや埃が摺動子や抵抗体に付着して導通不良を起
こしたり、本体ケース1の内部が目視可能となつて意匠
性が損なわれるので、本体ケース1の天面で長孔2を覆
う位置に、ゴムシートや不透明性フイルムからなり可撓
性を有するカバーシート5が貼り付けてあり、このカバ
ーシート5に予め形成したスリツト6が長孔2に対向さ
せてある。かかるカバーシート5は、従来、次のように
して本体ケース1に貼り付けられている。まず、図6,
7の断面図および平面図に示すように、セパレータとも
称され表面が剥離性に富むベースシート7に両面接着テ
ープ8を介してカバーシート5を貼着してなる帯状体9
を用意する。ここで、ベースシート7は、台紙に剥離剤
を塗布して表面の剥離性を高めた公知のものであり、ま
た、帯状体9には所定のピツチで多数のカバーシート5
が保持されている。そして、この帯状体9から両面接着
テープ8ごとカバーシート5を剥がし、その両端部を指
でつまんで、本体ケース1の天面の輪郭を基準にして位
置合わせしながら長孔2を覆う所定位置にカバーシート
5を貼り付ける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の貼付け方法は、カバーシート5の両端部を指で
覆つた状態で貼付け作業を行なわなければならないの
で、本体ケース1に対するカバーシート5の位置合わせ
が難しいという不具合があつた。また、カバーシート5
を直接つまんでベースシート7から剥がすので、カバー
シート5を破かぬよう慎重な剥離作業が要求され、剥が
した後も小さなカバーシート5をつまんだまま作業する
のでかなりの注意力を必要とし、結局、取扱い性が悪か
つた。したがつて本発明の目的とするところは、カバー
シートの取扱い性が良好で位置合わせも容易な、スライ
ド操作型電気部品のカバーシート貼付け方法を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的
は、表面が剥離性に富むベースシート(セパレータ)に
カバーシートと該カバーシートを覆う透明性フイルムと
を貼着したものを用意し、該ベースシートから該カバー
シートと共に該透明性フイルムを剥がした後、該カバー
シートを位置合わせしながら該透明性フイルムを本体ケ
ースに貼り付け、しかる後、該透明性フイルムを該本体
ケースから剥がすことによつて達成される。
【0005】
【作用】透明性フイルムをカバーシートと共にベースシ
ートから剥がしていけば、剥離時に懸念されるカバーシ
ートの破れが回避でき、剥がした後も比較的大きな透明
性フイルムを指でつまんだまま作業が行なえることか
ら、取扱い性が良好となる。また、透明性フイルムを介
してカバーシートの輪郭が目視できるので、貼付け時の
位置合わせが容易に行なえる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜3に基づいて
説明する。本実施例では、図1,2の断面図および平面
図に示すように、所定のピツチで多数のカバーシート5
を保持する帯状体10として、表面が剥離性に富むベー
スシート(セパレータ)7にカバーシート5と該カバー
シート5を覆う透明性フイルム11とを貼着してなるも
のを用いている。ここで、ポリエチレンテレフタレート
等からなりスリツト6を設けたカバーシート5は両面接
着テープ8を介して貼着されており、ポリ塩化ビニル等
からなる透明性フイルム11は粘着層12によつて貼着
されているが、接着力は両面接着テープ8のほうが粘着
層12よりも強い。さて、かかる帯状体10を用意した
なら、まず、ベースシート7からカバーシート5と共に
透明性フイルム11を剥がしていく。このとき、ベース
シート7の表面の剥離性により、粘着層12付きの透明
性フイルム11を指をつまんでベースシート7から剥が
せばおのずから、カバーシート5も両面接着テープ8ご
とベースシート7から剥離していく。次いで、剥がした
透明性フイルム11の両端部を指でつまんだまま、図3
の平面図に示すように、本体ケース1の天面の輪郭とカ
バーシート5の輪郭とを見比べて該カバーシート5が長
孔2を覆う所定位置にくるように位置合わせしながら、
透明性フイルム11を本体ケース1の天面に貼り付け
る。しかる後、透明性フイルム11を本体ケース1から
剥がしていくと、前記したように両面接着テープ8の接
着力は粘着層12よりも強いので、カバーシート5は本
体ケース1に貼り付いたまま透明性フイルム11から剥
離していく。
【0007】このように、上記実施例にあつては、透明
性フイルム11をカバーシート5と共にベースシート7
から剥がしていくので、剥離時にカバーシート5が破れ
る心配がなく、剥がした後も比較的大きな透明性フイル
ム11を指でつまんだまま作業が行なえることから、取
扱い性が極めて良好である。また、透明性フイルム11
を介してカバーシート5の輪郭が目視でき、貼着時に従
来のようにカバーシート5が指で覆われないので、本体
ケース1との位置合わせが容易に行なえ、作業性向上な
らびに位置ずれ防止が図れる。なお、上記実施例ではカ
バーシート5の四隅の突出部分のうち1個所(図中Aで
示す)が短くなつているが、これは、天面に貼り付けた
カバーシート5を目視することで本体ケース1の向きが
瞬時に把握できるよう意図したものであり、以後の組立
工程で作業性の向上が図れる。ただし、カバーシート5
や透明性フイルム11の材料、形状が上記実施例と異な
る場合にも、本発明が適用可能であることは言うまでも
ない。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるカバー
シート貼付け方法は、カバーシートを覆う透明性フイル
ムをベースシートから剥がして指でつまみ、カバーシー
トの輪郭を目視しながら該透明性フイルムを本体ケース
に貼り付けた後、該透明性フイルムのみ該本体ケースか
ら剥がすというものなので、カバーシートに指を触れる
ことなく作業が行なえて取扱い性が良好となり、しかも
本体ケースに対するカバーシートの位置合わせが容易に
行なえるという優れた効果を奏し、よつてスライド操作
型電気部品の生産性向上ならびにコストダウンに寄与す
るところ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る帯状体の断面図であ
る。
【図2】図1に示す帯状体の平面図である。
【図3】この実施例におけるカバーシートの貼付け工程
を示す平面図である。
【図4】スライド操作型可変抵抗器の平面図である。
【図5】図4に示す可変抵抗器の側面図である。
【図6】従来例に係る帯状体の断面図である。
【図7】図6に示す帯状体の平面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 長孔 3 操作子 5 カバーシート 6 スリツト 7 ベースシート 10 帯状体 11 透明性フイルム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースの表面で操作子を突出させる
    ための長孔を覆う位置に、スリツトを設けて可撓性を有
    するカバーシートを貼り付けて該スリツトを上記長孔と
    対向せしめ、該長孔に沿つて上記操作子を往復移動可能
    となすスライド操作型電気部品の製造過程において、表
    面が剥離性に富むベースシートに上記カバーシートと該
    カバーシートを覆う透明性フイルムとを貼着したものを
    用意し、該ベースシートから該カバーシートと共に該透
    明性フイルムを剥がした後、該カバーシートを位置合わ
    せしながら該透明性フイルムを上記本体ケースに貼り付
    け、しかる後、該透明性フイルムを該本体ケースから剥
    がすことを特徴とするスライド操作型電気部品のカバー
    シート貼付け方法。
JP41061990A 1990-12-14 1990-12-14 スライド操作型電気部品のカバーシート貼付け方法 Expired - Lifetime JP2654411B2 (ja)

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JPH04215405A JPH04215405A (ja) 1992-08-06
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