JP2638428B2 - 自動伴奏装置 - Google Patents
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Description
し、特に、通常パターンで自動伴奏を行なっている途中
でフィルインパターンなどの特殊パターンに切換える際
に不自然さを感じさせることのない自動伴奏装置に関す
る。
は、通常パターンを用いて自動伴奏を行なっている途中
でフィルインやエンディングなどの特殊パターンを挿入
する技術が知られている。具体的には、通常パターンで
自動伴奏が実行されているときに、演奏者がフィルイン
スイッチあるいはエンディングスイッチなどの指示操作
子をオンすると、伴奏パターンが特殊パターンに切換わ
るようになっている。
ングを指示したタイミングが小節内のどの位置かによっ
て、直ちに伴奏パターンを切換えるか、次の小節の頭か
ら伴奏パターンを切換えるかを、制御することが多い。
スイッチのオンのタイミングが第1拍目の頭から第3拍
の終わりまでの範囲であったときはそのタイミングから
直ちにフィルインパターンに切換え、フィルインスイッ
チのオンのタイミングが第4拍目の頭からその小節の終
わりまでの範囲であったときは次の小節の頭からフィル
インパターンに切換える、というように制御することが
多い。
パターンを切換えることができるようにしていた。
から伴奏パターンを切換える場合は、突然に伴奏パター
ンが変わりすぎて、不自然な印象を与えることがあっ
た。すなわち、伴奏パターンを切換える時点で、それま
での伴奏パターンを一旦減衰(ダンプ)させて新しい伴
奏パターンに切換えるため、その時点で音楽的な流れが
途切れてしまい不自然になることがあった。
続する音などは、途中でダンプされると極めて不自然な
印象を与えてしまう。
に鑑み、通常パターンからフィルインやエンディングな
どの特殊パターンに伴奏パターンを切換えるときの不自
然さを解消した自動伴奏装置を提供することを目的とす
る。
め、この発明に係る自動伴奏装置は、リズムパートを含
む複数パートからなる通常パターンデータ、およびリズ
ムパートを含む複数パートからなる特殊パターンデータ
を記憶した記憶手段と、上記通常パターンデータを用い
て自動伴奏を実行しているときに、通常パターンから特
殊パターンへの切換えを指示する指示手段と、前記指示
に応じて通常パターンから特殊パターンへと読出しパタ
ーンを切換える切換え手段であって、指示のあった小節
内でパターンを切換えるか、次の小節頭でパターンを切
換えるかを制御するとともに、パターン切換えが指示小
節内のときは複数パートの内のリズムパートのみを通常
パターンから特殊パターンへと切換え、パターン切換え
が次の小節頭であるときはリズムパートに加えて他のパ
ートも通常パターンから特殊パターンへと切換える切換
え手段とを備えたことを特徴とする。
ーンやエンディングパターンなどである。打楽器のパー
トをリズムパートとするとよいが、打楽器でなくともリ
ズムを刻むようなパートはリズムパートとしてよい。例
えば、ギターをカッティング奏法で演奏したようなパー
トである。特に、音色(楽器種類)よりもパターンの内
容によってリズムパートとするか否かを決定するとよ
い。特に、持続音が多いパートは小節途中でパターンを
切換えると不自然になることが多いので、持続音が多い
パートはリズムパートにしないようにするとよい。逆
に、持続音が少ないパートはリズムパートとしてよい。
は、指示のあった小節内でパターンを切換えるか、次の
小節頭でパターンを切換えるかを制御することができる
ようになっている。そして、パターン切換えが指示小節
内のときは、複数パートの内のリズムパートのみが通常
パターンから特殊パターンへと切換わる。また、パター
ン切換えが次の小節頭で行なわれるように指示されてい
るときは、リズムパートに加えて他のパートも通常パタ
ーンから特殊パターンへと切換わる。
する。なお、この実施例では、4分の4拍子で自動伴奏
を行う場合を例にして説明する。
奏装置のブロック構成を示す。この自動伴奏装置は、鍵
盤1、鍵盤検出回路2、スイッチ群3、スイッチ検出回
路4、中央処理装置(CPU)5、リードオンリーメモ
リ(ROM)6、ランダムアクセスメモリ(RAM)
7、タイマ8、表示回路9、音源回路10、およびサウ
ンドシステム(SS)11を備えている。さらに、これ
ら各部を接続するバスライン12を備えている。
