JP2640231B2 - 輪転式孔版印刷用版胴 - Google Patents
輪転式孔版印刷用版胴Info
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- JP2640231B2 JP2640231B2 JP23940687A JP23940687A JP2640231B2 JP 2640231 B2 JP2640231 B2 JP 2640231B2 JP 23940687 A JP23940687 A JP 23940687A JP 23940687 A JP23940687 A JP 23940687A JP 2640231 B2 JP2640231 B2 JP 2640231B2
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- JP
- Japan
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- plate cylinder
- stencil printing
- printing paper
- printing
- ink
- Prior art date
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41L—APPARATUS OR DEVICES FOR MANIFOLDING, DUPLICATING OR PRINTING FOR OFFICE OR OTHER COMMERCIAL PURPOSES; ADDRESSING MACHINES OR LIKE SERIES-PRINTING MACHINES
- B41L13/00—Stencilling apparatus for office or other commercial use
- B41L13/04—Stencilling apparatus for office or other commercial use with curved or rotary stencil carriers
Landscapes
- Screen Printers (AREA)
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、輪転式孔版印刷用版胴に係り、特に外周面
に孔版印刷用原紙を巻付け装着され、該孔版印刷原紙の
外表面に印刷用紙が接触することにより孔版印刷を行う
輪転式孔版印刷用版胴に係る。
に孔版印刷用原紙を巻付け装着され、該孔版印刷原紙の
外表面に印刷用紙が接触することにより孔版印刷を行う
輪転式孔版印刷用版胴に係る。
従来の技術 一般に、輪転式孔版印刷は、外周面に孔版印刷用原紙
を巻付け装着される円筒状の版胴を用い、前記版胴の外
周面に巻付け装着された孔版印刷用原紙の外表面に版胴
を回転させつつ印刷用紙をプレスローラ等によって押付
け、印刷用紙を前記孔版印刷用原紙の外表面に接触させ
ることにより行われている。この際に印刷用紙は印刷イ
ンキによって前記孔版印刷用原紙の外表面に貼付き、こ
の印刷用紙は比較的尖った先端を有する分離爪によって
版胴の回転に伴いその前縁部より剥取られて排紙される
ようになっている。この種の孔版印刷を行う輪転式孔版
印刷装置は特公昭58−46428号、特開昭61−250631号の
各公報に示されている。
を巻付け装着される円筒状の版胴を用い、前記版胴の外
周面に巻付け装着された孔版印刷用原紙の外表面に版胴
を回転させつつ印刷用紙をプレスローラ等によって押付
け、印刷用紙を前記孔版印刷用原紙の外表面に接触させ
ることにより行われている。この際に印刷用紙は印刷イ
ンキによって前記孔版印刷用原紙の外表面に貼付き、こ
の印刷用紙は比較的尖った先端を有する分離爪によって
版胴の回転に伴いその前縁部より剥取られて排紙される
ようになっている。この種の孔版印刷を行う輪転式孔版
印刷装置は特公昭58−46428号、特開昭61−250631号の
各公報に示されている。
発明が解決しようとする問題点 印刷インキ自身の粘着力が強い場合、或いは印刷用紙
