JP2643596B2 - スカラ量分布表示方法 - Google Patents

スカラ量分布表示方法

Info

Publication number
JP2643596B2
JP2643596B2 JP2332741A JP33274190A JP2643596B2 JP 2643596 B2 JP2643596 B2 JP 2643596B2 JP 2332741 A JP2332741 A JP 2332741A JP 33274190 A JP33274190 A JP 33274190A JP 2643596 B2 JP2643596 B2 JP 2643596B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
scalar
distribution
scalar amount
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2332741A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04198812A (ja
Inventor
一郎 原島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2332741A priority Critical patent/JP2643596B2/ja
Priority to US07/799,187 priority patent/US5333244A/en
Publication of JPH04198812A publication Critical patent/JPH04198812A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2643596B2 publication Critical patent/JP2643596B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T17/00Three dimensional [3D] modelling, e.g. data description of 3D objects

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Indicating Measured Values (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、構造解析を始めとする科学技術計算、人工
衛星を利用した気象、地理データ、工学や物理学、化
学、医学等の分野での計測機器による測定データ等、計
算機を用いた解析結果等のスカラ量分布表示方法に関す
る。
[従来の技術] ある形状をもった表示対象物に対して、計算機を用い
て解析した結果であるスカラ量分布を、等高線表示、も
しくはカラーマップ表示する方法はCAE(Computer Aide
d Engineering)においては一般的な表示方法となって
いる。
計算機支援による解析では、対象物の構造をメッシュ
によって表現し、このメッシュを構成する面、あるいは
線、節点等の構成要素の位置における解析結果であるス
カラ量を、構成要素の属性としてもたせ、このメッシュ
上のスカラ量の分布状況を等高線、あるいはカラーマッ
プを用いて表示している。
一方、測定装置によつて測定した温度や電磁波の強さ
等の物理量データをカラー表示する場合、一般には物理
量データを数段階のレベルに分け、各レベルに存在する
データをあらかじめ各レベルに対応させた色調に置き換
えて、画面のピクセル単位でカラー表示している。
しかし、この場合、スカラ量の分布範囲をどのように
分割して線表示、あるいは色表示するかが問題であり、
従来は、一般に、カラーマップ表示の場合は、最初に解
析結果であるスカラ量の最大値と最小値を求め、この区
間をカラーマップの表示色数で等分割した。
例えば、CAEにおける構造解析結果のカラーマップ表
示の場合、解析対象の構造を表すメッシュの各節点に属
性としてもたせたスカラ量をカラーバーの各表示色に対
応させ、節点間を線形補間により等高線表示し、等高線
間を対応するカラーバーの表示色で表現していた。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記従来の方法ではスカラ量全体の最
大値と最小値を等間隔で分割することから、スカラ量に
全体の分布の傾向からかけはなれた、特異な値が1つで
もあれば、この特異値が最大値、あるいは最小値となっ
て全区間を広げる。これにより、等高線表示の際に、等
高線が対象物の特異値の存在する部分で密になり、特異
値以外の部分で疎になってしまっていた。その結果、特
異値以外の部分を詳細に表示することがでなかった。
また、複数の解析結果をカラーマップ等で比較する場
合、上記の方法では各解析結果毎にスカラ量と対応する
表示色が相対的に決定されるため、表示色による絶対的
な比較はできなかった。
一方、これとは別の目的で、「インターフェース」19
90年8月号p221−p232「人工衛星データの画像処理」で
は、人工衛星から得られた画像データの分布を表現する
ために、各レベル値毎の頻度を求め、横軸にレベル値、
縦軸に頻度をとったヒストグラムを表示する方法が紹介
されている。この方法は全データの分布から、カラー画
像を生成したいデータの区間の最大値と最小値を決める
ことを目的としており、最大値と最小値の間は等間隔で
分割しているため、上記の問題は依然として残ってい
た。
本発明の目的は、特異値以外の部分も詳細に表示する
ことができ、また表示色による絶対的な比較ができる
等、データの解析が容易なスカラ量分布表示方法を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するためになされたもので、
