JP2651120B2 - 機器格納庫 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、支持枠と、この支持枠
に配置されている側板、床板、天井板、後壁およびドア
と、格納庫ベースとを有する、アセンブリ支持体ならび
に電子部品やオプトエレクトロニク部品のケーシングお
よびそれらの付属品を据え付けるための機器格納庫に関
するものである。

【０００２】本発明は、特に高い配線密度が要求される
ローカルエリアネットワークの構築および運転の分野で
応用される。

【０００３】

【従来の技術】電子部品および在来型の電気部品を有す
るアセンブリ支持体が、それらの配線区域、周辺の配線
接続区域、通気手段、その他の付属品と一緒に、ほこ
り、水および帯電部分との好ましくない接触を防止して
収容されている、工業用電子機器格納庫が知られてい
る。その典型的な構造は、４本の支柱と１つの天井部お
よび床部を有するフレームの形をした、または各々４本
の横架材を有する、底面が四角形の架台からなる。この
架台には、アセンブリ支持体が固定されている。閉じた
格納庫は、側壁、後壁、ドアおよび天井板および床板を
用いた全面カバーによって形成される（ディルク・ヘッ
セ博士著「１９インチ構造システムハンドブック」１９
８６年、マルクト・テヒニーク出版社、１１９〜１２１
ページ）。上記のカバー用部材は原則として直接架台に
固定される。組み入れる電子機器の外部配線が少ないの
で、比較的細い少数のケーブル束を、小さい開口部、フ
ラップまたは特殊な管路に通して外に導く問題もない。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】支柱と横木からなる架
台を用いた特徴的な構造を有する公知の機器格納庫は、
大量のケーブル、および直径が大きく、したがって可橈
性が小さいケーブルの配線と分配には適していない。ロ
ーカルエリアネットワークと関連した課題は、電子機器
および配電盤の据え付け区域における大量のケーブルに
自由にアクセスできることが必要である。比較的かたい
ケーブルは、格納庫内部ではもはや通すことはできない
が、それでもケーブルを案内するために、配線前に格納
庫部分を分解したり取り外したりすることが、このよう
な方策がそもそも可能な場合には必要である。それに伴
う問題、時間的な手間および破損によって生じる短所に
ついては、説明を要しないであろう。

【０００５】本発明の目的は、機器の据え付け区域にお
けるケーブルおよびケーブル束の自由なアクセスに関す
るあらゆる必要性を考慮した、高い配線密度を必要とす
る電子および電気部品のアセンブリ支持体ならびにケー
シングおよび架台を据え付けるための機器格納庫を提供
することである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、支持枠と、この支持枠に配置されている
側板、床板、天井板、後壁およびドアと、格納庫ベース
とを有するアセンブリ支持体ならびに電子部品やオプト
エレクトロニク部品のケーシングおよびそれらの付属品
を据え付けるための、冒頭に記載した典型的な構造の機
器格納庫を前提とする。

【０００７】上記の目的は、支持枠として２つの垂直の
フレーム脚ならびに水平の上部結合部材および水平の下
部結合部材を有する矩形のフレームを用いること、２つ
の上側前部支持アームと２つの下側前部支持アームがフ
レームの表側で突き出していること、２つの上側後部支
持アームと２つの下側後部支持アームがフレームの裏側
で突き出していること、すべての支持アームが各フレー
ムの角の区域に取り付けられていること、すべての支持
アームが互いに平行でフレームの面上に垂直に配置され
ていること、および側板、床板、天井板、後壁およびド
アが支持アームに配置されていることによって達成され
る。

【０００８】本発明の核心は、機器支持体セルとして機
能する矩形の幅の広いフレームに見られるべきである。
このフレームには、アセンブリ支持体やケーシングなど
が装入されて固定され、次いでこれらに表側と裏側から
配線される。この場合、ケーブルハーネスは下方、上方
および両側から導入され得る。最後に、このような仕方
で装備された機器セルに後からカバー用の各板材を取り
付けると、閉じた格納庫もしくは格納庫列となる。各板
材（側板、床板、天井板、後壁、ドア）を固定するため
に、支持架台で前方および後方に突き出している適当な
長さの支持アームが用いられる。これらの支持アーム
は、配線が大量でスペースを要することを考慮して、フ
レームに据え付けられた機器から十分離れて各板材を配
置して固定できる。

