JP2645679B2 - Isdnのユーザー・網インターフェース方式 - Google Patents

Isdnのユーザー・網インターフェース方式

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JP2645679B2 JP3254194A JP25419491A JP2645679B2 JP 2645679 B2 JP2645679 B2 JP 2645679B2 JP 3254194 A JP3254194 A JP 3254194A JP 25419491 A JP25419491 A JP 25419491A JP 2645679 B2 JP2645679 B2 JP 2645679B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDNのユーザー・
網インターフェイス方式に関するもので、特に初期同期
確立に関する。
【0002】
【従来の技術】ISDNの端末装置と網終端装置間のイ
ンターフェースはCCITT勧告I.400シリーズで
規定されており、基本インターフェースの物理層につい
ては勧告I. 430で規定されている。基本インターフ
ェースでは、給電系の省電力化を行なうため、通信を行
なうときだけ端末装置とネットワーク間の同期確立を行
ない、通信を終了するときには両者を停止させる。この
起動停止手順は、勧告I. 430で定義されており、端
末装置と網終端装置の間でINFO信号と呼ばれる特定
ビットパターンの電気信号をやりとりする。起動停止手
順における基本的な正常手順を以下に示す。
【0003】停止時すなわち端末装置と網終端装置間で
信号の送受が行なわれていない時にネットワークと非同
期状態にある端末装置から起動を行なう場合には、端末
装置は無信号状態であるINFO0に変えて、非同期の
ディジタル信号であるINFO1を網終端装置に送信し
始める。網終端装置は、INFO1を受信すると端末装
置に同期を確立させるための信号INFO2を送信す
る。端末装置は、INFO2を受信し、同期を確立して
通常信号であるINFO3を送信する。さらに網終端装
置は、INFO3の受信後に通常信号のINFO4を送
信して通信可能な状態となる。端末装置も、INFO4
の受信後に通信可能な状態となる。以上により網終端装
置と端末装置の起動が完了する。網終端装置から起動す
る場合には、端末装置からINFO1が送信されること
を除けば上記と同じ手順になる。通常の停止手順は、網
終端装置から端末装置への送信信号を無信号状態INF
O0とし、端末装置もINFO0の受信後に網終端装置
へINFO0の送信を行なう。端末装置はINFO0の
送信後に停止状態となり、網終端装置は端末装置からの
INFO0を受信後に停止状態となる。これらのINF
O信号は、複数の端末装置が同時に起動し始めた場合
や、停止時に網終端装置から出される雑音で誤動作をし
ないような構成になっている。上述のように網終端装置
と端末装置間ではINFO信号のやりとりにより同期状
態から非同期状態へ、また非同期状態から同期状態へ移
行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、網終端装置と端末装置間を延長し、両装置間の伝送
信号を再生中継する場合、再生中継器は、網終端装置と
端末装置の状態に応じて同期、非同期状態をとる。その
ため、網終端装置と端末装置が非同期状態から同期状態
へ移行する場合には、再生中継器間の同期を確立してか
ら網終端装置と端末装置の同期確立を行なわなければな
らない。その際に網終端装置と端末装置のインターフェ
ースは勧告I. 430で規定されているため、同期検出
は比較的容易に行なわれるが、再生中継器間は任意の伝
送形態を取るため、伝送形態によって同期確立に要する
時間が異なる。そのため、無線による再生中継等の場合
には、無線モデム等の同期検出に時間を要する伝送装置
が用いられるため、同期確立時間が比較的長くなる。そ
のような再生中継器を用いる場合は、非同期状態から同
期状態への移行が頻繁に行なわれると同期確立に要する
時間が増加し、伝送効率が低下してしまう。
【0005】本発明は、上記欠点を解決するためのもの
で、起動時毎に再生中継器間の同期確立を行なわずに伝
送信号の再生中継を行なうことができるISDNのユー
ザー・網インターフェース方式を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、網終端
装置と端末装置間の同期、非同期状態にかかわらず、再
生中継器間の同期を常に確立しておき、端末装置と網終
端装置間でやりとりされる同期又は非同期のINFO信
号を再生中継器間では同期信号で伝送する点にある。
【0007】
【作用】本発明によると、網終端装置と端末装置間の再
生中継を行なう場合には停止状態から起動する度に必要
