JP2650826B2 - コンクリート高橋脚施工におけるコンクリート型枠の自動盛り替え装置 - Google Patents

コンクリート高橋脚施工におけるコンクリート型枠の自動盛り替え装置

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JP2650826B2
JP2650826B2 JP5003818A JP381893A JP2650826B2 JP 2650826 B2 JP2650826 B2 JP 2650826B2 JP 5003818 A JP5003818 A JP 5003818A JP 381893 A JP381893 A JP 381893A JP 2650826 B2 JP2650826 B2 JP 2650826B2
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正博 神尾
務 熊沢
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Kajima Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速道路や鉄道の高架
橋における大型コンクリート高橋脚施工でのコンクリー
ト打設工事を行う場合において、コンクリート型枠を自
動的に盛り替えるコンクリート型枠の自動盛り替え装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】前述のコンクリート打設工事において
は、コンクリート型枠並びに作業足場をコンクリート打
設作業の都度、盛り替えねばならず、手間と時間がかか
ると共に、盛り替え作業は危険かつ過酷な作業である。
例えば、特開平4−174170号公報にはケーソン工
法等において型枠の脱型・据え付け作業を自動的に行う
技術が開示されている。しかしながら、かかる公知技術
ではコンクリート打設壁の高さが支柱長さを越える場
合、他の揚重機を用いて盛り替え作業を行わねばならず
作業が面倒である。また特開平4−10950号公報に
はダムや橋脚等のコンクリート構造物の構築に用いる移
動式型枠のアンカー装置が開示されている。しかしなが
ら、かかる公知技術では橋脚の4面のコンクリート型枠
を同時に盛り替えることができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は橋脚の4面の
コンクリート型枠を自動的に盛り替えを行うことがで
き、もって盛り替え作業時間を短縮でき、もってコンク
リート打設作業を能率化できるコンクリート高橋脚施工
におけるコンクリート型枠の自動盛り替え装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、高架橋
のコンクリート高橋脚施工でのコンクリート打設工事を
行う際にコンクリート型枠を自動的に盛り替えるコンク
リート型枠の自動盛り替え装置において、前後左右に対
峙して4本のアームを有する本体を備え、その本体の中
央部には先端にベースを有するクライミングマストが挿
通する筒体が設けられ、その本体の各アームには型枠材
を支持する型枠支持アームが伸縮自在に設けられ、さら
に各アームの下端部にはコンクリート躯体に対して本体
を支持するロックピンが設けられ、そしてクライミング
マストの昇降、本体の昇降、型枠支持アームの伸縮およ
びロックピンの作動を行う油圧機器とそれらの油圧機器
の制御装置とが設けられている。
【0005】
【作用】基礎躯体の中央にクライミングマストを当接し
て本体を設置し、型枠支持アームを伸ばして4面の型枠
材を圧着し囲いをつくる。ロックピンを躯体のロックピ
ン穴に差し込み、クライミングマストを上昇し、型枠内
にコンクリート打設を行う。
【0006】コンクリートが固まった時点で型枠支持ア
ームを縮め、クライミングマストを躯体上面に当接する
まで下降し固定する。ロックピンを躯体のロックピン穴
から外し、クライミングマストでガイドして本体を次の
コンクリート打設位置まで上昇させる。
【0007】その位置でロックピンを躯体に形成したロ
ックピン穴に差し込んで本体を支持し、型枠支持アーム
を伸ばして型枠材をセットする。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0009】図1ないし図3に本発明の実施例に係るコ
ンクリート型枠の自動盛り替え装置を示し、該装置は先
端にベース2を備えたクライミングマスト1と、中央部
にクライミングマスト1が挿通する筒体4を有し前後左
右に対峙して4本のアーム5を持つ本体3と、本体3の
各アーム5に設けられていて伸縮し型枠材Dを支持する
型枠支持アーム6と、本体3の各アーム5の下端部に設
けらていてコンクリート躯体Aに対し本体3を支持する
ロックピン7とにより構成されている。
【0010】クライミングマスト1の昇降、本体3の昇
降、型枠支持アーム6の伸縮、ロックピン7の作動など
は、図示は省略したが油圧シリンダなどの油圧機器を用
い、かつ図示は省略したが該油圧機器の作動を制御する
制御装置が設けられている。
【0011】図4ないし図11に前記装置を使用しての