【０００９】たとえば「実験室用架台」の名称で市販さ
れている、全側面からアクセスできる構造の実験配置構
成のための移動式組立フレームが知られている（シュロ
フ社カタログ「エレクトロニクスに形を与える」Ｄ９／
９２、１６．１３、１６．１４、１６．１５、１６．１
６各ページ）。しかしながら、この実験室用架台にあと
からカバー用板材を施すことは考えられていない。これ
は、カバー用板材を固定する可能性も欠けているために
全く不可能である。

【００１０】

【作用】フレームの大きい強度を達成するために、２つ
のフレーム脚と２つの結合部材とが、幅の広いＵ字背部
と低いＵ字脚部とによるＵ字形断面を有する。

【００１１】フレーム脚と結合部材が等しい幅を有する
と、製造技術上の理由で好都合である。

【００１２】フレーム脚と結合部材とのＵ字形脚部がフ
レーム内部に向いていることが好ましい。この方策によ
り、フレームの捩れに対する剛性が増す。

【００１３】フレームの各側にケーブルまたはケーブル
ハーネスを敷設するための追加スペースを確保するため
に、フレーム脚のＵ字脚部が外側に向き、結合部材のＵ
字脚部がフレーム内部に向くことができる。

【００１４】フレーム脚のＵ字脚部が１連の止め穴を付
けていることが好都合である。これらの止め穴は、アセ
ンブリ支持体、ケーシングおよびまた支持トレイを固定
するための補助手段として用いられる。

【００１５】本発明のその他の重要な特徴の１つに従
い、フレーム脚が結合部材に取り外しできるように固定
されることができる。そうすると、機器格納庫の内部を
アセンブリ支持体もしくは機器の幅に適合させられるよ
うに、アセンブリ支持体を据え付けるためのフレームの
内のり幅を任意の時点に変えることが可能となる。 フ
レーム脚を結合部材に固定するために、個別の固定部材
が設けられていることが好都合である。両側に設けられ
ているねじ穴も、固定部材として用いることができる。

【００１６】機器格納庫を合理的に製造する目的のため
に、すべての支持アームが、市販の角形パイプの等しい
長さのはめ管であることができる。

【００１７】しかしながら、支持アームが、背部が結合
部材に固定されたＵ字形断面棒で形成されていることが
できる。

【００１８】下部支持アームが格納庫ベースを形成し、
高さを調節できるねじ付き足を付けていると、機器格納
庫の高さを小さくできる。

【００１９】フレームに取り付けた支持アームが、側
板、床板および天井板の固定手段を有することが好都合
である。

【００２０】本発明のもう１つの特徴に従って、フレー
ムの表側で突き出している上部もしくは下部支持アーム
の自由な端部およびフレームの裏側で突き出している上
部もしくは下部支持アームの自由な端部が、それぞれ上
部および下部固定バーによって互いに結合している。固
定バーはフレームの安定性を増すのに寄与し、特に支持
アームが特別長く形成されている場合は、これらが曲が
るのを効果的に防ぐ。フレームの表側に設けられている
２つの固定バーに、ドアが上部と下部で当てがわれてい
ることが好ましい。ドアは、上部および下部支持アーム
に直接固定することもできる。

【００２１】フレームの裏側に設けられている２つの固
定バーに、後壁が上部と下部で固定されることができ
る。

【００２２】２つのフレーム脚と並んで平行に、かつ上
部支持アームと下部支持アームとの間に、それぞれほぼ
Ｕ字形断面を有する側板が１つ設けられることが好都合
である。

【００２３】Ｕ字形断面を有するそれぞれ１つの天井板
が、水平の上部結合部材の両側に、かつこれらと同一平
面上でそれぞれ２つの上部支持アームの間に設けられて
いることが好ましい。

【００２４】Ｕ字形断面を有するそれぞれ１つの床板
が、水平の下部結合部材の両側に、かつこれらと同一平
面上でそれぞれ２つの下部支持アームの間に設けられて
いることができる。

【００２５】機器格納庫の構成において、２つの水平結
合部材がそれらの長さ方向で垂直フレーム脚を越えて側
方に突き出している。この措置により、ケーブルハーネ
スを収容するために、２つのフレーム脚と側壁ライニン
グとの間の間隔が増大する。ケーブルを上方または下方
からフレーム脚と並列しても案内できるように、２つの
水平結合部材がそれらの幅の狭い側に開口部を有する。

【００２６】本発明の特に好適な構成において、８つの
支持アームの各々に、外側に向いた固定片が取り付けら
れている。これらの固定片によって、それらの寸法に応
じて側板をフレームの外側から選択可能な間隔で取り付
けて、非常に太いケーブルハーネスを敷設するためにも
特別のスペースを確保することができる。