その一態様としては、ある形状を持った表示対象物の形
状情報と、該表示対象物上のサンプリング点におけるス
カラ量とを用いて、等高線および/またはカラーマップ
により該表示対象物上におけるスカラ量の分布を表示す
るスカラ量分布表示方法において、上記等高線および/
またはカラーマップによる表示と、同時にまたは前に、
スカラ量の分布をグラフで表示することを特徴とするス
カラ量分布表示方法が提供される。
この場合、上記グラフは、全サンプリング点でのスカ
ラ量を含む範囲についてのヒストグラムであることが好
ましい。
また、ヒストグラムの任意の区間を指定し、該指定さ
れた区間に対して、新たに区間の分割を行い、該指定さ
れた区間のスカラ量についてのヒストグラムの表示を行
っても良い。
なおこの場合は、新たに分割された上記区間の境界値
が、変更可能であることが好ましい。また、該分割はス
カラ量の分布が予め決められた分布となるように行われ
るものであっても良い。
さらには、ヒストグラムと、等高線および/または上
記カラーマップとの対応する区間の表示色を同一とする
ことが好ましい。
他の態様としては、ある形状を持った表示対象物の形
状情報と、該表示対象物上のサンプリング点におけるス
カラ量とを用いて、等高線および/またはカラーマップ
により該表示対象物上におけるスカラ量の分布を表示す
るスカラ量分布表示方法において、表示態様を規定する
表示条件情報を記憶し、該表示条件情報を用いて上記表
示を行うことを特徴とするスカラ量分布表示方法が提供
される。
この場合、上記表示条件情報が、区間の分割および/
または表示色に関する情報であることが好ましい。
さらには、既に表示されている等高線および/または
カラーマップを、上記表示条件情報に基づいて描き換え
を行っても良い。
また、複数の系列のスカラ量について、上記カラーマ
ップ等を、同時に、表示できることが好ましい。
他の態様としては、ある形状を持った表示対象物の形
状情報と、該表示対象物上のサンプリング点におけるス
カラ量とに基づき等高線および/またはカラーマップを
表示するマップ表示手段と、上記スカラ量に基づきグラ
フを表示するグラフ手段と、該グラフ表示手段と該マッ
プ表示手段とを制御し、上記グラフに対応する等高線お
よび/またはカラーマップを表示させる制御手段とを備
えことを特徴とするスカラ量分布表示装置が提供され
る。
この場合、上記グラフは、ヒストグラムであることが
好ましい。また、該ヒストグラムの任意の区間を指定す
る区間指定手段を有して、制御手段は、該区間指定手段
により指定された区間についてのみのヒストグラムを表
示させる機能を有するものであっても良い。
また、表示条件情報を記憶する記憶手段を有し、上記
グラフ表示手段と上記マップ表示手段とは、該記憶手段
に記憶された表示条件情報に基づいて表示を行うことが
好ましい。
上記態様についてより具体的に説明すると、区間指定
手段は、例えば、マウス等のポインティングデバイスを
用いて、表示装置において表示されたグラフ上の任意の
スカラ量の区間を指定するグラフ内区間指定手段であ
る。
また、制御手段とは、例えばマップ表示手段と、グラ
フ表示手段と、区間指定手段とを制御して、等高線およ
び/またはカラーマップの表示上の分布を変更するマッ
プ表示変更手段として動作するものである。
また、記憶手段とは、単なる記憶媒体だけでなく、表
示条件情報、例えば色情報をファイル等に記録する表示
条件情報書き込み手段と、該ファイルを読み出す表示条
件情報読み込み手段とを含むものである。
[作用] 全サンプリング点でのスカラ量を含む範囲についての
ヒストグラムを表示する。そして、該グラフにより、特
異値等の存在を確認した後、形状情報と、サンプリング
点におけるスカラ量とを用いて、等高線および/または
カラーマップにより該表示対象物上におけるスカラ量の
分布を表示する。この場合、各区間の色は、ヒストグラ
ムと同色とする。
なお、ヒストグラムを表示させた際に、任意の区間を
指定すると、該指定された区間に対して、新たに区間の
分割が行われる。そして、新たに分割された区間に対し
て改めて、ヒストグラムの表示を行わせることにより、
任意の区間を詳細に見ることができる。
この場合は、新たに分割された上記区間の境界値を、
変更することにより任意の分布とすることができる。ま
た、予め決められた分布、例えばガウス分布となるよう
に分割するものでもよい。
他の態様においては、表示態様を規定する表示条件情
報、例えば区間の分割や表示色等に関する情報を記憶
し、該表示条件情報を用いることにより、予め決められ
た表示条件で、等高線および/またはカラーマップの表
示を行う。
上述の具体的態様について説明する。
グラフ表示手段により、ある形状上でのスカラ量の分
布を等高線表示および/またはカラーマップ表示する前
に、または同時にグラフ表示する。これにより、等高線
表示および/またはカラーマップ表示だけでは把握が困
難だった、上記形状に依存しない、純粋に数値上の分布
をグラフ表示で実現することができる。従って、利用者
はスカラ量の分布状況、すなわち、スカラ量が連続的に
分布しているか、特異値が存在しないか等を容易に把握
できる。
また、マップ表示変更手段による制御の下、上記グラ
フ表示手段とグラフ内区間指定手段とマップ表示手段と
を連動させ、等高線および/またはカラーマップによる
表示の分布について、グラフ表示された領域内の任意区
間をグラフ内区間指定手段、例えばマウスで指定し、指
定された区間に対応するスカラ量の分布上の区間をさら
に詳細に等高線表示および/またはカラーマップ表示す
ることができる。
これにより、利用者は上記グラフ上で特異値を含む区
間を発見した場合、特異値以外の区間を指定することに