となる再生中継器内の同期確立が不要となる。これによ
り、再生中継を行なう場合でも、網終端装置と端末装置
間の同期確立に要する時間は、再生中継器の同期確立時
間が不要となるため、端末装置の同期確立に要する時間
だけとなる。
【0008】
【実施例1】図1は本発明に従って再生中継器を用いた
網終端装置と端末装置の接続図である。1は網終端装
置、2は再生中継器、3は端末装置である。本発明によ
る再生中継器2は上り信号の伝送及び下り信号の伝送を
行なうため、送信部aと受信部bから構成される。網終
端装置1と再生中継器2及び端末装置3間は4線で結ば
れており、網終端装置1と再生中継器2間及び再生中継
器2と端末装置3間はディジタル伝送系における伝送符
号形式のAMI(Alternative-Mark-Inversion)符号が
用いられている。再生中継器2間は独自の符号が用いら
れている。
【0009】図2は本発明に用いる再生中継器2の機能
構成図である。再生中継器2は、送信部a、受信部bと
Iインターフェース用入力ドライバi、Iインターフェ
ース用出力ドライバj、再生中継器間インターフェース
用出力ドライバk、再生中継器間インターフェース用入
力ドライバlから構成される。送信部aは、INFO信
号検出部c、信号フレーム変換部d、INFO信号ビッ
ト制御部eで構成され、受信部bは、信号フレーム変換
部d、INFO信号ビット検出部f、信号フレーム送出
部g、信号フレーム送出制御部hから成る。以上のよう
に構成される再生中継器2は、2つ対向させて用いられ
る。再生中継器2内の各機能部の処理内容については、
以下のとおりである。
【0010】送信部aでは、INFO信号検出部cで、
Iインターフェース用入力ドライバiから入力された信
号を監視して、INFO信号の検出を行なう。検出され
たINFO信号情報は、INFO信号ビット制御部eに
送られる。INFO信号ビット制御部eでは、送られた
INFO信号情報に基づき、信号フレーム変換部dで変
換された信号フレーム内のINFO信号ビットの値を決
定する。信号フレーム変換部dでは、AMI符号で表さ
れた信号フレームを再生中継器2間で伝送される独自の
信号フレームに組み替える。組み替えられた信号フレー
ムは、再生中継器間インターフェース用出力ドライバk
を通じて対向する再生中継器2へ伝送される。
【0011】受信部bでは、INFO信号ビット検出部
fで、再生中継器間インターフェース用入力ドライバl
から入力された信号フレーム内のINFO信号ビットを
検出し、信号フレーム送出制御部hへ送る。信号フレー
ム送出制御部hでは、送られたINFO信号ビットに基
づき信号フレーム送出部gの制御を行なう。INFO信
号ビットがINFO0を表している場合には、フレーム
ビットを含めすべての信号の送出を中止し、INFO信
号ビットがINFO1を表している場合にはINFO1
を送出するというように、INFO信号ビットに基づい
てINFO信号の送出を行なう。信号フレーム変換部d
では、送信部aの場合とは逆に、再生中継器2間で伝送
される独自の信号フレームをAMI符号で表された信号
フレームに組み替える。組み替えられた信号フレーム
は、信号フレーム送出部gへ送られ、信号フレーム送出
制御部hからの制御命令に応じてIインターフェース用
出力ドライバjより送出される。
【0012】本発明により再生中継器2を用いる場合の
起動時における網終端装置1と端末装置3間の同期確立
手順について以下に説明する。網終端装置1と端末装置
3間が停止状態にある場合は、網終端装置1と再生中継
器2間及び再生中継器2と端末装置3間はINFO0無
信号状態で、同期は確立されていない。その場合にも、
再生中継器2内の送信部aと受信部b間では同期信号が
やりとりされており、網終端装置1または端末装置3が
INFO0無信号状態であることをINFO信号ビット
を用いて伝送している。その状態で端末装置3から非同
期起動信号INFO1が送信されると、再生中継器2内
の送信部aはINFO1を検出し、INFO1の検出を
網終端装置1側の受信部bに同期信号であるINFO信
号ビットを用いて伝達する。INFO1の検出を伝達さ
れた網終端装置1側の受信部bは、網終端装置1へ非同
期信号のINFO1を送信する。網終端装置1は、非同
期信号のINFO1を検出すると、同期起動信号のIN
FO2を送信する。再生中継器2内の送信部aはINF
O2を受信し、網終端装置1との同期確立を行なう。網
終端装置1との同期確立後、再生中継器2は端末装置側
の再生中継器2へ同期信号で再生したINFO2を送信
する。端末装置側の再生中継器2は、同期信号で再生中
継されたINFO2を受信し、端末装置3へ同期起動信
号INFO2を送信する。端末装置3はINFO2を受
信し、再生中継器2との同期確立を行なう。以上により
網終端装置1と端末装置3間の同期が確立される。同期
の確立した端末装置3は、同期応答INFO3を送信す