【００２７】提案されている水平に配置された固定片
は、並置された側板、または一体構造の側板のための適
当な固定手段を有することができる。

【００２８】

【実施例】以下に、本発明の２つの実施例を添付の２葉
の図面に基づいて詳細に説明する。

【００２９】アセンブリ支持体および／または電子部品
やオプトエレクトロニク部品のケーシングならびに電源
などそれらの付属品を据え付けるために考えられた、図
１に示す機器格納庫が主としてフレーム１として構成さ
れた支持枠と、若干数の板部材、すなわち側板２、床板
３、天井板４、後壁５およびドア６とからなり、格納庫
ベース７を有している。

【００３０】矩形の幅の広いフレーム１は、２つの垂直
のフレーム脚８および９と、水平の上部結合部材１０
と、同様に水平の下部結合部材１１とから組立てられて
いる。２つのフレーム脚８および９と２つの結合部材１
０および１１は互いに固く結合している。これらは鋼板
からなり、いずれも非常に幅の広いＵ字背部１２と、２
つの直角に立ち上げられた、低いＵ字脚部１３とからな
る等しいＵ字形断面を有する。フレーム脚８、９と結合
部材１０、１１とは、等しい幅ｂを有する。フレーム脚
８、９と結合部材１０、１１のすべてのＵ字脚部１３
が、フレーム内部に向いている。垂直フレーム脚８、９
のＵ字脚部１３が、規格化された格子寸法で配置された
１連の止め穴ｃを付けている。これらの止め穴は、アセ
ンブリ支持体および機器またはスライドレールもしくは
機器支持体を固定するために設けられている。

【００３１】図１には、フレーム１内で２つの垂直フレ
ーム脚８、９の間に配置されているアセンブリ支持体ａ
が簡略化して示されている。フレームの側方両側に突き
出しているフロントパネルは、Ｕ字脚部１３に設けられ
ている矩形の止め穴ｃを用いてねじ止めされている。

【００３２】フレーム１の表側１４では、２つの上側前
部支持アーム１５および１６と２つの下側前部支持アー
ム１７および１８が突き出しており、裏側１９では２つ
の上側後部支持アーム２０および２１と２つの下側後部
支持アーム２２、２３が突き出している。これら８つす
べての支持アーム１５〜１８および２０〜２３が、フレ
ーム１の角２４に取り付けられており、それらが互いに
平行で、フレーム１の面に対して直角に配置されてい
る。下部支持アーム１７、１８および２２、２３は、
（下部結合部材１１と一緒に）格納庫ベース７を形成
し、高さを調節できるねじ付き足２５を付けている。各
結合部材１１もしくは１２が、それぞれの前部および後
部支持アーム１５〜１８もしくは２０〜２３と一緒に一
体に底面がＨ字形の鋳造体として作られるときは、この
下部鋳造体が格納庫ベース７を形成するということも本
発明の枠内である。

【００３３】８つすべての支持アーム１５〜１８および
２０〜２３が角形パイプの等しい長さのはめ管であり、
４つの側板２、２つの床板および２つの天井板４のため
の、ねじ穴として形成された固定手段２６を有する。

【００３４】フレームの表側１４に配置された上部支持
アーム１５および１６の自由な端部が上側前部固定バー
２７により、また下部支持アーム１７および１８の自由
な端部が下側前部固定バー２８により互いに結合してい
る。結合を作るために、２つの固定バー２７および２８
は、それらの角近傍の側面に、やや円錐形に形成された
プラグ２９を付けている。これらのプラグは支持アーム
１５〜１８および２０〜２３を形成する角形パイプに押
し込まれている。これら２つの固定バー２７および２８
に、ドアノブを有する旋回扉として形成されたドア６が
上部と下部で当てがわれているが、これは破線で示す旋
回軸線３０によって暗示されている。

【００３５】フレーム１の裏側１９に設けられている上
部支持アーム１９および２０の自由な端部は、上側後部
固定バー３１によって、また下側後部支持アーム２２お
よび２３の端部は、やはりプラグ２９を付けた下側後部
固定バー３２によって結合されている。これら２つの後
部固定バー３１および３２に、後壁５がねじ止めされて
いる。

【００３６】幅と長さが等しい４つの側板２は鋼板から
なり、低いＵ字形断面を有する。その際、内側に向いて
いるＵ字脚部３３が、互いに向き合って直角に折り曲げ
られた縁板３４を付けている。２つの後部側板２の下部
縁板３４は、反対方向に直角に折り曲げられた、後壁５
のための止め板３５を備えている。各側板２は、フレー
ム脚８もしくは９と並んで平行に、かつそれぞれ上部支
持アーム１５もしくは１６と下部支持アーム１７もしく
は１８との間に挿入され、そこでねじ止めされている。

