JP2637720B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2637720B2 JP20199685A JP20199685A JP2637720B2 JP 2637720 B2 JP2637720 B2 JP 2637720B2 JP 20199685 A JP20199685 A JP 20199685A JP 20199685 A JP20199685 A JP 20199685A JP 2637720 B2 JP2637720 B2 JP 2637720B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビデオテープレコーダ等の回転磁気ヘッドに
より情報を記録再生する磁気記録再生装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明は第1の速度で回転される回転磁気ヘッドによ
り磁気テープの長手方向に対して傾斜したトラックに第
1の部分と第2の部分とを形成し、少なくとも第1の部
分をさらにクロック信号が記録される部分aと、PCMオ
ーディオ信号等のデータが記録される部分bと、アフタ
ーレコーディングのためのマージン部cと、直前のフィ
ールドのビデオ信号が連続して記録されるビデオオーバ
ラップ部dとに区分し、第1の部分又は第2の部分にPC
Mオーディオ信号又はビデオ信号を、トラッキング用の
パイロット信号と周波数多重して記録又は再生する磁気
記録再生装置において、第1の速度より速い第2の速度
で回転される回転磁気ヘッドにより磁気テープの長手方
向に対して傾斜したトラックに、第1のコード信号を記
録する第3の部分と、トラッキング用の制御信号を記録
する第4の部分と、PCMオーディオ信号を記録する第5
の部分と、トラッキング用の制御信号を記録する第6の
部分と、第2のコード信号を記録する第7の部分とを形
成し、第3乃至第7の部分に、各々所定数のブロックの
データを記録再生する方式に対応して、第3の部分にお
ける場合と等しいブロック数の第3のコード信号を記録
する第8の部分と、第5の部分における場合と等しいブ
ロック数のPCMオーディオ信号を記録する第9の部分
と、第7の部分における場合と等しいブロック数の第4
のコード信号を記録する第10の部分とを形成し、回転磁
気ヘッドを第1の速度から第2の速度に切り換えて回転
させるとともに、第1の部分と第2の部分とよりなる傾
斜トラックを4つの領域に区分し、4つの各領域に、第
8、第9及び第10の部分からなる情報を記録再生するよ
うにし、もって所謂8mmビデオテープレコーダにおい
て、より高品位のオーディオ信号を記録再生することが
できるようにしたものである。
〔従来の技術〕
最近所謂8mmビデオテープレコーダが規格化され、商
品化されている。この8mmビデオテープレコーダにおい
ては、回転磁気ヘッドの回転直径が(回転ドラムの直径
が)40mm、磁気テープの回転ドラムへの巻回角度が221
度とされている。そしてそのうち180度の巻回角に対応
する部分にはビデオ信号が、また36度の巻回角に対応す
る部分にはPCMオーディオ信号が記録されるようになっ
ている(残りの5度の部分は余部とされる)。この36度
の部分をさらに細かく区分すると、クロック信号が記録
される部分aと、PCMオーディオ信号等のデータが記録
される部分bと、アフターレコーディングのためのマー
ジン部cと、直前のフィールドのビデオ信号が連続して
記録されるビデオオーバラップ部dとに区分される。そ
して221度の巻回角に対応する部分の全体に、トラッキ
ング用のパイロット信号f1、f2、f3、f4が各トラック毎
に順次記録される。これらのパイロット信号f1、f2
f3、f4は、各々例えば、fH/58、fH/50、fH/36、fH/40
(fHは水平同期信号)の信号とされる。各トラックに連
続的に記録されたパイロット信号の左右トラックからの
クロストーク成分からトラッキングエラー信号が生成さ
れる。回転磁気ヘッドの回転数はビデオ信号を記録する
ところから、NTSC方式においては1800rpm、PAL方式にお
いては1500rpmとされている。また180度の巻回角度に対