の前縁部に印刷画像が多く存在して印刷インキによる印
刷用紙の孔版印刷用原紙に対する粘着力が印刷用紙の腰
の強さより優るようになると、印刷用紙の前縁部が孔版
印刷用原紙の外表面に密着した状態になり、このために
印刷用紙の前縁部と孔版印刷用紙との間に分離爪が進入
できないようになり、これによって印刷用紙の版胴より
の剥取りが円滑に行われなくなる虞れがある。このよう
な現象は一般に舞上り現象と称されており、この舞上り
現象が生じると、紙詰まりが生じ、円滑な繰返しの孔版
印刷が行われなくなる。舞上り現象は秤量の小さい印刷
用紙や更紙等の腰の弱い印刷用紙ほど生じ易くなる。
の前縁部に印刷画像が多く存在して印刷インキによる印
刷用紙の孔版印刷用原紙に対する粘着力が印刷用紙の腰
の強さより優るようになると、印刷用紙の前縁部が孔版
印刷用原紙の外表面に密着した状態になり、このために
印刷用紙の前縁部と孔版印刷用紙との間に分離爪が進入
できないようになり、これによって印刷用紙の版胴より
の剥取りが円滑に行われなくなる虞れがある。このよう
な現象は一般に舞上り現象と称されており、この舞上り
現象が生じると、紙詰まりが生じ、円滑な繰返しの孔版
印刷が行われなくなる。舞上り現象は秤量の小さい印刷
用紙や更紙等の腰の弱い印刷用紙ほど生じ易くなる。
本発明は、上述の如き不具合に鑑み、印刷インキの粘
着力が強くても、また印刷用紙の前縁部に印刷画像が多
く存在する場合に於ても印刷用紙の版胴よりの引離しが
分離爪によって確実に行われるよう改良された輪転式孔
版印刷用版銅を提供することを目的としている。
着力が強くても、また印刷用紙の前縁部に印刷画像が多
く存在する場合に於ても印刷用紙の版胴よりの引離しが
分離爪によって確実に行われるよう改良された輪転式孔
版印刷用版銅を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 上述の如き目的は、本発明によれば、外周面に孔版印
刷用原紙を巻付け装着され、該孔版印刷用原紙の外表面
に印刷用紙が接触することにより孔版印刷を行う輪転式
孔版印刷用版胴に於て、印刷用紙の前縁部が対応する領
域が他の領域に比して***していることを特徴とする輪
転式孔版印刷用版胴によって達成される。
刷用原紙を巻付け装着され、該孔版印刷用原紙の外表面
に印刷用紙が接触することにより孔版印刷を行う輪転式
孔版印刷用版胴に於て、印刷用紙の前縁部が対応する領
域が他の領域に比して***していることを特徴とする輪
転式孔版印刷用版胴によって達成される。
前記輪転式孔版印刷用版胴はその周方向に見て実質的
な孔版印刷用作用部であるインキ通過性領域とインキ不
通過性領域とを含んでおり、前記印刷用紙の前縁部が対
応する領域は前記インキ通過性領域のドラム回転方向に
見て前縁部であってよい。
な孔版印刷用作用部であるインキ通過性領域とインキ不
通過性領域とを含んでおり、前記印刷用紙の前縁部が対
応する領域は前記インキ通過性領域のドラム回転方向に
見て前縁部であってよい。
前記輪転式孔版印刷用版胴の前記***はインキ通過性
部材により付与されていてよい。
部材により付与されていてよい。
また前記の輪転式孔版印刷用版胴の前記***はインキ
通過制限部材により構成されてもよい。
通過制限部材により構成されてもよい。
発明の作用及び効果 印際に際して版胴の外周面に巻付け装着されている孔
版印刷用原紙の外表面に接触する印刷用紙の前縁部は版
胴に設けられた***により他の部分より盛上るようにな
り、これにより印刷用紙の前縁部は前記孔版印刷用原紙
の外表面により少し離間するようになり、これによって
その印刷用紙の前縁部と前記孔版印刷用原紙の外表面と
の間に間隙が保たれ、この間隙に分離爪が進入すること
により印刷用紙の版胴よりの引剥しが確実に行われるよ
うになる。
版印刷用原紙の外表面に接触する印刷用紙の前縁部は版
胴に設けられた***により他の部分より盛上るようにな
り、これにより印刷用紙の前縁部は前記孔版印刷用原紙
の外表面により少し離間するようになり、これによって
その印刷用紙の前縁部と前記孔版印刷用原紙の外表面と
の間に間隙が保たれ、この間隙に分離爪が進入すること