【００３７】鋼板から作られた大きさの等しい２つの天
井板４が、側板２と同様に、低いＵ字形断面を有し、水
平の上部結合部材１０の両側に、かつこれらと同一平面
上で各々２つの上側の前部もしくは後部支持アーム１
５、１６もしくは２０、２１の間に挿入され、そこで互
いに合致する穴３６を通してねじ止めされている。

【００３８】寸法および仕様が天井板４の寸法および仕
様と一致している２つの床板３が、下部結合部材１１の
両側でそれぞれ２つの下部支持アーム１７、１８もしく
は２２、２３との間に組み込まれて固定されている。

【００３９】図２に示された機器格納庫は、原則として
図１に従う機器格納庫に対応しているが、２つのフレー
ム脚８′、９′は結合部材１０′、１１′に取り外し可
能に固定されており、したがってフレーム１の内のり幅
は調節できる。フレーム脚８′、９′を結合部材１
０′、１１′と結合させるために、鋼板を曲げてねじ止
めした立方体状の固定部材３７が用いられる。２つのフ
レーム脚８′、９′のＵ字形脚部１３′は外側に向いて
おり、２つの結合部材１０′、１１′のＵ字形脚部１
３′は互いに向き合って内側に向いている。

【００４０】機器収納庫のこの実施態様（図２）におい
て、フレーム１′は、２つの水平結合部材１０′、１
１′がそれらの長さ方向で、垂直フレーム脚８′、９′
から一部分が突き出るように取り付けられている。２つ
の結合部材１０′、１１′は、それらの見取り図で幅の
狭い側３８に矩形の開口部３９を有する。

【００４１】フレーム１の表側１４′と裏側１９′で突
き出している支持アーム１５′〜１８′および２０′〜
２３′は、この機器格納庫の実施態様で寸法の等しいＵ
字形断面棒で形成されている。これらのＵ字形断面棒
は、それらの背部４０で水平結合部材１０′、１１′の
Ｕ字背部１２′に固定されている。

【００４２】８つの支持アーム１５′〜１８′および２
０′〜２３′のそれぞれに、外側に向いた固定片４１が
取り付けられている。これらの固定片４１は、一体構造
の側板２′を固定するために設けられており、この目的
のために、側板２′の縁板４４に設けられた対応する対
向部材４３と協働する、穴と控えボルトからなる保持手
段４２を備えている。これらの固定片４１は、ケーブル
を敷設した後に初めて取り付けることもできる。

【００４３】２つの床板３′と２つの天井板４′は、図
１に従う機器格納庫と同様に、それぞれ２つの支持アー
ム１７′と１８′、２２′と２３′もしくは１５′と１
６′、２０′と２１′の間に組み込まれている。そのた
めに、これらは端縁が２度反対方向に直角に折り曲げら
れている。

【００４４】後壁５′とドア６′は、各々２つの固定バ
ー３１′、３２′もしくは２７′、２８′に固定され、
もしくは当てがわれている。これらの固定バーは、長さ
方向に延びているガセット板４５を用いて、支持アーム
１５′〜１８′および２０′〜２３′の自由な端部に固
定されている。

【００４５】

【発明の効果】以上説明したように本発明は、中心に矩
形フレームを構成する支持枠を設け、支持枠にその上部
と下部とでそれぞれ表側と裏側に突出する支持アームを
取り付け、これらの支持アームに側板、床板、天井板、
後壁およびドアを組み込んで閉じた格納庫を形成するこ
とにより、フレームと各板材との間の隙間に大量のケー
ブルやケーブルハーネスを容易に敷設し、または、収容
することができる機器格納庫を得ることができる効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】機器収納庫の分解立体図である。