応する部分に36度の巻回角度に対応する部分を複数個
(5個)形成し、オーディオ信号のみを記録することも
できるようになっている。
36度の部分に記録されるオーディオ信号は、そのサン
プリング周波数が2fH(約31.5k Hz)、量子化ビット数
が10ビット(但し磁気テープ上には10ビットのデータを
8ビットに変換記録している)、チャンネル数が2とさ
れている。
一方最近オーディオ信号をさらに高品位に磁気テープ
上に記録再生するためにR−DATの規格化が行われた。
R−DATにおいては、磁気テープの巻回角度が90度、回
転ドラムの直径が30mm、サンプリング周波数が48k Hz、
44.1k Hz、32k Hzのいずれか、量子化ヒット数が16ビッ
ト、チャンネル数が2とされている。
90度の巻回角度に対応するトラックは第4図に示すよ
うに16の部分に区分され、各部分に第1表のようにデー
タが記録される。
尚、fchは周波数が9.408M Hzのクロック信号である。
第1表から判る通り、このデータは主に、部分2、
3、4からなるサブコード信号記録部と、部分5、6、
7よりなるトラッキング信号記録部と、部分8、9より
なるPCMオーディオ信号記録部と部分10、11、12よりな
るトラッキング信号記録部と、部分13、14、15よりなる
サブコード信号記録部とより構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 このように回転磁気ヘッドを用いて磁気テープ上にデ
ジタルオーディオ信号を記録再生するのに2つの方式が
あるが、8mmビデオテープレコーダは、本来ビデオ信号
を記録することを主眼としているところからオーディオ
信号のサンプリング周波数も低く、R−DATに較べ音質
が劣る欠点があった。反面R−DATはオーディオ信号の
み記録再生が可能であり、ビデオ信号を記録再生するこ
とができない欠点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の磁気記録再生装置(8mmビデオテー
プレコーダ)のブロック図を表わしている。同図におい
て1は相互に180度離間して回転ドラム(図示せず)に
取り付けられた2つの回転磁気ヘッドであり、回転磁気
ヘッド1にはスイッチ2、3を介して記録増幅器4から
信号が交互に供給されるとともに、回転磁気ヘッド1か
らの信号がスイッチ2、3を介して再生増幅器5に出力
されるようになっている。増幅器4にはスイッチ6を介
してビデオ変調器8とPCMエンコーダ9からの信号が供
給されているとともに、パイロット信号発生器35が出力
するパイロット信号が供給されている。また再生増幅器
5からの信号は、スイッチ7を介してビデオ復調器10と
PCMデコーダ11に出力されている。12と13はR−DATのフ
ォーマットに対応したPCMデコーダとPCMエンコーダであ
り、再生増幅器5からの信号がスイッチ7を介してPCM
デコーダ12に供給され、またPCMエンコーダ13の出力が
スイッチ6を介して記録増幅器4に供給されるようにな
っている。14はクロック信号f‘chを発生しPCMエンコ
ーダ13に出力している発振器である。
15は回転ドラムを回転させるモータであり、周波数発
電器16とパルス発生器17とを具備し、駆動回路18により
駆動されている。周波数発電器16の出力は周波数制御回
路19に入力され、内蔵する発振回路が出力する所定の基
準信号と比較され、その誤差信号が出力されている。20
は位相制御回路であり、同期分離回路22により分離され
た記録されるビデオ信号に含まれる垂直同期信号、発振
器23が出力する基準信号、PCMデコーダ12が出力する基
準信号、又はPCMエンコーダ13が出力する基準信号のい
ずれかが、スイッチ21を介して基準信号として入力さ
れ、パルス発生器17が出力するパルスと位相比較され、
その誤差に対応した信号が出力されている。周波数制御
回路19の出力と位相制御回路20の出力が加算回路24によ
り加算され、駆動回路18に供給されている。
25はキャプスタン(図示せず)を回転させるモータで
あり、周波数発電器26を具備している。周波数発電器26