より、等高線表示および/またはカラーマップ表示の対
象から容易に特異値を除外することが可能となる。
また、等高線表示および/またはカラーマップ表示す
る際には、表示条件情報書き込み手段等からなる記憶手
段により、表示条件情報を記憶する。そして、別の表示
対象物について表示を行う際には、該表示条件情報を用
いることにより、各区間毎の色等の表示条件を同一とす
ることができる。
従って、利用者は複数の表示対象物の表示色による絶
対的なスカラ量の比較が可能となる。
[実施例] 本発明の一実施例を、図面を用いて説明する。
本実施例のスカラ量分布表示装置は、第1図に示すと
おり、その表示処理を、制御手段たるカラーマップ表示
変更手段104と、ヒストグラムの表示を行うグラフ表示
手段101と、カラーマップ表示手段103と、マウス等のポ
インティングデバイスを含むグラフ内区間指定手段102
と、表示条件情報書き込み手段105と表示条件情報読み
込み手段106とを含んで構成される図示しない記憶手段
とにより構成されている。
そして、その画像の表示は、この図には示さない表示
装置、例えば、CRT等に対して行われるものである。
以下、本実施例を計算機支援による構造設計の応力解
析表示に用いた場合の表示例について説明する。
本実施例では、計算機による解析結果、つまり、スカ
ラ量を、グラフ表示手段101により、表示装置10上にヒ
ストグラム11として表示する。これにより、解析結果が
現実に即した値かどうかを、チェック可能となってい
る。このヒストグラムを第2図aに示す。
この結果、現実的な応力分布ならば、カラーマップ表
示手段103により、第2図bに示すように、解析結果の
応力分布をワイヤフレームで表示した形状の上に、カラ
ーマップ12として表示する。
ここで、「現実的な」応力分布とは、全体の応力分布
の傾向からかけはなれた特異な応力をもたない、連続的
な分布を指す。なお、特異な応力は、解析アルゴリズ
ム、あるいは計算機の性能上、発生することがある。
第3図は、グラフ表示手段101が、スカラ量分布を、
ヒストグラムとして表示する処理の流れ図である。
グラフ表示手段101は、形状情報21と、該形状情報21
に対応するスカラ量とを、一対一に対応づけてメモリ20
内部に格納している。
なお、形状情報21とは、解析対象となる形状の形状要
素、例えば、該形状を構成するメッシュの節点等のID
等、である。
そして、該データに対して、区間分割処理部23により
全形状要素に対応するスカラ量の最大値Smaxと最小値Sm
in求め、この区間をあらかじめ設定済みの分割数で等分
割する。続いて、カウント処理部24は、分割された各小
区間毎に、該区間内に存在するスカラ量22を属性として
もつ形状要素の個数をカウントする。そして、その結果
をヒストグラム表示処理部25によりヒストグラムの形式
で表示する。
これにより、実際に等高線表示、あるいはカラーマッ
プ表示する前に、スカラ量の分布状況を表したヒストグ
ラムをチェックすることができ、解析結果が現実に即し
た、妥当なものであるかどうかを判断できる。
第4図に示した表示例は、カラーマップ表示変更手段
104による制御の下、グラフ表示手段101と、グラフ内区
間指定手段102と、カラーマップ表示手段103とを、連動
させたものである。
これにより、グラフ内区間指定手段102、この場合、
マウス等のポインティングデバイス、を用いて、解析結
果のスカラ量分布を表すヒストグラムの任意の1区間、
あるいは任意の複数区間の少なくとも1点以上を指示す
ることにより、カラーマップ表示変更手段104は、指示
された区間に対応するスカラ量分布を、詳細にカラーマ
ップ表示する。
該表示処理をより詳細に説明する。
第4図aにおいて、グラフ表示手段101により表示さ
れたヒストグラム30の領域内で、マウスの左ボタンを1
回クリックする(このときのマウスカーソルの位置をマ
ウスカーソル31とする)と、区間の指定が開始される。
続いて、マウスの右ボタンを1回クリックする(このと
きのマウスカーソルの位置をマウスカーソル32とする)
ことで区間の指定が完了する。
次に、この指定された区間の最大値Smax1と最小値Smi
n1とが取り出され、あらかじめ設定済みの分割数(表示
色数)で、再度、等分割される。そして、各小区間に存
在するスカラ量を属性としてもつ形状要素の個数がカウ
ントされる。そして、この結果が、再度、ヒストグラム
33として表示される。
また、上記処理を表示候補の形状要素が存在する範囲
で繰り返し行うことにより、さらに詳細な等高線表示、
あるいはカラーマップ表示が可能となる。
次に、ヒストグラムと、カラーマップのカラーバーと
を対応付けて、同一画面に表示する例について第5図を
用いて説明する。
カラーマップ表示手段103とグラフ表示手段102とによ
り、画面40上にカラーバー41とヒストグラム42とを、並
列的に配置して、同時に表示する。さらにヒストグラム
42の各区間を、対応するカラーバー41の色と同色で表示
する。
これにより、カラーマップ43において各色の占める部
分の面積または体積の割合をヒストグラム42で表現で
き、視覚に訴える情報量が増大する。また、情報の内容
を判断しやすくなる。
第6図は、カラーマップ表示変更手段104による制御
の下、グラフ表示手段101と、グラフ内区間指定手段102
と、カラーマップ表示手段103とを連動させて、第5図
と同様の表示を行い、さらに、該表示に対して、マウス
等のポインティングデバイスを用いてヒストグラムの任
意の区間を指定し、この区間に対応するスカラ量分布を
詳細にカラーマップ表示した例である。
なお、マウスによる区間の指定方法は、第4図の場合
と同様である。
さらに、この例においては、表示条件情報書き込み手
段105と、表示条件情報読み込み手段106とにより、各段