により印刷用紙の版胴よりの引剥しが確実に行われるよ
うになる。
前記***がインキ通過制限部材により構成されている
場合には、印刷用紙の前縁部に於けるインキ供給量が制
限されることにより、この部分に於ける印刷用紙の印刷
インキによる孔版印刷用原紙に対する粘着力が極度に強
くなることが回避される。従ってこのことによっても印
刷用紙の前縁部と前記孔版印刷用紙の外表面との間に微
少間隔が確実に形成されるようになり、分離爪による印
刷用紙の版胴よりの引剥しがより確実に行われるように
なる。
場合には、印刷用紙の前縁部に於けるインキ供給量が制
限されることにより、この部分に於ける印刷用紙の印刷
インキによる孔版印刷用原紙に対する粘着力が極度に強
くなることが回避される。従ってこのことによっても印
刷用紙の前縁部と前記孔版印刷用紙の外表面との間に微
少間隔が確実に形成されるようになり、分離爪による印
刷用紙の版胴よりの引剥しがより確実に行われるように
なる。
実施例 以下に添付の図を参照して本発明を実施例について詳
細に説明する。
細に説明する。
第１図及び第２図は本発明による輪転式孔版印刷用版
胴を含む孔版印刷装置の一つの実施例をその要部につい
て示している。図に於て、10は輪転式孔版印刷用版胴
を、12は版胴10の内周面に対し印刷インキの供給を行う
スクィージローラを、14はそのインキ供給量を制御する
ドクタロッドを、16は版胴10の外周面に対し印刷用紙Ｐ
を押付けるプレスローラを、18は版胴10より印刷用紙Ｐ
を剥取る分離爪を各々示している。尚、図示の実施例に
於ては、版胴10は図にて反時計廻り方向へ回転して輪転
式に孔版印刷を行うものとする。
胴を含む孔版印刷装置の一つの実施例をその要部につい
て示している。図に於て、10は輪転式孔版印刷用版胴
を、12は版胴10の内周面に対し印刷インキの供給を行う
スクィージローラを、14はそのインキ供給量を制御する
ドクタロッドを、16は版胴10の外周面に対し印刷用紙Ｐ
を押付けるプレスローラを、18は版胴10より印刷用紙Ｐ
を剥取る分離爪を各々示している。尚、図示の実施例に
於ては、版胴10は図にて反時計廻り方向へ回転して輪転
式に孔版印刷を行うものとする。
版胴10はその基材となる金属製円筒体20と金属製円筒
体20の外周面に巻付け装着されたスクリーン層体22との
二層構造となっている。
体20の外周面に巻付け装着されたスクリーン層体22との
二層構造となっている。
金属製円筒体20は実質的な孔版印刷作用部であるイン
キ通過性領域を構成すべくインキ通過用の小孔24を多数
有する多孔構造部26とインキ不通過性領域を構成すべく
小孔を有していない無孔部28とをその周方向に有してい
る。
キ通過性領域を構成すべくインキ通過用の小孔24を多数
有する多孔構造部26とインキ不通過性領域を構成すべく
小孔を有していない無孔部28とをその周方向に有してい
る。
尚、多孔構造部26の小孔24は、図に於ては理解され易
いように大きく描かれているが、これは直径が0.5〜0.0
1mm程度の非常に小さい孔であり、小孔24を多数有する
多孔構造部24は20〜60メッシュ程度の多孔構造になって
いればよい。
いように大きく描かれているが、これは直径が0.5〜0.0
1mm程度の非常に小さい孔であり、小孔24を多数有する
多孔構造部24は20〜60メッシュ程度の多孔構造になって
いればよい。
金属製円筒体20の無孔部28には原紙取付座部30が取付
けられている。原紙取付座部30には、該原紙取付座部に
固定された永久磁石板32と一端に枢軸34によって原紙取
付座部30に枢支され永久磁石板32に選択的に磁気的に吸
着されるクランプ板36とが設けられている。クランプ板
36は永久磁石板32に磁気的に吸着されることによって該
両者間にて孔版印刷用原紙Ｓの先端部を挟圧保持し、孔
版印刷用原紙Ｓの先端部を版胴10に対し係止するように
なっている。
けられている。原紙取付座部30には、該原紙取付座部に
固定された永久磁石板32と一端に枢軸34によって原紙取
付座部30に枢支され永久磁石板32に選択的に磁気的に吸
着されるクランプ板36とが設けられている。クランプ板