の出力は周波数制御回路27と分周回路28に供給されてい
る。周波数制御回路27は内蔵する発振回路が出力する所
定の基準信号と周波数発電器26の出力とを比較し、その
誤差信号を加算回路30に出力している。分周回路28は周
波数発電器26の出力を分周して位相制御回路29に出力し
ている。位相制御回路29はスイッチ21からの信号と分周
回路28からの信号とを比較し、その誤差信号をスイッチ
34を介して加算回路30に出力している。加算回路30は周
波数制御回路27の出力と位相制御回路29の出力とを加算
し、駆動回路31に出力している。駆動回路31はモータ25
を駆動するようになっている。32はトラッキング制御回
路であり、再生増幅器5の出力からパイロット信号を分
離抽出し、トラッキングエラー信号を生成し、スイッチ
34を介して加算回路30に出力している。33はマイクロコ
ンピュータ等の中央処理装置(CPU)であり、図示せぬ
主中央処理装置と関連して各回路、手段、スイッチ等を
制御するようになっている。
〔作用〕 しかしてその作用を説明する。通常のビデオ信号とそ
れに付随するPCMオーディオ信号を記録する指令が入力
された場合、CPU33は周波数制御回路19、27、駆動回路1
8、31等に制御信号を発し、モータ15に回転ドラムを標
準の速度(NTSC方式の場合1800rpm、PAL方式の場合1500
rpm)で回転させ、またモータ25に磁気テープ(図示せ
ず)の速度が標準の速度になるようにキャプスタンを回
転させる。このとき周波数制御回路19は周波数発電器16
が出力する信号の周波数が、内蔵する基準信号の周波数
と等しくなるようにサーボをかけることになる。またこ
のときスイッチ21は同期分離回路22の出力を選択するよ
うに切り換えられ、記録するビデオ信号中の垂直同期信
号の位相と同期するように回転ドラムが回転される。位
相制御回路20は2つの回転磁気ヘッドを切り換える基準
となるヘッドスイッチングパルス(HSWP)を生成し、各
回路に出力する。
同様にして周波数制御回路27と位相制御回路29により
モータ25に周波数サーボと位相サーボがかけられる。こ
のとき位相制御回路29はスイッチ21が出力する同期分離
回路22の出力を基準とし、分周回路28の出力との誤差信
号をスイッチ34を介して加算回路30に供給する。従って
所定の速度(NTSC方式の場合14.345m/s,PAL方式の場合2
0.051m/s)となるように磁気テープの速度が制御され
る。
記録されるビデオ信号はビデオ変調器8に入力され、
周波数変調される。また記録されるオーディオ信号はPC
Mエンコーダ9に入力され、ディジタル化(PCM)され
る。これらの信号はスイッチ6を介して記録増幅器4、
さらにスイッチ2、3を介して回転磁気ヘッド1に供給
され、磁気テープ上に記録される。位相制御回路20が出
力するヘッドスイッチングパルスを基準として、180度
のビデオ信号記録部にはビデオ信号が、36度のオーディ
オ信号記録部にはオーディオ信号が、各々記録される。
またこのときパイロット信号発生器35より発せられたト
ラッキング用のパイロット信号がビデオ信号とPCMオー
ディオ信号に周波数多重されて記録される。その周波数
はPAL方式の場合のパイロット信号と同一とすることが
できる。こうするとクロック信号f‘chからパイロット
信号を分周し、生成することが容易となる。
ビデオ信号の再生時においては、発振器23の出力信号
(垂直同期信号に対応した信号)がスイッチ21を介して
位相制御回路20に基準信号として供給される。またスイ
ッチ34がトラッキング制御回路32側に切り換えられ、左
右に隣接するトラックに記録されたパイロット信号のク
ロストーク成分より生成されたトラッキングエラー信号
に対応してモータ25の位相サーボが行われる。回転磁気
ヘッド1からの再生信号はスイッチ2、3、再生増幅器
5、スイッチ7を介してビデオ復調器10とPCMデコーダ1
1に入力される。従って180度のビデオ信号記録部に記録
されたビデオ信号と、36度のオーディオ信号記録部に記
録されたオーディオ信号が各々復調され、出力される。
次に高品位のオーディオ信号のみを記録する場合、オ
ーディオ信号はPCMエンコーダ13に入力され、ディジタ