階での表示の条件等を記憶し、読み出すことが可能とな
っている。また、画面54内には、該表示条件情報読み込
み手段106等を作動させるためのボタン58、59が表示さ
れている。
従って、何度かの詳細化を行ってカラーマップ55を表
示した後であっても、画面54内に表示させた「前状態」
のボタン58や、「初期状態」のボタン59をクリックし
て、記憶されている表示条件情報を読み出すことができ
る。そして、該表示条件情報に基づいて、一つ前のカラ
ーマップ51や初期のカラーマップに、直接、戻ることが
可能である。
第7図は、第6図のカラーバーまたはヒストグラムに
ついて、各区間の境界線をマウスを用いてドラッギング
または各区間内でクリックすることにより、カラーバー
の目盛りとなるスカラ量を変更した例である。
スカラ量Skの変更は、グラフ内区間指定手段102によ
り、カラーバー60において、変更したいスカラ量の境界
線61をマウスによってピックし、上下方向にドラッギン
グすることで行う。
例えば、境界線61を上方にドラッギングした場合は、
設定されるステップ幅でスカラ量Skはインクリメントさ
れる。つまり、スカラ量Skは大きくされる。逆に、下方
にドラッギングした場合にはデクリメントされる。つま
り、スカラ量Skは小さくされる。
また、細かいステップ幅で変更したい場合には、マウ
スの左ボタンを用いてドラッギングすることでインクリ
メントかデクリメントかを指定し、同時に右ボタンを1
度クリックする毎に、設定された1ステップ分ずつイン
クリメント、あるいはデクリメントすることも可能であ
る。但し、マウス等による指定方法はこれに限定される
ものではない。
なお、スカラ量Skの値の変更可能な範囲は境界線61の
1つ上、あるいは1つ下の目盛りのスカラ量まで、すな
わち、 Sk−1<Sk<Sk+1 とする。
以上の操作が行われたとき、カラーマップ表示変更手
段104は、グラフ表示手段101と、グラフ内区間指定手段
102と、カラーマップ表示手段103とを連動させて、カラ
ーバー60に対応するヒストグラム63の分布を再計算して
ヒストグラムを描き換える。これにより、利用者が望む
ヒストグラム分布になるように、スカラ量Skを指定でき
る。
例えば、カラーバーで示された全ての表示色でバラン
スよくカラーマップ表示したい場合には、ヒストグラム
分布が平坦になるようにカラーバーの目盛りを変更する
のは容易に可能となる。
なお、この例において変更されるのは、分布を計算す
る上でのSkの数値のみである。従って、変更された後で
もヒストグラムの各区間の表示の幅は変更前と同じに保
たれる。しかし、これに限定されるものではない。
第8図は、あらかじめシステム側で代表的なヒストグ
ラム分布のパターンを容易し、利用者はそのパターンの
中から望みのヒストグラム分布を選択することで、当該
選択されたパターンのヒストグラムとなるように、スカ
ラ量を計算して区間の分割を行なって、カラーマップの
表示を行う例である。
用意しておくヒストグラム分布の例としては、均一分
布、ガウス分布等が挙げられる。
この例においては、パターンの選択を、画面70内に設
けた、ボタンをマウスにより選択することにより行うよ
うになっている。例えば、「均一分布」のボタン71をク
リックすることで、ヒストグラム72が均一になるように
カラーバー74の各目盛りのスカラ量を計算し、カラーマ
ップ75を表示する。但し、分布は、これに限定されるも
のではなく、他の分布でも構わない。また、パターンの
選択方法もこれに限定されるものではない。
第9図は、表示条件情報書き込み手段105、表示条件
情報読み込み手段106を利用したものである。
あるカラーマップ表示対象物に対して、カラーバーの
各目盛りのスカラ量を指定した後に、これらのカラーバ
ーに関する情報等を記憶しておくことで、別の表示対象
物と先の表示対象物とをカラーマップで比較する際に、
先のカラーバー情報を用いて表示することにより、色に
よる絶対的な比較を可能とした例である。
この例においては、画面80上に表示された、表示対象
物Aに対して、上述の方法でカラーバー81の各目盛りの
スカラ量を指定してカラーマップ82の表示を行う。そし
てその後、画面80内の「カラーバー登録」のボタン84を
マウスでクリックする。これにより、その時の、カラー
バー81の各目盛りのスカラ量がファイルに登録される。
そして、表示対象物Aとカラーマップの比較を行いた
い表示対象物Bを画面85に表示する際に、画面85内の
「カラーバー読出」のボタン86をクリックすることで、
先のファイルを読み込み、カラーマップ88を表示する。
これにより、2つの表示対象物A,Bに対して、同一のカ
ラーバー81による絶対的な比較が可能となる。
なお、本実施例においては、画面80と画面85を、同一
の表示装置10にウインドウとして表示させているが、異
なる表示装置に同時に表示させても構わない。
上記実施例においては、カラーマップのみについての
み示したが、等高線による表示、さらには他の方法によ
る立体の表示に対しても同様に適用可能である。
また、ヒストグラムを、表示させるか否かを選択でき
るようにすることも容易に可能である。
以上のように上記実施例においては、スカラ量のみに
基づいて表示されるヒストグラムを表示させることによ
り、スカラ量分布の把握が簡単である。従って、特異値
等の確認が容易である。さらに、ヒストグラム上でのス
カラ量の分布が、予め決めたパターン、例えばガウス分
布と比較して特異値が存在するか否かを自動的に判断す
ることも可能である。
また、詳細に確認したい区間だけを指定して表示させ
ることができるため解析が容易になる。また、該指定は
マウス等のポインティングデバイスを用いて行うため操
作が容易である。
さらに、記憶した表示条件情報を利用して、ヒストグ