数の鍵を有する。鍵盤検出回路2は、鍵盤1の操作を検
出し、キーコードなどの演奏情報をCPU5に向けて出
力する。
ル上に設けられている各種のスイッチである。特に、自
動伴奏のスタート/ストップを指示するためのスタート
/ストップスイッチ13、および通常パターンで自動伴
奏を実行している途中でフィルインパターンを挿入する
ためのフィルインスイッチ14を備えている。スイッチ
検出回路4は、スイッチ群3のスイッチのユーザによる
操作を検出し、検出結果をCPU5に向けて出力する。
を制御する。ROM6には、CPU5が実行するための
プログラムや伴奏パターンデータ(図3を参照して後述
する)などが格納されている。RAM7には、CPU5
が動作する上で必要な各種のレジスタやフラグなどのワ
ークエリアが設けられている。また、RAM7には、ユ
ーザが作成した伴奏パターンを格納するための伴奏パタ
ーンエリアが設けられている。
CPU5に対してタイマ割込みをかけるためのタイマで
ある。タイマ割込みがかかるごとに、CPU5は、タイ
マ割込み処理(図6を参照して後述する)を実行する。
る。この実施例では4分の4拍子を仮定しているから、
1小節当り96回のタイマ割込みが発生することにな
る。逆にいうと、1小節の時間間隔を96に等分割した
ときの1つの時間間隔が割込み時間間隔となる。割込み
時間間隔は、不図示の操作子により変更することができ
る。これにより、ユーザは自動伴奏のテンポを所望の通
りに設定することができる。
種の情報を表示するためのものである。音源回路10
は、CPU5からの指示に応じて楽音信号を発生する。
その楽音信号は、サウンドシステム11に入力し、実際
の楽音として放音される。
概要を説明する。
概要を説明するための説明図である。21はユーザによ
るスイッチ操作のタイムチャートを示す。矢印31はス
タート/ストップスイッチ13をオンしたタイミングを
示す。この時点から自動伴奏が開始する。矢印34は再
度スタート/ストップスイッチ13をオンしたタイミン
グを示す。これにより自動伴奏が停止する。
タイミング34までを等しい間隔で分割するいくつかの
区切り線は小節の区切りを示す。32および33は、フ
ィルインスイッチ14をオンしたタイミングを示す。特
に、32は小節内の4拍目(4拍目の頭)+16分音符
のタイミングよりも前にフィルインスイッチ14をオン
した場合を示し、33は小節内の4拍目+16分音符の
タイミングよりも後にフィルインスイッチ14をオンし
たタイミングを示している。
ンスイッチ14をオンしたタイミングが、小節内の4拍
目+16分音符のタイミングの前か後かによって、フィ
ルインパターンの挿入の仕方を異ならせるようにしてい
る。
タイミングよりも前にフィルインスイッチ14がオンさ
れたときは、自動伴奏のパターンのうち、リズムパート
のパターンのみをノーマルパターンからフィルインパタ
ーンに変更し、他のパートはノーマルパターンのままと
する。また、小節内の4拍目+16分音符のタイミング
よりも後にフィルインスイッチ14がオンされたとき
は、その小節の次の小節の頭から、リズムパートを含む
全パートをノーマルパターンからフィルインパターンに
変更する。
グチャート21のようにスイッチ操作がなされたときの
自動伴奏の各パートの動作状況を示す。タイミング31
でスタート/ストップスイッチ13がオンされると、自
動伴奏のドラムパート、コードバッキングパート、およ
びベースパートが自動伴奏を開始する。このときの各パ
ートのパターンはノーマルパターンである(付番35,
40,43)。
ミングよりも前の矢印32のタイミングでフィルインス
イッチ14がオンされたときは、自動伴奏の各パートの
うち、リズムパートであるドラムパートのみがノーマル
パターンからフィルインパターンへと切換わる(符番3
6)。このとき、コードバッキングパートおよびベース
パートはノーマルパターンのままである。フィルインパ
ターンが挿入された後、ノーマルパターンへと戻る(符
番37)。
ミングよりも後の矢印33のタイミングでフィルインス
イッチ14がオンされたときは、その小節の次の小節の
頭からフィルインパターンが挿入される(符番38,4
1,44)。フィルインパターンの挿入の後、再びノー
マルパターンへと戻る(符番39、42、45)。
かを判別するに際して、小節の4拍目頭を基準とするの
でなく、4拍目+16分音符の位置を基準としたのは、
次のような理由からである。