ル化される。PCMエンコーダ13は所謂R−DATにおけるPC
Mエンコーダと同一のものを用いることができる。但しP
CMエンコーダ13はR−DATにおける場合とは異なるクロ
ックにより異なるタイミングで制御される。
すなわち本発明においては、221度の巻回角度に対応
する長さの1つのトラックが、第2図に示すように54度
の長さの4つの領域に区分され、その左右には2.044度
と2.956度の余部が設けられる。54度の長さの領域A乃
至Dはさらに第3図に示すように9つの部分に区分さ
れ、各部分には第2表のようにデータが記録される。
第2表から明らかな如く、本発明においては第1表に
おけるトラッキング用のデータ記録部5、6、7及び1
0、11、12、並びに最後のマージン部16が除去されたフ
ォーマットになっている。またここにおけるクロックf
‘chは、例えば12.864M Hz(=0.048M Hz+268)とされ
る。この周波数はオーディオ信号のサンプリング周波数
48k Hz(=0.048M Hz)の整数倍であって、最高記録周
波数の近傍の値から適宣選定したものである。勿論巻回
角度54度、記録時間4500μsが保持される範囲内におい
て組合せを変更することもできる。例えば2ブロックの
PLL(PCM)クロック記録部を無くし、マージン部を8.8
から10.8ブロックに変更することもできる。さらに両端
部の余部も任意に選定することができる。
このようにすると、既に規格化がなされているR−DA
Tフォーマットのコーディングを変更せず、タイミング
を変更するだけで情報の記録再生が可能になる。
PCMエンコーダ13に入力されたオーディオ信号は、発
振器14から入力されるクロック信号f‘chに対応してデ
ィジタル化され、そのタイミングがCPU33により制御さ
れて第2表に示した如きフォーマットの信号に変換され
る。この信号がスイッチ6、記録増幅器4、スイッチ
2、3、を介して回転磁気ヘッド1に供給され、磁気テ
ープ上に記録される。このとき位相制御回路20が出力す
るヘッドスイッチングパルスを基準として、領域A乃至
Dのうちの少なくとも1つに対応したエリアパルスが生
成され、そのエリアパルスに対応した領域に信号が記録
される。
このとき周波数制御回路19、駆動回路18は回転ドラム
を2000rpmで回転するようにCPU33に制御される。またス
イッチ21はPCMエンコーダ13から出力されるクロックf
‘chに同期した信号を位相制御回路20に基準信号として
供給する。さらに同様にして周波数制御回路27と駆動回
路31が制御され、磁気テープの速度がPAL方式の標準速
度20.051m/sの1/2の速度10.025m/sに設定される。この
速度に設定するとトラックピッチが13.3μmとなり、NT
SC方式の標準速度用の回転磁気ヘッド又はその1/2速度
用の回転磁気ヘッド、さらにPAL方式の標準速度の1/2速
度用の回転磁気ヘッドの幅が、トラックピッチ(13.3μ
m)の1.5倍から2倍の範囲となる。従ってさらに特別
の幅の回転磁気ヘッドを用いることなく、オーディオ信
号とパイロット信号の記録再生ができ、かつパイロット
信号のクロストーク成分によるトラッキング制御が可能
になる。
このようにして記録されたオーディオ信号を再生する
場合、回転磁気ヘッド1からの信号がスイッチ2、3を
介して再生増幅器5に入力され、さらにスイッチ7を介
してPCMデコーダ12に供給される。PCMデコーダ12はCPU3
3に制御され、再生信号からクロックf‘chを抽出し、
それを基準として各部分のデータを読み取る。オーディ
オ信号はアナログ信号に変換されて出力される。また再
生信号中に含まれるトラッキング用のパイロット信号が
トラッキング制御回路32に入力され、トラッキングエラ
ー信号が生成される。このトラッキングエラー信号がス
イッチ34を介して加算回路30に出力され、トラッキング
制御が行われる。すなわちR−DATにおいては、第1表
からも明らかな如く、PCMオーディオ信号記録部の前後
にトラッキング用の信号(ATF)が記録されており、左
右のトラックのその部分からのクロストーク成分を所定
のタイミングにおいてサンプルホールドし、その差信号