ラムとカラーマップとの対応する区間の表示色等の条件
を同一とすることができるため、データの解析が容易で
ある。
なお、本実施例においてはヒストグラムに表示させる
例についてのみ示したが、これに限定されるものではな
く、他のグラフでも良い。
[発明の効果] 本発明によれば、計算機を用いてスカラ量を等高線、
あるいはカラーマップ表示する際に、スカラ量分布のヒ
ストグラム表示等を併用することにより、スカラ量がど
のように分布しているかの把握が可能となる。これによ
り、カラーマップ表示だけでは見落としてしまうスカラ
量の特異値の存在等を容易に確認できる。
さらに、等高線、あるいはカラーマップを詳細に表示
したい場合に、部分的に表示させることが可能である。
また、最初の解析結果のカラーマップ表示の際に指定
した表示条件情報を、次の解析結果のカラーマップ表示
の際に利用できるため、複数の解析結果の色等による絶
対的な比較・検討が可能となり、解析作業効率が向上す
る等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す説明図、第2図
はヒストグラムの表示例を示す画面図、第3図は第2図
のヒストグラムを表示するための処理の流れ図、第4図
は、ヒストグラム表示された領域内を、詳細に表示した
い範囲を指定した場合の表示画面図、第5図はヒストグ
ラムとカラーバーを同一画面に表示した表示画面図、第
6図は、第5図の例について詳細化のため一部のみを表
示した場合の表示画面図、第7図はカラーバーの目盛り
のスカラ量を変更する場合の表示画面、第8図は、あら
かじめシステムがヒストグラムの分布のパターンを有す
る場合の表示画面、第9図は、複数のカラーマップを同
一のカラーバーで表示する場合の表示画面である。 10……表示装置 11,30,33,42,52,53,63,72……ヒストグラム 12,43,51,55,75,82,88……カラーマップ 13,41,53,57,60,74,81……カラーバー 31,32,62……マウスカーソル 40,50,54,70,80,85……画面 58,59,71,73,83,84,86,87……ボタン 61……境界線 101……グラフ表示手段 102……グラフ内区間指定手段 103……カラーマップ表示手段 104……カラーマップ表示変更手段 105……表示条件情報書き込み手段 106……表示条件情報読み込み手段 A,B……表示対象物

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ある形状を持った表示対象物の形状情報
    と、該表示対象物上のサンプリング点におけるスカラ量
    とを用いて、等高線および/またはカラーマップにより
    該表示対象物上におけるスカラ量の分布を表示するスカ
    ラ量分布表示方法において、 上記等高線および/またはカラーマップによる表示と、
    同時にまたは前に、スカラ量の分布をグラフで表示する
    ことを特徴とするスカラ量分布表示方法。
  2. 【請求項2】上記グラフが、全サンプリング点でのスカ
    ラ量を含む範囲についてのヒストグラムであることを特
    長とする請求項1記載のスカラ量分布表示方法。
  3. 【請求項3】上記ヒストグラムの任意の区間を指定し、
    該指定された区間に対して、新たに区間の分割を行い、
    分割後の新たな区間内のスカラ量についてのヒストグラ
    ムの表示を行うことを特長とする請求項2記載のスカラ
    量分布表示方法。
  4. 【請求項4】新たに分割された上記区間の境界値が、変
    更可能であることを特徴とする請求項3記載のスカラ量
    分布表示方法。
  5. 【請求項5】上記分割は、上記スカラ量の分布が予め決
    められた分布となるように行われることを特徴とする請
    求項3記載のスカラ量分布表示方法。
  6. 【請求項6】上記ヒストグラムと、上記等高線および/
    または上記カラーマップとの、対応する区間の表示色を
    同一としたことを特長とする請求項2記載のスカラ量分
    布表示方法。
  7. 【請求項7】ある形状を持った表示対象物の形状情報
    と、該表示対象物上のサンプリング点におけるスカラ量
    とを用いて、等高線および/またはカラーマップにより
    該表示対象物上におけるスカラ量の分布を表示するスカ
    ラ量分布表示方法において、 表示態様を規定する表示条件情報を記憶し、該表示条件
    情報を用いて上記表示を行うことを特徴とするスカラ量
    分布表示方法。
  8. 【請求項8】上記表示条件情報が、スカラ量の区間の分
    割、および/または表示色に関する情報であることを特
    徴とする請求項7記載のスカラ量分布表示方法。
  9. 【請求項9】既に表示されている等高線および/または
    カラーマップを、上記表示条件情報に基づいて、描き換
    えを行うことを特徴とする請求項7記載のスカラ量分布
    表示方法。
  10. 【請求項10】複数の系列のスカラ量について、同時に
    表示することを特徴とする請求項7記載のスカラ量分布
    表示方法。
  11. 【請求項11】ある形状を持った表示対象物の形状情報
    と、該表示対象物上のサンプリング点におけるスカラ量
    とに基づき等高線および/またはカラーマップを表示す
    るマップ表示手段と、上記スカラ量に基づきグラフを表
    示するグラフ手段と、該グラフ表示手段と該マップ表示
    手段とを制御し、上記グラフに対応する等高線および/
    またはカラーマップを表示させる制御手段とを備えこと
    を特徴とするスカラ量分布表示装置。
  12. 【請求項12】上記グラフがヒストグラムであることを
    特徴とする請求項11記載のスカラ量分布表示装置。