36は永久磁石板32に磁気的に吸着されることによって該
両者間にて孔版印刷用原紙Ｓの先端部を挟圧保持し、孔
版印刷用原紙Ｓの先端部を版胴10に対し係止するように
なっている。
孔版印刷用原紙Ｓは、図示されている如く、版胴10の
スクリーン層体22の外周面に巻付けられ、印刷インキの
粘性によってこのスクリーン層体22の外周面に貼着され
るようになっている。
スクリーン層体22の外周面に巻付けられ、印刷インキの
粘性によってこのスクリーン層体22の外周面に貼着され
るようになっている。
スクリーン層体22は、金属製円筒体20の外周面に原紙
取付座部30の配設部分を除く他の部分の全域に亙って巻
付け装着されている。スクリーン層体22は、100〜500メ
ッシュ程度のスクリーン層体として、例えばフッ素樹脂
繊維の如き合成樹脂繊維を紡繊してなる織物シートにニ
ッケルの如き金属をコーティングしたものにより構成さ
れている。
取付座部30の配設部分を除く他の部分の全域に亙って巻
付け装着されている。スクリーン層体22は、100〜500メ
ッシュ程度のスクリーン層体として、例えばフッ素樹脂
繊維の如き合成樹脂繊維を紡繊してなる織物シートにニ
ッケルの如き金属をコーティングしたものにより構成さ
れている。
版胴10の多孔構造部26の版胴回転方向に見て前縁部に
は***付与部材40が設けられている。***付与部材40
は、第１図及び第２図に示されている如く、スクリーン
層体22の外表面、或いは第３図に示されている如く、金
属製円筒体20とスクリーン層体22との間に設けられてお
り、該***付与部材は多孔構造部26の版胴回転方向に見
て前縁部を他の部分に比して***せしめている。***付
与部材40は版胴10の一つの母線に沿ってその全体に亘っ
て設けられていても、或いは分離爪18と対応する幅方向
両側に部分的に設けられてもよい。この***付与部材40
による版胴10の***量は0.15〜0.3mm程度であってよ
い。
は***付与部材40が設けられている。***付与部材40
は、第１図及び第２図に示されている如く、スクリーン
層体22の外表面、或いは第３図に示されている如く、金
属製円筒体20とスクリーン層体22との間に設けられてお
り、該***付与部材は多孔構造部26の版胴回転方向に見
て前縁部を他の部分に比して***せしめている。***付
与部材40は版胴10の一つの母線に沿ってその全体に亘っ
て設けられていても、或いは分離爪18と対応する幅方向
両側に部分的に設けられてもよい。この***付与部材40
による版胴10の***量は0.15〜0.3mm程度であってよ
い。
***付与部材40は、絹、合成樹脂繊維、ステンレス等
の金属繊維の織布により構成された網目構造体、或いは
スポンジの如き連続気泡性弾性体等のインキ通過性部材
により構成されている。
の金属繊維の織布により構成された網目構造体、或いは
スポンジの如き連続気泡性弾性体等のインキ通過性部材
により構成されている。
印刷用紙Ｐは、その前縁部Paが丁度、多孔構造部26の
版胴回転方向で見て前縁部に対応する位置に位置すべ
く、版胴10とプレスローラ16との間に送り込まれるよう
に、その給紙タイミングを予め設定されている。
版胴回転方向で見て前縁部に対応する位置に位置すべ
く、版胴10とプレスローラ16との間に送り込まれるよう
に、その給紙タイミングを予め設定されている。
尚、印刷用紙の「前縁部」とは、印刷用紙の進み側の
先端に隣接する細長い帯状の部分であり、紙厚に対する
延在寸法（前記帯状部を帯と見立てた場合帯の幅に相当
する寸法）の比がさして大きくないことから、前記帯を
縦方向に沿って曲げようとするような曲げに対してかな
りの弾力性を呈する部分である。
先端に隣接する細長い帯状の部分であり、紙厚に対する
延在寸法（前記帯状部を帯と見立てた場合帯の幅に相当
する寸法）の比がさして大きくないことから、前記帯を
縦方向に沿って曲げようとするような曲げに対してかな
りの弾力性を呈する部分である。
従って、版胴10は印刷用紙Ｐの前縁部Paが対応する領
域が***付与部材40によって他の領域に比して***して
いることになる。