イミングが4拍目までのときは直ちにフィルインパター
ンに切換え、それ以降のときは次の小節頭からフィルイ
ンパターンに切換える。しかし、4拍目からフィルイン
をいれるつもりでフィルインスイッチを押したところ、
押下のタイミングが少し遅れてしまい、フィルインが次
の小節からになってしまうことがある。そのような不都
合をなくすため、この実施例では、16分音符分の遅れ
を許容している。
レジスタおよびフラグなどのデータにつき説明する。
かを示すランフラグである。1のとき自動伴奏が実行中
であることを示し、0のとき停止中であることを示す。 (B)BEAT:小節内の現在のタイミングを示す現タ
イミングを格納するレジスタである。この実施例では4
分の4拍子を仮定しているので、現タイミングBEAT
は0から95までの値をとる。タイマ割込がかかるごと
にインクリメントされ、95の次は0に戻る。
る。通常は0をとり、1になったとき次の小節頭からフ
ィルインパターンを挿入することを示す。 (D)DTIME:ドラムパートのパターンデータ(図
3を参照して後述する)のうちタイミングデータを格納
するタイミングレジスタである。パターンデータから読
出したドラムパートのタイミングデータがセットされた
後、タイマ割込みが発生する度に1づつデクリメントさ
れる。このレジスタの値が0になったとき、パターンデ
ータ中の次のイベントデータを読出して実行することに
なる。
トのパターンデータのうちタイミングデータを格納する
タイミングレジスタである。使用方法は、上記レジスタ
DTIMEと同様である。 (F)BITME:ベースパートのパターンデータのう
ちタイミングデータを格納するタイミングレジスタであ
る。使用方法は、上記レジスタDTIMEと同様であ
る。
検出したときに1となるエンドフラグである。 (H)パターンデータ:自動伴奏のためのパターンデー
タである。図3にパターンデータのフォーマットを示
す。パターンデータは、ロック、ディスコなどのスタイ
ル毎にP1,P2,…のようにそれぞれ設けられてい
る。
ータP1は、ノーマルパターンのドラムパートP1−
1、コードバッキングパートP1−2、およびベースパ
ートP1−3、並びにフィルインパターンのドラムパー
トP1−4、コードバッキングパートP1−5、および
ベースパートP1−6より構成される。パターンデータ
は所定の小節分(例えば、ノーマルパターンが2小節、
フィルインパターンが1小節など)が備えられており、
それを繰返し読出して自動伴奏を行なう。
ッダHDRが設けられている。ヘッダHDRには、その
パートについての音色情報(ドラムパートの場合はドラ
ムセットに関する情報など)およびその他の各種の設定
情報が格納されている。
T1,T2,…、およびイベントデータE1,E2,…
が格納されている。タイミングデータは、イベント発生
タイミング(イベント間隔)を示す。イベントデータ
は、ノートイベントに関する各種の情報を示す。例え
ば、発音指示のイベントや音色変更のイベントなどであ
る。
どを示すとともに、それらのレジスタやフラグの値(設
定データ)をも示すものとする。例えば、RUNという
ときは、ランフラグ自体を示すとともにランフラグの値
をも示すものとする。
詳しく説明する。
ンルーチンを示す。この自動伴奏装置において、電源が
オンされると、まずステップS1でレジスタやフラグな
どのイニシャライズを行なう。特に、ランフラグRU
N、現タイミングBEAT、フィルインフラグFIL
L、およびエンドフラグENDは、「0」にイニシャラ
イズする。次に、ステップS2でスイッチ処理を行な
い、ステップS3でその他の処理を行なった後、ステッ
プS2に戻る。
理ルーチンの詳細なフローチャートを示す。スイッチ処
理ルーチンでは、まずステップS11でスタート/スト
ップスイッチ13のオンイベントがあるか否か判別す
る。あればステップS12に進み、無ければステップS
19に進む。
「1」か否か判別する。ランフラグRUNが「1」のと
きは、実行中の自動伴奏を停止するため、ステップS1
3でランフラグRUNに「0」を設定し、ステップS1
4で音源回路10にオールノートオフを出力する。その
後、ステップS19に進む。
「1」でないときは、停止中の自動伴奏を開始するた
め、ステップS15で各パートの読出しポインタにノー
マルパターンの先頭アドレスをセットする。例えば、図
3のパターンデータP1が指定されていた場合は、ドラ
ムパートの読出しポインタにドラムパートのノーマルパ