  13. 【請求項13】上記ヒストグラムの任意の区間を指定す
    る区間指定手段を有し、上記制御手段は、該区間指定手
    段により指定された区間についてのみのヒストグラムを
    表示させる機能を有することを特徴とする請求項12記載
    のスカラ量分布表示装置。
  14. 【請求項14】表示態様を規定する表示条件情報を記憶
    する記憶手段を有し、上記グラフ表示手段と上記マップ
    表示手段とは、該記憶手段に記憶された表示条件情報に
    基づいて表示を行うことを特徴とする請求項12記載のス
    カラ量分布表示装置。
JP2332741A 1990-11-29 1990-11-29 スカラ量分布表示方法 Expired - Lifetime JP2643596B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2332741A JP2643596B2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 スカラ量分布表示方法
US07/799,187 US5333244A (en) 1990-11-29 1991-11-27 Method of and system for displaying a scalar quantity distribution

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2332741A JP2643596B2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 スカラ量分布表示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04198812A JPH04198812A (ja) 1992-07-20
JP2643596B2 true JP2643596B2 (ja) 1997-08-20

Family

ID=18258339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2332741A Expired - Lifetime JP2643596B2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 スカラ量分布表示方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5333244A (ja)
JP (1) JP2643596B2 (ja)

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5491779A (en) * 1992-04-03 1996-02-13 Bezjian; Richard D. Three dimensional presentation of multiple data sets in unitary format with pie charts
JPH05346957A (ja) * 1992-04-17 1993-12-27 Hitachi Ltd 形状特徴量提示装置および方法
JP3213097B2 (ja) * 1992-12-28 2001-09-25 シスメックス株式会社 粒子分析装置及び方法
US5632009A (en) * 1993-09-17 1997-05-20 Xerox Corporation Method and system for producing a table image showing indirect data representations
JP3388034B2 (ja) * 1994-08-31 2003-03-17 株式会社東芝 分布計測データによる機器状態の監視方法
JP3293717B2 (ja) * 1994-09-29 2002-06-17 株式会社島津製作所 分析装置
JP3649478B2 (ja) * 1995-07-20 2005-05-18 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 画像情報処理装置及び画像情報処理方法
JPH09237354A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Chokosoku Network Computer Gijutsu Kenkyusho:Kk 3次元形状データ転送表示方法
US6232984B1 (en) * 1997-05-22 2001-05-15 Lucent Technologies, Inc. Data visualization system
US6100900A (en) * 1997-12-11 2000-08-08 Synopsys, Inc. Displaying numerical data in various colors based upon their relative contribution to the whole
US6798536B1 (en) * 1998-08-04 2004-09-28 Fuji Photo Film Co., Ltd. Apparatus for displaying tone curve and apparatus for adjusting tone curve
US6301552B1 (en) 1998-10-27 2001-10-09 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Radar/IFF simulator circuit for desktop computer