施工の手順を示す。
【0012】地上部分の基礎躯体Aの中央にクライミン
グマスト1のベース2を当接し本体3を設置する。施工
巾に合った型枠材Dの4面を支持アーム6に取付ける。
支持アーム6を伸ばして4面の型枠材Dを圧着し囲いを
つくる(図4)。
【0013】ロックピン7を躯体Aに形成したロックピ
ン穴Cに差し込み、クライミングマスト1のベース2を
躯体Aから外す(図5)。
【0014】クライミングマスト1を上昇し、型枠材D
内にコンクリートBを打設する(図6)。
【0015】コンクリートが固まった時点で支持アーム
6を縮め、型枠材Dを躯体Aより引き離す(図7)。
【0016】クライミングマスト1をそのベース2が躯
体Aの上面に当接するまで下降し、クライミングマスト
1を固定する(図8)。
【0017】ロックピン7を躯体Aのロックピン穴Cか
ら外す(図9)。
【0018】クライミングマスト1でガイドして本体3
を次のコンクリート打設位置まで上昇させる(図1
0)。
【0019】支持アーム6を伸ばして再び型枠材Dをセ
ットし、コンクリート打設時にあらかじめ型枠材Dに取
付けたスリーブE等で形成したロックピン穴Cにロック
ピン7を差し込み本体3を支持する(図11)。
【0020】この一連の作業の繰返しによってコンクリ
ート高橋脚を構築していく。
【0021】型枠材Dは支持アーム6への取付け、取外
しにより、任意の巾に替えることができる。また、作業
足場は本体3へ設置することによって、本体3の上昇に
伴って上昇し盛り替えを必要としない。
【0022】
【発明の効果】本発明は、コンクリート高橋脚施工での
コンクリート打設工事において、コンクリート型枠の盛
り替えを自動的に行うことができるものであるので、作
業時間並びに工期の短縮、作業の省力化、安全性の確保
に寄与し、また経費の節減、型枠廃材の減少に役立つも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るコンクリート型枠の自動
盛り替え装置の斜視図。
【図2】本発明の実施例に係るコンクリート型枠の自動
盛り替え装置の正面図。
【図3】本発明の実施例に係るコンクリート型枠の自動
盛り替え装置の平面図。
【図4】本発明の実施例に係るコンクリート型枠の自動
盛り替え装置を使用してのコンクリート打設の第1工程
を示す正面図。
【図5】本発明の実施例に係るコンクリート型枠の自動
盛り替え装置を使用してのコンクリート打設の第2工程
を示す正面図。
【図6】本発明の実施例に係るコンクリート型枠の自動
盛り替え装置を使用してのコンクリート打設の第3工程
を示す正面図。
【図7】本発明の実施例に係るコンクリート型枠の自動
盛り替え装置を使用してのコンクリート打設の第4工程
を示す正面図。
【図8】本発明の実施例に係るコンクリート型枠の自動
盛り替え装置を使用してのコンクリート打設の第5工程
を示す正面図。
【図9】本発明の実施例に係るコンクリート型枠の自動
盛り替え装置を使用してのコンクリート打設の第6工程
を示す正面図。
【図10】本発明の実施例に係るコンクリート型枠の自
動盛り替え装置を使用してのコンクリート打設の第7工
程を示す正面図。
【図11】本発明の実施例に係るコンクリート型枠の自
動盛り替え装置を使用してのコンクリート打設の第8工
程を示す正面図。
【符号の説明】
1・・・クライミングマスト 2・・・ベース 3・・・本体 4・・・筒体 5・・・アーム 6・・・型枠支持アーム 7・・・ロックピン A・・・躯体 B・・・打設したコンクリート C・・・ロックピン穴 D・・・型枠材 E・・・スリーブ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高架橋のコンクリート高橋脚施工でのコ
    ンクリート打設工事を行う際にコンクリート型枠を自動
    的に盛り替えるコンクリート型枠の自動盛り替え装置に
    おいて、前後左右に対峙して4本のアームを有する本体
    を備え、その本体の中央部には先端にベースを有するク
    ライミングマストが挿通する筒体が設けられ、その本体
    の各アームには型枠材を支持する型枠支持アームが伸縮
    自在に設けられ、さらに各アームの下端部にはコンクリ
    ート躯体に対して本体を支持するロックピンが設けら
    れ、そしてクライミングマストの昇降、本体の昇降、型
    枠支持アームの伸縮およびロックピンの作動を行う油圧
    機器とそれらの油圧機器の制御装置とが設けられている
    ことを特徴とするコンクリート高橋脚施工におけるコン
    クリート型枠の自動盛り替え装置。
JP5003818A 1993-01-13 1993-01-13 コンクリート高橋脚施工におけるコンクリート型枠の自動盛り替え装置 Expired - Lifetime JP2650826B2 (ja)

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JPH06212788A JPH06212788A (ja) 1994-08-02
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