ターンP1−1の先頭アドレスを、コードバッキングパ
ートの読出しポインタにコードバッキングパートのノー
マルパターンP1−2の先頭アドレスを、ベースパート
の読出しポインタにベースパートのノーマルパターンP
1−3の先頭アドレスを、それぞれセットする。
マルパターンのヘッダHDRを読出して、該ヘッダHD
Rに設定されている音色情報(ドラムパートの場合はド
ラムセットに関する情報など)およびその他の各種の設
定情報を、音源回路10に設定する。そして、ステップ
S17で、各パートのノーマルパターンの先頭のタイミ
ングデータ(図3のT1)をそれぞれ読出し、ドラムパ
ートのタイミングデータはレジスタDTIMEに、コー
ドバッキングパートのタイミングデータはレジスタCT
IMEに、ベースパートのタイミングデータはレジスタ
BTIMEに、それぞれセットする。
EATを「0」に初期化し、ランフラグRUNに「1」
をセットして、自動伴奏実行中とする。その後、ステッ
プS19に進む。
14のオンイベントがあるか否か判別する。あればステ
ップS20に進み、無ければステップS25に進む。
Tが「78」以上かどうか判別する。この判別は、現タ
イミングと小節内の4拍目+16分音符のタイミングと
を比較するものである。現タイミングが4拍目+16分
音符のタイミング以降であるときは(BEAT≧7
8)、次の小節からフィルインを挿入するために、ステ
ップS21でフィルインフラグに「1」をセットする。
その後、ステップS25に進み、その他のスイッチ処理
を行なった後、リターンする。
16分音符のタイミングより前であるときは(BEAT
<78)、直ちにフィルインを挿入するために、ステッ
プS22に進む。
インタをフィルインパターンにセットする。例えば、図
3のパターンデータP1においてフィルインを挿入する
なら、ドラムパートの読出しポインタにドラムパートの
フィルインパターンP1−4の先頭アドレスをセットす
る。他のパートは、ノーマルパターンのままである。
フィルインパターンのヘッダHDRを読出して、該ヘッ
ダHDRに設定されているドラムセットに関する情報お
よびその他の設定情報を音源回路10に設定する。そし
て、ステップS24で、現タイミングBEATに基づい
て、ドラムパートのフィルインパターン中の現在位置を
検出し、算出したタイミングデータをレジスタDTIM
Eにセットする。その後、ステップS25に進む。
タイマ割込ルーチンを説明する。上述したように、この
実施例では一小節を96に等分割した各タイミングでタ
イマ割込が発生し、その度に図6の処理が実行される。
31でドラムパートのタイミングDTIMEをデクリメ
ントする。次に、ステップS32でドラムパートのタイ
ミングDTIMEが「0」になったか否かを判別する。
タイミングDTIMEが「0」なら、実行すべきイベン
トデータがあるということであるから、ステップS33
で読出し処理を行なう。読出し処理については、図7を
参照して後述する。ステップS33の後、あるいはステ
ップS32でタイミングDTIMEが未だ「0」に至っ
ていないときは、ステップS34に進む。
のタイミングCTIMEをデクリメントする。次に、ス
テップS35でコードバッキングパートのタイミングC
TIMEが「0」になったか否かを判別する。タイミン
グCTIMEが「0」なら、実行すべきイベントデータ
があるということであるから、ステップS36で読出し
処理を行なう。ステップS36の後、あるいはステップ
S35でタイミングCTIMEが未だ「0」に至ってい
ないときは、ステップS37に進む。
グBTIMEをデクリメントする。次に、ステップS3
8でベースパートのタイミングBTIMEが「0」にな
ったか否かを判別する。タイミングBTIMEが「0」
なら、実行すべきイベントデータがあるということであ
るから、ステップS39で読出し処理を行なう。ステッ
プS39の後、あるいはステップS38でタイミングB
TIMEが未だ「0」に至っていないときは、ステップ
S40に進む。
Tが「95」に至ったか否かを判別する。現タイミング
BEATが「95」のときは、小節の終わりであるか
ら、ステップS42に進む。そうでないときは、ステッ
プS41で現タイミングBEATをインクリメントして
リターンする。
Tを、小節頭を示す値「0」にリセットする。次に、ス
テップS43で、フィルインフラグFILLが「1」か
否か判別する。フィルインフラグFILLが「1」であ