AU779949B2 (en) * 1999-06-14 2005-02-24 Bally Technologies, Inc. Data visualisation system and method
US6386985B1 (en) * 1999-07-26 2002-05-14 Guy Jonathan James Rackham Virtual Staging apparatus and method
JP3818488B2 (ja) * 2000-01-28 2006-09-06 株式会社タニタ グラフ表示機能付き生体測定装置
US6476829B1 (en) * 2000-06-15 2002-11-05 Sun Microsystems, Inc. Method and apparatus for zooming on non-positional display attributes
NZ505662A (en) * 2000-07-10 2003-02-28 Compudigm Int Ltd Visualisation of data representing web site visitor activity
US7193628B1 (en) * 2000-07-13 2007-03-20 C4Cast.Com, Inc. Significance-based display
US7692653B1 (en) * 2001-10-01 2010-04-06 Versata Development Group, Inc. System and method for presenting statistics
US6927772B2 (en) * 2002-06-05 2005-08-09 Jeremy Page Method of displaying data
EP1676244B1 (en) * 2003-10-02 2011-02-16 Given Imaging Ltd. System and method for presentation of data streams
EP2314218B1 (en) 2004-02-06 2017-02-01 Wake Forest University Health Sciences Non-invasive imaging for determining global tissue characteristics
WO2007092159A2 (en) * 2006-02-02 2007-08-16 Wake Forest University Health Sciences Cardiac visualization systems for displaying 3-d images of cardiac voxel intensity distributions with optional physician interactive boundary tracing tools
CA2724890A1 (en) 2008-06-18 2009-12-23 The Smartpill Corporation System and method of evaluating a subject with an ingestible capsule
US8873816B1 (en) 2011-04-06 2014-10-28 Given Imaging Ltd. Method and system for identification of red colored pathologies in vivo
EP2600311A1 (en) * 2011-11-30 2013-06-05 Thomson Licensing Method and apparatus for visualizing a data set
WO2013164826A1 (en) 2012-05-04 2013-11-07 Given Imaging Ltd. System and method for automatic navigation of a capsule based on image stream captured in-vivo
WO2014002096A2 (en) 2012-06-29 2014-01-03 Given Imaging Ltd. System and method for displaying an image stream
JP2014010801A (ja) * 2012-07-03 2014-01-20 Casio Comput Co Ltd ヒストグラム表示装置およびプログラム
US9324145B1 (en) 2013-08-08 2016-04-26 Given Imaging Ltd. System and method for detection of transitions in an image stream of the gastrointestinal tract
JP7125336B2 (ja) * 2018-11-27 2022-08-24 日本放送協会 色域表示制御装置、色域表示情報生成装置、及びこれらのプログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4135247A (en) * 1977-08-15 1979-01-16 Siemens Aktiengesellschaft Tomography signal processing system
JPS6115205A (ja) * 1984-06-30 1986-01-23 Fanuc Ltd 数値制御装置用グラフイツクデイスプレイの描画方法