からトラッキングエラー信号を生成するようにしている
が、本発明においては、通常の8mmビデオテープレコー
ダにおける場合と同様に、各トラックに連続的に記録さ
れているパイロット信号の左右トラックからのクロスト
ーク成分の差信号よりトラッキングエラー信号が生成さ
れている。
尚R−DATと同様にした場合、4つの領域A乃至Dに
は各々16ビット、左右2チャンネルのオーディオ信号が
1つのトラックに混在して記録される。そこで例えば各
領域毎に磁気テープの走行方向を反転させ、領域AとC
を正方向送り、領域BとDを逆方向送りの場合の記録再
生領域とすれば、4つの領域毎に形成されるトラックに
連続的に記録再生することができる。
また例えば領域AとCを左チャンネル用、領域BとD
を右チャンネル用とすれば、左右チャンネルを独立して
記録再生することができる。
サンプリング周波数を2倍(96k Hz)とし、上位8ビ
ットと下位8ビットのデータ、又は左右チャンネルのデ
ータを各領域毎に記録再生すれば、より高品位のオーデ
ィオ信号を記録再生することができる。さらにサンプリ
ング周波数を4倍とし、各領域に4ビット毎のデータを
記録再生することもできる。その他2領域を1組とする
4チャンネル、3領域を1組とする6チャンネル、4領
域を1組とする8チャンネルとすることもできる。
〔効果〕
以上の如く本発明は第1の速度で回転される回転磁気
ヘッドにより磁気テープの長手方向に対して傾斜したト
ラックに第1の部分と第2の部分とを形成し、少なくと
も第1の部分をさらにクロック信号が記録される部分a
と、PCMオーディオ信号等のデータが記録される部分b
と、アフターレコーディングのためのマージン部cと、
直前のフィールドのビデオ信号が連続して記録されるビ
デオオーバラップ部dとに区分し、第1の部分又は第2
の部分にPCMオーディオ信号又はビデオ信号を、トラッ
キング用のパイロット信号と周波数多重して記録又は再
生する磁気記録再生装置において、第1の速度より速い
第2の速度で回転される回転磁気ヘッドにより磁気テー
プの長手方向に対して傾斜したトラックに、第1のコー
ド信号を記録する第3の部分と、トラッキング用の制御
信号を記録する第4の部分と、PCMオーディオ信号を記
録する第5の部分と、トラッキング用の制御信号を記録
する第6の部分と、第2のコード信号を記録する第7の
部分とを形成し、第3乃至第7の部分に、各々所定数の
ブロックのデータを記録再生する方式に対応して、第3
の部分における場合と等しいブロック数の第3のコード
信号を記録する第8の部分と、第5の部分における場合
と等しいブロック数のPCMオーディオ信号を記録する第
9の部分と、第7の部分における場合と等しいブロック
数の第4のコード信号を記録する第10の部分とを形成
し、回転磁気ヘッドを第1の速度から第2の速度に切り
換えて回転させるとともに、第1の部分と第2の部分と
よりなる傾斜トラックを4つの領域に区分し、4つの各
領域に、第8、第9及び第10の部分からなる情報を記録
再生するようにしたので、所謂8mmビデオテープレコー
ダにおいて、ビデオ信号はもとより、高品位(ハイファ
イ)のオーディオ信号を記録再生することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気記録再生装置のブロック図、第2
図はそのトラッキングの模式的平面図、第3図はその領
域の模式的平面図、第4図は従来の磁気記録再生装置に
おけるトラックの模式的平面図である。 1……回転磁気ヘッド 2,3,6,7,21,34……スイッチ 4……記録増幅器、5……再生増幅器 8……ビデオ変調器 9、13……PCMエンコーダ 10……ビデオ復調器 11、12……PCMデコーダ 14、23……発振器 15、25……モータ 16、26……周波数発電器 17……パルス発生器 18、31……駆動回路 19、27……周波数制御回路 20、29……位相制御回路 22……同期分離回路 24、30……加算回路 28……分周回路 32……トラッキング制御回路 33……中央処理装置 35……パイロット信号発生器