るときは、この時点(小節の頭)からフィルインパター
ンを挿入するため、ステップS44で各パートの読出し
ポインタをフィルインパターンにセットする。
は、ドラムパートの読出しポインタにドラムパートのフ
ィルインパターンP1−4の先頭アドレスを、コードバ
ッキングパートの読出しポインタにコードバッキングパ
ートのフィルインパターンP1−5の先頭アドレスを、
ベースパートの読出しポインタにベースパートのフィル
インパターンP1−6の先頭アドレスを、それぞれセッ
トする。
ルインパターンのヘッダHDRを読出して、該ヘッダH
DRに設定されている音色情報などの設定情報を音源回
路10に設定する。そして、ステップS46で、各パー
トのフィルインパターンの先頭のタイミングデータをそ
れぞれ読出し、ドラムパートのタイミングデータはレジ
スタDTIMEに、コードバッキングパートのタイミン
グデータはレジスタCTIMEに、ベースパートのタイ
ミングデータはレジスタBTIMEに、それぞれセット
する。
グFILLおよびエンドフラグENDを「0」にリセッ
トして、リターンする。
Lが「1」でないときは、ステップS48でエンドフラ
グENDが「1」か否かを判別する。エンドフラグEN
Dが「1」のときは、パターンデータの終わりに至った
ということであるから、再びノーマルパターンの先頭に
戻るために、ステップS49に進む。ステップS49,
S50,S51の処理は、自動伴奏の開始時に行なった
ステップS15,S16,S17の処理と同じである。
すなわち、各パートの読出しポインタにノーマルパター
ンの先頭アドレスをセットし、ヘッダを読出して設定
し、さらに先頭のタイミングデータを読出して各タイミ
ングレジスタにセットする処理である。
ンドフラグENDを「0」とし、リターンする。ステッ
プS48でエンドフラグENDが「1」でないときは、
そのままリターンする。
読出し処理ルーチンを説明する。読出し処理ルーチン
は、各パート対応に、図6のステップS33,S36,
S39で実行される。
しポインタが指しているタイミングデータ(このタイミ
ングデータがレジスタにセットされてデクリメントされ
「0」に至ったことになる)の次のイベントデータを読
出す。次に、ステップS62で、読出したイベントデー
タがエンドデータED(図3)であるか否かを判別す
る。エンドデータであるときは、次の小節の頭のタイミ
ングでノーマルパターンの先頭に戻る必要があることを
示すために、エンドフラグENDに「1」をセットし、
リターンする。
がエンドデータでないときは、ステップS63でそのイ
ベントデータに対応した処理を行なう。例えば、発音を
指示するイベントデータなら発音を行ない、音色の変更
を指示するイベントデータなら音色の変更を行なうよう
な処理である。次に、ステップS64で読出しポインタ
を、いま読出したイベントデータの次のデータまで進
め、そのデータを読出す。
がタイミングデータであるか否かを判別する。タイミン
グデータでないときは、ステップS62に戻って、その
読出しデータについてステップS62以降の処理を行な
う。タイミングデータのときは、ステップS66で、現
在処理しているパートのタイミングレジスタ、すなわち
レジスタDTIME,CTIME,またはBTIMEの
いずれかにそのタイミングデータをセットして、リター
ンする。
ズムパートとし、小節の途中からフィルインを挿入する
ときはドラムパートのみをフィルインに切換えるように
したが、ドラムに限らずベースやその他の楽器のパート
をリズムパートとしてもよい。リズムパートかそうでな
いかは、そのパートの音色に基づいて決定してもよい
が、どちらかといえば音色よりパターンの内容に基づい
て決定するのがよい。
ルインパターンに切換えると不自然な印象を与えるパー
トはリズムパートでないものとし、持続音が少なく小節
途中でフィルインパターンに切換えても不自然にならな
いパートをリズムパートとするとよい。
カッティングパターンの例であり、それぞれノーマルパ
ターンとフィルインパターンの例である。図8(a)の
ようなパターンは、ギターをリズム楽器として用いてお
り長く持続する音がないので、小節途中で図8(a)の
ノーマルパターンから図8(b)のフィルインパターン
に切換えても不自然にならない。したがって、上記実施
例のドラムパートと同様にリズムパートとしてよい。
る。同じギターであっても、この図のパターンは持続す
る音があり、途中でフィルインパターンに切換えると不