【図２】機器収納庫の第２の実施態様の分解立体図であ
る。

【符号の説明】 １、１′ フレーム ２、２′ 側板 ３、３′ 床板 ４、４′ 天井板 ５、５′ 後壁 ６、６′ ドア ７ 格納庫ベース ８、８′、９、９′ フレーム脚 １０、１０′ 上部結合部材 １１、１１′ 下部結合部材 １２、１２′ Ｕ字背部 １３、１３′ Ｕ字脚部 ｂ 幅 ａ アセンブリ支持体 １４、１４′ フレーム１の表側 １５、１５′、１６、１６′ 上側前部支持アーム １７、１７′、１８、１８′ 下側前部支持アーム １９、１９′ フレーム１の裏側 ２０、２０′、２１、２１′ 上側後部支持アーム ２２、２２′、２３、２３′ 下側後部支持アーム ｃ 止め穴 ２４ フレーム１の角 ２５ ねじ付き足 ２６ 固定手段 ２７、２７′ 上側前部固定バー ２８、２８′ 下側前部固定バー ２９ プラグ ３０ 旋回軸線 ３１、３１′ 上側後部固定バー ３２、３２′ 下側後部固定バー ３３ 脚 ３４、４４ 縁板 ３５ 止め板 ３６ 穴 ３７ 固定部材 ３８ 結合部材１０′、１１′の幅の狭い側 ３９ 開口部 ４０ 支持アーム１５′〜１８′、２０′〜２３′の
背部 ４１ 固定片 ４２ 保持手段 ４３ 対向部材 ４５ ガセット板

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス−マルティン シュヴェンク ドイツ連邦共和国 デー−75334 シュ トラウベンハルト ヴィーゼンヴェーク ９アー (56)参考文献 実開 昭52−20533（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−124001（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−145192（ＪＰ，Ｕ)

Claims (4)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 支持枠と、この支持枠に配置された側
   板、床板、天井板、後壁およびドアと、格納庫ベースと
   を有する、アセンブリ支持体ならびに電子部品やオプト
   エレクトロニク部品のケーシングおよびそれらの付属品
   を据え付けるための機器格納庫において、 支持枠として、２つの垂直のフレーム脚（８、９）なら
   びに水平の上部結合部材（１０）および水平の下部結合
   部材（１１）を有する矩形のフレーム（１）を用い、 ２つの上側前部支持アーム（１５、１６）と２つの下側
   前部支持アーム（１７、１８）がフレーム（１）の表側
   （１４）で突き出しており、 ２つの上側後部支持アーム（２０、２１）と２つの下側
   後部支持アーム（２２、２３）がフレーム（１）の裏側
   （１９）で突き出しており、 すべての支持アーム（１５〜１８、２０〜２３）がそれ
   ぞれフレーム（１）の角（２４）の区域に取り付けられ
   ており、すべての支持アーム（１５〜１８、２０〜２３）が角形
   パイプの長さの等しいはめ管であり、 すべての支持アーム（１５〜１８、２０〜２３）が互い
   に平行でフレーム（１）の面に垂直に配置されており、 側板（２）、床板（３）、天井板（４）、後壁（５）お
   よびドア（６）が支持アーム（１５〜１８、２０〜２
   ３）に配置されており、 支持アーム（１５〜１８、２０〜２３）が側板（２）、
   床板（３）および天井板（４）に対する固定手段（２
   ６）を有しており、 フレーム（１）の表側（１４）で突き出している上部も
   しくは下部支持アーム（１５〜１８）の自由な端部およ
   びフレーム（１）の裏側（１９）で突き出している上部
   もしくは下部支持アーム（２０〜２３）の自由な端部
   が、それぞれ上部および下部固定バー（２７、２８；３
   １、３２）によって互いに結合しており、 フレーム（１）の裏側（１９）に設けられた２つの固定
   バー（３１、３２）に、後壁（５）が上部と下部で固定
   されており、 フレーム（１）の表側（１４）に設けられた２つの固定
   バー（２７、２８）に 、ドア（６）が上部と下部で当て
   がわれていることを特徴とする機器格納庫。
2. 【請求項２】 ２つのフレーム脚（８、９）と並んで平
   行に、かつそれぞれ上部支持アーム（１５、１６もしく
   は２０、２１）と下部支持アーム（１７、１８もしくは
   ２２、２３）との間に、ほぼＵ字形断面を有する側板
   （２）がそれぞれ１つ設けられている請求項１に記載の
   機器格納庫。
3. 【請求項３】 Ｕ字形断面を有するそれぞれ１つの天井
   板（４）が、水平の上部結合部材（１０）の両側に、か
   つこれらと同一平面上でそれぞれ２つの上部支持アーム
   （１５、１６もしくは２０、２１）の間に挿入される請
   求項１または２に記載の機器格納庫。
4. 【請求項４】 Ｕ字形断面を有するそれぞれ１つの床板
   （３）が、水平の下部結合部材（１１）の両側に、かつ
   これらと同一平面上でそれぞれ２つの下部支持アーム
   （１７、１８もしくは２２、２３）の間に挿入される請
   求項１ないし３のいずれか１項に記載の機器格納庫。