域が***付与部材40によって他の領域に比して***して
いることになる。
これにより印刷に際して版胴10の外周面に巻付け装着
されている孔版印刷用原紙Ｓの外表面に接触する印刷用
紙Ｐの前縁部Paは前記***により他の部分より盛上がる
ようになり、印刷用紙Ｐの前縁部Paは孔版印刷用原紙Ｓ
の外表面より少し離間するようになる。これによってそ
の印刷用紙Ｐの前縁部Paと孔版印刷用原紙Ｓの外表面と
の間に間隙Ｄが保たれ、この間隙に分離爪18の先端が進
入することにより、印刷用紙Ｐの版胴10よりの引剥しが
確実に行われるようになる。
されている孔版印刷用原紙Ｓの外表面に接触する印刷用
紙Ｐの前縁部Paは前記***により他の部分より盛上がる
ようになり、印刷用紙Ｐの前縁部Paは孔版印刷用原紙Ｓ
の外表面より少し離間するようになる。これによってそ
の印刷用紙Ｐの前縁部Paと孔版印刷用原紙Ｓの外表面と
の間に間隙Ｄが保たれ、この間隙に分離爪18の先端が進
入することにより、印刷用紙Ｐの版胴10よりの引剥しが
確実に行われるようになる。
尚、印刷用紙Ｐの前縁部Paの先端は図示されている如
く、***付与部材40による***部より少し版胴10の回転
方向進み側に位置していることが好ましく、また***付
与部材40の版胴10の回転方向進み側の縁部は、図示され
ている如く、切立った端面として構成されていることが
好ましい。
く、***付与部材40による***部より少し版胴10の回転
方向進み側に位置していることが好ましく、また***付
与部材40の版胴10の回転方向進み側の縁部は、図示され
ている如く、切立った端面として構成されていることが
好ましい。
***付与部材40はスクリーン層体22より目の細かいイ
ンキ通過制限部材により構成されていてもよい。この場
合には***付与部材40はこれの配設部に於けるインキ通
過量を制限する絞り効果を生じるようになる。これによ
り印刷用紙Ｐの前縁部に於けるインキ供給量が制限され
ることになり、この部分に於ける印刷用紙Ｐの印刷イン
キによる孔版印刷用原紙Ｓに対する粘着力が極度に強く
なることが回避され、このことによっても印刷用紙Ｐの
前縁部Paと孔版印刷用原紙Ｓとの間に微少間隙が確実に
形成されるようになり、分離爪18による印刷用紙の版胴
10よりの引剥しがより確実に行われるようになる。
ンキ通過制限部材により構成されていてもよい。この場
合には***付与部材40はこれの配設部に於けるインキ通
過量を制限する絞り効果を生じるようになる。これによ
り印刷用紙Ｐの前縁部に於けるインキ供給量が制限され
ることになり、この部分に於ける印刷用紙Ｐの印刷イン
キによる孔版印刷用原紙Ｓに対する粘着力が極度に強く
なることが回避され、このことによっても印刷用紙Ｐの
前縁部Paと孔版印刷用原紙Ｓとの間に微少間隙が確実に
形成されるようになり、分離爪18による印刷用紙の版胴
10よりの引剥しがより確実に行われるようになる。
以上に於ては、本発明を特定の実施例について詳細に
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
本発明の範囲内にて種々の実施例が可能であることは当
業者にとって明らかであろう。
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
本発明の範囲内にて種々の実施例が可能であることは当
業者にとって明らかであろう。
第１図は本発明による輪転式孔版印刷用原紙を備えた輪
転式孔版印刷装置の一つの実施例をその要部について示
す概略構成図、第２図は第１図に示された本発明による
輪転式孔版印刷用版胴の要部を拡大して示す縦断面図、
第３図は本発明による輪転式孔版印刷用版胴の他の一つ
の実施例をその要部について示す拡大縦断面図である。 10……輪転式孔版印刷用版胴,12……スクィージローラ,
14……ドクタロッド,16……プレスローラ,18……分離
爪,20……金属製円筒体,22……スクリーン層体,24……
小孔,26……多孔構造部,28……無孔部,30……原紙取付
座部,32……永久磁石板,34……枢軸,36……クランプ板,
40……***付与部材