自然になる。したがって、このようなパターンのパート
はリズムパートとしないほうがよい。また、ギターのア
ルペジオによる伴奏パターンなどは、楽音の流れが途中
でとぎれると不自然になるので、リズムパートとしない
ほうがよい。
にフィルインパターンを挿入する例を説明したが、これ
に限らず、任意の通常パターンから任意の特殊パターン
に切換える場合にも本発明は適用が可能である。例え
ば、ノーマルパターンからエンディングパターンに切換
える場合に適用してもよい。
チのオン(特殊パターンへの切換え指示)が小節内の4
拍目+16分音符のタイミングより前のときに直ちにフ
ィルインパターンへ切換えるようにしたが、4拍目+1
6分音符でなく別のタイミングでもよい。また、フィル
インスイッチのオンなどの特殊パターンへの切換え指示
があったときに、直ちに切換えるのでなく、その後の拍
タイミングなどで切換えてもよい。
ンを切換える指示を行なう操作子を2つ設け、1つはそ
の小節内で切換えることを指示する操作子とし、他の1
つは次の小節頭で切換えることを指示する操作子として
もよい。
パターンの切換え指示を行なっているが、切換え指示の
方式は、これに限らない。例えば、パターンシーケンサ
に格納された自動伴奏データの中にフィルイン指示のデ
ータが含まれており、それによりフィルインへの切換え
が指示されるようなものでもよい。この場合は、フィル
イン指示のデータが読出されたとき、上述の実施例でフ
ィルインスイッチがオンされたと同様の処理を行なえば
よい。
ンを挿入した後にノーマルパターンの先頭に戻るように
なっているが、例えばノーマルパターンが4小節分のパ
ターンであってその2小節目にフィルインパターンを挿
入した場合などは、ノーマルパターンの先頭でなく、元
のノーマルパターンの途中(例えば3小節目)に戻るよ
うにしてもよい。そのためには、ノーマルパターン用の
読出しポインタと、フィルインパターン用の読出しポイ
ンタとを備えるようにし、両方のポインタを現タイミン
グに応じて進めていって、適宜どちらかのパターンを自
動伴奏に用いるようにすればよい。また、リズムパート
のみがフィルインに切換わったときはノーマルパターン
の途中に戻り、他のパートも併せてフィルインに切換わ
ったときはノーマルパターンの先頭に戻るというように
してもよい。
ルインパターンに切換えるときは全パートを切換えてい
るが、リズムパートに加えて少なくとも1つの非リズム
パートが切換わるようにしてもよい。例えば、どんな場
合でも変わらないパターンがあってもよい。
ば、小節の途中にて伴奏パターンを切換える場合はリズ
ムパートのみを切換えるようにしているので、小節の途
中でパターンを切換えてもそれ程不自然になることがな
い。また、次の小節の頭から伴奏パターンを切換えると
きはリズムパートに加えて他のパートも切換えるので、
大きく音楽的なイメージを変更できるとともに、小節の
切れ目でのパターン切換えであるから音楽的に不自然に
なることはない。
ック構成図
めの説明図
ーチャート図
イッチ検出回路、5…中央処理装置(CPU)、6…リ
ードオンリーメモリ(ROM)、7…ランダムアクセス
メモリ(RAM)、8…タイマ、9…表示回路、10…
音源回路、11…サウンドシステム、12…バスライ
ン、13…スタート/ストップスイッチ、14…フィル
インスイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】リズムパートを含む複数パートからなる通
常パターンデータ、およびリズムパートを含む複数パー
トからなる特殊パターンデータを記憶した記憶手段と、 上記通常パターンデータを用いて自動伴奏を実行してい
るときに、通常パターンから特殊パターンへの切換えを
指示する指示手段と、 前記指示に応じて通常パターンから特殊パターンへと読
出しパターンを切換える切換え手段であって、指示のあ
った小節内でパターンを切換えるか、次の小節頭でパタ
ーンを切換えるかを制御するとともに、パターン切換え
が指示小節内のときは複数パートの内のリズムパートの
みを通常パターンから特殊パターンへと切換え、パター
ン切換えが次の小節頭であるときはリズムパートに加え
て他のパートも通常パターンから特殊パターンへと切換
える切換え手段とを備えたことを特徴とする自動伴奏装
置。
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