る。INFO3は再生中継器2間で再生中継され、網終
端装置1に送信される。網終端装置1は、INFO3を
受信し、同期応答INFO4を送信する。INFO4は
再生中継器2間で再生中継され、端末装置3に送信され
る。端末装置3がINFO4を受信し、網終端装置1と
端末装置3間の起動が終了する。網終端装置からの発呼
により起動する場合も同様の処理となる。以上のよう
に、本発明による再生中継器2間では常に網終端装置1
と端末装置3の状態情報を同期信号により伝達してい
る。本発明により、網終端装置と端末装置間で再生中継
を行なう場合に、非同期状態から同期を確立する際の再
生中継器間の同期確立を省くことができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、網終端
装置と端末装置間で再生中継を行なう場合に、非同期状
態から同期を確立する際にも再生中継器間の同期確立を
必要としないため、網終端装置と端末装置間の同期確立
時間を短縮することができる。したがって、本発明によ
る再生中継では、同期確立時間を長く必要とする伝送装
置を用いた再生中継も効率良く実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した網終端装置と端末装置の接続
図である。
【図2】本発明に用いる再生中継器の機能構成図であ
る。
【符号の説明】
1 網終端装置 2 再生中継器 3 端末装置 a 送信部 b 受信部 c INFO信号検出部 d 信号フレーム変換部 e INFO信号ビット制御部 f INFO信号ビット検出部 g 信号フレーム送出部 h 信号フレーム送出制御部 i Iインターフェース用入力ドライバ j Iインターフェース用出力ドライバ k 再生中継器間インターフェース用出力ドライバ l 再生中継器間インターフェース用入力ドライバ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDNの網終端装置と端末装置間で再
    生中継する場合おいて、該網終端装置と該端末装置間に
    再生中継区間が設置されて該再生中継区間では常に同期
    を確立しておき、該端末装置と該網終端装置間の伝送信
    号フレームを符号化するとともに、非同期のINFO信
    号を符号化した同期信号に変換して伝送することにより
    網終端装置と端末装置間の同期確立時間を短縮すること
    ができるように構成されたISDNのユーザー・網イン
    ターフェース方式。
  2. 【請求項2】 ISDNの網終端装置又は端末装置から
    のAMI入力信号を受けとるインターフェース用入力ド
    ライバと、該インターフェース用入力ドライバから入力
    されたAMI入力信号からINFO信号の検出を行うI
    NFO信号検出部と、前記AMI入力信号を再生中継器
    間に用いられる独自の信号フレームに組み替えるための
    信号フレーム変換部と、前記INFO信号検出部で検出
    されたINFO信号に基づき前記の組み替えられる信号
    フレームのINFO信号ビットの値を決定するように前
    記信号フレーム変換部を制御するINFO信号ビット制
    御部と、前記の組み替えられた独自の信号フレームを再
    生中継器間の伝送路に伝送するための再生中継器間イン
    ターフェース用出力ドライバと、 前記再生中継器間から伝送された信号フレームを受けと
    る再生中継器間インターフェース用入力ドライバと、該
    再生中継器間インターフェース用入力ドライバにより受
    けとった信号フレームからINFO信号ビットを検出す
    るINFO信号ビット検出部と、前記再生中継器間イン
    ターフェース用入力ドライバにより受けとった信号フレ
    ームをAMI符号に変換する信号フレーム変換部と、前
    記INFO信号ビット検出部で検出されたINFO信号
    の状態に従って前記の変換されたAMI符号の信号フレ
    ームの送出停止を行う信号フレーム送出手段と、該信号
    フレーム送出部の出力に得られるAMI符号の信号フレ
    ームを前記網終端装置又は端末装置に送出するインター
    フェース用ドライバとを備えたISDMのユーザー・網
    インターフェース再生中継器。
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DE102011076484A1 (de) 2011-05-25 2012-11-29 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Tonwiedergabevorrichtung mit hörszenariosimulation

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