転式孔版印刷装置の一つの実施例をその要部について示
す概略構成図、第２図は第１図に示された本発明による
輪転式孔版印刷用版胴の要部を拡大して示す縦断面図、
第３図は本発明による輪転式孔版印刷用版胴の他の一つ
の実施例をその要部について示す拡大縦断面図である。 10……輪転式孔版印刷用版胴,12……スクィージローラ,
14……ドクタロッド,16……プレスローラ,18……分離
爪,20……金属製円筒体,22……スクリーン層体,24……
小孔,26……多孔構造部,28……無孔部,30……原紙取付
座部,32……永久磁石板,34……枢軸,36……クランプ板,
40……***付与部材
Claims (4)
- 【請求項１】外周面に孔版印刷用原紙を巻付け装着さ
れ、該孔版印刷用原紙の外表面に印刷用紙が接触するこ
とにより孔版印刷を行う輪転式孔版印刷用版胴に於て、
印刷用紙の前縁部が対応する領域が他の領域に比して隆
起していることを特徴とする輪転式孔版印刷用版胴。 - 【請求項２】特許請求の範囲第１項の輪転式孔版印刷用
版胴に於て、版胴はその周方向に見て実質的な孔版印刷
用作用部であるインキ通過性領域とインキ不通過性領域
とを含み、前記印刷用紙の前縁部が対応する領域は前記
インキ通過性領域のドラム回転方向に見て前縁部である
ことを特徴とする輪転式孔版印刷用版胴。 - 【請求項３】特許請求の範囲第１項又は第２項の輪転式
孔版印刷用版胴に於て、前記***はインキ通過性部材に
より付与されていることを特徴とする輪転式孔版印刷用
版胴。 - 【請求項４】特許請求の範囲第１項又は第２項の輪転式
孔版印刷用版胴に於て、前記***はインキ通過制限部材
により構成されていることを特徴とする輪転式孔版印刷
用版胴。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23940687A JP2640231B2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 輪転式孔版印刷用版胴 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23940687A JP2640231B2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 輪転式孔版印刷用版胴 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6480584A JPS6480584A (en) | 1989-03-27 |
| JP2640231B2 true JP2640231B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=17044299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23940687A Expired - Fee Related JP2640231B2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 輪転式孔版印刷用版胴 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2640231B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2534993Y2 (ja) * | 1990-04-24 | 1997-05-07 | 理想科学工業株式会社 | 孔版印刷装置 |
| JP2521448Y2 (ja) * | 1990-04-24 | 1996-12-25 | 理想科学工業株式会社 | 孔版印刷装置 |
-
1987
- 1987-09-24 JP JP23940687A patent/JP2640231B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6480584A (en) | 1989-03-27 |
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