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の速度で回転される回転磁気ヘッドに
    より磁気テープの長手方向に対して傾斜したトラックに
    第1の部分と第2の部分とを形成し、少なくとも該第1
    の部分をさらにクロック信号が記録される部分aと、PC
    Mオーディオ信号等のデータが記録される部分bと、ア
    フターレコーディングのためのマージン部cと、直前の
    フィールドのビデオ信号が連続して記録されるビデオオ
    ーバラップ部dとに区分し、該第1の部分又は該第2の
    部分にPCMオーディオ信号又はビデオ信号を、トラッキ
    ング用のパイロット信号と周波数多重して記録又は再生
    する磁気記録再生装置において、 該第1の速度より速い第2の速度で回転される回転磁気
    ヘッドにより磁気テープの長手方向に対して傾斜したト
    ラックに、第1のコード信号を記録する第3の部分と、
    トラッキング用の制御信号を記録する第4の部分と、PC
    Mオーディオ信号を記録する第5の部分と、トラッキン
    グ用の制御信号を記録する第6の部分と、第2のコード
    信号を記録する第7の部分とを形成し、該第3乃至第7
    の部分に、各々所定数のブロックのデータを記録再生す
    る方式に対応して、該第3の部分における場合と等しい
    ブロック数の第3のコード信号を記録する第8の部分
    と、該第5の部分における場合と等しいブロック数のPC
    Mオーディオ信号を記録する第9の部分と、該第7の部
    分における場合と等しいブロック数の第4のコード信号
    を記録する第10の部分とを形成し、 該回転磁気ヘッドを該第1の速度から該第2の速度に切
    り換えて回転させるとともに、該第1の部分と該第2の
    部分とよりなる該傾斜トラックを4つの領域に区分し、
    4つの各該領域に、該第8、第9及び第10の部分からな
    る情報を、トラッキング用の該パイロット信号と周波数
    多重して記録再生することを特徴とする磁気記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】該磁気テープの走行速度は、該第1の部分
    と該第2の部分に該PCMオーディオ信号と該ビデオ信号
    をPAL方式にて記録再生する場合の標準速度の1/2である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気記録
    再生装置。
  3. 【請求項3】該第5の部分に記録される該オーディオ信
    号のサンプリング周波数の2倍のサンプリング周波数の
    該オーディオ信号が2つの該領域に記録再生されること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の磁
    気記録再生装置。
  4. 【請求項4】該第5の部分に記録される該オーディオ信
    号のサンプリング周波数の4倍のサンプリング周波数の
    該オーディオ信号が4つの該領域に記録再生されること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の磁
    気記録再生装置。
  5. 【請求項5】1つの該領域には左又は右チャンネルのう
    ち一方のオーディオ信号のみが記録再生されることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに
    記載の磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】該パイロット信号は、該第1の部分と該第
    2の部分に該PCMオーディオ信号と該ビデオ信号をPAL方
    式にて記録再生する場合におけるパイロット信号と同一
    の周波数であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    乃至第5項のいずれかに記載の磁気記録再生装置。
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