US4719585A (en) * 1985-08-28 1988-01-12 General Electric Company Dividing cubes system and method for the display of surface structures contained within the interior region of a solid body
US4835712A (en) * 1986-04-14 1989-05-30 Pixar Methods and apparatus for imaging volume data with shading
US4914589A (en) * 1988-10-24 1990-04-03 General Electric Company Three-dimensional images obtained from tomographic data using a variable threshold
US5101475A (en) * 1989-04-17 1992-03-31 The Research Foundation Of State University Of New York Method and apparatus for generating arbitrary projections of three-dimensional voxel-based data
US5022085A (en) * 1990-05-29 1991-06-04 Eastman Kodak Company Neighborhood-based merging of image data

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04198812A (ja) 1992-07-20
US5333244A (en) 1994-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2643596B2 (ja) スカラ量分布表示方法
DE69230331T2 (de) Computervorrichtung und verfahren zur identifizierung von finite-elementen in der interaktiven modellierung
US6269325B1 (en) Visual presentation technique for data mining software
US7042468B2 (en) Text overlay for multi-dimensional construction project models
US6429868B1 (en) Method and computer program for displaying quantitative data
US20100011309A1 (en) Data visualisation systems
JPH09101970A (ja) 画像検索方法および画像検索装置
US5485564A (en) Method and apparatus for forming a graphical display of data and for omitting a range of data within the graph
EP0981098A1 (en) Method and apparatus for generating and displaying views of hierarchically clustered data
GB2328539A (en) Data charting
US4939672A (en) Method and apparatus for classifying graphics segments to facilitate pick and display operation
JP2000003206A (ja) 制御対象モデル変更装置
Kumpf et al. Visual analysis of multi-parameter distributions across ensembles of 3d fields
US7003440B2 (en) Method, system, and program for use in displaying expression phenomenon in living matters
Nocke et al. Icon-based visualization using mosaic metaphors
DE102005004386A1 (de) Verfahren und Vorrichtung zum Analysieren einer elektromagnetischen Welle, sowie Computererzeugnis
EP1191483A2 (en) Computer aided design system and method for modifying an object
CN117015812A (zh) 用于对数据点进行聚类的***
JPH04317159A (ja) 変数状態表示方法および計算装置
JP7118194B1 (ja) グラフ生成装置、グラフ生成方法、およびコンピュータプログラム
Xue et al. MATLAB Graphics
US20240153155A1 (en) Mapping color to data for data bound objects
JPH10111879A (ja) Cad/cae装置、解析モデル生成方法
JP3647075B2 (ja) 画像検索方法及びその装置
Le et al. Visualizing Access Logs of a Scientific Digital Library Effectively as Multiple Time Series Using Modified Horizon Graphs